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AK-74

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
AK74
AK74
種類しゅるい 軍用ぐんよう小銃しょうじゅう
製造せいぞうこく ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦れんぽう
ロシアの旗 ロシア
設計せっけい製造せいぞう 設計せっけい ミハイル・カラシニコフ
製造せいぞう カラシニコフ・コンツェルンきゅうイズマッシュしゃ)、トゥーラ造兵ぞうへいしょうなど
年代ねんだい 1974ねん
仕様しよう
種別しゅべつ アサルトライフル
口径こうけい 5.45 mm
銃身じゅうしんちょう 415 mm(AK74、AK74M)[1][2]
206.5 mm(AKS74U)[3]
ライフリング AK74
4じょう、ピッチ200 mm[1]
AKS74U
4じょう、ピッチ160 mm[4]
AK74M
4じょう、ピッチ195 mm[2]
使用しよう弾薬だんやく 5.45x39mm
装弾そうだんすう 30はつ/45はつはこがた弾倉だんそう
作動さどう方式ほうしき ロングストロークピストンしき
ロータリーボルトしき
セミ/フルオート切替きりかえ射撃しゃげき
全長ぜんちょう AK74
940 mm[5]
AKS74
940 mm(銃床じゅうしょう展開てんかい
700 mm(銃床じゅうしょう折畳おりたたみ)[6]
AKS74U
730 mm(銃床じゅうしょう展開てんかい
490 mm(銃床じゅうしょう折畳おりたたみ)[3]
AK74M
943 mm(銃床じゅうしょう展開てんかい
705 mm(銃床じゅうしょう折畳おりたたみ)[2]
重量じゅうりょう AK74
3.3 kg(弾倉だんそうし)
3.6 kg(そら弾倉だんそうこみ[7]
AKS74
3.2 kg(弾倉だんそうし)
3.5 kg(そら弾倉だんそうこみ[7]
AKS74U
2.7 kg(弾倉だんそうし)
3.0 kg(そら弾倉だんそうこみ[3]
AK74M
3.4 kg(そら弾倉だんそうこみ[2]
発射はっしゃ速度そくど AK74
600はつ/ぶん[8]または650はつ/ぶん[7]
AKS74U
650 - 700はつ/ぶん[3]
AK74M
650はつ/ぶん[2]
銃口じゅうこう初速しょそく 900 m/s(AK74)[7]
735 m/s(AKS74U)[3]
有効ゆうこう射程しゃてい 500 m(AK74)[9]
400 m(AKS74U)[9]
歴史れきし 
設計せっけいねん 1964ねん - 1975ねん[10]
製造せいぞう期間きかん 1974ねん - 1993ねん(AK74)
1991ねん - 現在げんざい(AK74M)
配備はいび期間きかん 1974ねん - 現在げんざい
配備はいびさき ソ連それんぐんおよびきゅう東側ひがしがわ陣営じんえい影響えいきょうけた一部いちぶ諸国しょこく
関連かんれん戦争せんそう紛争ふんそう アフガニスタン紛争ふんそう以降いこうおおくの戦争せんそう/紛争ふんそう
バリエーション "バリエーション"を参照さんしょう
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AK74あるいはAK-74ロシア: 5,45-мм автомат Калашникова образца 1974 года, ロシアラテンこぼし: 5.45mm avtomat Kalashnikova obraztsa 1974 goda、「5.45mmカラシニコフ自動じどう小銃しょうじゅう1974ねんしき」の)とは、1974ねんソビエト連邦れんぽうぐん従来じゅうらいAKM後継こうけいとして採用さいようした自動じどう小銃しょうじゅうである。

ソビエト連邦れんぽうぐんにおける制式せいしき名称めいしょうは「5,45-мм автомат Калашникова АК74」(ロシアラテンこぼし: 5.45mm avtomat Kalashnikova AK74、「5.45mmカラシニコフ自動じどう小銃しょうじゅう AK74」の)(GRAU:6P20)であり、制式せいしき略称りゃくしょうは「АК74」(ロシアラテンこぼし: AK74)である[10][11][12]。「АК-74」(ロシアラテンこぼし: AK-74)という名称めいしょうは、イジェフスク造兵ぞうへいしょうおよびそのであるイズマッシュしゃげんカラシニコフ・コンツェルンない使用しようしていた名称めいしょうである[10][ちゅう 1]

本稿ほんこうでは、その派生はせいがたについても記述きじゅつする。

概要がいよう

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AK74は1974ねんソビエト連邦れんぽうぐん採用さいようしたアサルトライフルで、従来じゅうらいAKMわるものである。内部ないぶ構造こうぞうはAKMを踏襲とうしゅうし、口径こうけいを5.45 mm(使用しよう弾薬だんやく5.45x39mmだん)にしょう口径こうけいしている。

しょう口径こうけい弾薬だんやく導入どうにゅう

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ベトナム戦争せんそうで、きたベトナムぐんおよびみなみベトナム解放かいほう民族みんぞく戦線せんせんなどはだい口径こうけいのAK系列けいれつ使用しようしたのにたいし、アメリカぐんなどはしょう口径こうけいM16系列けいれつを1964ねんから投入とうにゅうした。AK系列けいれつ7.62x39mmだん接近せっきんせんではたかいストッピング・パワーをつものの、連発れんぱつ反動はんどうつよいために着弾ちゃくだんてん安定あんていしにくいというデメリットがあった。またそうくすりりょうのわりに弾丸だんがん質量しつりょうおおきいため弾道だんどう安定あんていせず、やまなりの軌跡きせきになりやすいという欠点けってんゆうしていた。これにたいしコルトM16の5.56x45mmだん口径こうけいちいさく弾頭だんとう軽量けいりょうであるため連発れんぱつ反動はんどう比較的ひかくてきちいさく、さらに弾丸だんがん質量しつりょうたいして十分じゅうぶんそうくすりりょうがあり弾道だんどう直進ちょくしんせいすぐれ、命中めいちゅう精度せいど安定あんていしている。弾丸だんがんみちちいさく初速しょそくはやいという特徴とくちょうは、ちゅう近距離きんきょりではボディアーマー人体じんたいなどを貫通つらぬきとおしやすくなる利点りてんをもたらす。さらにフルオート機能きのうゆうする自動じどう小銃しょうじゅう多量たりょう弾薬だんやく消費しょうひするため、しょう口径こうけいにより携行けいこう輸送ゆそうできる弾薬だんやくりょう増加ぞうかたますうおなじなら軽量けいりょう射手しゃしゅ兵站へいたんへの負担ふたん軽減けいげん)の観点かんてんからも有利ゆうりとなる。

これらのしょう口径こうけいだん利点りてん世界せかいてき波及はきゅうしており、アメリカのしょう口径こうけいにつづきソビエト連邦れんぽうも5.45x39mmだん採用さいようしたが、貫通かんつうりょくがあまりにたかすぎると、人体じんたいなどのソフトターゲットに銃弾じゅうだんたっても弾丸だんがん運動うんどうエネルギーをほとんどうしなわず貫通かんつうしてしまい、殺傷さっしょうりょくはかえってがってしまう。そこで、5.45x39mmの弾頭だんとう内部ないぶ空洞くうどうつくり、ソフトターゲット命中めいちゅう弾頭だんとう横転おうてんこす構造こうぞうった。横転おうてんした弾頭だんとうはソフトターゲットない回転かいてん運動うんどうともないながらすすみ、その運動うんどうエネルギーを人体じんたいへの殺傷さっしょうりょく十分じゅうぶん変換へんかんすることができる。 人体じんたいたった場合ばあい入口いりくちちいさいが射出しゃしゅつこうみち実際じっさい口径こうけいしておおきく、筋肉きんにく血管けっかんふく周辺しゅうへん組織そしきひろ体積たいせき損傷そんしょうあたえるため(とくに衛生えいせい環境かんきょうわる前線ぜんせん医療いりょうインフラの貧弱ひんじゃく途上とじょうこくでは)治療ちりょうむずかしく、1978ねん-1989ねんアフガニスタン紛争ふんそう投入とうにゅうされたAK74と5.45x39mmだんアフガニスタン武装ぶそう勢力せいりょくからおそれられた。この技術ぎじゅつ西側にしがわにも影響えいきょうあたえ、現行げんこうの5.56x45mm NATOだん(SS109、M855)では、同様どうよう構造こうぞう採用さいようされている。

