越前えちぜん一向いっこう一揆いっき

越前えちぜん一向いっこう一揆いっき
日本にっぽん战国的てき一いち部分ぶぶん
日にち期き 天正てんしょう二に年ねん（1574年ねん）-天正てんしょう三さん年ねん（1575年ねん） 地点ちてん 越前えちぜん國こく 结果 織田おだ軍ぐん勝利しょうり，越前えちぜん一向いっこう一揆いっき重じゅう創そう
参まいり战方
織田おだ信長のぶなが（織田おだ軍ぐん）	下しも間あいだ賴照よりてる、杉浦すぎうら玄げん任にん、七里しちり賴よりゆき周しゅう（一向いっこう一揆いっき）
兵力へいりょく
3萬まん、4萬まん、8萬まん、10萬まん、10萬まん5千せん、10萬まん8千せん	不明ふめい
伤亡与あずか损失
不明ふめい	被ひ生なま擒とりこ、殺害さつがい達たち3.4萬まん人にん

日本にっぽん戰國せんごく時代じだい天正てんしょう初年しょねん時期じき，在ざい越前えちぜん國こく爆發ばくはつ的てき一向いっこう一揆いっき起おこり事ごと，後ご被かむ織田おだ信長のぶなが強力きょうりょく鎮壓ちんあつ，諸多しょた一向いっこう一揆いっき成員せいいん被ひ屠殺とさつ。

背景はいけい

天正てんしょう元年がんねん（1573年ねん）8月がつ，織田おだ信長のぶなが在ざい一いち乘じょう谷之やの戰せん中なか攻おさむ入にゅう越前えちぜん，毀滅當地とうち大名だいみょう朝倉あさくら義景よしかげ，並なみ任命にんめい朝倉あさくら家か舊臣きゅうしん前波まえば吉きち繼ままし為ため越前えちぜん守護しゅご代だい以一乘谷城作為居城統領越前一國，並なみ改名かいめい為ため桂田かつらだ長俊ながとし，並なみ派遣はけん木下きのした祐久ゆうく、津田元つだもと嘉よしみ、三澤秀次為奉行輔佐前波吉繼，朝倉あさくら景けい鏡きょう、朝倉あさくら景けい健けん、溝江みぞえ長逸ちょういつ等とう投降とうこう織田おだ家か的てき朝倉あさくら舊きゅう將しょう也獲得かくとく本領ほんりょう安堵あんど，與あずか前ぜん波なみ吉きち繼つぎ同時どうじ倒たおせ戈ほこ織田おだ家か的てき富田とみた長ちょう繁しげる則すなわち加か封ふう為ため府中ふちゅう領主りょうしゅ，居城きょじょう移うつり至いたり龍りゅう門もん寺てら城じょう。由よし於前波は吉きち繼つぎ跟富田とみた長ちょう繁しげる多年たねん不ふ睦むつみ，因いん此在織田おだ信長のぶなが面前めんぜん曾控訴こうそ「加か封ふう給きゅう富田とみた長ちょう繁しげる與力よりき毛屋けや豬介、增井ますい甚内的てき知行ちぎょう太ふとし多た」、「讓ゆずる富田とみた長ちょう繁しげる擁よう有ゆう府中ふちゅう的てき領地りょうち並なみ無益むえき處しょ」，使つかい雙方そうほう的てき關係かんけい更さら勢ぜい同どう水火すいか。

