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小型自動車 - Wikipedia

小型こがた自動車じどうしゃ

日本にっぽんにおける自動車じどうしゃ区分くぶん

小型こがた自動車じどうしゃ(こがたじどうしゃ)は、日本にっぽんにおける自動車じどうしゃ区分くぶんのひとつ。市場いちばにおいてはナンバープレート分類ぶんるい番号ばんごうから「4ナンバーしゃ貨物かもつ)」/「5ナンバーしゃ乗用じょうよう)」とばれる。

概要がいよう

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道路どうろ運送うんそう車両しゃりょうほうにおける区分くぶんであり、道路どうろ運送うんそう車両しゃりょうほう施行しこう規則きそくにおいて規定きていされている定義ていぎ以下いかとおり。

よんりん以上いじょう自動車じどうしゃおよけんいん自動車じどうしゃ自動車じどうしゃおおきさがながさ4.70メートル以下いかはば1.70メートル以下いかたかさ2.00メートル以下いかであるもののうち軽自動車けいじどうしゃ大型おおがた特殊とくしゅ自動車じどうしゃおよ小型こがた特殊とくしゅ自動車じどうしゃ以外いがいのもの(内燃ないねん機関きかん原動機げんどうきとする自動車じどうしゃ軽油けいゆ燃料ねんりょうとする自動車じどうしゃおよ天然てんねんガスのみを燃料ねんりょうとする自動車じどうしゃのぞく。)にあつては、そのそう排気はいきりょうが2000 cc以下いかのものにかぎる。)、およびりん自動車じどうしゃがわしゃづけりん自動車じどうしゃふくむ。)およさんりん自動車じどうしゃ軽自動車けいじどうしゃ大型おおがた特殊とくしゅ自動車じどうしゃおよ小型こがた特殊とくしゅ自動車じどうしゃ以外いがいのもの。

日本にっぽんのナンバープレート地名ちめいよこかれている2けたもしくは3けた分類ぶんるい番号ばんごううえ1けたが、5もしくは7である小型こがた乗用じょうよう自動車じどうしゃのことを「5ナンバー」、4もしくは6である小型こがた貨物かもつ自動車じどうしゃのことを「4ナンバー」とぶことがおおい。代表だいひょうてきなもので、貨客兼用けんようしゃ貨物かもつ重視じゅうしの4ナンバーしゃライトバンルートバン乗用じょうよう重視じゅうしの5ナンバーしゃミニバンステーションワゴンなどがげられる。

一般いっぱんてきに、よんりんおよびさんりん小型こがた自動車じどうしゃ普通ふつう自動車じどうしゃ運転うんてん免許めんきょじゅん中型ちゅうがた自動車じどうしゃ運転うんてん免許めんきょ中型ちゅうがた自動車じどうしゃ運転うんてん免許めんきょまたは大型おおがた自動車じどうしゃ運転うんてん免許めんきょりん小型こがた自動車じどうしゃかんしては排気はいきりょうおうじた普通ふつう自動じどうりんしゃ大型おおがた自動じどうりんしゃ免許めんきょ運転うんてんできる。乗車じょうしゃ定員ていいん最大さいだい積載せきさいりょう車両しゃりょうそう重量じゅうりょうにそれぞれ条件じょうけんがあるため詳細しょうさい日本にっぽん運転うんてん免許めんきょ参照さんしょうのこと。