なお、AK74を設計せっけいしたミハイル・カラシニコフ自身じしんは、後年こうねんインタビューで「ベトナム戦争せんそうにアメリカがM16を使つかはじめたために、ソ連それんぐん上層じょうそうおくれをとってはならないと息巻いきまき、その結果けっかこれまでと比較ひかくにならないほど大量たいりょう銃弾じゅうだん戦闘せんとうにつぎまれるようになった。7.62 mm口径こうけいじゅうにはまだまだ改良かいりょう余地よちがあったのに残念ざんねん」とこたえるなど、小銃しょうじゅうだんしょう口径こうけいについて批判ひはんてきであった[20]

開発かいはつ

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1964ねんから1965ねんにかけて、イジェフスク造兵ぞうへいしょうは"NV10-259-65"「1943ねんしきだん(7.62x39mmだん薬莢やっきょう同等どうとうサイズの薬莢やっきょう使用しようする口径こうけい5.6 mmてい威力いりょくだん薬用やくよう自動じどう小銃しょうじゅう開発かいはつ」という作業さぎょう計画けいかく開始かいしする。イジェフスク造兵ぞうへいしょうのミハイル・カラシニコフを中心ちゅうしんとした設計せっけいチームは、AKMをベースに、口径こうけい5.6 mmの13MZhVはがねしんだんおよび15AMZhV曳光弾えいこうだん使用しようする試作しさくモデル6P1-13V開発かいはつ着手ちゃくしゅした[10][21]

1967ねん1がつ21にちづけ「ソビエト連邦れんぽう共産党きょうさんとう中央ちゅうおう委員いいんかいおよびソビエト連邦れんぽう閣僚かくりょう会議かいぎ布告ふこくだい79-30ごうならびに1967ねん2がつ19にちづけ「ソビエト連邦れんぽう国防こくぼう大臣だいじん命令めいれいだい82ssごう」にもとづき、1967ねんより新型しんがた自動じどう小銃しょうじゅうのトライアルが計画けいかくされ、イジェフスク、トゥーラ、コヴロフ、ポドリスクのかく造兵ぞうへいしょう設計せっけい競作きょうさくおこなうこととなった[10]

1968ねん、ミハイル・カラシニコフらは試作しさく自動じどう小銃しょうじゅうA3ロシア: 5,45 мм автомат А3、「5.45mm自動じどう小銃しょうじゅうA3」の[ちゅう 2]完成かんせいさせ、試作しさくトライアルに参加さんか。10機種きしゅ試作しさくライフルのなかから、現用げんようライフルのAKMを新型しんがた弾薬だんやく対応たいおうさせたA3自動じどう小銃しょうじゅう運用うんよう生産せいさん効率こうりつてきとされた。

1974ねん、A3自動じどう小銃しょうじゅうとその派生はせいがたが、1974ねん1がつ18にちづけ「ソビエト連邦れんぽう共産党きょうさんとう中央ちゅうおう委員いいんかいおよびソビエト連邦れんぽう閣僚かくりょう会議かいぎ布告ふこくだい54-29ごうならびに1974ねん3がつ18にちづけ「ソビエト連邦れんぽう国防こくぼう大臣だいじん命令めいれいだい049ごうによりソビエト連邦れんぽう陸海りくかいぐん制式せいしき兵器へいき制定せいていされ、それぞれAK74ロシア: 5,45-мм автомат Калашникова АК74、「5.45mmカラシニコフ自動じどう小銃しょうじゅう AK74」の)、AK74NAKS74AKS74N制式せいしきめいあたえられた[22][10]。 また、1974ねん12月にロケット・砲兵ほうへい総局そうきょく(GRAU)とソビエト連邦れんぽう国防省こくぼうしょう決定けっていにより、インデックス6P20 (AK74)、6P20N (AK74N)、6P21 (AKS74)、6P21N (AKS74N)とう設計せっけい文書ぶんしょ承認しょうにんされた[10][21]

構造こうぞう

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AKMからのおおきな変更へんこうてんしょう口径こうけいほか銃口じゅうこう装着そうちゃくされるマズルブレーキ大型おおがたされたことである。AK74のマズルブレーキは他国たこくアサルトライフル比較ひかく複雑ふくざつ内部ないぶ構造こうぞうち、反動はんどう軽減けいげん発射はっしゃえん(マズルフラッシュ)の抑制よくせいほか発射はっしゃおん前方ぜんぽう拡散かくさんさせるはたらきをもつ。このマズルデバイスをけるじゅうがわのおねじは、AK・AKMでは銃身じゅうしん直接ちょくせつ加工かこうされているのにたいし、AK74ではフロントサイトブロックの一部いちぶである。またAK・AKMにくらべて、ガスピストンへの発射はっしゃガス導入どうにゅう銃身じゅうしんとの角度かくど垂直すいちょくちかくなっている。

AK74は、旧来きゅうらいのAK、AKMと外見がいけん似通にかよっているが使用しよう弾薬だんやくおおきくことなるため、弾倉だんそう互換ごかんせいたない。そのため、夜間やかん視界しかいわる状況じょうきょうであっても手触てざわりで適合てきごう弾薬だんやくがすぐわかるように[よう出典しゅってん]、AK74ではストックりょう側面そくめんみぞはいっているという俗説ぞくせつがある。しかしながら、主任しゅにん設計せっけいしゃのミハイル・カラシニコフはおおくの公開こうかいインタビューで、AK74をできるかぎ軽量けいりょうするという必要ひつよう条件じょうけんがあり、ストックのりょう側面そくめんみぞることが設計せっけいチームの目標もくひょう達成たっせい寄与きよしたとべている[23]

運用うんよう

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ソ連それんせいしょう火器かきれいにもれず、同盟どうめいこくにも供与きょうよライセンス生産せいさんみとめられたが、アフリカ中東ちゅうとうアジア地域ちいきにはAK74の配備はいびによって余剰よじょうしたAKやAKMを供与きょうよしたこと、旧式きゅうしきのAKやAKMとは弾薬だんやく互換ごかんせいがないため従来じゅうらい弾薬だんやく在庫ざいこ廃棄はいき弾薬だんやく製造せいぞうラインの大幅おおはば改修かいしゅう必要ひつようであったことなどから、AK74を使用しようしているのはきゅうソ連それん構成こうせいこくきゅうワルシャワ条約じょうやく機構きこう諸国しょこく以外いがいではキューバアンゴラシリアモンゴル[よう出典しゅってん]など比較的ひかくてき少数しょうすうとどまっており、従来じゅうらいのAK系列けいれつ(AK、AKM)とくらべると普及ふきゅうひくい。きゅう共産きょうさんこくでは改良かいりょうがたふくめて多数たすうのAK74が現役げんえきである。

バリエーション

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AK74ロシア: 5,45-мм автомат Калашникова АК74、「5.45mmカラシニコフ自動じどう小銃しょうじゅう AK74」の)(GRAU:6P20)[10]基本きほんがたで1974ねん採用さいよう製造せいぞうはじまり、1991ねん後継こうけいのAK74Mの製造せいぞうはじまったため、1993ねん軍用ぐんようとしての製造せいぞう終了しゅうりょうした[ちゅう 3]