被ひ織田おだ信長のぶなが加か封ふう了りょう越前えちぜん一國的前波吉繼因過於傲慢，以及對たい同僚どうりょう的てき無禮ぶれい態度たいど，天正てんしょう二に年ねん（1574年ねん）1月がつ18日にち富田とみた長ちょう繁しげる與あずか家臣かしん增井ましい甚内、毛屋けや豬介在ざい庄中しょうなか郡ぐん發動はつどう大だい規模きぼ的てき一揆いっき起おこり義よし，人數にんずう高だか達たち3萬まん3千せん人にん，揮軍攻おさむ打だ一いち乘じょう谷たに城じょう，富田とみた長ちょう繁しげる更さら親おや率りつ500人にん攻おさむ破やぶ木戶きど，前波まえば吉きち繼ままし在ざい1月がつ19日にち曾試圖ず率りつ軍ぐん出城でしろ迎むかえ戰せん，但ただし寡不敵てき眾，被ひ敵てき軍ぐん給きゅう討死うちじに。隔日かくじつ，前波まえば吉きち繼ままし之子ゆきこ新しん七郎與一族棄城逃亡時被捕，全數ぜんすう被ひ殺ころせ。眼め見事みごと態たい不ふ妙みょう，木下きのした祐久ゆうく、津田元つだもと嘉よしみ、三澤秀次三名奉行跟朝倉景健出面斡旋和談。但ただし木下きのした祐久ゆうく、津田元つだもと嘉よしみ、三澤秀次仍遭到追放，逃回にげまわ岐阜ぎふ城じょう。

為ため防ぼう事態じたい惡化あっか，織田おだ信長のぶなが也派遣はけん丹羽にわ長秀ながひで、武藤むとう舜しゅん秀しゅう、羽柴はしば秀吉ひでよし、不破ふわ光治こうじ跟不破ふわ直光なおみつ父子ふし、丸まる毛け長ちょう照あきら跟丸まる毛け兼けん利り父子ふし以及若州わかす眾前往越前ぜん敦賀つるが強化きょうか當地とうち防備ぼうび。

一向いっこう一揆いっき的てき攻勢こうせい

為ため了りょう擴大かくだい勢力せいりょく範圍はんい，富田とみた長ちょう繁しげる在ざい1月がつ24日にち又また以宴會かい邀請為ため名めい，將はた鳥とり羽野はの城主じょうしゅ魚住うおずみ景けい固かた父子ふし誘さそえ來らい殺害さつがい，隨ずい後ご在ざい25日にち發はつ兵へい攻おさむ陷おちい鳥とり羽野はの城並じょうなみ屠ほふ盡つき魚住うおずみ一族いちぞく，但ただし富田とみた長ちょう繁しげる殺害さつがい魚ぎょ住じゅう景けい固かた的てき動作どうさ，卻引起おこり一揆いっき勢力せいりょく的てき反はん彈たま。富田とみた長ちょう繁しげる為ため表示ひょうじ自己じこ統率とうそつ越前えちぜん一いち國こく的てき正當せいとう性せい，決定けってい跟織田家たや和談わだん，派は胞弟前ぜん往織田家たや擔任たんにん人質ひとじち，希望きぼう信長のぶなが賜たまもの下か讓ゆずる他た擔任たんにん越前えちぜん守護しゅご的てき朱印しゅいん狀じょう，富田とみた長ちょう繁しげる為ため了りょう鞏固きょうこ對たい越前えちぜん的てき統治とうち，也頒下か國こく中屋ちゅうや銭ぜに賦課ふか禁止きんし、不ふ准じゅん搶劫亂取らんどり、不ふ准じゅん亂らん砍竹木き等とう命令めいれい。

富田とみた長ちょう繁しげる這些舉動更さら是ぜ引起一揆方對他的疑慮，因いん此越前まえ的てき土ど一揆遣使與加賀かが一向いっこう一揆いっき的てき僧官そうかん七里しちり賴よりゆき周しゅう，七里賴周為誅殺富田長繁在2月がつ上旬じょうじゅん率りつ領りょう加賀かが一向一揆南下進攻越前，人にん數多すうた達たち十じゅう多た萬まん，擊げき殺ころせ了りょう片かた山城やましろ的てき增井ましい甚内跟北之庄きたのしょう城じょう的まと毛屋けや豬介。下しも間あいだ賴照よりてる也對龍澤寺たつさわでら、西泉にしいずみ坊ぼう、洞ほら雲寺くもでら、中道ちゅうどう院いん、越知おち神社じんじゃ等とう寺院じいん的てき寺領じりょう進行しんこう安堵あんど，試ためし圖ず穩定一向宗對越前的統轄。