かつて、小型こがた乗用車じょうようしゃ(5ナンバー)は毎年まいとし自動車じどうしゃぜい普通ふつう乗用車じょうようしゃ(3ナンバー)の半額はんがく以下いか設定せっていされていたため[1]トヨタ・クラウン日産にっさん・セドリック/グロリア三菱みつびし・デボネアといった高級こうきゅうしゃ三菱みつびし・パジェロといった上級じょうきゅうSUVふく当時とうじ国産こくさん乗用車じょうようしゃおおくは5ナンバー規格きかくわせて製造せいぞうされていた。しかし、日本にっぽん市場いちば重要じゅうようはじめていたおも西にしドイツメーカーからの外圧がいあつにより[ちゅう 1]1989ねん以降いこう排気はいきりょうによってのみ税額ぜいがくまるようになったため[2]国内こくないメーカーにとっての「5ナンバーしばり」の意義いぎうすれ、当時とうじバブル景気けいきによる高級こうきゅう志向しこうからDセグメントくるま中心ちゅうしんに3ナンバー規格きかくへと大型おおがたする事例じれい相次あいついだ。さらにそのきょうとくに2000年代ねんだい以降いこう)においては、衝突しょうとつ安全あんぜんとく側面そくめん衝突しょうとつ)や輸出ゆしゅつ市場いちばにおける大型おおがた要求ようきゅう影響えいきょうから、それまで小型車こがたしゃ規格きかくであったDセグメント以下いか車種しゃしゅかんしても3ナンバー規格きかく移行いこうする事例じれい相次あいついだ。

 
5ナンバー全盛期ぜんせいき建設けんせつされた駐車ちゅうしゃじょうは、登録とうろくしゃようスペースであっても2010 - 2020年代ねんだい普通ふつう乗用車じょうようしゃたいしてはサイズ不足ふそくとなりがちである。

しかし、2023ねんれい5ねん現在げんざいいまだに小型車こがたしゃ全盛期ぜんせいきインフラのこっている関係かんけいで、3ナンバー規格きかく車種しゃしゅ日本にっぽん道路どうろおよび交通こうつう事情じじょうではあつかいにくい存在そんざいであり、とくそう排気はいきりょうが1,500 cc未満みまんかつBセグメント以下いかコンパクトカーや、そう排気はいきりょうが2,000 cc未満みまんかつ3れつシートのミニバン(MPV)では致命ちめいてき問題もんだいとなる。ぜんモデルが3ナンバーされた12代目だいめトヨタ・カローラ場合ばあい法人ほうじん中心ちゅうしんに5ナンバーしゃへの一定いってい需要じゅようがあることから、2023ねん現在げんざい旧型きゅうがたにあたる11代目だいめカローラアクシオおよびカローラフィールダー[ちゅう 2]販売はんばい継続けいぞくされている[3]

また、貨物かもつしゃ商用しょうようしゃ)については、高速こうそく道路どうろ通行つうこう料金りょうきん区分くぶん自賠責しばいせき保険ほけん契約けいやく区分くぶん任意にんい保険ほけん契約けいやく区分くぶん小型こがた貨物かもつしゃ普通ふつう貨物かもつしゃとで区別くべつされており[ちゅう 3] [2]。、同一どういつ車両しゃりょう重量じゅうりょう車両しゃりょうそう重量じゅうりょうであっても小型車こがたしゃ普通ふつうしゃでは通行つうこうりょう保険ほけんりょう差額さがくおおきいことから小型こがた登録とうろくできる車両しゃりょう需要じゅよう根強ねづよのこっている。しかしながら長引ながび経済けいざい低迷ていめいによる軽自動車けいじどうしゃてい燃費ねんぴ乗用車じょうようしゃへの代替だいたい、ベースとなる車両しゃりょう減少げんしょうや、あらたな規制きせいへの適合てきごう費用ひよう捻出ねんしゅつできなかったメーカーの事情じじょうとうにより、とくにライトバンやワンボックスカーのラインナップが減少げんしょうしている。ブランドを継続けいぞくするにしてもマツダ・ボンゴのように自社じしゃ生産せいさんった事例じれい多々たたられ、2023ねんれい5ねん)5がつ現在げんざい国内こくないのこの登録とうろくしゃはおおむね「プロボックスタウンエースハイエースADバネットキャラバン(これらの姉妹しまいしゃおよびブランド販売はんばいくるまふくむ)」の実質じっしつ6車種しゃしゅ収斂しゅうれんしている。

