(13人 にん の利用 りよう 者 しゃ による、間 あいだ の19版 はん が非 ひ 表示 ひょうじ )
1行 ぎょう 目 め :
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{{Otheruseslist|'''[[照明 しょうめい 器具 きぐ ]]の一 ひと つ'''|そのほかのあんどん|あんどん}}
{{Otheruseslist|照明 しょうめい 器具 きぐ |灯火 ともしび を用 もち いた工場 こうじょう の安全 あんぜん システム|アンドン|タクシー・貸切 かしきり バス の社名 しゃめい 表示 ひょうじ 灯 とう |社名 しゃめい 表示 ひょうじ 灯 とう }}
⚫
'''
行灯 あんどん '''、'''
行燈 あんどん '''(あんどん)は[[
照明 しょうめい 器具 きぐ ]]の
一 ひと つ
。[[ろうそく]]や[[油脂 ゆし ]]を燃料 ねんりょう とした炎 ほのお を光源 こうげん とする 。
持 も ち
運 はこ ぶもの、
室内 しつない に
置 お くもの、[[
壁 かべ ]]に
掛 か けるものなど
様々 さまざま な
種類 しゅるい がある。もともとは
持 も ち
運 はこ ぶものだったため「
行灯 あんどん 」の
字 じ が
当 あ てられ、これを[[
唐音 とういん ]]
読 よ みして「あんどん」となった。
携行 けいこう 用 よう は
後 のち に[[
提灯 ちょうちん ]]に
取 と って
代 か わられた
ため 、
据付 すえつけ 型 がた が
主流 しゅりゅう となった。
{{出典 しゅってん の明記 めいき |date=2017-8}}
[[ファイル:行燈 あんどん (あんどん)8163423.jpg|thumbnail|240px|和紙 わし を使 つか った行燈 あんどん ]]
⚫
'''
行灯 あんどん '''、'''
行燈 あんどん '''(あんどん
、{{Lang-en-short|Oriental lamp}})は[[
照明 しょうめい 器具 きぐ ]]の
一 ひと つ。
持 も ち
運 はこ ぶもの、
室内 しつない に
置 お くもの、[[
壁 かべ ]]に
掛 か けるものなど
様々 さまざま な
種類 しゅるい がある。もともとは
持 も ち
運 はこ ぶものだったため「
行灯 あんどん 」の
字 じ が
当 あ てられ、これを[[
唐音 とういん ]]
読 よ みして「あんどん」となった。
携行 けいこう 用 よう は
後 のち に[[
提灯 ちょうちん ]]に
取 と って
代 か わられた
為 ため 、
据付 すえつけ 型 がた が
主流 しゅりゅう となった。
== 概要 がいよう ==
== 概要 がいよう ==
[[File:Kusakabe Kimbei - Writing Letter (large).jpg|thumb|200px|行灯 あんどん を開 ひら き、火皿 ひざら が見 み える状態 じょうたい (写真 しゃしん 右 みぎ )]]
[[File:Kusakabe Kimbei - Writing Letter (large).jpg|thumb|200px|行灯 あんどん を開 ひら き、火皿 ひざら が見 み える状態 じょうたい (写真 しゃしん 右 みぎ )]]
行灯 あんどん が普及 ふきゅう したのは[[江戸 えど 時代 じだい ]]である。それ以前 いぜん は、台 たい の上 うえ に火皿 ひざら を乗 の せただけで風 ふう 覆 おお いのない[[灯明 とうみょう ]]皿 さら が用 もち いられていた。
一般 いっぱん 的 てき に普及 ふきゅう したのは[[江戸 えど 時代 じだい ]]である。それまでは火皿 ひざら が覆 おお われていなかった。[[竹 たけ ]]、[[木材 もくざい |木 き ]]、[[金属 きんぞく ]]などで作 つく られた枠 わく に[[和紙 わし ]]を貼 は り、風 ふう で光源 こうげん の炎 ほのお が消 き えないように作 つく られている。光源 こうげん は主 おも に[[灯明 とうみょう ]](とうみょう)で中央 ちゅうおう に火皿 ひざら をのせる台 だい がある。石 いし もしくは陶製 とうせい の皿 さら に油 あぶら を入 い れ、[[木綿 もめん ]]などの灯心 とうしん に点火 てんか して使用 しよう する。[[蝋燭 ろうそく ]]を使用 しよう するものもあったが当時 とうじ の蝋燭 ろうそく は現代 げんだい でいう[[和 わ ろうそく]]であり極 きわ めて高価 こうか であったため、主 おも に[[菜種油 なたねあぶら ]]などが使用 しよう された。[[庶民 しょみん ]]はさらに安価 あんか だが、燃 も やすと煙 けむり と異臭 いしゅう を放 はな つ鰯 いわし 油 ゆ ([[魚油 ぎょゆ ]])などを使 つか っていた([[化 ば け猫 ねこ ]]が行灯 あんどん の油 あぶら をなめるという伝説 でんせつ は猫 ねこ が脂肪 しぼう 分 ぶん を効率 こうりつ よく摂取 せっしゅ するためにこれらをよく舐 な めていたことに由来 ゆらい すると考 かんが えられている<ref>[http://www.excite.co.jp/News/bit/00091110363307.html 日本 にっぽん の化 ば け猫 ねこ はなぜ行灯 あんどん の油 あぶら をなめる?(Excite Bit コネタ) - エキサイトニュース]</ref>)。さらに下層 かそう では「暗 くら くなったら寝 ね る」という有様 ありさま だった。
