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コロラドきゅう戦艦せんかん

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コロラドきゅう戦艦せんかん
メリーランド
メリーランド
基本きほん情報じょうほう
かんしゅ 戦艦せんかん
命名めいめい基準きじゅん 地名ちめい
まえきゅう テネシーきゅう戦艦せんかん
つぎきゅう サウスダコタきゅう戦艦せんかん
要目ようもく
常備じょうび排水はいすいりょう 32,600 トン
全長ぜんちょう 624 ft 3 in (190.2 m)
水線すいせんちょう 600 ft (182.9 m)
はば 97 ft 4 in (29.7 m)
吃水きっすい 38 ft (11.6 m)
機関きかん方式ほうしき バブコック・アンド・ウィルコックスしき重油じゅうゆせんしょうみずかんかん8
ウエスチングハウスしき(「バージニア」はGEしきタービン発電はつでん・ターボ・エレクトリック44じく推進すいしん
出力しゅつりょく 28,900 shp(22 MW)
最大さいだい速力そくりょく 21.0 ノット(39 km/h
航続こうぞく距離きょり 8,000 うみさと
就役しゅうえき・10ノット(18 km/h)
12,100 海里かいり
(1945ねん・15ノット(28 km/h)[1]
燃料ねんりょう 重油じゅうゆ:1,900 トン(常備じょうび)、4,570 トン(満載まんさい
乗員じょういん 士官しかん:58~62めい
下士官かしかん:1,022 めい
へいそう 就航しゅうこう 40.6cm(45口径こうけい連装れんそうほう4
12.7cm(51口径こうけいたんそう速射そくしゃほう12(「メリーランド」は14
7.6cm(50口径こうけいたんそう高角こうかくほう4
53.3cm水中すいちゅう魚雷ぎょらい発射はっしゃかんたんそう2
コロラド、1941ねん 40.6cm(45口径こうけい連装れんそうほう4
12.7cm(51口径こうけいたんそう速射そくしゃほう10
12.7cm(25口径こうけいたんそう高角こうかくほう8
2.8cm(75口径こうけいよん連装れんそう機関きかんほう4
エリコン 2cm(76口径こうけいたんそう機銃きじゅう14ちょう
12.7mm(90口径こうけいたんそう機銃きじゅう8ちょう
ウエスト・バージニア、1944ねん 40.6cm(45口径こうけい連装れんそうほう4
12.7cm(38口径こうけい連装れんそう高角こうかくほう8
ボフォース 4cm(56口径こうけいよん連装れんそう機関きかんほう10
エリコン 2cm(76口径こうけいたんそう機銃きじゅう50ちょう
装甲そうこう 舷側げんそく:203~343mm(水線すいせん
甲板かんぱん:89mm(しゅ甲板かんぱん)、38mm(しも甲板かんぱん
主砲しゅほうとう:457mm(ぜんたて)、254mm(がわたて)、127mm(天蓋てんがい)、229mm(こうたて
主砲しゅほうバーベット:320mm(さいあつ
ふくほうケースメイト:なし
司令塔しれいとう:406mm(がわたて)、203mm(天蓋てんがい
ちゅう部分ぶぶんコロラド性能せいのう記述きじゅつ
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コロラドきゅう戦艦せんかん (コロラドきゅうせんかん:Colorado-class battleships) または、メリーランドきゅう戦艦せんかん (メリーランドきゅうせんかん:Maryland-class battleships) は、アメリカ海軍かいぐん就役しゅうえきさせた超弩級ちょうどきゅう戦艦せんかんかんきゅうである[2]ワシントン会議かいぎまえ建造けんぞうされた、最後さいご標準ひょうじゅんがた戦艦せんかんである。4せき建造けんぞうされ、2ばんかんメリーランド」が軍縮ぐんしゅく会議かいぎまえの1921ねん7がつ就役しゅうえきした。1ばんかんコロラド」、4ばんかんウェストバージニア」は、日本にっぽん海軍かいぐん戦艦せんかん陸奥みちのく存続そんぞくえに建造けんぞうつづけられた[3]。3ばんかんワシントン」はワシントン海軍かいぐん軍縮ぐんしゅく条約じょうやく建造けんぞう中止ちゅうしとなり[4]最終さいしゅうてきに3せき(コロラド、メリーランド、ウェストバージニア)が竣工しゅんこうした[注釈ちゅうしゃく 1]主砲しゅほう連装れんそう装備そうびした、最後さいごのアメリカ戦艦せんかんである。

概要がいよう

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まえきゅうじゅん同型どうけいかん[6]であるテネシーきゅう戦艦せんかん「テネシー」