区分くぶん歴史れきし

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  • 1933ねん11月1にち - 自動車じどうしゃ取締とりしまりれい改定かいてい小型こがた自動車じどうしゃ規格きかく明示めいじされる。(同年どうねん8がつ18にち公布こうふ
    • ながさ2.8 m以下いかはば1.2 m以下いかたかさ1.8 m以下いか
    • 内燃ないねん機関きかん原動機げんどうきとするものはよんサイクルが排気はいきりょう750 cc以下いかサイクルが500 cc以下いか
    • 電動でんどう原動機げんどうきとするものはていかく出力しゅつりょく4.5 kW以下いか
    • 運転うんてん免許めんきょ小型こがた免許めんきょ。(普通ふつう免許めんきょ特殊とくしゅ免許めんきょ所持しょじしゃ運転うんてん可能かのう)、学科がっか試験しけん技能ぎのう試験しけんなし。
  • 1947ねん4がつ1にち - 自動車じどうしゃ取締とりしまりれい一部いちぶ改正かいせいよんりん以上いじょう自動車じどうしゃ自動じどう三輪車さんりんしゃ自動じどう自転車じてんしゃ自動じどうりんしゃのこと)[ちゅう 4]という3つの種別しゅべつけられ、種別しゅべつごとにあらたな原動機げんどうきおよ車両しゃりょう寸法すんぽう上限じょうげんさだめられた。(同年どうねん3月12にち公布こうふ
  • *よんりん以上いじょう自動車じどうしゃ
      • ながさ3.8 m以下いかはば1.6 m以下いかたかさ1.8 m以下いか
      • 内燃ないねん機関きかん原動機げんどうきとするものはよんサイクルが1,500 cc以下いかサイクルが1,000 cc以下いか
      • 電動でんどう原動機げんどうきとするものはていかく出力しゅつりょく12 kW以下いか
    • 自動じどう三輪車さんりんしゃ
      • ながさ3.2 m以下いかはば1.4 m以下いかたかさ1.8 m以下いか
      • 内燃ないねん機関きかん原動機げんどうきとするものはよんサイクルが1,000 cc以下いかサイクルが700 cc以下いか
      • 電動でんどう原動機げんどうきとするものはていかく出力しゅつりょく8 kW以下いか
    • 自動じどう自転車じてんしゃ
      • ながさ2.8 m以下いかはば1.2 m以下いかたかさ1.8 m以下いか
      • 内燃ないねん機関きかん原動機げんどうきとするものはよんサイクルが750 cc以下いかサイクルが500 cc以下いか
      • 電動でんどう原動機げんどうきとするものはていかく出力しゅつりょく6 kW以下いか
    • 運転うんてん免許めんきょ種類しゅるい変更へんこうはないが、小型こがた免許めんきょ学科がっか試験しけんおよ技能ぎのう試験しけん合格ごうかくすることが必要ひつようとなった。
  • 1948ねん1がつ1にち - 道路どうろ交通こうつう取締とりしまりほう施行しこうともない、道路どうろ交通こうつう取締とりしまりれい施行しこうされる。(1947ねん12月13にち公布こうふ道路どうろ交通こうつう取締とりしまりほう同年どうねん11月8にち公布こうふだい一種いっしゅからだいよんしゅまで細分さいぶんされる。
    • だいいちしゅ: よんりんしゃるいぜんりんにより操行そうこうするよんりんしゃ三輪車さんりんしゃるい
      • ながさ4.3 m以下いかはば1.6 m以下いかたかさ2.0 m以下いか