行灯 あんどん は、風 かざ よけの覆 おお いで火皿 ひざら を覆 おお った構造 こうぞう である。[[竹 たけ ]]、[[木材 もくざい |木 き ]]、[[金属 きんぞく ]]などで作 つく られた枠 わく に[[和紙 わし ]]を張 は った風 かざ よけの覆 おお いで四方 しほう を囲 かこ った空間 くうかん に、[[燃料 ねんりょう ]]となる[[油脂 ゆし ]]を注 そそ いだ火皿 ひざら を置 お き、[[木綿 もめん ]]や[[イグサ]]などの灯心 とうしん に点火 てんか して使用 しよう する。{{See also|行灯 あんどん 皿 さら }}
照明 しょうめい 器具 きぐ とはいっても現在 げんざい のものとは比較 ひかく にならないほど暗 くら いもので、60ワット[[電球 でんきゅう ]]の50分 ぶん の1、10ワット電球 でんきゅう の7分 ぶん の1程度 ていど といわれている。
燃料 ねんりょう の油脂 ゆし には[[菜種油 なたねあぶら ]]や[[魚油 ぎょゆ ]]などが用 もち いられ、魚油 ぎょゆ は安価 あんか だが燃 も やせば煙 けむり や悪臭 あくしゅう が発生 はっせい する欠点 けってん がある。「[[化 ば け猫 ねこ ]]が行灯 あんどん の油 あぶら をなめる」という伝説 でんせつ は、行灯 あんどん の燃料 ねんりょう に魚油 ぎょゆ が使 つか われていたことに由来 ゆらい すると考 かんが えられる<ref>[https://www.excite.co.jp/news/article/00091110363307/ 日本 にっぽん の化 ば け猫 ねこ はなぜ行灯 あんどん の油 あぶら をなめる?] Excite Bit コネタ、[[エキサイト]]ニュース、2005年 ねん 3月 がつ 12日 にち 。</ref>。
⚫
明治 めいじ 時代 じだい に
入 はい ると[[ランプ (
照明 しょうめい 器具 きぐ )#
石油 せきゆ ランプ|
石油 せきゆ ランプ]]が
普及 ふきゅう し
始 はじ め、
菜種油 なたねあぶら の
行燈 あんどん は
姿 すがた を
消 け していったが、
地方 ちほう (富山 とやま 県 けん の
農村 のうそん 部 ぶ )では
明治 めいじ 20
年代 ねんだい から30
年代 ねんだい まで
利用 りよう されていたとされる<ref>
上市 うわいち 町 まち 誌 し 編纂 へんさん 委員 いいん 会 かい 編 へん 「上市 うわいち 町 まち 誌 し 」p568 1970
年 ねん </ref>。
⚫
[[ 明治 めいじ ]] 時代 じだい に
入 はい ると[[ランプ (
照明 しょうめい 器具 きぐ )#
石油 せきゆ ランプ|
石油 せきゆ ランプ]]が
普及 ふきゅう し
始 はじ め、
菜種油 なたねあぶら の
行燈 あんどん は
姿 すがた を
消 け していったが、
地方 ちほう では使用 しよう される例 れい もあった。[[ 富山 とやま 県 けん ]] の
農村 のうそん 部 ぶ では
明治 めいじ 20
年代 ねんだい から30
年代 ねんだい まで
利用 りよう されていたとされる<ref>
上市 うわいち 町 まち 誌 し 編纂 へんさん 委員 いいん 会 かい 編 へん 『 上市 うわいち 町 まち 誌 し 』p.568、[[上市 うわいち 町 まち ]]、 1970
年 ねん 。 </ref>
。また、[[新美 にいみ 南吉 なんきち ]]の童話 どうわ 『[[おじいさんのランプ]]』では、[[日 にち 露 ろ 戦争 せんそう ]]の頃 ころ ([[1904年 ねん ]])の[[愛知 あいち 県 けん ]][[半田 はんだ 市 し ]]付近 ふきん の農村 のうそん の生活 せいかつ を「夜 よる は明 あ かりなしの家 いえ が多 おお かった。少 すこ しぜいたくな家 いえ では、お嫁 よめ さんが嫁入 よめい り道具 どうぐ に持 も ってきた行灯 あんどん を灯 とも した」と描写 びょうしゃ している 。
⚫
21
世紀 せいき 以降 いこう の
現在 げんざい でも[[
和風 わふう ]][[
旅館 りょかん ]]などで[[インテリア]]として
見 み かけるが、
防災 ぼうさい 上 じょう 、および
実用 じつよう 上 じょう の
観点 かんてん から[[
光源 こうげん ]]
はほぼ[[
電球 でんきゅう ]]
が使用 しよう される。
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[[ 21
世紀 せいき ]] 以降 いこう の