コロラドきゅう戦艦せんかん(メリーランドきゅう戦艦せんかん)は[7]基本きほんてきにはまえきゅうテネシーきゅう戦艦せんかん改良かいりょうがたである[6]。1917ねん海軍かいぐん整備せいび計画けいかくにおいて建造けんぞうされた。元々もともと14インチ(35.6cm)3連装れんそう砲塔ほうとう4搭載とうさいする予定よていだったが、大日本帝国だいにっぽんていこく海軍かいぐんはちはち艦隊かんたい計画けいかくし、その1番手ばんてとして16インチほう搭載とうさい戦艦せんかんである長門ながとがた戦艦せんかん建造けんぞうすることが判明はんめいする[4]。さらにイギリス海軍かいぐん計画けいかくしていたG3がたじゅんよう戦艦せんかんは16インチほうを、N3がた戦艦せんかんいたっては18インチほう(46cmほう)を搭載とうさい予定よていであった。これらの新型しんがた戦艦せんかん対抗たいこうするため、テネシーきゅうしゅ武装ぶそうを40.6cm連装れんそう砲塔ほうとう変更へんこうしたのがほんきゅうである。そのため装甲そうこうなどはたい35.6cmほうレベルのままであった。つぎきゅうサウスダコタきゅう戦艦せんかん50口径こうけい16インチほうと16インチほう対応たいおう防御ぼうぎょりょくそなえたしん設計せっけいとなったが、やはりN3がた戦艦せんかんには見劣みおとりした。

ただしじゅん同型どうけいかんであるテネシーきゅう同等どうとうたい35.6cmほうレベルの装甲そうこうであっても、ニューメキシコきゅう以前いぜんのアメリカ標準ひょうじゅんがた戦艦せんかんよりは強力きょうりょくである。アメリカ海軍かいぐんは、保有ほゆう戦艦せんかんなかとく防御ぼうぎょりょくすぐれたテネシーきゅう2せきテネシーカリフォルニア[8][注釈ちゅうしゃく 2]ほんきゅう3せきをあわせ5せきを「ビッグ・ファイブ」としょうした[6]

だいいち世界せかい大戦たいせんなかに4せき計画けいかく検討けんとうされたクラスであり、大戦たいせん終結しゅうけつの1920ねん3がつに2ばんかん「メリーランド」(USS Maryland, BB-46) が進水しんすい[9]、1921ねん7がつ就役しゅうえきした。同年どうねん11がつから開催かいさいされたワシントン会議かいぎにより、1922ねん2がつ6にちワシントン海軍かいぐん軍縮ぐんしゅく条約じょうやく締結ていけつされた[10]。この会議かいぎ日本にっぽん海軍かいぐん完成かんせいさせた長門ながとがた戦艦せんかん2ばんかん陸奥みちのく(1921ねん11月、竣工しゅんこう)の保有ほゆう是非ぜひめぐって激論げきろんとなり[11]最終さいしゅうてきにアメリカはウェストバージニアきゅう戦艦せんかん2せき(ウェスト・バージニア、コロラド)の建造けんぞう続行ぞっこう、イギリスはネルソンきゅう戦艦せんかん2せき建造けんぞう権利けんり獲得かくとくした[12][注釈ちゅうしゃく 3]。 その代償だいしょうとして各国かっこくとも戦艦せんかん複数ふくすうせき廃棄はいき決定けってい[10]、アメリカはデラウェアきゅう戦艦せんかんデラウェア (USS Delaware, BB-28) とノースダコタ (USS North Dakota, BB-29) を退役たいえきさせた[11][注釈ちゅうしゃく 4][注釈ちゅうしゃく 5]。 また軍縮ぐんしゅく条約じょうやくにより、ほんきゅう3ばんかんワシントン」(USS Washington, BB-47) が完成かんせい直前ちょくぜん廃棄はいき対象たいしょうとなり[6]標的ひょうてきかんとして処分しょぶんされた。

なお2ばんかん「メリーランド」(USS Maryland, BB-46) の建造けんぞう起工きこう進水しんすい就役しゅうえき)がネームシップの「コロラド」(USS Colorado, BB-45) よりも1ねんから2ねんほどはやかったために[注釈ちゅうしゃく 6]、メリーランドきゅう呼称こしょうすることもある[注釈ちゅうしゃく 7]

かんがたについて

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就役しゅうえきからだいいち大戦たいせん

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ほんきゅう初期しょき設計せっけい
1930ねんごろられた「コロラド」。

コロラドきゅう船体せんたい形状けいじょうまえきゅうつづちょう船首せんしゅろうがた船体せんたいである。するど前方ぜんぽう傾斜けいしゃしたクリッパーがたかんくびからかんくび甲板かんぱんじょうに「Mark 1 1921ねんがた 40.6cm(45口径こうけいほう」を連装れんそう砲塔ほうとうおさめ、1・2ばん主砲しゅほうとう背負せおしきで2、2ばん主砲しゅほうとう基部きぶから甲板かんぱんよりも一段いちだんたか艦上かんじょう構造こうぞうぶつはじまり、そのうえ司令塔しれいとうつ。司令塔しれいとう背後はいごからはこがた艦橋かんきょう船橋ふなばし(ブリッジ)接続せつぞくさせていた。艦橋かんきょう基部きぶとして当時とうじのアメリカ海軍かいぐん大型おおがたかん特色とくしょくであるかごじょう前部ぜんぶマストつ。前部ぜんぶマストの下部かぶ航海こうかい艦橋かんきょういただき上部じょうぶ露天ろてん見張みはしょつ。

