真田さなだ信繁のぶしげ

真田さなだ信繁のぶしげ
上田うえだ市立しりつ博物館はくぶつかん所藏しょぞう
時代じだい	戰國せんごく時代じだい - 江戸えど時代じだい初期しょき
出生しゅっしょう日び期き	永えい祿ろく10年ねん（1567年ねん9月がつ9日にち）或ある 元もと龜かめ元年がんねん（1570年ねん9月がつ9日にち）
出生しゅっしょう地點ちてん	甲斐かい國こく躑躅つつじ崎さき館かん（今いま日本にっぽん山梨やまなし縣けん甲府こうふ市し）
逝世日び期き	慶長けいちょう20年ねん5月がつ7日にち（1615年ねん6月がつ3日にち）
逝世地點ちてん	攝津せっつ國こく安居あんきょ神社じんじゃ（今いま日本にっぽん大阪おおさか府ふ大阪おおさか市し天王寺てんのうじ區く）
改名かいめい	弁べん丸まる（幼名ようみょう）→信繁のぶしげ→好こう白しろ（法名ほうみょう）
别名	幸村ゆきむら 豐臣とよとみ信繁のぶしげ 通稱つうしょう：源みなもと二郎じろう/源次郎げんじろう、左衛門さえもん佐さ 道みち號ごう：好こう白はく齋ひとし、偽名ぎめい：伝つて心月しんげつ叟
戒名かいみょう	大光おおみつ院いん殿どの月山がっさん傳つたえ心こころ大だい居士こじ
墓所はかしょ	長野ながの縣けん長野ながの市し長國寺ちょうこくじ 京都きょうと府ふ京都きょうと市し龍安寺りゅうあんじ塔頭たっちゅう大だい珠たま院いん 京都きょうと府ふ京都きょうと市し妙心寺みょうしんじ塔頭たっちゅう養やしなえ德とく院いん 宮城みやぎ縣けん白石しらいし市し田村たむら家か墓所はかしょ 福井ふくい縣けん福井ふくい市し孝こう顯あらわ寺てら 秋田あきた縣けん由利ゆり本莊ほんじょう市し妙慶みょうけい寺てら
朝廷ちょうてい官位かんい	從したがえ五ご位い下か、左衛門さえもん佐さ
主君しゅくん	武田たけだ勝賴かつより→上杉うえすぎ景勝かげかつ→豐臣とよとみ秀吉ひでよし→秀賴ひでより
氏族しぞく	武藤むとう氏し→真田さなだ氏し、豐臣とよとみ贈おく姓せい
父ちち	真田さなだ昌幸まさゆき
母はは	山手やまて殿どの（寒かん松まつ院いん）
兄弟きょうだい	村松むらまつ殿どの、信之のぶゆき、信繁のぶしげ、信勝のぶかつ、昌あきら親おや ほか
正室せいしつ	竹林ちくりん院いん（大谷おおや吉よし繼つぎ之の女おんな）
側室そくしつ	隆りゅう清きよし院いん（豐臣とよとみ秀次しゅうじ之の女おんな） 堀田ほった興きょう重之しげゆき女おんな與あずか妹いもうと妹いもうと 高梨たかなし内記ないき之の女おんな
子こ	幸さいわい昌あきら、守まもり信しん、幸信ゆきのぶ、之これ親おや(民間みんかん傳說でんせつ)
女おんな	阿おもね菊きく、於市、阿おもね梅うめ、栗子くりご、阿おもね菖蒲しょうぶ、山岡やまおか、御田みた

日にち語ご寫うつし法ほう
日にち語ご原文げんぶん	真田さなだ信繁のぶしげ（新しん字体じたい）／眞田さなだ信繁のぶしげ（舊きゅう字体じたい）
假名かめい	さなだ のぶしげ
平文へいぶん式しき罗马字じ	Sanada Nobushige

日にち語ご寫うつし法ほう
日にち語ご原文げんぶん	真田さなだ幸村ゆきむら
假名かめい	さなだ ゆきむら
平文へいぶん式しき罗马字じ	Sanada Yukimura

真田さなだ信繁のぶしげ（1567年ねん9月がつ9日にち—1615年ねん6月がつ3日にち）是これ日本にっぽん戰國せんごく時代じだい末期まっき的てき武將ぶしょう，現在げんざい以「真田さなだ幸村ゆきむら」之の名めい而廣為ため人知じんち。但ただし史料しりょう中ちゅう，真田さなだ信繁のぶしげ本ほん人並ひとなみ沒ぼつ有ゆう使用しよう過か“幸村ゆきむら”這個名字みょうじ。因よし其不畏かしこ懼死亡しぼう，雖然最後さいご全ぜん軍ぐん覆くつがえ歿，但ただし以寡擊げき眾而造成ぞうせい敵てき軍ぐん重じゅう創そう的てき事蹟じせき，使つかい其與源義經みなもとのよしつね、楠木くすのき正成まさしげ並列へいれつ為ため日本にっぽん史し上じょう「三さん大だい悲劇ひげき英雄えいゆう」，被ひ視み為ため武士ぶし道どう的てき典範てんぱん之の一いち。

真田さなだ信繁のぶしげ在ざい日本にっぽん戰國せんごく時期じき的てき最後さいご一いち役やく大坂おおさか之これ陣じん中ちゅう受到豐臣とよとみ家か邀請，加入かにゅう即そく將はた被ひ德川とくがわ家康いえやす滅亡めつぼう的てき豐臣とよとみ氏し陣營じんえい，並なみ與あずか另一武將ぶしょう毛利もうり勝永かつなが正面しょうめん攻おさむ破やぶ數すう萬まん德川とくがわ大軍たいぐん和かず擊げき潰つぶせ德川とくがわ家康いえやす本陣ほんじん，這些英えい勇いさみ行為こうい被ひ江戶えど幕府ばくふ和かず諸國しょこく大名だいみょう記錄きろく下か來らい，後來こうらい以這些記錄ろく史料しりょう為ため腳本的てき小說しょうせつ將はた真田さなだ信繁のぶしげ以及虛構きょこう人物じんぶつ真田さなだ十じゅう勇士ゆうし描繪成なり與あずか德川とくがわ家康いえやす大軍たいぐん對抗たいこう的てき武將ぶしょう「真田さなだ幸村ゆきむら」而聞名めい於現世げんせい。初代しょだい薩摩さつま藩はん主あるじ島津しまつ忠ただし恒つね稱たたえ譽ほまれ他た為ため「日本にっぽん第だい一いち勇士ゆうし」（日本一にっぽんいちの兵へい，《舊記きゅうき雜錄ざつろく》），江戶えど時代じだい的てき史學しがく家か更さら稱しょう其為「戰國せんごく時代じだい最後さいご的てき武士ぶし」。而在現代げんだい，作爲さくい日本にっぽん戰國せんごく時代じだい的てき代表だいひょう性せい人物じんぶつ之の一いち，真田さなだ信繁のぶしげ的てき形象けいしょう更さら經常けいじょう出現しゅつげん在ざい各種かくしゅ以戰國こく時代じだい為ため背景はいけい的てき娛樂ごらく產品さんぴん（如電じょでん視し劇げき和かず游ゆう戲おどけ）上じょう。

「真田さなだ幸村ゆきむら」的てき由來ゆらい

「幸村ゆきむら」之これ名めい最早もはや見み於大おだい坂ざか之の陣じん57年ねん後ご寬文ひろふみ12年ねん（1672年ねん）出版しゅっぱん的てき軍記ぐんき物ぶつ《難波なんば戰記せんき》。因よし為ため這本書しょ的てき流行りゅうこう和わ高だか人氣にんき使し得とく幸さいわい村むら之の名めい在ざい後代こうだい的てき史書ししょ中ちゅう反はん而取代だい了りょう正式せいしき的てき名字みょうじ，連れん德川とくがわ幕府ばくふ編纂へんさん的てき《寬政かんせい重じゅう修おさむ諸家しょか譜ふ》以及真田さなだ信繁のぶしげ長兄ちょうけい真田さなだ信之のぶゆき後代こうだい的てき子孫しそん松代まつだい藩はん也在正史せいし中ちゅう使用しよう「幸村ゆきむら」之これ名めい。而左衛門さえもん佐さ成なり為ため了りょう稱呼しょうこ信繁のぶしげ的てき專有せんゆう官職かんしょく，其延襲かさね自じ武田たけだ家いえ統すべ一赤色旗幟和軍裝的部隊－赤あか備也成了りょう勁旅的てき代名詞だいめいし（雖現今こん真田さなだ博物館はくぶつかん所しょ留とめ下か的てき鎧よろい甲かぶと顯示けんじ並なみ非ひ全部ぜんぶ赤色あかいろ，但ただし其旗幟のぼり是ぜ全ぜん紅べに鑲上金きん黃色おうしょく細線さいせん的てき「總そう赤地あかじ金線きんせん」）。江戶えど時代じだい時とき，信幸のぶゆき（信之のぶゆき）的てき後代こうだい成なり為ため了りょう藩主はんしゅ或ある旗本はたもと，真田さなだ氏し在ざい政治せいじ舞台ぶたい上じょう仍然活躍かつやく，之これ後ご也出現しゅつげん了りょう不ふ少しょう以別名めい「幸村ゆきむら」為ため藍本らんぽん的てき說せつ書しょ和わ戲曲ぎきょく，如真田さなだ勇士ゆうし。因よし此，反はん而以真田さなだ幸村ゆきむら而不是ぜ本名ほんみょう眞田さなだ信繁のぶしげ廣こう植うえ在ざい人ひと們心目め中ちゅう。