現在 げんざい でも[[
和風 わふう ]][[
旅館 りょかん ]]などで[[インテリア]]として
見 み かけるが、
防災 ぼうさい 上 じょう および
実用 じつよう 上 じょう の
観点 かんてん から
、 [[
光源 こうげん ]]
として [[
電球 でんきゅう ]]
や[[LED電球 でんきゅう ]]を 使用 しよう した行灯 あんどん 型 がた の[[電気 でんき スタンド]]となってい る。
== 行灯 あんどん の種類 しゅるい ==
== 行灯 あんどん の種類 しゅるい ==
[[ファイル:Old Toshima House07s3200.jpg|thumbnail|180px|電球 でんきゅう を使用 しよう した置 おけ 行灯 あんどん ]]
[[ファイル:Old Toshima House07s3200.jpg|thumbnail|180px|電球 でんきゅう を使用 しよう した置 おけ 行灯 あんどん ]]
[[File:JapaneseHistoricalStreetLight TsujiAndon.jpg|thumb|180px|彦根城 ひこねじょう の辻 つじ 行灯 あんどん ]]
; 置 おけ 行灯 あんどん (おきあんどん)
; 置 おけ 行灯 あんどん (おきあんどん)
: 最 もっと も一般 いっぱん 的 てき な室内 しつない 型 がた 。多 おお くは縦長 たてなが の箱 はこ 型 がた をしており、内部 ないぶ には[[灯明 とうみょう ]]をおく[[台 だい ]]、上部 じょうぶ には持 も ち運 はこ び用 よう の取 と っ手 て が付 つ いている。下部 かぶ に引 ひ き出 だ しなどを備 そな えたものもあり、灯心 とうしん 、蝋燭 ろうそく などを収納 しゅうのう した。小型 こがた のものは雪洞 せつどう (ぼんぼり・せっとう)とも呼 よ ばれる。
: 最 もっと も一般 いっぱん 的 てき な室内 しつない 型 がた 。多 おお くは縦長 たてなが の箱 はこ 型 がた をしており、内部 ないぶ には[[灯明 とうみょう ]]をおく[[台 だい ]]、上部 じょうぶ には持 も ち運 はこ び用 よう の取 と っ手 て が付 つ いている。下部 かぶ に引 ひ き出 だ しなどを備 そな えたものもあり、灯心 とうしん 、蝋燭 ろうそく などを収納 しゅうのう した。小型 こがた のものは[[ 雪洞 せつどう ]]( ぼんぼり・せっとう) とも呼 よ ばれる。
; 掛 かけ 行灯 あんどん (かけあんどん)
; 掛 かけ 行灯 あんどん (かけあんどん)
: 店 みせ の軒先 のきさき などに掛 か け、[[屋号 やごう ]]や商品 しょうひん 名 めい を書 か いて看板 かんばん としたもの。夜間 やかん も店 みせ を開 あ けている[[飲食 いんしょく 店 てん ]]などに多 おお かった。
: 店 みせ の軒先 のきさき などに掛 か け、[[屋号 やごう ]]や商品 しょうひん 名 めい を書 か いて[[ 看板 かんばん ]] としたもの。夜間 やかん も店 みせ を開 あ けている[[飲食 いんしょく 店 てん ]]などに多 おお かった。
; 遠 とお 州 しゅう 行灯 あんどん (えんしゅうあんどん)
; 遠 とお 州 しゅう 行灯 あんどん (えんしゅうあんどん)
: 置 おけ 行灯 あんどん の一種 いっしゅ 。円筒 えんとう 形 がた をしているが完全 かんぜん に囲 かこ わず、一部 いちぶ が空 あ いている。ここから点火 てんか ・消火 しょうか の操作 そうさ を行 おこな ったり、行灯 あんどん 自体 じたい を回 まわ して光量 ひかりりょう の調節 ちょうせつ ができる。一説 いっせつ には[[小堀 こぼり 政一 まさかず |小堀 こぼり 遠 とお 州 しゅう ]]の発明 はつめい による名称 めいしょう とも。
: 置 おけ 行灯 あんどん の一種 いっしゅ 。円筒 えんとう 形 がた をしているが完全 かんぜん に囲 かこ わず、一部 いちぶ が空 あ いている。ここから点火 てんか ・消火 しょうか の操作 そうさ を行 おこな ったり、行灯 あんどん 自体 じたい を回 まわ して光量 ひかりりょう の調節 ちょうせつ ができる。一説 いっせつ には[[小堀 こぼり 政一 まさかず |小堀 こぼり 遠 とお 州 しゅう ]]の発明 はつめい による名称 めいしょう ともされる 。
; 有明行灯 ありあけあんどん (ありあけあんどん)
; 有明行灯 ありあけあんどん (ありあけあんどん)
: 小型 こがた の行灯 あんどん で、就寝 しゅうしん 時 じ 、枕元 まくらもと に置 お いて使用 しよう する。こうしておかないと用 よう を足 た しに立 た ったり何 なに か突発 とっぱつ 的 てき な事態 じたい が発生 はっせい した時 とき に即応 そくおう できない。窓 まど が付 つ いており、光量 ひかりりょう を調節 ちょうせつ できるものが多 おお かった。名前 なまえ は「夜 よる が明 あ けてもまだ点 つ いている」様 さま を[[明 あ け方 がた |有明 ありあけ ]]の月 つき になぞらえたもの。