初期しょき生産せいさんされたものは、AKM同様どうようかば合板ごうはんストックとハンドガード、ヴァラクニートロシア: волокнит[ちゅう 4][27][28]ばれるあか茶色ちゃいろ繊維せんい強化きょうかフェノール-ホルムアルデヒド樹脂じゅしせいグリップ(AKS74はかば合板ごうはんせい)、AG-4S[27][29][30]ばれるオレンジしょくガラス繊維せんい強化きょうかフェノール-ホルムアルデヒド樹脂じゅしせい弾倉だんそう(GRAU:6L20)を採用さいようしていた[31][32][ちゅう 5]。1970年代ねんだい後半こうはんには、TsNIITOChMASh協力きょうりょくしてPA6S-32Sばれるガラス繊維せんい強化きょうかポリアミド樹脂じゅしもちいた弾倉だんそう主要しゅよう部品ぶひんや、銃剣じゅうけんのグリップ・さや自動じどう小銃しょうじゅう銃床じゅうしょう・ハンドガード・フォアエンドおよびAKS74ようグリップを研究けんきゅう開発かいはつしており、まずは30はつ弾倉だんそう(GRAU:6L23)とグリップ(6P4.Sb9。AKS74、AKS74U、RPK74、RPKS74に使用しよう[33][34][35][36])から採用さいようされた[37][38][39]1980年代ねんだい中頃なかごろから生産せいさんされた後期こうきがたは、ストックやハンドガード、グリップ、弾倉だんそうが、焦茶こげちゃしょくプラム・カラー)に染色せんしょく[ちゅう 6]されたPA6-211-DS[40][41][42][43]ばれるガラス繊維せんい強化きょうかポリアミド樹脂じゅしせいのものへと順次じゅんじわっていった[44]

銃剣じゅうけん当初とうしょAKMと兼用けんようする6Kh4銃剣じゅうけんであったが、AK74後期こうきがた製造せいぞう開始かいしされるのとほぼどう時期じきに、グリップやさや焦茶こげちゃしょくのガラス繊維せんい強化きょうかポリアミド樹脂じゅしせいとし、ブレード形状けいじょうとう変更へんこうした6Kh5銃剣じゅうけん生産せいさんわった[45]

AK74Nロシア: 5,45-мм автомат Калашникова с ночным прицелом НСПУ АК74Н、「5.45mmカラシニコフ自動じどう小銃しょうじゅう夜間やかん照準しょうじゅんNSPUき AK74N」の)(GRAU:6P20N)[10]は、AK74のレシーバー左側ひだりがわめん夜間やかん照準しょうじゅん装着そうちゃくようのレール(ドブテイルマウント)をそなえ、NSPUけた仕様しよう[46][47]夜間やかん照準しょうじゅん装着そうちゃくようレールのみそなえた状態じょうたいAK74N1(GRAU:6P20N1)[46][47]NSPUMけた状態じょうたいAK74N2(GRAU:6P20N2)[46][47]NSPU-3けた状態じょうたいAK74N3(GRAU:6P20N3)[46][47]ばれる。なお、1991ねん発行はっこうのNSPU-3のマニュアルでは、NSPU-3をけたモデルをAK74Nと記載きさいしていた[48]が、2001ねん発行はっこうの5.45mmカラシニコフじゅうのマニュアルではすで前記ぜんきよう変更へんこうされている[46]

AKS74前期ぜんきがた

AKS74ロシア: 5,45-мм автомат Калашникова со складывающимся прикладом АКС74、「5.45mmカラシニコフ自動じどう小銃しょうじゅうたたしき銃床じゅうしょうき AKS74」の)(GRAU:6P21)[10]は、銃床じゅうしょうたためるようにし、携行けいこう容易よういにしたもの。それまでのAKSあるいはAKMS銃床じゅうしょうナチス・ドイツMP38/MP40同様どうよう下方かほうたた方式ほうしきだったが、AKS74では射手しゃしゅからひだりたた方式ほうしき変更へんこうされている。 そのため、従来じゅうらいのAKS・AKMSでは構造こうぞうじょう操作そうさがしにくかった銃床じゅうしょうたたんだ状態じょうたいじゅう側面そくめんのセレクターレバーを操作そうさすることが容易よういになった。たたまれた銃床じゅうしょうは、じゅう左側ひだりがわめん前方ぜんぽうにあるフックじょう金具かなぐ固定こていされる。

銃床じゅうしょうのスリングスイベルが射手しゃしゅから右側みぎがわ位置いちし、銃床じゅうしょうたたさい左側ひだりがわ位置いちするようになり、携行けいこう利便りべんせい向上こうじょうしている。

ソ連それんせいのものはAK74にじゅんじて、生産せいさん時期じきによりハンドガードの素材そざいプラスチック部品ぶひん成型せいけいしょくなどがことなっている。

また、アフガニスタン派遣はけんへいなどのなかには、スケルトンストックであることを利用りようし、空洞くうどう応急おうきゅうキットをれ、止血しけつたいきつけて固定こていするという現地げんち改造かいぞうをしている写真しゃしんもいくつかられる。戦場せんじょうでの出血しゅっけつ生命せいめいかかわることがおおいがゆえのカスタマイズであるとかんがえられるが、ゴム止血しけつたいなんじゅうにもくことでほおてのわりにもなるふくつぎ効果こうかられる。

2001ねん12月22にち発生はっせいした九州きゅうしゅう南西なんせい海域かいいき工作こうさくせん事件じけんで、北朝鮮きたちょうせん工作こうさくせん乗組のりくみいん海上保安庁かいじょうほあんちょう巡視じゅんしせんへの射撃しゃげきもちいたじゅうは88しき自動じどうじゅう2がた北朝鮮きたちょうせんせいAKS74)である。

AKS74Nロシア: 5,45-мм автомат Калашникова со складывающимся прикладом и ночным прицелом НСПУ АКС74Н、「5.45mmカラシニコフ自動じどう小銃しょうじゅうたたしき銃床じゅうしょうおよび夜間やかん照準しょうじゅんNSPUき AKS74N」の)(GRAU:6P21N)[10]は、AKS74のレシーバー左側ひだりがわめん夜間やかん照準しょうじゅん装着そうちゃくようのレール(ドブテイルマウント)をそなえ、NSPUけた仕様しよう[46][47]夜間やかん照準しょうじゅん装着そうちゃくようレールのみそなえた状態じょうたいAKS74N1(GRAU:6P21N1)[46][47]NSPUMけた状態じょうたいAKS74N2(GRAU:6P21N2)[46][47]NSPU-3けた状態じょうたいAKS74N3(GRAU:6P21N3)[46][47]ばれる。なお、1991ねん発行はっこうのNSPU-3のマニュアルでは、NSPU-3をけたモデルをAKS74Nと記載きさいしていた[48]が、2001ねん発行はっこうの5.45mmカラシニコフじゅうのマニュアルではすで前記ぜんきよう変更へんこうされている[46]

AKS74U

AKS74Uロシア: 5,45 мм автомат Калашникова со складывающимся прикладом укороченный АКС74У、「5.45mmカラシニコフ自動じどう小銃しょうじゅうたたしき銃床じゅうしょう短縮たんしゅくがた AKS74U」の)(GRAU:6P26)[49]は、AKS74の銃身じゅうしんを206.5 mmまでめたショートカービンで、ソ連それんぐんソ連それん内務省ないむしょうKGBひとし特殊とくしゅ部隊ぶたいけとして1979ねん採用さいようされた[50]

バレルが極端きょくたんみじかいため、建物たてもの内部ないぶなど、せま場所ばしょでの近距離きんきょり戦闘せんとうき、空挺くうてい部隊ぶたい特殊とくしゅ部隊ぶたいなどでもちいられている。また、まわしのさや軽量けいりょうなことから、車両しゃりょう搭乗とうじょういん砲兵ほうへい携行けいこう武器ぶきとしてももちいられている。みじかくなった銃身じゅうしんわせ、ライフリングのピッチはAKS74の200 mm/1回転かいてんから160 mm/1回転かいてん変更へんこうされている。銃口じゅうこうには独特どくとく形状けいじょうフラッシュハイダー装着そうちゃくされており、可能かのうかぎりマズルフラッシュをらそうとしているが、効果こうか限定げんていてきである。みじか銃身じゅうしんでもガスシステムの作動さどう十分じゅうぶんなガスあつるため、フラッシュハイダー(シリンダーがたマズル・ブースター)内部ないぶはガスしつもうけられている。そのおおきなマズルフラッシュを軽減けいげんするため、あらたに開発かいはつされた4ピース・フラッシュハイダーたか消炎しょうえん効果こうかほこるが、フラッシュハイダーとしてはおおきく、リコイルも増大ぞうだいする傾向けいこうがある。

後部こうぶ照準しょうじゅんはダストカバーに装着そうちゃくされ、本体ほんたい単純たんじゅん段階だんかい切替きりかえしきのフリップサイトである。ダストカバーは一般いっぱんのAKではぜんはしじゅうがわみ、後端こうたんをメインスプリングガイドのラッチで固定こていする方式ほうしきであるのにたいし、ぜんはしがヒンジでじゅう結合けつごうされている。