      • 内燃ないねん機関きかん原動機げんどうきとするものはよんサイクルが1,500 cc以下いかサイクルが1,000 cc以下いか(ディーゼル機関きかんよんサイクルが1,800 cc、サイクルが1,200 cc)
      • 電動でんどう原動機げんどうきとするものはていかく出力しゅつりょく12 kW
    • だいしゅ: 三輪車さんりんしゃるいぜんいちりんにより操行そうこうする三輪車さんりんしゃ後者こうしゃづけ自動じどう自動車じどうしゃるい
      • ながさ4.3 m以下いかはば1.6 m以下いかたかさ2.0 m以下いか
      • 内燃ないねん機関きかん原動機げんどうきとするものはよんサイクルが1,500 cc以下いかサイクルが1,000 cc以下いか
      • 電動でんどう原動機げんどうきとするものはていかく出力しゅつりょく8 kW以下いか
    • だい三種さんしゅ: 二輪車にりんしゃるいぜんいちりんにより操行そうこうする自動じどうりんしゃがわしゃづけ自動じどうりんしゃ、スクーターのるいだいよんるいぞくしないもの)
      • ながさ4. 3m以下いかはば1.6 m以下いかたかさ2.0 m以下いか
      • 内燃ないねん機関きかん原動機げんどうきとするものはよんサイクルが1,500 cc以下いかサイクルが1,000 cc以下いか
      • 電動でんどう原動機げんどうきとするものはていかく出力しゅつりょく6 kW
    • だいよんしゅ: けいりんしゃるいぜんいちりんにより操行そうこう走行そうこうする自動じどうりんしゃ、スクーターのるい下記かき制限せいげん以下いかのもの)
      • ながさ2.8 m以下いかはば0.9 m以下いかたかさ2.0 m以下いか
      • 内燃ないねん機関きかん原動機げんどうきとするものはよんサイクルが150 cc以下いかサイクルが100 cc以下いか
      • 電動でんどう原動機げんどうきとするものはていかく出力しゅつりょく1.2 kW以下いか
    • 運転うんてん免許めんきょ小型こがた免許めんきょかく種類しゅるい該当がいとうする自動車じどうしゃだいよんしゅ自動車じどうしゃ。ただし、だいよんしゅ自動車じどうしゃだいよんしゅのみ)または普通ふつう免許めんきょだいいちしゅだいよんしゅ)、特殊とくしゅ免許めんきょだい一種いっしゅだい一種いっしゅだいよんしゅだいしゅだい三種さんしゅだいよんしゅのみ)
  • 1949ねん11月1にち - 道路どうろ交通こうつう取締とりしまりれい一部いちぶ改正かいせいともな小型こがた免許めんきょ小型こがた自動じどうよんりんしゃ免許めんきょ自動じどう三輪車さんりんしゃ免許めんきょがわしゃづけ自動じどうりん免許めんきょ自動じどうりんしゃ免許めんきょ区分くぶん改正かいせい
    • 小型こがた自動じどうよんりんしゃぜんりんにより操行そうこうするよんりんしゃ三輪車さんりんしゃるい
      • ながさ4.3 m以下いかはば1.6 m以下いかたかさ2.0 m以下いか
      • 内燃ないねん機関きかん原動機げんどうきとするものはよんサイクルが1,500 cc以下いかサイクルが1,000 cc以下いか(ディーゼル機関きかんよんサイクルが1,800 cc、サイクルが1,200 cc)
      • 電動でんどう原動機げんどうきとするものはていかく出力しゅつりょく12 kW以下いか
    • 自動じどう三輪車さんりんしゃ: ぜんいちりんにより操行そうこうする三輪車さんりんしゃ後者こうしゃづけ自動じどう自動車じどうしゃるい
