和田わだ幸次郎こうじろう

和田わだ（わだ）幸次郎こうじろう（こうじろう）
	朝日あさひ乗組のりくみ士官しかん（大尉たいい相当そうとう官かん以上いじょう）; 前列ぜんれつ左端ひだりはし和田わだ幸次郎こうじろう（1905年ねん1月がつ1日にち撮影さつえい）
生誕せいたん	日本にっぽん・岩代いわしろ国こく若松わかまつ
所属しょぞく組織そしき	大日本帝国だいにっぽんていこく海軍かいぐん
軍ぐん歴れき	1892年ねん - 1913年ねん
最終さいしゅう階級かいきゅう	海軍かいぐん大佐たいさ
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和田わだ幸次郎こうじろう（わだこうじろう、1869年ねん3月がつ又または4月がつ（明治めいじ2年ねん） - 1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）10月29日にち）は、日本にっぽんの海軍かいぐん軍人ぐんじん。戦艦せんかん「朝日あさひ」砲術ほうじゅつ長ちょうとして日本海にほんかい海戦かいせんなどを戦たたかった。最終さいしゅう階級かいきゅうは海軍かいぐん大佐たいさ。

生涯しょうがい

経歴けいれき

戦艦せんかん「朝日あさひ」。12インチ砲ほうを有ゆうする砲ほう力りょくに期待きたいがかけられていた。

岩代いわしろ国こく若松わかまつに生うまれ、和田わだ重恩じゅうおんの養子ようしとなる^[1]。本籍ほんせきは青森あおもり県けんであった^[2]。長ながじて海軍兵学校かいぐんへいがっこうに入校にゅうこうし、1890年ねん（明治めいじ23年ねん）7月がつ、17期生きせいとして卒業そつぎょう^{[* 2]}。席次せきじは88名めい中ちゅう59番ばんである^[2]。「比叡ひえい」乗組のりくみ候補こうほ生せい^[1]として実務じつむ訓練くんれんを受うけ、僚艦りょうかん「金きむ剛つよし」とともに和歌山わかやま県けん樫野崎かしのざき灯台とうだい沖おきで遭難そうなんした「エルトゥールル号ごう」の生存せいぞん者しゃを送おくり届とどけるためトルコまで赴おもむいている^[3]。呉ご海兵かいへい団だん分隊ぶんたい士し、軍法ぐんぽう会議かいぎ判はん士しを務つとめ、「筑波つくば」分隊ぶんたい士しとして日にち清しん戦争せんそうを迎むかえ、逃走とうそうした東ひがし学がく党とうの捕虜ほりょを追跡ついせきし負傷ふしょうした^[1]。｢小鷹こたか｣（横須賀よこすか水雷すいらい隊たい攻撃こうげき部ぶ）、｢大島おおしま｣乗組のりくみを経へて、1896年ねん（明治めいじ29年ねん）大尉たいいに進級しんきゅう。以後いご｢和泉いずみ｣分ぶん隊長たいちょう、｢橋立はしだて｣砲術ほうじゅつ長ちょう^[4]を歴任れきにん。また「松島まつしま」で白石しらいし葭かや江えらと砲ほう員いんの訓練くんれんを指導しどうしている^[5]。日にち露ろ戦争せんそうを連合れんごう艦隊かんたい旗艦きかん「三笠みかさ」砲術ほうじゅつ長ちょうとして迎むかえ、黄海こうかい海戦かいせん前まえに「朝日あさひ」砲術ほうじゅつ長ちょうに異動いどうとなる。黄海こうかい海戦かいせん、日本海にほんかい海戦かいせんを戦たたかい、前者ぜんしゃでは負傷ふしょうした^[6]。

戦後せんごは功こう四よん級きゅうに叙じょされ、横須賀よこすか海軍かいぐん工廠こうしょう検査官けんさかん（少佐しょうさ）^[7]などを経へて、1913年ねん（大正たいしょう2年ねん）、横須賀よこすか海軍かいぐん工廠こうしょう兵器へいき庫こ主管しゅかん（中佐ちゅうさ）在任ざいにん中ちゅうに待命たいめい^[8]となり、大佐たいさ進級しんきゅう後ご予備よび役やく編入へんにゅうとなった。

