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李忠成 - Wikipedia
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李り忠ただし成なり

日本にっぽんの元もとプロサッカー選手せんしゅ (1985-)

李り 忠ただし成なり（り ただなり、1985年ねん12月19日にち - ）は、東京とうきょう都と保谷ほうや市し（現げん：西東京にしとうきょう市し）出身しゅっしんの元もとプロサッカー選手せんしゅ。現役げんえき時代じだいのポジションはフォワード（センターフォワード、セカンドトップ）、ミッドフィールダー[6][7]。元もと日本にっぽん代表だいひょう。

李り 忠ただし成なり
名前なまえ
愛称あいしょう チュン[1]、チュンソン[2]、ただなり、熱ねつ男おとこ、隊長たいちょう
カタカナ リ タダナリ
ラテン文字もじ LEE Tadanari[注ちゅう 1]
I Chung-seong[5]
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき 大韓民国の旗 韓国かんこく（1985年ねん - 2007年ねん）
日本の旗 日本にっぽん（2007年ねん - ）
生年月日せいねんがっぴ (1985-12-19) 1985年ねん12月19日にち（38歳さい）
出身しゅっしん地ち 東京とうきょう都と保谷ほうや市し（現げん：西東京にしとうきょう市し）
身長しんちょう 182cm
体重たいじゅう 73kg
選手せんしゅ情報じょうほう
ポジション FW（CF、ST）[6][7]
MF（OM）[6][7]
利きき足あし 左足ひだりあし
ユース
1998-2000 横河電機よこかわでんきジュニアユース（保谷ほや市立しりつ柳沢やぎさわ中学校ちゅうがっこう）
2001-2003 FC東京とうきょうU-18（東京とうきょう都と立田たった無む高等こうとう学校がっこう）
クラブ1
年とし クラブ 出場しゅつじょう (得点とくてん)
2004 日本の旗 FC東京とうきょう 0 (0)
2005-2009 日本の旗 柏かしわレイソル 108 (24)
2009-2011 日本の旗 サンフレッチェ広島さんふれっちぇひろしま 70 (26)
2012-2014 イングランドの旗 サウサンプトンFC 7 (1)
2013 →日本の旗 FC東京とうきょう（loan） 13 (4)
2014-2018 日本の旗 浦和うらわレッズ 131 (24)
2019 日本の旗 横浜よこはまF・マリノス 10 (1)
2020-2021 日本の旗 京都きょうとサンガF.C. 22 (0)
2022-2023 シンガポールの旗 アルビレックス新潟にいがたシンガポール 45 (21)
通算つうさん 406 (101)
代表だいひょう歴れき2
2007-2008  日本にっぽん U-23 12 (4)
2011-2012[8] 日本の旗 日本にっぽん 11 (2)
1. 国内こくないリーグ戦せんに限かぎる。2023年ねん09月がつ19日にち現在げんざい。
2. 2012年ねん2月がつ29日にち現在げんざい。
■テンプレート（■ノート ■解説かいせつ）■サッカー選手せんしゅpj
李り忠ただし成しげる/Tadanari Lee
YouTube
チャンネル
活動かつどう期間きかん 2020年ねん3月2日にち -
ジャンル サッカー
登録とうろく者しゃ数すう 2.5万まん人にん
総そう再生さいせい回数かいすう 5,348,379 回かい
チャンネル登録とうろく者しゃ数すう・総そう再生さいせい回数かいすうは
2023年ねん11月9日にち時点じてん。
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来歴らいれき

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プロ入いり前まえ

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東京とうきょう都と保谷ほうや市し（現げん・西東京にしとうきょう市し）出身しゅっしん。碧あお珍めずらし李り氏し[9] の韓国かんこく籍せきの在日ざいにち韓国かんこく人じん4世せいとして生うまれる[10][11][12][13]。

