釜石かまいし鉱山こうざん鉄道てつどう

釜石かまいし鉱山こうざん鉄道てつどう（かまいしこうざんてつどう、旧きゅう字体じたい：釜石かまいし鑛山こうざん鐵道てつどう󠄁）は、かつて岩手いわて県けん釜石かまいし市しの釜石かまいし - 大橋おおはし間あいだに存在そんざいした釜石かまいし鉱山こうざんから釜石かまいし製鉄せいてつ所しょへの鉱石こうせきを輸送ゆそうするために用もちいられていた鉱山こうざん鉄道てつどうである。

釜石かまいし鉱山こうざん鉄道てつどう
鉄てつの歴史れきし館かんにある機関きかん車しゃ 鉄てつの歴史れきし館かんにある機関きかん車しゃ
路線ろせん総そう延長えんちょう	16.0 km
軌間きかん	762 mm
停車場ていしゃじょう・施設しせつ・接続せつぞく路線ろせん（廃止はいし当時とうじ）
凡例はんれい 釜石かまいし 国鉄こくてつ：山田やまだ線せん 0.0 釜石かまいし製鉄せいてつ 2.4 小佐野おさの 小佐野おさの ? 松倉まつくら 松倉まつくら 6.9 大畑おおはた 9.0 洞泉どうせん 洞泉どうせん 11.6 大松おおまつ ? 唄うた貝かい 陸中大橋りくちゅうおおはし 16.0 大橋おおはし 荷物にもつ運搬うんぱん用よう索道さくどう 国鉄こくてつ：釜石線かまいしせん

日本にっぽんで3番目ばんめの鉄道てつどうとして開業かいぎょうしたものの僅わずか3年ねんで廃止はいしされ、その後ご馬車ばしゃ鉄道てつどうとして復活ふっかつし、後のちに蒸気じょうき運転うんてんに切きり替かえられ、何なん度ども経営けいえい母体ぼたいが変かわってその過程かていで旅客りょかくを扱あつかうようになり、さらには並行へいこうして国有こくゆう鉄道てつどう釜石線かまいしせんが開業かいぎょうしてその旅客りょかく扱あつかいが廃止はいしされるなど、複雑ふくざつな経緯けいいをたどっている。

路線ろせんデータ

1934年ねん（昭和しょうわ9年ねん）当時とうじ

• 路線ろせん距離きょり：釜石かまいし - 大橋おおはし間あいだ16.0 km
• 駅えき数すう：8
• 軌間きかん：762 mm
• 複線ふくせん区間くかん：なし（全線ぜんせん単線たんせん）
• 電化でんか区間くかん：なし（全線ぜんせん非ひ電化でんか）

起点きてんの鈴子すずこ（釜石かまいし）より先さきの製鉄せいてつ所内しょないにも線路せんろがはりめぐされ、さらに釜石かまいし港こうの桟橋さんばしに向むかう線路せんろが敷設ふせつされ、製品せいひんの出荷しゅっかや石炭せきたん（北海道ほっかいどう炭ずみ）、くず鉄てつ、雑貨ざっかなど船荷ふなにの輸送ゆそうに使用しようされた。その総そう延長えんちょうは57.0 km、分岐ぶんき器き数かずは520箇所かしょ、ダイヤモンドクロッシングは23箇所かしょであった。

沿革えんかく

工こう部ぶ省しょう釜石かまいし鉄道てつどう

• 1880年ねん（明治めいじ13年ねん）
  • 2月がつ17日にち 工こう部ぶ省しょう釜石かまいし鉄道てつどうとして、釜石かまいし桟橋さんばし - 大橋おおはし間あいだ18kmの本線ほんせんと小佐野おさの - 小川おがわ山さん（わらびの）間あいだ4.9kmの支線しせん、さらに工場こうじょうへの支線しせんを含ふくめた総そう延長えんちょう26.3kmの鉱山こうざん専用せんよう鉄道てつどう試運転しうんてん開始かいし。

