王おう序じょ賓まろうど

王おう序じょ賓まろうど，字じ敬けい侯こう，號ごう相あい圃，山西さんせい榆次縣けん東ひがし聶村人じん，清朝せいちょう政治せいじ人物じんぶつ，同どう進士しんし出身しゅっしん。^[1]

生平おいだいら

王おう序じょ賓まろうど幼年ようねん聰さとし穎，十じゅう七なな歲入さいにゅう泮，道みち光こう二に十じゅう三さん年ねん（1843年ねん）癸みずのと卯う科か鄉きょう試ためし中ちゅう舉人，道みち光こう二に十じゅう七なな年ねん（1847年ねん）中ちゅう張ちょう之の萬まん榜三甲さんこう第だい三さん十じゅう九きゅう名めい進士しんし。以知ち縣けん即そく用もちい，簽分河南かなん。道みち光こう二に十じゅう九きゅう年ねん（1849年ねん）任にん己おのれ酉とり科か鄉きょう試こころみ同どう考こう官かん。不ふ久ひさ，代理だいり南陽なんよう府ふ內鄉知ち縣けん，後ご因いん丁ちょう內艱離任りにん。守まもり喪も期き滿まん後ご不ふ再さい為ため官かん，主おも講こう祁縣昭あきら餘あまり書院しょいん，優ゆう游ゆう林下りんか數すう十じゅう年ねん。卒そつ年ねん七なな十じゅう有餘ゆうよ，臨終りんじゅう前ぜん自己じこ撰せん寫うつし墓はか志こころざし銘めい，以免他人たにん書寫しょしゃ時じ對たい其贊譽ほまれ言げん過か其實。^[2]光ひかり緒いとぐち《榆次縣けん續ぞく志こころざし》有ゆう傳でん。^[1]

著作ちょさく

王おう序じょ賓まろうど工こう詩文しぶん，著ちょ有ゆう《相あい圃文集しゅう》、《論語ろんご俗說ぞくせつ》等とう書しょ。^[1]曾參撰せん同どう治ち《榆次县志》。^[2]

参考さんこう资料

^ ^1.0 ^1.1 ^1.2 光ひかり緒いとぐち《榆次縣けん續ぞく志こころざし》卷まき二に·人物じんぶつ傳でん·頁ぺーじ七なな～八はち：“王おう序じょ賓まろうど，字じ敬けい侯こう，號ごう相しょう圃，東ひがし聶村人じん。幼よう聰さとし穎篤實とくじつ。年とし十じゅう七なな，以考古こうこ優等ゆうとう入にゅう泮，登とう道どう光こう癸みずのと卯う賢けん書しょ，丁ちょう未成みせい進士しんし，以知縣けん即そく用よう，簽分河南かなん。己おのれ酉とり，調しらべ簾すだれ為ため同どう考こう官かん，薦こも一いち卷かん文ぶん甚古奧おく，已やめ發はつ刻こく矣。某ぼう同どう考こう得とく一いち卷かん與あずか前ぜん卷まき雷同らいどう，默だま封ふう示しめせ之の曰：若わか欲よく多た一いち門生もんせい者しゃ，則のり此卷批抹不ふ薦こも矣。公おおやけ念ねん多た一倖中即屈一真才，因いん呈てい明主めいしゅ考かんがえ，燬板撤換。榜發，解かい元もと殿しんがり元もと均ひとし出で本ほん房ぼう。旋署南陽なんよう府ふ內鄉縣けん事ごと，廉潔れんけつ自じ矢や，時時ときどき存そん除じょ莠安良之よしゆき心こころ。會かい縣けん考こう文武ぶんぶ童わらわ，有ゆう以賄進しん者しゃ，且曰：‘此舊例れい也’。公おおやけ笑わらい卻之曰：‘爾なんじ等とう以饋贈おく為ため例たとえ，我わが以拔真しん材ざい為ため例れい。使つかい新しん例れい自我じが而開，永えい絕ぜっ苞つと苴，不ふ更さら善ぜん乎？’丁ちょう內艱卸おろし事ごと。啟行ひろゆき時じ，士し庶送匾送繖留去さ，思おもえ者しゃ數すう里さと外がい不ふ絕ぜっ。毗連湖北こほく之の均ひとし州しゅう、光ひかり華はな二縣因禁止奸民攔阻運粟一案請贈匾額，以隔省しょう辭じ謝しゃ而止。服ふく闕後不ふ復ふく出で，主おも講こう祁縣昭あきら餘あまり書院しょいん，優ゆう游ゆう林下りんか者しゃ數すう十じゅう年ねん。公家くげ本中ほんなか貲，自じ奉たてまつ儉約けんやく，惟おもんみ周しゅう急きゅう濟ずみ之の為ため務つとむ。值歲洊饑，出で粟あわ數すう十じゅう石せき，賑にぎわい其鄉。年とし七なな十じゅう餘あまり卒そつ，臨終りんじゅう自撰じせん墓誌ぼし，惟おもんみ恐おそれ譽ほまれ過か其實。自じ言げん無む過か人ひと之の才ざい，惟おもんみ勉つとむ平ひら恕じょ存そん心しん，凡事思おもえ留とめ餘地よち，不ふ敢自以為是ぜ。詩文しぶん胚胎はいたい大家たいか，無む時下じか叫さけべ囂習氣き。著ちょ有ゆう《相あい圃文集しゅう》、《論語ろんご俗說ぞくせつ》等とう書しょ。”
^ ^2.0 ^2.1 同どう治ち《榆次縣けん志こころざし》卷まき五ご·選せん舉·頁ぺーじ八はち：“（道みち光こう丁未ていみ科か張はり之の萬まん榜）王おう序じょ賓まろうど，號ごう相しょう圃，東ひがし聶村人じん，署しょ河南かなん內鄉縣けん知ち縣けん，己おのれ酉とり科か同どう考試こうし官かん。”