: 小型 こがた の行灯 あんどん で、就寝 しゅうしん 時 じ に 枕元 まくらもと に置 お いて使用 しよう し、 用 よう を足 た しに立 た ったり突発 とっぱつ 的 てき な事態 じたい が発生 はっせい した時 とき に即応 そくおう できるよう使用 しよう する 。窓 まど が付 つ いており光量 ひかりりょう を調節 ちょうせつ できるものが多 おお かった。名前 なまえ は「夜 よる が明 あ けてもまだ点 つ いている」様 さま を[[明 あ け方 がた |有明 ありあけ ]]の月 つき になぞらえたもの。
; 辻 つじ 行灯 あんどん (つじあんどん)
; 書見 しょけん 行灯 あんどん (しょけん あんどん)
: 外装 がいそう の一部 いちぶ を丸 まる く抜 ぬ き、そこに[[ガラス]]または[[レンズ]]を嵌 は めてあるもので、[[書物 しょもつ ]]をより明 あか るく見 み るのに適 てき した構造 こうぞう になっている。
: 江戸 えど 時代 じだい に用 もち いられた街灯 がいとう としての行灯 あんどん
; 八 はち 間 あいだ 行灯 あんどん (はちけんあんどん)
: 略 りゃく して「八 はち 間 あいだ 」とも。平 ひら たく大型 おおがた で天井 てんじょう から吊 つ り下 さ げるもので、[[湯屋 ゆや ]]・[[寄席 よせ ]]・[[居酒屋 いざかや ]]など人 ひと の集 あつ まる場所 ばしょ で、部屋 へや 全体 ぜんたい を明 あか るく照 て らした。
; 辻 つじ 行灯 あんどん (つじあんどん)
: [[辻番 つじばん 所 しょ ]]などの前 まえ の街路 がいろ に立 た てられた行灯 あんどん 。現代 げんだい の[[街灯 がいとう ]]の前身 ぜんしん のようなもので、それに比 くら べるとかなり暗 くら かったが、当時 とうじ としては一定 いってい の防犯 ぼうはん 効果 こうか があった。
== 行灯 あんどん から派生 はせい した事項 じこう ==
== 行灯 あんどん から派生 はせい した事項 じこう ==
=== 工場 こうじょう における「アンドン」 ===
=== 祭 まつり ・イベ ント ===
⚫
[[
画像 がぞう :Tonamiyotaka.jpg|thumb|[[
夜 よる 高 だか 行燈 あんどん ]]と
呼 よ ばれる
巨大 きょだい な
行燈 あんどん 。
写真 しゃしん は[[
砺波 となみ 夜 よる 高 だか 祭 まつ り]]]]
⚫
⚫
* [[
夜 よる 高 だか 行燈 あんどん ]] -
[[ 富山 とやま 県 けん ]] に
伝 つた わる
[[ 祭 まつり ]]で使 つか われる巨大 きょだい な行燈 あんどん 。
[[砺波 となみ 夜 よる 高 だか 祭 まつ り]]などでは 極彩色 ごくさいしょく の
美 うつく しい
行灯 あんどん を持 も って 練 ね り
歩 ある く。
⚫
[[
工場 こうじょう ]]や
生産 せいさん 現場 げんば において
各所 かくしょ に
表示 ひょうじ [[ランプ (
光源 こうげん )|ランプ]]が
付 つ いていることがあり、これもアンドンと
呼 よ ぶ。これは
何 なに か
異常 いじょう が
発生 はっせい した
際 さい 、
作業 さぎょう 者 しゃ が[[
開閉 かいへい 器 き |スイッチ]]を
押 お すとその
現場 げんば のランプが
点灯 てんとう し、
同時 どうじ にモニタリングルームの
表示 ひょうじ 板 ばん も
点灯 てんとう 、[[
管理人 かんりにん |
管理 かんり 責任 せきにん 者 しゃ ]]が
速 すみ やかに
現場 げんば に
かけつけることができる[[システム]]である。
* [[京都 きょうと ・東山 ひがしやま 花 はな 灯 とう 路 ろ ]] / [[京都 きょうと ・嵐山 あらしやま 花 はな 灯 とう 路 ろ ]] - [[京都 きょうと 府 ふ ]]で開催 かいさい される観光 かんこう イベント。詳細 しょうさい は各 かく 記事 きじ を参照 さんしょう 。
⚫
* たんころりんの
夕涼 ゆうすず み -
[[ 愛知 あいち 県 けん ]][[ 豊田 とよだ 市 し ]] [[
足助 あすけ 町 まち (
豊田 とよだ 市 し )|
足助 あすけ ]]で
行 おこな われる
祭 まつり 。「たんころりん」
と は、
竹 たけ かごと
[[ 和紙 わし ]] で
作 つく った
円筒 えんとう 形 がた の
行灯 あんどん の
地元 じもと での
呼 よ び
名 な 。
=== 照明 しょうめい に関 かん する事物 じぶつ ===
様々 さまざま なタイプがあるが、一 いち 例 れい としては上 うえ から順 じゅん に緑 みどり 、黄 き 、赤 あか のランプが縦 たて に積 つ み重 かさ なったものがあり、、緑 みどり は異常 いじょう なし、黄 き は責任 せきにん 者 しゃ を呼 よ ぶ事態 じたい 発生 はっせい 、赤 あか は責任 せきにん 者 しゃ 要請 ようせい に加 くわ えて[[ライン生産 せいさん |ライン]]ストップ、を意味 いみ する。