日本海にほんかい海戦かいせん

三笠みかさから朝日あさひへ

和田わだの「三笠みかさ」砲術ほうじゅつ長ちょうから「朝日あさひ」砲術ほうじゅつ長ちょうへの異動いどうは1904年ねん（明治めいじ37年ねん）3月がつである。代かわって「朝日あさひ」から「三笠みかさ」に異動いどうしたのが加藤かとう寛治かんじ（のち大将たいしょう）であった。「三笠みかさ」砲術ほうじゅつ長ちょう附ふであった百武ももたけ源はじめ吾われによれば、この異動いどうには「三笠みかさ」艦長かんちょう伊地知いじち彦次郎ひこじろうの意向いこうがあった^[9]^{[* 3]}。

事前じぜん訓練くんれん

バルチック艦隊かんたい旗艦きかん「クニャージ・スヴォーロフ」

連合れんごう艦隊かんたいは「初瀬はつせ」、「八島やじま」の2戦艦せんかんを失うしなっていたため、日本海にほんかい海戦かいせんに参戦さんせんした戦艦せんかんは4隻せきであった。砲術ほうじゅつ科かの責任せきにん者しゃである砲術ほうじゅつ長ちょうは安保あぼ清きよし種しゅ（のち大将たいしょう、「三笠みかさ」）、石川いしかわ長ちょう恒つね（のち大佐たいさ、「敷島しきしま」）、川上かわかみ親ちかし幸こう（のち大佐たいさ、「富士ふじ」）らの海兵かいへい18期生きせい、そして和田わだ（｢朝日あさひ｣）の各かく少佐しょうさである^[10]。砲術ほうじゅつ科か員いんは鎮海湾わんで行おこなわれた訓練くんれんで石炭せきたん積づみを免除めんじょされ、内うち膅砲射撃しゃげき^{[* 4]}によって連日れんじつの訓練くんれんを積つんだ^[11]。

朝日あさひ砲術ほうじゅつ科か

｢朝日あさひ｣の砲術ほうじゅつ科かに関かんする約やく500名めいの人員じんいんは、それぞれ前部ぜんぶ砲塔ほうとう、後部こうぶ砲塔ほうとう、前部ぜんぶ砲台ほうだい、後部こうぶ砲台ほうだい、弾薬だんやく運搬うんぱんを受うけ持もつ5個こ分隊ぶんたいに属ぞくして戦闘せんとうに従事じゅうじした^[12]。砲術ほうじゅつ長ちょうは艦橋かんきょうにあって艦長かんちょうから攻撃こうげき目標もくひょう、射距離しゃきょり、砲撃ほうげき開始かいし、中止ちゅうしなどの指示しじを受うけ、これらの指示しじのほか、基準きじゅん苗なえ頭あたま（射い爆ばく理論りろん参照さんしょう）、「朝日あさひ」の速力そくりょく、風力ふうりょく、攻撃こうげき目標もくひょうの推定すいてい針路しんろなどを直属ちょくぞく部員ぶいんをもって砲ほう側がわに伝達でんたつし、砲戦ほうせんを行おこなう役割やくわりを担になっていた^[13]。

戦闘せんとう

1904年ねん（明治めいじ37年ねん）5月27日にち、戦闘せんとう配備はいびを終おえたのち、野元のもと綱つな明あきら艦長かんちょうは「迅速じんそくに装填そうてんし、精確せいかくに照準しょうじゅんし、標的ひょうてきなき弾たまは発はっせざる」よう指示しじしている^[14]。バルチック艦隊かんたいを発見はっけん後ご、和田わだは砲弾ほうだんの装填そうてんを命めいじ、必要ひつような指示しじを砲ほう側がわに伝つたえ開戦かいせんに備そなえる^[15]。14時じ12分ふん、「朝日あさひ」は距離きょり7000mから砲撃ほうげきを開始かいしした。目標もくひょうはバルチック艦隊かんたい旗艦きかん「クニャージ・スヴォーロフ」である^[16]。日本海にほんかい海戦かいせんの初日しょにちにおける「朝日あさひ」は次つぎのような砲戦ほうせんを行おこなった^[17]。翌日よくじつも10時じ台だいにネボガトフ少将しょうしょうが率ひきいる部隊ぶたいに砲撃ほうげきを行おこなっているが、ネボガトフ少将しょうしょうは降伏ごうぶくし、「朝日あさひ」の戦闘せんとう終了しゅうりょうは10時じ55分ふんである。「朝日あさひ」砲術ほうじゅつ科かの戦死せんし者しゃは後部こうぶ砲台ほうだい指揮しき官かん、第だい5分ふん隊長たいちょう森下もりした基一きいち^{[* 5]}中尉ちゅういほか6名めいであった^[18]^[19]。

