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朝霧 (吹雪型駆逐艦) - Wikipedia
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朝霧あさぎり (吹雪ふぶき型がた駆逐くちく艦かん)

吹雪ふぶき型がた駆逐くちく艦かん

朝霧あさぎり（あさぎり）は、日本にっぽん海軍かいぐんの駆逐くちく艦かん[1]。 吹雪ふぶき型がた駆逐くちく艦かん（特とく型がた）の13番ばん艦かん（特とくII型がたの3番ばん艦かん）[2][3]。 霧きり級きゅうに属ぞくする[注釈ちゅうしゃく 1][注釈ちゅうしゃく 2]。 この名なを持もつ日本にっぽん海軍かいぐんの艦船かんせんとしては春雨はるさめ型がた駆逐くちく艦かん「朝霧あさぎり」に続つづいて2隻せき目め。

朝霧あさぎり
基本きほん情報じょうほう
建造けんぞう所しょ 佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょう
運用うんよう者しゃ  大日本帝国だいにっぽんていこく海軍かいぐん
艦かん種しゅ 駆逐くちく艦かん
級きゅう名めい 吹雪ふぶき型がた
艦かん歴れき
計画けいかく 昭和しょうわ2年度ねんど艦艇かんてい補充ほじゅう計画けいかく
起工きこう 1928年ねん12月12日にち
進水しんすい 1929年ねん11月18日にち
就役しゅうえき 1930年ねん6月30日にち
最期さいご 1942年ねん8月がつ28日にち、サンタイサベル島とう付近ふきんにて戦没せんぼつ。
除籍じょせき 1942年ねん10月がつ1日にち
要目ようもく（計画けいかく時じ）
基準きじゅん排水はいすい量りょう 1,680 トン
公おおやけ試ためし排水はいすい量りょう 1,980 トン
全長ぜんちょう 118 m
水線すいせん長ちょう 115.3 m
最大さいだい幅はば 10.36 m
吃水きっすい 3.2 m
主しゅ缶かん ロ号ごう艦かん本式ほんしき缶かん×4基き
主おも機き 艦かん本式ほんしきタービン×2基き
出力しゅつりょく 50,000 hp
推進すいしん器き スクリュープロペラ×2軸じく
速力そくりょく 38.0 ノット
航続こうぞく距離きょり 5,000 海うみ里さと/14ノット
乗員じょういん 219もしくは220名めい
兵へい装そう
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概要がいよう

編集へんしゅう

駆逐くちく艦かん朝霧あさぎり（あさぎり）は、日本にっぽん海軍かいぐんが佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょうで建造けんぞうした吹雪ふぶき型がた駆逐くちく艦かんで、1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）6月がつ末まつに竣工しゅんこうした。同年どうねん12月がつ、新編しんぺんの第だい8駆逐くちく隊たいに所属しょぞくした[6]。1939年ねん（昭和しょうわ14年ねん）11月1日にち、従来じゅうらいの第だい8駆逐くちく隊たいは「第だい20駆逐くちく隊たい」に改称かいしょうした[注釈ちゅうしゃく 3]。

太平洋戦争たいへいようせんそう（大だい東亜とうあ戦争せんそう）開戦かいせん時じ、ひきつづき霧きり級きゅう4隻せき（朝霧あさぎり、天てん霧きり、夕ゆう霧きり、狭霧さぎり）で第だい20駆逐くちく隊たいを編制へんせいし、第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいに所属しょぞくした[1][8][9]。三水さんずい戦せんは馬うま来らい部隊ぶたい（指揮しき官かん小沢おざわ治おさむ三郎さぶろう南みなみ遣や艦隊かんたい司令しれい長官ちょうかん）として南方みなかた作戦さくせんにともなうマレー作戦さくせんや蘭らん印しるし作戦さくせんに従事じゅうじした[1][10][11]。2月がつ中旬ちゅうじゅんには、軽けい巡洋艦じゅんようかん由良ゆら等ひとしと共ともに連合れんごう軍ぐん商船しょうせんや小しょう艦艇かんていを掃蕩そうとうした[12]。

開戦かいせんからまもなく、第だい20駆逐くちく隊たいは狭霧さぎりを喪失そうしつ[13][14]、代だい艦かんとして1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）3月がつ10日にち付づけで姉妹しまい艦かん白雲しらくもが第だい20駆逐くちく隊たいに編入へんにゅうされた[15][16]。 定数ていすう4隻せき（朝霧あさぎり、天てん霧きり、夕ゆう霧きり、白雲しらくも）となった第だい20駆逐くちく隊たいは、3月がつ下旬げじゅんから4月がつ上旬じょうじゅんにかけてのアンダマン・ニコバル諸島しょとう攻略こうりゃく作戦さくせん、ベンガル湾わん機動きどう作戦さくせん、6月のミッドウェー作戦さくせん（戦艦せんかん部隊ぶたい護衛ごえい）、7月がつ下旬げじゅんのＢ作戦さくせんに従事じゅうじした[17][9]。

8月がつ上旬じょうじゅん以降いこうのガダルカナル島とう攻防こうぼう戦せんにともない、第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたい（軽けい巡じゅん川内かわうち、第だい20駆逐くちく隊たい）[注釈ちゅうしゃく 4]は日本にっぽん陸軍りくぐん川口かわぐち支隊したいの輸送ゆそう船せん2隻せきを護衛ごえいし、川口かわぐち支隊したいをガダルカナル島とうへ輸送ゆそうすることになった[18][19]。8月がつ24日にち、トラック泊地はくちを出撃しゅつげきしてガダルカナル島とうへむけ進撃しんげき中ちゅう、上級じょうきゅう部隊ぶたいの命令めいれい変更へんこうにより第だい20駆逐くちく隊たいだけでガダルカナル島とうへ向むかうことになった[20][21]。 8月がつ28日にち[22]、「朝霧あさぎり」はサンタイサベル島とう付近ふきんで、ガ島とうヘンダーソン飛行場ひこうじょうから飛来ひらいした米べい軍ぐんのSBDドーントレス急降下きゅうこうか爆撃ばくげき機きによる空襲くうしゅうを受うけて沈没ちんぼつした[注釈ちゅうしゃく 5][注釈ちゅうしゃく 6]。 同時どうじに空襲くうしゅうをうけた「夕ゆう霧きり」[9]と「白雲しらくも」[15]も大破たいはする[28]。第だい20駆逐くちく隊たいの健在けんざい艦かんは「天てん霧きり」のみとなり、10月1日にち付づけで解かい隊たいされた[29]。

艦かん歴れき

編集へんしゅう

太平洋戦争たいへいようせんそう以前いぜん

編集へんしゅう

仮称かしょう艦かん名めいは第だい47号ごう駆逐くちく艦かん[30]。 1928年ねん（昭和しょうわ3年ねん）9月がつ11日にち、「天てん霧きり」と「朝霧あさぎり」は吹雪ふぶき型がた駆逐くちく艦かんに類別るいべつされる[2]。同年どうねん12月がつ12日にち、朝霧あさぎり（第だい47号ごう駆逐くちく艦かん）は佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょうで起工きこう[31][32]。1929年ねん（昭和しょうわ4年ねん）11月18日にち、進水しんすい[32][33]。

1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）3月がつ7日にち、佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょう内ないの朝霧あさぎり艤装ぎそう員いん事務所じむしょは事務じむを開始かいしする[34]。6月23日にち、朝霧あさぎり艤装ぎそう員いん事務所じむしょを撤去てっきょする[35]。6月30日にち、竣工しゅんこう[32]。 同年どうねん12月がつ1日にち、日本にっぽん海軍かいぐんは「天てん霧きり」と「朝霧あさぎり」で第だい8駆逐くちく隊たいを新編しんぺんした[6]。 12月3日にち、舞鶴まいづる海軍かいぐん工廠こうしょうで姉妹しまい艦かん「夕ゆう霧きり」が竣工しゅんこう[36]、同日どうじつ付づけで第だい8駆逐くちく隊たいに編入へんにゅうされた[37]。司令しれい駆逐くちく艦かんは「天てん霧きり」であった[38]。第だい二に水雷すいらい戦隊せんたい所属しょぞく。

1931年ねん（昭和しょうわ6年ねん）1月がつ末まつ、浦賀うらが船渠せんきょで姉妹しまい艦かん「狭霧さぎり」が竣工しゅんこうし[39][40]、31日にち付づけで第だい8駆逐くちく隊たいに編入へんにゅうされた[41]。8駆かは霧きり級きゅう4隻せき（天てん霧きり、朝霧あさぎり、夕ゆう霧きり、狭霧さぎり）を揃そろえた[41]。

1932年ねん（昭和しょうわ7年ねん）、第だい一いち次じ上海しゃんはい事変じへんにおいて長江ながえ水域すいいきの作戦さくせんに参加さんか。5月19日にち、狭霧さぎりは新編しんぺんの第だい10駆逐くちく隊たい（狭霧さぎり、漣さざなみ）に転出てんしゅつした[42]。第だい8駆逐くちく隊たいは霧きり級きゅう3隻せき（天てん霧きり、朝霧あさぎり、夕ゆう霧きり）で行動こうどうすることになった[43]。

日にち中ちゅう戦争せんそうに際さいしては1937年ねん（昭和しょうわ12年ねん）以降いこう、上海しゃんはい、杭州こうしゅう湾わん上陸じょうりく作戦さくせん、北部ほくぶ仏ふつ印しるし進駐しんちゅうに参加さんか。 1939年ねん（昭和しょうわ14年ねん）11月1日にち、日本にっぽん海軍かいぐんは駆逐くちく隊たいの名称めいしょうを変更へんこうする[7]。朝あさ潮しお型がた駆逐くちく艦かん4隻せき（朝あさ潮しお、大潮おおしお、満潮まんちょう、荒あら潮うしお）で編制へんせいされていた第だい25駆逐くちく隊たいを第だい8駆逐くちく隊たいと改名かいめいする[7]。吹雪ふぶき型がた・霧きり級きゅう3隻せき（朝霧あさぎり、夕ゆう霧きり、天てん霧きり）の第だい8駆逐くちく隊たいは第だい20駆逐くちく隊たいに改称かいしょうした[7]。