    ただし、この時点じてんで本線ほんせんはまだ終点しゅうてんの大橋おおはしには達たっしておらず、支線しせんも全線ぜんせん竣工しゅんこうは1881年ねん（明治めいじ14年ねん）9月がつであった。

  • 9月7日にち 製鉄せいてつ所しょ・鉄道てつどう仮かり開業かいぎょう式しき（主賓しゅひんの皇族こうぞくが来らい釜がましなかったため。式典しきてん自体じたいは予定よてい通どおり実施じっしされた）。

    新橋しんばし駅えき - 横浜よこはま駅えき（現げん、桜木町さくらぎちょう駅えき）間あいだ鉄道てつどう、京都きょうと駅えき - 神戸こうべ駅えき間あいだ鉄道てつどうに続つづく、日本にっぽんで3番目ばんめに開業かいぎょうした鉄道てつどうである。軌間きかんは838mm（2フィート9インチ）の特殊とくしゅなものであったが、レールは16kg平底ひらぞこと丈夫じょうぶなものを使用しようした。機関きかん車しゃは、英国えいこくシャープ・スチュアート社しゃから輸入ゆにゅうしたサドルタンク式しきの3両りょうを使用しようした。

• 1882年ねん（明治めいじ15年ねん）
  • 3月1日にち 製鉄せいてつ所しょ燃料ねんりょう用ようの炭焼すみやき竈かまどの大半たいはんが失火しっかにより焼失しょうしつして製鉄せいてつ所しょが休止きゅうし。それに伴ともない、遊休ゆうきゅう施設しせつとなった釜石かまいし鉄道てつどうは一般いっぱん開放かいほうされ旅客りょかく運輸うんゆを開始かいし。
  • 12月13日にち 大橋おおはしからの列車れっしゃが雪ゆきのため停止ていしができずに唄うた貝かいに留置りゅうちしていた車両しゃりょうに衝突しょうとつ。死傷ししょう者しゃを出だす事故じことなった
  • 12月 官営かんえい製鉄せいてつ所しょの操業そうぎょう停止ていしと鉱山こうざん閉山へいざんにより、鉄道てつどう全廃ぜんぱい。

    燃料ねんりょうとなる木炭もくたんが不足ふそくしたことと、代替だいたい燃料ねんりょうとなるコークス使用しようの目処めどが立たたなかったことが原因げんいんという。機関きかん車しゃ2両りょうと軌条きじょうは、大阪おおさかの阪堺はんかい鉄道てつどう（現げん、南海電気鉄道なんかいでんきてつどう）へ売却ばいきゃくされた。このため、同どう鉄道てつどうも当初とうしょは838mm軌間きかんとなった。残のこりの1両りょうはブレーキ故障こしょうによる衝突しょうとつ事故じこのため運転うんてん台だいが大破たいはしていたため阪堺はんかい鉄道てつどうでは引ひき取とらず、のちに九州きゅうしゅうの三池みいけ港こう務つとむ所しょにわたり応急おうきゅう修理しゅうりして使用しようされた。

釜石かまいし鉱山こうざん馬車ばしゃ鉄道てつどう

• 1884年ねん（明治めいじ17年ねん） 政府せいふ御用ごよう商人しょうにんの田中たなか長兵衛ちょうべえと、その娘むすめ婿むこであった横山よこやま久太郎きゅうたろうが鉱山こうざん再興さいこうに着手ちゃくしゅ。
• 1887年ねん（明治めいじ20年ねん） この前年ぜんねん、日本にっぽん国内こくない初はつの高炉こうろによる連続れんぞく出で銑ずくに成功せいこうしたのを踏ふまえ、7月がつに釜石かまいし鉱山こうざん田中たなか製鉄せいてつ所しょが設立せつりつされる。
• 1894年ねん（明治めいじ27年ねん） 製鉄せいてつ所しょと大橋おおはしの鉱山こうざんを結むすぶ釜石かまいし鉱山こうざん馬車ばしゃ鉄道てつどうが、釜石かまいし町まち - 甲子こうし村むら間あいだに軌間きかん762mmで開業かいぎょう（5月がつ23日にち特許とっきょ11月がつ28日にち開業かいぎょう許可きょか）。

