京極きょうごく夏彦なつひこ

京極きょうごく夏彦なつひこ
（きょうごくなつひこ）
京極きょうごく夏彦なつひこ; （きょうごくなつひこ）
誕生たんじょう	1963年ねん3月26日にち（61歳さい）; 日本にっぽん・北海道ほっかいどう小樽おたる市し
職業しょくぎょう	小説しょうせつ家か
言語げんご	日本語にほんご
国籍こくせき	日本にっぽん
活動かつどう期間きかん	1994年ねん -
ジャンル	推理すいり小説しょうせつ・妖怪ようかい小説しょうせつ・時代じだい小説しょうせつ
代表だいひょう作さく	百鬼夜行ひゃっきやこうシリーズ; 巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたりシリーズ
主おもな受賞じゅしょう歴れき	日本にっぽん推理すいり作家さっか協会きょうかい賞しょう（1996年ねん）; 泉いずみ鏡花きょうか文学ぶんがく賞しょう（1997年ねん）; 山本やまもと周五郎しゅうごろう賞しょう（2003年ねん）; 直木なおき三十五さんじゅうご賞しょう（2004年ねん）; 柴田しばた錬三郎れんざぶろう賞しょう（2011年ねん）; 遠野とおの文化ぶんか賞しょう (2016年ねん); 吉川よしかわ英治えいじ文学ぶんがく賞しょう (2022年ねん)
デビュー作さく	『姑しゅうと獲え鳥とりの夏なつ』（1994年ねん）
所属しょぞく	ラクーンエージェンシー
	影響えいきょうを受うけたもの水木みずきしげるなど;
	影響えいきょうを与あたえたもの奈須なすきのこ; 西尾にしお維新いしん; 阿部あべ智さとし里さと; 道みち尾お秀しゅう介かいなど;
署名しょめい
	ウィキポータル文学ぶんがく
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京極きょうごく夏彦なつひこ（きょうごくなつひこ、1963年ねん 3月26日にち - ）は、日本にっぽんの小説しょうせつ家か、妖怪ようかい研究けんきゅう家か、グラフィックデザイナー、アートディレクター。

世界せかい妖怪ようかい協会きょうかい・世界せかい妖怪ようかい会議かいぎ評議ひょうぎ員いん（肝煎きもいり）、関東かんとう水木みずき会かい会員かいいん、東ひがしアジア恠異学会がっかい会員かいいん。「怪談かいだん之の怪かい」発起人ほっきにんの一人ひとり。

北海道ほっかいどう小樽おたる市し出身しゅっしん。北海道ほっかいどう倶知安くっちゃん高等こうとう学校がっこう卒業そつぎょう、専修せんしゅう学校がっこう桑くわ沢さわデザイン研究所けんきゅうじょ中退ちゅうたい。代表だいひょう作さくに『百鬼夜行ひゃっきやこうシリーズ』、『巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたりシリーズ』など。株式会社かぶしきがいしゃラクーンエージェンシー所属しょぞく。公式こうしきサイト「大だい極きょく宮みや」も参照さんしょう。

略歴りゃくれき編集へんしゅう

北海道ほっかいどう小樽おたる市し生うまれ。グラフィックデザイナー・アートディレクターとして桑くわ沢さわデザイン研究所けんきゅうじょを経へて広告こうこく代理だいり店てんに勤務きんむし、制作せいさく部ぶ副ふく部長ぶちょうとなる^[1]。体調たいちょう不良ふりょうによりやむなく退職たいしょくし、その関連かんれんで知しり合あった関係かんけい者しゃと共ともに独立どくりつして小ちいさなデザイン会社かいしゃを設立せつりつ。

しかし、バブル崩壊ほうかい後ごの不景気ふけいきで会社かいしゃの仕事しごとはあまりなく底冷そこびえが続つづく。そんな中なかで思おもいついた企画きかく書しょをいくつか作つくった後のちの暇ひまな時間じかんに、何なんとなく小説しょうせつ『姑しゅうと獲え鳥とりの夏なつ』を書かいた。そして休日きゅうじつに出でかける金かねもない1994年ねんのゴールデンウィークに、「会社かいしゃで小説しょうせつ書かいちゃったから印字いんじ代だいなどがもったいない」という軽かるい気持きもちで「出来できれば原稿げんこうに使つかった用紙ようしとインク代だいの元もとだけでも稼かせげれば」と、威張いばった編集へんしゅう者しゃに門前払もんぜんばらいをされることも期待きたいしながら講談社こうだんしゃノベルスの編集へんしゅう部ぶに電話でんわをかけた^[2]。編集へんしゅう者しゃは返事へんじには数カ月すうかげつから半年はんとしかかると伝つたえたが、箱入はこいりで届とどいた『姑しゅうと獲え鳥とりの夏なつ』の原稿げんこうを読よみ始はじめると、予想よそう外がいに読よみふけり1日にちで目めを通とおし終おえ、まず「著名ちょめいな作家さっかが編集へんしゅう部ぶのリテラシーを試ためしているイタズラでは」と感かんじたといい、また原稿げんこうを送おくって僅わずか2日にちで返事へんじを貰もらい「まさかのドッキリではないか」と思おもったという^[2]。この作品さくひんは、上記じょうきのように仕事しごとの合間あいまの暇ひまつぶしに書かかれたもので、小説しょうせつの執筆しっぴつは京極きょうごくにとって初はじめてのことであった。作品さくひんの構想こうそうは10年ねん前まえに考かんがえた漫画まんがのネタという。

原稿げんこうを読よんだ編集へんしゅう者しゃである唐木からき厚あつしにより、すぐに講談社こうだんしゃノベルスとしての発売はつばいが決定けっていした。『狂きょう骨こつの夢ゆめ』の発売はつばい日び（1995年ねん5月がつ）にプロフィール等とうが解禁かいきんされ、集英社しゅうえいしゃ・中央公論社ちゅうおうこうろんしゃ・新潮社しんちょうしゃと続々ぞくぞくと執筆しっぴつ依頼いらいが舞まい込こんだ。自分じぶんの会社かいしゃに対たいして『姑しゅうと獲え鳥とりの夏なつ』発売はつばい時点じてんでは、まだ思おもいがけず本ほんがあっさりと発売はつばいされたことの恥はずかしさで伝つたえれずにいたが、講談社こうだんしゃからの依頼いらいで『魍魎もうりょうの匣くしげ』執筆しっぴつに入はいる段階だんかいで隠かくすのが心苦こころぐるしくなって事情じじょうを話はなし、さらに『狂きょう骨こつの夢ゆめ』発売はつばい後ごには他たの出版しゅっぱん社しゃからも執筆しっぴつ依頼いらいが殺到さっとうし始はじめ、会社かいしゃでの仕事しごとは出来できにくくなったため、会社かいしゃは一旦いったん退職たいしょくして、しばらくの後のちに外部がいぶスタッフとして仕事しごとも継続けいぞくすることとなった。その後ごは自身じしんの単行本たんこうぼんや出版しゅっぱん社しゃの一部いちぶの書籍しょせきデザインを会社かいしゃが担当たんとうしている。

2010年ねん5月がつ28日にち、日本にっぽんでのiPad発売はつばいと同日どうじつに『死しねばいいのに』を電子でんし書籍しょせきとして発売はつばい。また2011年ねん10月がつ14日にちには四よん六ろく判ばん・ノベルス・分冊ぶんさつ文庫ぶんこ・電子でんし書籍しょせきの4形態けいたいで『ルー＝ガルー2 インクブス×スクブス相容あいいれぬ夢魔むま』を発売はつばい。これは出版しゅっぱん史上しじょう初はつのことであった。

京極きょうごくの活動かつどうは小説しょうせつ家かのみならず、『ゲゲゲの鬼太郎おにたろう』第だい4作さく101話わで脚本きゃくほんおよび自身じしんをモデルにしたゲストキャラ「一刻いっこく堂どう」のキャラクターデザインと声優せいゆうを担当たんとう、『巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり』がテレビアニメ化かされた際さいには声優せいゆうとして京極きょうごく亭ちん役やくを演えんじている。また、京極きょうごくの処女しょじょ作さくを原作げんさくとした映画えいが『姑しゅうと獲え鳥とりの夏なつ』では傷痍軍人しょういぐんじん（水木みずきしげる）役やくとして出演しゅつえんした。親交しんこうの深ふかい宮部みやべみゆき、荒俣あらまた宏ひろし等ひとしには、水木みずきしげるの故郷こきょうである境港さかいみなと産さんの松葉まつばガニを歳暮せいぼとして贈おくっている。

2023年ねん3月がつ1日にち、日本文学振興会にほんぶんがくしんこうかいが退任たいにんした北方きたがた謙三けんぞうの後任こうにんとして直木賞なおきしょう選考せんこう委員いいんへの就任しゅうにんをツイッターで発表はっぴょうした。