1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）5月がつ1日にち、日本にっぽん海軍かいぐんは第だい一いち艦隊かんたい麾下きかに第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいを新編しんぺんした[44]。編制へんせい当初とうしょの三水さんずい戦せんは、川内せんだい型がた軽けい巡洋艦じゅんようかん川内かわうち、第だい12駆逐くちく隊たい（叢雲むらくも、白雲しらくも、東雲しののめ、薄うす雲くも）、第だい20駆逐くちく隊たい（朝霧あさぎり、夕ゆう霧きり、天てん霧きり）である[45]。 8月1日にち、「狭霧さぎり」が第だい20駆逐くちく隊たいに編入へんにゅうされ[40]、同隊どうたいは吹雪ふぶき型がた4隻せき（朝霧あさぎり、夕ゆう霧きり、天てん霧きり、狭霧さぎり）となった[46][47]。 同年どうねん9月がつ、第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたい（旗艦きかん川内かわうち）は北部ほくぶ仏ふつ印しるし進駐しんちゅうにともなう陸軍りくぐん輸送ゆそう船団せんだん護衛ごえい任務にんむに従事じゅうじした。

太平洋戦争たいへいようせんそう前期ぜんき

編集へんしゅう
詳細しょうさいは「マレー作戦さくせん」を参照さんしょう

太平洋戦争たいへいようせんそう開戦かいせん時じ[48]、第だい20駆逐くちく隊たいはひきつづき第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいに所属しょぞくしていた[注釈ちゅうしゃく 7]。 三水さんずい戦せんは小沢おざわ治おさむ三郎さぶろう中将ちゅうじょうが指揮しきする馬うま来らい部隊ぶたい[注釈ちゅうしゃく 8]に所属しょぞくし、他た部隊ぶたいからの編入へんにゅう部隊ぶたい（重じゅう巡じゅん鳥海とりうみ、最上さいじょう型がた重じゅう巡洋艦じゅんようかん、軽けい巡じゅん由良ゆらや鬼怒きぬ）[52]と共ともに南方みなかた作戦さくせんにおけるマレー作戦さくせんに従事じゅうじした[51][53]。 12月24日にち、ボルネオ島とう方面ほうめん作戦さくせんに従事じゅうじしていた姉妹しまい艦かん狭霧さぎりがオランダ海軍かいぐん潜水せんすい艦かんK XVIに撃沈げきちんされた[54][13]。第だい20駆逐くちく隊たいは霧きり級きゅう3隻せき（天てん霧きり、朝霧あさぎり、夕ゆう霧きり）となった[14]。

詳細しょうさいは「エンドウ沖おき海戦かいせん」を参照さんしょう

1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）1月がつ24日にち、第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたい司令しれい官かん橋本はしもと信太郎しんたろう少将しょうしょう指揮しき下かの輸送ゆそう部隊ぶたいはマレまれー半島はんとうシンゴラを出撃しゅつげき、エンダウにむかった[55]。輸送ゆそう船せん2隻せきを、護衛ごえい部隊ぶたい（三水さんずい戦旗せんき艦かん「川内せんだい」、第だい11駆逐くちく隊たい〈白はく雪ゆき、初雪はつゆき、吹雪ふぶき〉、第だい20駆逐くちく隊たい〈朝霧あさぎり、夕ゆう霧きり、天てん霧きり〉、第だい1掃海そうかい隊たい、特設とくせつ掃海そうかい艇てい2隻せき）で護衛ごえいする[56]。26日にちにエンドウに到着とうちゃくしたところ、イギリス軍機ぐんきによる空襲くうしゅうにより輸送ゆそう船せんに若干じゃっかんの被害ひがいがあった[56]。 1月27日にち未明みめい、連合れんごう軍ぐん駆逐くちく艦かんサネット (HMS Thanet，H29) およびヴァンパイア (HMAS Vampire，I68) がエンダウに到着とうちゃく、泊地はくちに停泊ていはく中ちゅうの日本にっぽん軍ぐん輸送ゆそう船団せんだんを襲撃しゅうげきした[57]。第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいの反撃はんげきにより「サネット」は沈没ちんぼつ、「ヴァンパイア」は損傷そんしょうして戦場せんじょうから避退した[58][59]。

詳細しょうさいは「ジャワ沖おき海戦かいせん」および「挺進ていしん連隊れんたい」を参照さんしょう

2月がつ上旬じょうじゅん、第だい三さん十じゅう八はち師団しだん（師団しだん長ちょう佐野さの忠義ただよし陸軍りくぐん中将ちゅうじょう）がスマトラ島すまとらとうパレンバンを攻略こうりゃくすることになり[60][61]、馬うま來らい部隊ぶたい[注釈ちゅうしゃく 9]は陸軍りくぐん輸送ゆそう船団せんだんの護衛ごえいをおこなった[62][63][64]。 同どう時期じき、マレまれー半島はんとうでは日本にっぽん陸軍りくぐんがシンガポールに迫せまり、連合れんごう軍ぐん艦船かんせんは同地どうちから南方なんぽうへの脱出だっしゅつを開始かいしする[65]。馬うま来らい部隊ぶたい各かく艦かんは、輸送ゆそう船団せんだん護衛ごえいと並行へいこうして連合れんごう軍ぐん艦船かんせんの捕捉ほそくにつとめた[66][67]（シンガポールの戦たたかい）[12]。2月13日にち、吹雪ふぶきと朝霧あさぎりは特設とくせつ敷設ふせつ艦かん1隻せきと商船しょうせん1隻せきの撃沈げきちんを報ほうじた[68]。 2月14日にち午前ごぜん8時じ、護衛ごえい隊たい指揮しき官かん（第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたい司令しれい官かん橋本はしもと信太郎しんたろう少将しょうしょう）は護衛ごえい部隊ぶたいの部署ぶしょを変更へんこうし「一いち　川内かわうち及第きゅうだい十じゅう一いち駆逐くちく隊たい第だい一いち小隊しょうたい[注釈ちゅうしゃく 10]ハ輸送ゆそう船隊せんたいニ合同ごうどうス／二に、由良ゆら、朝霧あさぎり、吹雪ふぶきハ由良ゆら艦長かんちょう指揮しきノ下しもニ本ほん海面かいめんヲ機宜きぎ行動こうどう　敵艦てきかん船せんノ攻撃こうげきニ任にんジ輸送ゆそう船隊せんたい南下なんかスルニ従したがえヒ之のガ北方ほっぽうヲ警戒けいかいスル如ク行動こうどうセヨ／三さん　吹雪ふぶきハ一いち八はち〇〇輸送ゆそう船隊せんたいニ合同ごうどうセヨ(輸送ゆそう船隊せんたいノ「バンカ」水道すいどう進入しんにゅうヲ掩護えんごセシムル予定よてい)」と命めいじた[68]。由良ゆら艦長かんちょう三好みよし輝彦てるひこ大佐たいさの指揮しき下か3隻せき（由良ゆら、朝霧あさぎり、吹雪ふぶき）はバンカ島とうとスマトラ島すまとらとう間あいだのムントク泊地はくちで、哨戒しょうかいと掃蕩そうとう任務にんむに従事じゅうじする[69]。同日どうじつ夜よる、3隻せきは日本にっぽん陸軍りくぐん小規模しょうきぼ船団せんだんを攻撃こうげきしていたイギリス軍ぐん特設とくせつ掃海そうかい艇てい（707トン）[70]を発見はっけんし、共同きょうどうで撃沈げきちんした[71]。 翌よく15日にち、由良ゆらは朝霧あさぎりを率ひきいてムントク泊地はくちを哨戒しょうかいし[72]、イギリス商船しょうせん1隻せきと特設とくせつ掃海そうかい艇てい（953トン）を撃沈げきちんした[70]。

同どう15日にち、日本にっぽん軍ぐん輸送ゆそう船団せんだんを攻撃こうげきするためカレル・ドールマン提督ていとく指揮しき下かのABDA艦隊かんたい（重じゅう巡じゅん1隻せき、軽けい巡じゅん4隻せき、駆逐くちく艦かん8隻せき）[73]がガスパル海峡かいきょうを北上ほくじょうしてきた[74][75]。だがABDA艦隊かんたいは空母くうぼ龍りゅう驤の攻撃こうげき隊たいと基地きち航空こうくう部隊ぶたいの空襲くうしゅうにより撃退げきたいされジャワ島じゃわとうバタビヤにむけ反転はんてんしたため[76]、水上すいじょう艦かん同士どうしの海戦かいせんには至いたらなかった[77][78]。その後ご、由良ゆらと朝霧あさぎりは他た艦かんと共ともにムントク泊地はくち周辺しゅうへんの警戒けいかい任務にんむに従事じゅうじした[79][80]。16日にち夕刻ゆうこく、由良ゆらと朝霧あさぎりはイギリス軍ぐん砲ほう艇ていを捕獲ほかくした[81]。17日にち、南方みなかた部隊ぶたい（指揮しき官かん近藤こんどう信しん竹ちく第だい二に艦隊かんたい司令しれい長官ちょうかん）はマレー作戦さくせん終了しゅうりょうにともない兵力へいりょく区分くぶんの変更へんこうを発令はつれい、馬うま來らい部隊ぶたいの一部いちぶ部隊ぶたいは21日にち付づけで蘭らん印しるし部隊ぶたい（指揮しき官かん高橋たかはし伊い望もち第だい三さん艦隊かんたい司令しれい長官ちょうかん）に転てんじた[82]。