蒸気じょうき鉄道てつどう化か以後いご

• 1911年ねん（明治めいじ44年ねん）11月3日にち 馬車ばしゃ鉄道てつどうは蒸気じょうき運転うんてんに切きり替かえられた上うえで区間くかんが変更へんこうされ、鈴子すずこ（後ご、釜石かまいし→釜石かまいし製鉄せいてつ） - 大橋おおはし間あいだ15.52km間あいだは二に代目だいめ・田中たなか長兵衛ちょうべえの個人こじん経営けいえい鉱山こうざん鉄道てつどう（地方ちほう鉄道てつどう）となる。
• 1914年ねん（大正たいしょう3年ねん） 釜石かまいし電気でんきにより、大橋おおはし - 仙人峠せんにんとうげ間あいだに貨物かもつ用ようの索道さくどう開通かいつう。また、岩手いわて軽便鉄道けいべんてつどう（後ご、釜石西線かまいしさいせん→釜石線かまいしせん）の遠野とおの駅えき - 仙人峠せんにんとうげ駅えき（後ご、廃止はいし）間あいだ開通かいつう。
• 1915年ねん（大正たいしょう4年ねん）11月23日にち 岩手いわて軽便鉄道けいべんてつどう、花巻はなまき駅えき - 仙人峠せんにんとうげ駅えき間あいだ全通ぜんつう。

  以上いじょうにより、鉄道てつどう・索道さくどうによる花巻はなまき - 釜石かまいし連絡れんらくルートが完成かんせい。 旅客りょかくは仙人峠せんにんとうげを約やく3時じ間あいだの徒歩とほで超こえて連絡れんらくしていたが、現在げんざいの釜石線かまいしせんの原型げんけいができたことになる。

• 1917年ねん（大正たいしょう6年ねん）3月がつ 法人ほうじんの田中たなか鉱山こうざんに鉱石こうせき鉄道てつどう譲渡じょうと
• 1924年ねん（大正たいしょう13年ねん）7月がつ11日にち 田中たなか鉱山こうざんが三井みつい財閥ざいばつ下したに入はいり、釜石かまいし鉱山こうざんに社名しゃめい変更へんこう。またこの年とし、笛吹峠ふえふきとうげ経由けいゆによって、遠野とおの - 釜石かまいし間あいだの自動車じどうしゃ線せん（バス）が運行うんこうを開始かいし。
• 1934年ねん（昭和しょうわ9年ねん）2月がつ1日にち 日本にっぽん製鐵せいてつ設立せつりつにより、釜石かまいし製鉄せいてつ所しょは同社どうしゃの経営けいえいとなる。
• 1939年ねん（昭和しょうわ14年ねん）9月17日にち 鉄道てつどう省しょう山田やまだ線せんの盛岡もりおか駅えき - 釜石かまいし駅えき間あいだ全通ぜんつう。省線しょうせんと釜石かまいし鉱山こうざん線せんの間あいだで連絡れんらく運輸うんゆを開始かいし。
• 1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）2月がつ22日にち 鉱石こうせき鉄道てつどうは、日本にっぽん製鐵せいてつ傘下さんかの日鉄鉱業にってつこうぎょうの経営けいえいとなる。
• 1944年ねん（昭和しょうわ19年ねん）10月11日にち 日鉄鉱業にってつこうぎょう線せんの一般いっぱん旅客りょかく・貨物かもつ営業えいぎょう廃止はいし、専用せんよう鉄道てつどうに転換てんかん。釜石かまいし駅えき - 陸中大橋りくちゅうおおはし駅えき間あいだに、日鉄鉱業にってつこうぎょう線せんに並行へいこうして貨物かもつ線せんの釜石東線かまいしとうせんが開業かいぎょう。
• 1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）6月15日にち 釜石東線かまいしとうせんの旅客りょかく営業えいぎょう開始かいし。
• 1950年ねん（昭和しょうわ25年ねん）10月がつ10日とおか 足ケ瀬あしがせ駅えき - 陸中大橋りくちゅうおおはし駅えき間あいだ開業かいぎょうに伴ともない、釜石西線かまいしさいせん・釜石東線かまいしとうせんを統合とうごうして花巻はなまき駅えき - 釜石かまいし駅えき間あいだの釜石線かまいしせん全通ぜんつう。前後ぜんごして日鉄鉱業にってつこうぎょう線せんで残のこされていた通勤つうきん旅客りょかく輸送ゆそうも廃止はいしされ、富士ふじ製鐵せいてつの鉱石こうせき貨物かもつ専用せんよう線せんとなる。
• 1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）4月がつ1日にち 全線ぜんせん廃止はいし。