本格ほんかくミステリ作家さっかクラブ会員かいいん。日本にっぽんSF作家さっかクラブ会員かいいんだったが2023年ねん2月がつ時点じてんでは退会たいかいしている。

2019年ねんから2023年ねんまで日本にっぽん推理すいり作家さっか協会きょうかい代表だいひょう理事りじをつとめた^[3]。

和服わふくに指ゆびぬき手袋てぶくろ姿すがたがトレードマークで、公おおやけの席せきでは必かならずその格好かっこうで出席しゅっせきしている。

文学ぶんがく賞しょう受賞じゅしょう・候補こうほ歴れき編集へんしゅう

1995年ねん - 『鉄てつ鼠ねずみの檻おり』で第だい9回かい山本やまもと周五郎しゅうごろう賞しょう候補こうほ。
1996年ねん
- 『魍魎もうりょうの匣くしげ』で第だい49回かい日本にっぽん推理すいり作家さっか協会きょうかい賞しょう（長編ちょうへん部門ぶもん）受賞じゅしょう。
- 『絡からま新婦しんぷの理り』で第だい18回かい吉川よしかわ英治えいじ文学ぶんがく新人しんじん賞しょう候補こうほ。
1997年ねん - 『嗤う伊い右みぎ衛門えもん』で第だい25回かい泉いずみ鏡花きょうか文学ぶんがく賞しょう受賞じゅしょう、第だい118回かい直木なおき三十五さんじゅうご賞しょう候補こうほ。
1999年ねん - 『百鬼夜行ひゃっきやこう――陰かげ』で第だい21回かい吉川よしかわ英治えいじ文学ぶんがく新人しんじん賞しょう候補こうほ。
2002年ねん - 『覘き小しょう平次へいじ』で第だい16回かい山本やまもと周五郎しゅうごろう賞しょう受賞じゅしょう、第だい128回かい直木なおき三十五さんじゅうご賞しょう候補こうほ。
2003年ねん - 『後こう巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり』で第だい130回かい直木なおき三十五さんじゅうご賞しょう受賞じゅしょう。
2007年ねん - 『邪よこしま魅みの雫しずく』で第だい7回かい本格ほんかくミステリ大賞たいしょう（小説しょうせつ部門ぶもん）候補こうほ。
2011年ねん - 『西にし巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり』で第だい24回かい柴田しばた錬三郎れんざぶろう賞しょう受賞じゅしょう。
2016年ねん - 『遠野とおの物語ものがたりremix』や「えほん遠野とおの物語ものがたり」シリーズなどで遠野とおの文化ぶんか賞しょう受賞じゅしょう^[4]。
2019年ねん - 第だい62回かい埼玉さいたま文化ぶんか賞しょう^[5]
2022年ねん - 『遠とお巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり』で第だい56回かい吉川よしかわ英治えいじ文学ぶんがく賞しょう受賞じゅしょう^[6]。

ミステリ・ランキング編集へんしゅう

週刊文春しゅうかんぶんしゅんミステリーベスト10
- 1994年ねん - 『姑しゅうと獲え鳥とりの夏なつ』7位い
- 1995年ねん - 『魍魎もうりょうの匣くしげ』4位い、『狂きょう骨こつの夢ゆめ』次点じてん
- 1996年ねん - 『鉄てつ鼠ねずみの檻おり』5位い、『絡からま新婦しんぷの理り』6位い
- 1997年ねん - 『嗤う伊い右みぎ衛門えもん』9位い
- 1998年ねん - 『塗ぬり仏ぼとけの宴うたげ』8位い
- 1999年ねん - 『巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり』29位い
- 2003年ねん - 『陰かげ摩ま羅ら鬼おにの瑕きず』9位い
- 2006年ねん - 『邪よこしま魅みの雫しずく』8位い
- 2010年ねん - 『死しねばいいのに』9位い
- 2023年ねん - 『鵼の碑いしぶみ』3位い

このミステリーがすごい!
- 1995年ねん - 『姑しゅうと獲え鳥とりの夏なつ』7位い
- 1996年ねん - 『魍魎もうりょうの匣くしげ』4位い、『狂きょう骨こつの夢ゆめ』9位い
- 1997年ねん - 『鉄てつ鼠ねずみの檻おり』7位い
- 1998年ねん - 『絡からま新婦しんぷの理り』4位い、『嗤う伊い右みぎ衛門えもん』7位い
- 1999年ねん - 『塗ぬり仏ぼとけの宴うたげ』19位い
- 2000年ねん - 『巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり』20位い
- 2004年ねん - 『陰かげ摩ま羅ら鬼おにの瑕きず』20位い
- 2007年ねん - 『邪よこしま魅みの雫しずく』12位い
- 2011年ねん - 『死しねばいいのに』12位い
- 2024年ねん - 『鵼の碑いしぶみ』2位い

本格ほんかくミステリ・ベスト10
- 1997年ねん - 『鉄てつ鼠ねずみの檻おり』1位い、『絡からま新婦しんぷの理り』2位い
- 1999年ねん - 『塗ぬり仏ぼとけの宴うたげ』2位い
- 2000年ねん - 『百ひゃく鬼おに徒然つれづれ袋ぶくろ―雨あめ』14位い
- 2002年ねん - 『続ぞく巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり』28位い
- 2004年ねん - 『陰かげ摩ま羅ら鬼おにの瑕きず』5位い
- 2005年ねん - 『百ひゃく器き徒然つれづれ袋ぶくろ―風ふう』27位い
- 2007年ねん - 『邪よこしま魅みの雫しずく』5位い
- 2024年ねん - 『鵼の碑いしぶみ』8位い

ミステリが読よみたい!
- 2011年ねん - 『死しねばいいのに』19位い
- 2024年ねん - 『鵼の碑いしぶみ』3位い

MRC大賞たいしょう
- 2023年ねん - 『鵼の碑いしぶみ』1位い

作風さくふう編集へんしゅう

新あたらしい推理すいりスタイル: デビュー作さく以来いらい続つづく、京極きょうごくの代表だいひょう作さくと言いえる百鬼夜行ひゃっきやこうシリーズには、憑物つきもの落おとし（つきものおとし）と同時どうじに推理すいりする、新あたらしいスタイルの探偵たんていが出でてくる。装飾そうしょく部分ぶぶんやサブストーリーに様々さまざまな伝承でんしょう、オカルティズムをふんだんに用もちいながらも骨格こっかくは論理ろんり的てきな謎なぞ解ときに徹てっしているため、狭義きょうぎの推理すいり小説しょうせつの正道せいどうを歩あゆむと同時どうじに、作者さくしゃいわくの「妖怪ようかい小説しょうせつ」とも呼よび得えるという、特異とくいなシリーズとなっている。横溝よこみぞ正史せいしやディクスン・カーの怪奇かいき趣味しゅみが本格ほんかく推理すいりに従属じゅうぞくする装飾そうしょくにとどまるため、オカルト小説しょうせつとして読よむ余地よちがまったく無ないのに対たいし、京極きょうごくのオカルティズムは本筋ほんすじとは別べつに独自どくじの掘ほり下さげが行おこなわれるため、本格ほんかく推理すいりファン以外いがいの読者どくしゃも少すくなくない。また、同どうシリーズ以外いがいの、ミステリをうたっていない作品さくひんの中なかにも、怪奇かいき現象げんしょうが実じつはすべて人為じんい的てきトリックであったり、古典こてん的てき怪談かいだんに合理ごうり的てき解釈かいしゃくが提示ていじされたり(ただし、それが真実しんじつとして確定かくていされるわけではない)するものが多おおい。
分厚ぶあついページ数すう: 百鬼夜行ひゃっきやこうシリーズは、（作者さくしゃ独特どくとくの文体ぶんたいゆえか）極きわめてページ数すうが多おおいのも特徴とくちょうであり、『鉄てつ鼠ねずみの檻おり』で826ページ、『絡からま新婦しんぷの理り』で829ページ、『塗ぬり仏ぼとけの宴うたげ宴えんの支度したく』『塗ぬり仏ぼとけの宴うたげ宴えんの始末しまつ』で上下じょうげ巻まきに分わけて1248ページという厚あつさに達たっしている（以上いじょう、全すべて講談社こうだんしゃノベルス版はんの数字すうじ）。そのため、百鬼夜行ひゃっきやこうシリーズ作品さくひんは「レンガ本ほん」「サイコロ本ほん」とも呼よばれており、合作がっさくの経験けいけんがある漫画まんが家かとり・みきには、漫画まんが中ちゅうの登場とうじょう人物じんぶつが京極きょうごくの本ほんをアコーディオンのように持もつという描写びょうしゃをされている。
装幀そうてい家か: また、作家さっかデビューする以前いぜんからグラフィックデザイナー・装幀そうてい家かとしての顔かおも持もっており、綾あや辻つじ行人こうじんの『眼球がんきゅう綺あやぎぬ譚たん』や『フリークス』などではカバーデザインを担当たんとうしている。
独自どくじのルール: 作品さくひんの見みせ方かたについても、一ひとつの文ぶんがページをまたがることのないように、ページ・見開みひらきの末文まつぶんで改行かいぎょうするよう構成こうせいする（文庫ぶんこ化かなどで字数じすうが変かわるとそれに合あわせて適宜てきぎ改行かいぎょう位置いちを操作そうさする）など、独特どくとくのルールを遵守じゅんしゅしている。グラフィックデザイナーの血ちがそうさせるのだとも言いわれるが、それは読者どくしゃがページを開ひらいたときの第だい一いち印象いんしょうまで、作家さっかの主体しゅたい的てきな制御せいぎょ下かに置おこうという試こころみといえる。そのこだわりは、みずからDTPソフトAdobe InDesignを駆使くしして、全ぜんページのレイアウトをこなして印刷所いんさつしょに入にゅう稿こうするレベルにまで至いたっているが、個人こじん的てきなこだわりではなく、本人ほんにんは、リーダビリティを考慮こうりょした読者どくしゃサービスの一環いっかんであり^[2]、「小説しょうせつ」と言いう商品しょうひんをよくしようと言いう企業きぎょう努力どりょくであると語かたっている。ただし文字もじ組ぐみに関かんしては「1ページ破やぶっても読よめるように」とも語かたっている^[7]。
共通きょうつうの世界せかい観かん: 京極きょうごくの作品さくひんは様々さまざまな時とき系列けいれつのものがあるが、発表はっぴょうされた全すべての作品さくひんは互たがいに他たの京極きょうごく作品さくひん・シリーズとどこかしらリンクしている（登場とうじょう人物じんぶつ、作中さくちゅう事件じけん等とう）。