同年どうねん3月がつ10日とおか、日本にっぽん海軍かいぐんは第だい12駆逐くちく隊たいを解かい隊たいし、同どう駆逐くちく隊たい所属しょぞくだった駆逐くちく艦かん白雲しらくもを第だい20駆逐くちく隊たいに編入へんにゅうした[16][83]。第だい20駆逐くちく隊たいは吹雪ふぶき型がた4隻せき（夕ゆう霧きり、朝霧あさぎり、天てん霧きり、白雲しらくも）となり、引ひき続つづき馬うま来らい部隊ぶたい（指揮しき官かん小沢おざわ治おさむ三郎さぶろう第だい一南遣艦隊司令長官）として、麾下きか各かく部隊ぶたい・各かく艦かんと共ともに北部ほくぶスマトラ攻略こうりゃく作戦さくせん（Ｔ作戦さくせん）[84][85]、アンダマン諸島しょとう攻略こうりゃく作戦さくせん（Ｄ作戦さくせん）[86]とビルマ攻略こうりゃく作戦さくせん（Ｕ作戦さくせん）[87][88]、ベンガル湾わん機動きどう作戦さくせんなどに従事じゅうじした[89]。

詳細しょうさいは「日本にっぽん軍ぐんによるアンダマン・ニコバル諸島しょとうの占領せんりょう」および「セイロン沖おき海戦かいせん」を参照さんしょう

4月がつ初旬しょじゅん、南雲なぐも機動きどう部隊ぶたいのセイロン島とう攻撃こうげきに策応さくおうし、小沢おざわ中将ちゅうじょう指揮しき下かの馬うま来らい部隊ぶたい機動きどう部隊ぶたいはベンガル湾わんで通商つうしょう破壊はかい作戦さくせんを実施じっしした[90][91]。第だい20駆逐くちく隊たい4隻せきは中央ちゅうおう隊たい（鳥海とりうみ、由良ゆら、龍りゅう驤、夕ゆう霧きり、朝霧あさぎり）、北方ほっぽう隊たい（熊野くまの、鈴谷すずや、白雲しらくも）、南方なんぽう隊たい（三さん隈くま、最上もがみ、天てん霧きり）に区分くぶんされて行動こうどうした[92][93][注釈ちゅうしゃく 11]。4月4日にち以降いこう、馬うま来らい部隊ぶたい機動きどう部隊ぶたいはベンガル湾わんに進出しんしゅつし、4月がつ6日にちの作戦さくせんで大おおきな戦果せんかを挙あげた[94][96]。中央ちゅうおう隊たいの由良ゆら・龍りゅう驤・夕ゆう霧きりは艦かん砲ほう射撃しゃげきにより商船しょうせん3隻せきを撃沈げきちんしている[97]。朝霧あさぎりと夕ゆう霧きりは、由良ゆらによる商船しょうせん撃沈げきちんを支援しえんした[98]。 作戦さくせん後ご、機動きどう部隊ぶたい各かく艦かんは燃料ねんりょう補給ほきゅうを行おこないつつベンガル湾わんを離はなれ、4月がつ11日にちシンガポールに帰投きとうした[99]。同地どうち到着とうちゃく前日ぜんじつの10日とおか、連合れんごう艦隊かんたいは第だい二に段だん作戦さくせん第だい一いち期き兵力へいりょく部署ぶしょを発動はつどうし、第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいは主おも隊たいに編入へんにゅうされた[100]。朝霧あさぎりや夕ゆう霧きりと共ともに行動こうどうしていた由良ゆらは、第だい四よん水雷すいらい戦隊せんたい旗艦きかんに転てんじた[101]。

第だい二に段だん作戦さくせん

編集へんしゅう
詳細しょうさいは「第だい二に段だん作戦さくせん」および「ミッドウェー海戦かいせん」を参照さんしょう

南方みなかた作戦さくせんが一段落いちだんらくすると、馬うま来らい部隊ぶたいに編入へんにゅうされていた各かく部隊ぶたい・各かく艦かん（第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいを含ふくむ）は内地ないちに帰投きとうした[100]。5月下旬げじゅんより、第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいはミッドウェー作戦さくせんに従事じゅうじした。 第だい20駆逐くちく隊たいを含ふくめ、三水さんずい戦せんは連合れんごう艦隊かんたい司令しれい長官ちょうかん山本やまもと五十六いそろく大将たいしょう（旗艦きかん大和やまと）直じき率りつの主力しゅりょく部隊ぶたいに所属しょぞくする[注釈ちゅうしゃく 12]

5月29日にち朝あさ、主力しゅりょく部隊ぶたいは桂島かつらしま泊地はくちを出撃しゅつげきした[106]。第だい20駆逐くちく隊たいは第だい一いち艦隊かんたい司令しれい長官ちょうかん高須たかす四郎しろう中将ちゅうじょう指揮しき下かの警戒けいかい部隊ぶたい[注釈ちゅうしゃく 13]に区分くぶんされており、6月4日にち0500に山本やまもと長官ちょうかん直じき率りつの主力しゅりょく部隊ぶたい主ぬし隊たいと分離ぶんりした[109]。 海戦かいせんに敗北はいぼくしたあと内地ないちにもどった三水さんずい戦せんは[110]、6月がつ下旬げじゅんより奄美あまみ大島おおしま方面ほうめんで対たい潜せん掃蕩そうとうに従事じゅうじした。

「スタブ作戦さくせん」も参照さんしょう

7月がつ下旬げじゅん、第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいはインド洋いんどよう方面ほうめん通商つうしょう破壊はかいを主おも目的もくてきとする「Ｂ作戦さくせん」に従事じゅうじするため[111][112]、マレまれー半島はんとう西岸せいがんメルギーに進出しんしゅつした[113][114]。 Ｂ作戦さくせん参加さんか部隊ぶたいの兵力へいりょく部署ぶしょにおいて、第だい20駆逐くちく隊たいは三水さんずい戦せん司令しれい官かん指揮しき下かの機動きどう部隊ぶたい・北方ほっぽう隊たい（軽けい巡じゅん〈川内せんだい〉、第だい19駆逐くちく隊たい〈浦うら波は、敷波しきなみ、綾あや波は〉、第だい20駆逐くちく隊たい〈夕ゆう霧きり、朝霧あさぎり、天てん霧きり、白雲しらくも〉）[注釈ちゅうしゃく 14]に所属しょぞくしていた[116]。

8月がつ7日にち、ガダルカナル島とう攻防こうぼう戦せんの開始かいしにともない、Ｂ作戦さくせんは中止ちゅうしされる[117][118]。Ｂ作戦さくせん参加さんか部隊ぶたいは、とりあえず第だい七なな戦隊せんたい司令しれい官かん西村にしむら祥治しょうじ少将しょうしょうの指揮しき下かでダバオ回航かいこうを命めいじられた[注釈ちゅうしゃく 15][119][120]。第だい20駆逐くちく隊たいはマカッサルとダバオを経由けいゆして、8月がつ23日にちまでにトラック泊地はくちに進出しんしゅつした[121]。

沈没ちんぼつ

編集へんしゅう

8月がつ24日にちから25日にちにかけての第だい二に次じソロモン海戦かいせんの敗北はいぼくにともない[22]、日本にっぽん海軍かいぐんは軽快けいかい艦艇かんていによる急速きゅうそく輸送ゆそう作戦さくせん（鼠ねずみ輸送ゆそう）を開始かいしする[122][21]。ガダルカナル島とうにむけ南下なんか中ちゅうだった第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたい（川内かわうち、第だい20駆逐くちく隊たい〈朝霧あさぎり、夕ゆう霧きり、白雲しらくも、天てん霧きり〉、輸送ゆそう船せん〈佐さ渡丸わたまる、浅香あさか丸まる〉/川口かわぐち支隊したい乗船じょうせん）は予定よていを変更へんこうし、川口かわぐち支隊したい将兵しょうへいのうち約やく600名めいが洋上ようじょうで輸送ゆそう船せんから駆逐くちく艦かんに移乗いじょう、第だい20駆逐くちく隊たいはガ島とうにむかった[121]。 ショートランド泊地はくちから出撃しゅつげきした第だい24駆逐くちく隊たい村上むらかみ暢之のぶゆき助すけ司令しれい指揮しき下かの駆逐くちく艦かん3隻せき（海風かいふう、江こう風ふう、磯いそ風ふう）[注釈ちゅうしゃく 16]との合同ごうどうを予定よていして行動こうどう中ちゅうの8月がつ28日にち午後ごご[124]、第だい20駆逐くちく隊たいはサンタイサベル島とう東方とうほう海域かいいきでガ島とうヘンダーソン飛行場ひこうじょうから飛来ひらいしたSBDドーントレス急降下きゅうこうか爆撃ばくげき機きの空襲くうしゅうをうける[125][注釈ちゅうしゃく 5]。「朝霧あさぎり」は沈没ちんぼつ、「夕ゆう霧きり」と「白雲しらくも」が大破たいは、第だい一いち次じ鼠ねずみ輸送ゆそう作戦さくせんは完全かんぜんに失敗しっぱいした[20][126]。