信繁のぶしげ出生しゅっしょう於武田たけだ信玄しんげん在世ざいせい時じ的てき甲斐かい，父親ちちおや真田さなだ昌幸まさゆき是ぜ武田たけだ家か的てき人質ひとじち，昌幸まさゆき原本げんぽん要よう繼承けいしょう甲斐がい的てき望もち族ぞく武藤むとう氏し而被稱しょう作さく武藤むとう喜兵衛きへえ，也因此信繁しげる幼年ようねん名めい為ため「武藤むとう弁べん丸まる」，後來こうらい真田さなだ昌幸まさゆき因いん兩りょう位い兄けい長ちょう真田さなだ信綱のぶつな和わ真田さなだ昌輝まさてる在ざい1575年ねん長篠ながしの之これ戰せん戰死せんし後ご回歸かいき繼承けいしょう真田さなだ本家ほんけ，弁わきまえ丸まる也在成年せいねん元服げんぷく後ご改名かいめい為ため「真田さなだ信繁のぶしげ」——取と自じ武田たけだ信玄しんげん之の弟おとうと武田たけだ信繁のぶしげ。

「信しん」是ぜ武田たけだ及其庶流甲斐がい武藤むとう家か通どおり字じ，「幸こう」則のり是ぜ真田さなだ及其本家ほんけ海野うみの氏し的てき通どおり字じ；「村むら」的てき由來ゆらい一說是源自信繁的姐姐村松むらまつ，另外則そく是ぜ信繁のぶしげ的てき後代こうだい子孫しそん仕つかまつ奉たてまつ的てき伊達だて家か當主とうしゅ伊達だて綱村つなむら。也有やゆう說せつ是ぜ來き自じ詛のろい咒德川かわ家か的てき妖刀ようとう村むら正ただし。

信繁のぶしげ另有法名ほうみょう「好こう白しろ」，別名べつめい「源次郎げんじろう」，還かえ有ゆう後來こうらい豐臣とよとみ秀吉ひでよし賜たまもの姓せい而被稱しょう「豐臣とよとみ信繁のぶしげ」，其餘皆みな非ひ出自しゅつじ史料しりょう，如信賀が、信しん仍、昌あきら尚なお、幸重ゆきしげ、信しん氏し、信次しんじ、信しん就、信成のぶなり等とう別名べつめい，以及傳でん心月しんげつ叟或高野山こうのやま蓮華れんげ定じょう院いん給きゅう他た的てき諡號しごう「大光たいこう院いん殿どの月山がっさん傳つたえ心こころ大だい居士こじ」。

生平おいだいら

少年しょうねん人質ひとじち

真田さなだ信繁のぶしげ出生しゅっしょう於1567年ねん（永えい祿ろく10年ねん，于武田たけだ信玄しんげん的てき居城きょじょう甲斐かい國くに躑躅つつじ崎さき館かん城しろ，即今そっこん山梨やまなし縣けん甲府こうふ市し。一說いっせつ出生しゅっしょう於永祿ろく13年ねん，即そく公おおやけ元もと1570年ねん），少年しょうねん時期じき被ひ送おく往上杉うえすぎ景勝かげかつ處しょ成なり為ため人質ひとじち，受封北きた信濃しなの川中島かわなかじま五千石ごせんごく的てき領地りょうち；其後被ひ其父派は至いたり豐臣とよとみ秀吉ひでよし的てき大だい坂城さかき做人質ひとじち，成なり為ため其「馬うま迴眾」（近侍きんじ）。

豐臣とよとみ秀吉ひでよし的てき馬うま迴眾

天正てんしょう十じゅう八はち年ねん（1590年ねん）信繁のぶしげ參加さんか小田原おだわら征伐せいばつ，與あずか父親ちちおや真田さなだ昌幸まさゆき、兄あに真田さなだ信幸のぶゆき一いち同和どうわ前田まえだ利家としいえ、上杉うえすぎ景勝かげかつ為ため北國きたぐに軍ぐん之の一いち，越こし過か東山ひがしやま道どう進攻しんこう後こう北條ほうじょう氏し。北國きたぐに軍ぐん約やく三さん萬まん五ご千せん兵力へいりょく。首くび先さき進攻しんこう的てき是ぜ由よし北條ほうじょう家か「御ご由緒ゆいしょ眾」之の一いち的てき大道寺だいどうじ政せい繁しげる鎮守ちんじゅ的てき松井田まついだ城じょう，並なみ於途中ちゅう的てき碓うす冰峠展開てんかい決戰けっせん，信繁のぶしげ於此戰中せんちゅう手持てもち十文字長槍衝陣殺敵；最後さいご大道寺だいどうじ政せい繁しげる抵擋不ふ住じゅう北國きたぐに軍ぐん相しょう繼つぎ攻おさむ陷おちい支ささえ城じょう的てき氣勢きせい，於4月がつ20日はつか投降とうこう，並なみ帶たい北國きたぐに軍ぐん一路いちろ攻おさむ克かつ、攝と伏ふく上野うえの國くに一帶いったい的てき城しろ池ち，接せっ著ちょ進入しんにゅう武藏むさし國くに，隨ずい「五ご奉行ぶぎょう」之の一いち的てき石田いしだ三成みつなり進攻しんこう北條ほうじょう家臣かしん成田なりた氏し長ちょう位くらい於武藏むさし國こく的てき居城きょじょう：忍にん城じょう。由よし於忍城じょう是ぜ當時とうじ有名ゆうめい的てき堅けん城じょう，三成雖以水攻但是失敗，更さら遭到氏し長ちょう之の妻つま（當時とうじ氏し長ちょう在ざい小田原おだわら城じょう，因いん此由妻女さいじょ代だい守もり）的てき反擊はんげき，此時真田さなだ軍ぐん以援軍ぐん援助えんじょ三さん成なり軍ぐん，信繁のぶしげ率りつ兵へい猛烈もうれつ強攻きょうこう而攻破やぶ忍にん城じょう的てき一いち處しょ城門じょうもん，雖然隨したがえ即そく遭到甲斐かい姬ひめ（氏し長ちょう之の女おんな，後ご為ため秀吉ひでよし側室そくしつ）的てき出城でしろ反攻はんこう而撤退てったい，但ただし是ぜ信繁のぶしげ仍因為ため以上いじょう的てき軍功ぐんこう而備受陣中ちゅう諸しょ將しょう的てき矚目。

文ぶん祿ろく元年がんねん（1592年ねん）朝鮮ちょうせん之これ役やく時じ，信繁のぶしげ陪同豐臣とよとみ秀吉ひでよし坐すわ鎮北九州きゅうしゅう的てき大本營だいほんえい名護屋なごや城しろ，並なみ官かん拜はい從したがえ五ご位い下か左衛門さえもん佐さ，迎むかえ娶めと了りょう大谷おおや吉きち繼ままし的てき女兒じょじ竹林ちくりん院いん。

關原せきはら之これ戰せん

主しゅ条目じょうもく：第だい二に次じ上田うえだ合ごう战

在ざい慶長けいちょう五ご年ねん（1600年ねん）的てき關原せきはら之これ戰せん中なか，信しん繁和はんわ兄けい長ちょう真田さなだ信幸のぶゆき（關原せきはら戰後せんご改名かいめい真田さなだ信之のぶゆき）分ぶん道どう揚あげ鑣，跟隨父親ちちおや脱だつ離はなれ德川とくがわ方かた轉うたて投とう石田いしだ三成みつなり的てき西にし軍ぐん，並なみ協きょう助じょ其父於上田うえだ城しろ以2,500人にん的てき兵力へいりょく拖住了りょう德川とくがわ秀忠ひでただ（德川とくがわ家康いえやす之子ゆきこ）的てき38,000人にん大軍たいぐん，是ぜ爲ため第だい二に次じ上田うえだ合戰かっせん。當とう中なか信繁のぶしげ率りつ領りょう小しょう部隊ぶたい軍勢ぐんぜい以游擊げき戰術せんじゅつ擾亂じょうらん德川とくがわ軍ぐん，配合はいごう父親ちちおや昌幸まさゆき的てき戰術せんじゅつ成功せいこう拖延了りょう德川とくがわ秀忠ひでただ的てき進軍しんぐん行程こうてい，使つかい其數萬まん大軍たいぐん被ひ牽制けんせい在ざい信濃しなの而來不ふ及參加さんか關原せきはら之これ戰せん。

雖然在ざい上田うえだ城じょう之の戰たたかえ以寡擊げき眾成功せいこう，但ただし在ざい關原せきはら主戰しゅせん場じょう的てき西にし軍ぐん卻因為ため小早川こばやかわ秀秋ひであき的てき叛變而在一天いってん之の內戰敗せんぱい，由よし率りつ領りょう東ひがし軍ぐん的てき德川とくがわ家康いえやす取得しゅとく了りょう日本にっぽん全國ぜんこく的てき控ひかえ制せい權けん，並なみ於三さん年ねん後ご成立せいりつ幕府ばくふ。而參與さんよ西にし軍ぐん的てき諸侯しょこう大名おおな都と受到了りょう戰後せんご懲處：西にし軍ぐん領りょう導しるべ人じん石田いしだ三成みつなり，以及安國寺あんこくじ惠瓊えけい、小西こにし行長ゆきなが等とう先後せんご遭到捕獲ほかく並なみ斬首ざんしゅ；宇喜多うきた秀家ひでいえ領地りょうち被ひ家康いえやす沒收ぼっしゅう，逃亡とうぼう至いたり薩摩さつま國こく的てき島津しまつ領内りょうない，四よん年ねん後ご遭到逮捕たいほ，兩年りょうねん後ご又また被ひ流ながれ放ひ到いた八丈島はちじょうじま。而家康いえやす原本げんぽん有意ゆうい處しょ死し真田さなだ昌幸まさゆき及真田さなだ信繁のぶしげ，但ただし在ざい其兄真田さなだ信之のぶゆき與あずか親おや家か本多ほんだ忠勝ただかつ的まと求もとめ情じょう後ご，與あずか父親ちちおや真田さなだ昌幸まさゆき一同被流放到紀伊きい國こく（今いま和歌山わかやま縣けん）高野山こうのやま麓ふもと的てき九度山くどさん，希望きぼう被ひ赦免しゃめん但ただし又また苦く等とう不ふ到いた赦免しゃめん的てき父親ちちおや在ざい九度山くどさん流ながれ放ひ的てき歲月さいげつ中ちゅう失意しつい病びょう逝，信繁のぶしげ也因此非常ひじょう怨恨えんこん德川とくがわ家康いえやす。

