寧やすし夏なつ等とう処しょ行ゆき中書ちゅうしょ省しょう

寧やすし夏なつ等とう処しょ行ゆき中書ちゅうしょ省しょう（ねいかとうしょ-こうちゅうしょしょう、以下いか寧やすし夏なつ行こう省しょうと略称りゃくしょうする）は元もとが設置せっちした行くだり中書ちゅうしょ省しょう。

1227年ねん、元朝がんちょうが西にし夏なつを滅亡めつぼうさせると、まもなく元朝がんちょうは西にし夏なつの故こ地ちに寧やすし夏なつ行こう省しょうを設置せっち、西にし夏なつの中興なかおき府ふを寧やすし夏なつ路ろと改あらためた。1287年ねん（至いたり元もと24年ねん）、寧やすし夏なつ行こう省しょうは甘粛かんせい行ゆき省しょうに編入へんにゅうされ、寧やすし夏なつ路ろは寧やすし夏なつ府ふ路ろと改称かいしょうされた。

1282年ねん（至いたり元もと31年ねん）、甘粛かんせい行ゆき省しょうより寧やすし夏なつ行こう省しょうが再ふたたび分割ぶんかつされたが、1295年ねん（元げん貞さだ元年がんねん）に寧やすし夏なつ行こう省しょうは甘粛かんせい行ゆき省しょうに再度さいど編入へんにゅうされた。