船体せんたい中央ちゅうおうに2ほん煙突えんとつち、その周囲しゅうい艦載かんさいていとなっており、1ばん煙突えんとつ側面そくめんかたふなばたに1ずつ探照灯たんしょうとうだい基部きぶとするクレーン2により運用うんようされた。2ばん煙突えんとつ後方こうほう船首せんしゅろう終了しゅうりょうし、そこから甲板かんぱんいちだんぶんがってかごじょう後部こうぶマストと3ばん・4ばん主砲しゅほうとううしきに背負せおしき配置はいちで2配置はいちされていた。

コロラドきゅうふくほうである「12.7cmせんちめーとる(51口径こうけい速射そくしゃほう」は2ばん主砲しゅほうとう後方こうほう上部じょうぶ構造こうぞう物上ぶつじょうたんそうほうかたふなばた1ずつ2と、船体せんたい中央ちゅうおうにケースメイト(ほうかく配置はいち放射状ほうしゃじょうたんそうで5けい12搭載とうさいしていた。

だい世界せかい大戦たいせん

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「コロラド」は大戦たいせんまえの1941ねんなつよりオーバーホールと改装かいそうおこない、艦橋かんきょう構造こうぞう一部いちぶ改正かいせいし、前部ぜんぶマストのいただき上部じょうぶ網状もうじょうのレーダーアンテナを設置せっちした。またかごじょう後部こうぶマストを撤去てっきょし、あらたにとうがた後部こうぶ艦橋かんきょうもうけられた。「メリーランド」と「ウェストバージニア」は真珠湾しんじゅわん攻撃こうげきにより損傷そんしょうし、「メリーランド」は修理しゅうりさいして「コロラド」にじゅんじた改装かいそうけた。一方いっぽう大破たいはそこした「ウエスト・バージニア」は浮揚ふようされたのちだい改装かいそうおこない、改装かいそうまえ上部じょうぶ構造こうぞうぶつ撤去てっきょして上部じょうぶ構造こうぞうぶつ新設しんせつし、サウス・ダコタきゅう近似きんじしたとうがた艦橋かんきょうに1ほん煙突えんとつ後部こうぶマストをもつ外観がいかんとなった。

3せきとも改装かいそうさいふく武装ぶそう対空たいくう火器かき一新いっしんほうかくしき舷側げんそくたんそうふくほう全廃ぜんぱい(「メリーランド」をのぞく)、旧来きゅうらい対空たいくう火器かきを12.7cm(38口径こうけい連装れんそう両用りょうようほうやボフォース 40mm(56口径こうけい)4連装れんそう機関きかんほう、MK.V(エリコンSS) 20mm たんそう機関きかんほうといった新型しんがた対空たいくう火器かき更新こうしんしている。

へいそう

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主砲しゅほう

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1920ねんごろの「メリーランド」の主砲しゅほう訓練くんれん写真しゃしん

コロラドきゅう主砲しゅほうしん開発かいはつのMark 1 1921ねんがた 40.6cm(45口径こうけいほう採用さいようしている。これをしん設計せっけい連装れんそう砲塔ほうとうおさめた。その性能せいのうは「テネシーきゅう」の35.6cm砲弾ほうだんよりもやく4わりしの重量じゅうりょう957.1kgの主砲しゅほうだん最大さいだい仰角ぎょうかく30射距離しゃきょり31,360mまでとどかせることができる性能せいのうで、射距離しゃきょり14,630mで舷側げんそく装甲そうこう376mmを、射距離しゃきょり18,290mで292mmを貫通かんつうできる性能せいのうであった。装填そうてん機構きこう固定こてい角度かくど装填そうてん仰角ぎょうかく1装填そうてん発射はっしゃ速度そくどまいぶん1.5はつであった。砲身ほうしん仰角ぎょうかくは30俯角ふかく4動力どうりょく電動でんどうモーターによる駆動くどうであり補助ほじょ人力じんりき必要ひつようとした。旋回せんかい角度かくど左右さゆう150旋回せんかいかく可能かのうであった。

損傷そんしょう修理しゅうりの「ウエスト・バージニア」の写真しゃしん

だい2大戦たいせん損傷そんしょう修理しゅうり新型しんがた砲塔ほうとうのMark 5&8 1938ねんがた 40.6cm(45口径こうけいほう更新こうしんされた。その性能せいのう重量じゅうりょう1,016kgの主砲しゅほうだん最大さいだい仰角ぎょうかく30射距離しゃきょり31,910mまでとどかせることができる性能せいのうで、射距離しゃきょり15,360mで舷側げんそく装甲そうこう457mmを、射距離しゃきょり22,400mで356mmを貫通かんつうでき、射程しゃてい20,120mで甲板かんぱん装甲そうこう102mmを、射程しゃてい31,550mで甲板かんぱん203mmを貫通かんつうできる性能せいのうであった。装填そうてん機構きこう固定こてい角度かくど装填そうてん仰角ぎょうかく1装填そうてん発射はっしゃ速度そくどまいぶん1.5はつであった。砲身ほうしん仰角ぎょうかくは30俯角ふかく4動力どうりょく電動でんどうモーターによる駆動くどうであり補助ほじょ人力じんりき必要ひつようとした。旋回せんかい角度かくど左右さゆう150旋回せんかいかく可能かのうであった。