名前なまえはゴルファーの高橋たかはし勝まさる成なりと陳ひね志こころざし忠ただしに由来ゆらいする[14]。韓国かんこく語ご名なはイ・チュンソン（이충성[15]、Lee Chung-Sung）[16][注ちゅう 1]。実家じっかは西東京にしとうきょう市し田無たなしで焼肉やきにく店てんを経営けいえい[17]。経営けいえい者しゃである父ちち、李り鉄てつ泰やすし（イ・チョルテ）も、かつて横浜よこはまトライスターSCでプレーしたサッカー選手せんしゅ（センターバック[18]）という経歴けいれきを持もつ[10][19]。また、元もとサッカー北朝鮮きたちょうせん代表だいひょうの金きむ鍾成は叔従父ちちにあたる[20]。韓国かんこく籍せきであったが、2007年ねんに日本にっぽんに帰化きかしている[21][11]。

4歳さいの時ときにサッカーを始はじめる[22]。東京とうきょう朝鮮ちょうせん第だい九きゅう初級しょきゅう学校がっこうに在学ざいがくし[注ちゅう 2]、地元じもと・こみねFCに在籍ざいせき[注ちゅう 3]。小学しょうがく5年生ねんせいで横河電機よこかわでんき（現げん・東京とうきょう武蔵野むさしのシティFC）ジュニアユースのセレクションに合格ごうかくしたため、6年生ねんせいから同どうチームの練習れんしゅうに参加さんかするようになる[19]。練習れんしゅう生せいとして出場しゅつじょうしたFC東京とうきょうU-15との練習れんしゅう試合しあいで活躍かつやくし、相手あいて監督かんとくの柴田しばた峡かいから勧誘かんゆうを受うけたが、地元じもとの田無たなしから江東こうとう区くのFC東京とうきょう深川ふかがわグランドに通かよう負担ふたんを考かんがえ[注ちゅう 4]、中学ちゅうがく時代じだいは横河電機よこかわでんきジュニアユースでプレーした[24]。

2001年ねん、東京とうきょう都と立田たった無む高等こうとう学校がっこうに入学にゅうがくと同時どうじにFC東京とうきょうU-18に加入かにゅう[注ちゅう 5]。在籍ざいせき時じの3年ねん連続れんぞくで国体こくたい東京とうきょう都と選抜せんばつに選えらばれ[11]、2001年ねんにはクラブユース選手権せんしゅけん優勝ゆうしょう、高円宮たかまどのみや杯はいおよびJユースカップ準じゅん優勝ゆうしょうに貢献こうけんした。2002年ねん、関東かんとうサッカーリーグ得点とくてん王おうに輝かがやき[16]、2003年ねんにはプリンスリーグの優秀ゆうしゅう選手せんしゅに選出せんしゅつされた[16]。

FC東京とうきょう

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2004年ねん、トップチームに昇格しょうかく[16]。この時とき、父ちち・鉄てつ泰やすしはクラブから日本にっぽん帰化きかの意思いしを問とわれていたが、忠ちゅう成なりが成人せいじんして自身じしんの意思いしで帰化きかの有無うむを決きめられるようになることを待まつべきとの判断はんだんから[注ちゅう 6]、これを留保りゅうほしている[25]。

同年どうねんに朴ぼく成しげる華はなが指揮しきするU-19韓国かんこく代表だいひょう候補こうほに選えらばれトレーニングキャンプに参加さんかする[26][11]。この際さい、在日ざいにち韓国かんこく人じんをさげすむ「パン（半はん）チョッパリ」（半分はんぶん日本人にっぽんじん）という悪口わるぐちまで耳みみにし、祖国そこくでの冷つめたい扱あつかいにショックを受うけた[注ちゅう 2][27]。プロ1年ねん目めとなるFC東京とうきょうでは出場しゅつじょう機会きかいを得えられず、何なにも通用つうようしなかったと感かんじたため3年ねん契約けいやくを結むすんでいたがシーズン終盤しゅうばんに自みずから強化きょうか部長ぶちょうに「僕ぼくサッカー辞やめます。」と退団たいだんを志望しぼうした[28][19]。一度いちどサッカー選手せんしゅを辞やめ、人間にんげん性せいを成長せいちょうさせるために大学だいがくへ行いってからもう一度いちどプロに挑戦ちょうせんしようと決きめて勉強べんきょうを始はじめていたが、練習れんしゅう試合しあいで対戦たいせんした柏かしわレイソルのGMから直接ちょくせつ誘さそいを受うけたため環境かんきょうを変かえて選手せんしゅを続つづける決意けついをした[28]。