執筆しっぴつ作品さくひん編集へんしゅう

小説しょうせつ・物語ものがたり編集へんしゅう

百鬼夜行ひゃっきやこうシリーズ編集へんしゅう

詳細しょうさいは「百鬼夜行ひゃっきやこうシリーズ」を参照さんしょう

作者さくしゃのデビュー作さくから続つづくシリーズ。

講談社こうだんしゃノベルスより刊行かんこう。装幀そうてい、表紙ひょうし妖怪ようかい画がは辰巳たつみ四よん郎ろうが担当たんとう。辰巳たつみの死後しご、妖怪ようかい画がは石黒いしぐろ亜矢子あやこが引ひき継ついだ。

講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ版はんカバーは荒井あらい良りょう製作せいさくの紙かみ人形にんぎょう。他たに分冊ぶんさつ版ばん、愛蔵あいぞう版ばんが順次じゅんじ刊行かんこうされている。

長編ちょうへん小説しょうせつ
- 『姑しゅうと獲え鳥とりの夏なつ』（1994年ねん9月がつ）
- 『魍魎もうりょうの匣くしげ』（1995年ねん1月がつ）
- 『狂きょう骨こつの夢ゆめ』（1995年ねん5月がつ）
- 『鉄てつ鼠ねずみの檻おり』（1996年ねん1月がつ）
- 『絡からま新婦しんぷの理り』（1996年ねん11月）
- 『塗ぬり仏ぼとけの宴うたげ宴えんの支度したく』（1998年ねん3月がつ）
- 『塗ぬり仏ぼとけの宴うたげ宴えんの始末しまつ』（1998年ねん9月がつ）
- 『陰かげ摩ま羅ら鬼おにの瑕きず』（2003年ねん8月がつ）
- 『邪よこしま魅みの雫しずく』（2006年ねん9月がつ）
- 『今昔こんじゃく百ひゃく鬼おに拾遺しゅうい鬼おに』（2019年ねん4月がつ）講談社こうだんしゃタイガ
- 『今昔こんじゃく百ひゃく鬼おに拾遺しゅうい河童かっぱ』（2019年ねん5月がつ）角川かどかわ文庫ぶんこ
- 『今昔こんじゃく百ひゃく鬼おに拾遺しゅうい天狗てんぐ』（2019年ねん6月がつ）新潮しんちょう文庫ぶんこ
- 『鵼の碑いしぶみ』（2023年ねん9月がつ）講談社こうだんしゃノベルス・単行たんこう本ほん
連作れんさく小説しょうせつ集しゅう
- 『百鬼夜行ひゃっきやこう――陰かげ』（1999年ねん7月がつ）
- 『百ひゃく器き徒然つれづれ袋ぶくろ――雨あめ』（1999年ねん11月）
- 『今昔こんじゃく続ぞく百ひゃく鬼おに――雲くも』（2001年ねん11月）
- 『百ひゃく器き徒然つれづれ袋ぶくろ――風ふう』（2004年ねん7月がつ）
- 『百鬼夜行ひゃっきやこう――陽ひ』（2012年ねん3月がつ）
- 『今昔こんじゃく百ひゃく鬼おに拾遺しゅうい月がつ』（2020年ねん8月がつ） - 『今昔こんじゃく百ひゃく鬼おに拾遺しゅうい鬼おに』『今昔こんじゃく百ひゃく鬼おに拾遺しゅうい河童かっぱ』『今昔こんじゃく百ひゃく鬼おに拾遺しゅうい天狗てんぐ』の合本がっぽん

巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたりシリーズ編集へんしゅう

詳細しょうさいは「巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたりシリーズ」を参照さんしょう

上記じょうきの小説しょうせつに登場とうじょうするキャラクターを流用りゅうようし、江戸えど期きを舞台ぶたいに「仕掛しかけ」を行おこなう小しょう悪党あくとうたちの活躍かつやくを描えがいた作品さくひん群ぐん。

四よん六ろく判ばん（カバーの裏うらに細工ざいくあり）・文庫ぶんこ判ばん（カバーは荒井あらい良りょうによる造形ぞうけい製作せいさく）は角川書店かどかわしょてん刊かん、新書判しんしょばんは中央公論ちゅうおうこうろん新しん社しゃ刊かん。

『巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり』
- 四よん六ろく判ばん 1999年ねん8月がつ ISBN 4-04-873163-7
- C★NOVELS 2002年ねん2月がつ ISBN 4-12-500749-7
- 角川かどかわ文庫ぶんこ 2003年ねん6月がつ ISBN 4-04-362002-0
『続ぞく巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり』
- 四よん六ろく判ばん 2001年ねん5月がつ ISBN 4-04-873300-1
- C★NOVELS 2003年ねん8月がつ ISBN 4-12-500816-7
- 角川かどかわ文庫ぶんこ 2005年ねん2月がつ ISBN 4-04-362003-9
『後こう巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり』
- 四よん六ろく判ばん 2003年ねん11月 ISBN 4-04-873501-2
- C★NOVELS 2006年ねん2月がつ ISBN 4-12-500933-3
- 角川かどかわ文庫ぶんこ 2007年ねん4月がつ ISBN 978-4-04-362004-3
『前ぜん巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり』
- 四よん六ろく判ばん 2007年ねん4月がつ ISBN 4-04-873769-4
- C★NOVELS 2009年ねん4月がつ ISBN 4-12-501070-6
- 角川かどかわ文庫ぶんこ 2009年ねん12月 ISBN 978-4-04-362007-4
『西にし巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり』
- 四よん六ろく判ばん 2010年ねん7月がつ ISBN 4-04-874054-7
- C★NOVELS 2012年ねん8月がつ ISBN 4-12-501213-X
- 角川かどかわ文庫ぶんこ 2013年ねん3月がつ ISBN 978-4-04-100749-5
『遠とお巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり』
- 四よん六ろく判ばん 2021年ねん7月がつ ISBN 978-4-04-110995-3
- C★NOVELS 2022年ねん8月がつ ISBN 4-12-501457-4
- 角川かどかわ文庫ぶんこ 2023年ねん2月がつ ISBN 978-4-04-113109-1

江戸えど怪談かいだんシリーズ編集へんしゅう

古典こてんの怪談かいだんを、登場とうじょう人物じんぶつなどの要素ようそや筋立すじだてを利用りようして、組くみ直なおしたもの。おどろおどろしい背景はいけいと、男女だんじょの現代げんだい的てき視点してんからの心理しんり描写びょうしゃが精緻せいちな作品さくひん群ぐんである。

角川かどかわ文庫ぶんこ版はんカバーは荒井あらい良りょうによる造形ぞうけい製作せいさく。

『嗤う伊い右みぎ衛門えもん（わらういえもん）』
- 中央公論ちゅうおうこうろん新しん社しゃ 1997年ねん ISBN 4-12-002689-2
- C★NOVELS 1999年ねん ISBN 4-12-500603-2
- 角川かどかわ文庫ぶんこ 2001年ねん ISBN 4-04-362001-2
- 中公ちゅうこう文庫ぶんこ 2004年ねん ISBN 4-12-204376-X

※原作げんさくは四よん代目だいめ鶴屋つるや南北なんぼくの『東海道とうかいどう四谷よつや怪談かいだん』とその元もととなった実録じつろく小説しょうせつ『四谷よつや雑談ざつだん集しゅう』で筋立すじだては後者こうしゃに近ちかい

『覘き小しょう平次へいじ（のぞきこへいじ）』
- 中央公論ちゅうおうこうろん新しん社しゃ 2002年ねん ISBN 4-12-003308-2
- C★NOVELS 2005年ねん ISBN 4-12-500889-2
- 角川かどかわ文庫ぶんこ 2008年ねん ISBN 4-04-362006-3
- 中公ちゅうこう文庫ぶんこ 2012年ねん ISBN 4-12-205665-9

※原作げんさくは山東さんとう京伝きょうでんの『復讐ふくしゅう奇談きだん安積あさか沼ぬま（ふくしゅうきだんあさかのぬま）』

『数かぞえずの井戸いど』
- 中央公論ちゅうおうこうろん新しん社しゃ 2010年ねん ISBN 4-12-004090-9
- C★NOVELS 2013年ねん ISBN 4-12-501251-2
- 角川かどかわ文庫ぶんこ 2014年ねん ISBN 4-04-101596-0
- 中公ちゅうこう文庫ぶんこ 2017年ねん8月がつ ISBN 4-12-206440-6

※原作げんさくは岡本おかもと綺堂きどうの『番ばん町まち皿さら屋敷やしき』

ルー=ガルー編集へんしゅう

当初とうしょ「女子高じょしこう生せいSF小説しょうせつ」として構想こうそうが語かたられていた作品さくひん。2010年ねん夏なつ、劇場げきじょうアニメ公開こうかい。