14時じ

12分ふん - 砲撃ほうげき開始かいし、距離きょり7000m
34分ふん – 右舷うげん12ポンド砲撃ほうげき開始かいし
41分ふん - 目標もくひょうを2番ばん艦かんへ変更へんこう
48分ふん – 目標もくひょうを1番ばん艦かんへ変更へんこう
52分ふん - 砲撃ほうげき待まてて

15時じ

09分ふん – 砲撃ほうげき開始かいし、目標もくひょう1番ばん艦かん、距離きょり4100m
14分ふん – 目標もくひょうをボロジノ型がた戦艦せんかんへ変更へんこう、距離きょり3100m
21分ふん – 12ポンド砲ほう砲撃ほうげき待まてて
28分ふん - 砲撃ほうげき待まてて

16時じ

08分ふん - 砲撃ほうげき開始かいし、距離きょり6500m
17分ふん　- 砲撃ほうげき待まてて
28分ふん - 砲撃ほうげき開始かいし、目標もくひょう「ナヒモフ」、距離きょり7500m
31分ふん - 砲撃ほうげき待まてて
32分ふん - 砲撃ほうげき開始かいし、距離きょり2500m
42分ふん - 砲撃ほうげき待まてて

17時じ

05分ふん - 砲撃ほうげき開始かいし、目標もくひょうボロジノ型がた戦艦せんかん、距離きょり6800m
13分ふん – 目標もくひょうを仮装かそう巡洋艦じゅんようかん（A）へ変更へんこう、距離きょり5300m
22分ふん – 目標もくひょうをナヒモフへ変更へんこう、距離きょり5400m
26分ふん - 砲撃ほうげき待まてて
36分ふん – 目標もくひょうを仮装かそう巡洋艦じゅんようかん(B)へ変更へんこう、距離きょり6200m
43分ふん – 目標もくひょうを仮装かそう巡洋艦じゅんようかん(A)へ変更へんこう、距離きょり2300m
51分ふん – 目標もくひょうを巡洋艦じゅんようかんへ変更へんこう、距離きょり5600m
55分ふん - 砲撃ほうげき待まてて

18時じ

02分ふん - 砲撃ほうげき開始かいし、目標もくひょう戦艦せんかん、距離きょり7500m
17分ふん – 目標もくひょうをボロジノ型がた戦艦せんかんへ変更へんこう、距離きょり6500m

19時じ

30分ふん - 砲撃ほうげき中止ちゅうし

朝日あさひ戦闘せんとう報告ほうこくによる発射はっしゃ弾だん数すう表ひょう^[20]
砲ほう種しゅ	12インチ(30.05cm)	6インチ(15.2cm)	12ポンド(7.62cm)	合計ごうけい
門もん数すう	4	14	20	38
弾たま数すう	142	693	513	1348

この他ほかにも小しょう口径こうけいの速射そくしゃ砲ほうを有ゆうしていたが、戦闘せんとう報告ほうこくに発射はっしゃに関かんする記録きろくはない。

栄典えいてん

位階いかい

1898年ねん（明治めいじ31年ねん）3月8日にち - 正せい七なな位い^[21]

勲章くんしょう等とう

1902年ねん（明治めいじ35年ねん）5月がつ10日とおか - 明治めいじ三さん十じゅう三さん年ねん従軍じゅうぐん記章きしょう^[22]