大坂おおさか之これ戰せん

主しゅ条目じょうもく：大坂おおさか之これ役やく

大坂おおさか冬ふゆ之の陣じん

真田さなだ幸村ゆきむら出丸でまる城跡じょうせき（大坂おおさか府ふ大坂おおさか市し天王寺てんのうじ区く餌差えさし町まち心眼しんがん寺てら）

慶長けいちょう十じゅう九きゅう年ねん(1614年ねん)，因よし為ため豐臣とよとみ家か在ざい當時とうじ名義めいぎ上じょう是ぜ德川とくがわ家康いえやす的てき主君しゅくん，但ただし德川とくがわ家康いえやす為ため了りょう圖ず謀はかりごと江戶えど幕府ばくふ之これ後ご的てき安泰あんたい，便びん開始かいし著ちょ手しゅ考量こうりょう對たい豐臣とよとみ家か進行しんこう“政治せいじ處理しょり”的てき工作こうさく；而豐臣とよとみ家か在ざい關原せきはら之これ戰せん後こう領地りょうち被ひ德川とくがわ家康いえやす削減さくげん去さ分封ぶんぽう給きゅう有功ゆうこう將領しょうりょう，由よし222萬石大幅降到65萬まん石せき，已やめ經けい心しん存そん埋うめ怨，之これ後ご德川とくがわ家康いえやす又また為ため了りょう豐臣とよとみ家重いえしげ建けん京都きょうと方廣寺ほうこうじ的てき鐘かね銘文めいぶん，認みとめ為ため豐臣とよとみ家か是ぜ在ざい詛のろい咒他不ふ得とく好こう死し而要豐臣とよとみ家か提出ていしゅつ說明せつめい並なみ謝罪しゃざい，兩家りょうけ積怨せきえん已やめ久ひさ的てき火藥かやく終おわり於被引爆，德川とくがわ家康いえやす向こう豐臣とよとみ家か宣戰せんせん，大坂おおさか冬ふゆ之の陣じん由よし此展開てんかい。同年どうねん10月がつ，眞田さなだ信繁のぶしげ受到豐臣とよとみ家か的てき邀請，出で九度山進大坂城加入豐臣方對抗德川家康，和一かずいち樣さま是ぜ浪人ろうにん武將ぶしょう的てき後藤ごとう基次もとつぐ（後藤ごとう又兵衛またべえ）等とう主張しゅちょう狙擊そげき德川とくがわ大軍たいぐん於宇治うじ瀨田せた河口かこう之の地ち，但ただし這項提議ていぎ遭到豐臣とよとみ家臣かしん的てき否決ひけつ，遂とげ著ちょ手しゅ於大おだい坂城さかき外がい的てき平野へいや口こう構築こうちく東ひがし西向にしむき約やく180公おおやけ尺じゃく的てき半圓はんえん形がた防禦ぼうぎょ工事こうじ真ま田丸たまる，這個形がた同小どうしょう型がた要塞ようさい的てき真ま田丸たまる是ぜ為ため了りょう強化きょうか大だい坂城さかき城じょう牆南方かた的てき弱點じゃくてん。

慶長けいちょう19年ねん11月19日にち（1614年ねん12月19日にち）的てき大坂おおさか冬ふゆ之の陣じん中なか，信繁のぶしげ親おや率りつ五千兵力挑釁前田軍作為開始，再さい以鐵砲ほう攻勢こうせい大敗たいはい德とく川方かわかた數すう萬まん大軍たいぐん而聲名めい大盛おおもり。但ただし大坂おおさか冬ふゆ之の陣じん在ざい德川とくがわ家康いえやす的てき政治せいじ手腕しゅわん下か停戰ていせん，和解わかい條件じょうけん是ぜ要よう豐臣とよとみ方かた必須ひっす將はた大坂おおさか城しろ四週的護城河以及戰略溝渠填埋並拆除外牆；在ざい冬ふゆ之の陣中じんちゅう發揮はっき強大きょうだい、重要じゅうよう防禦ぼうぎょ功こう效こう的てき工事こうじ真ま田丸たまる也在被ひ要求ようきゅう拆除的てき行列ぎょうれつ裡うら，信繁のぶしげ等とう主戰しゅせん的てき豐臣とよとみ軍ぐん將領しょうりょう為ため此大嘆功虧一簣。

大坂おおさか夏なつ之の陣じん（陣じん亡ほろび）

主しゅ条目じょうもく：道明寺どうみょうじ之の战

1614年ねん12月23日にち，豐臣とよとみ方かた發現はつげん德川とくがわ軍ぐん除じょ開始かいし動どう手しゅ填はま平ひら大坂おおさか城じょう四周圍戰略溝渠以及冬之陣時用來防禦的建築和土城以外，還かえ對たい城しろ內的其他地方ちほう進行しんこう破壞はかい與あずか填はま平ひら工程こうてい，立たて即そく向こう德川とくがわ家康いえやす抗議こうぎ，德川とくがわ方かた回かい覆くつがえ：【填はま平ひら溝渠こうきょ就是指ゆび所有しょゆう的てき溝渠こうきょ】，這時豐臣とよとみ方かた才知さいち道中どうちゅう了りょう德川とくがわ家康いえやす的てき陰謀いんぼう，但ただし為ため時じ已やめ晚ばん。隔年かくねん在ざい德川とくがわ軍ぐん離はなれ開ひらき大坂おおさか城じょう後ご，豐臣とよとみ方かた因いん認みとめ為ため德川とくがわ家康いえやす近きん期き內應該會再度さいど開戰かいせん，所以ゆえん開始かいし著ちょ手しゅ挖掘一部分溝渠以因應緊急防備工作，並なみ且僱用よう大量たいりょう的てき浪人ろうにん眾與運送うんそう糧食りょうしょく進入しんにゅう大だい坂城さかき。德川とくがわ家康いえやす在ざい得知とくち消息しょうそく後向うしろむき豐臣とよとみ家か做出通牒つうちょう，除じょ了りょう指ゆび控ひかえ豐臣とよとみ方かた違反いはん當初とうしょ和解わかい條件じょうけん，還かえ要よう豐臣とよとみ方かた必須ひっす做出選擇せんたく：1.豐臣とよとみ秀賴ひでより離はなれ開ひらき大坂おおさか城じょう，出で任にん大和やまと或ある伊勢いせ諸侯しょこう。2.遣や散大さんだい坂城さかき內所有しょゆう的てき浪人ろうにん眾。豐臣とよとみ方かた立たて刻こく一口拒絕德川方開出的所有條件，隨ずい即そく引發後來こうらい的てき大坂おおさか夏なつ之の陣じん。信繁のぶしげ在ざい1615年ねん6月がつ2日にち（元和がんわ元年がんねん陰曆いんれき五ご月がつ六ろく日にち），先さき與あずか五ご人にん衆しゅ參與さんよ了りょう道明寺どうみょうじ之の戰たたかえ。在ざい此役中ちゅう，由ゆかり於薄田うすだ兼相かねすけ、明石あかし全ぜん登とう與あずか真田さなだ信繁のぶしげ等とう後續こうぞく救援きゅうえん部隊ぶたい都と沒ぼつ能のう及時趕到，以致先さき出で戰せん迎むかえ敵てき的てき友軍ゆうぐん後藤ごとう基次もとつぐ在ざい小松山こまつやま被ひ伊達だて政まさし宗むね率りつ領りょう的てき德川とくがわ軍ぐん圍かこえ剿殲滅せんめつ，後藤ごとう基次もとつぐ因いん此陣亡ほろび；隨ずい後ご第だい一個趕到現場的援軍薄田兼相，抵達時正ときまさ好こう直接ちょくせつ遭遇そうぐう德川とくがわ軍ぐん的てき水野みずの勝成かつなり，兩りょう軍ぐん交戰こうせん之の下しも因いん兵員へいいん疲つかれ憊且寡眾懸殊こと，而薄田うすだ兼相かねすけ在ざい悲憤ひふん後藤ごとう基次もとつぐ的てき陣じん亡ほろび之これ餘あまり，竟親自じ到いた陣じん前ぜん攻擊こうげき敵てき兵へい，又また導しるべ致了薄田うすだ兼相かねすけ的てき犧牲ぎせい。對たい於後藤ふじ軍ぐん被ひ殲滅せんめつ，信繁のぶしげ在ざい自責じせき未み能のう及時救援きゅうえん後藤ごとう基次もとつぐ的てき同時どうじ，也已經けい作さく好こう了りょう和かず薄田うすだ兼相かねすけ一樣いちよう的てき戰死せんし心こころ態たい。毛利もうり勝永かつなが勸すすむ慰信繁しげる道どう：「信繁のぶしげ君くん在ざい此時戰死せんし，百害ひゃくがい而無一利いちり。如果要よう壯烈そうれつ犧牲ぎせい的てき話ばなし，何なに不在ふざい右府うふ（豐臣とよとみ秀賴ひでより）的てき馬うま前ぜん華麗かれい死去しきょ？」。聽到了りょう此言的てき信繁のぶしげ，遂とげ與あずか毛利もうり一起かずき整理せいり軍勢ぐんぜい，收おさむ編へん了りょう後藤ごとう基次もとつぐ與あずか薄田うすだ兼相かねすけ的てき殘餘ざんよ部隊ぶたい後ご，往大坂城さかき撤退てったい。在ざい撤退てったい時じ，信繁のぶしげ在ざい譽田ほんだ之これ戰せん斷だん後ご，以三さん千せん兵力へいりょく擊げき敗はい伊達だて政まさし宗むね的てき先鋒せんぽう大將たいしょう片倉かたくら重しげる長ちょう率りつ領りょう的てき一いち萬まん二に千せん名めい鐵砲てっぽう騎兵隊きへいたい，當日とうじつ伊達だて政まさし宗そう後方こうほう的てき數すう萬まん大軍たいぐん，包括ほうかつ水野みずの勝成かつなり及帶領りょう二に萬まん越後えちご兵へい的てき松平まつだいら忠ただし輝てる皆みな為之ためゆき卻步，不ふ敢出面めん迎むかえ戰せん真田さなだ軍ぐん，信繁のぶしげ令れい兵士へいし大だい喊：「百ひゃく萬まん關東軍かんとうぐん，無む一いち男兒だんじ身み！」，悠然ゆうぜん於當日び回かい師し至大しだい坂城さかき。