為ため了りょう反擊はんげき一向いっこう一揆いっき，富田とみた長ちょう繁しげる在ざい2月がつ16日にち也領700人にん出陣しゅつじん，但ただし一向一揆在帆山河原的人馬卻多達二萬多人，但ただし富田とみた長ちょう繁しげる趁日落衝擊げき一向いっこう一揆いっき的てき後陣ごじん，順じゅん利り攻おさむ破やぶ一向いっこう一揆いっき的てき陣じん勢ぜい，並なみ接せっ連れん追擊ついげき2至いたり3里り，討取うちと了りょう2千せん至いたり3千せん人にん。富田とみた長ちょう繁しげる大勝たいしょう之これ後ご，又また轉うたて往進攻しんこう在ざい長泉寺ちょうせんじ山さん佈陣旁つくり觀かん此戰的てき朝倉あさくら景けい健けん跟朝倉あさくら景けい胤たね，在ざい2月がつ17日にち發動はつどう夜襲やしゅう，一度討取了守將中荒木兄弟的首級。翌よく18日にち，富田とみた長ちょう繁しげる再度さいど發動はつどう攻擊こうげき，但ただし混こん戰中せんちゅう對たい富田とみた長ちょう繁しげる不滿ふまん的てき家臣かしん小林こばやし吉隆よしたか突然とつぜん用もちい鐵砲てっぽう從したがえ後方こうほう射殺しゃさつ富田とみた長ちょう繁しげる，享年きょうねん僅24歲さい。

2月がつ19日にち，加賀かが一向いっこう一揆いっき的てき僧官そうかん杉浦すぎうら玄げん任にん跟下しも間あいだ賴照よりてる率りつ領りょう河北かほく一揆いっき包圍ほうい溝江みぞえ長逸ちょういつ的てき溝江みぞえ城しろ，一向一揆方的北島次郎左衛門從搦手攻入，接せっ連れん破壞はかい二に重じゅう塀へい，但ただし在ざい溝江みぞえ城しろ守もり軍ぐん隨ずい即そく用よう鐵炮てっぽう反攻はんこう，射殺しゃさつ2.3百ひゃく名めい一いち揆眾，但ただし溝江みぞえ城しろ最後さいご仍被杉浦すぎうら玄げん任にん攻おさむ陷おちい，溝江みぞえ長逸ちょういつ殺ころせ死し城中じょうちゅう女おんな眷後，與あずか胞弟妙隆寺みょうりゅうじ弁べん榮さかえ等とう30多た人じん一同いちどう切腹せっぷく自盡じじん。原はら為ため加賀かが守護しゅご一脈的富樫泰俊與長子稙春、次子じし家か俊也としや寄食きしょく在ざい溝江みぞえ城中じょうちゅう，在ざい城しろ池ち失陷しっかん時じ一同いちどう自盡じじん。同時どうじ，杉浦すぎうら玄げん任にん也在龍澤寺たつさわでら檢視けんし富田とみた長ちょう繁しげる的てき首級しゅきゅう。

