詹益樺かば

1989年ねん5月がつ19日にち於鄭てい南みなみ榕よう喪も禮れい上じょう於總統そうとう府ふ前まえ自じ焚殉道的てき詹益樺かば

詹益樺かば（台灣たいわん話ばなし：Chiam Ek-hôa，1957年ねん2月がつ22日にち—1989年ねん5月がつ19日にち），台灣たいわん嘉よしみ義よし縣けん竹崎たけざき鄉さと人ひと，民主進步黨みんしゅしんぽとう基層きそう黨とう工こう，台灣たいわん獨立どくりつ運動うんどう參與さんよ者しゃ，他た的てき朋友ほうゆう都と暱稱他た為ため「阿おもね樺かば」。1989年ねん5月がつ19日にち在ざい參加さんか鄭てい南みなみ榕よう喪も禮れい時じ，詹益樺かば帶たい著ちょ預あずか藏ぞう的てき汽油在ざい總統そうとう府ふ前ぜん引火いんか自じ焚，自殺じさつ身み亡ほろび，終年しゅうねん32歲さい。繼つぎ鄭てい南みなみ榕よう之これ後ご以自焚履行りこう自己じこ「台灣たいわん獨立どくりつ」的てき政治せいじ理念りねん。他た的てき朋友ほうゆう曾心儀ぎ在ざい他た過か世よ後ご所しょ出版しゅっぱん的てき紀き念ねん專せん書中しょちゅう，明確めいかく地ち稱しょう詹益樺かば為ため「台灣たいわん建國けんこく烈士れっし」。

背景はいけい

詹益樺かば在ざい龍華りゅうげ工こう專せん（現げん為ため龍華りゅうげ科技かぎ大學だいがく）肄業後ご，曾經擔任たんにん遠洋えんよう漁船ぎょせん的てき船員せんいん，1985年ねん一次船難意外使詹益樺來到紐ひも西にし蘭らん南島なんとう的てき納おさめ爾しか遜へりくだ，接觸せっしょく到いた自由じゆう、安やす詳しょう、和平わへい，令れい他た十じゅう分ふん歡喜かんき感歎かんたん。「在ざい紐ひも、澳、歐おう、美よし、日ひ、很多地方ちほう，都みやこ有ゆう那な樣さま的てき樂土らくど – 人じん活かつ得とく像ぞう人じん、活かつ得とく有ゆう尊嚴そんげん的てき綠色みどりいろ城じょう鄉きょう。只ただ不ふ過か，那な時じ的てき台灣たいわん，離はなれ那な樣さま的てき境界きょうかい非常ひじょう遠とお」。在ざい紐ひも西にし蘭らん的てき短たん暫生活せいかつ給きゅう詹益樺かば相當そうとう大だい的てき影響えいきょう。

在ざい回かい到いた台灣たいわん後ご，詹益樺かば開始かいし成なり為ため黨外とうがい運動うんどう的てき義ぎ工こう，熱心ねっしん支持しじ各種かくしゅ活動かつどう。1985年ねん底そこ臺北たいぺい縣けん長ちょう選せん舉，詹益樺かば首くび次じ為ため黨外とうがい所しょ推出的てき縣けん長ちょう候こう選せん人じん尤ゆう清きよし助すけ選せん。不ふ久ひさ又また前ぜん往許もと榮さかえ淑よし的てき雜誌ざっし社しゃ工作こうさく，然しか後ご又また前ぜん往鄭てい南みなみ榕よう的てき《自由じゆう時代じだい雜誌ざっし》工作こうさく。