ふくほう、その武装ぶそうとう

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ふくほうまえきゅうつづきMarks 7 1910ねんがた 12.7cm(51口径こうけい速射そくしゃほう採用さいようした。その性能せいのう重量じゅうりょう22.7 kgの砲弾ほうだん最大さいだい仰角ぎょうかく15では射程しゃてい14,490 mまでとどかせられるこのほう舷側げんそくケースメイトで18ずつ、甲板かんぱんじょう露天ろてんで4けい14搭載とうさいした。ほう俯仰ふぎょう能力のうりょく仰角ぎょうかく20俯角ふかく15である、旋回せんかい角度かくど露天ろてんで300、ケースメイトで最大さいだい150旋回せんかい角度かくどつが実際じっさい上部じょうぶ構造こうぞうぶつによりかい制限せいげんけた。砲身ほうしん俯仰ふぎょう砲塔ほうとう旋回せんかい砲弾ほうだんあげだん装填そうてんおも人力じんりき必要ひつようとした。発射はっしゃ速度そくどまえがたまいぶん6はつからまいぶん8~9はつへと向上こうじょうした。

対空たいくう火器かきとして1914ねんがた 7.62cm(50口径こうけい高角こうかくほう搭載とうさいされた。その性能せいのう重量じゅうりょう5.9 kgの砲弾ほうだん最大さいだい仰角ぎょうかく85では射程しゃてい9,270 mまでとどかせられる。このほうたんそうほうでメリーランドは4、コロラド以後いごは8搭載とうさいした。ほう俯仰ふぎょう能力のうりょく仰角ぎょうかく85俯角ふかく15である、旋回せんかい角度かくど露天ろてんで360旋回せんかい角度かくどつが、ケースメイトでは旋回せんかいかく制限せいげんがあった。砲身ほうしん俯仰ふぎょう砲塔ほうとう旋回せんかい砲弾ほうだんあげだん装填そうてんおも人力じんりき必要ひつようとした。発射はっしゃ速度そくどまいぶん15~20はつである。

そのたいかんように53.3cm魚雷ぎょらい発射はっしゃかん水線すいせんに2もん装備そうびした。

就役しゅうえき武装ぶそう変換へんかん

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高角こうかくほうは1928ねんから1930ねんにかけて、12.7cm25口径こうけいたんそう高角こうかくほうへと交換こうかんされた。同時どうじ対空たいくう機銃きじゅうとして12.7mmたんそう機銃きじゅう8ちょう搭載とうさいした。 主砲しゅほう関連かんれん装備そうびおおきな変更へんこうはないが、1928ねんちょう重砲じゅうほうだん(Super Heavy Shell)がアメリカ海軍かいぐん採用さいようされたのにともなって1935ねんから順次じゅんじあげだん機構きこうなどの改修かいしゅうおこなわれている。[15]

1924ねんにサンディエゴ付近ふきん撮影さつえいされた「コロラド」

航空こうくうへいそう追加ついかおおきなてんである。学研がっけんの『アメリカの戦艦せんかん』によれば、1921ねん就役しゅうえきした「メリーランド」は当初とうしょ航空こうくうへいそう搭載とうさいしておらず、1922ねん5がつ22にち艤装ぎそうちゅうの「コロラド」に圧縮あっしゅく空気くうきしきカタパルトがべい戦艦せんかんはじめて搭載とうさいされた。そのカタパルトの普及ふきゅうすすみ、コロラドきゅうかくかんは1926ねんまでに火薬かやくしきカタパルトの搭載とうさい改修かいしゅう完了かんりょうした。「コロラド」においては当初とうしょかんに1のみ搭載とうさいされていたカタパルトであったが、1925ねん火薬かやくしきカタパルトに交換こうかんするとともに、だいさん砲塔ほうとうじょうに1追加ついかされ、結果けっかてきにコロラドきゅうぜんかん合計ごうけい2のカタパルトと2か3水上すいじょう搭載とうさいするようになった。

ただし、1924ねん10がつのものとされるみぎかかげた写真しゃしんではかんのカタパルトが撤去てっきょされており、1925ねん改装かいそうまえ圧縮あっしゅく空気くうきしきのカタパルトはすでになかった可能かのうせいもある。

機関きかん

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写真しゃしんは1930年代ねんだいの「ウエスト・バージニア」の写真しゃしん
「ワシントン」の推進すいしん

