日本にっぽん推理すいり作家さっか協会きょうかい賞しょう

日本にっぽん推理すいり作家さっか協会きょうかい賞しょう（にほんすいりさっかきょうかいしょう）は、毎年まいとし日本にっぽん推理すいり作家さっか協会きょうかい（元もと・探偵たんてい作家さっかクラブ→日本にっぽん探偵たんてい作家さっかクラブ、江戸川えどがわ乱歩らんぽが1947年ねん6月21日にちに設立せつりつ）が授与じゅよする文学ぶんがく賞しょう。その年としに発表はっぴょうされた推理すいり小説しょうせつの中なかで最もっとも優すぐれていたものに与あたえられる。推協賞しょうと略称りゃくしょうされる。

第だい1回かい（1948年ねん）から第だい7回かい（1954年ねん）までは探偵たんてい作家さっかクラブ賞しょう、第だい8回かい（1955年ねん）から第だい15回かい（1962年ねん）までは日本にっぽん探偵たんてい作家さっかクラブ賞しょう、第だい16回かい（1963年ねん）以降いこうは日本にっぽん推理すいり作家さっか協会きょうかい賞しょうと名前なまえを変かえて続つづいている。その伝統でんとうから、ミステリー界かいで最もっとも権威けんいある賞しょうと見み做されている。

創設そうせつ当時とうじは長編ちょうへん賞しょう、短編たんぺん賞しょう、新人しんじん賞しょうがあったが（新人しんじん賞しょうは第だい1回かいのみ）、第だい5回かい（1952年ねん）からは部門ぶもんの区別くべつがなくなった。第だい29回かい（1976年ねん）から再ふたたび、長編ちょうへん部門ぶもん、短編たんぺん部門ぶもん（および評論ひょうろんその他たの部門ぶもん）に分わかれた。部門ぶもん別べつに分わかれてからの受賞じゅしょう者しゃ数すうは、長編ちょうへん部門ぶもんの60人にんに対たいして、短篇たんぺん部門ぶもんが29人にんと半分はんぶん以下いかである（2017年ねん現在げんざい）。これは長編ちょうへん部門ぶもんはダブル受賞じゅしょう（複数ふくすうの同時どうじ受賞じゅしょう者しゃが出でること）が多おおいのに対たいして、短篇たんぺん部門ぶもんは該当がいとう作さくなしの年としが多おおく、また受賞じゅしょう者しゃが出でてもほとんどが単独たんどく受賞じゅしょうだからである。

受賞じゅしょうするのに、日本にっぽん推理すいり作家さっか協会きょうかいの会員かいいんである必要ひつようはない。また1度どでもどれかの部門ぶもんを受賞じゅしょうした作家さっかが再さい受賞じゅしょうすることは、内規ないきによって禁きんじられている。

また、1995年ねんから、受賞じゅしょう作さくが双葉ふたば文庫ぶんこから「日本にっぽん推理すいり作家さっか協会きょうかい賞しょう受賞じゅしょう作さく全集ぜんしゅう」として、受賞じゅしょうした順序じゅんじょで再刊さいかんがされている。部門ぶもん別べつに分わかれたのちは、「長編ちょうへん部門ぶもん」は基本きほん的てきに収録しゅうろく。「評論ひょうろんその他たの部門ぶもん」は「全集ぜんしゅう」に収録しゅうろくされる場合ばあいと、されない場合ばあいがある。また「短編たんぺん部門ぶもん」は、連作れんさく短たん編集へんしゅうが受賞じゅしょうした場合ばあいに、全集ぜんしゅうに収録しゅうろくされる場合ばあいがある。

名称めいしょうの変遷へんせん

• 第だい1-7回かい（1948年ねん - 1954年ねん） 探偵たんてい作家さっかクラブ賞しょう
• 第だい8-15回かい（1955年ねん - 1962年ねん） 日本にっぽん探偵たんてい作家さっかクラブ賞しょう
• 第だい16回かい以降いこう（1963年ねん - ） 日本にっぽん推理すいり作家さっか協会きょうかい賞しょう