1986年ねん10月がつ10日とおか，詹益樺かば第だい一いち次じ上じょう街頭がいとう參加さんか遊行ゆぎょう示威じい，參加さんか包圍ほうい台たい電でん的てき反核はんかく遊行ゆぎょう，舉著「我わが們反對はんたい核かく子こ廠しょう！」的てき海うみ報むくい，默默もくもく地ち跟在謝しゃ長ちょう廷與あずか洪ひろし奇き昌あきら後こう面めん呼よび口こう號ごう。在ざい同年どうねん12月がつ2日にち許信良きょしんりょう闖關回國かいこく的てき「桃園ももぞの機き場じょう事件じけん」中ちゅう，詹益樺かば在ざい進入しんにゅう中正ちゅうせい機き場じょう外そと圍かこえ時じ遭軍警毆打おうだ，並なみ被ひ監禁かんきん在ざい桃園ももぞの縣けん蘆あし竹ちく鄉きょう的てき海うみ湖みずうみ軍營ぐんえい十じゅう幾いく個こ小しょう時じ。詹益樺かば眼睛がんせい紅べに腫しゅ、頭部とうぶ也因而受傷じゅしょう，這個事件じけん一いち方面ほうめん引起他た極大きょくだい的てき憤怒ふんぬ，另一方面也讓他進而認清國民黨的本質，改變かいへん了りょう詹益樺かば的てき一生いっしょう。在ざい12月がつ3日にち的てき對外たいがい記者きしゃ會かい上じょう，詹益樺かば表示ひょうじ：「我わが這一生いっしょう，絕對ぜったい不ふ讓ゆずる這種代だい誌し再さい次つぎ發生はっせい在ざい我身わがみ上じょう。」

之これ後ご詹益樺かば又また參加さんか1987年ねん6月がつ12日にち反對はんたい《國家こっか安全あんぜん法ほう》的てき抗爭こうそう與あずか1988年ねん一いち月がつ的てき「許もと曹德、蔡有全ぜん台たい獨どく案あん」聲援せいえん活動かつどう。他た後來こうらい自じ焚以後ご，過去かこ與あずか他た相あい處しょ較親近しんきん的てき朋友ほうゆう，把わ他た長期ちょうき來らい的てき蛛絲馬ば跡あと湊みなと起おこり來らい，普遍ふへん認みとめ為ため，詹益樺かば在ざい蔡有全ぜん被ひ收おさむ押、二に度ど入獄にゅうごく後ご，趨向すうこう主張しゅちょう採取さいしゅ強烈きょうれつ抗爭こうそう。隔へだた著しる牢ろう牆，他た寫うつし信しんじ向こう蔡有全ぜん表ひょう達たち對たい他た的てき欽慕きんぼ，向むかい他た吐露とろ心しん聲ごえ，談だん工作こうさく計畫けいかく，感謝かんしゃ蔡有全ぜん給きゅう他た精神せいしん上じょう的てき鼓こ勵。

1988年ねん5月がつ20日はつか的てき「五ご二に○事件じけん」中ちゅう，台灣たいわん農民のうみん為ため不ふ被ひ重視じゅうし的てき農業のうぎょう北上ほくじょう請願せいがん，詹益樺かば不ふ但ただし開ひらく著ちょ宣傳せんでん車しゃ衝出重圍じゅうい援救同志どうし，為ため了りょう抗議こうぎ立法りっぽう不ふ公おおやけ，詹益樺かば甚至憤いきどお而拆下か立法院りっぽういん的てき招牌。

1989年ねん，詹益樺かば前ぜん往高雄たかお縣けん，投入とうにゅう戴振耀組織そしき的てき高雄たかお縣けん農のう權けん會かい從事じゅうじ地方ちほう性せい草根そうこん運動うんどう，在ざい高雄たかお縣けん六ろく龜かめ、甲きのえ仙せん、美濃みの、旗はた山やま、大樹だいき、內門等とう地區ちく協きょう助すけ農民のうみん爭そう取と權益けんえき。「常つね年とし過か著ちょ苦く修おさむ式しき的てき生活せいかつ，有ゆう時じ甚至以宣傳せんでん車しゃ為ため床ゆか，從したがえ不ふ叫さけべ苦く，如此感心かんしん令れい大家たいか感動かんどう不ふ已やめ」（邱斐顯あらわ 2005）。

詹益樺かば經常けいじょう扛著喇叭らっぱ走はし在ざい抗爭こうそう隊伍たいご之の前まえ。

在ざい詹益樺かば現げん在留ざいりゅう下か來らい的てき極少きょくしょう數すう信しん件けん中なか，他た曾經這樣表示ひょうじ：

我わが現げん拿鋤すき頭あたま時とき、挑擔時じ，常つね思考しこう這些問題もんだい：台灣たいわん社會しゃかい上じょう弱者じゃくしゃ在ざい哪裡？他た們被變成へんせい弱者じゃくしゃ是ぜ什麼いんも原因げんいん？是ぜ什麼いんも人じん造成ぞうせい？是ぜ什麼いんも事情じじょう演えんじ變へん？…我わが自じ訂てい一いち個こ方向ほうこう，跌倒成なり為ため弱者じゃくしゃ的てき人じん，我わが站立那な個こ地方ちほう扶起他た。