主しゅ条目じょうもく：天王寺てんのうじ岡山おかやま之これ戰せん

天王寺てんのうじ岡山おかやま之の戰たたかえ佈陣圖ず。可か見み真田さなだ信繁のぶしげ佈陣于茶臼山ちゃうすやま脚あし，毛利もうり勝永かつなが等とう將領しょうりょう則そく佈陣于天王寺てんのうじ附近ふきん。

次つぎ日び進行しんこう決戰けっせん為ため1615年ねん6月がつ3日にち的てき天王寺てんのうじ之これ役やく。德川とくがわ軍ぐん以總兵力へいりょく十じゅう五萬團團包圍了大坂城，而豐臣しん方かた僅五萬まん兵士へいし，且實際ぎわ迎むかえ戰せん者しゃ僅天王寺てんのうじ方面ほうめん的てき真田さなだ信繁のぶしげ、毛利もうり勝永かつなが，和わ岡山おかやま口こう方面ほうめん的てき大野おおの治おさむ房ぼう（道みち犬けん）、北川きたがわ宣せん勝しょう、山川やまかわ賢けん信しん共きょう僅約一いち萬まん五ご千せん的てき兵力へいりょく，但ただし豐臣とよとみ秀賴ひでより的てき親衛しんえい主力しゅりょく卻通通どおり躲在城じょう內沒有ゆう出で戰せん，浪人ろうにん眾裡擁よう有ゆう最多さいた兵力へいりょく的てき前まえ土佐とさ國主こくしゅ長宗我部ちょうそかべ盛親もりちか，甚至更さら帶たい領りょう所部ところぶ兵馬へいば直接ちょくせつ退すさ至大しだい坂城さかき北方ほっぽう準備じゅんび逃命。

按照正史せいし和わ《德川とくがわ家康いえやす傳でん》的てき記載きさい，大だい坂城さかき的てき豐臣とよとみ方かた原はら先さき作戰さくせん計畫けいかく是ぜ這樣的てき：由ゆかり真田さなだ信繁のぶしげ與あずか毛利もうり勝永かつなが兩りょう軍ぐん在ざい天王寺てんのうじ纏まとい住じゅう德川とくがわ方かた十じゅう多た萬まん先頭せんとう部隊ぶたい，再さい由ゆかり明石あかし全ぜん登とう率りつ所部ところぶ兵馬へいば繞にょう至いたり家康いえやす後方こうほう偷襲本陣ほんじん。可か是ぜ當とう決戰けっせん開始かいし，毛利もうり軍ぐん的てき鐵砲てっぽう射擊しゃげき造成ぞうせい德川とくがわ軍ぐん不ふ敢向前ぜん推進すいしん，在ざい砲擊ほうげき結束けっそく之の後こう毛利もうり軍ぐん立たて刻こく向こう德川とくがわ軍ぐん發起ほっき進攻しんこう，首しゅ先攻せんこう破やぶ了りょう德川とくがわ軍ぐん的てき本多ほんだ隊たい，擊げき殺ころせ了りょう大將たいしょう本多ほんだ忠ただし朝あさ後ご，再さい擊げき潰つぶせ秋田あきた實季みき、淺野あさの長重ながしげ兩りょう軍ぐん，接せっ著しる又また再さい擊退げきたい真田さなだ信吉のぶよし的てき5,500兵力へいりょく。而此時じ佈陣於茶臼山ちゃうすやま的てき真田さなだ信繁のぶしげ因いん見み到いた德川とくがわ軍ぐん若わか再さい不ふ向こう前ぜん推進すいしん，明石あかし全ぜん登とう的てき軍隊ぐんたい便びん無法むほう從したがえ後方こうほう偷襲家康いえやす本陣ほんじん的てき情況じょうきょう下か，決定けってい先さき率りつ領りょう大谷おおや吉治よしはる、渡邊わたなべ糺ただし、伊木いぎ遠どお雄ゆう等とう3,500人にん從したがえ正面しょうめん攻擊こうげき位い於德川本かわもと陣じん前方ぜんぽう的てき松平まつだいら忠直ただなお15,000越前えちぜん軍ぐん引誘德川とくがわ軍ぐん向こう前ぜん進攻しんこう。不ふ久ひさ，毛利もうり軍ぐん的てき4,000兵力へいりょく已やめ連續れんぞく突破とっぱ德川とくがわ軍ぐん的てき先鋒せんぽう，並なみ進入しんにゅう第だい二陣擊敗了諏訪忠恆、榊原さかきばら康やすし勝かち、仙石せんごく忠政ただまさ、保科ほしな正ただし光こう、小笠原おがさわら秀政ひでまさ、小笠原おがさわら忠ただし脩おさむ等とう人ひと帶たい領りょう、總計そうけい約やく5,400的てき兵力へいりょく，接せっ著しる又また再さい進入しんにゅう德川とくがわ軍ぐん第だい三さん陣じん，擊退げきたい了りょう酒井さかい家次いえつぐ、相馬そうま利とし胤たね、松平まつだいら忠良ただよし的てき總計そうけい約やく5,300兵へい。而在真田さなだ軍ぐん方面ほうめん，此時恰好かっこう德川とくがわ方かた的てき淺野あさの長晟ながあきら軍ぐん在ざい越前えちぜん軍ぐん旁つくり的てき行動こうどう被ひ誤認ごにん為ため是ぜ要よう叛變至いたり豐臣とよとみ方かた，造成ぞうせい德川とくがわ軍ぐん士氣しき迅速じんそく敗はい壞，所以ゆえん使し得とく真田さなだ軍ぐん很快的てき就突破とっぱ了りょう松平まつだいら忠直ただなお的てき15,000越前えちぜん軍ぐん，並なみ直接ちょくせつ攻おさむ打だ家康いえやす本陣ほんじん，擊げき潰つぶせ了りょう德川とくがわ親衛隊しんえいたい15,000主力しゅりょく軍ぐん。家康いえやす本陣ほんじん的てき士し兵へい見み到いた信繁のぶしげ，皆みな紛紛ふんぷん四よん處しょ逃散，而家康いえやす身邊しんぺん只ただ剩あま家臣かしん小栗おぐり正ただし忠ちゅう一いち人にん跟著他た逃命。