  市街地しがいちを鉄道てつどうが通過つうかしていたことから、自動車じどうしゃ交通こうつう量りょうが増ふえた道路どうろを拡張かくちょうする際さいに支障ししょうとなるといった理由りゆうで廃止はいしされた。

旅客りょかく列車れっしゃ運行うんこう概要がいよう

1920年ねん12月がつ末まつ

• 混合こんごう列車れっしゃ2往復おうふく、貨物かもつ列車れっしゃ4往復おうふく

1922年ねん2月がつ改正かいせい当時とうじ

• 運行うんこう本数ほんすう：鈴子すずこ - 大橋おおはし間あいだ2往復おうふく
• 所要しょよう時間じかん：55-58分ふん

1941年ねん11月15日にち改正かいせい当時とうじ

• 運行うんこう本数ほんすう：釜石かまいし製鉄せいてつ - 大橋おおはし間あいだ5往復おうふく半はん
• 所要しょよう時間じかん：55-61分ふん

駅えき一覧いちらん

名称めいしょう	駅えき間あいだ距離きょり（km）	所在地しょざいち	設置せっち日び	備考びこう
釜石かまいし		釜石かまいし町まち釜石かまいし第だい十じゅう四よん地割じわり	1911年ねん11月3日にち	開業かいぎょう時じ鈴子すずこ1930年ねん12月1日にち釜石かまいしへ変更へんこう、その後ご釜石かまいし製鉄せいてつ
小佐野おさの	2.4	甲子こうし村むら第だい十じゅう四よん地割じわり	1922年ねん4月がつ1日にち
大畑おおはた	4.5	甲子こうし村むら第だい九きゅう地割じわり	1911年ねん11月3日にち
洞泉どうせん	2.1	甲子こうし村むら第だい五ご地割じわり	1920年ねん5月がつ2日にち	開業かいぎょう時じ貨物かもつ駅えき1927年ねんに一般いっぱん駅えきになる
大松おおまつ	2.6	甲子こうし村むら第だい三さん地割じわり	1911年ねん12月24日にち
大橋おおはし	4.4	甲子こうし村むら第だい一いち地割じわり	1911年ねん11月3日にち