⚫
* [[アンドン]] - [[
工場 こうじょう ]]や
生産 せいさん 現場 げんば において
各所 かくしょ に
表示 ひょうじ [[ランプ (
光源 こうげん )|ランプ]]が
付 つ いていることがあり、これもアンドンと
呼 よ ぶ。これは
何 なに か
異常 いじょう が
発生 はっせい した
際 さい 、
作業 さぎょう 者 しゃ が[[
開閉 かいへい 器 き |スイッチ]]を
押 お すとその
現場 げんば のランプが
点灯 てんとう し、
同時 どうじ にモニタリングルームの
表示 ひょうじ 板 ばん も
点灯 てんとう 、[[
管理人 かんりにん |
管理 かんり 責任 せきにん 者 しゃ ]]が
速 すみ やかに
現場 げんば に
駆 か けつけることができる[[システム]]である
。様々 さまざま なタイプがあるが、一 いち 例 れい としては上 うえ から順 じゅん に緑 みどり 、黄 き 、赤 あか のランプが縦 たて に積 つ み重 かさ なったものがあり、緑 みどり は異常 いじょう なし、黄 き は責任 せきにん 者 しゃ を呼 よ ぶ事態 じたい 発生 はっせい 、赤 あか は責任 せきにん 者 しゃ 要請 ようせい に加 くわ えて[[ライン生産 せいさん |ライン]]ストップ、を意味 いみ する。詳細 しょうさい は当該 とうがい 記事 きじ を参照 さんしょう 。
* [[社名 しゃめい 表示 ひょうじ 灯 とう ]] - [[タクシー]]の屋根 やね 上 じょう や[[貸切 かしきり バス]]([[観光 かんこう バス]])の前面 ぜんめん に設置 せっち される表示 ひょうじ 灯 とう 。俗 ぞく に「行灯 あんどん 」と呼 よ ばれる。[[日本 にっぽん のタクシー#車内 しゃない 装備 そうび ]]も参照 さんしょう 。
* [[消防車 しょうぼうしゃ ]]に設置 せっち される「所属 しょぞく 表示 ひょうじ 灯 とう 」も同様 どうよう に、俗 ぞく に「行灯 あんどん 」と呼 よ ばれる。
⚫
*
行灯 あんどん 看板 かんばん (あんどんかんばん) - [[アクリル]]や[[ガラス]]
製 せい [[
看板 かんばん ]]で、
内側 うちがわ から
[[ 電球 でんきゅう ]] や
[[ 蛍光 けいこう 灯 とう ]] で
照 て らすもの。
⚫
*
行灯 あんどん 造 づく り - 舞台 ぶたい やテレビ・
映画 えいが のセットの
うち 、
箱 はこ 形 がた (
見 み えない
側 がわ の
蓋 ぶた は
作 つく らない
こと もある)で
、 中 なか に
照明 しょうめい 器具 きぐ を
入 い れる
構造 こうぞう の
もの を
、 大小 だいしょう を
問 と わず
こ う
呼 よ び、略 りゃく して「
行灯 あんどん 」と
呼 よび ばれる 。
⚫
*
ビジネスバイク( [[ホンダ・スーパーカブ]]
、 [[スズキ・バーディー]]など
) のうち、[[1990
年代 ねんだい ]]
以前 いぜん のモデルには[[
前 ぜん 照 あきら 灯 とう |ヘッドライト]]
直下 ちょっか の[[ステム (
自転車 じてんしゃ )|ステム]]
付近 ふきん に1
灯 とう のスモールランプ(ポジションランプ)が
設 しつらえ 置 おけ されており、こうしたモデル
は俗 ぞく に「 行灯 あんどん カブ
」 と
呼 よび ばれる 。
=== その他 た 行 ぎょう 灯 とう に関 かか わる事 こと 項 こう ===
=== 形状 けいじょう 等 とう から例 たと えられ る事 こと 物 もの ===
⚫
* [[アンドンクラゲ]] - [[
箱 はこ 虫 ちゅう 綱 つな ]]に
属 ぞく する[[クラゲ]]
。3[[センチメートル|cm]]程 ほど のほぼ[[立方体 りっぽうたい ]]のかさを持 も つことから「行灯 あんどん 」の名 な がある 。
有毒 ゆうどく で
刺 さ される
被害 ひがい がよく
発生 はっせい する。
⚫
[[
画像 がぞう :Tonamiyotaka.jpg|thumb|[[
夜 よる 高 だか 行燈 あんどん ]]と
呼 よ ばれる
巨大 きょだい な
行燈 あんどん 。
写真 しゃしん は[[
砺波 となみ 夜 よる 高 だか 祭 まつ り]]]]
⚫
*
行灯 あんどん 凧 だこ -
四角形 しかっけい の
枠 わく に
紙 かみ を
張 は った[[
凧 たこ ]]。
⚫
*
'''[[
夜 よる 高 だか 行燈 あんどん ]]
''' -
富山 とやま 県 けん 砺波 となみ 地方 ちほう に
伝 つた わる
祭 まつり 。
極彩色 ごくさいしょく の
美 うつく しい
行灯 あんどん が練 ね り
歩 ある く。
⚫
*
昼行灯 ひるあんどん (ひるあんどん) -
日 にち 中 ちゅう に
火 ひ のついた
行灯 あんどん を
見 み るように、
点灯 てんとう しているのかどうかよくわからない、
存在 そんざい 感 かん がなく、ぼんやりした