柏かしわレイソル

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2005年ねんに柏かしわレイソルへ完全かんぜん移籍いせき[29][30]。同年どうねんに柏かしわはJ2へ降格こうかくするが、主力しゅりょく選手せんしゅの多おおくが退団たいだんしたこともあり、2006年ねんにはレギュラーに定着ていちゃくし、プロA契約けいやくを締結ていけつ[31]。2006年ねんから柏かしわで付つけていた背番号せばんごう20番ばんは、元もと韓国かんこく代表だいひょうおよび元もと柏かしわの洪明甫こうめいほが付つけていた番号ばんごうで、李り自身じしんや柏かしわにとって特別とくべつな番号ばんごうとして捉とらえていた。

同どう2006年ねん、「大だい舞台ぶたいで得点とくてんし、世界せかいに在日ざいにち韓国かんこく人じんの可能かのう性せいをアピールしたい」と日本にっぽん代表だいひょう入いりを希望きぼう。U-22日本にっぽん代表だいひょう監督かんとく反町そりまち康治こうじからの勧誘かんゆうもあって日本にっぽんへの帰化きかを決意けついし[12]、2006年ねん9月がつ22日にちに申請しんせいし2007年ねん2月がつ9日にちに認みとめられた[21]。

日本にっぽん名めいは通つう名めいの大山おおやま忠ただし成なり[10]あるいは橋本はしもと忠ただし成なり[27] も考かんがえていたが、「韓国かんこく姓せいを隠かくす必要ひつようがないことを示しめしたい」との理由りゆうから、李り忠ただし成なりとした。また自身じしんは「五輪ごりんがなければ国籍こくせき変更へんこうしていない」[32] とも語かたっている。日本にっぽんに帰化きかをしようとしたら親戚しんせきから猛もう反対はんたいされ迷まよっていたが、母親ははおやから「思おもいを貫つらぬけ」と言いわれたことで帰化きかを決意けついした[27]。6日にち後ごの2月がつ15日にちに、北京ぺきんオリンピックアジア予選よせんに臨のぞむ、U-22日本にっぽん代表だいひょうメンバーに追加ついか招集しょうしゅうされた[33]。

J1復帰ふっきを果はたした2007年ねんには、FWフランサとの好こう連携れんけいから[34] 10得点とくてんを挙あげ、柏かしわのエース格かくとなる。2008年ねんには北京ぺきんオリンピック本ほん大会たいかいに日本にっぽん代表だいひょうとして出場しゅつじょうを果はたしものの、柏かしわでは北京ぺきん五輪ごりん出場しゅつじょうなど過密かみつ日程にっていからくる疲労ひろう[35] に負傷ふしょうも重かさなり[36]、4得点とくてんに終おわる[12]。2009年ねん、試合しあいにこそコンスタントに出場しゅつじょうするものの、ネルシーニョへの監督かんとく交代こうたい後ごはベンチ入いりもままならなかった[12][37]。