位くらい于安居あんきょ神社じんじゃ的てき真田さなだ幸村ゆきむら戰死せんし地ち之の碑いしぶみ

面めん對たい真田さなだ和かず毛利もうり軍ぐん的てき凌しのげ厲攻擊げき，德川とくがわ家康いえやす一度以為自己難逃信繁的追殺而極想自盡，但ただし最後さいご家康いえやす本人ほんにん逃跑成功せいこう，信繁のぶしげ僅見到いた德川とくがわ本陣ほんじん留とめ下か因いん兵士へいし慌亂而沒帶たい走はし的てき家康いえやす馬印うまじるし。隨ずい著ちょ戰せん事ごと持續じぞく漫延，在ざい岡山おかやま口こう的てき藤堂とうどう高虎たかとら、井伊いい直孝なおたか等とう兩部りょうぶ德川とくがわ軍ぐん分別ふんべつ從したがえ左翼さよく攻擊こうげき已やめ經けい連續れんぞく攻おさむ破やぶ德川とくがわ3個こ陣じん的てき毛利もうり軍ぐん，毛利もうり勝永かつなが在ざい撤退てったい中ちゅう引爆早はや先さき埋うめ入にゅう土中どちゅう的てき炸藥さくやく，大破たいは藤堂とうどう高虎たかとら，抵制住じゅう了りょう德川とくがわ軍ぐん的てき追擊ついげき而與真野まの賴よりゆき包つつみ一起かずき成功せいこう撤退てったい。但ただし另一方面ほうめん，原はら先さき在ざい德川とくがわ軍ぐん前まえ陣じん被ひ信繁のぶしげ擊げき潰つぶせ的てき松平まつだいら忠直ただなお卻在重おも新しん整せい編へん好こう越前えちぜん軍ぐん的てき陣容じんよう後ご，佔領了りょう茶臼山ちゃうすやま切斷せつだん了りょう信繁のぶしげ退路たいろ，信繁のぶしげ撤退てったい至いたり安居あんきょ神社じんじゃ想そう企圖きと經由けいゆ神社じんじゃ繞にょう回かい大坂おおさか城じょう。撤到神社じんじゃ後ご，信しん繁和はんわ士し兵へい正せい在ざい整せい編へん兵力へいりょく並なみ稍やや做整備せいび，不ふ久ひさ卻被松平まつだいら忠直ただなお的てき軍隊ぐんたい趕上追擊ついげき並なみ且包圍ほうい。信繁のぶしげ左ひだり衝右突，於陣中ちゅう反覆はんぷく衝殺，儘管傷きず亡ほろび人數にんずう快速かいそく攀よじ升ます，仍然對たい松平まつだいら忠直ただなお軍ぐん發起ほっき3波は瘋狂般激烈げきれつ的てき總そう攻擊こうげき，但ただし卻始終しじゅう無法むほう突出とっしゅつ重圍じゅうい，跟隨的てき士し兵へい也逐漸やや陣じん亡ほろび殆盡、所ところ剩あま無む幾いく，終おわり於在下か午うま大約たいやく16時じ左右さゆう，被ひ松平まつだいら忠直ただなお的てき軍隊ぐんたい攻おさむ破やぶ了りょう安居あんきょ神社じんじゃ。信繁のぶしげ受重傷きず，在ざい持じ刀がたな抵抗ていこう後ご氣力きりょく用よう盡つき，遭到松平まつだいら忠直ただなお的てき鐵砲てっぽう大將たいしょう西尾にしお宗はじめ次じ以長槍やり刺殺しさつ身み亡ほろび，真田さなだ軍ぐん全ぜん軍ぐん覆くつがえ歿。

真田さなだ信繁のぶしげ死し後ご，豐臣とよとみ方かた的てき戰線せんせん也開始かいし完全かんぜん一路いちろ潰つぶせ敗はい；豐臣とよとみ秀賴ひでより向こう德川とくがわ家康いえやす求もとめ和わ被ひ拒絕きょぜつ，便びん與あずか其母淀殿よどどの和かず家臣かしん親おや信しんじ毛利もうり勝永かつなが、大野おおの治おさむ房ぼう、大藏卿局おおくらきょうのつぼね等とう人じん於大おだい坂城さかき內切腹せっぷく自盡じじん，德川とくがわ家康いえやす更さら下か令れい將はた豐臣とよとみ一族男丁不分老少全部處死；秀賴ひでより的てき7歲兒さいじ子こ豐臣とよとみ國松くにまつ逃亡とうぼう時じ被ひ捕獲ほかく，在ざい京都きょうと的てき六ろく條じょう河原かわはら遭斬首ざんしゅ，女兒じょじ千代姬雖倖免於難，但ただし被ひ迫せり終身しゅうしん為ため尼あま；隨ずい著ちょ豐臣とよとみ家か的てき滅亡めつぼう，日本にっぽん戰國せんごく時代じだい也同時じ宣告せんこく結束けっそく。

日本にっぽん第だい一いち勇士ゆうし

代表だいひょう真田さなだ氏し的てき家紋かもん：六ろく文ぶん錢ぜに。

據よりどころ《薩藩舊記きゅうき雜錄ざつろく》，因よし為ため大坂おおさか之これ陣じん以寡擊げき眾，他た被ひ日本にっぽん強兵きょうへい出處しゅっしょ之の一いち的てき薩摩さつま藩はん當主とうしゅ島津しまつ忠ただし恒つね譽ほまれ為ため日本にっぽん第だい一いち勇士ゆうし。原文げんぶん（「五月ごがつ七なな日にちに、御所ごせ様さまの御ご陣じんへ、真田さなだ左衛門さえもん仕つかまつかかり候こうて、御ご陣じん衆しゅ追おいちらし、討うち捕どり申もうし候こう。御ご陣じん衆しゅ、三里さんりほどずつ逃にげ候こう衆しゅは、皆みなみな生いき残のこられ候こう。三さん度目どめに真田さなだも討死うちじににて候こう。真田さなだ日本一にっぽんいちの兵へい。古いにしえよりの物語ものがたりにもこれなき由よし。徳川とくがわ方かた、半分はんぶん敗北はいぼく。惣別そうべつこれのみ申もうす事ことに候こう。」）不ふ過か，島津しまつ忠ただし恒つね並なみ未み參加さんか大だい坂ざか之の陣じん，對たい於幸村むら的てき事蹟じせき僅是聽聞ちょうもん而來，評價ひょうか多少たしょう是ぜ屬ぞく於推測すいそく成なり份，而且薩藩舊記きゅうき完成かんせい於倒德川とくがわ幕府ばくふ風氣かざけ強きょう盛もり的てき明治めいじ30年間ねんかん，因いん此針對たい此記載きさい的てき可か信しん度ど大だい打だ折おり扣，而天保てんぽう13年ねん完成かんせい的てき島津しまづ家か編年史へんねんし《西にし藩はん野史やし》則のり完全かんぜん沒ぼつ有ゆう提ひっさげ到いた大だい坂さか之の陣中じんちゅう關せき於真田さなだ的てき事蹟じせき，也沒有ゆう島津しまつ忠ただし恆つね稱讚しょうさん真田さなだ的てき話はなし語ご記述きじゅつ，對たい於薩藩はん舊記きゅうき為ため何なん有ゆう忠ちゅう恒つね對たい真田さなだ的てき稱讚しょうさん，被ひ認みとめ為ため可能かのう是ぜ倒幕とうばく時期じき，為ため了りょう塑造抗戰こうせん英雄えいゆう而捏造ねつぞう的てき記載きさい。另外同時どうじ島津しまつ忠ただし恒也つねや稱讚しょうさん了りょう德川とくがわ方かた井伊いい直孝なおたか的てき戰功せんこう為ため「日本にっぽん第だい一いち之これ戰功せんこう。」原文げんぶん（「井伊いい掃部助すけ殿どの日本一にっぽんいち之の大手おおて柄がらにて候こう。」）

不ふ過か，參さん陣じん其中的てき細川ほそかわ忠興ただおき亦また誇ほこ譽ほまれ：「左衛門さえもん佐さ（幸村ゆきむら）在ざい合戰かっせん場じょう戰死せんし，為ため古今ここん前まえ所しょ未み有ゆう的てき戰績せんせき。」原文げんぶん（「左衛門さえもん佐さ、合戦かっせん場じょうにおいて討うち死じに。古今ここんこれなき大手おおて柄がら。」）

山岡やまおか莊八しょうはち在ざい其歷史れきし小說しょうせつ名著めいちょ《德川とくがわ家康いえやす傳でん》中ちゅう，以家康いえやす的てき立場たちば引用いんよう《薩藩舊記きゅうき雜錄ざつろく》的てき說法せっぽう如此描繪了りょう這位戰國せんごく末代まつだい武士ぶし：「元和がんわ元年がんねん五ご月がつ七なな日にち，真田さなだ左衛門さえもん佐さ攻おさむ陷おちい大御所おおごしょ的てき陣地じんち，旗本はたもと的まと士し兵へい在ざい三里遠的地方皆紛紛逃命，真田さなだ本人ほんにん則そく在ざい發動はつどう第だい三さん次じ總そう攻擊こうげき後陣ごじん亡ほろび。真田さなだ率りつ領りょう日本にっぽん精兵せいびょう的てき表現ひょうげん，可か謂いい古今ここん前まえ所しょ未み有ゆう… 真田さなだ幸村ゆきむら、大谷大學おおたにだいがく吉治よしはる、渡邊わたなべ內藏助じょ糺ただし，以及冬ふゆ之の陣じん時じ在ざい真田さなだ丸まる監かん軍ぐん的てき參謀さんぼう－伊木いぎ七郎右衛門遠雄，和かず幸村ゆきむら麾下きか的てき三さん千せん精兵せいびょう，這一個個可謂是為戰爭而生的俊秀之士…，他た們不斷ふだん地ち攻擊こうげき、再さい攻擊こうげき，戰せん至いたり最後さいご一いち人にん，連れん向こう來らい以勇猛もう冠かんむり稱しょう於世的てき薩摩さつま人ひと（指ゆび島津しまつ氏し）都みやこ深ふかし感佩かんぱい服ふく，自じ嘆不如，可か見み其果敢かかん之の至いたり啊！」。也因此造成ぞうせい現今げんこん許多きょた人じん誤認ごにん為ため是ぜ德川とくがわ家康いえやす稱讚しょうさん真田さなだ幸村ゆきむら為ため日本にっぽん第だい一いち兵へい，事實じじつ上うえ家康いえやす並なみ未み對たい幸さいわい村むら作出さくしゅつ這個評價ひょうか。

大坂おおさか冬ふゆ之の陣じん時じ，德川とくがわ因いん損失そんしつ慘むご重おも，曾派信繁のぶしげ之の叔真田さなだ信しん尹いん（亦また名めい加か津野つの信しん昌あきら，為ため真田さなだ信之のぶゆき家臣かしん）以十じゅう萬まん石せき為ため條件じょうけん，欲ほし換かわ取ど真田さなだ信繁のぶしげ的てき倒たおせ戈ほこ，但ただし被ひ回かい絕ぜっ。其兄信之のぶゆき曾這麼敘述じゅつ幸村ゆきむら：「柔和にゅうわ、有ゆう耐たい心しん，沉靜並なみ且不會かい因いん小事しょうじ而發怒いか。」雖然和わ勇猛ゆうもう的てき猛もう將しょう印象いんしょう並なみ不ふ符合ふごう，但ただし是ぜ可か以看出で幸村ゆきむら臨危不亂ふらん、做事細心さいしん的てき大將たいしょう之の材ざい。