人 ひと 。また、
役 やく にたない
人 ひと <ref>
『[[ 大辞林 だいじりん ]]』[[三省堂 さんせいどう ]] </ref>。[[
大石 おおいし 良雄 よしお |
大石 おおいし 内蔵助 くらのすけ ]]が[[
赤穂 あこう 藩 はん ]][[
家老 がろう ]]
時代 じだい 、
仕事 しごと をしないことからこう
呼 よ ばれたという。
⚫
*
'''たんころりんの
夕涼 ゆうすず み
''' -
愛知 あいち 県 けん 豊田 とよだ 市 し [[
足助 あすけ 町 まち (
豊田 とよだ 市 し )|
足助 あすけ ]]で
行 おこな われる
祭 まつり 。「たんころりん」は、
竹 たけ かごと
和紙 わし で
作 つく った
円筒 えんとう 形 がた の
行灯 あんどん の
地元 じもと での
呼 よ び
名 な 。
⚫
*
'''昼行灯 ひるあんどん ''' -
日 にち 中 ちゅう に
火 ひ のついた
行灯 あんどん を
見 み るように、
点灯 てんとう しているのかどうかよくわからない、
存在 そんざい 感 かん がなく、ぼんやりした
人 ひと 。また、
役 やく にたない
人 ひと <ref>
三省堂 さんせいどう 大辞林 だいじりん </ref>。[[
大石 おおいし 良雄 よしお |
大石 おおいし 内蔵助 くらのすけ ]]が[[
赤穂 あこう 藩 はん ]][[
家老 がろう ]]
時代 じだい 、
仕事 しごと をしないことからこう
呼 よ ばれたという。
⚫
*
'''行灯 あんどん 看板 かんばん ''' - [[アクリル]]や[[ガラス]]
製 せい [[
看板 かんばん ]]で、
内側 うちがわ から
電球 でんきゅう や
蛍光 けいこう 灯 とう で
照 て らすもの。
⚫
*
'''行灯 あんどん 凧 だこ ''' -
四角形 しかっけい の
枠 わく に
紙 かみ を
張 は った[[
凧 たこ ]]。
⚫
*
'''[[アンドンクラゲ]]
''' -
3センチ程 ほど のほぼ立方体 りっぽうたい のかさを持 も つ[[
箱 はこ 虫 ちゅう 綱 つな ]]に
属 ぞく する[[クラゲ]]。
有毒 ゆうどく で
、刺 さ される
被害 ひがい がよく
発生 はっせい する。
* タクシーや観光 かんこう バスの[[社名 しゃめい 表示 ひょうじ 灯 とう ]]や[[消防車 しょうぼうしゃ ]]の所属 しょぞく 表示 ひょうじ 灯 とう は、通称 つうしょう で行灯 あんどん と呼 よ ばれる。
⚫
* [[ホンダ・スーパーカブ]]
や[[スズキ・バーディー]]など
の[[ビジネスバイク]]のうち、[[1990
年代 ねんだい ]]
以前 いぜん のモデルには[[
前 ぜん 照 あきら 灯 とう |ヘッドライト]]
直下 ちょっか の[[ステム (
自転車 じてんしゃ )|ステム]]
付近 ふきん に1
灯 とう のスモールランプ(ポジションランプ)が
配 はい 置 おけ されており、こうしたモデル
を通称 つうしょう して行灯 あんどん カブ
等 ひとし と
呼 よび ぶ。
⚫
*
舞台 ぶたい やテレビ・
映画 えいが のセットの
内 うち 、
箱 はこ 形 がた (
見 み えない
側 がわ の
ふたは
作 つく らない
事 こと もある)で
中 なか に
照明 しょうめい 器具 きぐ を
入 い れる
構造 こうぞう の
物 もの を
大小 だいしょう を
問 と わず
一般 いっぱん に「行灯 あんどん 造 づく り」と言 げん う
。日常 にちじょう 的 てき には省 しょう 略 りゃく して「
行灯 あんどん 」と
呼 よび ぶ。
== 脚注 きゃくちゅう ==
== 脚注 きゃくちゅう ==
{{脚注 きゃくちゅう ヘルプ}}
{{脚注 きゃくちゅう ヘルプ}}
{{Reflist}}
{{Reflist}}
== 関連 かんれん 項目 こうもく ==
== 関連 かんれん 項目 こうもく ==
{{Commonscat}}
{{Commonscat}}
{{Wiktionary|あんどん|行灯 あんどん }}
{{Wiktionary|あんどん|行灯 あんどん }}
* [[京都 きょうと ・東山 ひがしやま 花 はな 灯 ひ 路 みち ]]
* [[行 くだり 灯 ひ 皿 さら ]]
* [[京都 きょうと ・嵐山 あらしやま 花 はな 灯 とう 路 ろ ]]
* [[提灯 ちょうちん ]](ちょうちん)
* [[提灯 ちょうちん ]](ちょうちん)
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この項目 こうもく では、照明 しょうめい 器具 きぐ について説明 せつめい しています。
灯火 ともしび を用 もち いた工場 こうじょう の安全 あんぜん システムについては「アンドン 」をご覧 らん ください。
タクシー・貸切 かしきり バスの社名 しゃめい 表示 ひょうじ 灯 とう については「社名 しゃめい 表示 ひょうじ 灯 とう 」をご覧 らん ください。