サンフレッチェ広島さんふれっちぇひろしま

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移籍いせき期限きげんが迫せまる2009年ねん8月がつ26日にち、怪我人けがにんなどで前線ぜんせんの駒こま不足ふそくに陥おちいっていたサンフレッチェ広島さんふれっちぇひろしまF.Cへ完全かんぜん移籍いせきした[38][37]。移籍いせき金きんは3,000万まん円えん（推定すいてい）[39]。広島ひろしま移籍いせきは「広島ひろしまのサッカーが好すき」という理由りゆうと、Jリーグ草創そうそう期きの小学校しょうがっこう低てい学年がくねんで"血ち"を強つよく意識いしきし憧あこがれた盧廷潤のじゅんゆんが在籍ざいせきしたチームということもあるという[40][41][42]。背番号せばんごうは広島ひろしまでも20番ばんを希望きぼうしたが、すでに使用しようされていたため、かつて盧のが付つけていた9番ばんを選えらんだ[40][43]。しかし、広島ひろしま移籍いせき後ごは佐藤さとう寿人ひさとの前まえにほとんどが途中とちゅう出場しゅつじょうであり[12]、得点とくてんを挙あげられなかった[44]。

翌よく2010年ねん4月がつ13日にちACL2010山東さんとう魯能戦せんにおいて広島ひろしまでの公式こうしき戦せん初はつ得点とくてんを挙あげるものの、その後ご一いち時じはベンチ入いりさえままならなかった[45]。同年どうねん9月がつ、佐藤さとう及および山崎やまざき雅人まさとの怪我けがによる離脱りだつに伴ともない先発せんぱつメンバーに抜擢ばってきされる[46][12]と、リーグ戦せん5試合しあい連続れんぞく得点とくてんをマークするなどシーズン終了しゅうりょうまでリーグ戦せん12試合しあいで11得点とくてん[11]、また同年どうねんのナビスコカップ決勝けっしょう戦せんにおいてもチームは敗やぶれたが得点とくてんを挙あげるなどゴールを量産りょうさんした[45]。

同年どうねんオフ、AFCアジアカップ2011に臨のぞむ日本にっぽん代表だいひょうに初はつ選出せんしゅつ[45][注ちゅう 7]。2011年ねん1月がつ9日にちのグループリーグ第だい1戦せんヨルダン戦せんの後半こうはん開始かいしから途中とちゅう出場しゅつじょうで国際こくさいAマッチ初はつ出場しゅつじょうを果はたした[11]。1月29日にちの決勝けっしょう戦せんオーストラリア戦せんでは、延長えんちょう前半ぜんはん9分ふんから途中とちゅう出場しゅつじょうし、0対たい0で迎むかえた同どう後半こうはん4分ふんに長友ながとも佑たすく都とからのクロスをボレーシュートで合あわせ代表だいひょう初はつゴールを挙あげる[11]。これが決勝けっしょう点てんとなり、日本にっぽん代表だいひょうは同どう大会たいかいで史上しじょう最多さいたとなる通算つうさん4度目どめの優勝ゆうしょうを成なし遂とげた[27]。2011年ねんのリーグ戦せんでも好調こうちょうを維持いじし、リーグ3位いタイの15得点とくてんを挙あげ優秀ゆうしゅう選手せんしゅ賞しょうを受賞じゅしょう[48][11]。

サウサンプトンFC

編集へんしゅう

2012年ねん1月がつ25日にち、イングランド2部ぶ・フットボールリーグ・チャンピオンシップのサウサンプトンFCへ完全かんぜん移籍いせき[49]。1月31日にち、ホームでのカーディフ・シティFC戦せんでリーグ戦せん初はつ出場しゅつじょうを果はたした[50]。2月18日にち、ダービー・カウンティFC戦せんで移籍いせき後ご初はつ得点とくてんを決きめた。その後ごもアシストを記録きろくするなど首位しゅい争あらそいを続つづけるチームに貢献こうけんしていたが、3月がつ末まつに右足みぎあし靱帯じんたい損傷そんしょうにより全治ぜんち4〜6カ月かげつと診断しんだんされた[51]。5月、クラブの年間ねんかん表彰ひょうしょう式しきでダービー戦せんの移籍いせき後ご初はつ得点とくてんが年間ねんかん最優秀さいゆうしゅうゴール賞しょうに選出せんしゅつされた[52]。