4月がつ14日にち，大野おおの郡ぐん的てき朝倉あさくら景けい鏡きょう遭到一向いっこう一揆いっき的てき攻擊こうげき，景けい鏡きょう雖放棄ほうき居城きょじょう亥い山城やましろ逃往平泉寺ひらいずみじ求もとめ助すけ，結果けっか一向いっこう一揆いっき包圍ほうい平泉寺ひらいずみじ後ご，不ふ但ただし朝倉あさくら景けい鏡きょう與あずか其子被ひ殺ころせ，平泉寺へいせんじ也被夷えびす為ため平地ひらち。七里賴周率領一向一揆眾隨後在5月がつ上旬じょうじゅん進攻しんこう織田おだ城しろ的てき朝倉あさくら景綱かげつな，織田おだ城しろ雖有3000城しろ兵へい，但ただし跟數以萬計的一向一揆眾比起，數量すうりょう顯あらわ是ぜ遠とお遜へりくだ，因いん此朝倉あさくら景綱かげつな留とめ下か5.6百ひゃく城しろ兵へい守もり城じょう，連れん同どう妻子さいし趁夜乘船じょうせん逃往敦賀つるが。而一向一揆的攻勢甚至波及到北近江，在ざい6月がつ中旬ちゅうじゅん攻おさむ陷おちい阿おもね閉貞征せい的てき木目もくめ城じょう。但ただし另有記載きさい是ぜ一向いっこう一揆いっき在ざい8月がつ才ざい南下なんか進攻しんこう木目もくめ城じょう，城主じょうしゅ樋口ひぐち直ただし房ぼう力盡ちからつき降伏ごうぶく，與あずか妻子さいし退すさ往甲賀が。羽柴はしば秀吉ひでよし正せい要よう揮軍救援きゅうえん時じ，一向一揆已經將木目城燒毀，秀吉ひでよし追おい之の不ふ及，才さい重おも新しん構築こうちく木目もくめ城じょう，改あらため以阿閉貞征せい跟磯野いその員いん昌あきら入城にゅうじょう鎮守ちんじゅ，同どう時又ときまた流傳りゅうでん樋口ひぐち直ただし房ぼう內通一向いっこう一揆いっき的てき風聲ふうせい，因いん此織田おだ信長のぶなが命令めいれい秀吉ひでよし搜さがせ捕ど樋口ひぐち夫婦ふうふ處しょ死し，並なみ將はた首級しゅきゅう送おく去ざ長島ながしま給きゅう織田おだ信長のぶなが檢視けんし。

在ざい一向一揆眾大致控制住越前一國後，下か間あいだ賴照よりてる獲え本願寺ほんがんじ顯如けんにょ封ふう為ため越前えちぜん守護しゅご，杉浦すぎうら玄げん任にん管理かんり大野おおの郡司ぐんじ、七里しちり賴よりゆき周しゅう管理かんり府中ふちゅう郡ぐん，下しも間あいだ賴照よりてる之子ゆきこ下しも間あいだ賴よりゆき俊しゅん統轄とうかつ足羽あすわ郡ぐん。武田たけだ勝賴かつより也去信しんじ杉浦すぎうら玄げん任にん，希望きぼう越前えちぜん一向一揆能夠箝制織田信長，阻礙上杉うえすぎ謙信けんしん拿下越中えっちゅう。同時どうじ因いん為ため一向いっこう宗そう法主ほっしゅ本願寺ほんがんじ顯如けんにょ之子ゆきこ本願寺ほんがんじ教きょう如跟朝倉あさくら義景よしかげ有ゆう翁おきな婿むこ關係かんけい，所以ゆえん一向宗統領越前時，三輪藤兵衛等國人進行安堵時，也強調きょうちょう按照朝倉あさくら義景よしかげ時じ的てき情況じょうきょう。

但ただし一向いっこう一揆いっき引入加賀かが國こく的てき坊ぼう官かん指導しどう體制たいせい，使つかい當地とうち的てき越前えちぜん一揆眾對一向宗坊官產生不滿，志比しひ莊そう的てき林はやし兵衛ひょうえ跟阿波賀はが的てき清道きよみち遂とげ率りつ領りょう「十じゅう七なな講こう」反はん叛。11月上旬じょうじゅん，下しも間あいだ賴照よりてる跟若林りん長門ながと守也もりや討伐とうばつ了りょう在ざい河合かわい莊そう反はん叛的一揆いっき。12月上旬じょうじゅん時じ，儘管飄下大雪おおゆき，足羽あすわ郡ぐん的てき東鄉とうごう安原やすはら村むら的てき鑓やり講こう眾也起おこり事ごと反はん叛，下しも間あいだ賴よりゆき俊しゅん出擊しゅつげき征討せいとう。