部門ぶもんの変遷へんせん

• 第だい1回かい（1948年ねん） 長編ちょうへん賞しょう、短編たんぺん賞しょう、新人しんじん賞しょう
• 第だい2-4回かい（1949年ねん - 1951年ねん） 長編ちょうへん賞しょう、短編たんぺん賞しょう
• 第だい5-28回かい（1952年ねん - 1975年ねん） 部門ぶもんの区別くべつなし（第だい7回かいのみ「奨励しょうれい賞しょう」あり）
• 第だい29-35回かい（1976年ねん - 1982年ねん） 長編ちょうへん部門ぶもん、短編たんぺん部門ぶもん、評論ひょうろんその他たの部門ぶもん
• 第だい36-52回かい（1983年ねん - 1999年ねん） 長編ちょうへん部門ぶもん、短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん、評論ひょうろんその他たの部門ぶもん
• 第だい53-70回かい（2000年ねん - 2017年ねん） 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん、短編たんぺん部門ぶもん、評論ひょうろんその他たの部門ぶもん
• 第だい71-75回かい（2018年ねん - 2022年ねん） 長編ちょうへんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん、短編たんぺん部門ぶもん、評論ひょうろん・研究けんきゅう部門ぶもん
• 第だい76回かい以降いこう（2023年ねん - ） 長編ちょうへんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん、短編たんぺん部門ぶもん、評論ひょうろん・研究けんきゅう部門ぶもん、翻訳ほんやく部門ぶもん（試行しこう）

受賞じゅしょう作さく

第だい1回かいから第だい10回かい（1948年ねん - 1957年ねん）

• 第だい1回かい（1948年ねん）
  • 長編ちょうへん賞しょう - 横溝よこみぞ正史せいし 『本陣ほんじん殺人さつじん事件じけん』
  • 短編たんぺん賞しょう - 木々きぎ高太郎たかたろう 「新月しんげつ」
  • 新人しんじん賞しょう - 香山かやま滋しげる 『海うみ鰻うなぎ荘そう奇談きだん』
• 第だい2回かい（1949年ねん）
  • 長編ちょうへん賞しょう - 坂口さかぐち安吾あんご 『不連続ふれんぞく殺人さつじん事件じけん』
  • 短編たんぺん賞しょう - 山田やまだ風かぜ太郎たろう 「眼中がんちゅうの悪魔あくま」、「虚像きょぞう淫楽いんらく」
• 第だい3回かい（1950年ねん）
  • 長編ちょうへん賞しょう - 高木たかぎ彬あきら光こう 『能面のうめん殺人さつじん事件じけん』
  • 短編たんぺん賞しょう - 大坪おおつぼ砂男すなお 「私刑しけい」「涅槃ねはん雪ゆき」「黒子くろこ」
• 第だい4回かい（1951年ねん）
  • 長編ちょうへん賞しょう - 大下宇陀児おおしたうだる 『石いしの下したの記録きろく』
  • 短編たんぺん賞しょう - 島田しまだ一男かずお 「社会しゃかい部ぶ記者きしゃ」「風船ふうせん魔ま」

第だい5回かいより、部門ぶもんの区別くべつがなくなる。

• 第だい5回かい（1952年ねん）
  • 水谷みずたに準じゅん 「ある決闘けっとう」
  • 評論ひょうろんその他た - 江戸川えどがわ乱歩らんぽ 『幻影げんえい城じょう』
• 第だい6回かい（1953年ねん）
  • 受賞じゅしょう作さくなし
• 第だい7回かい（1954年ねん）
  • 受賞じゅしょう作さくなし
  • 奨励しょうれい賞しょう - 丘おか美よし丈たけ二郎じろう 『鉛なまりの小しょう函はこ』、氷川ひかわ瓏 『睡蓮すいれん夫人ふじん』、鷲尾わしお三郎さぶろう 『雪崩なだれ』
• 第だい8回かい（1955年ねん）
  • 永瀬ながせ三さん吾われ 『売国奴ばいこくど』
• 第だい9回かい（1956年ねん）
  • 日影ひかげ丈たけ吉きち 『狐きつねの鶏にわとり』
• 第だい10回かい（1957年ねん）
  • 松本まつもと清張せいちょう 『顔かお』（短たん編集へんしゅう）