この時代じだいのアメリカはタービン機関きかん開発かいはつおくれており、低速ていそく燃料ねんりょう消費しょうひ問題もんだいがあった。これを改善かいぜんすべくゼネラル・エレクトリック(GE)しゃ独自どくじターボ発電はつでん推進すいしん開発かいはつしていた。この形式けいしき利点りてんはタービン機関きかん簡素かんそ可能かのうで、直結ちょっけつタービンの欠点けってんである低速ていそく燃費ねんぴ悪化あっかすくない利点りてんがあった。また防御ぼうぎょじょう利点りてんではボイラーしつ推進すいしん機関きかん構成こうせい自由じゆうたかかった。ただし、万能ばんのうわけではなく、動力どうりょく伝達でんたつロスがタービン機関きかんやく5ばい、また発電はつでん電動でんどうモーター小型こがたむずかしく、製造せいぞうコストもたかいという問題もんだいてんもあった。このため、かず必要ひつようとする駆逐くちくかんかんがたちいさい巡洋艦じゅんようかんには採用さいようされず、戦艦せんかんおも採用さいようされた。軍艦ぐんかん電気でんき設備せつび増加ぞうか艦内かんない空調くうちょう強化きょうか真水しみず製造せいぞう食料しょくりょう保存ほぞんよう冷蔵庫れいぞうこなど、電気でんきかせない時代じだいにあって、コロラドきゅう採用さいようしたターボ発電はつでん推進すいしん魅力みりょくてきであった。しかし、機関きかん発電はつでんせんもんとくしていたため、コロラドきゅうとテネシーきゅう以前いぜん戦艦せんかんおこなったような機関きかんかわそうおこないづらく、高速こうそく技術ぎじゅつてきむずかしかった。

機関きかん構成こうせいバブコック・アンド・ウィルコックスしゃせい重油じゅうゆせんしょうみずかんかん8たんどうタービン2発電はつでんした電力でんりょく電気でんきモーター44じく推進すいしんで、おおやけためしにおいて最大さいだい出力しゅつりょく28,900 shpさい高速度こうそくど21.0ノット、燃料ねんりょう9わり搭載とうさいに15ノットで12,400海里かいり発揮はっきした。燃料ねんりょう消費しょうひりょうから重油じゅうゆ4,570トンで速力そくりょく15ノットで16,600海里かいり航行こうこうできるとされた。

発電はつでんタービンの形式けいしき比較ひかく研究けんきゅうのために姉妹しまいかんべつ形式けいしき採用さいようされており、「コロラド」、「メリーランド」はウェスティングハウスしゃせいパーソンズしきたん胴体どうたいタービン、「ワシントン」、「ウエスト・バージニア」はGEしゃせいカーチスしきたん胴体どうたいタービンでことなっていた。

機関きかん配置はいち船体せんたい中心ちゅうしん位置いちする発電はつでんしつにタービン発電はつでん前後ぜんごに1ずつけい2ならべられた。発電はつでんしつ左右さゆうからはさむようにボイラーしつ舷側げんそく配置はいちされ、1しつあたりボイラー1ずつがかたふなばた4しつに4ずつけい8搭載とうさいされた。この工夫くふうによりボイラーしつ被害ひがいけてものボイラーしつ被害ひがいおよぼさないようにされ、さらに発電はつでんをボイラーしつ防御ぼうぎょしていた。発電はつでんされた電力でんりょく制御せいぎょばんかいしてかん後部こうぶ機械きかいしつたて隔壁かくへき2まいで3しつへだてられた推進すいしんしつ外側そとがわじくは1しつに1ずつ、中央ちゅうおうじくは1しつ並列へいれつで2ずつけい4ならべられた。

防御ぼうぎょ

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コロラドきゅう防御ぼうぎょ様式ようしきまえきゅうくらべて変更へんこうはなく広範囲こうはんい防御ぼうぎょする全体ぜんたい防御ぼうぎょ形式けいしきである。舷側げんそく装甲そうこうたいは1ばん主砲しゅほうとうから4ばん主砲しゅほうとう弾薬だんやく防御ぼうぎょすべくながさ125m・たかさ5.2mの範囲はんい防御ぼうぎょした。水線すいせん装甲そうこう上側うわがわ203mm、さいあつで343mm、したがわ203mmとテーパーしている。水線すいせん防御ぼうぎょ多層たそう水雷すいらい防御ぼうぎょ採用さいようしており、船体せんたいちょうの2/3にあたる前後ぜんごひろ防御ぼうぎょしていた。水雷すいらい防御ぼうぎょ水線すいせんやく5.3mの奥行おくゆきがあり、4まい隔壁かくへきで5そう構造こうぞう内側うちがわ空気くうきの1そう液体えきたいたした4そう防御ぼうぎょしていた。

水平すいへい甲板かんぱん装甲そうこうまえきゅうからつづき、舷側げんそく装甲そうこう接続せつぞくしたしゅ甲板かんぱん装甲そうこうてきだんめ、剥離はくりした装甲そうこうばん断片だんぺん(スプリンター)をした甲板かんぱんめるふくそう構造こうぞうとした。しゅ甲板かんぱんさいあつで89mm、しも甲板かんぱんが38~57mでどちらも傾斜けいしゃしない。

