ツァスタバ M70
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![]() ライフルグレネード | |
ツァスタバ M70 | |
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アサルトライフル | |
7,62mm | |
415mm | |
ライフリング |
4 240mm/ |
7.62x39mm | |
30 | |
セミ/フルオート | |
900mm(M70B1) 900/640mm(M70AB2) | |
3.7kg | |
620 | |
720m/s | |
300m | |
1970 | |
1970 | |
ユーゴスラビア セルビア イラク | |
ユーゴスラビア イラン・イラク イラク その | |
バリエーション |
#バリエーションを |
ツァスタバ M70(クロアチア
メーカー
開発 [編集 ]
概要 [編集 ]
M70の
- M70の
外見 上 の最大 の特徴 は、銃身 とガスピストンシリンダーの間 のガスバイパスに設 けられた、発射 ガス遮断 装置 兼用 の起 倒 式 ライフルグレネード照準 器 である。この照準 器 を引 き起 こすとガスバイパスが遮断 され、発射 ガスがガスシリンダーへ流入 しなくなる。M70は銃口 先端 部 にソケット式 もしくはカップ式 のグレネードランチャーを取 り付 けて、そこにセットしたグレネードを空包 で発射 することが可能 である[1]。ただし、M70B3とM70AB3ではこの機能 が省略 されている。 - ハンドガードがオリジナルのAKより
若干 前 へ長 くなり、上部 および下部 ハンドガードの間 に設 けられた冷却 孔 がSKSのように3つに増 えている。当然 互換 性 は無 く、この点 も他国 のAKと判別 しやすい特徴 のひとつである。 木製 固定 銃床 および金属 製 の折 り畳 み銃床 は、AKMのような直 銃床 ではなく、AK-47に類似 した角度 を持 つ、曲 銃床 である。木製 固定 銃床 はオリジナルのものよりやや大型 で、銃床 内部 にクリーニングキットを収納 するスペースが設 けられておらず、バットプレート(銃床 底部 )は金属 製 ではなくてゴム製 である。木部 に使 われる材料 は、合板 ではなく、ブナを使用 した単 材 である。初期 生産 型 であるM70および、折 り畳 み銃床 を備 えたM70AはAK-47と同 じく、レシーバは削 り出 し加工 であった。その後 、改良 されたM70B1と折 り畳 み銃床 型 のM70AB2については、レシーバーの厚 みがオリジナルAKMの1mmからRPK軽 機関 銃 [2]と同 じ1.5mmに強化 されている。銃身 の取 り付 け部 が強化 され、これを収納 するために、薬 室 左右 のレシーバ外面 にRPK軽 機関 銃 に類似 した突起 が存在 する。- レシーバ
上部 のダストカバーを固定 しているオープン・ボタンをロックするための機構 を備 えている。レシーバ後部 の左側 面 に小型 のボタンがあり、ダストカバーをレシーバ上部 に収 めてここを押 すと、オープンボタンが戻 る仕組 みとなっている。そのため、ダストカバーにはこのボタンに対応 するための欠 き取 りがある[3]。これらはライフルグレネードを射撃 した際 に、ダストカバーが誤 って外 れることを予防 する措置 である。 - ピストルグリップ(
握 把 )は黒色 のプラスチック製 であり、右手 で握 りやすいよう、左側 面 に親指 の付 け根 が形 (右 利 き用 )になっている。 - スリング(
負 い紐 )のバックルの形状 がソ連 製 などのAKとは異 なっており、銃 本体 への取 り付 け方法 も異 なる。- スリングスイベル(
負 い紐 環 )の位置 は、固定 銃床 型 と折 り畳 み銃床 型 のいずれも同 じで、前部 がガスポート左側 面 、後部 がレシーバ後部 の左側 面 に設置 されている。
- スリングスイベル(
- フロントサイト(
照星 )とリアサイト(照 門 )に折 り畳 み式 の夜間 サイトを装備 。 - M70とM70Aの
初期 の生産 型 にはボルトストップ機能 が搭載 されている。弾倉 の上部 に切 り欠 きがあり、全 弾 発射 するとマガジン・フォロアが切 り欠 きからレシーバー内 のパーツを押 し上 げる事 でボルトを後退 した状態 で停止 させる。マガジンを引 き抜 いてもボルトは後退 したままの状態 で保持 されるが、構造 が複雑 になる事 に加 え、このレシーバー内 のパーツが干渉 して通常 のAKの弾倉 を装着 できないという欠点 がある。M70B1以降 では省略 され、すでに生産 されたタイプも順次 改修 されたためボルトストップ機構 が搭載 されたM70およびM70Aはほとんど現存 していない[4]。 省略 されたボルトストップ機能 に代 わり、簡易 的 なホールドオープン機能 が搭載 されている。マガジン・フォロアが太 くなっており、全 弾 発射 すると、ボルトがマガジン・フォロアに引 っかかり、後退 した状態 で停止 する。単純 にフォロアに引 っかかっているだけの状態 のため、マガジンを抜 くとボルトは再 び前進 する[4]。- マガジン(
弾倉 )はソ連 製 AK-47 II型 のマガジンに似 た形状 の金属 製 である。しかし、本 銃 のマガジンにある下部 の2本 のリブは、AK-47 II型 のマガジンよりも短 いため、判別 が可能 。ボルトストップ機能 に対応 した切 り欠 きが入 ったタイプ、切 り欠 きが無 くマガジン・フォロアが太 くなったタイプ、切 り欠 きのあるタイプを改修 してマガジン・フォロアが太 くなった両 対応 タイプの3種類 が存在 する[4]。
実戦 経験 [編集 ]
ツァスタバ M70はユーゴスラビア
しかしその
ユーゴスラビアは、1980
タブクはイラン・イラク
バリエーション[編集 ]
- ツァスタバ M70
系列 のみについて記述
M70[編集 ]
1
M70A[編集 ]
M70の
M70B1[編集 ]
M70のレシーバーをプレス
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/2b/Zastava_M70B_Bonzo.jpg/250px-Zastava_M70B_Bonzo.jpg)
M70B1N[編集 ]
M70B1にサイドレールを
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fd/Zastava_M70_AB2_noBG.png/250px-Zastava_M70_AB2_noBG.png)
M70AB2[編集 ]
M70B1の
M70AB2N[編集 ]
M70AB2にサイドレールを
M70B3[編集 ]
M70B1からライフルグレネード
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c6/M70AB3.jpg/250px-M70AB3.jpg)
M70AB3[編集 ]
M70AB2からライフルグレネード
ギャラリー[編集 ]
-
ツァスタバ M70の
起 倒 式 ライフルグレネード照準 器 を立 てた状態
フロントサイトポストの背面 には、畳 んだ状態 の夜間 照準 器 も写 っている -
銃口 にソケット式 ライフルグレネード用 のアダプターを取 り付 けたツァスタバ M70A、アメリカ海兵 隊 がイラク武装 組織 から鹵獲 したもの
脚注 [編集 ]
関連 項目 [編集 ]
- AK-47
- ザスタバ(ツァスタバ)
- M72 -
分隊 支援 火器 モデル - M76 - マークスマンライフルモデル
- M92 - アサルトカービンモデル
- M82、M85 - 5.56x45mm NATO
弾 モデル、M85はカービン。
- M72 -
小銃 ・自動 小銃 等 一覧
外部 リンク[編集 ]
- ツァスタバ・アームズ
公式 サイト(セルビア語 ・ラテン文字 ) - www.gunsworld.net - M70
系列 突击步 枪 /伊 拉 克 仿制前 南 斯拉夫 的 仿制品 (中国 語 ・簡体字 )