為ため防備ぼうび織田おだ信長のぶなが大軍たいぐん極ごく可能かのう的てき來襲らいしゅう，越前えちぜん一向一揆也積極布防：

城しろ池ち	守備しゅび
板取いたどり城じょう	下しも間あいだ頼よりゆき俊しゅん率りつ越前えちぜん加賀かが一揆いっき入いれ駐ちゅう
木目もくめ峠とうげ	和田わだ本覺寺ほんかくじ、石田いしだ西光寺さいこうじ共ども3000人にん
鉢伏はちぶせ城じょう	杉浦すぎうら玄げん任にん率りつ專修寺せんしゅうじ、阿波あわ賀が三郎さぶろう兄弟きょうだい共ども2500人にん
今城いましろ、火ひ燧ひうち城じょう	下しも間あいだ賴照よりてる率りつ1000多た人じん
大良だいら越えつ、杉津すいづ城じょう	七里賴周與円光寺眾
河野こうの新城しんじょう	若林わかばやし長門ながと守まもる、甚七なな郎ろう
龍りゅう門もん寺てら城じょう	三宅みやけ權けん丞すすむ

織田おだ軍ぐん的てき反攻はんこう

越前えちぜん一向一揆越演越烈，織田おだ信長のぶなが終おわり決定けってい在天ざいてん正せい三さん年ねん（1575年ねん）８月がつ12日にち率りつ領りょう大軍たいぐん以越前まえ的てき牢ろう人じん眾為先鋒せんぽう出征しゅっせい越前えちぜん，動員どういん將領しょうりょう包含ほうがん織田おだ信包のぶかね、織田おだ信雄のぶお、織田おだ信孝のぶたか、織田おだ信しん澄きよし、柴田しばた勝家かついえ、丹羽にわ長秀ながひで、瀧川たきがわ一益かずます、佐久間さくま信しん盛もり、羽柴はしば秀吉ひでよし、明智あけち光秀みつひで、原田はらだ直政なおまさ、簗やな田でん廣正ひろまさ、蜂屋はちや賴よりゆき隆たかし、武藤むとう舜しゅん秀しゅう、稻葉いなば一鐵いってつ、稻葉いなば貞通さだみち、氏家うじいえ直通ちょくつう、不破ふわ光治こうじ、荒木あらき村重むらしげ、細川ほそかわ藤孝ふじたか、磯野いその員いん昌あきら、安藤あんどう守まもる就、阿おもね閉貞征せい，總そう兵力へいりょく達たち到いた3萬まん、4萬まん、8萬まん、10萬まん、10萬まん5千せん、10萬まん8千せん。在ざい海上うながみ也有やゆう若狹わかさ國こく的てき粟屋あわや勝久かつひさ、逸見いつみ昌あきら經けい跟熊谷くまがい、山縣やまがた、白井しらい、松宮まつみや、寺井てらい、香川かがわ、畑田はただ水軍すいぐん以及丹後たんご的てき一色いっしき義よし定じょう跟矢野やの、大島おおしま、櫻井さくらい水軍すいぐん，共きょう數すう百艘船隻由水路發動攻擊。

織田おだ軍ぐん在ざい13日にち進入しんにゅう小谷おたに城じょう，並なみ命令めいれい羽柴はしば秀吉ひでよし負ふ責せめ全ぜん軍ぐん軍ぐん糧かて的てき調度ちょうど，14日にち時じ便びん進入しんにゅう越前えちぜん敦賀つるが，在ざい武藤むとう舜しゅん秀しゅう的てき居館きょかん宿やど陣じん。15日にち時じ經由けいゆ大良だいら越えつ口こう攻おさむ入にゅう越前えちぜん，水軍すいぐん也同時じ從したがえ海上かいじょう攻擊こうげき港口こうこう，一向一揆方的円光寺眾跟若林長門守試圖出城應戰織田軍，卻被羽柴はしば秀吉ひでよし跟明智あけち光秀みつひで擊げき潰つぶせ，討取うちと了りょう2.3百ひゃく人にん。