2012-13シーズン、チームがプレミアリーグに昇格しょうかくするも、李りを高こう評価ひょうかしていたナイジェル・アドキンス監督かんとくが退任たいにんしたこともあって[13]リーグ戦せんでは全まったく出場しゅつじょうできず、カップ戦せんのみに出場しゅつじょうに留とどまった。

FC東京とうきょうへ復帰ふっき

編集へんしゅう

2013年ねん2月がつ、FC東京とうきょうへ期限きげん付つき移籍いせきが発表はっぴょうされた[53][54]。U-18でも背負せおったFC東京とうきょうのエースナンバー「11[注ちゅう 8]」を背負せおい、監督かんとくのランコ・ポポヴィッチからは能力のうりょくを高たかく評価ひょうかされていたものの[56]、怪我けが明あけで完かん調ちょうまでには時間じかんが必要ひつようであるという判断はんだんから[57]、先発せんぱつレギュラーには据すえられず、途中とちゅう交代こうたいでの出場しゅつじょう機会きかいが主おもとなった[58]。徐々じょじょにチームにフィットし[59]、FC東京とうきょうからは完全かんぜん移籍いせきを打診だしんされたが、短期たんき契約けいやくの中なかで結果けっかを求もとめていた李りにとっては[60]、ポポヴィッチの起用きよう法ほうは不完全ふかんぜん燃焼ねんしょうとなるものであり[56]、この打診だしんを固辞こじ。同年どうねん6月がつ、期限きげん付つき移籍いせき期間きかん満了まんりょうによる退団たいだんが発表はっぴょうされた[61]。

サウサンプトン復帰ふっき

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2013年ねん9月がつに発表はっぴょうされたクラブのプレミアリーグ2013-14シーズンのメンバーに登録とうろくされた。だが前ぜんシーズン同様どうようカップ戦せんのみの出場しゅつじょうに終おわり、2014年ねん1月がつに契約けいやくが解除かいじょされた[62][63]。

浦和うらわレッズ

編集へんしゅう

2014年ねん1月がつ、得点とくてん力りょくを買かわれ[13]、浦和うらわレッズへ完全かんぜん移籍いせき[64]。同年どうねんはターゲット役やくとしてチーム最多さいたの敵陣てきじん空中くうちゅう戦せん数すうを記録きろくした[65]。同年どうねん発生はっせいした差別さべつ横断幕おうだんまく事件じけんには浦和うらわ退団たいだんを考かんがえるほどの大おおきなショックを受うけたが、浦和うらわレッズが「結果けっか的てきに（李りを退団たいだんに追おいやるという）差別さべつを許ゆるしてしまったクラブ」という目めで見みられてしまうのではないかという憂慮ゆうりょから、残留ざんりゅうを決きめた[66]。

2015年ねんは中なか々コンディションが整ととのわなかったが[67]、同年どうねん末まつの天皇杯てんのうはいでは運動うんどう量りょう豊富ほうふにチャンスに絡からみ[68] 4回戦かいせん、準々じゅんじゅん決勝けっしょう、準決勝じゅんけっしょうと3戦せん連続れんぞく得点とくてんし9年ねんぶりの決勝けっしょう進出しんしゅつに貢献こうけんした[69]。

2016年ねんは開幕かいまくから好調こうちょうを維持いじし[70]、4月がつには猛烈もうれつなプレッシングと[71] チームを勢いきおいづかせるゴールが認みとめられ、同月どうげつ度どの月間げっかんMVPを受賞じゅしょう[72]。自身じしんの希望きぼうするセンターフォワードでプレーできないもどかしさを抱かかえながらも[70]、通年つうねんでは5年ねんぶりにJ1二に桁けた得点とくてんを達成たっせい。また、同年どうねんのJリーグカップ決勝けっしょう・G大阪おおさか戦せんでは途中とちゅう出場しゅつじょうから同点どうてんのヘディングシュートを決きめ、PK戦せんで勝利しょうり。大会たいかいMVPを受賞じゅしょうした[73]。