ウサーマ・ビン・ラーディンアイマン・ザワーヒリーがメディアに登場とうじょうするさいがわてかけてあるのがほんじゅうである。

AKS74Uをふくむ、たん銃身じゅうしんされたAKライフル/ピストルの愛称あいしょうとして、クリンコフ(Krinkov)がよくられている。クリンコフなる語句ごくはロシアには存在そんざいせず、マイルズ・ヴァイニング(Miles Vining)によれば、1980年代ねんだいアフガン紛争ふんそうなかムジャーヒディーン使用しようしたパシュトーでの表現ひょうげん由来ゆらいするという。当時とうじソ連それんぐんにおいて、AKS74Uはおも車両しゃりょうやヘリコプターの乗員じょういん支給しきゅうされていた。ムジャーヒディーンの兵士へいしにとって、このじゅうにすることは車両しゃりょう攻撃こうげきヘリコプターのような強力きょうりょく兵器へいき撃破げきはしたあかしであり、一種いっしゅのステータスシンボルと做されていた。また、クリンコフのほか、シリンコフ(Shrinkov)、シェスコフ(Sheskov)という愛称あいしょうもあった。クリンコフなる言葉ことば正確せいかく由来ゆらい不明ふめいだが、パシュトーで「ロシアふうのもの」をしめさいに-ovという語尾ごびける風習ふうしゅうがあったことと、アフガニスタン東部とうぶ方言ほうげんでカラシニコフじゅうして使つかわれたクリシニコフ(Krishnikov)なる表現ひょうげん関係かんけいしているとヴァイニングは予想よそうしている。この言葉ことばは1980年代ねんだい中頃なかごろから雑誌ざっしとうつうじてアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくつたわり、1990年代ねんだい初頭しょとうにポール・マホニー(Paul Mahoney)が、たん銃身じゅうしんのカラシニコフじゅうせんもん製造せいぞう販売はんばいする銃砲じゅうほうてんクリンクス(Krinks)を開業かいぎょうしたことがきっかけでひろられるようになった。現在げんざいでは、AKS74Uにかぎらず、フルサイズのAKにくらべてガスバイパスを短縮たんしゅくしたモデルは(もとたい形状けいじょう口径こうけいにかかわらず)クリンコフと通称つうしょうされる[51]アメリカではセミオート限定げんていにしてストックはいすることピストルとして登録とうろくしたもの、ぎゃくにガスバイパスを短縮たんしゅくしながらフラッシュハイダーを省略しょうりゃく、バレルを延長えんちょうして法律ほうりつじょう問題もんだいをクリアしたわりだねなどが存在そんざいする。

AKS74UN2(GRAU:6P26N2[52])は、AKS74Uのレシーバー左側ひだりがわめん夜間やかん照準しょうじゅん装着そうちゃくようのレール(ドブテイルマウント)をそなえ、NSPUMけた状態じょうたいである[53][46][54]。AK74NおよびAKS74Nとはことなり、AKS74UN1・AKS74UN3といったモデルの存在そんざいは、ソ連それん・ロシアの公文書こうぶんしょやマニュアルとうからは確認かくにんされていない[55]。なお、1991ねん発行はっこうのNSPU-3のマニュアルでは、NSPU-3をけたモデルをAKS74UNと記載きさいしていた[48]が、1992ねん発行はっこうのAKS74Uのマニュアルおよび2001ねん発行はっこうの5.45mmカラシニコフじゅうのマニュアルではAKS74UNとばれるモデルは記載きさいされておらず、AKS74UN2のみが記載きさいされている[53][46]

AKSB74U(AKS74UB)

[編集へんしゅう]
5.45/30mm SGK カナリェイカ

AKSB74U(GRAU:6P27)[56]は、1985ねん採用さいようされ[57]のちAKS74UBへと名称めいしょう変更へんこうされた[58]。AKS74UにPBS-3またはPBS-4サプレッサーと、ゼロイン調整ちょうせい可能かのう特殊とくしゅ小型こがたタンジェントサイト[ちゅう 7]銃身じゅうしん後部こうぶおよびフロントサイトベース下部かぶ消音しょうおんグレネードランチャーようラグ、20はつ容量ようりょう弾倉だんそうそなえた特殊とくしゅ部隊ぶたい仕様しよう[57]。このじゅうに、6G17消音しょうおんグレネードランチャーと、6G17専用せんようたおせしきリアサイトおよびロアハンドガード[ちゅう 8]追加ついかした仕様しようは、5.45/30mm SGK カナリェイカロシア: 5,45/30-мм стрелково-гранатометный комплекс «Канарейка»、「5.45/30mm自動じどう小銃しょうじゅう・擲弾発射はっしゃシステム «カナリア»」の[59][60][61](GRAU:6S1)[56]ばれ、スペツナズなどの特殊とくしゅ部隊ぶたい運用うんようされていた[62][63][64][65]

OTs-12 «Tiss»は、KBPしゃがAKS74Uを9x39mmだん仕様しようにし、しょう改良かいりょうしたもの。リアサイトは後方こうほう移動いどうし、フラッシュハイダー形状けいじょうえ、マガジン独自どくじのデザインにした。

6L18弾倉だんそうけたRPK74

RPK74(GRAU:6P18)は、AK74の分隊ぶんたい支援しえん火器かき仕様しようである。銃身じゅうしんやレシーバーをにくあつにすること耐久たいきゅうりょくつつ、45はつはこがた弾倉だんそう使用しようする。

AK74M

AK74Mロシア: 5,45-мм автомат Калашникова с пластмассовым складывающимся прикладом и универсальной планкой для дневных, ночных прицелов АК74М、「5.45mmカラシニコフ自動じどう小銃しょうじゅう樹脂じゅしせいりたたみしき銃床じゅうしょうおよび昼間ひるま夜間やかん照準しょうじゅん器用きよう汎用はんようレールき AK74M」の[12](GRAU:6P34)は、AK74の近代きんだいがたであり、従来じゅうらい用途ようとによりAK74、AK74N、AKS74、AKS74Nと4しゅあったじゅうすべ統合とうごうし、兵站へいたん簡素かんそする目的もくてきがあった[66]。AK74Mは1991ねんからソ連それん配備はいび開始かいしされる予定よていであったが、ソ連それん崩壊ほうかい影響えいきょうにより、実際じっさいにロシアぐん採用さいようされたのは1995ねんになってからであった[66]

特徴とくちょう

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従来じゅうらいのAK74は、固定こていしき銃床じゅうしょうそなえたAK74と金属きんぞくせいりたたみしき銃床じゅうしょうそなえたAKS74の種類しゅるいかれていた。このAK74Mは、形状けいじょう従来じゅうらいのAK74の固定こてい銃床じゅうしょうようでありながら、黒色こくしょくのガラス繊維せんい強化きょうかポリアミド樹脂じゅしせい[43]りたたみしき銃床じゅうしょう標準ひょうじゅん装備そうびしているため、自動車じどうしゃ狙撃そげきへい空挺くうていぐん兵士へいし戦車せんしゃへいなどに支給しきゅうするアサルトライフル文字通もじどおいち種類しゅるい統一とういつすることが可能かのうとなった。

レシーバー左側ひだりがわめんには暗視装置あんしそうち光学こうがく照準しょうじゅんようレールが標準ひょうじゅん装備そうびとなった。光学こうがく照準しょうじゅん1P78-1カシュタン英語えいごばんやUSP-1(1P29)とう使用しようできる。

ハンドガードとグリップの形状けいじょうはAK74後期こうきがたおなじであるが、ガラス繊維せんい強化きょうかポリアミド樹脂じゅし染料せんりょうが、AK74後期こうきがた焦茶こげちゃしょくから黒色こくしょくになった。また、ボルトキャリアーが従来じゅうらいよりも軽量けいりょうはかられており、射撃しゃげき衝撃しょうげき緩和かんわされている。レシーバカバーについても強化きょうかされたため、AKMよりあった補強ほきょうリブが省略しょうりゃくされている。

