(Translated by https://www.hiragana.jp/)
アシェル - Wikipedia コンテンツにスキップ

アシェル

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

アシェルヘブライ: אָשֵׁר‎;ラテン文字もじ転写てんしゃAsher)は、『旧約きゅうやく聖書せいしょ』の『創世そうせい』に登場とうじょうする人物じんぶつヤコブだい8で、レアおんな奴隷どれいジルパんだだい2番目ばんめ子供こどもであり、アシェルぞくヘブライじん男性だんせい名前なまえで「幸福こうふくな」「祝福しゅくふくされた」という意味いみがある。『新約しんやく聖書せいしょ』では「アスェル」になっている。

のちに、4なん1じょをもうけて、ヤコブの臨終りんじゅうさい祝福しゅくふくのことばによってアシェルぞく繁栄はんえい予告よこくされた[1]

アシェルぞく

[編集へんしゅう]

アシェルぞくは、アシェルの5にん子供こどもたちとする、イムナぞく、イシュビぞく、ベリアぞく、ヘベルぞく、マルキエルぞくの5氏族しぞくから構成こうせいされていた。アシェルぞくモーセから祝福しゅくふくけて、ガリラヤ山地さんち西にし斜面しゃめんから西にしかって地中海ちちゅうかいたっし、みなみカルメルさんいただきからきたツロシドン付近ふきんおよ平地ひらちてられた。

ひがしは、ゼブルンぞくナフタリぞく相続そうぞくで、みなみマナセぞく相続そうぞくめんしていた。

アシェルぞくは、地中海ちちゅうかい沿岸えんがんしょ都市としのほとんどから民族みんぞく追放ついほうすることができなかった。

デボラたすけなかったが、ギデオン陣営じんえいには参加さんかした。ダビデおう時代じだいには兵士へいし派遣はけんして、ソロモン時代じだいにも行政ぎょうせいひとつになっていた。王国おうこく分裂ぶんれつさいには、きたイスラエル王国おうこく創始そうししゃヤロブアム1せいしたがった。

ぜん722ねんきたイスラエル王国おうこく滅亡めつぼうヒゼキヤおう時代じだいに、エルサレム神殿しんでんでのえつまつりにアシェルぞく代表だいひょう参加さんかしている。

新約しんやく時代じだい、アシェルぞく出身しゅっしんおんな預言よげんしゃアンナ幼子おさなごイエス・キリストよろこんだ。

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]
  1. ^ 創世そうせい』 49しょう20せつ

参考さんこう文献ぶんけん

[編集へんしゅう]