第だい11回かいから第だい20回かい（1958年ねん - 1967年ねん）

• 第だい11回かい（1958年ねん）
  • 角田つのだ喜久雄きくお 『笛吹うすいけば人じんが死しぬ』
• 第だい12回かい（1959年ねん）
  • 有馬ありま頼義よりちか 『四よん万まん人にんの目撃もくげき者しゃ』
• 第だい13回かい（1960年ねん）
  • 鮎川あいかわ哲也てつや 『憎悪ぞうおの化石かせき』『黒くろい白鳥はくちょう』
• 第だい14回かい（1961年ねん）
  • 水上みずかみ勉つとむ 『海うみの牙きば』、笹沢ささざわ左ひだり保ほ 『人ひと喰くい』
• 第だい15回かい（1962年ねん）
  • 飛鳥ひちょう高だか 『細ほそい赤あかい糸いと』
• 第だい16回かい（1963年ねん）
  • 土屋つちや隆夫たかお 『影かげの告発こくはつ』
• 第だい17回かい（1964年ねん）
  • 結城ゆうき昌治しょうじ 『夜よるの終おわる時とき』、河野こうの典生のりお 『殺意さついという名なの家畜かちく』
• 第だい18回かい（1965年ねん）
  • 佐野さの洋ひろし 『華麗かれいなる醜聞しゅうぶん』
• 第だい19回かい（1966年ねん）
  • 中島なかじま河太郎かわたろう 『推理すいり小説しょうせつ展望てんぼう』
• 第だい20回かい（1967年ねん）
  • 三好みよし徹とおる 『風塵ふうじん地帯ちたい』

第だい21回かいから第だい30回かい（1968年ねん - 1977年ねん）

• 第だい21回かい（1968年ねん）
  • 星ほし新一しんいち 『妄想もうそう銀行ぎんこう』および過去かこの業績ぎょうせき
• 第だい22回かい（1969年ねん）
  • 受賞じゅしょう作さくなし
• 第だい23回かい（1970年ねん）
  • 陳ちん舜臣しゅんしん 『孔雀くじゃくの道みち』『玉たま嶺みねよふたたび』
• 第だい24回かい（1971年ねん）
  • 受賞じゅしょう作さくなし
• 第だい25回かい（1972年ねん）
  • 受賞じゅしょう作さくなし
• 第だい26回かい（1973年ねん）
  • 夏樹なつき静子しずこ 『蒸発じょうはつ－ある愛あいの終おわり－』、森村もりむら誠一せいいち 『腐蝕ふしょくの構造こうぞう』
• 第だい27回かい（1974年ねん）
  • 小松こまつ左京さきょう 『日本にっぽん沈没ちんぼつ』
• 第だい28回かい（1975年ねん）
  • 清水しみず一行いっこう 『動脈どうみゃく列島れっとう』

第だい29回かいより、長編ちょうへん・短編たんぺん・評論ひょうろんその他たの区別くべつを設もうける。

• 第だい29回かい（1976年ねん）
  • 長編ちょうへん賞しょう - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 短編たんぺん賞しょう - 戸板といた康二こうじ 「グリーン車しゃの子供こども」
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん賞しょう - 権田ごんだ萬治まんじ 『日本にっぽん探偵たんてい作家さっか論ろん』
• 第だい30回かい（1977年ねん）
  • 長編ちょうへん賞しょう - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 短編たんぺん賞しょう - 石沢いしざわ英太郎えいたろう 「視線しせん」
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん賞しょう - 山村やまむら正夫まさお 『わが懐旧かいきゅう的てき探偵たんてい作家さっか論ろん』