行灯 あんどん 、行燈 あんどん (あんどん)は照明 しょうめい 器具 きぐ の一 ひと つ。ろうそく や油脂 ゆし を燃料 ねんりょう とした炎 ほのお を光源 こうげん とする。持 も ち運 はこ ぶもの、室内 しつない に置 お くもの、壁 かべ に掛 か けるものなど様々 さまざま な種類 しゅるい がある。もともとは持 も ち運 はこ ぶものだったため「行灯 あんどん 」の字 じ が当 あ てられ、これを唐音 とういん 読 よ みして「あんどん」となった。携行 けいこう 用 よう は後 のち に提灯 ちょうちん に取 と って代 か わられたため、据付 すえつけ 型 がた が主流 しゅりゅう となった。
概要 がいよう
行灯 あんどん を開 ひら き、火皿 ひざら が見 み える状態 じょうたい (写真 しゃしん 右 みぎ )
行灯 あんどん が普及 ふきゅう したのは江戸 えど 時代 じだい である。それ以前 いぜん は、台 たい の上 うえ に火皿 ひざら を乗 の せただけで風 ふう 覆 おお いのない灯明 とうみょう 皿 さら が用 もち いられていた。
行灯 あんどん は、風 かざ よけの覆 おお いで火皿 ひざら を覆 おお った構造 こうぞう である。竹 たけ 、木 き 、金属 きんぞく などで作 つく られた枠 わく に和紙 わし を張 は った風 かざ よけの覆 おお いで四方 しほう を囲 かこ った空間 くうかん に、燃料 ねんりょう となる油脂 ゆし を注 そそ いだ火皿 ひざら を置 お き、木綿 こわた やイグサ などの灯心 とうしん に点火 てんか して使用 しよう する。
燃料 ねんりょう の油脂 ゆし には菜種油 なたねあぶら や魚油 ぎょゆ などが用 もち いられ、魚油 ぎょゆ は安価 あんか だが燃 も やせば煙 けむり や悪臭 あくしゅう が発生 はっせい する欠点 けってん がある。「化 ば け猫 ねこ が行灯 あんどん の油 あぶら をなめる」という伝説 でんせつ は、行灯 あんどん の燃料 ねんりょう に魚油 ぎょゆ が使 つか われていたことに由来 ゆらい すると考 かんが えられる[ 1] 。
明治 めいじ 時代 じだい に入 はい ると石油 せきゆ ランプ が普及 ふきゅう し始 はじ め、菜種油 なたねあぶら の行燈 あんどん は姿 すがた を消 け していったが、地方 ちほう では使用 しよう される例 れい もあった。富山 とやま 県 けん の農村 のうそん 部 ぶ では明治 めいじ 20年代 ねんだい から30年代 ねんだい まで利用 りよう されていたとされる[ 2] 。また、新美 にいみ 南吉 なんきち の童話 どうわ 『おじいさんのランプ 』では、日 にち 露 ろ 戦争 せんそう の頃 ころ (1904年 ねん )の愛知 あいち 県 けん 半田 はんだ 市 し 付近 ふきん の農村 のうそん の生活 せいかつ を「夜 よる は明 あ かりなしの家 いえ が多 おお かった。少 すこ しぜいたくな家 いえ では、お嫁 よめ さんが嫁入 よめい り道具 どうぐ に持 も ってきた行灯 あんどん を灯 とも した」と描写 びょうしゃ している。
21世紀 せいき 以降 いこう の現在 げんざい でも和風 わふう 旅館 りょかん などでインテリア として見 み かけるが、防災 ぼうさい 上 じょう および実用 じつよう 上 じょう の観点 かんてん から、光源 こうげん として電球 でんきゅう やLED電球 でんきゅう を使用 しよう した行灯 あんどん 型 がた の電気 でんき スタンド となっている。
行灯 あんどん の種類 しゅるい
電球 でんきゅう を使用 しよう した置 おけ 行灯 あんどん
置 おけ 行灯 あんどん (おきあんどん)
最 もっと も一般 いっぱん 的 てき な室内 しつない 型 がた 。多 おお くは縦長 たてなが の箱 はこ 型 がた をしており、内部 ないぶ には灯明 とうみょう をおく台 だい 、上部 じょうぶ には持 も ち運 はこ び用 よう の取 と っ手 て が付 つ いている。下部 かぶ に引 ひ き出 だ しなどを備 そな えたものもあり、灯心 とうしん 、蝋燭 ろうそく などを収納 しゅうのう した。小型 こがた のものは雪洞 せつどう (ぼんぼり・せっとう)とも呼 よ ばれる。
掛 かけ 行灯 あんどん (かけあんどん)
店 みせ の軒先 のきさき などに掛 か け、屋号 やごう や商品 しょうひん 名 めい を書 か いて看板 かんばん としたもの。夜間 やかん も店 みせ を開 あ けている飲食 いんしょく 店 てん などに多 おお かった。
遠 とお 州 しゅう 行灯 あんどん (えんしゅうあんどん)
置 おけ 行灯 あんどん の一種 いっしゅ 。円筒 えんとう 形 がた をしているが完全 かんぜん に囲 かこ わず、一部 いちぶ が空 あ いている。ここから点火 てんか ・消火 しょうか の操作 そうさ を行 おこな ったり、行灯 あんどん 自体 じたい を回 まわ して光量 ひかりりょう の調節 ちょうせつ ができる。一説 いっせつ には小堀 こぼり 遠 とお 州 しゅう の発明 はつめい による名称 めいしょう ともされる。