    • がわしゃづけ自動じどうりんしゃ: ぜんいちりんにより走行そうこうするがわしゃづけ自動じどうりんしゃ
    • 自動じどうりんしゃ: ぜんいちりんにより操行そうこうする自動じどうりんしゃがわしゃづけ自動じどうりんしゃ、スクーターのるいけい自動じどうりんしゃぞくしないもの)
      • ながさ4.3 m以下いかはば1.6 m以下いかたかさ2.0 m以下いか
      • 内燃ないねん機関きかん原動機げんどうきとするものはよんサイクルが1,500 cc以下いかサイクルが1,000 cc以下いか
      • 電動でんどう原動機げんどうきとするものはていかく出力しゅつりょく6 kW以下いか
    • けい自動じどうりんしゃぜんいちりんにより操行そうこう走行そうこうする自動じどうりんしゃ、スクーターのるい下記かき制限せいげん以下いかのもの)
      • ながさ2.8 m以下いかはば0.9 m以下いかたかさ2.0 m以下いか
      • 内燃ないねん機関きかん原動機げんどうきとするものはよんサイクルが150 cc以下いかサイクルが100 cc以下いか
      • 電動でんどう原動機げんどうきとするものはていかく出力しゅつりょく1.2 kW以下いか
  • 1952ねん8がつ1にち - 道路どうろ交通こうつう取締とりしまりほう改正かいせいともない、道路どうろ交通こうつう取締とりしまりれい改正かいせい。(同年どうねん7がつ17にち公布こうふ
    • けい免許めんきょ新設しんせつによりけい自動じどうりんしゃ軽自動車けいじどうしゃ免許めんきょ区分くぶん変更へんこう
      • 1968ねんまで存在そんざいし、16さい取得しゅとく可能かのうだった。
    • 小型こがた自動じどうよんりんしゃのガソリン、ディーゼルの区分くぶん廃止はいしよんサイクルが1,500 cc以下いかサイクルが1,000 cc以下いか統一とういつ
  • 1954ねん10月1にち - 小型こがた自動じどうよんりんしゃ内燃ないねん機関きかん原動機げんどうきとするものの規格きかくを1,500 ccに統一とういつ
  • 1960ねん9月1にち - 道路どうろ運送うんそう車両しゃりょうほう小型こがた自動車じどうしゃ規格きかくあらためる。(同年どうねん7がつ20日はつか公布こうふ
    • よんりん以上いじょう自動車じどうしゃおよび牽引けんいん自動車じどうしゃ下記かき規格きかく該当がいとうするもの(軽自動車けいじどうしゃ特殊とくしゅ自動車じどうしゃのぞく)
    • ながさ4.7 m以下いかはば1.7 m以下いかたかさ2.0 m以下いか(1958ねん昭和しょうわ33ねん4がつ1にち改正かいせいけて[疑問ぎもんてん])
    • 内燃ないねん機関きかん原動機げんどうきとするものは2,000 cc以下いかディーゼル機関きかん排気はいきりょう制限せいげん[疑問ぎもんてん]
  • 1960ねん12月20にち - 道路どうろ交通こうつうほう施行しこうともな小型こがた自動じどうよんりん免許めんきょ普通ふつう自動車じどうしゃ免許めんきょ統合とうごう。(ただし、審査しんさけなければ「普通ふつうしゃ小型こがた自動じどうよんりんしゃかぎる」の条件じょうけんづけ
  • 1982ねん10月1にち - 道路どうろ交通こうつうほう改正かいせいともない、小型こがた自動車じどうしゃ寸法すんぽう要件ようけんあらためる。
    • ぜんはしオーバーハング0.8 m以下いか + じく2.7 m以下いか+後端こうたんオーバーハング:1.2 m以下いかながさ:4.7m以下いか