当時とうじ、ガダルカナル島とうではアメリカ海兵かいへい隊たいがヘンダーソン飛行場ひこうじょう基地きちの整備せいびを急いそいでおり[127][128]、8月がつ20日はつかに急降下きゅうこうか爆撃ばくげき機きと戦闘せんとう機きがヘンダーソン飛行場ひこうじょうに進出しんしゅつした[129][130][注釈ちゅうしゃく 17]。 ガ島とうに上陸じょうりくした一木いちき支隊したい先遣せんけん隊たい（約やく900名めい）は飛行場ひこうじょう奪回だっかいを目指めざしたが、イル川がわ渡河とか戦せんで全滅ぜんめつ状態じょうたいとなり一木いちき清きよし直ただし大佐たいさも戦死せんしした[132][133]。8月24日にちの第だい二に次じソロモン海戦かいせんで日本にっぽん海軍かいぐん機動きどう部隊ぶたいは米べい軍ぐん機動きどう部隊ぶたいの撃滅げきめつに失敗しっぱいし[134][135]、連合れんごう軍ぐんはヘンダーソン基地きちを拠点きょてんに同島どうとう周辺しゅうへんの制空権せいくうけんを握にぎっていた[125]。

飛来ひらいした米べい軍ぐん急降下きゅうこうか爆撃ばくげき機きSBDドーントレスは十じゅう数すう機きであった[136]。マングラム中佐ちゅうさが率ひきいるVMSB-232は、喪失そうしつ1機きと引ひき換かえに大だい戦果せんかをあげる[137]。 天てん霧きり駆逐くちく艦長かんちょうの報告ほうこくによれば、襲撃しゅうげき地点ちてんは南緯なんい08度ど13分ふん 東経とうけい160度ど07分ふん / 南緯なんい8.217度ど 東経とうけい160.117度ど / -8.217; 160.117[138]。日没にちぼつ五ご分ふん前まえころ、朝霧あさぎりに爆ばく弾だん2発はつが命中めいちゅうした[138]。朝霧あさぎりを攻撃こうげきしたドーントレスは、エンタープライズ所属しょぞく機きだったという[注釈ちゅうしゃく 18]。1発はつ目めは缶かん室しつで爆発ばくはつして大だい火災かさいとなり、2発はつ目めは前部ぜんぶ魚雷ぎょらい発射はっしゃ管かんに命中めいちゅうする[138]。魚雷ぎょらいの誘爆ゆうばくにより、朝霧あさぎりは轟沈ごうちんした[138]。生存せいぞん者しゃは艦長かんちょう以下いか8名めい、下士官かしかん兵へい128名めい[138]。戦死せんしした朝霧あさぎり機関きかん長ちょうは、侍従じじゅう武官ぶかん城じょう英一郎えいいちろう大佐たいさの義弟ぎていであった[141]。朝霧あさぎり沈没ちんぼつにともなう川口かわぐち支隊したい（歩兵ほへい第だい124連隊れんたい第だい七なな中隊ちゅうたい）の被害ひがいは、戦死せんし62名めい、重軽傷じゅうけいしょう5名めい、大隊だいたい砲ほう2門もんと弾薬だんやく喪失そうしつ[138]、生存せいぞん者しゃ87名めい[142]。

10月1日にち、「朝霧あさぎり」は吹雪ふぶき型がた駆逐くちく艦かん[143]、帝国ていこく駆逐くちく艦かん籍せき[144]のそれぞれから除のぞかれた。 同日どうじつ付づけで、第だい20駆逐くちく隊たいも解かい隊たいされた[29]。


歴代れきだい艦長かんちょう

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※『艦長かんちょうたちの軍艦ぐんかん史し』278-279頁ぺーじ、『日本にっぽん海軍かいぐん史し』第だい9巻かん・第だい10巻かんの「将官しょうかん履歴りれき」による。

艤装ぎそう員いん長ちょう

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  • 池田いけだ七郎しちろう 中佐ちゅうさ：1930年ねん3月がつ1日にち - 1930年ねん4月がつ25日にち[145]

艦長かんちょう

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  • 池田いけだ七郎しちろう 中佐ちゅうさ：1930年ねん4月がつ25日にち[145] - 1931年ねん12月1日にち
  • 安富やすとみ芳かおる介かい 中佐ちゅうさ：1931年ねん12月1日にち - 1932年ねん12月1日にち
  • 難波なんば祐之ひろゆき 中佐ちゅうさ：1932年ねん12月1日にち - 1933年ねん11月15日にち
  • 門前もんぜん鼎かなえ 中佐ちゅうさ：1933年ねん11月15日にち - 1934年ねん3月がつ10日とおか
  • 木村きむら昌福まさとみ 中佐ちゅうさ：1934年ねん3月がつ10日とおか - 1935年ねん11月15日にち
  • 橘たちばな正雄まさお 中佐ちゅうさ：1935年ねん11月15日にち - 1936年ねん12月1日にち
  • 松原まつばら博ひろし 中佐ちゅうさ：1936年ねん12月1日にち - 1937年ねん12月1日にち
  • 阿部あべ俊雄としお 中佐ちゅうさ：1937年ねん12月1日にち - 1938年ねん12月15日にち
  • 井上いのうえ良雄よしお 中佐ちゅうさ：1938年ねん12月15日にち - 1939年ねん11月1日にち
  • 宇垣うがき環たまき 少佐しょうさ：1939年ねん11月1日にち - 1941年ねん9月がつ10日とおか[146]
  • 荒井あらい靖夫やすお 少佐しょうさ：1941年ねん9月がつ10日とおか -
  • 前川まえかわ二に三さん郎ろう 少佐しょうさ：1942年ねん7月がつ25日にち -

