作つくって遊あそぼう&学校がっこうの応援おうえん

【研究けんきゅうの目的もくてき】
　良よく飛とぶ紙かみ飛行機ひこうきを作つくりたいという思おもいから研究けんきゅうを始はじめた。今回こんかいは、先端せんたんの重おもさを変かえて“適当てきとうな重おもさ”を探さがすというものである。
【研究けんきゅうの方法ほうほう】
　A3サイズのチラシをA5サイズに切きり分わけて４枚まいにして、それを先端せんたんとなるところを折おり曲まげることによって先端せんたん部ぶを重おもくする。折おり曲まげる長ながさが長たければ長ながいほど重おもくなる。それを同おなじ折おり方かたで折おって良よく飛とぶものを探さがしていく。一番いちばん飛とぶのが“適切てきせつな重おもさ”ということになる。
【研究けんきゅうの結果けっか】
　ABCDの紙かみ飛行機ひこうきを作つくった。Aが長ながさ1/4の先端せんたん部分ぶぶんを折おり曲まげたもの、Bは長ながさ2/4の先端せんたん部分ぶぶんを折おり曲まげたもの、Cは長ながさ3/4の先端せんたん部分ぶぶんを折おったもの、Dは長ながさ7/8の先端せんたん部分ぶぶんを折おったものである。AからDに行いくにしたがって、先端せんたんの重おもさがだんだん重おもくなっていく。しかし、機き全体ぜんたいの長ながさが短みじかくなってしまう。






　ABCDの飛跡ひせきの例れいを図ずに示しめす。



①　先さき端はしが一番いちばん軽かるいAは、投なげるとすぐ急上昇きゅうじょうしょうして失速しっそくして急落きゅうらくする。１ｍも離はなれることはほぼできない。
②　次つぎに軽かるいＢは、急上昇きゅうじょうしょうして失速しっそくするが１ｍ以上いじょう離はなれることもある。飛とんでいるという感かんじではない。
③　Ｃは、投なげた方向ほうこうに向むかって進すすみ、ゆっくり降下こうかしていく。飛とんでいるという感かんじはある。④　先さき端はしが一番いちばん重おもいＤは、投なげると急降下きゅうこうかして、速度そくどが上あがったところで先端せんたんを上うえに向むけて失速しっそくする。ときには急降下きゅうこうかの後のち、少すこしは水平すいへい飛行ひこうすることもある。
【研究けんきゅうの考察こうさつ】
〇　Ｃが最もっとも良よく飛とぶとわかった。
〇　先端せんたんが軽かるければ、投なげたあと急上昇きゅうじょうしょうする。そして失速しっそくする。
〇　先端せんたんが重おもければ、投なげたあと急降下きゅうこうかする。急降下きゅうこうかして速度そくどが上あがると、上うえを向むいて失速しっそくしたり、水平すいへい飛行ひこうをすることもある。つまり、適度てきどな速はやさでは“平行へいこう飛行ひこう”をすることができる。
　　（追つい実験じっけんで、このことを確たしかめた。）
〇　これらのことから、Ｃであっても、無理むりやり強つよく投なげると“上昇じょうしょう”してしまい、ゆっくり投なげると“下降かこう”してしまうことになる。
　　（追つい実験じっけんで、このことを確たしかめた。）
〇　適切てきせつな速はやさで投なげるとＣは遠とおくまで飛とぶということである。
【研究けんきゅうのまとめ】
　今回こんかいは〔先端せんたんの重おもさ〕に注目ちゅうもくして良よく飛とぶ紙かみ飛行機ひこうきを研究けんきゅうした。Ａ５チラシの先端せんたん側がわ３／４を折おり曲まげて、この折おり方かたで折おっていくとスムースな飛とび方かたで飛とぶことができる。この紙かみ飛行機ひこうきなりの“適切てきせつな速はやさ”があるので、投なげるときの速はやさもその“適切てきせつな速はやさ”にしたとき、もっともよ良よく飛とぶ、つまり遠とおくまで飛とぶことができる。

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　最後さいごに、良よく飛とぶ紙かみ飛行機ひこうきの作つくり方かたを示しめします。ぜひ作つくってみてください。








　いかがでしたか！

　最後さいごまで見みていただいてありがとうございました。さらに研究けんきゅうしてご披露ひろうしたいと思おもいます。


　

〔パソコンページ〕


自由じゆう研究けんきゅうの続つづきはNo.2です。