『ルー=ガルー忌避きひすべき狼おおかみ』
- 単行本たんこうぼん判ばん（徳間書店とくましょてん、2001年ねん6月がつ、ISBN 4-19-861364-8）
- 新書しんしょ版はん（トクマ・ノベルズ、2004年ねん11月、ISBN 4-19-850653-1）
- ノベルス版ばん（講談社こうだんしゃノベルス、2009年ねん10月がつ、ISBN 978-4-06-182674-8）
- 分冊ぶんさつ文庫ぶんこ版ばん（講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ、2011年ねん9月がつ、[上うえ]ISBN 978-4-06-276899-3、[下した]ISBN 978-4-06-276910-5）
- 文庫ぶんこ版ばん（講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ、2018年ねん10月がつ ISBN 978-4-06-513205-0）
『ルー＝ガルー2 インクブス×スクブス相容あいいれぬ夢魔むま』
- 単行本たんこうぼん判ばん（講談社こうだんしゃ、2011年ねん10月がつ、ISBN 978-4-06-217294-3）
- ノベルス版ばん（講談社こうだんしゃノベルス、2011年ねん10月がつ、ISBN 978-4-06-182755-4）
- 分冊ぶんさつ文庫ぶんこ版ばん（講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ、2011年ねん10月がつ、[上うえ]ISBN 978-4-06-277082-8、[下した]ISBN 978-4-06-277083-5）
- 文庫ぶんこ版ばん（講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ、2018年ねん11月、ISBN 978-4-06-513207-4）

どすこい編集へんしゅう

小説しょうせつ媒体ばいたいで、くだらないギャグ小説しょうせつをというコンセプトの元もとに執筆しっぴつされた小説しょうせつ。作品さくひんタイトルからして他た小説しょうせつのパロディであり、作者さくしゃ名めいも毎回まいかい変名へんめいとなっていた。それぞれの作品さくひんが、忠臣蔵ちゅうしんぐらと四十八手しじゅうはってを主題しゅだいにした変奏曲へんそうきょくのような構成こうせいで、「先さきに発表はっぴょうされた小説しょうせつは、次つぎの小説しょうせつ内ないの世界せかいで発行はっこうされた小説しょうせつ」というウロボロスや「土俵どひょうの輪わ」のような構造こうぞうを持もつなど、遊あそび心ごころに富とんでいる。

扉絵とびらえと劇げき中ちゅうに登場とうじょうする4コマ漫画まんがはしりあがり寿ことぶきが担当たんとうしており、単行本たんこうぼん、新書しんしょ、文庫ぶんこと再さい発行はっこうされる度たびに4コマ漫画まんがが書かき直なおされている（文庫ぶんこ版ばんは単行本たんこうぼん、新書しんしょ分ぶんも収録しゅうろく）。また、本文ほんぶん中ちゅうのセリフも一部いちぶが加筆かひつされており、元もとよりメタフィクション（自己じこ言及げんきゅう）的てきなギャグがふんだんに含ふくまれていることから、加筆かひつ行為こういそのものをネタにしている部分ぶぶんもある。

集英社しゅうえいしゃ刊かん、文庫ぶんこ版ばんカバーは荒井あらい良りょうによる造形ぞうけい製作せいさく。

連作れんさく小説しょうせつ集しゅう（集英社しゅうえいしゃ刊かん文芸ぶんげい雑誌ざっし『小説しょうせつすばる』掲載けいさい）
- 『どすこい（仮かり）（かり）』 2000年ねん ISBN 4-08-774414-0
- 『どすこい（安やす）（やす）』新書判しんしょばん 2002年ねん ISBN 4-08-774597-X
- 『どすこい。』集英社しゅうえいしゃ文庫ぶんこ 2004年ねん ISBN 4-08-747755-X
  - 「四よん十じゅう七なな人にんの力士りきし」：新しん京極きょうごく夏彦なつひこ
  - 「パラサイト・デブ」：南極なんきょく夏彦なつひこ
  - 「すべてがデブになる」：N極ごく改あらため月極つきぎめ夏彦なつひこ（『すばる』掲載けいさい時じに途中とちゅうでペンネームを変かえたため）
  - 「土俵どひょう(リング)」・でぶせん」：京塚きょうづか昌彦まさひこ
  - 「脂あぶら鬼おに」：京極きょうごく夏場所なつばしょ
  - 「理り油ゆ（意味いみ不明ふめい）」：京極きょうごく夏彦なつひこ
  - 「ウロボロスの基礎きそ代謝たいしゃ」：両国りょうこく踏四股しこ

南極なんきょく編集へんしゅう

前述ぜんじゅつの「どすこい」所収しょしゅうの「すべてがデブになる」の登場とうじょう人物じんぶつによるスピンオフ作品さくひん。「南極なんきょく夏彦なつひこ」なるダメな小説しょうせつ家かと周辺しゅうへんの人物じんぶつが巻まき起おこす騒動そうどうが描えがかれるギャグ小説しょうせつ「南極なんきょく探検たんけん隊たい」シリーズをメインとする。メタな描写びょうしゃや特異とくいな仕掛しかけが多おおいが、その全すべてがギャグのために存在そんざいするという稀有けうな小説しょうせつでもある。コラボ作品さくひん以外いがいのタイトルはやはり有名ゆうめい作品さくひんのパロディで、最初さいしょの3作品さくひんのみ「どすこい」同様どうよう変名へんめいを使つかっている。

集英社しゅうえいしゃ刊かん

連作れんさく小説しょうせつ集しゅう（集英社しゅうえいしゃ刊かん文芸ぶんげい雑誌ざっし『小説しょうせつすばる』掲載けいさい）
- 『南極なんきょく(人ひと)』2008年ねん ISBN 4-08-771274-5
- 『南極なんきょく(廉れん)』新書判しんしょばん 2010年ねん ISBN 4-08-771384-9
- 『南極なんきょく。』集英社しゅうえいしゃ文庫ぶんこ 2011年ねん ISBN 4-08-746772-4
  - 「海うみで乾かわいていろ！」：消極しょうきょく的てき彦
  - 「宍道湖しんじこ鮫さめ」：京極きょうごくメキシコ
  - 「夜よる尿にょう中ちゅう」：ナッチー京極きょうごく
  - 「ぬらりひょんの褌ふんどし」(秋本あきもと治おさむ×京極きょうごく夏彦なつひこ)
  - 「ガスノート」
  - 「探偵たんていがリレーを…」
  - 「毒どくマッスル海胆うにばーさん用よう米糠こめぬか盗とる」
  - 「巷説こうせつギャグ物語ものがたり」(赤塚あかつか不二夫ふじお÷京極きょうごく夏彦なつひこ)

厭いやシリーズ編集へんしゅう

ホラーでも怪談かいだんでもなく、ただ「厭いや」な気分きぶんになる小説しょうせつをというコンセプトで書かかれた連作れんさく小説しょうせつ集しゅう。各かく話はなしのリンク、内容ないようと、装丁そうていが一ひとつのメタフィクショナルな仕掛しかけとして機能きのうしている。

連作れんさく小説しょうせつ集しゅう（祥伝社しょうでんしゃ刊かん文芸ぶんげい雑誌ざっし『小説しょうせつNON』掲載けいさい）
- 『厭いやな小説しょうせつ』2009年ねん ISBN 978-4-396-63316-5
- 『厭いやな小説しょうせつ』ノン・ノベル 2011年ねん ISBN 978-4-396-20891-2
- 『厭いやな小説しょうせつ文庫ぶんこ版ばん』祥伝社しょうでんしゃ文庫ぶんこ 2012年ねん ISBN 978-4-396-33783-4
- 『厭いやな小説しょうせつ文庫ぶんこ版ばん』角川かどかわ文庫ぶんこ 2020年ねん ISBN 978-4-04-108445-8
  - 「厭いやな子供こども」 1999年ねん（祥伝社しょうでんしゃ文庫ぶんこ『さむけ』所収しょしゅう、『世よにも奇妙きみょうな物語ものがたり』内ないでドラマ化か）
  - 「厭いやな老人ろうじん」 1999年ねん
  - 「厭いやな扉とびら」（『グランドホテル異形いぎょうコレクション 9』）
  - 「厭いやな先祖せんぞ」 2002年ねん
  - 「厭いやな彼女かのじょ」 2008年ねん
  - 「厭いやな家いえ」 2009年ねん
  - 「厭いやな小説しょうせつ」書かき下おろし