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 一等いっとう驅逐くちく艦かん　天てん霧きり(あまぎり) (艦かん要目ようもく略りゃく)[4]　所謂いわゆる特とく型がた驅逐くちく艦かんで、同型どうけい計けい23隻せき、この中なか霧きり級きゅうには天てん霧きりのほかに、朝霧あさぎり、夕ゆう霧きり、狭霧さぎりの三さん隻せきがある。
  2. ^ 一等いっとう驅逐くちく艦かん"狭霧さぎり さぎり"[5]　　全ぜん要目ようもく{排水はいすい量りょう1,700噸とん　速力そくりょく34.0節せつ　備砲びほう12.7糎せんちめーとる砲ほう6門もん　魚雷ぎょらい發射はっしゃ管かん9門もん　起工きこう昭和しょうわ4年ねん3月がつ　竣工しゅんこう昭和しょうわ6年ねん1月がつ　建造けんぞう所しょ浦賀うらが船渠せんきょ會社かいしゃ}　特とく型がた驅逐くちく艦かんはわが海軍かいぐん驅逐くちく艦かんの中堅ちゅうけん主要しゅよう部隊ぶたいである。わが驅逐くちく艦かん名めいのゆかしさは世界せかいに比類ひるいのない、外國がいこくの追随ついずいを許ゆるさぬ詩的してきなものであるが、"吹雪ふぶき"より始はじめる特とく型がた驅逐くちく艦かんは　"吹雪ふぶき ふぶき" "初雪はつゆき はつゆき" "白しろ雪ゆき しらゆき" 雪ゆき級きゅう3隻せき(深雪みゆきが除籍じょせきされた) 雲級うんきゅう4隻せき　"浦うら波は うらなみ" "磯いそ波は いそなみ" "綾あや波は あやなみ" "敷波しきなみ しきなみ" 波は級きゅう4隻せき　"天てん霧きり あまぎり" "朝霧あさぎり あさぎり" "夕ゆう霧きり ゆうぎり" 霧きり級きゅう4隻せき　外そとに"朧おぼろ" "曙あけぼの"等とう一いち文字もじ名めいのものが8隻せき、合計ごうけい23隻せきで各かく大體だいたい4隻せきづゝをもつて驅逐くちく隊たい一いち隊たいを編制へんせい、時ときには水雷すいらい戰隊せんたいとなり、或あるひは航空こうくう戰隊せんたいに加かはり、また警備けいび戰隊せんたいに入にゅうつて活躍かつやくする。
  3. ^ 同日どうじつ付づけで、朝あさ潮しお型がた駆逐くちく艦かん4隻せき（朝あさ潮しお、大潮おおしお、満潮まんちょう、荒あら潮うしお）で編制へんせいされていた第だい25駆逐くちく隊たい（旧称きゅうしょう）が第だい8駆逐くちく隊たい（新しん称しょう）に改編かいへんされた[7]。
  4. ^ 第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたい隷下れいかの第だい11駆逐くちく隊たいと第だい19駆逐くちく隊たいは別べつ行動こうどう。
  5. ^ a b ヘンダーソン飛行ひこう基地きちに最初さいしょに進出しんしゅつした連合れんごう軍ぐん航空こうくう部隊ぶたいは[23]、護衛ごえい空母くうぼロング・アイランド (USS Long Island, AVG-1) が輸送ゆそうしてきたアメリカ海兵かいへい隊たい所属しょぞく機きで[24]、カクタス航空こうくう隊たいと呼よばれた[25]。これ以降いこう、空母くうぼエンタープライズ派遣はけん部隊ぶたいやアメリカ陸軍りくぐん航空こうくう軍ぐんなどで増強ぞうきょうされてゆく[26]。
  6. ^ (昭和しょうわ17年ねん8月がつ29日にち記事きじ)[27]　一いち六ろく〇〇、軍令ぐんれい部ぶ総長そうちょう、戦況せんきょう〔奏上そうじょう〕。「ガダルカナル」上陸じょうりく部隊ぶたい川口かわぐち支隊したい 20dgにて進撃しんげき中ちゅう、二に八はち日にち夕刻ゆうこく、敵てき(飛行機ひこうき)の空襲くうしゅうを受うけ「朝霧あさぎり」沈、其他も被害ひがいあり。24dg(一木いちき支隊したい) 11dg(川口かわぐち支隊したい)今夜こんや上陸じょうりくの予定よてい、(長官ちょうかん)/8Fより強行きょうこうを命めいず。我わが(飛行機ひこうき)は天候てんこう不良ふりょうにて二に八はち日にち空襲くうしゅう不能ふのう。
  7. ^ 第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたい司令しれい官かん橋本はしもと信太郎しんたろう少将しょうしょう。軽けい巡じゅん川内かわうち（旗艦きかん）、第だい11駆逐くちく隊たい（初雪はつゆき、白はく雪ゆき、吹雪ふぶき）、第だい12駆逐くちく隊たい（叢雲むらくも、白雲しらくも、東雲しののめ）、第だい19駆逐くちく隊たい（浦うら波は、磯いそ波なみ、綾あや波は、敷波しきなみ）、第だい20駆逐くちく隊たい（天てん霧きり[49]、朝霧あさぎり[50]、夕ゆう霧きり[36]、狭霧さぎり[40]）。
  8. ^ 馬うま来らい部隊ぶたいは、南みなみ遣や艦隊かんたい司令しれい長官ちょうかん小沢おざわ治おさむ三郎さぶろう中将ちゅうじょうを指揮しき官かんとする[51]。旗艦きかんは重じゅう巡洋艦じゅんようかん「鳥海とりうみ」であった。
  9. ^ Ｌ作戦さくせん時点じてんでの馬うま来らい部隊ぶたい兵力へいりょく部署ぶしょは、主おも隊たい（鳥海とりうみ、熊野くまの、鈴谷すずや、三さん隈くま、最上もがみ、由良ゆら、綾あや波は、磯いそ波なみ、白雲しらくも）、第だい一いち護衛ごえい隊たい（川内かわうち、初雪はつゆき、白はく雪ゆき、吹雪ふぶき、朝霧あさぎり）、第だい二に護衛ごえい隊たい（香椎かしい、占うらない守もり、夕ゆう霧きり、天てん霧きり、第だい9号ごう駆潜艇くせんてい）、第だい一いち航空こうくう部隊ぶたい（基地きち航空こうくう部隊ぶたい）、第だい二に航空こうくう部隊ぶたい（神川かみかわ丸まる、相良さがら丸まる）、第だい三さん航空こうくう部隊ぶたい（龍りゅう驤、敷波しきなみ）、パレンバン遡さかのぼ航こう部隊ぶたい（初はつ鷹たか、第だい九きゅう根拠地こんきょち隊たい）。他たに浦うら波はと叢雲むらくもがアナンバス諸島しょとうで合流ごうりゅう予定よてい。
  10. ^ 第だい11駆逐くちく隊たい第だい1小隊しょうたいは、吹雪ふぶき型がた駆逐くちく艦かん「白はく雪ゆき」と「初雪はつゆき」。
  11. ^ 作戦さくせん実施じっし直前ちょくぜんの4月がつ3日にち0645（日本にっぽん時間じかん）、南なんアンダマン島とうのポートブレアに停泊ていはくしていた機動きどう部隊ぶたい警戒けいかい部隊ぶたい（第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたい）に対たいし連合れんごう軍ぐん爆撃ばくげき機きが空襲くうしゅうを敢行かんこう、夕ゆう霧きりは至近しきん弾だんで若干じゃっかんの損傷そんしょうを受うけた[94][95]。
  12. ^ 主力しゅりょく部隊ぶたい[102]：第だい一いち戦隊せんたい（大和やまと、長門ながと、陸奥みちのく）、第だい二に戦隊せんたい（山城やましろ、扶桑ふそう、伊勢いせ、戦艦せんかん）、第だい九きゅう戦隊せんたい（北上ほくじょう、大井おおい）、第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたい（軽けい巡じゅん〈川内せんだい〉、第だい11駆逐くちく隊たい〈初雪はつゆき、白はく雪ゆき、吹雪ふぶき、叢雲むらくも〉、第だい19駆逐くちく隊たい〈磯いそ波なみ、浦うら波は、敷波しきなみ、綾あや波は〉、第だい20駆逐くちく隊たい〈夕ゆう霧きり、朝霧あさぎり、天てん霧きり、白雲しらくも〉）、他た部隊ぶたいからの駆逐くちく隊たい（第だい24駆逐くちく隊たい〈海風かいふう、山風やまかぜ、江こう風ふう〉[103]、第だい27駆逐くちく隊たい〈時雨しぐれ、白露しらつゆ、有明ありあけ、夕暮ゆうぐれ〉）、空母くうぼ隊たい（鳳おおとり翔しょう、夕ゆう風ふう）[104]、特務とくむ隊たい（千代田ちよだ、日進にっしん）[105]、燃料ねんりょう補給ほきゅう部隊ぶたい。
  13. ^ 警戒けいかい部隊ぶたい区分くぶん[107]：第だい二に戦隊せんたい（伊勢いせ、日向ひなた、山城やましろ、扶桑ふそう）、警戒けいかい隊たい（指揮しき官かん岸きし福治ふくはる第だい九きゅう戦隊せんたい司令しれい官かん：第だい九きゅう戦隊せんたい〔北上ほくじょう、大井おおい〕[108]、第だい24駆逐くちく隊たい〔海風かいふう、江こう風ふう〕、第だい27駆逐くちく隊たい〔夕暮ゆうぐれ、白露しらつゆ、時雨しぐれ〕、第だい20駆逐くちく隊たい〔天てん霧きり、朝霧あさぎり、夕ゆう霧きり、白雲しらくも〕）、第だい二に補給ほきゅう隊たい（油槽ゆそう艦かんさんくらめんて丸まる、東亜とうあ丸まる、駆逐くちく艦かん山風やまかぜ）。
  14. ^ 第だい19駆逐くちく隊たいの磯いそ波ははMI作戦さくせん中止ちゅうし後ご内地ないちへ帰投きとう中ちゅうに浦うら波はと衝突しょうとつ、艦かん首くび切断せつだんにより修理しゅうり中ちゅう[115]。三水さんずい戦せんの第だい11駆逐くちく隊たい（初雪はつゆき、白はく雪ゆき、吹雪ふぶき、叢雲むらくも）は機動きどう部隊ぶたい・中央ちゅうおう隊たいに区分くぶん。
  15. ^ 聯合れんごう艦隊かんたい電でん令れい作さく第だい一いち九きゅう八はち号ごう(8月がつ8日にち0200)(中略ちゅうりゃく)(ハ)聯合れんごう艦隊かんたい電でん令れい作さく第だい一いち七なな四よん号ごうニ依よル作戦さくせん(註、Ｂ作戦さくせん)ヲ取と止とめメ、第だい七なな戦隊せんたい、三水さんずい戦せん、第だい二に駆逐くちく隊たい、第だい十じゅう五ご駆逐くちく隊たい、旭あさひ東丸ひがしまる、日本にっぽん丸まる(南西なんせい部隊ぶたいヨリ除じょク)ハ第だい七なな戦隊せんたい司令しれい官かん指揮しきノ下しもニ八はち月がつ十じゅう七なな日にち頃ごろ「ダバオ」ニ回航かいこう。(以下いか略りゃく)
  16. ^ 陽炎かげろう型がた駆逐くちく艦かん磯いそ風ふうは第だい17駆逐くちく隊たいに所属しょぞくするが、本ほん作戦さくせんでは第だい24駆逐くちく隊たい司令しれいの指揮しき下かで行動こうどうした[123]。
  17. ^ リチャード・マングラム中佐ちゅうさが率ひきいる第だい232海兵かいへい偵察ていさつ爆ばく撃げき飛行ひこう隊たいのSBDドーントレス12機き、ジョン・スミス少佐しょうさが率ひきいる第だい223海兵かいへい偵察ていさつ爆ばく撃げき飛行ひこう隊たいのワイルドキャット18機きである[131]。彼等かれらはカクタス（サボテン）・エア・フォースと呼よばれた[25]。
  18. ^ 第だい二に次じソロモン海戦かいせんで損傷そんしょうした空母くうぼエンタープライズ (USS Enterprise, CV-6) から、第だい6爆ばく撃げき飛行ひこう隊たいのSBD 3機きと、第だい5偵察ていさつ飛行ひこう隊たいのSBD 8機きが、ヘンダーソン飛行場ひこうじょうに派遣はけんされた[139]。この混成こんせい部隊ぶたいは「フライト300」と呼よばれた[140]。