AK74MはAKS74やAKS74Uのように、銃床じゅうしょう右側みぎがわ本体ほんたい付近ふきんにスリングスイベルが存在そんざいする。

セミオートで実弾じつだん射撃しゃげきちゅうのAK74M。銃口じゅうこうから発射はっしゃえん(マズルフラッシュ)が発生はっせいしている様子ようす

運用うんよう

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同盟どうめいこくにも供与きょうよやライセンス生産せいさんみとめられたAK74やAKS74とことなり、AK74Mはソ連それん配備はいび開始かいしされた直後ちょくごソビエト連邦れんぽう崩壊ほうかい発生はっせいしたため、ロシア連邦れんぽうでのみ生産せいさん継続けいぞくされた。

輸出ゆしゅつよう西側にしがわ標準ひょうじゅん5.56x45mm NATOだん旧式きゅうしき7.62x39mmだん使用しよう可能かのうなように設計せっけいされたAK100シリーズは、このAK74Mをベースにしている。AK1055.45x39mmだん使用しようのカービンモデル)に対応たいおうするフルサイズモデル(たとえばAK102たいするAK101)がAK74Mともいえる。

ロシアぐんではAK74Mの後継こうけいじゅうAN-94開発かいはつしたが、従来じゅうらいのAKにくら構造こうぞう複雑ふくざつでコストもたかく、作動さどう不良ふりょう多発たはつするため、一部いちぶ部隊ぶたいにしかわたらなかった。そのもいくつかの後継こうけいじゅう試作しさくがされたものの、いずれも採用さいようにはいたらず、そのためAK74Mの調達ちょうたつ2011ねん9がつまでつづけられた。

ロシアぐんによる2011ねん9月のAK74Mの調達ちょうたつりについては、ロシアぐんすで必要ひつようりょうすうじゅうばい所有しょゆうしており、ややおおぶりであることやピカティニー・レールそなえていないなど、性能せいのうてき時代遅じだいおくれであることが理由りゆうとされ、より高性能こうせいのう新型しんがた自動じどう小銃しょうじゅう採用さいようされるまでは自動じどう小銃しょうじゅう新規しんき調達ちょうたつはしない方針ほうしんとなった[67]AK-12参照さんしょう)。

なお、1ていたりの価格かかくは、需給じゅきゅう動向どうこうによっておおきく変動へんどうするが、近年きんねんではやすくても200ドル前後ぜんこうとされている[68]

そのあらたなデザインのグリップと大型おおがたされたマズルブレーキ、伸縮しんしゅくたたしきのストック、ピカティニー・レールきのレシーバーカバー、フォアグリップきのハンドガードとうそなえた、アップグレードキット(KM-AK)が開発かいはつされた。このキットは一般いっぱん部隊ぶたい偵察ていさつ部隊ぶたい特殊とくしゅ部隊ぶたいと、部隊ぶたいべつに3種類しゅるい用意よういされている。2015ねんたいどく戦勝せんしょうパレードにてはじめて公開こうかい展示てんじされた[69]。ロシアぐんでは、予算よさん関係かんけいとAK74系列けいれつすんで保有ほゆうりょうから当面とうめん後継こうけいがたAK-12調達ちょうたつほんアップグレードキットによる既存きそんAK74Mの改修かいしゅうとを併存へいそんさせるものとられる。

AK100シリーズ

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AK74Mをベースにしたアサルトライフルシリーズ。AK100シリーズは、輸出ゆしゅつけにつくられたAK74Mの口径こうけい変更へんこうがたおよびたん銃身じゅうしんがたである[70]。かつてイズマッシュしゃでは「AK-10x」と「"-"(ハイフン)」をけた名称めいしょうもちいられていた[71]が、2001ねん以降いこうのイズマッシュしゃ公式こうしきサイトおよび現在げんざいカラシニコフ・コンツェルン公式こうしきサイトでは、「AK 10x」あるいは「AK10x」のように「"-"(ハイフン)」しの名称めいしょうもちいられている[72][17][ちゅう 1]

輸出ゆしゅつ意識いしきしており、口径こうけい西側にしがわNATOだん対応たいおうするものなどがある。そのため、プライベートオペレーターなどは5.56x45mm NATOだん銃器じゅうき携行けいこうするさいにはAK101やAK102、AK108を選択せんたくすることがある[よう出典しゅってん]現在げんざい製造せいぞうされているモデルは、ロアハンドガード下部かぶ右側みぎがわめんにピカティニー・レールを装備そうびしている[17][73]

6L29弾倉だんそう装着そうちゃくしたAK101

AK101ロシア: 5,56 мм автомат Калашникова АК101、「5.56mmカラシニコフ自動じどう小銃しょうじゅう AK101」の)(GRAU:6P43)[74]は、使用しよう弾薬だんやく5.56x45mm銃身じゅうしんちょう415 mmのフルサイズモデル。

6L29弾倉だんそう装着そうちゃくしたAK102

AK102ロシア: 5,56 мм автомат Калашникова малогабаритный АК102、「5.56mm小型こがたカラシニコフ自動じどう小銃しょうじゅう AK102」の)(GRAU:6P44)[75]は、使用しよう弾薬だんやく5.56x45mm、銃身じゅうしんちょう314 mmのAK101のコンパクトモデル。AKS74Uのような極端きょくたん短縮たんしゅくではなく、フロントサイトとガスバイパスのあいだにあるバレル短縮たんしゅくし、ストックもAK101に準拠じゅんきょしたものを装着そうちゃくする。ただし、フラッシュハイダー形状けいじょうはAKS74Uにちかい。

AK103

AK103ロシア: 7,62 мм автомат Калашникова образца 1974 года АК103、「7.62mmカラシニコフ自動じどう小銃しょうじゅう1974ねんしき AK103」の)(GRAU:6P45)[74]は、使用しよう弾薬だんやく7.62x39mm銃身じゅうしんちょう415 mmのフルサイズモデル。使用しよう弾薬だんやくAKおなじだが、あくまでAK100シリーズのバリエーションとして、AK74Mに準拠じゅんきょした設計せっけいベネズエラぐん制式せいしき採用さいようした。

AK104

AK104ロシア: 7,62 мм автомат Калашникова образца 1974 года малогабаритный АК104、「7.62mm小型こがたカラシニコフ自動じどう小銃しょうじゅう1974ねんしき AK104」の)(GRAU:6P46)[75]は、使用しよう弾薬だんやく7.62x39mm、銃身じゅうしんちょう314 mmのAK103のコンパクトモデル。

AK105

AK105ロシア: 5,45 мм автомат Калашникова малогабаритный АК105、「5.45mm小型こがたカラシニコフ自動じどう小銃しょうじゅう AK105」の)(GRAU:6P47)[75]は、使用しよう弾薬だんやく5.45x39mm銃身じゅうしんちょう314 mmのAK74Mのコンパクトモデル。

使用しよう弾薬だんやく5.45x39mm連射れんしゃ速度そくど向上こうじょうし、いち分間ふんかんに850はつ射撃しゃげき可能かのう。3てんバーストの追加ついかAEK-971設計せっけい準拠じゅんきょしたリコイル軽減けいげん機構きこうそなえ、命中めいちゅう精度せいどはAK74Mの1.5 - 2ばい程度ていど向上こうじょうしている[76][77]

使用しよう弾薬だんやく5.56x45mm基本きほんてき性能せいのうはAK107と同様どうよう連射れんしゃ速度そくどいち分間ふんかんに900はつ[78]

AK-9は、イズマッシュしゃ開発かいはつした9x39mmだん使用しようするコマンドアサルトライフル試作しさく初期しょきのベースはAKS74Uだったが、のちにAK100シリーズへと変更へんこうされた。9x39mmだん使用しようすることからスペツナズ特殊とくしゅ部隊ぶたいよう設計せっけいされたとおもわれる。現在げんざいAM-17をベースとしたAMB-17への代替だいたいすすめられている。

PP-19 ビゾーンは、AKS74をベースにイズマッシュしゃ開発かいはつした9x18mmたま使用しようするたん機関きかんじゅうである。「ヘリカルマガジン[ちゅう 9]」という特殊とくしゅマガジンにより60はつ以上いじょうもの装弾そうだんすうつ。その改良かいりょうがたPP-19 ビゾーン-2登場とうじょうし、使用しよう弾薬だんやくサプレッサー、ストック、射撃しゃげきモードとうちがいにより多数たすうのバリエーションが存在そんざいする[79]