第だい31回かいから第だい40回かい（1978年ねん - 1987年ねん）

• 第だい31回かい（1978年ねん）
  • 長編ちょうへん賞しょう - 泡あわ坂ざか妻つま夫おっと 『乱みだれからくり』、大岡おおおか昇平しょうへい 『事件じけん』
  • 短編たんぺん賞しょう - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん賞しょう - 青木あおき雨あめ彦 『課外かがい授業じゅぎょう ミステリにおける男おとこと女おんなの研究けんきゅう』、石川いしかわ喬司たかし 『SFの時代じだい』
• 第だい32回かい（1979年ねん）
  • 長編ちょうへん賞しょう - 天てん藤ふじ真しん 『大だい誘拐ゆうかい』、檜山ひやま良昭よしあき 『スターリン暗殺あんさつ計画けいかく』
  • 短編たんぺん賞しょう - 阿おもね刀かたな田高たたか 「来訪らいほう者しゃ」
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん賞しょう - 植草うえくさ甚一じんいち 『ミステリの原稿げんこうは夜中よなかに徹夜てつやで書かこう』
• 第だい33回かい（1980年ねん）
  • 長編ちょうへん賞しょう - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 短編たんぺん賞しょう - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん賞しょう - 受賞じゅしょう作さくなし
• 第だい34回かい（1981年ねん）
  • 長編ちょうへん賞しょう - 西村にしむら京太郎きょうたろう 『終着駅しゅうちゃくえき殺人さつじん事件じけん』
  • 短編たんぺん賞しょう - 仁木にき悦子えつこ 「赤あかい猫ねこ」、連れん城じょう三さん紀彦のりひこ 「戻もどり川かわ心中しんちゅうの」
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん賞しょう - 中薗なかぞの英助えいすけ 『闇やみのカーニバル スパイ・ミステリィへの招待しょうたい』
• 第だい35回かい（1982年ねん）
  • 長編ちょうへん賞しょう - 辻つじ真先まっさき 『アリスの国くにの殺人さつじん』
  • 短編たんぺん賞しょう - 日下くさか圭介けいすけ 「鶯うぐいすを呼よぶ少年しょうねん」「木きに登のぼる犬いぬ」
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん賞しょう - 受賞じゅしょう作さくなし

第だい36回かいより、短編たんぺん部門ぶもんの対象たいしょうに連作れんさく短たん編集へんしゅうが追加ついかされる。

• 第だい36回かい（1983年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 胡桃沢くるみざわ耕史こうじ 『天山てんざんを越こえて』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
• 第だい37回かい（1984年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 加納かのう一朗いちろう 『ホック氏しの異郷いきょうの冒険ぼうけん』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 伴野ともの朗あきら 『傷きずついた野獣やじゅう』（連作れんさく短たん編集へんしゅう）
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
• 第だい38回かい（1985年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 北方きたがた謙三けんぞう 『渇かわきの街まち』、皆川みなかわ博子ひろこ 『壁かべ・旅たび芝居しばい殺人さつじん事件じけん』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 佐瀬させ稔みのる 『金属きんぞくバット殺人さつじん事件じけん』、松山まつやま巌いわお 『乱歩らんぽと東京とうきょう 1920都市としの貌』
• 第だい39回かい（1986年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 岡嶋おかじま二人ふたり 『チョコレートゲーム』、志水しみず辰夫たつお 『背そむいて故郷こきょう』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 松村まつむら喜雄よしお 『怪盗かいとう対たい名めい探偵たんてい フランス・ミステリーの歴史れきし』
• 第だい40回かい（1987年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 逢坂おうさか剛つよし 『カディスの赤あかい星ほし』、高橋たかはし克彦かつひこ 『北斎ほくさい殺人さつじん事件じけん』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 伊藤いとう秀雄ひでお 『明治めいじの探偵たんてい小説しょうせつ』