豆腐とうふ小僧こぞうシリーズ編集へんしゅう

『豆腐とうふ小僧こぞう双そう六ろく道中どうちゅうふりだし本朝ほんちょう妖怪ようかい盛衰せいすい録ろく』講談社こうだんしゃ 2003年ねん ISBN 4-06-212214-6
- 『文庫ぶんこ版ばん豆まめ冨とみ小僧こぞう双そう六ろく道中どうちゅうふりだし』角川書店かどかわしょてん 2010年ねん ISBN 978-4-04-362008-1
『豆腐とうふ小僧こぞう双そう六ろく道中どうちゅうおやすみ本朝ほんちょう妖怪ようかい盛衰せいすい録ろく』角川書店かどかわしょてん 2011年ねん ISBN 978-4-04-874191-0
- 『文庫ぶんこ版ばん豆まめ冨とみ小僧こぞう双そう六ろく道中どうちゅうおやすみ』角川書店かどかわしょてん 2013年ねん ISBN 978-4-04-100920-8
『豆まめ富とみ小僧こぞう』角川書店かどかわしょてん 2011年ねん ISBN 4-04-631151-7
- ジュブナイル版ばん角川かどかわつばさ文庫ぶんこ
『豆腐とうふ小僧こぞうその他た』角川書店かどかわしょてん 2011年ねん ISBN 4-04-362009-8
- 「豆腐とうふ小僧こぞう」（『豆まめ富とみ小僧こぞう』角川かどかわつばさ文庫ぶんこ 2011年ねんを再さい録ろく）
- 「狂言きょうげん豆腐とうふ小僧こぞう」（『京極きょうごく噺はなし六ろく儀ぎ集しゅう』ぴあ 2005年ねんより再さい録ろく）
- 「狂言きょうげん狐きつね狗いぬ狸たぬき噺ばなし（ロングバージョン）」（『京極きょうごく噺はなし六ろく儀ぎ集しゅう』ぴあ 2005年ねんより再さい録ろく）
- 「狂言きょうげん新しん・死しに神がみ」（『京極きょうごく噺はなし六ろく儀ぎ集しゅう』ぴあ 2005年ねんより再さい録ろく）
- 「落語らくご死しに神がみremix」（『京極きょうごく噺はなし六ろく儀ぎ集しゅう』ぴあ 2005年ねんより再さい録ろく）

現代げんだい怪談かいだんシリーズ編集へんしゅう

『旧きゅう怪談かいだん（ふるい怪談かいだん）耳みみ袋ぶくろより』メディアファクトリー 2007年ねん ISBN 4-8401-1879-5
- 『ふるい怪談かいだん』角川かどかわつばさ文庫ぶんこ 2013年ねん ISBN 978-4-04-631374-4
- 『旧きゅう談だん』角川かどかわ文庫ぶんこ 2016年ねん ISBN 978-4-04-103551-1
『幽かそけ談だん』メディアファクトリー 2008年ねん ISBN 4-8401-2373-X
- 『幽かそけ談だん』 MF文庫ぶんこダ・ヴィンチ 2012年ねん ISBN 978-4-8401-4500-8
- 『幽かそけ談だん』角川かどかわ文庫ぶんこ 2013年ねん ISBN 978-4-04-101153-9
『冥めい談だん』メディアファクトリー 2010年ねん ISBN 4-8401-3235-6
- 『冥めい談だん』角川かどかわ文庫ぶんこ 2013年ねん ISBN 978-4-04-101152-2
『眩まばゆ談だん』メディアファクトリー 2012年ねん ISBN 4-8401-4891-0
- 『眩まばゆ談だん』角川かどかわ文庫ぶんこ 2015年ねん ISBN 978-4-04-103552-8
『鬼おに談だん』KADOKAWA 2015年ねん ISBN 4-0410-2474-9
- 『鬼おに談だん』角川かどかわ文庫ぶんこ 2018年ねん2月がつ ISBN 978-4-04-105737-7
『虚きょ談だん』KADOKAWA 2018年ねん2月がつ ISBN 978-4-04-105722-3
- 『虚きょ談だん』角川かどかわ文庫ぶんこ 2021年ねん10月がつ ISBN 978-4-04-111541-1

遠野とおの物語ものがたりremix 編集へんしゅう

柳田やなぎだ國男くにおの『遠野とおの物語ものがたり』を京極きょうごく夏彦なつひこが現代げんだい語ご訳やく、意訳いやく、説話せつわの収録しゅうろく順じゅんをテーマごとに入いれ替かえ、といった「リミックス」したもの。

『遠野とおの物語ものがたりremix』角川かどかわ学芸がくげい出版しゅっぱん 2013年ねん ISBN 978-4-04-653277-0
- 『遠野とおの物語ものがたりremix 付づけ・遠野とおの物語ものがたり』角川かどかわソフィア文庫ぶんこ 2014年ねん ISBN 978-4-04-408322-9
- 『遠野とおの物語ものがたりremix』角川かどかわ文庫ぶんこ 2014年ねん ISBN 978-4-04-400318-0
『遠野とおの物語ものがたり拾遺しゅういretold』角川かどかわ学芸がくげい出版しゅっぱん 2014年ねん ISBN 978-4-04-653301-2
- 『遠野とおの物語ものがたり拾遺しゅういretold 付づけ・遠野とおの物語ものがたり拾遺しゅうい』角川かどかわソフィア文庫ぶんこ 2015年ねん ISBN 978-4-04-400322-7
- 『遠野とおの物語ものがたり拾遺しゅういretold』角川かどかわ文庫ぶんこ 2015年ねん ISBN 978-4-04-408330-4

書しょ楼ろう弔ちょう堂どうシリーズ編集へんしゅう

詳細しょうさいは「書しょ楼ろう弔ちょう堂どうシリーズ」を参照さんしょう

明治めいじ中期ちゅうきの書店しょてん・弔ちょう堂どうを舞台ぶたいに、様々さまざまな著名ちょめい人じんたちが「人生じんせいにふさわしい一いち冊さつ」に出会であっていくという連作れんさく短編たんぺんシリーズ。

『書しょ楼ろう弔ちょう堂どう破やぶ暁あかつき』集英社しゅうえいしゃ 2013年ねん ISBN 978-4-08-771540-8
- 『書しょ楼ろう弔ちょう堂どう破やぶ暁あかつき文庫ぶんこ版ばん』集英社しゅうえいしゃ文庫ぶんこ 2016年ねん12月 ISBN 978-4-08-745522-9
『書しょ楼ろう弔ちょう堂どう炎えん昼ひる』集英社しゅうえいしゃ 2016年ねん11月 ISBN 978-4-08-771018-2
- 『書しょ楼ろう弔ちょう堂どう炎えん昼ひる文庫ぶんこ版ばん』集英社しゅうえいしゃ文庫ぶんこ 2019年ねん11月 ISBN 978-4-08-744043-0
『書しょ楼ろう弔ちょう堂どう待まち宵よい』集英社しゅうえいしゃ 2023年ねん1月がつ ISBN 978-4-08-771820-1

ヒトでなしシリーズ編集へんしゅう

『ヒトでなし金剛こんごう界かいの章あきら』新潮社しんちょうしゃ 2015年ねん ISBN 978-4-10-339611-6
- 新潮しんちょう文庫ぶんこ 2019年ねん2月がつ ISBN 978-4-10-135352-4
『ヒトごろし』新潮社しんちょうしゃ 2018年ねん ISBN 978-4-10-339612-3
- ヒトでなしシリーズの前段ぜんだんという位置いちづけにある。
- 新潮しんちょう文庫ぶんこ（上うえ）2020年ねん10月がつ ISBN 978-4-10-135354-8
- 新潮しんちょう文庫ぶんこ（下した）2020年ねん10月がつ ISBN 978-4-10-135355-5

虚実きょじつ妖怪ようかい百ひゃく物語ものがたりシリーズ編集へんしゅう

『虚実きょじつ妖怪ようかい百ひゃく物語ものがたり序じょ』KADOKAWA 2016年ねん ISBN 978-4-04-104776-7
- 角川かどかわ文庫ぶんこ 2018年ねん12月 ISBN 978-4-04-107431-2
『虚実きょじつ妖怪ようかい百ひゃく物語ものがたり破やぶ』KADOKAWA 2016年ねん ISBN 978-4-04-104778-1
- 角川かどかわ文庫ぶんこ 2018年ねん12月 ISBN 978-4-04-107432-9
『虚実きょじつ妖怪ようかい百ひゃく物語ものがたり急きゅう』KADOKAWA 2016年ねん ISBN 978-4-04-104781-1
- 角川かどかわ文庫ぶんこ 2018年ねん12月 ISBN 978-4-04-107433-6
『虚実きょじつ妖怪ようかい百ひゃく物語ものがたり序じょ／破やぶ／急きゅう』角川かどかわ文庫ぶんこ 2018年ねん12月 ISBN 978-4-04-107434-3 - 上記じょうき3冊さつの合ごう巻まき版ばん

その他た小説しょうせつ・物語ものがたり編集へんしゅう

『死しねばいいのに』講談社こうだんしゃ 2010年ねん ISBN 4-0621-6172-9
- 今時いまどきの青年せいねんを狂言回きょうげんまわしとし、その視点してんを通とおして、市井しせいの人々ひとびとのコミュニケーション不全ふぜんを描写びょうしゃする作品さくひん。iPadの電子でんしブック版ばんがほぼ同時どうじに半額はんがく以下いかで発売はつばいされて話題わだいになった^[8]。
- 『文庫ぶんこ版ばん死しねばいいのに』講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ 2012年ねん ISBN 978-4-06-277351-5
『オジいサン』中央公論ちゅうおうこうろん新しん社しゃ 2011年ねん ISBN 4-1200-4209-X
- 『オジいサン』中公ちゅうこう文庫ぶんこ 2015年ねん ISBN 978-4-12-206078-4
- 『オジいサン』角川かどかわ文庫ぶんこ 2019年ねん ISBN 978-4-04-108444-1
『虚言きょげん少年しょうねん』集英社しゅうえいしゃ 2011年ねん ISBN 4-0877-1407-1
- 『虚言きょげん少年しょうねん文庫ぶんこ版ばん』集英社しゅうえいしゃ文庫ぶんこ 2014年ねん ISBN 978-4-08-745224-2