主砲しゅほうとう装甲そうこうぜんたては457mm、がわたて254mm、こうたて229mm、天蓋てんがい127mmとじゅう装甲そうこうだった。基部きぶバーベット甲板かんぱんじょうは320mmであった。

かんれき

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写真しゃしん大破たいはそこした「ウエスト・バージニア」。左側ひだりがわ戦艦せんかんは「テネシー」。

1936ねん2がつ大日本帝国だいにっぽんていこくだいロンドン海軍かいぐん軍縮ぐんしゅく会議かいぎから脱退だったいするとけんかん競争きょうそうへの懸念けねんたかまり、アメリカ海軍かいぐんも1937ねん初頭しょとうノースカロライナきゅう戦艦せんかん建造けんぞう開始かいしした[16]どう時期じき[17]日本にっぽん海軍かいぐんだいさん海軍かいぐん補充ほじゅう計画けいかくにおいて[18]18インチほう搭載とうさいして30ノットを発揮はっきする5まんトンきゅう戦艦せんかん大和やまとがた戦艦せんかん)を複数ふくすう建造けんぞうするという観測かんそくがあり、16インチほう搭載とうさいがたで22ノットの「メリーランドきゅう戦艦せんかん」は劣勢れっせい余儀よぎなくされた[注釈ちゅうしゃく 8]

1941ねん12月8にち太平洋戦争たいへいようせんそう開戦かいせん真珠湾しんじゅわん攻撃こうげきでは、「メリーランド」がきゅうななしき艦上かんじょう攻撃こうげき800kgてっかぶとばくだん長門ながとがた戦艦せんかんの16インチ砲弾ほうだん改造かいぞう)1はつ被弾ひだん、さらに250kgばくだん1はつ命中めいちゅう至近しきんだん多数たすうけて小破しょうはした。「ウェストバージニア」にたいするきゅうななかんおさむ水平すいへいばくげき不発ふはつだんだったが、魚雷ぎょらい複数ふくすうほん左舷さげん命中めいちゅうし、大破たいはそこした。「コロラド」は西海岸にしかいがんピュージェット・サウンド海軍かいぐん工廠こうしょう入渠にゅうきょちゅうで、真珠湾しんじゅわん攻撃こうげきまぬかれることが出来できた。

早期そうき修理しゅうりわらせた「メリーランド」と「コロラド」は、近代きんだい改装かいそうけながら後方こうほう警戒けいかい任務にんむミッドウェー海戦かいせんガダルカナルとうたたか)、対地たいち支援しえん任務にんむなどに従事じゅうじする[19]中部ちゅうぶ太平洋たいへいようたたかタラワのたたかサイパンとうたたかペリリューのたたかフィリピン攻略こうりゃくせん硫黄いおうとうたたか沖縄おきなわせんなど)。 ピュージェット・サウンド海軍かいぐん工廠こうしょう修理しゅうりねてだい改造かいぞうをおこなった「ウェストバージニア」は1944ねん10がつレイテおき海戦かいせん復帰ふっきせんとなり、スリガオ海峡かいきょう夜戦やせんでは「ウェストバージニア」と「メリーランド」が参加さんかして戦艦せんかん山城やましろ」を撃沈げきちんした[20]沖縄おきなわせんでは戦艦せんかん大和やまと」との対決たいけつのぞんだにもかかわらず、「大和やまと」が航空こうくう攻撃こうげきしずんだので艦隊かんたい決戦けっせん機会きかいいっした。またレイテおき海戦かいせんから終戦しゅうせんまで、コロラドきゅう3せきいく日本にっぽん陸海りくかいぐん航空こうくうたい特攻とっこう攻撃こうげきけ、すくなからず損害そんがいこうむっている[20]

だい世界せかい大戦たいせん終結しゅうけつのコロラドきゅう3せき実戦じっせん投入とうにゅうされることもなく、ぜんかんとも1947ねんまでに退役たいえきした。戦艦せんかん時代じだいわりとともにいずれもスクラップとして売却ばいきゃく処分しょぶんされた。