出典しゅってん

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  1. ^ a b c 歴れき群ぐん、水雷すいらい戦隊せんたいII 1998, pp. 88–89朝霧あさぎり(あさぎり)
  2. ^ a b #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく(巻まき8、1940)コマ66(原本げんぽん93頁ぺーじ)〔 ◎昭和しょうわ三さん年ねん九きゅう月がつ十じゅう一いち日にち(内うち令れい二に五ご四よん)艦艇かんてい類別るいべつ等級とうきゅう表ひょう左ひだりノ通つう改正かいせいス　別表べっぴょう巡洋艦じゅんようかん一等いっとう妙高みょうこう型がたノ項こう「鳥海とりうみ」ノ下しもニ「、摩耶まや」ヲ加かフ　同どう砲艦ほうかん二に等とう勢多せた型がたノ項こうノ次じニ左ひだりノ一いち項こうヲ加かフ　｜熱海あたみ型がた|熱海あたみ、二見ふたみ｜　同どう驅逐くちく艦かん一等いっとう吹雪ふぶき型がたノ項こう「敷波しきなみ」ノ下しもニ「、天てん霧きり、朝霧あさぎり」ヲ加かフ 〕
  3. ^ #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく8(1971)pp.88-92、大正たいしょう15年ねん11月29日にち(内うち令れい238)、第だい35号ごう型がた(第だい35,36,37,38,39,40,41,42,43号ごう)制定せいてい。同書どうしょp.92、昭和しょうわ2年ねん4月がつ26日にち(内うち令れい143)、「第だい44号ごう」追加ついか。同書どうしょp.92、昭和しょうわ2年ねん10月がつ20日はつか(内うち令れい341)、「第だい45号ごう」追加ついか。同書どうしょpp.92-93、昭和しょうわ3年ねん6月がつ20日はつか(内うち令れい160、8月がつ1日にち施行しこう)、吹雪ふぶき型がた(吹雪ふぶき、白はく雪ゆき、初雪はつゆき、深雪みゆき、叢雲むらくも、東雲しののめ、薄うす雲くも、白雲しらくも、磯いそ波なみ、浦うら波は、綾あや波は)に名称めいしょう変更へんこう。同書どうしょp.93、昭和しょうわ3年ねん8月がつ6日にち(内うち令れい212)、「敷波しきなみ」追加ついか。同書どうしょp.93、昭和しょうわ3年ねん9月がつ11日にち(内うち令れい254)、「天てん霧きり」「朝霧あさぎり」追加ついか。同書どうしょp.93、昭和しょうわ3年ねん11月23日にち(内うち令れい323)、「狭霧さぎり」追加ついか。同書どうしょp.93、昭和しょうわ3年ねん12月11日にち(内うち令れい356)、「夕ゆう霧きり」追加ついか。同書どうしょp.94、昭和しょうわ4年ねん6月がつ20日はつか(内うち令れい177)、「朧おぼろ」追加ついか。同書どうしょp.94、昭和しょうわ4年ねん9月がつ20日はつか(内うち令れい222)、「曙あけぼの」「漣さざなみ」「潮しお」追加ついか。同書どうしょp.94、昭和しょうわ5年ねん3月がつ15日にち(内うち令れい43)、「暁あかつき」「響ひびき」「雷かみなり」「電でん」追加ついか。
  4. ^ 日本にっぽん軍艦ぐんかん集しゅう2600年版ねんばんp.443
  5. ^ ポケット海軍かいぐん年鑑ねんかん(1937)コマ48(原本げんぽん78頁ぺーじ)
  6. ^ a b #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく4-1(1971)pp.94-95、昭和しょうわ5年ねん12月1日にち(内うち令れい229)
  7. ^ a b c d 「昭和しょうわ14年ねん11月1日にち(水)すい海軍かいぐん公報こうほう(部内ぶない限げん)第だい3349号ごう p.1」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C12070381800 〔 官房かんぼう第だい五ご五ご八はち七なな號ごう　本ほん月つき十じゅう一月一日驅逐隊編制中改正竝ニ海軍かいぐん定員ていいん令れい中ちゅう改正かいせい施行しこうノ際さい現げんニ左記さき上じょう欄らんノ隊たいノ職員しょくいんタル者しゃハ別べつニ辭令じれいヲ用もちいヒズシテ各かく下した欄らんノ相當そうとう職員しょくいんニ補ほセラレタル義ぎト心得こころえベシ　昭和しょうわ十じゅう四よん年ねん十じゅう一いち月がつ一いち日にち 海軍かいぐん大臣だいじん 〕-〔(従前じゅうぜんノ隊たい名めい)第だい八はち驅逐くちく隊たい|(新しん隊たい名めい)第だい二に十じゅう驅逐くちく隊たい 〕-〔 第だい二に十じゅう五ご驅逐くちく隊たい|第だい八はち驅逐くちく隊たい 〕-〔 呉ご防備ぼうび隊たい|佐伯さえき防備ぼうび隊たい 〕
  8. ^ 陽炎かげろう型がた(光人みつひと社しゃ) 2014, p. 280b天てん霧きり(あまぎり)
  9. ^ a b c 陽炎かげろう型がた(光人みつひと社しゃ) 2014, pp. 280c-281夕ゆう霧きり(ゆうぎり)
  10. ^ 歴れき群ぐん、水雷すいらい戦隊せんたいII 1998, p. 89a夕ゆう霧きり(ゆうぎり)
  11. ^ 歴れき群ぐん、水雷すいらい戦隊せんたいII 1998, p. 89b天てん霧きり(あまぎり)
  12. ^ a b 日本にっぽん軽けい巡じゅん戦史せんし 1989, pp. 130a-131英えい掃海そうかい艇ていの勇戦ゆうせん
  13. ^ a b 歴れき群ぐん、水雷すいらい戦隊せんたいII 1998, p. 89c狭霧さぎり(さぎり)
  14. ^ a b #内うち令れい昭和しょうわ17年ねん1月がつ(2)pp.15-19〔 内うち令れい第だい七なな十じゅう號ごう　驅逐くちく隊たい編制へんせい中ちゅう左ひだりノ通つう改定かいていセラル　昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん一いち月がつ十じゅう五ご日にち 海軍かいぐん大臣だいじん嶋田しまだ繁太郎しげたろう｜第だい十じゅう二に驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「東雲しののめ、」ヲ削そぎル|第だい二に十じゅう驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「、狭霧さぎり」ヲ削そぎル|第だい二に十じゅう九きゅう驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「疾風しっぷう、」ヲ削そぎル|第だい三さん十じゅう驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「如月きさらぎ、」ヲ削そぎル 〕
  15. ^ a b 陽炎かげろう型がた(光人みつひと社しゃ) 2014, p. 275白雲しらくも(しらくも)
  16. ^ a b #内うち令れい昭和しょうわ17年ねん3月がつ(1)、p.35〔 内うち令れい第だい四よん百ひゃく十じゅう三さん號ごう 驅逐くちく隊たい編制へんせい中ちゅう左ひだりノ通つう改定かいていセラル｜昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん三さん月がつ十じゅう日にち 海軍かいぐん大臣だいじん 嶋田しまだ繁太郎しげたろう｜第だい十じゅう一いち驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「初雪はつゆき」ノ下しもニ「、叢雲むらくも」ヲ加かフ |第だい十じゅう二に驅逐くちく隊たいノ項こうヲ削そぎル|第だい二に十じゅう驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「夕ゆう霧きり」ノ下しもニ「、白雲しらくも」ヲ加かフ 〕
  17. ^ 陽炎かげろう型がた(光人みつひと社しゃ) 2014, p. 280a朝霧あさぎり(あさぎり)
  18. ^ 戦史せんし叢書そうしょ83 1975, pp. 10–11川口かわぐち支隊したい
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  29. ^ a b #内うち令れい昭和しょうわ17年ねん10月がつ(1) pp.1-2〔 内うち令れい第だい千せん八はち百ひゃく二に十じゅう四よん号ごう　驅逐くちく隊たい編制へんせい中ちゅう左ひだりノ通つう改定かいていセラル｜昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん十じゅう月がつ一いち日にち　海軍かいぐん大臣だいじん 嶋田しまだ繁太郎しげたろう｜第だい二に十じゅう驅逐くちく隊たいノ項こうヲ削そぎル　第だい三さん十じゅう驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「睦月むつき」ヲ削そぎル　第だい三さん十じゅう一いち驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「巻まき波なみ」ノ下しもニ「、高波たかなみ」ヲ加かフ 〕
  30. ^ 「公文こうぶん備考びこう 昭和しょうわ5年ねん Ｆ 艦船かんせん 巻まき1(防衛ぼうえい省しょう防衛ぼうえい研究所けんきゅうじょ)第だい584号ごう3.5.11　1等とう駆逐くちく艦かん1隻せき製造せいぞうの件けん　p.02」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C05021160600 