選集せんしゅう編集へんしゅう

百鬼夜行ひゃっきやこうシリーズ
- 『金田一きんだいち耕こう助すけに捧ささぐ九ここのつの協奏曲きょうそうきょく』角川書店かどかわしょてん 2002年ねん ISBN 4-048-73362-1／角川かどかわ文庫ぶんこ 2012年ねん ISBN 4-041-00572-8
  - 「無題むだい」（『陰かげ摩ま羅ら鬼おにの瑕きず』より抜粋ばっすい）
- 『eRotica』（e-NOVELS 編へん）講談社こうだんしゃ 2004年ねん ISBN 4-062-12289-8
  - 「大だい首くび妖怪ようかい小説しょうせつ百鬼夜行ひゃっきやこう第だい拾ひろえ弐に夜や」（『百鬼夜行ひゃっきやこう――陽ひ』収録しゅうろく）
厭いやシリーズ
- 『グランドホテル異形いぎょうコレクション 9』（井上いのうえ雅彦まさひこ監かん）廣済堂こうさいどう文庫ぶんこ廣済堂こうさいどう出版しゅっぱん 1999年ねん ISBN 4-331-60734-8
  - 「厭いやな扉とびら」（『厭いやな小説しょうせつ』収録しゅうろく）
- 『さむけ』祥伝社しょうでんしゃ文庫ぶんこ 1999年ねん ISBN 4-396-32683-1
  - 「厭いやな子供こども」（『厭いやな小説しょうせつ』収録しゅうろく）
現代げんだい怪談かいだんシリーズ
- 『エロティシズム12幻想げんそう』（津原つわら泰たい水すい監かん）エニックス 2000年ねん ISBN 4-7575-0166-8
- 『エロティシズム12幻想げんそう』（津原つわら泰たい水すい監かん）講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ 2002年ねん ISBN 4-06-273393-5
  - 「鬼おに交（きこう）」（『鬼おに談だん』収録しゅうろく）
- 『稲生いのうモノノケ大全たいぜん陽ひ之の巻まき』（東あずま雅夫まさお編へん）毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ 2005年ねん ISBN 4-620-10695-X
  - 「旧きゅう耳みみ袋ぶくろもう臭におわない」（『旧きゅう怪談かいだん耳みみ袋ぶくろより』収録しゅうろく）
- 『怪談かいだん実話じつわ系けい書かき下おろし怪談かいだん文芸ぶんげい競作きょうさく集しゅう』（『幽かそけ』編集へんしゅう部ぶ編へん）メディアファクトリー 2008年ねん ISBN 4-840-12347-0
  - 「成人せいじん」（『幽かそけ談だん』収録しゅうろく）
- 『怪談かいだん実話じつわ系けい3 書かき下おろし怪談かいだん文芸ぶんげい競作きょうさく集しゅう』（『幽かそけ』編集へんしゅう部ぶ編へん）メディアファクトリー 2010年ねん ISBN 4-840-13199-6
  - 「先輩せんぱいの話はなし」（『冥めい談だん』収録しゅうろく）
未み分類ぶんるい
- 『稲生いのうモノノケ大全たいぜん陽ひ之の巻まき』（東あずま雅夫まさお編へん）毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ 2003年ねん ISBN 4-620-31649-0
  - 「武たけ大夫たいふ木き槌づちを得える――三さん次じ実録じつろく物語ものがたり」
- 『怪談かいだんの学校がっこう』（怪談かいだん之の怪かい編へん）メディアファクトリー 2006年ねん ISBN 4-840-11497-8
  - 「礼儀れいぎ正ただしい」
- 『小説しょうせつこちら葛飾かつしか区く亀有かめあり公園前こうえんまえ派出所はしゅつじょ』（秋本あきもと治おさむ原作げんさく／日本にっぽん推理すいり作家さっか協会きょうかい監修かんしゅう）集英社しゅうえいしゃ 2007年ねん ISBN 4-087-80466-6／集英社しゅうえいしゃ文庫ぶんこ 2011年ねん ISBN 4-087-46689-2
  - 「ぬらりひょんの褌ふんどし」（『南極なんきょく』収録しゅうろく）
- 『文豪ぶんごうてのひら怪談かいだん』（東あずま雅夫まさお編へん）ポプラ文庫ぶんこ 2009年ねん ISBN 4-591-11104-0
  - 「蒐集しゅうしゅう者しゃの庭にわ（抄しょう）」※久保くぼ竣行名義めいぎ
- 『NOVA4 書かき下おろし日本にっぽんSFコレクション』（大森おおもり望のぞむ編へん）河出かわで文庫ぶんこ 2011年ねん ISBN 4-309-41077-4
  - 「最さい后きさきの祖父そふ」
- 『奇想天外きそうてんがい 21世紀せいき版ばんアンソロジー』（山口やまぐち雅也まさや編へん）南雲なぐも堂どう 2017年ねん ISBN 4-523-26564-X
  - 「俺おれたちの俺おれ」
- 『森もり見み登のぼり美彦よしひこリクエスト！美女びじょと竹林ちくりんのアンソロジー』（森もり見み登のぼり美彦よしひこ編へん）光文社こうぶんしゃ 2019年ねん1月がつ ISBN 978-4-334-91259-8
  - 「竹たけ取とり」
- 『Day to Day』（講談社こうだんしゃ編へん）講談社こうだんしゃ 2021年ねん3月がつ ISBN 978-4-065-21842-6
  - 「七なな月がつ八はち日にち」

連載れんさい中ちゅうの小説しょうせつ編集へんしゅう

『書しょ楼ろう弔ちょう堂どう』（『小説しょうせつすばる』2014年ねん9月がつ号ごう - （不定期ふていき））
『了りょう巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり』（『怪かいと幽かそけ』2021年ねん vol.007 - ）
『病葉わくらば草紙ぞうし』（『文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう』2022年ねん8月がつ号ごう - ）

連載れんさい中断ちゅうだん小説しょうせつ編集へんしゅう

『新潮しんちょう落語らくご』
- 「まともな小説しょうせつが書かけないのだから、」（『小説しょうせつ新潮しんちょう』1999年ねん5月がつ号ごう）
- 「こんな巫山戯ふざけた小説しょうせつ書がきやがって、」（『小説しょうせつ新潮しんちょう』1999年ねん10月がつ号ごう）
- 「死しに神がみremix」（『小説しょうせつ新潮しんちょう』2002年ねん1月がつ号ごう）※『京極きょうごく噺はなし六ろく儀ぎ集しゅう』に収録しゅうろく

古典こてん落語らくごをメタな自己じこ言及げんきゅう的てき視線しせんにより読よみ解とくというお笑わらい小説しょうせつ。

『明あけの破鏡はきょう（あけのはきょう）』（『KADOKAWAミステリ』1999年ねん11月がつ号ごう - 2000年ねん7月がつ号ごう（6回かい））

江戸えど時代じだいを舞台ぶたいにした時代じだい劇げき小説しょうせつ。作者さくしゃが愛好あいこうする必殺ひっさつシリーズの登場とうじょう人物じんぶつを思おもわせる描写びょうしゃがある。

『右みぎの方ほうに進すすむべきである』（『小説しょうせつ現代げんだい』2012年ねん6月がつ号ごう・9月がつ号ごう・2013年ねん1月がつ号ごう・4月がつ号ごう（4回かい））

雑誌ざっし掲載けいさい短編たんぺん編集へんしゅう

「その赤あかいモノ」（『幽かそけ』vol.4 2005年ねん）

評論ひょうろん・エッセイ編集へんしゅう

エッセイ編集へんしゅう

『妖怪ようかい旅たび日記にっき』（多田ただ克己かつみ・村上むらかみ健司けんじ共著きょうちょ）同朋どうほう舎しゃ 2001年ねん ISBN 4-8104-2728-5
『大だい極きょく宮みや（たいきょくぐう）』『大だい極きょく宮みや2』『大だい極きょく宮みや3 コゼニ好すきの野望やぼう篇へん』（大沢おおさわ在昌ありまさ・宮部みやべみゆき共著きょうちょ/三さん人にんの公式こうしきホームページ『大だい極きょく宮みや』のコンテンツ『週刊しゅうかん大だい極ごく宮みや』の文庫ぶんこ化か）角川かどかわ文庫ぶんこ 2002年ねん ISBN 4-0436-1103-X / 2003年ねん ISBN 4-0436-1105-6 / 2004年ねん ISBN 4-0436-1106-4
- 『大だい極きょく宮みや3 コゼニ好すきの野望やぼう篇へん』には書かき下おろし掌編しょうへん小説しょうせつ「罪つみと罰ばっ第だい130回かい」が収録しゅうろくされている
『地獄じごくの楽たのしみ方かた 17歳さいの特別とくべつ教室きょうしつ』講談社こうだんしゃ 2019年ねん ISBN 978-4-06-517384-8
- 『地獄じごくの楽たのしみ方かた文庫ぶんこ版ばん』講談社こうだんしゃ 2022年ねん ISBN 978-4-06-526809-4

