ストローというと
環境問題があり、これから
無くなっていく
物かもしれませんが、
皆さんの
家にはどっかの
片隅に
昔のものがあるのではないかと
思います。
私の
家では「
何探してるの!」「ストロー
笛を
作ろうと・・・」「それだったら
家にもありますよ。」と
妻が
食糧倉庫の
奥から
持ってきてくれました。
放課後子ども教室で作るときには、清潔さもあるので、個別袋入りのストローを使います。100円ショップから買っていきます。
写真で
紹介しようとやってみましたが、ものが
小さくてピントが
合わないんです。そこで、ほとんどを
図で
説明することにしました。
ストロー笛の作り方
必要なものと材料です。
白いストローは20
年以上も
前のストローです。
最近のものは、ほとんどのものに
折れ
曲がるところがありますね。
最近のストローもチョッと
細いですが
準備しました。どちらか
一つあればいいです。その
他にハサミと
定規が
必要です。だいたいそれらしくなれば、けっこう
鳴りますので、
定規は
必要ないかもしれません。
① ストローの
一方の
端をこれから
加工していきます。
②
平らになっていますが、
親指と
人差し
指でストローの
端をつまんで
平らにします。
何回も
何回もつまんで
両横が
折れ
目ができるほど
繰り
返します。
爪で
強(しご)いてもいいですよ。
少なくとも20mmは
平らにしてください。
③
端から15mmほど(
図の
点線)をハサミで
切り
取ります。
点線の
左右両方とも
切ってください。
図の
上の
方からハサミを
入れた
方が
切りやすいですが、その
場合、15mmまで
切るのは
至難の
技です。
短めに
切って、
何度か
切って15mmにしてください。
良く
切れるハサミであれば、
下の15mmのところから
切ることもできます。
④
出来上がりです。
下の
図は
一般的な
寸法です。
このようになりましたか。
細工はこれだけです。
早速、
細工をしたところを
口にくわえて
吹いてみましょう。
鳴りましたか?・・・
初めから
鳴れば
大したもんです。
鳴らないのが
普通ですから
心配しないでください。
吹き方です。
ストロー
笛の
切り
始めの
部分をくちびるでくわえます。チョッと
力を
加えて
吹くと、
狭い
隙間を
空気が
通って
振動したら
音が
出ます。
力の
加減で
鳴ったり
鳴らなかったりしますので、そのコツをつかんでください。
参考のために、ストロー
笛の
良し
悪しを、
私の
経験上、
説明しておきます。
①は、“
作り
方”で
紹介したとおりベストです。
②は、
鳴ることについては
問題ありませんが、
何度も
吹いていると、
尖った
先端部分がクルクルに
変形してしまいます。とんがりが
鋭角であれば、
変形が
大きく
鳴らなくなってしまいます。
③は、どこを
唇でつまめばよいかわかりませんし、
振動もしにくく、ほとんど
鳴りません。
④は、②ほどではありませんが、
何度も
吹いて
鳴らしていると、しだいに
変形して
鳴らなくなってしまいます。
※ どのストロー笛も鳴るとき細かく振動しますから、振動部分は必ず疲労して変形してきますので、いつかは鳴らなくなります。その時は、チョッと短くして、平らにするところやり直して、また作ってください。
鳴り方
鳴り
方というと“
音の
高さ”です。ストロー
笛の
場合、
音の
高さはストローの
太さには
関係ないそうです。
音の
高さはストローの
長さで
決まります。
長いと“
低い
音(ぶー)”、
短いと“
高い
音(ピー)” という
音がします。
実は、ストローが
長いと
鳴りやすいんです。どうしても
鳴らすことができない
人には、
長い~ストロー
笛を
作って
吹いてみると、コツがつかみやすいです。
超ロングなストロー
笛の
作り
方です。
旨(うま)くいくと、チョッとくわえて
吹くだけでも“
鳴る”ことがあります。
面白い鳴らせ方
図をご
覧ください。
両手で
密閉した
空間を
作ります。
親指と
親指の
間に
加工してない
端っこを
突っ
込みます。ストロー
笛を
吹くと
音がしますが、
吹きながら
矢印のように
指をゆっくり
開けると、
急に
音が
変わります。
面白い
音です。
放課後子ども
教室では
必ず、
子供たちの
前で、
私と
先生とで「ぷ~う、
何の
音ですか? (⚪⚪⚪が)でちゃいました!」と
言って、ちょい
芝居をやって
見せます。
大爆笑で、
小学校低学年児童が
我も
我もと
二人組で
真似をしてくれます。うんち💩やおなら🗨️はみんな
大好きです。
指の
開け
方しだいでは
音階もできるのではないかと
思います。
私の
手では
無理でしたが、
手先の
良く
動く
方であれば
挑戦するのも
面白いと
思います。
最後まで
読んでいただきありがとうございました。