即そく使つかい在ざい江戶えど時代じだい，甚至連れん德川とくがわ幕府ばくふ的てき御用ごよう儒學じゅがく家か林はやし羅山らざん亦また於正式しき公文こうぶん記錄きろく中ちゅう記載きさい真田さなだ軍使ぐんし關東かんとう軍隊ぐんたい吃ども下しも了りょう少しょう有ゆう的てき敗戰はいせん。大久保おおくぼ忠ただし佐さ之これ弟おとうと大久保おおくぼ忠教ただたか（彥左衛門えもん）在ざい其重要よう歷史れきし文ぶん件けん〈三河みかわ物語ものがたり〉亦また記述きじゅつ了りょう當時とうじ德川とくがわ本陣ほんじん在ざい真田さなだ軍ぐん突擊とつげき下か崩潰ほうかい，連れん馬印うまじるし都と丟失，僅小栗おぐり忠左衛門ちゅうざえもん一人跟著德川家康逃命的窘態。

在ざい《圖解ずかい日本にっぽん戰國せんごく武將ぶしょう54人にん》一いち書中しょちゅう,信繁のぶしげ對たい自己じこ的てき部ぶ屬ぞく親切しんせつ和善かずよし，最大さいだい的てき特徵とくちょう是ぜ額がく頭あたま右邊うへん有ゆう一道いちどう疤痕。

家室かむろ

妻つま

• 堀田ほった氏し：真田さなだ家臣かしん堀田ほった興きょう重おも之これ妹いもうと，生なま卒そつ年ねん不ふ詳しょう。
• 高梨たかなし氏し：真田さなだ家臣かしん高梨たかなし內記之これ女おんな，生なま卒そつ年ねん不ふ詳しょう。高梨たかなし內記則のり曾跟隨ずい昌幸まさゆき、信繁のぶしげ一起被流放到九度山，後ご隨ずい信繁のぶしげ進入しんにゅう大阪おおさか，元和がんわ元年がんねん（1615年ねん）在ざい大阪おおさか戰死せんし。
• 竹林ちくりん院いん：（?-1649年ねん）為ため真田さなだ信繁のぶしげ的てき正室せいしつ，又また名めい安やす歧、小石こいし、德とく、小屋こや。大谷おおや刑部おさかべ少しょう輔吉繼ままし之これ女おんな，也有やゆう資料しりょう認みとめ為ため其應為ため吉きち繼つぎ之の侄女，後ご跟隨信繁のぶしげ一起被流放到九度山くどさん。元和がんわ元年がんねん（1615年ねん）五ご月がつ二に十じゅう日にち，她與四女栗子在紀州伊都郡被淺野あさの長晟ながあきら抓つめ獲え，其後得え到いた了りょう親戚しんせき瀧川たきがわ一益かずます之これ孫まご瀧川たきかわ一いち積せき的てき庇護ひご。竹林ちくりん院いん於慶安やす二に年ねん（1649年ねん）五ご月がつ十じゅう八はち日にち在ざい京都きょうと去さ世よ，法號ほうごう竹林ちくりん院いん梅渓ばいけい永なが春はる清きよし大姉だいし。
• 隆りゅう清きよし院いん：生なま卒そつ年ねん不ふ詳しょう。豐臣とよとみ秀次しゅうじ之これ女おんな，瑞みず龍りゅう院いん之これ孫まご女おんな，出羽でわ龜田かめだ藩はん的てき資料しりょう中稱ちゅうしょう之の為ため隆りゅう清きよし院いん，大阪おおさか陷落かんらく之の前まえ，與あずか五女御田一其逃往瑞みず龍りゅう院いん處しょ避難ひなん，之これ後ご行ぎょう蹤不詳しょう。但ただし根據こんきょ出羽いずは龜田かめだ妙慶みょうけい寺てら中有ちゅうう她的牌ぱい位い，所以ゆえん推斷すいだん可能かのう後來こうらい寄よせ身み於此地ち。
• 不ふ詳しょう：

子女しじょ

• 長女ちょうじょ阿おもね菊きく：天正てんしょう十じゅう二に年ねん（1584年ねん）生なま於上田うえだ，後こう成なり為ため了りょう其舅父ちち堀田ほった作兵衛さくべえ的てき養女ようじょ，嫁よめ給きゅう了りょう小縣ちいさがた郡ぐん長窪ながくぼ鄉きょう的石まといし合あい十じゅう藏ぞう道どう定じょう。寬永かんえい十じゅう九きゅう年ねん（1642年ねん）去さ世よ，時じ年ねん五ご十じゅう九きゅう歲さい，其墓所在しょざい長安寺ちょうあんじ。
• 次女じじょ於市：天正てんしょう十じゅう五ご年ねん（1587年ねん）生なま於上田うえだ，病死びょうし於九度山くどやま，卒そつ年ねん與あずか墓所はかしょ不ふ詳しょう。
• 三さん女じょ阿おもね梅うめ：參照さんしょう下か文ぶん。
• 長男ちょうなん幸さいわい昌あきら（大助だいすけ）： 慶長けいちょう六ろく年ねん（1601年ねん）生なま於九度山くどやま，陪伴信繁のぶしげ一起度過了九度山的流放歲月。後こう跟隨父親ちちおや進入しんにゅう大阪おおさか，參加さんか了りょう大阪おおさか冬ふゆ、夏なつ之これ陣じん。元和がんわ元年がんねん（1615年ねん）五ご月がつ八はち日にち殉死じゅんし，諡號しごう真ま入いれ全ぜん孝こう大だい居士こじ，長野ながの市し的てき普ふ提ひさげ寺てら有ゆう其供養くよう塔とう。
• 四よん女じょ栗子りつこ：生なま於九度山くどやま，具體ぐたい時間じかん不詳ふしょう，與あずか母親ははおや一起得到叔父瀧川一積的庇護，並なみ成なり為ため其養女おんな。後こう嫁よめ給きゅう蒲生がもう飛騨ひだ守もり氏し鄉きょう的てき重臣じゅうしん阪ばん鄉さと喜き（蒲生がもう源みなもと左衛門さえもん）的てき長子ちょうし阪ばん鄉ごう明あきら。寬永かんえい十じゅう年ねん（1633年ねん），因いん主家しゅか蒲生がもう氏し斷絕だんぜつ，阪ばん鄉さと明成めいせい為ため浪人ろうにん，移うつり居きょ日向ひなた延岡のべおか，並なみ於兩年ねん後ご病死びょうし在ざい近江おうみ大津おおつ，其後栗子くりご之の消息しょうそく也不詳しょう。
• 五ご女じょ御田みた（顯あらわ性せい院いん）：慶長けいちょう九きゅう年ねん（1604年ねん）生なま於九度山くどやま，與あずか其母隆りゅう清きよし院いん在ざい瑞みず龍りゅう院いん日秀ひびり尼あま處しょ避難ひなん，成年せいねん後ご嫁よめ給きゅう了りょう佐竹さたけ常陸ひたち介かい義重よししげ的てき四子岩城但馬守宣隆。寬永かんえい十じゅう二に年ねん（1635年ねん）殁於江戶えど，時じ年ねん32歲さい，供養くよう於出羽わ龜田かめだ妙慶みょうけい寺てら，寺中じちゅう同時どうじ還かえ有ゆう其母隆りゅう清きよし院いん、兄あに幸さいわい昌あきら、弟おとうと幸信ゆきのぶ的てき牌ぱい位い。
• 六ろく女じょ阿おもね菖蒲しょうぶ：慶長けいちょう十じゅう年ねん（1605年ねん）生なま於九度山くどやま，跟隨了りょう姐あね姐あね阿おもね梅うめ移うつり居きょ白石しらいし城じょう，嫁よめ給きゅう伊達だて家臣かしん田村たむら金きむ兵衛ひょうえ定廣さだひろ（片倉かたくら定廣さだひろ）。寬永かんえい十じゅう二に年ねん（1635年ねん）去さ世よ，葬そう於白石せき藏本くらもと勝まさる阪ばん的てき田村たむら家か墓所はかしょ。
• 七なな女じょ山岡やまおか：慶長けいちょう十じゅう三さん年ねん（1608年ねん）生なま於九度山くどやま，跟隨了りょう姐あね姐あね阿おもね梅うめ移うつり居きょ白石しらいし城じょう，嫁よめ給きゅう了りょう茶人ちゃじん犬けん山城やましろ城主じょうしゅ石川いしかわ備前びぜん守もり貞清さだきよ（石川いしかわ光吉こうきち/宗林そうりん）之子ゆきこ藤ふじ右みぎ衛門えもん重正しげまさ（宗そう雲くも），隨ずい夫おっと居住きょじゅう在ざい京都きょうと。曾在京都きょうと龍安寺りゅうあんじ大だい珠たま院いん為ため父母ちちはは修おさむ建けん墓所はかしょ，於明曆れき三さん年ねん（1657年ねん）去さ世よ。
• 八女やめ：慶長けいちょう十じゅう五ご年ねん（1610年ねん）生なま於九度山くどやま，名めい不詳ふしょう，跟隨了りょう姐あね姐あね阿おもね梅うめ移うつり居きょ白石しらいし城じょう。《仙台せんだい真田さなだ系譜けいふ》中ちゅう曾提到いた此女，卒そつ年ねん不ふ詳しょう。
• 次男じなん守もり信しんじ(大八だいはち)：被ひ片倉かたくら重しげる長ちょう收おさむ留とめ，為ため躲避幕府ばくふ的てき搜さがせ捕ど，因いん而改名めい片倉かたくら守まもる信しんじ，為ため仙台せんだい真田さなだ家か初代しょだい當主とうしゅ。
• 三男さんなん幸信ゆきのぶ：元和げんな元年がんねん（1615年ねん）七なな月がつ十じゅう四日生於梅小路家的知人宅，繼承けいしょう外がい公おおやけ三好みよし(豐臣とよとみ)秀次しゅうじ姓氏せいし。寬永かんえい三さん年ねん（1626年ねん）隨ずい姐あね御田みた前ぜん往出羽わ岩城いわき，名めい三好左馬之介幸信，以三さん百ひゃく八はち十じゅう石せき出仕しゅっし龜田かめだ藩はん，為ため秋田あきた真田さなだ家か初代しょだい當主とうしゅ。寬文ひろふみ七なな年ねん（1667年ねん）去さ世よ。
• 四よん男なん之の親おや：生なま卒そつ年ねん不ふ詳しょう，石田いしだ之の親おや，通稱つうしょう權けん左衛門さえもん。生なま於九度山くどやま，生母せいぼ傳聞でんぶん為ため農民のうみん之の女おんな，不ふ過か詳細しょうさい的てき出生しゅっしょう經過けいか不明ふめい。在ざい大阪おおさか夏なつ之の陣じん父親ちちおや以及兄けい長ちょう戰死せんし後ご，出で逃至贊さん歧，後ご被ひ細川ほそかわ（石田いしだ）民みん部ぶ大輔だいすけ國弘くにひろ庇護ひご，並なみ成なり為ため其養子こ。也有やゆう一聞為信繁從大坂出逃至贊歧，於該地ち生せい下之したの親おや。