対談たいだん編集へんしゅう

『アニメ鬼太郎おにたろう生誕せいたん30周年しゅうねん記念きねん出版しゅっぱん水木みずきしげる＆京極きょうごく夏彦なつひこゲゲゲの鬼太郎おにたろう解体かいたい新書しんしょ』講談社こうだんしゃ 1998年ねん ISBN 4-06-330048-X ※付録ふろくとして京極きょうごくの担当たんとうした『ゲゲゲの鬼太郎おにたろう言霊ことだま使づかいの罠わな！』の脚本きゃくほん
『ユリイカ臨時りんじ増刊ぞうかん号ごう総そう特集とくしゅう怪談かいだん』（「近代きんだいという膜まくが破われる時とき」）青土おうづち社しゃ 1998年ねん8月がつ ISBN 4-7917-0035-X
『水木みずきしげるの妖怪ようかい談義だんぎ』（水木みずきしげる著ちょ） Softgarage 2000年ねん ISBN 4-921068-56-9
『妖怪ようかい馬鹿ばか』（多田ただ克己かつみ・村上むらかみ健司けんじ共著きょうちょ／荒井あらい良りょうカバーの妖怪ようかい製作せいさく）新潮しんちょうOH!文庫ぶんこ 2001年ねん ISBN 4-10-290073-X
- 『完全かんぜん復刻ふっこく妖怪ようかい馬鹿ばか』新潮しんちょう文庫ぶんこ 2008年ねん ISBN 978-4-10-135351-7
『異こと界かい談義だんぎ』（国立こくりつ歴史れきし民俗みんぞく博物館はくぶつかん編へん）角川書店かどかわしょてん 2002年ねん ISBN 4-04-883757-5
『安倍晴明あべのせいめい公こう』（晴はれ明あきら神社じんじゃ編へん）講談社こうだんしゃ 2002年ねん ISBN 4-06-210983-2
『ホラー・ジャパネスクを語かたる』（東あずま雅夫まさお編へん）双葉社ふたばしゃ 2003年ねん ISBN 4-575-23469-9
『本格ほんかくミステリベスト10 2004』（探偵たんてい小説しょうせつ研究けんきゅう会かい編へん・著ちょ）原はら書房しょぼう ISBN 4-562-03718-0
『怪談かいだん之の怪かい之の怪談かいだん』（怪談かいだん之の怪かい編へん）メディアファクトリー 2003年ねん ISBN 4-8401-0848-X
『ミステリー迷宮めいきゅう読本とくほん』ムックy 2003年ねん ISBN 4-89691-775-8
『京極きょうごく夏彦なつひこ『巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり』の世界せかい』ムックy 2004年ねん ISBN 4-89691-803-7
『多生たしょうの縁えん玄げん侑宗久ひさ対談たいだん集しゅう』（玄げん侑宗久ひさし著ちょ）文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう 2004年ねん ISBN 4-16-365730-4
『ゲゲゲの鬼太郎おにたろう妖怪ようかい百ひゃく物語ものがたり』宝島社たからじましゃ 2004年ねん ISBN 4-7966-4191-2
『闇夜やみよに怪かいを語かたれば百物語ひゃくものがたりホラー傑作けっさく選せん』（東あずま雅夫まさお編へん）角川かどかわ文庫ぶんこ 2005年ねん ISBN 4-04-359802-5
『対談たいだん集しゅう妖怪ようかい大だい談義だんぎ』角川書店かどかわしょてん 2005年ねん ISBN 4-04-883925-X
- 『対談たいだん集しゅう妖怪ようかい大だい談義だんぎ』角川かどかわ文庫ぶんこ 2008年ねん ISBN 978-4-04-362005-0
『妖怪ようかい文藝ぶんげい巻まき之の壱いちモノノケ大だい合戦かっせん』（東あずま雅夫まさお編へん）小学館しょうがくかん文庫ぶんこ 2005年ねん ISBN 4-09-402837-4
『俺おれたちのR25時代じだい』（R25編集へんしゅう部ぶ編へん）日経にっけいビジネス人文じんぶん庫こ 2005年ねん ISBN 4-532-19317-6
『ホラー・ジャパネスク読本とくほん』（東あずま雅夫まさお編へん）双葉ふたば文庫ぶんこ 2006年ねん ISBN 4-575-71312-0

日本にっぽん画が編集へんしゅう

国書刊行会こくしょかんこうかい刊かん、文章ぶんしょう

『絵本えほん百ひゃく物語ものがたり桃山ももやま人じん夜話やわ』（竹原たけはら春はる泉いずみ画が／多田ただ克己かつみ編へん） 1997年ねん ISBN 4-336-03948-8
『暁斎きょうさい妖怪ようかい百ひゃく景けい』（河鍋かわなべ暁斎きょうさい画が／多田ただ克己かつみ編へん） 1998年ねん ISBN 4-336-04083-4
『国芳くによし妖怪ようかい百ひゃく景けい』（歌川うたがわ国芳くによし画が／悳とく俊彦としひこ編へん・解説かいせつ） 1999年ねん ISBN 4-336-04139-3
『妖怪ようかい図ず巻まき』（多田ただ克己かつみ編へん・解説かいせつ） 2000年ねん ISBN 4-336-04187-3
『北斎ほくさい妖怪ようかい百ひゃく景けい』（葛飾かつしか北斎ほくさい画が／多田ただ克己かつみ・久保田くぼた一洋かずひろ編へん） 2004年ねん ISBN 4-336-04636-0

その他た編集へんしゅう

絵本えほん

怪談かいだんえほん3『いるのいないの』（町田まちだ尚子しょうこ絵え／東あずま雅夫まさお編へん）岩崎いわさき書店しょてん 2012年ねん ISBN 978-4-2650-7953-7
京極きょうごく夏彦なつひこの妖怪ようかいえほん
- 『うぶめ』（井上いのうえ洋介ようすけ絵え／東あずま雅夫まさお編へん）岩崎いわさき書店しょてん 2013年ねん ISBN 978-4-2650-7971-1
- 『つくもがみ』（城しろ芽めハヤト絵え／東あずま雅夫まさお編へん）岩崎いわさき書店しょてん 2013年ねん ISBN 978-4-2650-7972-8
- 『あずきとぎ』（町田まちだ尚子しょうこ絵え／東あずま雅夫まさお編へん）岩崎いわさき書店しょてん 2015年ねん ISBN 978-4-2650-7973-5
- 『とうふこぞう』（石黒いしぐろ亜矢子あやこ絵え／東あずま雅夫まさお編へん）岩崎いわさき書店しょてん 2015年ねん ISBN 978-4-2650-7974-2
- 『ことりぞ』（山科やましな理絵りえ絵え／東あずま雅夫まさお編へん）岩崎いわさき書店しょてん 2015年ねん ISBN 978-4-2650-7975-9
京極きょうごく夏彦なつひこのえほん遠野とおの物語ものがたり
- 『やまびと』（柳田やなぎだ國男くにお原作げんさく／中川なかがわ学まなぶ絵え）汐しお文ぶん社しゃ 2016年ねん ISBN 978-4-8113-2252-0
- 『まよいが』（柳田やなぎだ國男くにお原作げんさく／近藤こんどう薫かおる美子よしこ絵え）汐しお文ぶん社しゃ 2016年ねん ISBN 978-4-8113-2253-7
- 『かっぱ』（柳田やなぎだ國男くにお原作げんさく／北原きたはら明日香あすか絵え）汐しお文ぶん社しゃ 2016年ねん ISBN 978-4-8113-2254-4
- 『ざしきわらし』（柳田やなぎだ國男くにお原作げんさく／町田まちだ尚子しょうこ絵え）汐しお文ぶん社しゃ 2016年ねん ISBN 978-4-8113-2255-1
京極きょうごく夏彦なつひこのえほん遠野とおの物語ものがたり第だい二に期き
- 『おいぬさま』（柳田やなぎだ國男くにお原作げんさく／中野なかの真しん典てん絵え）汐しお文ぶん社しゃ 2018年ねん ISBN 978-4-8113-2480-7
- 『おしらさま』（柳田やなぎだ國男くにお原作げんさく／伊野いの孝行たかゆき絵え）汐しお文ぶん社しゃ 2018年ねん ISBN 978-4-8113-2479-1
- 『ごんげさま』（柳田やなぎだ國男くにお原作げんさく／軽部かるべ武宏たけひろ絵え）汐しお文ぶん社しゃ 2018年ねん ISBN 978-4-8113-2481-4
- 『でんでらの』（柳田やなぎだ國男くにお原作げんさく／はたこうしろう絵え）汐しお文ぶん社しゃ 2018年ねん ISBN 978-4-8113-2482-1
京極きょうごく夏彦なつひこのえほん遠野とおの物語ものがたり第だい三さん期き
- 『おまく』（柳田やなぎだ國男くにお原作げんさく／羽尻はじり利り門もん絵え）汐しお文ぶん社しゃ 2021年ねん ISBN 978-4-8113-2845-4
- 『きつね』（柳田やなぎだ國男くにお原作げんさく／樋口ひぐち佳けい絵え絵え）汐しお文ぶん社しゃ 2021年ねん ISBN 978-4-8113-2846-1
- 『しびと』（柳田やなぎだ國男くにお原作げんさく／阿部あべ海かい太たい絵え）汐しお文ぶん社しゃ 2021年ねん ISBN 978-4-8113-2847-8
- 『ばけもの』（柳田やなぎだ國男くにお原作げんさく／飯野いいの和好かずよし絵え）汐しお文ぶん社しゃ 2021年ねん ISBN 978-4-8113-2848-5

