番ばん木瓜ぼけ

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番ばん木瓜ぼけ
《科か勒藥用よう植物しょくぶつ》（1897）， Carica papaya
保ほ护状况
数かず据すえ缺乏けつぼう （IUCN 3.1）
科学かがく分ぶん类
界さかい：	植物しょくぶつ界かい Plantae
演えんじ化か支ささえ：	维管植物しょくぶつ Tracheophyta
演えんじ化か支ささえ：	被子植物ひししょくぶつ Angiosperms
演えんじ化か支ささえ：	真ま双子ふたご叶かのう植物しょくぶつ Eudicots
演えんじ化か支ささえ：	蔷薇类植物しょくぶつ Rosids
目め：	十字じゅうじ花はな目め Brassicales
科か：	番ばん木瓜ぼけ科か Caricaceae
属ぞく：	番ばん木瓜ぼけ属ぞく Carica
种：	番ばん木瓜ぼけ C. papaya
二に名めい法ほう
Carica papaya L., 1753
平均へいきん地區ちく產さん量りょう（kg/英えい畝うね）

生なま番ばん木瓜ぼけ

每まい100 g（3.5 oz）食物しょくもつ營養えいよう值
熱量ねつりょう	179 kJ（43 kcal）
糖とう类	10.82 g
糖とう	7.82 g
膳ぜん食しょく纖維せんい	1.7 g
脂肪しぼう	0.26 g
飽和ほうわ脂肪しぼう	0.081 g
單元たんげん不ふ飽和ほうわ脂肪しぼう	0.072 g
多元たげん不ふ飽和ほうわ脂肪しぼう	0.058 g
蛋白たんぱく质	0.47 g
色いろ氨酸	0.008 g
蘇そ氨酸	0.011 g
異い亮あきら氨酸	0.008 g
亮あきら氨酸	0.016 g
賴よりゆき氨酸	0.025 g
蛋氨酸さん	0.002 g
苯丙氨酸	0.009 g
酪氨酸さん	0.005 g
缬氨酸さん	0.01 g
精せい氨酸	0.01 g
組くみ氨酸	0.005 g
丙へい氨酸	0.014 g
天てん冬ふゆ氨酸	0.049 g
谷たに氨酸	0.033 g
甘あま氨酸	0.018 g
脯氨酸さん	0.01 g
絲いと氨酸	0.015 g
维生素もと
維生素もとA equiv. βべーた-胡えびす萝卜素もと 葉は黃き素もと與あずか玉たま米まい黃き素もと	(6%) 47 μみゅーg (3%) 274 μみゅーg 89 μみゅーg
硫胺（維生素もとB1）	(2%) 0.023 mg
核かく黃き素もと（維生素もとB2）	(2%) 0.027 mg
菸鹼酸さん（維生素もとB3）	(2%) 0.357 mg
泛酸（維生素もとB5）	(4%) 0.191 mg
吡哆醇あつし（維生素もとB6）	(3%) 0.038 mg
葉酸ようさん（維生素もとB9）	(9%) 37 μみゅーg
維生素もとB12	(0%) 0 μみゅーg
胆きも碱	(1%) 6.1 mg
维生素もとC	(73%) 60.9 mg
维生素もとD	(0%) 0 IU
维生素もとE	(2%) 0.3 mg
维生素もとK	(2%) 2.6 μみゅーg
膳ぜん食しょく礦物質ぶっしつ
鈣	(2%) 20 mg
鐵てつ	(2%) 0.25 mg
鎂	(6%) 21 mg
錳	(2%) 0.04 mg
磷	(1%) 10 mg
鉀	(4%) 182 mg
鈉	(1%) 8 mg
鋅	(1%) 0.08 mg
其他成分せいぶん
水みず	88.06 g
番ばん茄なす红素	1828 μみゅーg
單位たんい μみゅーg = 微ほろ克かつ · mg = 毫克 IU = 藥學やくがく国こく际單位い
參照さんしょう美國びくに標準ひょうじゅん的てき相對そうたい百分比ひゃくぶんひ 成人せいじん每日まいにち的てき参考さんこう膳ぜん食しょく摄入量りょう（DRI） 來らい源みなもと：（英文えいぶん）美國びくに農業のうぎょう部ぶ營養えいよう数すう据すえ库

  关于相似そうじ植物しょくぶつ，请见「木瓜ぼけ (薔薇ばら科か)」、「木瓜ぼけ海棠かいどう」和かず「貼は梗海棠かいどう」。

番ばん木瓜ぼけ（學名がくめい：Carica papaya）通稱つうしょう木瓜ぼけ，也叫“萬壽まんす果はて”，熱帶ねったい和わ亞熱帶あねったい小しょう喬木きょうぼく，葉は大だい掌てのひら狀じょう，大だい多た為ため雌雄しゆう異い株かぶ，花はな黃色おうしょく，果はて实长圆形，果肉かにく厚あつ味あじ甜。木瓜ぼけ的てき乳汁にゅうじゅう含木瓜ぼけ蛋白たんぱく酶，是ぜ製作せいさく鬆す肉粉にくふん的てき主要しゅよう成分せいぶん。