脚注きゃくちゅう

注釈ちゅうしゃく

^ 日本海にほんかい海戦かいせん時じの幹部かんぶは艦長かんちょう野元のもと綱つな明あきら、副長ふくちょう東郷とうごう吉太郎よしたろう、機関きかん長ちょう関せき重忠しげただらであった。前列ぜんれつ左ひだりから3人にん目めが関せき、後列こうれつ左ひだりから2人ふたり目めが波多野はたの貞夫さだおである。野元のもとは写うつっておらず、東郷とうごうは着任ちゃくにんしていない。
^ 海兵かいへいの同期生どうきせいに、和田わだと同おなじく若松わかまつに生うまれ青森あおもりを本籍ほんせき地ちとしていた下平しもだいら英太郎えいたろうがいる。下平しもだいらは日にち露ろ戦争せんそう時じに砲術ほうじゅつ学校がっこう教官きょうかんとして、砲術ほうじゅつ科か員いんの育成いくせいを行おこなっていた。両家りょうけの遺族いぞくは同おなじ町内ちょうないに居住きょじゅうしていた（蒲田かまた静しず三さんほか『陸奥みちのくの海鳴うみなり』7頁ぺーじ）
^ 加藤かとうは海兵かいへい18期きの首席しゅせきで、また実務じつむにおいても優秀ゆうしゅうな将校しょうこうと認みとめられており、黄海こうかい海戦かいせんでは旅順りょじゅんからウラジオストクを目指めざしたロシア太平洋艦隊たいへいようかんたい旗艦きかん「ツェサレーヴィチ」に命中めいちゅう弾だんを与あたえ、日本にっぽん海軍かいぐんに戦勝せんしょうをもたらす功績こうせきを挙あげている。
^ 小銃しょうじゅうを使用しようした大砲たいほうの照準しょうじゅん、発射はっしゃ訓練くんれん。
^ 森下もりしたは海兵かいへい29期きを席次せきじ3番ばんで卒業そつぎょうした俊才しゅんさいであった。東京とうきょう府ふ出身しゅっしん。

出典しゅってん

^ ^a ^b ^c 『会津あいづ人物じんぶつ事典じてん (武人ぶじん編へん)』「和田わだ幸次郎こうじろう」
^ ^a ^b 『海軍兵学校かいぐんへいがっこう沿革えんかく』「明治めいじ23年ねん7月がつ17日にち」
^ 水路すいろ部ぶ『軍艦ぐんかん比叡ひえい土ど耳みみ古いにしえ国こく航海こうかい報告ほうこく』、1892年ねん。
^ “34年ねん5月がつ31日にち横須賀よこすか鎮守ちんじゅ府ふ軍艦ぐんかん射撃しゃげき成績せいせき表ひょう進達しんたつの件けん(2)”. アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C10127338900、明治めいじ34年ねん公文こうぶん雑ざつ輯巻まき4 演習えんしゅう1. 2013年ねん2月がつ1日にち閲覧えつらん。画像がぞう6枚まい目め
^ “常備じょうび艦隊かんたい司令しれい長官ちょうかん進達しんたつに係かかる将校しょうこう作業さぎょう報告ほうこく及下士卒しそつ教育きょういく実施じっし報告ほうこく　其二そのじ/明治めいじ31年ねん12月1日にち　軍艦ぐんかん松島まつしま夏季かき教育きょういく実施じっし報告ほうこく”. アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C10100152200、明治めいじ31年ねん公文こうぶん雑ざつ輯別集しゅう巻まき8 作業さぎょう報告ほうこく4止とめ. 2013年ねん2月がつ1日にち閲覧えつらん。
^ “第だい13号ごう軍艦ぐんかん朝日あさひ負傷ふしょう者しゃ表ひょう”. アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C05110043900、「極秘ごくひ明治めいじ37.8年ねん海戦かいせん史し第だい1部ぶ戦せん紀き巻まき6付表ふひょう及付図ず」. 2013年ねん2月がつ1日にち閲覧えつらん。
^ 『職員しょくいん録ろく明治めいじ39年ねん甲かぶと』
^ 『会津あいづ会かい会報かいほう』
^ 石井いしい稔みのる編著へんちょ『異色いしょくの提督ていとく百武ももたけ源はじめ吾われ』異色いしょくの提督ていとく百武ももたけ源はじめ吾われ刊行かんこう会かい、1979年ねん。 20頁ぺーじ、127頁ぺーじ
^ 有終ゆうしゅう会かい編へん『戦せん袍ほう余あまり薫かおる懐旧かいきゅう録ろく. 第だい2輯』
^ 『日本にっぽんの海軍かいぐん（上うえ）』309-310頁ぺーじ
^ 『朝日あさひ艦かんより見みたる日本海にほんかい海戦かいせん』画像がぞう18枚まい目め
^ 『軍艦ぐんかん朝ちょう日にち日にち露ろ戦役せんえき実験じっけん摘録てきろく』画像がぞう21枚まい目め-23枚まい目め
^ 『朝日あさひ艦かんより見みたる日本海にほんかい海戦かいせん』画像がぞう41枚まい目め
^ 『朝日あさひ艦かんより見みたる日本海にほんかい海戦かいせん』画像がぞう49枚まい目め
^ 『日にち露ろ戦争せんそう 6』473頁ぺーじ
^ 『第だい5号ごう朝日あさひ艦長かんちょう海軍かいぐん大佐たいさ野元のもと綱つな明あかりの提出ていしゅつせる軍艦ぐんかん朝日あさひ日本海にほんかい海戦かいせん戦闘せんとう報告ほうこく』画像がぞう2-4枚まい目め
^ 『第だい5号ごう朝日あさひ艦長かんちょう海軍かいぐん大佐たいさ野元のもと綱つな明あかりの提出ていしゅつせる軍艦ぐんかん朝日あさひ日本海にほんかい海戦かいせん戦闘せんとう報告ほうこく』画像がぞう7枚まい目め
^ 『朝日あさひ艦かんより見みたる日本海にほんかい海戦かいせん』画像がぞう73枚まい目め
^ 『第だい5号ごう朝日あさひ艦長かんちょう海軍かいぐん大佐たいさ野元のもと綱つな明あかりの提出ていしゅつせる軍艦ぐんかん朝日あさひ日本海にほんかい海戦かいせん戦闘せんとう報告ほうこく』画像がぞう9枚まい目め
^ 『官報かんぽう』第だい4402号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1898年ねん3月がつ9日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい5835号ごう・付録ふろく、「叙任じょにん及辞令れい」1902年ねん12月13日にち。

