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ハシマガリチドリ - Wikipedia

ハシマガリチドリくちばしきょくせんちょうAnarhynchus frontalis)は、チドリチドリハシマガリチドリぞく分類ぶんるいされる鳥類ちょうるいほんしゅのみでハシマガリチドリぞく形成けいせいする。

ハシマガリチドリ
ハシマガリチドリ
ハシマガリチドリ(オス繁殖はんしょく
Anarhynchus frontalis
保全ほぜんじょうきょう評価ひょうか
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類ぶんるい
ドメイン : かく生物せいぶつ Eukaryota
さかい : 動物界どうぶつかい Animalia
もん : 脊索せきさく動物どうぶつもん Chordata
もん : 脊椎動物せきついどうぶつもん Vertebrata
つな : とりつな Aves
: チドリ Charadriiformes
: チドリ Charadrii
: チドリ Charadriidae
ぞく : ハシマガリチドリぞく
Anarhynchus
Quoy & Gaimard, 1830
たね : ハシマガリチドリ A. frontalis
学名がくめい
Anarhynchus frontalis
Quoy & Gaimard, 1830
和名わみょう
ハシマガリチドリ
英名えいめい
Wrybill

ニュージーランド固有こゆうしゅである。

南島なんとう中央ちゅうおう繁殖はんしょくし、冬季とうきになると北島きたじま南島なんとう北部ほくぶ北上ほくじょう越冬えっとうする。

形態けいたい

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全長ぜんちょう20-21cm。上面うわつら灰色はいいろ下面かめんしろ羽毛うもうおおわれる。

くちばしはやや上方かみがたりあがり、また右側みぎがわ湾曲わんきょく鳥類ちょうるいでは唯一ゆいいつ左右さゆう非対称ひたいしょう和名わみょう英名えいめい(wrybill=がったくちばしともくちばし由来ゆらいする。くちばし色彩しきさいくろい。後肢あとあし色彩しきさいくら灰色はいいろ

繁殖はんしょくのオスはがく胸部きょうぶくろ斑紋はんもんはいる。繁殖はんしょくのオスはがく胸部きょうぶ斑紋はんもん灰色はいいろになる。

生態せいたい

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繁殖はんしょくには河川敷かせんしき繁殖はんしょくには湿原しつげん海岸かいがん干潟ひかたはん砂漠さばく地帯ちたいなどに生息せいそくする。繁殖はんしょくにはだい規模きぼれを形成けいせいすることもある。

しょくせい動物どうぶつしょくで、昆虫こんちゅうクモ甲殻こうかくるい貝類かいるいゴカイなどをべる。繁殖はんしょくにはどろをつつき獲物えもの捕食ほしょくするが、繁殖はんしょくにはくちばしいししたさぐ獲物えもの捕食ほしょくする。

繁殖はんしょく形態けいたい卵生らんせい。7-10月(営巣えいそう失敗しっぱいすると10-12月も)に1かいに2たまごむ。雌雄しゆう交代こうたいだきたまごおもにメスがだきたまご)し、だきたまご期間きかんは30-36にち

人間にんげんとの関係かんけい

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娯楽ごらくとしての狩猟しゅりょうなどにより生息せいそくすう激減げきげんし、また開発かいはつによる生息せいそく破壊はかいによって生息せいそくすう減少げんしょう懸念けねんされている。1940年代ねんだいには狩猟しゅりょう禁止きんしされた。1970年代ねんだい後半こうはんにおける生息せいそくすうは5,000-7,000推定すいていされ、1994ねんにおける生息せいそくすうは5,111確認かくにんされている。

関連かんれん項目こうもく

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参考さんこう文献ぶんけん

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外部がいぶリンク

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