台本だいほん集しゅう

『京極きょうごく噺はなし六ろく儀ぎ集しゅう（きょうごくばなしだいほんしゅう）』ぴあ 2005年ねん ISBN 4-8356-1560-3
- 「豆腐とうふ小僧こぞう」
- 「狐きつね狗いぬ狸たぬき噺ばなし」
- 「新しん・死しに神がみ」
- 「死しに神がみremix」（三遊亭圓朝さんゆうていえんちょう没後ぼつご百ひゃく周年しゅうねん記念きねん） 2002年ねん
- 「茂山しげやま千五郎せんごろう家かと上演じょうえん台本だいほん」
- 「豆腐とうふ小僧こぞう」
- 「狐きつね狗いぬ狸たぬき噺ばなし」
- 「茂山しげやま千せん之の丞すすむ」
- 「茂山しげやま千五郎せんごろう」
- 「京極きょうごく噺ばなしについて」
- 「新しん・死しに神がみ」
- 「巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり」

妖怪ようかい研究けんきゅう

『百ひゃく鬼おに解読かいどく妖怪ようかいの正体しょうたいとは？』（多田ただ克己かつみ著ちょ／京極きょうごく夏彦なつひこ画が）講談社こうだんしゃノベルス 1999年ねん ISBN 4-06-182101-6
『日本にっぽん妖怪ようかい学がく大全たいぜん』（小松こまつ和彦かずひこ編へん）小学館しょうがくかん 2003年ねん ISBN 4-09-626208-0
『怪異かいい学がくの技法ぎほう』（東ひがしアジア恠異学会がっかい編へん）臨川りんせん書店しょてん 2003年ねん ISBN 4-653-03846-5
『妖怪ようかいの理り妖怪ようかいの檻おり』角川書店かどかわしょてん 2007年ねん ISBN 4-04-883984-5
- 『文庫ぶんこ版ばん妖怪ようかいの理り妖怪ようかいの檻おり』角川かどかわ文庫ぶんこ 2011年ねん ISBN 978-4-04-362010-4
『妖怪ようかいの宴うたげ妖怪ようかいの匣くしげ』角川書店かどかわしょてん 2015年ねん ISBN 4-04-103638-0
- 『文庫ぶんこ版ばん妖怪ようかいの宴うたげ妖怪ようかいの匣くしげ』角川かどかわ文庫ぶんこ 2020年ねん ISBN 978-4-04-109684-0
『京極きょうごく夏彦なつひこ講演こうえん集しゅう「おばけ」と「ことば」のあやしいはなし』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう 2021年ねん ISBN 978-4-16-391342-1

戯曲ぎきょく・脚本きゃくほん

『ゲゲゲの鬼太郎おにたろう解体かいたい新書しんしょ』（水木みずきしげる共著きょうちょ）講談社こうだんしゃ 1998年ねん ISBN 4-06-330048-X
- 「ゲゲゲの鬼太郎おにたろう言霊ことだま使づかいの罠わな！」
『京極きょうごく夏彦なつひこ「怪かい」『巷説こうせつ百ひゃく物語ものがたり』のすべて』角川書店かどかわしょてん 2000年ねん ISBN 4-04-883618-8
- 「七なな人にんみさき」
『妖怪ようかい文藝ぶんげい＜巻まき之の壱いち＞モノノケ大だい合戦かっせん』小学館しょうがくかん文庫ぶんこ 2005年ねん ISBN 4-09-402837-4
- 「狂言きょうげん豆腐とうふ小僧こぞう」
「霊れいの故郷こきょう（みたまのくに）」（「怪かい」フォーラム in とっとり 2016 限定げんてい販売はんばい）

文学ぶんがく

『綾あや辻つじ行人こうじんミステリ作家さっか徹底てってい解剖かいぼう』（スニーカー・ミステリ倶楽部くらぶ編へん）角川書店かどかわしょてん 2002年ねん ISBN 4-04-883774-5
『怪談かいだんの学校がっこう』（怪談かいだん之の怪かい編へん）メディアファクトリー 2006年ねん ISBN 4-8401-1497-8

演劇えんげき

『狂言きょうげんの自由じゆう茂山しげやま逸平いっぺい写真しゃしん集しゅう』（橘たちばな蓮れん二に撮影さつえい）講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ 2002年ねん ISBN 4-06-273573-3

作品さくひん集しゅう

『稲生いのうモノノケ大全たいぜん陰かげ之の巻まき』（東あずま雅夫まさお編へん）毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ 2003年ねん ISBN 4-620-31649-0
- 新版しんぱん『稲生いのう物怪もっけ録ろく』角川かどかわソフィア文庫ぶんこ 2019年ねん ISBN 4-04-400497-8

漫画まんが

『のんポリズム』（浜口はまぐち乃理子のりこ著ちょ）講談社こうだんしゃ 2003年ねん ISBN 4-06-352053-6
『猫田ねこだ一いち金五郎きんごろうの冒険ぼうけん』（とり・みき著ちょ）講談社こうだんしゃ 2003年ねん ISBN 4-06-364515-0
『永井豪ながいごうSAGA 作品さくひん評論ひょうろん集しゅう』（ダイナミックプロ監かん）扶桑社ふそうしゃ 2003年ねん ISBN 4-594-04190-6
『妖怪ようかい幻燈げんとう』（森野もりの達弥たつや監かん）エムディエヌコーポレーション 2004年ねん ISBN 4-8443-5744-1

格言かくげん

『いのちの響ひびきこころの言葉ことば』（いのちの響ひびきプロジェクト編へん）徳間書店とくましょてん 2005年ねん ISBN 4-19-861999-9

心霊しんれい研究けんきゅう

『新しん耳みみ袋ぶくろ第だい七なな夜や』（木原きはら浩ひろし勝かち・中山なかやま市朗いちろう共著きょうちょ）角川かどかわ文庫ぶんこ 2005年ねん ISBN 4-04-365307-7

音楽おんがく

『荒野あらのの七なな人にんみさき』（妖怪ようかいプロジェクト×全日本ぜんにほん妖怪ようかい推進すいしん委員いいん会かい） avex trax 2008年ねん

題字だいじ

『化ばけ通どおり』（週刊しゅうかんファミ通ふぁみつう『妖怪ようかいウォッチ』関連かんれんコラム）KADOKAWA - 命名めいめい・題字だいじ
『必殺ひっさつ仕置しおき長屋ながや一筆いっぴつ啓上けいじょう編へん』（原作げんさく：山田やまだ誠二せいじ、作画さくが：木村きむら知夫ともお）ガイドワークス 2019年ねん

水木みずきしげる関連かんれん編集へんしゅう

季刊きかん妖怪ようかいマガジン『怪かい』角川書店かどかわしょてん
『ゲゲゲの鬼太郎おにたろう解体かいたい新書しんしょ』（水木みずきしげる共著きょうちょ）講談社こうだんしゃ 1998年ねん ISBN 4-06-330048-X
水木みずきしげる作品さくひん選集せんしゅうシリーズ（水木みずきしげる著ちょ／京極きょうごく夏彦なつひこ編へん）ちくま文庫ぶんこ
- 『京極きょうごく夏彦なつひこが選えらぶ!水木みずきしげる未み収録しゅうろく短たん編集へんしゅう』 1999年ねん ISBN 4-480-03538-9
- 『京極きょうごく夏彦なつひこが選えらぶ!水木みずきしげるの奇妙きみょうな劇画げきが集しゅう』 2001年ねん ISBN 4-480-03654-7
『ボクの一生いっしょうはゲゲゲの楽園らくえんだ 1』（水木みずきしげる著ちょ）講談社こうだんしゃ 2001年ねん ISBN 4-06-330125-7
Kodansha Bilingual Comicsシリーズ（水木みずきしげる著ちょ／京極きょうごく夏彦なつひこ監かん／ラルフ・マッカーシー訳やく） Kodansha International
- 『ゲゲゲの鬼太郎おにたろう 1 バイリンガル版ばん』 2002年ねん ISBN 4-7700-2827-X
- 『ゲゲゲの鬼太郎おにたろう 2 バイリンガル版ばん』 2002年ねん ISBN 4-7700-2828-8
- 『ゲゲゲの鬼太郎おにたろう 3 バイリンガル版ばん』 2002年ねん ISBN 4-7700-2829-6
『水木みずきしげる80の秘密ひみつ』（水木みずきしげる、荒俣あらまた宏ひろし、多田ただ克己かつみ、村上むらかみ健司けんじ他た共著きょうちょ）角川書店かどかわしょてん 2002年ねん ISBN 4-04-883763-X
『ちりめん本ほん水木みずきしげる作品さくひん集しゅう』大屋おおや書房しょぼう 2002年ねん
『水木みずきしげるポストカード・ブックシリーズ』（水木みずきしげる著ちょ／京極きょうごく夏彦なつひこ編へん）小学館しょうがくかんクリエイティブ
- 『水木みずきしげるポストカード・ブック「妖怪ようかい名画めいが館かん」』 2004年ねん ISBN 4-7780-3005-2
- 『水木みずきしげるポストカード・ブック「鬼太郎おにたろう名画めいが館かん」』 2004年ねん ISBN 4-7780-3006-0
『マンガ名作めいさく講義こうぎ情報じょうほうセンター出版しゅっぱん局きょく』 2005年ねん ISBN 4-7958-2963-2
『本日ほんじつの水木みずきサン思おもわず心しんがゆるむ名言めいげん366日にち』（水木みずきしげる著ちょ／大泉おおいずみ実成さねなり編へん）草くさ思おもえ社しゃ 2005年ねん ISBN 4-7942-1463-4
『水木みずきしげる漫画まんが大だい全集ぜんしゅう』講談社こうだんしゃ（責任せきにん監修かんしゅう）