中國ちゅうごく古代こだい即そく有ゆう“木瓜ぼけ”，《詩經しきょう·衛まもる風ふう·木瓜ぼけ》所しょ稱しょう之の“木瓜ぼけ”是これ貼は梗海棠かいどう的てき果實かじつ，而番木瓜ぼけ約やく在ざい17世紀せいき引進中國ちゅうごく大陸たいりく，約やく在ざい清朝せいちょう末まつ年ねん再さい引入台灣たいわん。

型かた態たい

木瓜ぼけ一般いっぱん高だか2－3米まい的てき大型おおがた灌木，因いん為ため其不堅實けんじつ所以ゆえん亦また有人ゆうじん認みとめ為ため是ぜ草本そうほん植物しょくぶつ。其樹幹じゅかん直立ちょくりつ，底そこ層そう分ぶん枝えだ較少，主要しゅよう在ざい頂いただき部ぶ生長せいちょう。樹き葉は大だい，葉柄ようへい也長；花はな乳白色にゅうはくしょく，有ゆう雌花めばな、雄花おばな和わ兩性りょうせい花はな。雄花おばな的てき花はな型がた小しょう，花瓣はなびら基部きぶ筒とう狀じょう；兩性りょうせい花はな按雌蕊しべ、雄蕊おしべ發育はついく的てき情況じょうきょう又また分ぶん爲ため雌めす型がた兩性りょうせい花はな、雄ゆう型がた兩性りょうせい花和はなわ長圓ちょうえん形がた兩性りょうせい花はな等とう3種しゅ，以長圓形えんけい兩りょう型かた花はな發育はついく的てき果實かじつ最さい好このみ。因よし花はな性せい的てき不同ふどう，植うえ株かぶ可分かぶん單たん性せい株かぶ和わ兩性りょうせい株かぶ，雌めす株かぶ只ただ開ひらけ雌花めばな，花はな性せい穩定，如有兩性りょうせい株かぶ的てき花粉かふん授粉，結果けっか力強ちからづよ，亦また有ゆう天然てんねん單たん性せい結實けつじつ現象げんしょう。兩性りょうせい株かぶ開ひらけ各かく種類しゅるい型がた的てき花はな，往往おうおう受外界かい條件じょうけん影響えいきょう，花はな性せい不穩ふおん定じょう，結ゆい出で不同ふどう的てき果實かじつ，稱たたえ異い型かた果はて現象げんしょう。

果實かじつ長圓ちょうえん形がた、卵たまご形がた或ある洋梨ようなし形がた，單たん果はて重じゅう1－2.5千せん克かつ，成熟せいじゅく時じ果皮かひ由よし綠みどり變へん黃き，肉にく厚あつ、肉質にくしつ軟滑，為ため橙だいだい黃色きいろ或ある紅色こうしょく。種子しゅし未み成熟せいじゅく時じ白色はくしょく，成熟せいじゅく時じ黑色こくしょく，外そと種皮しゅひ有ゆう皺じわ紋もん，種皮しゅひ外がい有ゆう一層透明膠質的假種皮包圍。

分布ぶんぷ

木瓜原ぼけはら產さん熱帶ねったい的てき美び洲しゅう，在ざい墨ぼく西にし哥已やめ種しゅ植うえ了りょう幾いく個こ世紀せいき。現時げんじ木瓜ぼけ普遍ふへん在ざい熱帶ねったい地區ちく都と有ゆう種しゅ植うえ，例れい如印度いんど、菲律賓まろうど、台灣たいわん、巴ともえ西にし和南わなみ中國ちゅうごく等とう地ち。而亞洲しゅう又また以廣東かんとん一帶いったい和わ台灣たいわん栽培さいばい最多さいた。

種類しゅるい

波なみ蘭らん籍せき天主教てんしゅきょう耶穌會かい來らい華はな傳でん教きょう士し卜うらない彌わたる格かく十じゅう七なな世紀せいき著作ちょさく《Flora Sinensis》（譯わけ：中國ちゅうごく植物しょくぶつ志こころざし）畫筆がひつ下か的てき「反はん(番ばん)椰樹」。