鄭てい南みなみ榕よう自じ焚對詹益樺かば的てき影響えいきょう

除じょ了りょう農のう運うん，詹益樺かば也涉足あし環たまき保たもつ運動うんどう、原住民げんじゅうみん運動うんどう以及工こう人じん運動うんどう。反核はんかく、拉ひしげ吳ご鳳おおとり銅像どうぞう、苗なえ栗ぐり客きゃく運うん抗こう爭そう、高雄たかお客きゃく運うん抗こう爭そう，都みやこ有ゆう他た的てき身み影かげ。1989年ねん4月がつ7日にち，鄭てい南みなみ榕よう於自由じゆう時代じだい雜誌ざっし社しゃ內自焚身亡ほろび，詹益樺かば在ざい聽到這個消息しょうそく以後いご非常ひじょう激動げきどう，並なみ於同日び的てき日記にっき中ちゅう寫うつし到いた：「我わが願ねがい與あずか上帝じょうてい同どう在ざい；不ふ願ねがい屈服くっぷく在ざい豬槽ふね下か，鬥陣吃ども饙，作為さくい一いち個こ快樂かいらく的てき豬。」

《台灣たいわん建國けんこく烈士れっし詹益樺かば紀き念ねん專せん書しょ》裡うら則そく記錄きろく著ちょ詹益樺かば的てき下面かめん這幾句く話ばなし：

過去かこ懦弱だじゃく的てき我わが，曾有死亡しぼう的てき夢ゆめ境さかい，但ただし再生さいせい的てき意志いし力りょく，能のう順じゅん然しか睜眼掙脫掉，清きよし醒後一いち片へん茫然ぼうぜん恐懼きょうく，直ちょく冒おかせ冷汗ひやあせ。但ただし此回期間きかん中ちゅう，只ただ有ゆう一次夢與鄭南榕再相會，清きよし醒狀況きょう與あずか以往いおう不同ふどう，心靈しんれい似に扳開我わが去さ接受せつじゅ它。（引自呂りょ美び親おや 2007）

詹益樺かば也曾說せつ：「鄭てい南みなみ榕よう是ぜ一顆偉大而美好的種子，我わが希望きぼう自己じこ也成為ため一顆偉大而美好的種子。」

顯然けんぜん，鄭てい南みなみ榕よう的てき死亡しぼう對たい於詹益えき樺かば的てき人生じんせい態度たいど，有ゆう著ちょ相當そうとう程度ていど的てき影響えいきょう。

在ざい總統そうとう府ふ前ぜん自じ焚

1989年ねん5月がつ19日にち是ぜ鄭てい南みなみ榕よう喪も禮れい的てき日子にっし。鄭てい南みなみ榕よう的てき喪も禮れい隊伍たいご前ぜん往中華民國ちゅうかみんこく總統そうとう府ふ遊行ゆぎょう，蛇籠じゃかご和わ鎮暴警察けいさつ嚴いむ陣じん以待。鎮暴部隊ぶたい在ざい遊行ゆぎょう隊伍たいご靠もたれ近時きんじ向こう民みん眾噴射ふんしゃ強力きょうりょく水柱みずばしら，引起群ぐん眾的憤怒ふんぬ。就在這個時候じこう，詹益樺かば為ため抗議こうぎ國民黨こくみんとう當局とうきょく，突然とつぜん以用預あずか藏ぞう的てき汽油淋在身上しんじょう，以引火いんか自じ焚的方式ほうしき，撲なぐ向こう蛇籠じゃかご的てき鐵てつ絲いと網もう並なみ掛かけ上じょう「生なま為ため台灣たいわん人じん、死し為ため台灣たいわん魂たましい」的てき布ぬの條じょう。詹益樺かば自じ焚時身上しんじょう還かえ帶おび著ちょ邱義仁ひとし、蔡有全ぜん、戴振耀三さん人にん的てき照あきら片へん。不ふ過か鎮暴部隊ぶたい的てき水柱みずばしら自じ始はじめ至いたり終おわり未み噴在詹益樺かば身上しんじょう。