PP-19-01 ヴィーチシは、より一般いっぱんてきな9x19mmだんと30はつばこがた弾倉だんそうもちいるよう、PP-19 ビゾーンを改良かいりょうしたモデル。また、PP-19-01 ヴィーチシに、AK105にじゅんじた改良かいりょうほどこしたモデルはPP-19-01 ヴィーチシ-SNばれる[80]

AK-200(プロトタイプ)

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2010ねん5月にロシア公開こうかいされたAKシリーズの近代きんだいがたプロトタイプ。AK74Mを原型げんけいレールシステムきハンドガードの追加ついか軽量けいりょうなどの改良かいりょうくわえられたもの。2011ねんからロシアぐん試験しけんされた結果けっか[81]、ロシアぐんはプロトタイプAK-200の採用さいよう見送みおくり、今後こんごAK74Mのピカティニー・レールきアップグレードがた継続けいぞく使用しようすると発表はっぴょうした。

AK200シリーズ

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AK200シリーズは、AK74MおよびAK100シリーズに、ピカティニー・レール装備そうびとう改良かいりょうほどこしたモデル。なお、既存きそんのAK74およびAK74MにKM-AKロシア: комплект модернизации автомата Калашникова、「カラシニコフ自動じどう小銃しょうじゅう近代きんだいキット」の)(GRAU:6Ch63)とばれるアップグレード・キットをむことにより、AK200相当そうとうAK74 RMOへと改修かいしゅうすることができる[82]

AK100シリーズからの改良かいりょうてんとして、レシーバーカバーをAKS74Uのようなヒンジしき開閉かいへいタイプかつレシーバーカバー固定こていようラッチをそなえた上部じょうぶピカティニー・レールきのものに、ハンドガードを上下じょうげりょう側面そくめんピカティニー・レールきのものに、ストックを伸縮しんしゅくたたしき新型しんがたに、フラッシュハイダーをSVDのもの形状けいじょうものに、グリップおよびストックをAK-12の初期しょき量産りょうさんがたおな伸縮しんしゅく折畳おりたたしきものに、またセレクターレバーをグリップをにぎったまま人差ひとさゆび素早すばや操作そうさできるように中央ちゅうおう下部かぶにもりが追加ついかされたものに変更へんこうされているほか、これらの改良かいりょうともな不要ふようとなったレシーバー左側ひだりがわめんのサイドレールおよびストック固定こていラッチが削除さくじょされている[73]。2018ねん6がつ以前いぜんAK100MおよAK74M3という名称めいしょうであったが、輸出ゆしゅつけにわかりやすくするため、200番台ばんだい数字すうじ変更へんこうされた。現在げんざいカラシニコフ・コンツェルン公式こうしきサイトでは、「AK20x」のように「"-"(ハイフン)」しの名称めいしょうもちいられている[17][ちゅう 1]

なお、現在げんざい(2023ねん7がつ時点じてん)でもカラシニコフしゃ公式こうしきサイトでは、ロシアサイトにおいても英語えいごサイトにおいても、最新さいしんのAK-12シリーズとならんでAK74M、AK100シリーズ、AK200シリーズが掲示けいじされている[83][17]現在げんざい、ロシア連邦れんぽうぐん新規しんき製造せいぞうされたモデルにのみ200番台ばんだい名称めいしょうあたえており、既存きそんのAK74Mにアップグレード・キットによる近代きんだい改修かいしゅう順次じゅんじほどこしているが、改修かいしゅう実施じっしぶんにロシア連邦れんぽうぐんあらたにAK200の名称めいしょうあたえた事例じれい報告ほうこくされていない[84]

インドは2019ねんに、AK203を75まんちょう調達ちょうたつすることを決定けってい、うち10まんちょうはロシアからの輸入ゆにゅう、65まんちょうはインドでのライセンス生産せいさんである[85]

ロシア連邦れんぽう国家こっか親衛隊しんえいたい(ロシア連邦れんぽうぐんとはべつ組織そしき、2016ねん設立せつりつ)は2019ねんに、AK200とAK205を調達ちょうたつしたと公表こうひょうした[86]。2020ねんには、6Ch64(フォアグリップ)や6Ch26(ブランクアダプター)とうともに、AK200が1,400てい、AK205が200てい納入のうにゅうされている[87]

AK200
AK200(GRAU:6P34-1)は、使用しよう弾薬だんやく5.45x39mm、銃身じゅうしんちょう415 mmのフルサイズモデル。きゅう名称めいしょうAK74M1。
AK201
AK201(GRAU:6P43-1)は、使用しよう弾薬だんやく5.56x45mm、銃身じゅうしんちょう415 mmのフルサイズモデル。きゅう名称めいしょうAK101M。
AK202
AK202(GRAU:6P44-1)は、使用しよう弾薬だんやく5.56x45mm、銃身じゅうしんちょう314 mmのショートバレルモデル。きゅう名称めいしょうAK102M。
AK203
AK203(GRAU:6P45-1)は、使用しよう弾薬だんやく7.62x39mm、銃身じゅうしんちょう415 mmのフルサイズモデル。きゅう名称めいしょうAK103M。
AK204
AK204(GRAU:6P46-1)は、使用しよう弾薬だんやく7.62x39mm、銃身じゅうしんちょう314 mmのショートバレルモデル。きゅう名称めいしょうAK104M。
AK205
AK205(GRAU:6P47-1)は、使用しよう弾薬だんやく5.45x39mm、銃身じゅうしんちょう314 mmのショートバレルモデル。きゅう名称めいしょうAK105M。

2012ねん1がつにロシアで発表はっぴょうされただい5世代せだいAKアサルトライフル[88](プロトタイプめいAK-400)。プロトタイプAK-200のよう近代きんだい意識いしきしつつシルエットは本来ほんらいのAKにちかづけられている。レシーバーはいままでのAKとはかなりことなり、リアサイトはレシーバー後方こうほう設置せっちされ、セレクターレバーは小型こがたのものがレシーバー両面りょうめんもうけられた。ストックは伸縮しんしゅくたたしきになっている。

現在げんざい5.45x39mm使用しようするAK-12、7.62x39mm使用しようするAK-15、5.56x45mm使用しようするAK-19、7.62x51mm使用しようするAK-308とうがラインナップされている。カラシニコフ・コンツェルンはこれらだい5世代せだいAKをRatnikシリーズ呼称こしょうしている[17][73]

2015ねん4がつロシア国防省こくぼうしょうはRatnik歩兵ほへい近代きんだい計画けいかく標準ひょうじゅん火器かきとして、カラシニコフ・コンツェルンきゅうイズマッシュしゃ製造せいぞうする2種類しゅるいのアサルトライフルを選定せんていしたことを公表こうひょうした。選定せんていされたのは、5.45x39mmだん使用しようするAK-127.62x39mmだん使用しようするAK-15である[89]

カラシニコフ・コンツェルン開発かいはつ販売はんばいしている民間みんかん最新さいしんAK。従来じゅうらいのレシーバーカバーを廃止はいしし、AR-15のようなロアとアッパーでレシーバーを分割ぶんかつして分解ぶんかいする方式ほうしき変更へんこうされている。この改良かいりょうにより、レシーバー上部じょうぶ全面ぜんめんピカティニーレールのフラットトップになり、精度せいど改善かいぜんとより幅広はばひろ照準しょうじゅんへの対応たいおう可能かのうとなった。またAK-12での耐久たいきゅうせい不足ふそく反省はんせいかしほぼすべての部品ぶひん金属きんぞく生成せいせいしており、耐久たいきゅうせいがかなりたか反面はんめん重量じゅうりょうおもい。コッキングレバーは従来じゅうらい右側みぎがわではなく左側ひだりがわうつされ、右側みぎがわはいさいかちこうのみになっている。5.45x39mm7.62x39mm5.56x45mm弾薬だんやくバリエーションがあり、アッパーレシーバーと一部いちぶ部品ぶひん交換こうかんすることで使用しよう弾薬だんやく銃身じゅうしんちょう変更へんこうできる[90]