（中國ちゅうごく國家こっか圖書館としょかん藏くら）俞世铨、陶とう良りょう骏、王おう平たいら格かく、王おう序じょ宾.《榆次縣けん誌し》. 清きよし同どう治ち二に年ねん（1863）刻こく本ほん.
（中國ちゅうごく國家こっか圖書館としょかん藏くら）吴师祁、张承熊ぐま、黄き汝なんじ梅うめ、王おう傚.《榆次縣けん續ぞく志こころざし》. 清光せいこう緒いとぐち十じゅう一いち年ねん（1885）. 會かい元もと齋とき刻こく本ほん.

[傳-1] 1.0 ^1.1 ^1.2 光ひかり緒いとぐち《榆次縣けん續ぞく志こころざし》卷まき二に·人物じんぶつ傳でん·頁ぺーじ七なな～八はち：“王おう序じょ賓まろうど，字じ敬けい侯こう，號ごう相しょう圃，東ひがし聶村人じん。幼よう聰さとし穎篤實とくじつ。年とし十じゅう七なな，以考古こうこ優等ゆうとう入にゅう泮，登とう道どう光こう癸みずのと卯う賢けん書しょ，丁ちょう未成みせい進士しんし，以知縣けん即そく用よう，簽分河南かなん。己おのれ酉とり，調しらべ簾すだれ為ため同どう考こう官かん，薦こも一いち卷かん文ぶん甚古奧おく，已やめ發はつ刻こく矣。某ぼう同どう考こう得とく一いち卷かん與あずか前ぜん卷まき雷同らいどう，默だま封ふう示しめせ之の曰：若わか欲よく多た一いち門生もんせい者しゃ，則のり此卷批抹不ふ薦こも矣。公おおやけ念ねん多た一倖中即屈一真才，因いん呈てい明主めいしゅ考かんがえ，燬板撤換。榜發，解かい元もと殿しんがり元もと均ひとし出で本ほん房ぼう。旋署南陽なんよう府ふ內鄉縣けん事ごと，廉潔れんけつ自じ矢や，時時ときどき存そん除じょ莠安良之よしゆき心こころ。會かい縣けん考こう文武ぶんぶ童わらわ，有ゆう以賄進しん者しゃ，且曰：‘此舊例れい也’。公おおやけ笑わらい卻之曰：‘爾なんじ等とう以饋贈おく為ため例たとえ，我わが以拔真しん材ざい為ため例れい。使つかい新しん例れい自我じが而開，永えい絕ぜっ苞つと苴，不ふ更さら善ぜん乎？’丁ちょう內艱卸おろし事ごと。啟行ひろゆき時じ，士し庶送匾送繖留去さ，思おもえ者しゃ數すう里さと外がい不ふ絕ぜっ。毗連湖北こほく之の均ひとし州しゅう、光ひかり華はな二縣因禁止奸民攔阻運粟一案請贈匾額，以隔省しょう辭じ謝しゃ而止。服ふく闕後不ふ復ふく出で，主おも講こう祁縣昭あきら餘あまり書院しょいん，優ゆう游ゆう林下りんか者しゃ數すう十じゅう年ねん。公家くげ本中ほんなか貲，自じ奉たてまつ儉約けんやく，惟おもんみ周しゅう急きゅう濟ずみ之の為ため務つとむ。值歲洊饑，出で粟あわ數すう十じゅう石せき，賑にぎわい其鄉。年とし七なな十じゅう餘あまり卒そつ，臨終りんじゅう自撰じせん墓誌ぼし，惟おもんみ恐おそれ譽ほまれ過か其實。自じ言げん無む過か人ひと之の才ざい，惟おもんみ勉つとむ平ひら恕じょ存そん心しん，凡事思おもえ留とめ餘地よち，不ふ敢自以為是ぜ。詩文しぶん胚胎はいたい大家たいか，無む時下じか叫さけべ囂習氣き。著ちょ有ゆう《相あい圃文集しゅう》、《論語ろんご俗說ぞくせつ》等とう書しょ。”

[同治-2] 2.0 ^2.1 同どう治ち《榆次縣けん志こころざし》卷まき五ご·選せん舉·頁ぺーじ八はち：“（道みち光こう丁未ていみ科か張はり之の萬まん榜）王おう序じょ賓まろうど，號ごう相しょう圃，東ひがし聶村人じん，署しょ河南かなん內鄉縣けん知ち縣けん，己おのれ酉とり科か同どう考試こうし官かん。”

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