詹益樺かば的てき自じ焚，讓ゆずる現場げんば的てき群ぐん眾深受震撼しんかん。隔日かくじつ的てき《聯合れんごう報ほう》卻報導しるべ詹益樺かば曾大喊「卡緊（趕快）把わ火打ひうち熄」，意圖いと顯示けんじ詹益樺かば的てき自じ焚是套招演出えんしゅつ。事實じじつ上じょう，大だい喊「卡緊把わ火打ひうち熄」的てき人じん是ぜ當時とうじ的てき台灣たいわん人權じんけん促進そくしん會かい會長かいちょう李り勝雄かつお律師りっし。

詹益樺かば的てき朋友ほうゆう曾心儀ぎ曾經在ざい1989年ねん7月がつ10日とおか的てき《台灣たいわん時報じほう》上じょう，用よう這樣的てき文字もじ總そう結ゆい詹益樺かば的てき這個殉道行動こうどう：

他た是ぜ第だい一個為台獨信念在總統府前自焚的殉道者。不ふ管かん有ゆう各種かくしゅ人じん、用よう各種かくしゅ不同ふどう理由りゆう不贊成ふさんせい自じ焚，更さら以無比ひ痛苦つうく的てき心情しんじょう無法むほう接受せつじゅ他た這種經過けいか設計せっけい的てき殉道方式ほうしき；然しか而，事實じじつ上じょう，也確實かくじつ做了一いち件けん最高さいこう層そう次じ的てき抗議こうぎ，死し在ざい最さい具ぐ統治とうち者しゃ權威けんい象徵しょうちょう的てき總統そうとう府ふ前面ぜんめん——這是人じん們無法ほう逃避とうひ、必須ひっす面めん對たい的てき事實じじつ。

台たい獨どく運動うんどう的てき參與さんよ者しゃ史明ふみあき也曾經けい這樣表示ひょうじ：「詹益樺かば的てき犧牲ぎせい是ぜ人民じんみん對抗たいこう專制せんせい、行使こうし『抵抗ていこう權けん』的てき極致きょくち。」

黑くろ手しゅ那な卡西工こう人じん樂隊がくたい團長だんちょう陳ちん柏かしわ偉えら則のり有ゆう不同ふどう於台獨どく運動うんどう參與さんよ者しゃ（上うえ文ぶん提ひっさげ到いた的てき曾心儀ぎ、史明ふみあき等とう人じん）的てき意見いけん：

但ただし我わが認みとめ為ため：只ただ單純たんじゅん從したがえ政治せいじ運動うんどう的てき角度かくど理解りかい（詹益樺かば）這麼一いち個こ烈士れっし，不ふ僅不夠，直ちょく可か說せつ是ぜ污蔑了りょう他た。他所よそ思考しこう的てき那な個こ獨立どくりつ的てき國こく，絕對ぜったい不ふ是ぜ在ざい抽象ちゅうしょう中ちゅう與あずか另一個政治主權互相對抗的抽象的國。他た是ぜ真ま真實しんじつ實地じっち從したがえ弱者じゃくしゃ的てき社會しゃかい處しょ境さかい往前思考しこう的てき；是ぜ弱者じゃくしゃ的てき處しょ境さかい，而不是ぜ擁よう有ゆう權力けんりょく者しゃ的てき政治せいじ分ぶん贓。

今日きょう有ゆう狂きょう熱ねつ者しゃ點てん名めい左翼さよく對たい中國ちゅうごく因いん素もと噤聲，我わが啞然失笑しっしょう；但ただし如果真ま有ゆう必要ひつよう回かい應おう這種狂きょう徒と式しき的てき攻おさむ訐，我わが們當然とうぜん應おう該好好地こうち回かい到いた詹益樺かば的てき提ひさげ問とい：「台灣たいわん社會しゃかい上じょう弱者じゃくしゃ在ざい哪裡？他た們被變成へんせい弱者じゃくしゃ是ぜ什麼いんも原因げんいん？是ぜ什麼いんも人じん造成ぞうせい？是ぜ什麼いんも事情じじょう演えんじ變へん？」同時どうじ記き得とく這些提ひさげ問とい的てき初はつ衷：「跌倒成なり為ため弱者じゃくしゃ的てき人じん，我わが站立那な個こ地方ちほう扶啟他た。」