AKV-521の7.62x51mm/.308 ウィンチェスターだん仕様しよう銃身じゅうしんがAKV-521にくらながくレシーバー交換こうかんによる使用しよう弾薬だんやく変更へんこうもできない。まだ試作しさく段階だんかい販売はんばいはされていない。

備品びひん

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銃剣じゅうけん

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AKM/AK74ようの6Kh4銃剣じゅうけん、AK74/AK74M/AK-12ようの6Kh5銃剣じゅうけん、AK-12ようの6Kh9-1銃剣じゅうけんがある。

擲弾発射はっしゃ

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AKM以降いこうのAKシリーズのじゅうには、銃身じゅうしんした擲弾発射はっしゃ(グレネードランチャー)をけることができる。これは、アメリカベトナム戦争せんそうなか開発かいはつしたM16ようM203のコンセプトを参考さんこう開発かいはつされた。

GP-25/GP-30/GP-34
GP-25、GP-30、GP-34は、アメリカせいM203の対抗たいこう製品せいひんとして開発かいはつされた口径こうけい40mmのアンダーバレルしき擲弾発射はっしゃ

照準しょうじゅん装置そうち

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NSPU
NSPU(GRAU:1PN34)は、AKMN-1/AKMSN-1、AK74N/AKS74N、RPKN-1/RPKSN-1RPK74N/RPKS74NPKMN-1/PKMSN-1SVDN-1RPG-7N1/RPG-7DN1[91]での夜間やかん使用しよう想定そうてい開発かいはつされただい1世代せだいパッシブ方式ほうしき暗視装置あんしそうちで、1976ねん採用さいようされた[92]。スコープの運用うんよう重量じゅうりょうは2.2 kg、倍率ばいりつは3.5ばい視野しや水平すいへい方向ほうこう5垂直すいちょく方向ほうこう4である[93]電源でんげんとして、電圧でんあつ2.5 V、容量ようりょう1.5 Ahの2NKBN-1.5とばれる充電じゅうでん可能かのうニッケル・カドミウム蓄電池ちくでんち、または、3RTs83Kh[ちゅう 10]ばれる使つかての水銀すいぎん亜鉛あえん電池でんち専用せんようケースにれて使用しようする[95]
NSPUM
NSPUM(GRAU:1PN58)は、AKMN2/AKMSN2、AK74N2/AKS74N2、AKS74UN2[53]RPKN2/RPKSN2RPK74N2/RPKS74N2PKMN2/PKMSN2SVDN2RPG-7N2/RPG-7DN2[96]での夜間やかん使用しよう想定そうてい開発かいはつされただい1世代せだいパッシブ方式ほうしき暗視装置あんしそうちで、1985ねんごろ採用さいようされた[97]。スコープの運用うんよう重量じゅうりょうは2 kg、倍率ばいりつは3.5ばい視野しや水平すいへい方向ほうこう5垂直すいちょく方向ほうこう4である[98]夜間やかんおよびてい照度しょうど環境かんきょうで、兵士へいしなら最大さいだい300 m、戦車せんしゃ側面そくめんなら最大さいだい400 mの距離きょり目標もくひょう識別しきべつできる[98]電源でんげんとして、電圧でんあつ1.2 V、容量ようりょう0.55 AhのD-0.55Sとばれるニッケル・カドミウム蓄電池ちくでんちを5直列ちょくれつ接続せつぞくした充電じゅうでん可能かのう専用せんよう電池でんち[ちゅう 11]、または、5RTs83Kh[ちゅう 10]ばれる使つかての水銀すいぎん亜鉛あえん電池でんち専用せんようケースにれて使用しようする[99]
NSPU-3
NSPU-3 «Kazuar»(GRAU:1PN51)は、AKMN-1/AKMSN-1、AK74N/AKS74N、AKS74UN、ASS、RPKN-1/RPKSN-1、RPK74N/RPKS74N、PKMN-1/PKMSN-1、SVDN-1、VSS、RPG-7N1/RPG-7DN1[48]での夜間やかん使用しよう想定そうてい開発かいはつされただい2世代せだいパッシブ方式ほうしき暗視装置あんしそうち。スコープの運用うんよう重量じゅうりょうは2.1 kg、倍率ばいりつは3.46ばい視野しやは935ふんである[100]電源でんげんとして使用しようする電池でんちはNSPUMとおなじで、5のD-0.55Sの場合ばあい最大さいだい10あいだ、5RTs83Kh[ちゅう 10]場合ばあい最大さいだい20 - 25あいだ動作どうさ可能かのうである[101]
1PN93
1PN93 «Malysh»は、各種かくしゅしょう火器かき携帯けいたいしき対戦たいせんしゃ擲弾発射はっしゃでの夜間やかん使用しよう想定そうてい開発かいはつされただい2.5世代せだいパッシブ方式ほうしき暗視装置あんしそうち。AK74Mようの「1PN93-2 AK-74」は、スコープの運用うんよう重量じゅうりょうは1.3 kg、倍率ばいりつは4ばい視野しやは6である[102]電源でんげんとして、電圧でんあつ1.2 V、容量ようりょう0.9 AhのNLTs-0.9-1[103][104]ばれる充電じゅうでん可能かのうニッケル・ランタン蓄電池ちくでんち、または、電圧でんあつ1.4 V、容量ようりょう1.2 AhのA-316 "Era"[105]ばれる使つかてのマンガン亜鉛あえん電池でんち使用しようし、最大さいだい10あいだ動作どうさ可能かのうである[106]。また、これらの電池でんちわりに一般いっぱんてきなR6規格きかく電池でんちたん3かたち乾電池かんでんち)が使用しよう可能かのうである[107]
USP-1
USP-1 «Tyul'pan»(GRAU:1P29)は、AK74N、RPK74N、PKMN[108]での昼間ひるま夜間やかん使用しよう想定そうてい開発かいはつされた照準しょうじゅん装置そうち照準しょうじゅん重量じゅうりょうは0.8 kg、倍率ばいりつは4ばい視野しやは8である[108]構造こうぞうはイギリスのL1A1自動じどう小銃しょうじゅうよう開発かいはつされたL2A2 SUIT酷似こくじ[109]しており、夜間やかんおよびてい照度しょうど環境かんきょうではレティクル先端せんたん発光はっこうする。これは、光源こうげんとなるT(3)-08発光はっこうたいふくまれるトリチウム放射ほうしゃせい崩壊ほうかいにより、放射ほうしゃされた電子でんしながれ(β線べーたせん)が蛍光けいこうからだ照射しょうしゃされ、可視かし光線こうせん放射ほうしゃするという原理げんりによる[110]