  31. ^ 「公文こうぶん備考びこう 昭和しょうわ5年ねん Ｆ 艦船かんせん 巻まき1(防衛ぼうえい省しょう防衛ぼうえい研究所けんきゅうじょ)官房かんぼう機密きみつ第だい991号ごう 3.9.15　佐さ廠しょう機密きみつ第だい7号ごうの110　駆逐くちく艦かん朝霧あさぎり工事こうじ予定よてい概括がいかつ表ひょうの件けん　p.03」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C05021160700 
  32. ^ a b c 幕末ばくまつ以降いこう帝国ていこく海軍かいぐん軍艦ぐんかん写真しゃしんと史実しじつコマ160(原本げんぽん251頁ぺーじ)〔 吹雪ふぶき型がた(十じゅう六ろく隻せき)　艦かん種しゅ一等いっとう驅逐くちく艦かん　艦かん名めい考こう風波ふうは等とう気象きしょうに採とる。(略りゃく)朝霧あさぎり　(起工きこう)昭和しょうわ3-12-12　(進水しんすい)4-11-18　(竣工しゅんこう)5-6-30　(建造けんぞう所しょ)佐世保させぼ工廠こうしょう 〕
  33. ^ 「昭和しょうわ4年ねん11月19日にち(火)か海軍かいぐん公報こうほう　第だい853号ごう p.12」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C12070323000 〔 ○驅逐くちく艦かん進水しんすい　佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょうニ於テ建造けんぞうノ驅逐くちく艦かん朝霧あさぎり本ほん月がつ十じゅう八はち日にち午前ごぜん九きゅう時じ十じゅう五ご分ふん進水しんすいセリ 〕
  34. ^ 「昭和しょうわ5年ねん3月がつ12日にち(水)すい海軍かいぐん公報こうほう　第だい941号ごう p.33」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C12070326200 〔 ○事務所じむしょ設置せっち　驅逐くちく艦かん朝霧あさぎり艤装ぎそう員いん事務所じむしょヲ佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょう内ないニ設置せっちシ本ほん月がつ七なな日にちヨリ事務じむヲ開始かいしセリ 〕
  35. ^ 「昭和しょうわ5年ねん6月がつ26日にち(木)もく海軍かいぐん公報こうほう　第だい1026号ごう p.02」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C12070327400 〔 ○事務所じむしょ撤去てっきょ　驅逐くちく艦かん朝霧あさぎり艤装ぎそう員いん事務所じむしょヲ佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょう内ないニ設置せっち中ちゅうノ處しょ本ほん月がつ二に十じゅう三さん日にち撤去てっきょセリ 〕
  36. ^ a b 写真しゃしん日本にっぽんの軍艦ぐんかん10巻かん 255頁ぺーじ〔『特とく型がた駆逐くちく艦かん』(磯いそ波なみ、浦うら波は、綾あや波は、敷波しきなみ、朝霧あさぎり、天てん霧きり、狭霧さぎり、夕ゆう霧きり)行動こうどう年表ねんぴょう　◇夕ゆう霧きり◇〕
  37. ^ #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく4-1(1971)p.95、昭和しょうわ5年ねん12月3日にち(内うち令れい265)
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  40. ^ a b c 写真しゃしん日本にっぽんの軍艦ぐんかん10巻かん255頁ぺーじ〔『特とく型がた駆逐くちく艦かん』(磯いそ波なみ、浦うら波は、綾あや波は、敷波しきなみ、朝霧あさぎり、天てん霧きり、狭霧さぎり、夕ゆう霧きり)行動こうどう年表ねんぴょう　◇狭霧さぎり◇〕
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  43. ^ 「昭和しょうわ8年ねん5月がつ31日にち(木)もく海軍かいぐん公報こうほう(部内ぶない限げん)第だい1542号ごう p.30」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C12070340500 〔 ○郵便ゆうびん物ぶつ發送はっそう先さき　第だい二に艦隊かんたい司令しれい部ぶ、軍艦ぐんかん鳥海とりうみ、愛宕あたご、高雄たかお、摩耶まや宛あて(略りゃく)第だい六ろく戰隊せんたい司令しれい部ぶ、軍艦ぐんかん青葉あおば、衣笠きぬがさ、加古かこ、第だい二に水雷すいらい戰隊せんたい司令しれい部ぶ、軍艦ぐんかん神通じんずう、第だい七なな驅逐くちく隊たい(潮しお、朧おぼろ、曙あけぼの)、第だい八はち驅逐くちく隊たい(天てん霧きり、朝霧あさぎり、夕ゆう霧きり)、第だい十じゅう一いち驅逐くちく隊たい(深雪みゆき、初雪はつゆき、白はく雪ゆき)、第だい十じゅう二に驅逐くちく隊たい(白雲しらくも、叢雲むらくも、東雲しののめ)、第だい二に潜水せんすい戰隊せんたい司令しれい部ぶ、軍艦ぐんかん球磨くま、第だい十じゅう八はち潜水せんすい隊たい(伊い五ご三さん、伊い五ご四よん、伊い五ご五ご)、第だい十じゅう九きゅう潜水せんすい隊たい(伊い五ご六ろく、伊い五ご七なな、伊い五ご八はち)、特務とくむ艦かん能登のと呂りょ、鳴戸なると宛あて(以下いか略りゃく) 〕
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  46. ^ 支ささえ那な事変じへん第だい8回かい功績こうせき、第だい20駆逐くちく隊たい p.2〔 狭霧さぎり　昭和しょうわ十じゅう五ご年ねん八はち月がつ一いち日にち第だい二に十じゅう驅逐くちく隊たいニ編入へんにゅうサル 〕
  47. ^ 支ささえ那な事変じへん第だい8回かい功績こうせき、第だい20駆逐くちく隊たい p.4〔 狭霧さぎり｜功勞こうろう甲かぶと｜自じ八はち月がつ一いち日にち至いたり八はち月がつ三さん日にち｜昭和しょうわ十じゅう五ご年ねん八はち月がつ一いち日にち第だい二に十じゅう驅逐くちく隊たいニ編入へんにゅうサレ浦賀うらが 呉くれニテ出師すいし準備じゅんび 〕
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  50. ^ 写真しゃしん日本にっぽんの軍艦ぐんかん10巻かん254頁ぺーじ〔『特とく型がた駆逐くちく艦かん』(磯いそ波なみ、浦うら波は、綾あや波は、敷波しきなみ、朝霧あさぎり、天てん霧きり、狭霧さぎり、夕ゆう霧きり)行動こうどう年表ねんぴょう　◇朝霧あさぎり◇〕
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  83. ^ 写真しゃしん日本にっぽんの軍艦ぐんかん10巻かん255頁ぺーじ〔『特とく型がた駆逐くちく艦かん』(吹雪ふぶき、白はく雪ゆき、初雪はつゆき、深雪みゆき、叢雲むらくも、東雲しののめ、薄うす雲くも、白雲しらくも)行動こうどう年表ねんぴょう　◇白雲しらくも◇〕
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  143. ^ #内うち令れい昭和しょうわ17年ねん10月がつ(1)、pp.1-2〔 内うち令れい第だい千せん八はち百ひゃく二に十じゅう三さん號ごう　艦艇かんてい類別るいべつ等級とうきゅう別べつ表ひょう中ちゅう左ひだりノ通つう改正かいせいス　昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん十じゅう月がつ一いち日にち　海軍かいぐん大臣だいじん 嶋田しまだ繁太郎しげたろう／驅逐くちく艦かん一等いっとうノ部ぶ中ちゅう「睦月むつき型がた」ヲ「卯月うづき型がた」ニ改あらためメ同どう項こう中ちゅう「睦月むつき、」ヲ削そぎリ、同どう吹雪ふぶき型がたノ項こう中ちゅう「、朝霧あさぎり」ヲ削そぎル 〕
  144. ^ #内うち令れい昭和しょうわ17年ねん10月がつ(1)、p.3〔 内うち令れい第だい千せん八はち百ひゃく二に十じゅう六ろく號ごう　呉ご鎭守ちんじゅ府ふ在籍ざいせき　驅逐くちく艦かん 朝霧あさぎり　　佐世保させぼ鎭守ちんじゅ府ふ在籍ざいせき　驅逐くちく艦かん 睦月むつき　右みぎ帝國ていこく驅逐くちく艦かん籍せきヨリ除じょカル　昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん十じゅう月がつ一いち日にち　海軍かいぐん大臣だいじん 嶋田しまだ繁太郎しげたろう 〕
  145. ^ a b 『官報かんぽう』第だい996号ごう、昭和しょうわ5年ねん4月がつ28日にち。
  146. ^ 「海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう（部内ぶない限げん）第だい708号ごう 昭和しょうわ16年ねん9月がつ10日とおか」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072082000 