同型どうけいかん

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出典しゅってん

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 亞米利加あめりか合衆國がっしゅうこく 戰艦せんかんメェリーランド(いちきゅういちねんなながつ竣工しゅんこう)[5] 基準きじゅん排水はいすいりょうさんいち〇〇とん。(ぜんりょうさんさんきゅうとん時速じそくいちせついちきゅういちろくねんだいよんろくごうかんとして認可にんか。コロラド(よんごうかん)およびウェスト・ヴァジニア(よんはちごうかん)と同型どうけい旗艦きかんたるにてきふ。砲塔ほうとうならびに後尾こうび甲板かんぱんじょう各々おのおのいちカタパルトをゆうす。いくらかぜんりょうだいなるそとほとんどカルフルニアきゅう大同小異だいどうしょういはな海軍かいぐん條約じょうやく廢棄はいき
  2. ^ 亞米利加あめりか合衆國がっしゅうこく 戰艦せんかんカリフルニア(いちきゅういちねんはちがつ竣工しゅんこう)[5] 基準きじゅん排水はいすいりょうさんろく〇〇とん。(ぜんりょうさんさんいちきゅうとん)時速じそくいちせついちきゅういちねんだいよんよんごうかんとして認可にんか。テンネェシイ(よんさんごうかん)と同型どうけい旗艦きかんたるにてきす。現在げんざいだいさん砲塔ほうとうにカタパルトをゆうす。
  3. ^ だいじょう[10] 締約ていやくこくだいしょうだいいちせつニ掲クル主力しゅりょくかん各自かくじ保有ほゆうスルコトヲ得本とくもと條約じょうやく實施じっしうえ合衆國がっしゅうこくえい帝國ていこく及日本國ほんごく既成きせいまた建造けんぞうちゅうほか一切いっさい主力しゅりょくかんだいしょうだいせつ規定きていしたがえ處分しょぶんスヘシただし本條ほんじょうちゅうひだりしょ規定きてい留保りゅうほ
    合衆國がっしゅうこくだいしょうだいいちせつニ掲クル主力しゅりょくかんそとげん建造けんぞうちゅうノ「ウェスト、ヴァージーニア」きゅうせき完成かんせい保有ほゆうスルコトヲとく みぎせき完成かんせいうえハ「ノース、ダコータ」及「デラウェーア」ハだいしょうだいせつ規定きていしたがえ處分しょぶんスヘシ
    えい帝國ていこくだいしょうだいさんせつだいかわおもてしたがえ基準きじゅん排水はいすいりょうかくさんまんせんとん(さんまんせんひゃくろくじゅう「メートル」しきとん)ヲちょうエサルしん主力しゅりょくかんせき建造けんぞうスルコトヲとくみぎせき完成かんせいうえハ「サンダラー」「キング・ジョージせい、「エージャックス」及「センチューリオン」ハだいしょうだいせつ規定きていしたがえ處分しょぶんスヘシ
  4. ^ だいしょう ほん條約じょうやく實施じっしせきスル規則きそく及用定義ていぎ  だいいちせつ 締約ていやくこく保有ほゆうとくヘキ主力しゅりょくかん[13] かく締約ていやくこくだいじょう規定きていしたがえ本節ほんぶしニ掲クル軍艦ぐんかん保有ほゆうスルコトヲとく 合衆國がっしゅうこく保有ほゆうとくヘキ軍艦ぐんかん かんめい「メリーランド」噸數とんすうさん,ろく〇〇(中略ちゅうりゃく)だいじょう規定きていしたがえヒ「ウェスト、ヴァージーニア」きゅうせき完成かんせいシ且「ノース、ダコータ」及「デラウェーア」ヲ廢棄はいきシタルじょうじゅうまんせんはちひゃくじゅうとんナリ(以下いかりゃく)
  5. ^ 各国かっこく廃棄はいきかんのうち、ノースダコタ(アメリカ海軍かいぐん)、センチュリオン(イギリス海軍かいぐん)、摂津せっつ日本にっぽん海軍かいぐん)が標的ひょうてきかん改造かいぞうされた。
  6. ^ コロラド (BB-45) 起工きこう:1919ねん5がつ29にち進水しんすい:1921ねん3がつ22にち就役しゅうえき:1923ねん8がつ30にち。メリーランド (BB-46) 起工きこう:1917ねん4がつ24にち進水しんすい:1920ねん3がつ20日はつか就役しゅうえき:1921ねん7がつ21にち
  7. ^ 【メリーランドがた】ウエストヴアージニアごう[14](戰闘せんとう部隊ぶたい戰艦せんかん旗艦きかんけんだいよんせん艦隊かんたい旗艦きかん、アンダーソン少将しょうしょう坐乗ざじょう艦長かんちょうマークランド大佐たいさ) メリーランドごう(艦長かんちょうマツキー大佐たいさ)要目ようもくいちきゅういちねん竣工しゅんこう排水はいすいりょうさんまんせんひゃくトン、速力そくりょく〇.ななノツト、主砲しゅほうじゅうろくインチほうはちもんふくほうインチほうじゅうもん高角こうかくほうインチほうはちもん
  8. ^ 日本にっぽんじゅうはちいんち備砲びほうきょかん[7] もとブルークリン海軍かいぐん工廠こうしょう司令しれいかん現代げんだい海軍かいぐん造艦ぞうかんじゅつ權威けんいられてゐる退役たいえき海軍かいぐん少将しょうしょうエーブ・スターリング提督ていとく日曜にちようのハーストに「日本にっぽん計畫けいかくするじゅうはちいんちほうきょかん建造けんぞう太平洋たいへいよう海軍かいぐんりょく均衡きんこうくつがえやす」とげんだいで、軍人ぐんじんらしい率直そっちょく意見いけんいている。(中略ちゅうりゃく目下めした現勢げんせいでは日米にちべいりょう海軍かいぐんさんりつたもつてゐるが、日本にっぽんはロンドン會議かいぎ脱退だったい自由じゆうけんかんけいかくところるとじゅうはちいんちきょほうを搭せ時速じそく卅節をゆうするまんとんきょかんよんせき建造けんぞうしやうとうんごとであるがこれ實現じつげんし、愈々いよいよゆうかんなるをしめしたなら目下もっか米國べいこく海軍かいぐん最大さいだいかんたる戰艦せんかんメリランドごうきゅうさんまん五千噸十六吋砲時速廿二節の戰艦せんかん劣勢れっせい舊式きゅうしきとして不用ふようかえし、米國べいこくむを同様どうようきょかん建造けんぞうせねばならぬやうになる。(以下いかりゃく