参考さんこう文献ぶんけん

海軍かいぐん軍令ぐんれい部ぶ『極秘ごくひ明治めいじ37.8年ねん海戦かいせん史し』（アジア歴史れきし資料しりょうセンター）

｢備考びこう文書ぶんしょ｣（Ref.C05110042300、第だい1部ぶ戦せん紀き巻まき6 防衛ぼうえい省しょう防衛ぼうえい研究所けんきゅうじょ)
「第だい5号ごう朝日あさひ艦長かんちょう海軍かいぐん大佐たいさ野元のもと綱つな明あかりの提出ていしゅつせる軍艦ぐんかん朝日あさひ日本海にほんかい海戦かいせん戦闘せんとう報告ほうこく」（Ref.C05110085500、第だい2部ぶ戦せん紀き巻まき2備考びこう文書ぶんしょ第だい1 防衛ぼうえい省しょう防衛ぼうえい研究所けんきゅうじょ）

アジア歴史れきし資料しりょうセンター

「軍艦ぐんかん朝ちょう日にち日にち露ろ戦役せんえき実験じっけん摘録てきろく」（Ref.C09050779900、日にち露ろ戦役せんえき実験じっけん摘録てきろく(1)　軍艦ぐんかん出雲いずも朝日あさひ松島まつしま朧おぼろ電でん駆逐くちく艦かん霞かすみ馬ば公おおやけ要港ようこう部ぶ明治めいじ37-38 防衛ぼうえい省しょう防衛ぼうえい研究所けんきゅうじょ）

池田いけだ清きよし『日本にっぽんの海軍かいぐん（上うえ）』朝日あさひソノラマ、1987年ねん。ISBN 4-257-17083-2。
小島こじま一男かずお『会津あいづ人物じんぶつ事典じてん (武人ぶじん編へん)』歴史れきし春秋しゅんじゅう社しゃ
児島こじま襄じょう『日にち露ろ戦争せんそう 6』文春ぶんしゅん文庫ぶんこ、1994年ねん。ISBN 4-16-714151-5。
児島こじま襄じょう『日にち露ろ戦争せんそう 7』文春ぶんしゅん文庫ぶんこ、1994年ねん。ISBN 4-16-714152-3。
塚本つかもと義胤よしたね『朝日あさひ艦かんより見みたる日本海にほんかい海戦かいせん』滄浪閣かく書房しょぼう、1907年ねん（著者ちょしゃは「朝日あさひ」乗組のりくみ主計しゅけい官かん）
戸高とだか一成いっせい監修かんしゅう『日本にっぽん海軍かいぐん士官しかん総覧そうらん』柏書房かしわしょぼう
明治めいじ百ひゃく年ねん史し叢書そうしょ第だい74巻かん『海軍兵学校かいぐんへいがっこう沿革えんかく』原はら書房しょぼう