第だい41回かいから第だい50回かい（1988年ねん - 1997年ねん）

• 第だい41回かい（1988年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 小杉こすぎ健治けんじ 『絆きずな』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短編たんぺん賞しょう部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
• 第だい42回かい（1989年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 和久わぐ峻たかし三さん 『雨あめ月がつ荘そう殺人さつじん事件じけん』、船戸ふなと与一よいち 『伝説でんせつなき地ち』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 小池こいけ真理子まりこ 「妻つまの女おんな友達ともだち」（短編たんぺん）
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 直井なおい明あきら 『87分ふん署しょグラフィティ ―エド・マクベインの世界せかい』
• 第だい43回かい（1990年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 佐々木ささき譲ゆずる 『エトロフ発はつ緊急きんきゅう電でん』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 鶴見つるみ俊輔しゅんすけ 『夢野ゆめの久作きゅうさく』
• 第だい44回かい（1991年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 大沢おおさわ在昌ありまさ 『新宿しんじゅく鮫さめ』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 北村きたむら薫かおる 『夜よるの蝉せみ』（連作れんさく短たん編集へんしゅう）
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 竹中たけなか労ろう 『百ひゃく怪かい、我わが腸ちょう（はらわた）ニ入にゅうル 竹中たけなか英太郎えいたろう作品さくひん譜ふ』、徳岡とくおか孝夫たかお 『横浜よこはま・山手やまての出来事できごと』
• 第だい45回かい（1992年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 綾あや辻つじ行人こうじん 『時計とけい館かんの殺人さつじん』、宮部みやべみゆき 『龍りゅうは眠ねむる』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 野崎のさき六助ろくすけ 『北米ほくべい探偵たんてい小説しょうせつ論ろん』
• 第だい46回かい（1993年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 高村たかむら薫かおる 『リヴィエラを撃うて』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 秦はた新二しんじ 『文政ぶんせい十じゅう一いち年ねんのスパイ合戦かっせん』、長谷部はせべ史ふみ親おや 『欧米おうべい推理すいり小説しょうせつ翻訳ほんやく史し』
• 第だい47回かい（1994年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 中島なかじまらも 『ガダラの豚ぶた』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 斎藤さいとう純じゅん 「ル・ジタン」（短編たんぺん）、鈴木すずき輝あきら一郎いちろう 「めんどうみてあげるね」（短編たんぺん）
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 北上きたかみ次郎じろう 『冒険ぼうけん小説しょうせつ論ろん 近代きんだいヒーロー像ぞう100年ねんの変遷へんせん』
• 第だい48回かい（1995年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 折原おりはら一はじめ 『沈黙ちんもくの教室きょうしつ』、藤田ふじた宜むべ永なが 『鋼鉄こうてつの騎士きし』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 加納かのう朋子ともこ 「ガラスの麒麟きりん」（短編たんぺん）、山口やまぐち雅也まさや 『日本にっぽん殺人さつじん事件じけん』（連作れんさく短たん編集へんしゅう）
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 各務かがみ三郎さぶろう 『チャンドラー人物じんぶつ事典じてん』
• 第だい49回かい（1996年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 京極きょうごく夏彦なつひこ 『魍魎もうりょうの匣くしげ』、梅原うめはら克かつ文ぶん 『ソリトンの悪魔あくま』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 黒川くろかわ博行ひろゆき 「カウント・プラン」（短編たんぺん）
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
• 第だい50回かい（1997年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 真保しんぼ裕一ひろいち 『奪取だっしゅ』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 共同通信社きょうどうつうしんしゃ社会しゃかい部ぶ 『沈黙ちんもくのファイル 「瀬島せじま龍三りゅうぞう」とは何なにだったのか』

第だい51回かいから第だい60回かい（1998年ねん - 2007年ねん）

• 第だい51回かい（1998年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 桐野きりの夏生なつき 『OUT』、馳はせ星ほし周あまね 『鎮魂歌ちんこんか 不夜城ふやじょうII』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 笠井かさい潔きよし（編へん） 『本格ほんかくミステリの現在げんざい』、風間かざま賢二けんじ 『ホラー小説しょうせつ大全たいぜん』
• 第だい52回かい（1999年ねん）
  • 長編ちょうへん部門ぶもん - 東野とうの圭吾けいご 『秘密ひみつ』、香こう納おさめ諒一りょういち 『幻まぼろしの女おんな』
  • 短編たんぺんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 北きた森もり鴻ひろし 『花はなの下したにて春はる死しなむ』（連作れんさく短たん編集へんしゅう）
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 森もり英俊ひでとし 『世界せかいミステリ作家さっか事典じてん〔本格ほんかく派は篇へん〕』