横浜よこはまF・マリノス

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2018年ねん12月27日にち、横浜よこはまF・マリノスへ完全かんぜん移籍いせき[74]。しかしエリキやエジガル・ジュニオなど外国がいこく人じんFWの壁かべは高たかく、シーズン通とおして出場しゅつじょうは途中とちゅう出場しゅつじょう10試合しあいに留とどまった。

京都きょうとサンガF.C.

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2019年ねん12月29日にち、京都きょうとサンガF.C.へ完全かんぜん移籍いせき[75]。

アルビレックス新潟にいがたシンガポール

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2021年ねん12月28日にち、アルビレックス新潟にいがたシンガポールへ完全かんぜん移籍いせき[76]。移籍いせき1年ねん目めからリーグ戦せん22試合しあいに出場しゅつじょう、10得点とくてんをあげた[77]。

2023年ねん9月がつ14日にち、今季こんき限かぎりの現役げんえきを引退いんたいすることが発表はっぴょう[78] され、「いつも誰だれかに支ささえられて本当ほんとうに素晴すばらしいサッカー人生じんせいを送おくることができました」などのコメントを残のこした[79]。

プレースタイル

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豊富ほうふな運動うんどう量りょうで前線ぜんせんから激はげしいプレッシングをかけ、機敏きびんな動うごきと溢あふれる闘争とうそう心しんでゴールに迫せまる泥臭どろくさいストライカー。日本人にっぽんじんストライカーには稀有けうな左利ひだりききであり、ウイングでも機能きのうする、闘たたかえるフォワードでもある[37][40]。

人物じんぶつ

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2020年ねん1月がつ4日にち、モデルの樋場といば早紀さきとの結婚けっこんを発表はっぴょう。同日どうじつに結婚けっこん披露宴ひろうえんを行おこなった[80]。後のちに離婚りこんした[81]。