有ゆう關せき三女阿梅的傳説

元和がんわ元年がんねん（1615年ねん）五ご月がつ六ろく日にち，真田さなだ信繁のぶしげ曾在道明寺どうみょうじ與あずか德川とくがわ方かた的てき伊達だて軍ぐん交鋒，這場戰せん鬥在《武將ぶしょう感狀かんじょう記き》和かず《武德ぶとく编年集成しゅうせい》中ちゅう皆みな有ゆう記載きさい。在ざい此之前まえ，伊達だて軍ぐん前ぜん隊たい的てき片倉かたくら小しょう十じゅう郎ろう重じゅう長ちょう曾先后きさき与あずか大阪おおさか方かた的てき名将めいしょう后きさき藤ふじ又また兵へい卫基次じ和わ薄田うすだ兼相かねすけ交战，并击败了以上いじょう二に人にん。重じゅう長ちょう是ぜ伊い达氏的てき名めい臣しん片かた仓景纲的てき长子，被ひ认为是ぜ战国后きさき期き优秀的てき将はた领之一いち，在ざい随ずい后きさき的てき战斗中ちゅう，信繁のぶしげ也见识到了りょう他た的てき实力。

在ざい道明寺どうみょうじ之の战中なか，大坂おおさか方かた的てき后きさき藤ふじ基次もとつぐ和わ薄田うすだ兼相かねすけ战死，第だい一道防线被德川军击破，大坂おおさか已やめ经无险可守もり，由ゆかり于双方かた实力相差おうさつ悬殊，等とう待まち信繁のぶしげ的てき可能かのう是ぜ最さい后きさき的てき决战。在ざい《仙台せんだい士し鉴》中也ちゅうや记载着ぎ：真田さなだ信繁のぶしげ于六日夜里给伊达军的片倉かたくら重しげる長ちょう写うつし了りょう一いち封ふう书信，在ざい信しん中ちゅう他た将しょう三女阿梅托付给了重長。当とう天てん深夜しんや，有ゆう两顶轿子到いた达伊达军营，每まい个里面めん分ぶん别坐者しゃ一いち个女孩，当とう别人问到哪个才ざい是ぜ信繁のぶしげ的てき女おんな儿的时候，两个女おんな孩却都と不ふ回答かいとう，而且她们的てき怀中都と揣有短刀たんとう以防不ふ测。后きさき来らい这些人才じんさい知道ともみち，这两个女孩一个就是阿梅，当とう时她年ねん仅十じゅう二に、三さん岁，而另一个则是穴山小助的女儿。此举是ぜ为了遇ぐう到いた危难之の时，能のう够有机つくえ会かい保全ほぜん阿おもね梅うめ的てき性せい命いのち。在ざい《老翁ろうおう闻书》中有ちゅうう不同ふどう的てき记载，在ざい大だい坂城さかき陷落かんらく之の时，片倉かたくら重しげる長ちょう在ざい乱らん军之中ちゅう看み到いた一个大约只有十六七岁，并且头扎白しろ绫、手持てもち白しろ柄がら长刀的てき美び丽女子じょし。当とう得知とくち她是真田さなだ信繁のぶしげ的てき女おんな儿时，便びん将はた其收留とめ。无论如何いか，阿おもね梅うめ的てき确是在ざい即そく将はた到来とうらい的てき混こん战中幸こう免まぬかれ，最さい终嫁給きゅう片倉かたくら重しげる長ちょう。

关于阿梅うめ的てき生母せいぼ存そん有ゆう一いち些疑问，一些资料中认为其应为竹林院所生，于庆长九きゅう年ねん（1604年ねん）生なま于九度山くどやま，该观点てん與あずか《仙台せんだい士し鉴》中ちゅう对其年ねん龄记载大致相符ふ。如此一來她就是与五女御田同年，但ただし有ゆう些资料りょう认为信繁のぶしげ的てき四女栗子却是生于庆长三年，这两者しゃ明あきら显有些矛盾むじゅん。另一种观点则认为阿梅之母为高梨たかなし内ない记之これ女おんな，她在文ぶん禄ろく三さん年ねん（1595年ねん）出生しゅっしょう于信州しんしゅう上田うえだ，这样在ざい大坂おおさか之これ阵的时候应是二に十じゅう岁左右さゆう，与あずか《老翁ろうおう闻书》中ちゅう的てき年とし龄记载相差さ不ふ多た。

登場とうじょう作品さくひん

小說しょうせつ

• 真田さなだ太平たへい記き（週刊しゅうかん朝日あさひ、池波いけなみ正太郎しょうたろう著ちょ）
• 真田さなだ幸村ゆきむら（角川かどかわ文庫ぶんこ、海音寺かいおんじ潮五郎ちょうごろう著ちょ）
• 風神ふうじん之の門もん（新潮社しんちょうしゃ、司馬しば遼りょう太郎たろう著ちょ）
• 城塞じょうさい（新潮社しんちょうしゃ、司馬しば遼りょう太郎たろう著ちょ）
• 軍師ぐんし二に人にん（講談社こうだんしゃ、司馬しば遼りょう太郎たろう著ちょ）
• 真田さなだ幸村ゆきむら（文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、柴田しばた鍊三郎さぶろう著ちょ）
• 猿飛佐助さるとびさすけ（文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、柴田しばた鍊三郎さぶろう著ちょ）
• 真田さなだ忍しのぶ俠記（毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ、津本つもと陽ひ著ちょ）
• 火燒ひたき大だい坂城さかき（新人物往来社しんじんぶつおうらいしゃ、早乙女さおとめ貢みつぐ著ちょ）
• 魔ま風ふう海峽かいきょう（祥傳社しょうでんしゃ、荒山あらやま徹てっ著ちょ）
• 鳳凰ほうおう默示錄もくしろく（集英社しゅうえいしゃ、荒山あらやま徹とおる著ちょ）