追つい思おもえ和わ懷ふところ念ねん

臺北たいぺい賓まろうど館かん外そと圍かこえ人じん行道ぎょうどう榕樹ようじゅ上うえ的てき「紀きの念ねん詹益樺かば自じ焚30週しゅう年ねん」瓦かわら楞紙板いた

2003年ねん5月がつ15日にち，詹益樺かば的てき生前せいぜん好こう友とも陳ちん東ひがし騰あが在ざい蔡有全ぜん、周しゅう慧とし瑛あきら家中いえじゅう後ご院いん自殺じさつ。蔡有全ぜん提ひっさげ到いた他た們這些基層そう兄弟きょうだい情誼じょうぎ時じ表示ひょうじ，每まい到いた5月がつ19日にち詹益樺かば自じ焚之日び，也是民進黨みんしんとう前ぜん123位い創そう黨とう黨員とういん之の一的陳東騰心裡就很難過。1989年ねん鄭てい南みなみ榕よう自じ焚後，詹益樺かば、陳ちん東ひがし騰あが等とう六ろく個こ基層きそう黨とう工こう決定けってい，他た們要在ざい「五ご一いち九きゅう」鄭てい南みなみ榕よう出で殯當天てん於總統そうとう府ふ前ぜん自じ焚抗議こうぎ。因よし此，每年まいとし到いた了りょう這個時候じこう，陳ちん東ひがし騰あが想起そうき同志どうし之の誼よしみ，每每まいまい不能ふのう自じ已やめ。

2004年ねん7月がつ10日とおか，詹益樺かば的てき生前せいぜん好こう友とも、民進黨みんしんとう創そう黨とう黨員とういん、精神せいしん科か醫師いし陳ちん真しん表示ひょうじ：

假かり如鄭南みなみ榕よう還かえ活かつ著ちょ，他た會かい怎麼看み待まち這個早はや已やめ令れい人じん陌生的てき民進黨みんしんとう，這我越來ごえく越えつ沒ぼつ把握はあく；但ただし如果詹益樺かば還かえ活かつ著ちょ，我わが敢說：他た依然いぜん是これ個こ反對はんたい者しゃ。

我わが們同志どうし多年たねん，一いち起工きこう作さく，一起かずき上じょう街頭がいとう。大家たいか叫さけべ他た（詹益樺かば）「阿おもね樺かば」。他た自じ焚時，我わが就近在ざい身み旁つくり，一いち直ちょく到いた太平たいへい間あいだ，沒ぼつ有ゆう離はなれ開ひらき一いち步ほ。熊くま熊ぐま烈れつ燄，讓ゆず我わが一生いっしょう難なん忘。烈火れっか焚身時じ，阿おもね樺かば手しゅ上じょう還かえ拿著一個千輝牌打火機，滾たぎ燙的後ご腦のう勺しゃく被ひ鐵てつ蒺藜勾破，流出りゅうしゅつ一大灘烏黑的血；面容めんよう卻十じゅう分ふん安あん祥さち，彷彿ほうふつ只ただ是ぜ在ざい睡ねむ覺さとし。

（他た）自じ焚前幾いく天てん，突然とつぜん講こう些莫名めい其妙的てき話ばなし，說せつ什麼いんも要よう諒解りょうかい他た的てき家人かじん。沒ぼつ有人ゆうじん知道ともみち他た在ざい暗示あんじ什麼いんも。自じ焚後，人にん們也迅速じんそく遺忘いぼう了りょう他た。也許因いん為ため他た沒ぼつ有ゆう耀人學歷がくれき，不ふ會かい論述ろんじゅつ，除じょ了りょう充滿じゅうまん文法ぶんぽう謬誤的てき一些簡單日記外，沒ぼつ有留ありどめ下か什麼いんも。

但ただし我わが倒たおせ記き得え他た常つね講こう的てき一いち個こ詞し：「心靈しんれい刑けい求もとむ」。每次まいじ同志どうし見み面めん，少しょう不ふ了りょう要よう罵ののし上うえ幾いく句く萬まん惡あく的てき國民黨こくみんとう；罵ののし得う起おこり勁時，一群人可以這樣耗過一個夜晚。阿おもね樺かば意見いけん多た，卻很少しょう罵ののし；記き得とく幾いく次じ他た離はなれ開ひらき痛罵つうば國民黨こくみんとう的てき人ひと群ぐん，一個人走到角落，痛苦つうく地ち猛もう搖ゆら頭あたま說せつ：「真ま是ぜ心靈しんれい刑けい求もとむ！」阿おもね樺かば認みとめ為ため：國民黨こくみんとう不ふ值得罵ののし，因いん為ため它不是ぜ不ふ懂是非ぜひ，而是根本こんぽん無む意い遵守じゅんしゅ；趕下台だい就好了りょう，整せい天てん罵ののし它做什麼いんも？再說さいせつ，要よう罵ののし就站到陽光ようこう底そこ下か公開こうかい罵ののし，背後はいご罵ののし皇帝こうてい有ゆう什麼いんも用よう？