参考さんこう文献ぶんけん

編集へんしゅう
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  • 海軍かいぐん省しょう/編へん『海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく 巻まき四よんの1』 明治めいじ百ひゃく年ねん史し叢書そうしょ 第だい175巻かん、原はら書房しょぼう、1971年ねん11月（原著げんちょ1939年ねん）。 
  • 海軍かいぐん省しょう/編へん『海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく 巻まき八はち』 明治めいじ百ひゃく年ねん史し叢書そうしょ 第だい180巻かん、原はら書房しょぼう、1971年ねん10月がつ（原著げんちょ1941年ねん）。 
  • 海軍かいぐん省しょう/編へん『海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく 巻まき十じゅうの2』 明治めいじ百ひゃく年ねん史し叢書そうしょ 第だい183巻かん、原はら書房しょぼう、1972年ねん4月がつ（原著げんちょ1940年ねん）。 
  • 海軍かいぐん省しょう/編へん『海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく 巻まき十じゅう一いちの2』 明治めいじ百ひゃく年ねん史し叢書そうしょ 第だい185巻かん、原はら書房しょぼう、1972年ねん5月がつ（原著げんちょ1941年ねん）。 
  • 海軍かいぐん歴史れきし保存ほぞん会かい『日本にっぽん海軍かいぐん史し』第だい7巻かん、第だい9巻かん、第だい10巻かん、第一法規出版だいいちほうきしゅっぱん、1995年ねん。
  • 木俣きまた滋しげる郎ろう『日本にっぽん空母くうぼ戦史せんし』図書としょ出版しゅっぱん社しゃ、1977年ねん7月がつ。 
  • 木俣きまた滋しげる郎ろう『日本にっぽん軽けい巡じゅん戦史せんし』図書としょ出版しゅっぱん社しゃ、1989年ねん3月がつ。 
  • 木俣きまた滋しげる郎ろう「第だい11節せつ　イギリス駆逐くちく艦かん「サネット」」『連合れんごう軍ぐん艦艇かんてい撃沈げきちんす　日本にっぽん海軍かいぐんが沈しずめた艦船かんせん21隻せきの航跡こうせき』潮しお書房しょぼう光人みつひと社しゃ〈光人みつひと社しゃNF文庫ぶんこ〉、2013年ねん8月がつ。ISBN 978-4-7698-2794-8。 
  • 木俣きまた滋しげる郎ろう『潜水艦せんすいかん攻撃こうげき　日本にっぽん軍ぐんが撃げき沈破した連合れんごう軍ぐん潜水せんすい艦かん』潮しお書房しょぼう光人みつひと社しゃ〈光人みつひと社しゃNF文庫ぶんこ〉、2016年ねん5月がつ（原著げんちょ1989年ねん）。ISBN 978-4-7698-2949-2。 
  • ブレイム・ケント 著ちょ、柳沢やなぎさわ健けん 翻訳ほんやく／中野なかの五郎ごろう 日本語にほんご版ばん監修かんしゅう『Guadalcanal　ガダルカナル　日米にちべい“死闘しとうの島しま”』株式会社かぶしきがいしゃサンケイ出版しゅっぱん〈第だい二に世界せかい大戦たいせんブックス 28〉、1972年ねん3月がつ。 
  • 重本しげもと俊一しゅんいちほか『陽炎かげろう型がた駆逐くちく艦かん　水雷すいらい戦隊せんたいの中核ちゅうかくとなった精鋭せいえいたちの実力じつりょくと奮戦ふんせん』潮しお書房しょぼう光人みつひと社しゃ、2014年ねん10月がつ。ISBN 978-4-7698-1577-8。 
    • (255-342頁ぺーじ)戦史せんし研究けんきゅう家か伊達だて久ひさ『日本にっぽん海軍かいぐん駆逐くちく艦かん戦歴せんれき一覧いちらん　太平洋戦争たいへいようせんそう時じ、全ぜん一いち七なな八はち隻せきの航跡こうせきと最後さいご』
  • 城じょう英一郎えいいちろう 著しる、野村のむら実みのる 編へん『侍従じじゅう武官ぶかん　城じょう英一郎えいいちろう日記にっき』山川やまかわ出版しゅっぱん社しゃ〈近代きんだい日本にっぽん史料しりょう選書せんしょ〉、1982年ねん2月がつ。 
  • バレット・ティルマン『第だい二に次じ大戦たいせんのワイルドキャットエース』岩いわ重じゅう多四郎たしろう 訳やく、株式会社かぶしきがいしゃ大だい日本にっぽん絵画かいが〈オスプレイ・ミリタリー・シリーズ〔世界せかいの戦闘せんとう機きエース8〕〉、2001年ねん3月がつ。ISBN 4-499-22742-9。 
  • バレット・ティルマン『第だい二に次じ大戦たいせんのSBDドーントレス部隊ぶたいと戦歴せんれき　SBD Dauntless Units of World War 2』富とみ成なり太郎たろう 訳やく、株式会社かぶしきがいしゃ大だい日本にっぽん絵画かいが〈オスプレイ軍用ぐんよう機きシリーズ36〉、2003年ねん8月がつ。ISBN 4-499-22815-8。 
  • 外山とやま操みさお『艦長かんちょうたちの軍艦ぐんかん史し』光人みつひと社しゃ、2005年ねん。 ISBN 4-7698-1246-9
  • C・W・ニミッツ、E・B・ポッター『ニミッツの太平洋たいへいよう海戦かいせん史し』恒文社こうぶんしゃ、1962年ねん12月。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ　蘭らん印しるし攻略こうりゃく作戦さくせん』 第だい3巻かん、朝あさ雲くも新聞しんぶん社しゃ、1967年ねん1月がつ。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ　南太平洋みなみたいへいよう陸軍りくぐん作戦さくせん＜1＞　ポートモレスビー・ガ島とう初期しょき作戦さくせん』 第だい14巻かん、朝あさ雲くも新聞しんぶん社しゃ、1968年ねん3月がつ。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ　ミッドウェー海戦かいせん』 第だい43巻かん、朝あさ雲くも新聞しんぶん社しゃ、1971年ねん3月がつ。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜1＞　ガ島とう奪還だっかん作戦さくせん開始かいしまで』 第だい49巻かん、朝あさ雲くも新聞しんぶん社しゃ、1971年ねん9月がつ。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ　南西なんせい方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん　第だい二に段だん作戦さくせん以降いこう』 第だい54巻かん、朝あさ雲くも新聞しんぶん社しゃ、1972年ねん3月がつ。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ　大本營だいほんえい海軍かいぐん部ぶ・聯合れんごう艦隊かんたい＜3＞　―昭和しょうわ18年ねん2月がつまで―』 第だい77巻かん、朝あさ雲くも新聞しんぶん社しゃ、1974年ねん9月がつ。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ　大本營だいほんえい海軍かいぐん部ぶ・聯合れんごう艦隊かんたい(2)　―昭和しょうわ17年ねん6月がつまで―』 第だい80巻かん、朝あさ雲くも新聞しんぶん社しゃ、1975年ねん2月がつ。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ 南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜2＞　ガ島とう撤収てっしゅうまで』 第だい83巻かん、朝あさ雲くも新聞しんぶん社しゃ、1975年ねん8月がつ。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ　大本營だいほんえい海軍かいぐん部ぶ・聯合れんごう艦隊かんたい＜1＞　―開戦かいせんまで―』 第だい91巻かん、朝あさ雲くも新聞しんぶん社しゃ、1975年ねん12月。 
  • 雑誌ざっし『丸まる』編集へんしゅう部ぶ 編へん『写真しゃしん 日本にっぽんの軍艦ぐんかん　駆逐くちく艦かんI 睦月むつき型がた・神風かみかぜ型がた・峯みね風ふう型がた』 第だい10巻かん、光人みつひと社しゃ、1990年ねん5月がつ。ISBN 4-7698-0460-1。 
  • 雑誌ざっし「丸まる」編集へんしゅう部ぶ『ハンディ版ばん 日本にっぽん海軍かいぐん艦艇かんてい写真しゃしん集しゅう16 駆逐くちく艦かん 吹雪ふぶき型がた［特とく型がた］』光人みつひと社しゃ、1997年ねん。
  • 森もり史郎しろう『空母くうぼ瑞みず鶴づる戦史せんし［ソロモン攻防こうぼう篇へん］　ソロモン海かいの戦闘せんとう旗き』潮しお書房しょぼう光人みつひと社しゃ〈光人みつひと社しゃNF文庫ぶんこ〉、2018年ねん12月（原著げんちょ2013年ねん）。ISBN 978-4-7698-3098-6。 
  • 歴史れきし群ぐん像ぞう編集へんしゅう部ぶ 編へん『大捷たいしょうマレー沖おき海戦かいせん　世界せかいを震撼しんかんさせた革命かくめい的てき航空こうくう戦術せんじゅつと南方みなかた電撃でんげき作戦さくせんを徹底てってい分析ぶんせき』 第だい2巻かん、学習がくしゅう研究けんきゅう社しゃ〈歴史れきし群ぐん像ぞう 太平洋たいへいよう戦史せんしシリーズ〉、1994年ねん3月がつ。 
  • 歴史れきし群ぐん像ぞう編集へんしゅう部ぶ 編へん『勇躍ゆうやくインド洋いんどよう作戦さくせん　南方みなかた資源しげん地帯ちたい確保かくほへさらなる進攻しんこうと南雲なぐも機動きどう部隊ぶたいの西進せいしん作戦さくせんを徹底てってい分析ぶんせき』 第だい3巻かん、学習がくしゅう研究けんきゅう社しゃ〈歴史れきし群ぐん像ぞう 太平洋たいへいよう戦史せんしシリーズ〉、1994年ねん6月がつ。 
  • 歴史れきし群ぐん像ぞう編集へんしゅう部ぶ 編へん『ミッドウェー海戦かいせん　主力しゅりょく空母くうぼ四よん隻せき喪失そうしつ。戦せん勢ぜいの転換てんかん点てんとなった大海おおうみ空戦くうせんの全貌ぜんぼうを解明かいめいする』 第だい4巻かん、学習がくしゅう研究けんきゅう社しゃ〈歴史れきし群ぐん像ぞう 太平洋たいへいよう戦史せんしシリーズ〉、1994年ねん9月がつ。 
  • 歴史れきし群ぐん像ぞう編集へんしゅう部ぶ 編へん『水雷すいらい戦隊せんたいII　陽炎かげろう型がた駆逐くちく艦かん　究極きゅうきょくの艦隊かんたい型がた駆逐くちく艦かんが辿たどった栄光えいこうと悲劇ひげきの航跡こうせき』 第だい19巻かん、学習がくしゅう研究けんきゅう社しゃ〈歴史れきし群ぐん像ぞう 太平洋たいへいよう戦史せんしシリーズ〉、1998年ねん8月がつ。 


  • アジア歴史れきし資料しりょうセンター（公式こうしき）（防衛ぼうえい省しょう防衛ぼうえい研究所けんきゅうじょ）
    • 『昭和しょうわ17年ねん1月がつ～3月がつ 内ない令れい 1巻かん/昭和しょうわ17年ねん1月がつ(2)』。Ref.C12070160500。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん1月がつ～3月がつ 内ない令れい1巻かん/昭和しょうわ17年ねん3月がつ(1)』。Ref.C12070161200。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん10月がつ～12月がつ内ない令れい4巻かん止とめ/昭和しょうわ17年ねん10月がつ(1)』。Ref.C12070165700。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん9月がつ14日にち〜昭和しょうわ18年ねん8月がつ15日にち　第だい8艦隊かんたい戦時せんじ日誌にっし(1)』。Ref.C08030022500。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん9月がつ14日にち〜昭和しょうわ18年ねん8月がつ15日にち　第だい8艦隊かんたい戦時せんじ日誌にっし(2)』。Ref.C08030022600。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん9月がつ1日にち～昭和しょうわ17年ねん12月31日にち　呉ご鎮守ちんじゅ府ふ戦時せんじ日誌にっし(3)』。Ref.C08030325700。 
    • 『支ささえ那な事変じへん 第だい8回かい功績こうせき概がい見み表ひょう綴つづり　駆逐くちく隊たい 潜水せんすい隊たい 水雷すいらい隊たい 掃海そうかい隊たい 海軍かいぐん武功ぶこう調査ちょうさ/20駆か隊たい機密きみつ第だい47号ごうの42　第だい20駆逐くちく隊たい支ささえ那な事変じへん第だい8回かい功績こうせき概がい見み表ひょう』。Ref.C14120970600。 
    • 『支ささえ那な事変じへん 第だい9回かい功績こうせき概がい見み表ひょう綴つづり　海軍かいぐん武功ぶこう調査ちょうさ/支ささえ那な事変じへん第だい9回かい駆逐くちく隊たい功績こうせき概がい見み表ひょう/20駆か隊たい機密きみつ第だい39号ごうの136　第だい20駆逐くちく隊たい支ささえ那な事変じへん第だい9回かい功績こうせき概がい見み表ひょう』。Ref.C14120980000。 

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