第だい53回かいより、連作れんさく短たん編集へんしゅうが短編たんぺん部門ぶもんではなく長編ちょうへん部門ぶもんの対象たいしょうとなる。

• 第だい53回かい（2000年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 天童てんどう荒あら太ふとし 『永遠えいえんの仔こ』、福井ふくい晴敏はるとし 『亡国ぼうこくのイージス』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 横山よこやま秀夫ひでお 「動機どうき」
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 小林こばやし英樹ひでき 『ゴッホの遺言ゆいごん』
• 第だい54回かい（2001年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 東あずま直己なおき 『残ざん光こう』、菅かん浩江ひろえ 『永遠えいえんの森もり 博物館はくぶつかん惑星わくせい』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 井い家か上じょう隆幸たかゆき 『20世紀せいき冒険ぼうけん小説しょうせつ読本とくほん（「日本にっぽん篇へん」「海外かいがい篇へん」）』、都筑つづき道夫みちお 『推理すいり作家さっかの出来できるまで』
• 第だい55回かい（2002年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 山田やまだ正紀まさき 『ミステリ・オペラ 宿命しゅくめい城じょう殺人さつじん事件じけん』、古川ふるかわ日出男ひでお 『アラビアの夜よるの種族しゅぞく』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 法ほう月がつ綸太郎ろう 「都市とし伝説でんせつパズル」、光ひかり原はら百合ゆり 「十じゅう八はちの夏なつ」
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
• 第だい56回かい（2003年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 浅あさ暮くれ三さん文ぶん 『石いしの中なかの蜘蛛くも』、有栖川ありすがわ有ゆう栖 『マレー鉄道てつどうの謎なぞ』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 新保しんぼ博久ひろひさ・山やま前ぜん譲ゆずる 『幻影げんえいの蔵くら』
• 第だい57回かい（2004年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 垣根かきね涼介りょうすけ 『ワイルド・ソウル』、歌野うたの晶あきら午うま 『葉桜はざくらの季き節ぶしに君きみを想おもうということ』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 伊坂いさか幸太郎こうたろう 「死神しにがみの精度せいど」
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 千せん街がい晶あきら之これ 『水面すいめんの星座せいざ 水底みなそこの宝石ほうせき』、多田ただ茂治しげはる 『夢野ゆめの久作きゅうさく読本とくほん』
• 第だい58回かい（2005年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 貴志きし祐介ゆうすけ 『硝子がらすのハンマー』、戸松とまつ淳あつし矩のり 『剣けんと薔薇ばらの夏なつ』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 日高ひだか恒ひさし太朗たろう 『不時着ふじちゃく』
• 第だい59回かい（2006年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 恩田おんだ陸りく 『ユージニア』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 平山ひらやま夢ゆめ明あきら 「独白どくはくするユニバーサル横よこメルカトル」
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 郷ごう原はら宏ひろし 『松本まつもと清張せいちょう事典じてん 決定けってい版ばん』、柴田しばた哲あきら孝こう 『下山げざん事件じけん 最後さいごの証言しょうげん』
• 第だい60回かい（2007年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 桜庭さくらば一樹かずき 『赤あか朽葉くちば家かの伝説でんせつ』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 該当がいとう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 小鷹こたか信光のぶみつ 『私わたしのハードボイルド』、巽たつみ昌あきら章あきら 『論理ろんりの蜘蛛くもの巣すの中なかで』