柴田しばた勝家かついえ、羽柴はしば秀吉ひでよし、稻葉いなば一鐵跟明智光秀也出兵攻打杉津城，儘管七里賴周跟円光寺眾使用弓矢跟鐵炮防備，但ただし城中じょうちゅう堀江ほりえ景けい忠ただし、堀江ほりえ景けい實み父子ふし反はん叛投降とうこう織田おだ軍ぐん，杉津すいづ城じょう被ひ織田おだ軍一ぐんいち口氣こうき攻おさむ破やぶ，隨ずい後ご又また攻おさむ破やぶ若林わかばやし長門ながと守まもる在ざい河野こうの的てき新城しんじょう，守まもり軍陣ぐんじん亡ほろび2.3百ひゃく人にん。

入にゅう夜よる後ご，織田おだ軍ぐん仍持續じぞく進軍しんぐん，攻おさむ陷おちい府中ふちゅう的てき龍りゅう門もん寺てら城じょう，守將しゅしょう三宅權丞被殺，這使木目もくめ峠とうげ、鉢伏はちぶせ城じょう、今城いましろ、火ひ燧ひうち城じょう的てき一向一揆遭到織田軍的包圍，羽柴はしば秀吉ひでよし、明智あけち光秀みつひで受命じゅめい出で戰せん，再度さいど擊げき潰つぶせ府中ふちゅう一帶いったい的てき一向いっこう一いち揆眾，斬殺ざんさつ2.3千せん人にん，板取いたどり城じょう的てき下か間あいだ賴よりゆき俊しゅん、火ひ燧ひうち城じょう的てき下か間あいだ頼照よりてる、跟退往今城じょう七里頼周相繼棄城逃亡，一揆眾的將領阿波賀三郎出城想投降織田軍，卻被信長のぶなが命令めいれい原田はらだ直政なおまさ直接ちょくせつ殺ころせ死し。

16日にち，織田おだ信長のぶなが率りつ馬ば迴眾約やく1萬人從敦賀越過木目峠進入府中龍門寺城，並なみ且命令れい福田ふくだ三河みかわ守まもる進入しんにゅう今城いましろ，負ふ責せめ道路どうろ交通こうつう的てき警備けいび，開始かいし搜さがせ捕ど分散ぶんさん逃亡とうぼう的てき越前えちぜん一向いっこう一揆いっき首領しゅりょう。

而先前まえ倒たおせ戈ほこ一揆方的朝倉景健、朝倉あさくら景けい胤たね再度さいど向こう織田おだ信長のぶなが表示ひょうじ臣服しんぷく，希望きぼう獲得かくとく信長のぶなが的てき赦免しゃめん。但ただし織田おだ信長のぶなが憤怒ふんぬ未み解かい，完全かんぜん無む意い饒にょう過か他た們，下した令れい朝倉あさくら景けい健けん、朝倉あさくら景けい胤たね自盡じじん，朝倉あさくら景けい健けん的てき家臣かしん金子かねこ新しん丞すすむ父子ふし、山やま內源右衛門げんえもん亦また偕主殉死じゅんし。18日にち時じ，柴田しばた勝家かついえ、丹羽にわ長秀ながひで、織田おだ信しん澄きよし三將出兵攻下鳥羽城，又また討取うちと5.6百ひゃく人にん，金森かなもり長ちょう近ちか跟原はら長ちょう賴よりゆき由美ゆみ濃口こいくち越こし過か根尾ねお、德山とくやま攻おさむ入にゅう大野おおの郡ぐん，拿下一揆方的數座小城，也斬殺ざんさつ不ふ少敵しょうてき人じん，美濃みの豪族ごうぞく遠藤えんどう慶けい隆たかし亦また有ゆう出兵しゅっぺい參戰さんせん。

從したがえ織田おだ軍ぐん攻おさむ入にゅう越前えちぜん數日すうじつ之の間あいだ，殺ころせ死し一いち揆眾1萬まん2250人にん，加か上じょう被ひ生なま擒とりこ的てき人數にんずう，更さら高だか達たち3.4萬まん人にん。８月はちがつ23日にち，織田おだ信長のぶなが將はた本陣ほんじん移うつり往一いち乘じょう谷たに城じょう，稻葉いなば一鐵父子跟簗田廣正、羽柴はしば秀吉ひでよし、明智あけち光秀みつひで、細川ほそかわ藤孝ふじたか趁機追つい殺ころせ一揆眾敗軍攻入加賀かが，拿下能美のみ、江沼えぬま兩りょう郡ぐん。