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 『アメリカの戦艦せんかん』(学研がっけん巻末かんまつ資料しりょうおよび"Conway All The World's Fightingships 1906–1921"p.118ならびに"Conway All The World's Fightingships 1922-1946"p.92より
  2. ^ ジョーダン、戦艦せんかん 1988, pp. 128a-133アメリカ/メリーランドきゅう
  3. ^ 海戦かいせん変貌へんぼう 1943, p. 177(原本げんぽん316-317ぺーじ)ロ、長門ながと陸奥みちのくくて出現しゅつげん
  4. ^ a b 戦艦せんかんはなし 1938, pp. 19–20原本げんぽん28-30ぺーじ
  5. ^ a b 世界せかい海軍かいぐんだい写真しゃしんじょう 1935, p. 42.
  6. ^ a b c d ジョーダン、戦艦せんかん 1988, p. 128b.
  7. ^ a b 其日のトピツク 天涯てんがいせい”. Hoji Shinbun Digital Collection. Nichibei Shinbun, 1937.06.05. pp. 01. 2024ねん7がつ22にち閲覧えつらん
  8. ^ ジョーダン、戦艦せんかん 1988, pp. 124–127アメリカ/カリフォルニアきゅう
  9. ^ 匝瑳そうさたね軍縮ぐんしゅく会議かいぎ 1934, p. 13原本げんぽん16ぺーじ
  10. ^ a b c 帝国ていこく法規ほうき外交がいこうへん 1933, p. 561原本げんぽん570-571ぺーじ
  11. ^ a b 海軍かいぐんじゅうねん 1943, pp. 144–146(原本げんぽん266-271ぺーじ)さん比率ひりつ
  12. ^ ジョーダン、戦艦せんかん 1988, pp. 64–67イギリス/ネルソンきゅう
  13. ^ 帝国ていこく法規ほうき外交がいこうへん 1933, p. 563原本げんぽん574ぺーじ
  14. ^ 南方なんぽうけん要覧ようらん 1942, p. 202原本げんぽん385ぺーじ
  15. ^ 『アメリカの戦艦せんかん』p.129
  16. ^ 列強れっきょう各國かっこくども軍備ぐんびなやみ 軍縮ぐんしゅく軍擴ぐんかくかわ”. Hoji Shinbun Digital Collection. Yuta Nippō, 1937.01.13. pp. 01. 2024ねん7がつ22にち閲覧えつらん
  17. ^ 社説しゃせつ 日本にっぽんきょかん建造けんぞう”. Hoji Shinbun Digital Collection. Nichibei Shinbun, 1936.04.03. pp. 02. 2024ねん7がつ22にち閲覧えつらん
  18. ^ まんとん超弩級ちょうどきゅうせきを 日本にっぽん海軍かいぐん建造けんぞう 世界せかい最大さいだいきょかん”. Hoji Shinbun Digital Collection. Kashū Mainichi Shinbun, 1937.01.20. pp. 02. 2024ねん7がつ22にち閲覧えつらん
  19. ^ ジョーダン、戦艦せんかん 1988, p. 130.
  20. ^ a b ジョーダン、戦艦せんかん 1988, p. 131.

参考さんこう文献ぶんけん

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  • ジョン・ジョーダン『戦艦せんかん AN ILLUSTRATED GUIDE TO BATTLESHIPS AND BATTLECRUISERS石橋いしばし孝夫たかお(わけ)、株式会社かぶしきがいしゃホビージャパン〈イラストレイテッド・ガイド6〉、1988ねん11月。ISBN 4-938461-35-8 
  • 世界せかい艦船かんせん 増刊ぞうかんだい22しゅう 近代きんだい戦艦せんかん」(海人あましゃ
  • 世界せかい艦船かんせん 増刊ぞうかんだい83しゅう 近代きんだい戦艦せんかん」(海人あましゃ
  • 世界せかい艦船かんせん 増刊ぞうかんだい28しゅう アメリカ戦艦せんかん」(海人あましゃ
  • 『アメリカの戦艦せんかん歴史れきしぐんぞう太平洋たいへいよう戦史せんしシリーズVol.58(学研がっけん
  • 「Conway All The World's Fightingships 1906–1921」(Conway)
  • 「Conway All The World's Fightingships 1922-1946」(Conway)
  • 「Jane's Fighting Ships Of World War I」(Jane)

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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