番ばん木瓜ぼけ有ゆう40多た個こ品種ひんしゅ。較重要じゅうよう的てき有ゆう：

• 莖くき花はな番ばん木瓜ぼけ（Carica cauliflora Jacq.=Vasconcellea cauliflora）
• 秘ひ魯番木瓜ぼけ（Carica monoica Desf.=Vasconcellea monoica）
• 山番やまばん木瓜ぼけ（Carica candamarcensis Hook.f.=Vasconcellea pubescens）
• 槲かしわ叶かのう番ばん木瓜ぼけ（Carica quercifolia Benth.et Hood.=Vasconcellea quercifolia）
• 五ご棱番木瓜ぼけ（Carica pentagona Heilb.=Vasconcellea × heilbornii）
• 台たい農のう五ご號ごう番ばん木瓜ぼけ（Tai-Non No.V）是ぜ中華民國ちゅうかみんこく的てき農業のうぎょう試驗しけん所以ゆえん雜交ざっこう的てき方式ほうしき育成いくせい，對たい蚜蟲傳播でんぱ的てき｢木瓜ぼけ輪わ點てん病びょうPRSV｣具ぐ抗こう性せい。長ちょう果はて型がた，紅べに肉にく種しゅ。

營養えいよう

果實かじつ含有がんゆう豐富ほうふ木瓜ぼけ酶，維生素もとC、B及鈣、磷及礦物質ぶっしつ，營養えいよう豐富ほうふ，果實かじつ含大量りょう豐富ほうふ的てき胡えびす蘿卜素もと、蛋白質たんぱくしつ、鈣鹽、蛋白たんぱく酶、檸檬レモン酶等。

用途ようと

成熟せいじゅく果實かじつ可か以作為さくい水すい果はて食用しょくよう或ある做成果せいか乾ひ、蜜みつ餞はなむけ等とう，在ざい原產地げんさんち墨すみ西にし哥常做為水すい果はて沙すな拉ひしげ在ざい早はや餐食用よう。在ざい台灣たいわん以其果汁かじゅう做成木瓜ぼけ牛うし奶。在ざい泰たい國こく和わ寮りょう國こく，以未熟じゅく果はて做成青木あおき瓜ふり沙すな拉ひしげ。果實かじつ中ちゅう含有がんゆう木瓜ぼけ蛋白たんぱく酶，可か做成鬆す肉粉にくふん用よう來らい軟化なんか肉類にくるい，亦また有ゆう做成保健ほけん食品しょくひん。木瓜ぼけ種子しゅし有ゆう辛辣しんらつ味あじ，可か作為さくい胡椒こしょう之の代だい用品ようひん。

木瓜ぼけ葉は在ざい印しるし尼あま料理りょうり中ちゅう作為さくい一いち種しゅ蔬菜そさい食用しょくよう。

中ちゅう醫い認みとめ為ため，木瓜ぼけ果はて消けし食しょく，驅蟲くちゅう，消けし腫しゅ解毒げどく，通つう乳ちち，降壓こうあつ。治ち消化しょうか不良ふりょう，蟯蟲ぎょうちゅう病びょう，癰よう癤腫毒どく，跌打損傷そんしょう，濕疹しっしん，蜈蚣むかで咬傷こうしょう，潰瘍かいよう病びょう，產婦さんぷ乳ちち少しょう，痢疾，高血壓こうけつあつ症しょう，二に便びん不ふ暢とおる；根ね、葉は、花はな治ち骨折こっせつ，搗敷潰瘍かいよう。

主要しゅよう病害びょうがい

• 木瓜ぼけ輪わ點てん病びょう

此病使し瓜ふり肉にく成なり輪わ點てん狀じょう斑むら，有ゆう異い味あじ，由ゆかり蚜蟲傳つて佈。台灣たいわん由よし農のう試ためし所しょ雜交ざっこう成功せいこう的てき｢台たい農のう五ご號ごう｣是ぜ專せん針はり對たい此病。

• 真ま菌きん寄生きせい

圖ず集しゅう

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  結ゆい滿まん果實かじつ的てき木瓜ぼけ樹じゅ
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  切開せっかい的てき加州かしゅう木瓜ぼけ
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  番ばん木瓜ぼけ叶かのう
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  雌花めばな
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  番ばん木瓜ぼけ
• 
  厦门的てき木瓜ぼけ树
• 
  夏なつ威たけし夷えびす番ばん木瓜ぼけ和わ百合花ゆりか
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  印度いんど番ばん木瓜ぼけ树
• 
  雌花めばな近きん照あきら

参考さんこう文獻ぶんけん

• 昆こん明あきら植物しょくぶつ研究所けんきゅうじょ. 番ばん木瓜ぼけ. 《中国ちゅうごく高等こうとう植物しょくぶつ数すう据すえ库全库》. 中国科学院ちゅうごくかがくいん微生物びせいぶつ研究所けんきゅうじょ. [2009-02-24]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2016-03-05）. 

外部がいぶ連結れんけつ

• （繁しげる體たい中ちゅう文ぶん）木瓜ぼけ品種ひんしゅ介かい紹 （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆） 台灣たいわん行政ぎょうせい院いん農業のうぎょう委員いいん會かい
• （繁しげる體たい中ちゅう文ぶん）番ばん木瓜ぼけ, Fanmugua （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆） 藥用やくよう植物しょくぶつ圖像ずぞう數すう據よりどころ庫こ（香港ほんこん浸ひた會かい大學だいがく中ちゅう醫藥いやく學院がくいん）