戰後せんご，織田おだ信長のぶなが為ため鞏固きょうこ對たい越前えちぜん的てき控ひかえ制せい，決定けってい在ざい北之庄きたのしょう興きょう建けん一座堅城作為新的治所，加賀かが奧おき郡ぐん的てき一向一揆也趁著織田信長主力離開越前，企圖きと捲土重來けんどじゅうらい，但ただし被ひ羽柴はしば秀吉ひでよし擊退げきたい，斬首ざんしゅ250多た人じん。在ざい織田おだ軍ぐん進攻しんこう越前えちぜん一向いっこう一揆いっき時じ，跟一向むかい宗はじめ不ふ睦むつみ的てき真宗しんしゅう高田たかだ派は門徒もんと跟真宗しんしゅう三門徒派選擇與織田信長合作，所以ゆえん織田おだ信長のぶなが也給予よ高田たかだ派は的てき專修寺せんしゅうじ知行ちぎょう安堵あんど。其中高田たかだ派は的てき黑目くろめ稱名寺しょうみょうじ也在當年とうねん10月がつ發現はつげん下か間あいだ賴照よりてる甚至化か裝そう成なり乞丐こつがい隱匿いんとく行ぎょう蹤，便びん在府ざいふ中ちゅう下野げや村むら擒とりこ獲え下か間あいだ賴照よりてる，將はた他た交給織田おだ軍ぐん，下しも間あいだ賴照よりてる因いん此被殺ころせ死し，柴田しばた勝家かついえ也因此功給きゅう稱名寺しょうみょうじ發はつ下か感狀かんじょう。

戰後せんご處理しょり

織田おだ信長のぶなが順じゅん利り戰せん勝越かちこし前まえ一向いっこう一揆いっき後ご，重じゅう新しん掌握しょうあく越前えちぜん一國並拿下加賀的能美、江沼えぬま兩りょう郡ぐん，織田おだ信長のぶなが也對這些領地りょうち進行しんこう重おも新しん分配ぶんぱい。柴田しばた勝家かついえ負ふ責せめ總そう管かん越前えちぜん一いち國こく八はち郡ぐん，但ただし府中ふちゅう兩りょう郡ぐん交由不破ふわ光治こうじ、佐さ佐さ成なり政せい跟前田まえだ利家としいえ（府中ふちゅう三さん人にん眾），大野おおの郡ぐん分ぶん給金きゅうきん森長もりなが近きん三さん分ふん之の二に，原はら長ちょう賴よりゆき獲得かくとく三さん分ふん之の一いち，敦賀つるが郡ぐん依よ舊きゅう由よし武藤むとう舜しゅん秀しゅう統轄とうかつ。加賀かが的てき檜ひのき屋城やしろ跟大聖寺だいしょうじ城じょう則のり交給簗やな田でん廣正ひろまさ、佐さ佐さ長ちょう穐跟堀江ほりえ景けい忠ちゅう父子ふし。

但ただし越前えちぜん一向一揆並非就此完全消滅，部分ぶぶん門徒もんと依然いぜん在ざい山間さんかん轉戰てんせん，天正てんしょう五ご年ねん（1577年ねん）時じ曾再度さいど蜂起ほうき包圍ほうい柴田しばた家臣かしん柴田しばた義宣よしのぶ所在しょざい的てき河合かわい村むら，將はた其殺害さつがい，也暗中ちゅう想おもえ方かた設しつらえ法ほう輸送ゆそう糧食りょうしょく進入しんにゅう被ひ織田おだ軍ぐん包圍ほうい的てき石山いしやま本願寺ほんがんじ，七里しちり賴よりゆき周しゅう、杉浦すぎうら玄げん任にん也順利り逃回にげまわ加賀かが，但ただし整體せいたい來らい說せつ已やめ經けい無法むほう對たい統治とうち越前えちぜん的てき織田おだ家か造成ぞうせい太ふと大だい威い脅おびえ。