第だい61回かいから第だい70回かい（2008年ねん - 2017年ねん）

• 第だい61回かい（2008年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 今野こんの敏さとし 『果断かだん 隠蔽いんぺい捜査そうさ2』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 長岡ながおか弘樹ひろき 「傍はた聞きき」
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 最さい相あい葉月はづき 『星ほし新しん一いち 一いち〇〇一いち話わをつくった人ひと』、紀田きだ順一郎じゅんいちろう 『幻想げんそうと怪奇かいきの時代じだい』
• 第だい62回かい（2009年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 道みち尾お秀しゅう介かい 『カラスの親指おやゆび』、柳やなぎ広司こうじ 『ジョーカー・ゲーム』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 曽根そね圭介けいすけ 「熱帯夜ねったいや」、田中たなか啓文ひろふみ「渋しぶい夢ゆめ」
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 円堂えんどう都と司つかさ昭あきら 『「謎なぞ」の解像度かいぞうど』、栗原くりはら裕一郎ゆういちろう 『〈盗作とうさく〉の文学ぶんがく史し』
• 第だい63回かい（2010年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 飴あめ村むら行ぎょう 『粘膜ねんまく蜥蜴とかげ』、貫井ぬくい徳郎よしお 『乱反射らんはんしゃ』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 安東あんどう能のう明あきら 「随ずい監かん」
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 小森こもり健けん太朗たろう 『英えい文学ぶんがくの地下水ちかすい脈みゃく 古典こてんミステリ研究けんきゅう〜黒岩涙香くろいわるいこう翻案ほんあん原典げんてんからクイーンまで〜』
• 第だい64回かい（2011年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 麻耶まや雄お嵩かさ 『隻眼せきがんの少女しょうじょ』、米澤よねざわ穂みのる信しん 『折おれた竜骨りゅうこつ』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 深水ふかみ黎はじむ一郎いちろう 「人間にんげんの尊厳そんげんと八はち〇〇メートル」
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 東あずま雅夫まさお 『遠野とおの物語ものがたりと怪談かいだんの時代じだい』
• 第だい65回かい（2012年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 高野たかの和明かずあき 『ジェノサイド』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 湊みなとかなえ 「望郷ぼうきょう、海うみの星ほし」（単行たんこう本ほん改題かいだい「海うみの星ほし」）
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 横田よこた順じゅん彌わたる 『近代きんだい日本にっぽん奇想きそう小説しょうせつ史し　明治めいじ篇へん』
• 第だい66回かい（2013年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 山田やまだ宗そう樹いつき 『百ひゃく年ねん法ほう』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 若竹わかたけ七海ななみ 「暗くらい越えつ流りゅう」
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 諏訪部すわべ浩一こういち 『『マルタの鷹たか』講義こうぎ』
• 第だい67回かい（2014年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 恒川つねかわ光太郎こうたろう 『金色きんいろ機械きかい』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 清水しみず潔きよし『殺人さつじん犯はんはそこにいる』、谷口たにぐち基はじめ『変格へんかく探偵たんてい小説しょうせつ入門にゅうもん』
• 第だい68回かい（2015年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 月村げっそん了りょう衛まもる 『土ど漠ばくの花はな』、早見はやみ和かず真しん 『イノセント・デイズ』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 喜き国こく雅彦まさひこ『本棚ほんだな探偵たんてい最後さいごの挨拶あいさつ』、霜月しもづき蒼あお『アガサ・クリスティー完全かんぜん攻略こうりゃく』
• 第だい69回かい（2016年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 柚ゆず月がつ裕子ゆうこ 『孤こ狼おおかみの血ち』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 大石おおいし直紀なおき 「おばあちゃんといっしょ」、永嶋ながしま恵美えみ「ババ抜ぬき」
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 門井かどい慶喜よしのぶ『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術びじゅつで読よむ近代きんだい』
• 第だい70回かい（2017年ねん）
  • 長編ちょうへん及および連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 宇佐美うさみまこと 『愚者ぐしゃの毒どく』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 薬丸やくまる岳たけし 「黄昏たそがれ」
  • 評論ひょうろんその他たの部門ぶもん - 受賞じゅしょう作さくなし