自動車じどうしゃ重量じゅうりょうぜい基準きじゅんとした小型こがた自動車じどうしゃ

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自動車じどうしゃ重量じゅうりょうぜいは、一般いっぱんてきに、自動車じどうしゃ購入こうにゅう車検しゃけんとき同時どうじ納付のうふする。自動車じどうしゃ重量じゅうりょうぜいは、おな乗用車じょうようしゃ(ナンバープレートの分類ぶんるい番号ばんごううえ1けたが3・5・7)でも、500 kgごと納付のうふがくことなるため、車検しゃけん料金りょうきんひょうなどでは、車両しゃりょう重量じゅうりょうが1,000 kg以下いか乗用車じょうようしゃのことを、小型こがた自動車じどうしゃ小型こがた乗用車じょうようしゃ、または、コンパクトカーなどと表記ひょうきされていることがおおい。車検しゃけん料金りょうきんひょうなどで小型こがた貨物かもつしゃ表記ひょうきされている場合ばあいは4ナンバーしゃ分類ぶんるい番号ばんごううえ1けたが4・6)のことをさし、さらに重量じゅうりょう細分さいぶんされている。

現在げんざい小型こがた自動車じどうしゃAセグメントクラスの車種しゃしゅのぞき、ほぼ寸法すんぽうぎりぎりのサイズ(とくくるまはば(全幅ぜんぷく)を1,695 mmとする事例じれい)で製造せいぞうしている車種しゃしゅおおい。エアロパーツやフェンダーアーチモールとう装着そうちゃくくるまはば全幅ぜんぷく)が増加ぞうかするため、おな車種しゃしゅであってもエアロパーツやフェンダーアーチモールとう装着そうちゃく有無うむで3ナンバーと5ナンバーの両方りょうほうかれるれいられる[ちゅう 5] [ちゅう 6]。また、5ナンバーの車種しゃしゅ上位じょういモデルを派生はせいさせる場合ばあいに、プラットフォームはそのままで車体しゃたい拡幅かくふく延長えんちょうして3ナンバーとする場合ばあい見受みうけられる[ちゅう 7]

2018ねん平成へいせい30ねん)4がつ19にち一部いちぶ改良かいりょう、および仕様しよう変更へんこう実施じっしした軽自動車けいじどうしゃベースの電気でんき自動車じどうしゃであるi-MiEVのように道路どうろ運送うんそう車両しゃりょう保安ほあん基準きじゅん改正かいせいともなたい歩行ほこうしゃ安全あんぜん強化きょうか理由りゆうのため、フロントバンパーの変更へんこうによって全長ぜんちょう若干じゃっかん拡大かくだい(3,395 mm→3,480 mm)した[4]ことでこれまでの軽自動車けいじどうしゃから小型こがた自動車じどうしゃ区分くぶん変更へんこうとなる事例じれい存在そんざいする。

日本にっぽんにおける自動車じどうしゃ販売はんばい台数だいすう統計とうけい小型こがた自動車じどうしゃ普通ふつうしゃべつ項目こうもく統計とうけいっていることがおおいため、売上うりあげ台数だいすう統計とうけい使用しよう注意ちゅういようする(日本にっぽん自動車じどうしゃ販売はんばい協会きょうかい連合れんごうかい統計とうけい)。

関連かんれん項目こうもく

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脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ ドイツしゃでも、かつてのBMW・3シリーズメルセデス・ベンツ 190Eなどは、日本にっぽん小型こがた自動車じどうしゃわくおさまっていた。
  2. ^ 2024ねん現在げんざい日本にっぽん国内こくない新車しんしゃ販売はんばいされている5ナンバーサイズのセダンならびにステーションワゴンとしては唯一ゆいいつ車種しゃしゅ
  3. ^ 普通ふつう貨物かもつしゃ自賠責しばいせき保険ほけん任意にんい保険ほけんは、さら最大さいだい積載せきさいりょうほそ区分くぶん存在そんざいする。
  4. ^ 自動車じどうしゃ取締とりしまりれいでは1919ねん1がつ11にち公布こうふされた当初とうしょからもちいられていた呼称こしょう
  5. ^ 5代目だいめホンダ・ステップワゴンは、標準ひょうじゅんしゃが5ナンバーだが、スパーダは3ナンバーとなる。
  6. ^ 初代しょだいトヨタ・アクア基本きほんてきに5ナンバーで設計せっけいされているが、2017ねん平成へいせい29ねん改良かいりょうがた以降いこう登場とうじょうした「Crossover」(2020ねん8がつ廃止はいし)のみ幅広はばひろフェンダーアーチモール(クラッディングパネル)が装着そうちゃくされ、全幅ぜんぷくが1,695 mmから1,715 mmに若干じゃっかん拡大かくだいされ、3ナンバーしゃあつかいとなる。
  7. ^ 日産にっさん・シーマ(FY31がた)は、5ナンバー仕様しよう基本きほんだったセドリック/グロリア(Y31がた)の車体しゃたい拡幅かくふく延長えんちょうして3ナンバーにした上級じょうきゅう仕様しようであった。のちにも、日産にっさん・ノート(E13がた)の車体しゃたい拡幅かくふくし3ナンバー登録とうろくとした上級じょうきゅう仕様しようノート オーラ(FE13がた)のれいがある。

出典しゅってん

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外部がいぶリンク

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