• 『鉄道てつどう停車場ていしゃじょう一覧いちらん. 昭和しょうわ9年ねん12月15日にち現在げんざい』（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション）
• 雑誌ざっし記事きじによれば戦後せんごの専用せんよう鉄道てつどう時代じだいに小佐野おさの - 大畑おおはた間あいだに松倉まつくら、大松おおまつ - 大橋おおはし間あいだに唄うた貝かいがあるが、戦前せんぜんの地方ちほう鉄道てつどう時代じだいには見当みあたらない、なお鉄道てつどう省しょう文書ぶんしょには大松おおまつ大橋おおはし間あいだ、釜石かまいし起点きてん13.410km付近ふきんに信号しんごう所しょ新設しんせつという記録きろくがある。
• 釜石かまいし製鉄せいてつ駅えきは現在げんざいの国道こくどう283号ごう上うえに存在そんざいした。
• 洞泉どうせん駅えきは、釜石線かまいしせんの洞泉どうせん駅えきのやや南東なんとうにあり、駅えきの西側にしがわで釜石線かまいしせんが日鉄鉱業にってつこうぎょう線せんを跨またぎ越こしていた。
• 大橋おおはし駅えき手前てまえでも釜石かまいし線せんと日鉄鉱業にってつこうぎょう線せんが立体りったい交差こうさしており、大橋おおはし駅えきは停車駅ていしゃえき型がたスイッチバックの終着駅しゅうちゃくえきであった。

接続せつぞく路線ろせん

• 釜石かまいし製鉄せいてつ駅えき：山田やまだ線せん（釜石かまいし駅えき）

輸送ゆそう・収支しゅうし実績じっせき

年度ねんど	乗客じょうきゃく（人ひと）	貨物かもつ量りょう（トン）	営業えいぎょう収入しゅうにゅう（円えん）	営業えいぎょう費ひ（円えん）	益金えききん（円えん）	その他た益金えききん（円えん）	その他た損金そんきん（円えん）
1911	5,977	34,167	8,279	8,041	238
1912	41,622	213,607	53,382	52,547	835
1913	37,072	249,269	59,225	58,864	361
1914	40,077	202,046	53,022	51,273	1,749
1915	36,173	158,076	43,431	42,328	1,103
1916	56,840	198,870	68,085	59,061	9,024
1917	59,927	215,763	73,054	88,322	▲ 15,268
1918	74,327	237,447	102,417	118,538	▲ 16,121
1919	76,900	184,676	124,981	142,633	▲ 17,652
1920	89,216	158,441	234,579	273,543	▲ 38,964
1921	62,913	77,734	139,568	134,218	5,350
1922	58,585	68,793	142,700	134,247	8,453
1923	63,017	86,285	172,794	151,280	21,514
1924	65,109	88,287	178,408	156,119	22,289
1925	60,902	104,418	183,874	138,767	45,107		鉱山こうざん339,117
1926	59,874	134,225	217,480	152,902	64,578
1927	45,025	153,608	231,716	165,355	66,361
1928	40,829	154,748	244,374	182,500	61,874
1929	41,822	192,226	307,449	219,726	87,723		雑ざつ損そん2,049
1930	33,495	182,736	304,599	227,963	76,636
1931	24,804	140,786	216,566	145,830	70,736		償却しょうきゃく金きん2,135
1932	19,254	165,502	219,973	122,333	97,640	財産ざいさん価格かかく償却しょうきゃく益えき69,932	償却しょうきゃく金きん69,907
1933	27,493	243,783	339,699	194,468	145,231
1934	46,734	332,103	318,519	108,392	210,127
1935	64,253	384,119	326,545	84,400	242,145
1936	75,057	447,252	383,037	102,001	281,036
1937	103,430	395,592	350,166	102,022	248,144
1939	257,145	346,545
1941	709,601	573,295
1943	1,002,011	1,236,654

• 鉄道てつどう院いん年報ねんぽう、鉄道てつどう院いん鉄道てつどう統計とうけい資料しりょう、鉄道てつどう省しょう鉄道てつどう統計とうけい資料しりょう、鉄道てつどう統計とうけい資料しりょう、鉄道てつどう統計とうけい、国有こくゆう鉄道てつどう陸運りくうん統計とうけい各かく年度ねんど版ばん