所属しょぞくクラブ

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個人こじん成績せいせき

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国内こくない大会たいかい個人こじん成績せいせき
年度ねんどクラブ背番号せばんごうリーグ リーグ戦せん リーグ杯はいオープン杯はい 期間きかん通算つうさん
出場しゅつじょう得点とくてん 出場しゅつじょう得点とくてん出場しゅつじょう得点とくてん 出場しゅつじょう得点とくてん
日本にっぽん リーグ戦せん リーグ杯はい天皇杯てんのうはい 期間きかん通算つうさん
2004 FC東京とうきょう 27 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2005 柏かしわ 25 8 0 3 0 0 0 11 0
2006 20 J2 31 8 - 0 0 31 8
2007 J1 30 10 5 0 1 0 36 10
2008 19 4 4 0 4 1 27 5
2009 20 2 5 3 - 25 5
広島ひろしま 9 8 0 - 2 0 10 0
2010 30 11 3 2 2 0 35 13
2011 32 15 1 0 0 0 33 15
イングランド リーグ戦せん FLカップFAカップ 期間きかん通算つうさん
2011-12 サウサンプトン 19 FLC 7 1 - 2 0 9 1
2012-13 プレミア 0 0 2 1 1 0 3 1
日本にっぽん リーグ戦せん リーグ杯はい天皇杯てんのうはい 期間きかん通算つうさん
2013 FC東京とうきょう 11 J1 13 4 6 2 - 19 6
イングランド リーグ戦せん FLカップFAカップ 期間きかん通算つうさん
2013-14 サウサンプトン 19 プレミア 0 0 2 0 0 0 2 0
日本にっぽん リーグ戦せん リーグ杯はい天皇杯てんのうはい 期間きかん通算つうさん
2014 浦和うらわ 20 J1 34 6 8 3 2 1 44 10
2015 24 2 2 1 4 3 30 6
2016 32 10 5 2 1 0 38 12
2017 21 3 1 0 0 0 22 3
2018 20 3 8 2 2 0 30 5
2019 横浜よこはまFM 10 1 4 1 0 0 14 2
2020 京都きょうと J2 5 0 - - 5 0
2021 17 0 - 3 2 20 2
シンガポール リーグ戦せん リーグ杯はいシンガポール杯はい 期間きかん通算つうさん
2022 新潟にいがたS 19 プレミア 22 10 - 6 1 28 11
2023 23 11 - 4 0 27 11
通算つうさん 日本にっぽん J1 301 71 55 16 18 5 374 92
日本にっぽん J2 53 8 - 3 2 56 10
イングランド プレミア 0 0 4 1 1 0 5 1
イングランド FLC 7 1 - 2 0 9 1
シンガポール プレミア 45 21 - 10 1 55 22
総そう通算つうさん 406 101 59 17 34 8 499 126
その他たの公式こうしき戦せん
国際こくさい大会たいかい個人こじん成績せいせき FIFA
年度ねんど クラブ 背番号せばんごう 出場しゅつじょう 得点とくてん 出場しゅつじょう 得点とくてん
AFCACLクラブW杯はい
2010 広島ひろしま 9 6 3 -
2015 浦和うらわ 20 5 0 -
2016 5 2 -
2017 10 4 0 0
通算つうさん AFC 26 9 0 0
出場しゅつじょう歴れき

タイトル

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クラブ

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FC東京とうきょうU-18
FC東京とうきょう
浦和うらわレッズ
横浜よこはまF・マリノス
アルビレックス新潟にいがたシンガポール

代表だいひょう

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個人こじん

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代表だいひょう歴れき

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出場しゅつじょう大会たいかい

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試合しあい数すう

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  • 国際こくさいAマッチ 11試合しあい 2得点とくてん (2011年ねん - 2012年ねん)[8]


日本にっぽん代表だいひょう国際こくさいAマッチ
年とし出場しゅつじょう得点とくてん
2011 10 2
2012 1 0
通算つうさん 11 2

出場しゅつじょう

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No. 開催かいさい日び 開催かいさい都市とし スタジアム 対戦たいせん国こく 結果けっか 大会たいかい
1. 2011年ねん1月がつ9日にち  ドーハ カタールSCスタジアム   ヨルダン △1-1 AFCアジアカップ2011
2. 2011年ねん1月がつ29日にち  ドーハ ハリファインターナショナルスタジアム   オーストラリア ○1-0 AFCアジアカップ2011
3. 2011年ねん6月がつ1日にち  新潟にいがた 東北電力とうほくでんりょくビッグスワンスタジアム   ペルー △0-0 キリンカップサッカー2011
4. 2011年ねん6月がつ7日にち  横浜よこはま 横浜よこはま国際こくさい総合そうごう競技きょうぎ場じょう   チェコ △0-0 キリンカップサッカー2011
5. 2011年ねん8月がつ10日とおか  札幌さっぽろ 札幌さっぽろドーム   韓国かんこく ○3-0 キリンチャレンジカップ2011
6. 2011年ねん9月がつ2日にち  さいたま 埼玉さいたまスタジアム2002   朝鮮民主主義人民共和国ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく ○1-0 2014 FIFAワールドカップ・アジア3次じ予選よせん
7. 2011年ねん9月がつ6日にち  タシュケント パフタコール・マルカジイ・スタジアム   ウズベキスタン △1-1 2014 FIFAワールドカップ・アジア3次じ予選よせん
8. 2011年ねん10月がつ7日にち  神戸こうべ ホームズスタジアム神戸こうべ   ベトナム ○1-0 キリンチャレンジカップ2011
9. 2011年ねん10月がつ11日にち  大阪おおさか 大阪おおさか長居ながいスタジアム   タジキスタン ○8-0 2014 FIFAワールドカップ・アジア3次じ予選よせん
10. 2011年ねん11月15日にち  平壌ぴょんやん 金きむ日成いるそん競技きょうぎ場じょう   朝鮮民主主義人民共和国ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく ●0-1 2014 FIFAワールドカップ・アジア3次じ予選よせん
11. 2012年ねん2月がつ29日にち  豊田とよだ 豊田とよだスタジアム   ウズベキスタン ●0-1 2014 FIFAワールドカップ・アジア3次じ予選よせん