影かげ視し劇げき

• 少年しょうねん猿飛佐助さるとびさすけ（1958年ねん、東映とうえい、演えんじ：里見さとみ浩太朗こうたろう）
• 真田さなだ風雲ふううん錄ろく（1963年ねん、東映とうえい、演えんじ：千秋ちあき實みのる）
• 風雲ふううん真田さなだ城じょう（1964年ねん、ABC、演えんじ：高田たかだ浩ひろし吉きち）
• 宮本みやもと武藏むさし（1965年ねん、NTV、演えんじ：土屋つちや嘉男よしお）
• 戰國せんごく太平たいへい記き 真田さなだ幸村ゆきむら（1966年ねん、TBS・國際こくさい劇場げきじょう、演えんじ：中村なかむら錦之助きんのすけ）
• 大坂おおさか城じょう之の女おんな（1970年ねん、KTV、演えんじ：中村なかむら竹ちく彌わたる）
• 春之はるゆき坂道さかみち（1971年ねん、NHK大河たいが劇げき、演えんじ：島田しまだ正吾しょうご）
• 熱血ねっけつ猿飛佐助さるとびさすけ（1972年ねん、TBS、演えんじ：目黑めぐろ祐樹ゆうき）
• 宮本みやもと武藏むさし（1975年ねん、CX、演えんじ：長門ながと勇いさむ）
• 真田さなだ幸村ゆきむら的てき謀略ぼうりゃく（1979年ねん、東映とうえい、演えんじ：松方まつかた弘樹ひろき）
• 猿飛佐助さるとびさすけ（1980年ねん、NTV、演えんじ：川崎かわさき麻世まよ）
• 風神ふうじん之の門もん（1980年ねん、NHK、演えんじ：竹脇無我たけわきむが）
• 關原せきはら（1981年ねん、TBS、演えんじ：南条なんじょう弘二こうじ）
• 戰國せんごく的てき女子じょし們（1982年ねん、CX、演えんじ：三浦みうら浩一こういち）
• 德川とくがわ家康いえやす（1983年ねん、NHK大河たいが劇げき、演えんじ：若林わかばやし豪つよし）
• 真田さなだ太平たへい記き（1985年ねん、NHK、演えんじ：草刈くさかり正雄まさお）
• 風雲ふううん 柳生やぎゅう武藝ぶげい帳ちょう（1985年ねん、TX、演えんじ：山村やまむら聰さとし）
• 獨眼龍どくがんりゅう政せい宗むね（1987年ねん、NHK大河たいが劇げき、演えんじ：若林わかばやし豪つよし）
• 春日局かすがのつぼね（1989年ねん、NHK大河たいが劇げき、演えんじ：高橋たかはし悦史えつし）
• 風雲ふううん!真田さなだ幸村ゆきむら（1989年ねん、TX、演えんじ：北大路きたおおじ欣也きんや）
• 影武者かげむしゃ德川とくがわ家康いえやす（1998年ねん、ANB、演えんじ：伊藤いとう敏さとし八はち）
• 家康いえやす最さい恐懼きょうく的てき人じん 真田さなだ幸村ゆきむら（1998年ねん、TX、演えんじ：松方まつかた弘樹ひろき）
• 葵あおい德川とくがわ三さん代だい（2000年ねん、NHK大河たいが劇げき、演えんじ：西鄉さいごう輝あきら彥）
• 武藏むさしMUSASHI（2003年ねん、NHK大河たいが劇げき、演えんじ：中村なかむら雅俊まさとし）
• 新しん影かげ之の軍團ぐんだんIII 地雷じらい火ひ（2003年ねん、Cinema Paradiso、演えんじ：神山かみやま繁しげる）
• 少女しょうじょ殺ころせ手しゅ阿おもね墨すみ：Death or Love（2005年ねん、東寶とうほう、演えんじ：永澤ながさわ俊しゅん矢や）
• 茶茶ちゃちゃ 天涯てんがい的てき貴とうと妃ひ（2007年ねん、東映とうえい、演えんじ：黃川田きかわた將すすむ也）
• 天地人てんちじん（2009年ねん、NHK大河たいが劇げき、演えんじ：城田しろた優ゆう）
• 江こう～公主こうしゅ們的戰國せんごく～（2011年ねん、NHK大河たいが劇げき、演えんじ：濱田はまだ學まなぶ）
• 影武者かげむしゃ德川とくがわ家康いえやす（2014年ねん、TX、演えんじ：山田やまだ純大じゅんだい）
• 真ま田丸たまる（2016年ねん、NHK大河たいが劇げき、演えんじ：堺さかい雅人まさと）
• 真田さなだ十じゅう勇士ゆうし（2016年ねん、松竹しょうちく・日活にっかつ、演えんじ：加藤かとう雅也まさや）
• 怎麼辦家康いえやす（2022年ねん、NHK大河たいが劇げき、演えんじ：日向ひゅうが亘わたる）

音樂おんがく劇げき

• 真田さなだ幸村ゆきむら～夢ゆめ・燃燒ねんしょう～（2007年ねん、大阪おおさか・松下まつしたIMP音樂おんがく廳ちょう、演えんじ：櫻花おうか昇のぼる）

舞台劇ぶたいげき

• 刀劍とうけん亂舞らんぶ 天てん傳でん 蒼空そうくう之の兵へい-大坂おおさか冬ふゆ之の陣じん- （2021年ねん、東京とうきょう IHI、演えんじ：鈴木すずき裕樹ゆうき）

人ひと偶劇

• 真田さなだ十じゅう勇士ゆうし（1975年ねん、NHK、人ひと偶師：辻村つじむら壽三郎じゅさぶろう）

動どう漫畫まんが

• 猿飛佐助さるとびさすけ
• 猿飛佐助さるとびさすけ K闇やみ之の軍團ぐんだん
• 新釋しんしゃく 戰國せんごく英雄えいゆう傳說でんせつ 真田さなだ十じゅう勇士ゆうし（2005年ねん、新釋しんしゃく真田さなだ十じゅう勇士ゆうし製作せいさく委員いいん會かい）
• MUSASHI -GUN道どう-（2006年ねん、「MUSASHI」製作せいさく委員いいん會かい）
• 戰國せんごくBASARA（配はい音おん：保志ほし總一朗そういちろう(日)にち；李り景けい唐とう(台だい)）
• 百花繚亂ひゃっかりょうらん SAMURAI GIRLS（配はい音おん：釘宮くぎみや理惠りえ）
• BRAVE10(配はい音おん：森川もりかわ智之としゆき）
• 蟲むし奉行ぶぎょう(配はい音おん：諏訪部すわべ順一じゅんいち）
• 鬼おに眼め狂きょう刀がたな（講談社こうだんしゃ、上條かみじょう明あきら峰ほう作さく）
• 虛無きょむ戰史せんしMIROKU（德間書店とくましょてん、石川いしかわ賢けん作さく）
• 花はな之の慶けい次じ（集英社しゅうえいしゃ、原はら哲夫てつお作さく）

電でん玩遊戲ゆうぎ

• 戰國せんごく無雙むそう系列けいれつ、無雙むそうOROCHI系列けいれつ（光榮こうえい、青年せいねん/壯年そうねん配はい音おん：草尾くさお毅あつし；少年しょうねん配はい音おん：齊藤さいとう佑たすく圭けい）
• 戰國せんごくBASARA系列けいれつ（CAPCOM、配はい音おん：保志ほし總一朗そういちろう）
• 太閤たいこう立志傳りっしでん系列けいれつ（光榮こうえい）
• 信長のぶなが之の野望やぼう系列けいれつ（光榮こうえい）
• 決戰けっせん系列けいれつ（光榮こうえい、配はい音おん：堀ほり秀行ひでゆき）
• Crash Fever
• 天下てんか人じん
• 真田さなだ十じゅう勇士ゆうし
• 婆ばば沙羅さら
• 美男びなん戰國せんごく◆穿ほじ越えつ時空じくう之の戀こい（配はい音おん：細谷ほそや佳正よしまさ→小野おの賢けん章あきら）
• 仁王におう Nioh
• 戰せん刻こく夜想曲やそうきょく（配はい音おん：山下やました大輝だいき）
• 貓咪大戰たいせん爭そう
• 怪物かいぶつ彈だん珠たま
• 模型もけい少女しょうじょAWAKE（配はい音おん：河西かさい健吾けんご(日)にち；喬たかし資し淯(台だい)）
• 新しん楓かえで之の谷たに

另見

真田さなだ十じゅう勇士ゆうし

• 猿飛佐助さるとびさすけ（鷲尾わしお幸吉こうきち）
• 霧きり隱かくれ才藏さいぞう（名張なばり宗むね連れん、鹿しか右みぎ衛門えもん）
• 望月もちづき六郎ろくろう（望月もちづき幸さいわい忠ただし、村むら雄ゆう、主しゅ水みず、卯う左衛門さえもん、宇右衛門えもん、六右衛門ろくうえもん、善ぜん太夫たゆう、六郎ろくろう次じ、高野たかの小しょう天狗てんぐ）
• 海野うみの六郎ろくろう（海野うみの利一としかず、六右衛門ろくうえもん、三さん左衛門さえもん、小平こだいら太ふとし、吳羽くれは自然しぜん坊ぼう）
• 根津ねづ甚八じんぱち（根津ねづ貞さだ盛もり、小しょう六ろく；原型げんけい為ため淺井あさい井い賴よりゆき）
• 穴山あなやま小しょう助すけ（穴山あなやま安治やすじ、岩いわ千せん代だい、雲洞うんとう軒のき）
• 由利ゆり鎌がま之の助すけ（由利ゆり基はじめ幸こう、春はる房ぼう）
• 筧かけい十藏じゅうぞう（筧かけい政まさし右みぎ衛門えもん、金きむ六郎ろくろう、掛かけ飛ひ十じゅう藏ぞう）
• 三好みよし清海きよみ（三好みよし新左衛門しんざえもん；原型げんけい為ため三好みよし政まさし康やすし）
• 三好みよし伊い三さん（三好みよし新しん兵衛ひょうえ；原型げんけい為ため三好みよし政勝まさかつ）

真田さなだ七なな影かげ武たけし

• 穴山あなやま小しょう助すけ（穴山あなやま安治やすじ）
• 鳩ばと幸さいわい祐ゆう貞さだ（班はん鳩ばと右みぎ衛門えもん）
• 山田やまだ友とも宗そう（舍人とねり）
• 伊藤いとう繼つぎ基もと（團だん右みぎ衛門えもん）
• 木村きむら公こう守もり（助五郎すけごろう）
• 山浦やまうら國こく英えい（國くに秀しゅう、新あたらし兵衛ひょうえ）
• 林はやし寬ひろし高だか（源次郎げんじろう、彈たま左衛門さえもん）

參考さんこう資料しりょう

文獻ぶんけん

• 日本にっぽん學研がっけん出版しゅっぱん社しゃ1997年ねん~ 歷史れきし群ぐん像ぞう系列けいれつ 戰國せんごく合戰かっせん大全たいぜん 下卷げかん（天下てんか一統與三英傑的偉業）: 卷末かんまつ～奮戰ふんせん 真田さなだ幸村ゆきむら；同どう戰國せんごく時代じだい壯烈そうれつ結束けっそく的てき鬼おに將はた，ISBN 4056015317。
• 日本にっぽん學研がっけん出版しゅっぱん社しゃ~新しん歷史れきし群ぐん像ぞう系列けいれつ之の二に　真田さなだ幸村ゆきむら與あずか大だい坂さか之の陣じん，ISBN 4056042470。

• 维基共ども享とおる资源上うえ的てき相關そうかん多た媒體ばいたい資源しげん：真田さなだ信繁のぶしげ