第だい71回かいから（2018年ねん - ）

• 第だい71回かい（2018年ねん）
  • 長編ちょうへんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 古こ処しょ誠二せいじ 『いくさの底そこ』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 降くだ田た天てん 「偽いつわりの春はる」
  • 評論ひょうろん・研究けんきゅう部門ぶもん - 宮田みやた昇のぼる 『昭和しょうわの翻訳ほんやく出版しゅっぱん事件じけん簿ぼ』
• 第だい72回かい（2019年ねん）
  • 長編ちょうへんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 葉は真中まんなか顕あらわ 『凍いてつく太陽たいよう』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 澤村さわむら伊い智さとし 「学校がっこうは死しの匂におい」
  • 評論ひょうろん・研究けんきゅう部門ぶもん - 長山ながやま靖生やすお 『日本にっぽんSF精神せいしん史し【完全かんぜん版ばん】』
• 第だい73回かい（2020年ねん）
  • 長編ちょうへんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 呉ご勝浩かつひろ『スワン』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 矢樹やぎ純じゅん 「夫おっとの骨ほね」
  • 評論ひょうろん・研究けんきゅう部門ぶもん - 金かね承うけたまわ哲あきら 『遠藤えんどう周作しゅうさくと探偵たんてい小説しょうせつ』
• 第だい74回かい（2021年ねん）
  • 長編ちょうへんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 坂上さかがみ泉いずみ 『インビジブル』、櫻田さくらだ智也ともや『蟬かえる』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 結城ゆうき真一郎しんいちろう 「#拡散かくさん希望きぼう」
  • 評論ひょうろん・研究けんきゅう部門ぶもん - 真田さなだ啓介けいすけ 『真田さなだ啓介けいすけミステリ論集ろんしゅう 古典こてん探偵たんてい小説しょうせつの愉たのしみI フェアプレイの文学ぶんがく』『真田さなだ啓介けいすけミステリ論集ろんしゅう 古典こてん探偵たんてい小説しょうせつの愉たのしみII 悪人あくにんたちの肖像しょうぞう』
• 第だい75回かい（2022年ねん）
  • 長編ちょうへんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 芦辺あしべ拓つぶせ 『大だい鞠きく家か殺人さつじん事件じけん』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 逸いっ木き裕ひろし 「スケーターズ・ワルツ」、大山おおやま誠一郎せいいちろう「時計とけい屋や探偵たんていと二律背反にりつはいはんのアリバイ」
  • 評論ひょうろん・研究けんきゅう部門ぶもん - 小森こもり収おさむ 『短編たんぺんミステリの二に百ひゃく年ねん 一いち〜六ろく』
• 第だい76回かい（2023年ねん）
  • 長編ちょうへんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 芦沢あしざわ央ひさし 『夜よるの道標どうひょう』、小川おがわ哲あきら 『君きみのクイズ』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 西澤にしざわ保彦やすひこ 「異分子いぶんしの彼女かのじょ」
  • 評論ひょうろん・研究けんきゅう部門ぶもん - 日暮ひぐらし雅通まさみち 『シャーロック・ホームズ・バイブル 永遠えいえんの名めい探偵たんていをめぐる170年ねんの物語ものがたり』
  • 翻訳ほんやく部門ぶもん（試行しこう） - ニクラス・ナット・オ・ダーグ（著ちょ）、ヘレンハルメ美穂みほ（訳わけ） 『1794』『1795』
• 第だい77回かい（2024年ねん）
  • 長編ちょうへんおよび連作れんさく短たん編集へんしゅう部門ぶもん - 青崎あおさき有ゆう吾われ 『地雷じらいグリコ』、荻おぎ堂どう顕あきら 『不ふ夜よる島とう（ナイトランド）』
  • 短編たんぺん部門ぶもん - 坂崎さかざきかおる 「ベルを鳴ならして」、宮内みやうち悠ゆう介かい 「ディオニソス計画けいかく」
  • 評論ひょうろん・研究けんきゅう部門ぶもん - 川出かわで正樹まさき 『ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション 戦後せんご翻訳ほんやくミステリ叢書そうしょ探訪たんぼう』、中ちゅう相しょう作さく（編へん） 『江戸川えどがわ乱歩らんぽ年譜ねんぷ集成しゅうせい』
  • 翻訳ほんやく部門ぶもん（試行しこう） - ジョセフ・ノックス（著ちょ）、池田いけだ真紀子まきこ（訳わけ） 『トゥルー・クライム・ストーリー』

参考さんこう文献ぶんけん

権田ごんだ萬治まんじ、新保しんぼ博久ひろひさ監修かんしゅう『日本にっぽんミステリー事典じてん』新潮社しんちょうしゃ、2000年ねん（部門ぶもんの変遷へんせんについて参照さんしょう）

関連かんれん項目こうもく

• 推理すいり小説しょうせつの賞しょう
• 『ザ・ベストミステリーズ 推理すいり小説しょうせつ年鑑ねんかん』 - 短編たんぺん部門ぶもんの受賞じゅしょう作さく、候補こうほ作さくを収録しゅうろくする日本にっぽん推理すいり作家さっか協会きょうかいの年刊ねんかんアンソロジー
• 本格ほんかくミステリ大賞たいしょう（本格ほんかくミステリ作家さっかクラブ主催しゅさい）

外部がいぶリンク

• 日本にっぽん推理すいり作家さっか協会きょうかい（日本にっぽん推理すいり作家さっか協会きょうかい公式こうしきサイト）