ゴール

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No. 開催かいさい日び 開催かいさい都市とし スタジアム 対戦たいせん国こく 結果けっか 大会たいかい
1. 2011年ねん1月がつ29日にち  ドーハ ハリファインターナショナルスタジアム   オーストラリア ○1-0 AFCアジアカップ2011
2. 2011年ねん10月がつ7日にち  神戸こうべ ホームズスタジアム神戸こうべ   ベトナム ○1-0 キリンチャレンジカップ2011

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]
  1. ^ a b 姓せいのラテン文字もじ表記ひょうきは、2007年版ねんばんの各社かくしゃの選手せんしゅ名鑑めいかんでは 「RI」だが日本にっぽん代表だいひょうのユニフォーム（背番号せばんごう上じょう）では「LEE」となっている。日本にっぽんサッカー協会きょうかいは「Lee」と表記ひょうきしているが、Jリーグでの登録とうろくは帰化きか当初とうしょ「Ri」となり[3]、代表だいひょうとリーグで登録とうろく名めいが異ことなっていた。その後ご、リーグでの登録とうろく名めいも「LEE」に変更へんこうされた[4]。
  2. ^ a b 韓国かんこく語ごはあまり得意とくいでなく、FC東京とうきょうユースで同期どうきだった韓国かんこく代表だいひょうの呉ご章あきら銀ぎんとも日本語にほんごで会話かいわしていた[23]。なお、呉ごはインタビューで「僕ぼくの日本語にほんごの方ほうが、彼かれの韓国かんこく語ごよりうまかった」と回想かいそうしている。のちに年代ねんだい別べつ韓国かんこく代表だいひょう候補こうほの合宿がっしゅくの招集しょうしゅうされた時ときも、「韓国かんこく代表だいひょうでは言葉ことばも通つうじないので…」と、言葉ことばの壁かべがあったとしている。
  3. ^ 当時とうじのチームメイトに市川いちかわ雅彦まさひこがいる。
  4. ^ 当時とうじは主おもに東京とうきょう都と西部せいぶの中学生ちゅうがくせいを対象たいしょうとする「FC東京とうきょうU-15むさし」が発足ほっそくしていなかった。
  5. ^ 同期生どうきせいに梶山かじやま陽平ようへい、呉ご章あきら銀ぎん、鎌田かまた次郎じろう、斎藤さいとう雅也まさやらがいる。
  6. ^ 国籍こくせき法ほう5条じょう1項こう2号ごうは、帰化きかについて「20歳さい以上いじょう」であることを要ようすると規定きていしている。
  7. ^ 李り姓せいのサッカー選手せんしゅの日本にっぽん代表だいひょう選出せんしゅつは李り裕ひろし瀅以来いらいおよそ70年ねんぶり[47]。
  8. ^ 李りは「東京とうきょうのエースナンバーは間違まちがいなく11番ばん。僕ぼくはアマラオの活躍かつやくを見みて育そだった」と語かたる[55]。

出典しゅってん

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  3. ^ ニュースリリース - 登録とうろく選手せんしゅ追加ついか・変更へんこう Jリーグ (2007年ねん2月がつ16日にち)
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