車両しゃりょう

車両しゃりょう数すうの推移すいい

年度ねんど	機関きかん車しゃ	客車きゃくしゃ	貨車かしゃ
			有蓋ゆうがい	無蓋むがい
1911	3	2	3	104
1912	3	3	3	204
1913-1916	5	3	3	274
1917	5	4	3	334
1918	7	4	3	334
1919	9	4	9	661
1920	10	4	9	671
1921-1922	11	4	9	671
1923	10	4	9	671
1924	10	4	9	693
1925	10	4	9	262
1926	9	4	9	282
1927	9	5	9	282
1928	9	5	9	336
1929	9	5	6	348
1930	12	5	6	360
1931-1932	15	5	6	360
1933	17	5	6	360
1934-1937	5	5	6	71

• 鉄道てつどう院いん年報ねんぽう、鉄道てつどう院いん鉄道てつどう統計とうけい資料しりょう、鉄道てつどう省しょう鉄道てつどう統計とうけい資料しりょう、鉄道てつどう統計とうけい資料しりょう、鉄道てつどう統計とうけい各かく年度ねんど版ばん

脚注きゃくちゅうおよび参考さんこう文献ぶんけん

• 今尾いまお恵めぐみ介かい（監修かんしゅう）『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう - 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全廃ぜんぱい線せん』 2 東北とうほく、新潮社しんちょうしゃ、2008年ねん。ISBN 978-4-10-790020-3。 
• 鉄道てつどう省しょう『昭和しょうわ12年ねん10月がつ1日にち現在げんざい鉄道てつどう停車場ていしゃじょう一覧いちらん』鉄道てつどう省しょう（覆刻ふっこく：鉄道てつどう史し資料しりょう保存ほぞん会かい）、東京とうきょう（覆刻ふっこく：大阪おおさか）、1937年ねん（覆刻ふっこく：1986年ねん）、p. 263頁ぺーじ。ISBN 4-88540-048-1。 
• 鉄道てつどう省しょう『日本にっぽん鉄道てつどう史し』 上うえ編へん、1921年ねん、pp. 293-299頁ぺーじ。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/960214/208。 （国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション）
• 大内おおうち豊ゆたか「釜石かまいし港こうから鉱山こうざんへ いわて鉄道てつどう物語ものがたり28」『盛岡もりおかタイムス』2004年ねん11月17日にち。 
• 大内おおうち豊ゆたか「3時じ間あいだで結むすんだ釜石かまいし鉱山こうざん馬車ばしゃ鉄道てつどう いわて鉄道てつどう物語ものがたり104」『盛岡もりおかタイムス』2005年ねん4月がつ27日にち。 
• 大内おおうち豊ゆたか「釜石かまいし鉱山こうざん軽便鉄道けいべんてつどう いわて鉄道てつどう物語ものがたり30」『盛岡もりおかタイムス』2004年ねん11月20日にち。 
• 『日鉄鉱業にってつこうぎょう（元もと釜石かまいし鉱山こうざん）（三さん）・自じ昭和しょうわ二に年ねん至いたり昭和しょうわ六ろく年ねん』（国立こくりつ公文書こうぶんしょ館かんデジタルアーカイブ で画像がぞう閲覧えつらん可か）
• 『第だい一門いちもん・監督かんとく・三さん、地方ちほう鉄道てつどう・イ、免許めんきょ・日鉄鉱業にってつこうぎょう（元もと釜石かまいし鉄道てつどう）・昭和しょうわ十じゅう六ろく年ねん～昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん』（国立こくりつ公文書こうぶんしょ館かんデジタルアーカイブ で画像がぞう閲覧えつらん可か）

関連かんれん項目こうもく

• 釜石かまいし鉱山こうざん鉄道てつどうE形かたち蒸気じょうき機関きかん車しゃ
• 釜石かまいし鉱山こうざん鉄道てつどうC1 20形かたち蒸気じょうき機関きかん車しゃ
• 釜石かまいし市立しりつ鉄てつの歴史れきし館かん