當年とうねん頗能認みとめ同どう這些話ばなし。整せい天聽てんちょう那な些不痛つう不ふ癢的私わたし下か唾つば罵ののし，實在じつざい是ぜ一いち種しゅ「心靈しんれい刑けい求もとむ」。現在げんざい更さら慢慢覺さとし得え，這些話はなし用よう在ざい民進黨みんしんとう身上しんじょう其實也一樣さま：它不值得罵ののし，因いん為ため它不是ぜ不ふ懂是非ぜひ，而是根本こんぽん無む意い遵守じゅんしゅ；趕下台だい就好，罵ののし它做什麼いんも？

2007年ねん5月がつ19日にち，「詹益樺かば追つい思おもえ紀き念ねん委員いいん會かい」選せん在ざい嘉よしみ義よし縣けん竹崎たけざき鄉さと竹崎たけざき親水しんすい公園こうえん為ため詹益樺かば立りつ碑ひ及建銅像どうぞう，紀きの念ねん詹益樺かば的てき碑文ひぶん內容如下：

詹益樺かば，1957年ねん2月がつ22日にち出生しゅっしょう於嘉義よし縣けん竹崎たけざき鄉きょう，胸懷きょうかい愛あい心こころ與あずか正義まさよし感かん是ぜ阿おもね樺かば的てき人格じんかく特質とくしつ。1989年ねん5月がつ19日にち，在ざい鄭てい南みなみ榕よう烈士れっし出で殯行列ぎょうれつ受阻於總統そうとう府ふ前ぜん廣場ひろば時じ，阿おもね樺かば面めん對たい著ちょ拒こばめ馬ば、鐵てつ絲いと網もう及數千せん名めい憲けん警，自じ焚殉道どう。詹益樺かば烈士れっし犧牲ぎせい年ねん輕けい的てき生命せいめい，表ひょう達たち了りょう對たい台灣たいわん的てき大だい愛あい，也激勵げきれい了りょう台灣たいわん民主みんしゅ運動うんどう。

阿おもね樺かば是ぜ位い有ゆう愛あい心こころ、富とみ正義せいぎ感かん、並なみ且在基層きそう默默もくもく耕耘こううん的てき草根そうこん工作こうさく者しゃ——尤ゆう其是對たい弱じゃく勢ぜい者しゃ的てき服務ふくむ工作こうさく。享年きょうねん三さん十じゅう二に歲さい的てき阿おもね樺かば，把わ生命せいめい的てき最後さいご四よん年ねん全部ぜんぶ奉獻ほうけん給きゅう台灣たいわん的てき反對はんたい運動うんどう。他た曾參加さんか過か環たまき保たもて、反核はんかく、農民のうみん、勞ろう工こう、原住民げんじゅうみん等とう運動うんどう；他た南北なんぼく奔走ほんそう，積極せっきょく參與さんよ農民のうみん運動うんどう，深入ふかいり基層きそう，組くみ訓くん農民のうみん，足跡あしあと遍へん及全台灣たいわん。

與あずか阿おもね樺かば共ども事ごと過か的てき朋友ほうゆう，對たい他た最深さいしん刻こく的てき印象いんしょう是ぜ阿おもね樺かば對たい真理しんり有ゆう種しゅ掩不住じゅう的てき渴慕，面めん對たい真理しんり擁よう有ゆう的てき，是ぜ單純たんじゅん且真誠しんせい的てき信仰しんこう與あずか奉獻ほうけん。阿おもね樺かば最後さいご終おわり於用他た的てき青春せいしゅん和わ生命せいめい來らい實踐じっせん真理しんり，來き點てん燃もえ台灣たいわん民主みんしゅ之これ火ひ。阿おもね樺かば燃燒ねんしょう生命せいめい的てき火ひ焰，正せい如提燈とう照あきら路ろ，在ざい台灣たいわん人民じんみん心中しんちゅうの，持續じぞく燃燒ねんしょう生生せいせい不ふ熄。其對弘ひろ揚あげ台灣たいわん政治せいじ民主みんしゅ之の貢獻こうけん，永遠えいえん流りゅう芳よし。