有明行灯 ありあけあんどん (ありあけあんどん)
小型 こがた の行灯 あんどん で、就寝 しゅうしん 時 じ に枕元 まくらもと に置 お いて使用 しよう し、用 よう を足 た しに立 た ったり突発 とっぱつ 的 てき な事態 じたい が発生 はっせい した時 とき に即応 そくおう できるよう使用 しよう する。窓 まど が付 つ いており光量 ひかりりょう を調節 ちょうせつ できるものが多 おお かった。名前 なまえ は「夜 よる が明 あ けてもまだ点 つ いている」様 さま を有明 ありあけ の月 つき になぞらえたもの。
書見 しょけん 行灯 あんどん (しょけんあんどん)
外装 がいそう の一部 いちぶ を丸 まる く抜 ぬ き、そこにガラス またはレンズ を嵌 は めてあるもので、書物 しょもつ をより明 あか るく見 み るのに適 てき した構造 こうぞう になっている。
八 はち 間 あいだ 行灯 あんどん (はちけんあんどん)
略 りゃく して「八 はち 間 あいだ 」とも。平 ひら たく大型 おおがた で天井 てんじょう から吊 つ り下 さ げるもので、湯屋 ゆや ・寄席 よせ ・居酒屋 いざかや など人 ひと の集 あつ まる場所 ばしょ で、部屋 へや 全体 ぜんたい を明 あか るく照 て らした。
辻 つじ 行灯 あんどん (つじあんどん)
辻番 つじばん 所 しょ などの前 まえ の街路 がいろ に立 た てられた行灯 あんどん 。現代 げんだい の街灯 がいとう の前身 ぜんしん のようなもので、それに比 くら べるとかなり暗 くら かったが、当時 とうじ としては一定 いってい の防犯 ぼうはん 効果 こうか があった。
行灯 あんどん から派生 はせい した事項 じこう
祭 まつり ・イベント
夜 よる 高 だか 行燈 あんどん と呼 よ ばれる巨大 きょだい な行燈 あんどん 。写真 しゃしん は砺波 となみ 夜 よる 高 だか 祭 まつ り
照明 しょうめい に関 かん する事物 じぶつ
アンドン - 工場 こうじょう や生産 せいさん 現場 げんば において各所 かくしょ に表示 ひょうじ ランプ が付 つ いていることがあり、これもアンドンと呼 よ ぶ。これは何 なに か異常 いじょう が発生 はっせい した際 さい 、作業 さぎょう 者 しゃ がスイッチ を押 お すとその現場 げんば のランプが点灯 てんとう し、同時 どうじ にモニタリングルームの表示 ひょうじ 板 ばん も点灯 てんとう 、管理 かんり 責任 せきにん 者 しゃ が速 すみ やかに現場 げんば に駆 か けつけることができるシステム である。様々 さまざま なタイプがあるが、一 いち 例 れい としては上 うえ から順 じゅん に緑 みどり 、黄 き 、赤 あか のランプが縦 たて に積 つ み重 かさ なったものがあり、緑 みどり は異常 いじょう なし、黄 き は責任 せきにん 者 しゃ を呼 よ ぶ事態 じたい 発生 はっせい 、赤 あか は責任 せきにん 者 しゃ 要請 ようせい に加 くわ えてライン ストップ、を意味 いみ する。詳細 しょうさい は当該 とうがい 記事 きじ を参照 さんしょう 。
社名 しゃめい 表示 ひょうじ 灯 とう - タクシー の屋根 やね 上 じょう や貸切 かしきり バス (観光 かんこう バス )の前面 ぜんめん に設置 せっち される表示 ひょうじ 灯 とう 。俗 ぞく に「行灯 あんどん 」と呼 よ ばれる。日本 にっぽん のタクシー#車内 しゃない 装備 そうび も参照 さんしょう 。
消防車 しょうぼうしゃ に設置 せっち される「所属 しょぞく 表示 ひょうじ 灯 とう 」も同様 どうよう に、俗 ぞく に「行灯 あんどん 」と呼 よ ばれる。
行灯 あんどん 看板 かんばん (あんどんかんばん) - アクリル やガラス 製 せい 看板 かんばん で、内側 うちがわ から電球 でんきゅう や蛍光 けいこう 灯 とう で照 て らすもの。
行灯 あんどん 造 づく り - 舞台 ぶたい やテレビ・映画 えいが のセットのうち、箱 はこ 形 がた (見 み えない側 がわ の蓋 ぶた は作 つく らないこともある)で、中 なか に照明 しょうめい 器具 きぐ を入 い れる構造 こうぞう のものを、大小 だいしょう を問 と わずこう呼 よ び、略 りゃく して「行灯 あんどん 」と呼 よ ばれる。
ビジネスバイク(ホンダ・スーパーカブ 、スズキ・バーディー など)のうち、1990年代 ねんだい 以前 いぜん のモデルにはヘッドライト 直下 ちょっか のステム 付近 ふきん に1灯 とう のスモールランプ(ポジションランプ)が設置 せっち されており、こうしたモデルは俗 ぞく に「行灯 あんどん カブ」と呼 よ ばれる。
形状 けいじょう 等 とう から例 たと えられる事物 じぶつ
脚注 きゃくちゅう
関連 かんれん 項目 こうもく
ウィキメディア・コモンズには、
行灯 あんどん に
関連 かんれん するカテゴリがあります。