2006年ねん7月がつ23日にち下か午うま，詹益樺かば的てき父親ちちおや詹坤輝てる帶たい著ちょ詹益樺かば的てき骨灰こっかい、照あきら片へん、事蹟じせき字じ卡等，到いた民進黨みんしんとう第だい十じゅう二に屆とどけ第だい一いち次じ全國ぜんこく黨員とういん代表だいひょう大會たいかい（全ぜん代だい會かい）會場かいじょう，痛つう批民進黨みんしんとう開ひらく全ぜん代だい會かい「全ぜん是ぜ為ため了りょう私利しり」。詹坤輝てる說せつ，當年とうねん詹益樺かば追隨ついずい鄭てい南みなみ榕よう追求ついきゅう民主みんしゅ而自焚，但ただし是ぜ詹益樺かば家か屬ぞく沒ぼつ有ゆう受到照あきら顧，就連鄭てい南みなみ榕よう的てき遺のこ孀葉は菊きく蘭らん升ます官かん後ご也忘了りょう他た們；他た更さら批評ひひょう民進黨みんしんとう：「你為了りょう你自己おのれ、為ため了りょう自己じこ的てき地位ちい，大家たいか都と說せつ沒ぼつ有ゆう在ざい為ため阿おもね扁ひらた（陳ちん水みず扁ひらた）。阿おもね扁ひらた當とう總統そうとう後ご，我わが說せつ：台灣たいわん要よう倒たおせ楣了。做一いち個こ皇帝こうてい，手て腳要齊ひとし。台灣たいわん要よう倒たおせ楣了才ざい會かい選せん陳ひね水すい扁ひらた。」

相關そうかん文獻ぶんけん資料しりょう

• 曾心儀ぎ編著へんちょ，1989，《阿おもね樺かば：台灣たいわん建國けんこく烈士れっし詹益樺かば紀き念ねん專せん書しょ》。臺北たいぺい縣けん永和えいわ市し：自じ版はん。
• 曾心儀ぎ，1998，《燃燒ねんしょう的てき蝴蝶こちょう》。臺北たいぺい縣けん永和えいわ市し：自じ版はん。

相關そうかん條目じょうもく

• 鄭てい南みなみ榕よう
• 廖述炘
• 陳ちん東ひがし騰あが
• 台灣たいわん獨立どくりつ運動うんどう
• 牽阮的てき手て

外部がいぶ連結れんけつ

• 台灣たいわん歷史れきし辭典じてん：薛化元もと：詹益樺かば自じ焚事件じけん
• 共和きょうわ國こく雜誌ざっし：王おう寶たから漣さざなみ：偉大いだい而美好このみ的てき種子しゅし：想念そうねん詹益樺かば （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）
• 自由じゆう新聞しんぶん網もう：戴振耀：殉道者しゃ銅像どうぞう 獨裁どくさい者しゃ銅像どうぞう （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）
• 20090519詹益樺かば追つい思おもえ紀き念ねん會かい
• 行政ぎょうせい院いん文化ぶんか建設けんせつ委員いいん會かい國家こっか文化ぶんか資料しりょう庫こ：519鄭てい南みなみ榕よう出で殯、民進黨みんしんとう遊行ゆぎょう、詹益樺かば自じ焚案(新しん聞照片へん)
• 宋そう隆たかし泉いずみ, 另一いち種しゅ注目ちゅうもく：Over My Dead Body 台灣たいわん建國けんこく烈士れっし鄭てい南みなみ榕よう出で殯 （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）
• 江こう蓋世がいせい著ちょ《我わが走はし過か的てき台灣たいわん路ろ》 （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）
• 詹益樺かば的てき萬まん華はな兄弟きょうだい, 2013/4/8
• 《阿おもね樺かば－臺灣たいわん建國けんこく烈士れっし詹益樺かば紀き念ねん專せん書しょ》，1989，曾心儀ぎ編著へんちょ （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）
• 《民みん进党炮制詹益樺かば自じ焚秀的てき铁证》