サプレッサー

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PBS-2
1970年代ねんだい開発かいはつされたAK74およびAKS74ようサプレッサーPBS-1構造こうぞうをしており、5.45x39mmだん音速おんそくだん仕様しようである5.45mm US(GRAU:7U1)だん使用しようするが、AK74の銃身じゅうしんちょうではたまそく音速おんそくえるために消音しょうおん効果こうかひくかったり[111]量産りょうさんかないなどの理由りゆうからひろ普及ふきゅうしなかった。
PBS-3
AKS74Uようのサプレッサー。PBS-1およびPBS-2と構造こうぞうをしている。5.45mm US音速おんそくだんなが銃身じゅうしんから発射はっしゃされるよりも、みじか銃身じゅうしんから発射はっしゃされるほうがより弾道だんどう安定あんてい[ちゅう 12]たか消音しょうおんせい発揮はっきする[112]ことが判明はんめいしたため、AK74およびAKS74より銃身じゅうしんみじかいAKS74Uけにあらたに開発かいはつされた。改良かいりょうされたガスの排出はいしゅつこうとマズルブースターの機能きのうそなえており、若干じゃっかん精度せいどくなるが、5.45mm US音速おんそくだん以外いがい弾薬だんやく使用しようするとサプレッサー本体ほんたい破損はそんにつながる。
PBS-4
AKS74Uようのサプレッサー。PBS-3と基本きほんてき構造こうぞうおなじだが、従来じゅうらい使用しようされてきたゴムせいのオブチュレーター(ワイプ)を廃止はいししたことでサプレッサー本体ほんたい構成こうせいする部品ぶひんがすべて金属きんぞくせいとなったため、PBS-3とはことなりフルオート射撃しゃげきにも適合てきごうしている[58]通常つうじょうだん使用しようした場合ばあいは、燃焼ねんしょうガスと弾頭だんとうによるソニックブームにより消音しょうおん効果こうかほとんいが、マズルフラッシュを軽減けいげんできる[113]
TGP-A-5.45
ロシアぐん採用さいようされたAK74MやRPK74Mなど5.45x39mmだん使用しようする自動じどう小銃しょうじゅうけい機関きかんじゅう使用しようできる最新さいしんサプレッサー。
TGP-A-7.62
ロシアぐん採用さいようされたAK103AK203などの7.62x39mmだん使用しようする自動じどう小銃しょうじゅうけい機関きかんじゅう使用しようできる最新さいしんサプレッサー。
ATG
ATGロシア: автоматный тактический глушитель、「戦術せんじゅつ自動じどう小銃しょうじゅう消音しょうおん」の)(GRAU:6Ch65)は、5.45mm AK74/AKS74/AK74M/AK1055.56mm AK101/AK1027.62mm AK103/AK104ならびにAK200シリーズで使用しようできるマルチタイプサプレッサー。7.62x39mmだん音速おんそくだん仕様しようである7.62mm US(GAU:57-N-231U)だん使用しようする場合ばあいは、PBS-1ようオブチュレーター(GRAU:6Ch7)をけることによりたか消音しょうおん効果こうかじゅう動作どうさ必要ひつようなガスあつることができる[114]
DTK-4
DTK-4 «Kochevnik»は、AK74、AK74M、AKS74U、AK103ならびにそれらの改良かいりょうがたじゅう使用しようできるサプレッサーであり、ロシアの備品びひん販売はんばい開発かいはつメーカーのズィニート(ZENIT)有限ゆうげん責任せきにん会社かいしゃによって開発かいはつされた。ズィニートしゃはDTK-4を、DTK-1ないしDTK-3のマズルブレーキ・コンペンセイターDTKロシア: дульный тормоз - компенсатор))の一種いっしゅとして位置いちづけている。5.45x39mmだん対応たいおうしたDTK-4 (5.45)と、7.62x39mmだん対応たいおうしたDTK-4 (7.62)およびその改良かいりょうがたであるDTK-4Mがあり、サプレッサー本体ほんたいはいずれもチタン合金ごうきんせいである。現在げんざい、DTK-4の購入こうにゅうMVDFSBFSO職員しょくいんかぎられており、これらの機関きかんぞくする特殊とくしゅ部隊ぶたいないおも運用うんようされている[115]
6Ch60
6Ch60は、AK-12ようのサプレッサー(PMSロシア: прибор малошумной стрельбы、「てい騒音そうおん射撃しゃげき装置そうち」の))。AK-12のフラッシュサプレッサー・コンペンセイターに直接ちょくせつかぶせてラッチで固定こていする、クイック・デタッチャブルしきとなっている[116]。AK-15ようのものは6Ch61ばれる。

各国かっこく生産せいさんされたAK74

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AK74とその直系ちょっけい派生はせいひんがベースになったじゅうのみを記載きさい

国名こくめい 名称めいしょう 相当そうとうひん備考びこう
ポーランドの旗 ポーランド Kbk wz. 1988 タンタル
Skbk wz.1989 オニキス
Kbs wz. 1996 ベリル
Kbk wz.1996 ミニベリル
Kbk wz.1997 ボゾ
Kbk wz.2002 ビン
Kbk wz.2004 ベリル
Kbk wz.2005 ジャンター
AKS74
AKS74U
AKS74、近代きんだいモデル、5.56x45mmだん仕様しよう
wz.1996短縮たんしゅく(クリンコフ)がた、5.56x45mmだん仕様しよう
wz.1996ブルパップ仕様しよう、5.56x45mmだん仕様しよう
wz.1997 ボゾ改良かいりょうがた、5.56x45mmだん仕様しよう
wz.1996近代きんだいモデル、5.56x45mmだん仕様しよう
wz.2002近代きんだいモデル、5.56x45mmだん仕様しよう
 ルーマニア AIMS-74 AKS74、フォアグリップ付属ふぞく
 ブルガリア アーセナル AR-M1
アーセナル AR-M1F
アーセナル AR-SF
アーセナル AR-M4SF
アーセナル M9
アーセナル M9F

アーセナル SLR-100シリーズ
AK74
AKS74
AKS74U、5.56x45mmだん仕様しよう下面かめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AKS74U、5.56x45mmだん仕様しよう側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AK74、5.56x45mmだん仕様しよう
AKS74、5.56x45mmだん仕様しよう側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
上記じょうきのレシーバーは、すべAKタイプの切削せっさく加工かこう
AK100シリーズに相当そうとう
東ドイツの旗 ひがしドイツ MPi-AK-74N
MPi-AKS-74N
MPi-AKS-74NK

STG K 90シリーズ
LMG K 500 (924)
PG 500 (925)
Wieger STG 941
Wieger STG 942
Wieger STG 943
Wieger LMG 944
Wieger PG 945
Wieger 950シリーズ
Wieger 970シリーズ
AK74
AKS74、側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AKS74短縮たんしゅくがた側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
輸出ゆしゅつけモデル
MPi-AK-74Nならびにその派生はせいがた
MPi-AK-74Nのけい機関きかんじゅうきゃく装備そうび・バレル延長えんちょうがた
MPi-AK-74Nの狙撃そげきじゅう(バレル延長えんちょうがた
MPi-AK-74N改良かいりょうがた、5.56x45mmだん仕様しよう
STG 941、側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
STG 942短縮たんしゅくがた
STG 941けい機関きかんじゅうがた
STG 941狙撃そげきじゅうがた
Wieger 940シリーズの5.45x39mmだん仕様しよう
Wieger 940シリーズの7.62x39mmだん仕様しよう計画けいかくのみ
ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア
セルビアの旗 セルビア
M85SMGen
M92SMG
M21
AKS74U、5.56x45mmだん仕様しよう
AKS74U、7.62x39mmだん仕様しよう
M80、近代きんだいカービン、側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
 ウクライナ Vepr AK74ブルパップ仕様しよう
朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく 88しき自動じどうじゅう
98しき自動じどうじゅう
AK74
88しきプラ部品ぶひん金属きんぞくせいかわそう
中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 88-Sしき自動じどうやり
AK-2000P
AK74コピー、5.56x45だん仕様しよう、セミオートのみ
56しき自動じどうやり2がた共通きょうつう側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう装備そうび。AK101に相当そうとう
オウム真理教おうむしんりきょう ナーディー オウム真理教おうむしんりきょう密造みつぞう自動じどう小銃しょうじゅう密造みつぞう事件じけん参照さんしょう

AK74の遊戯ゆうぎじゅう

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2007ねん12月20にち東京とうきょうマルイがリコイルショック発生はっせい装置そうちボルトブローバック機構きこう搭載とうさいした次世代じせだい電動でんどうガンだいいちごうとして、AK74MN(実際じっさいのモデルはAK74M)を発売はつばいした。AK74MNにかんしては一時期いちじき生産せいさん中止ちゅうしされていたが、2018ねん生産せいさん再開さいかいされた。 現在げんざい、AK74およびその発展はってんがたをモデルとしたエアソフトガンは、対象たいしょう年齢ねんれい18さい以上いじょうの「次世代じせだい電動でんどうガン」としてAK74MN、AKS74U、AK102、AKS74N、「ガスブローバック ショットガン」としてサイガ-12K対象たいしょう年齢ねんれい10さい以上いじょうの「電動でんどうガンLIGHT PRO」としてAK74Uがラインナップされている。

2012ねん10月31にちKSCがAKとしては国内こくないはつのブローバックガスガンとなる「ガス-ブローバックAK74 シリーズ」だいいちごうとして、AK74Mを発売はつばいした。2013ねん7がつにはだいごうとしてAKS74Uを発売はつばいしている。現在げんざいどうシリーズにはKTR-03、KTRソードオフもラインナップされている。

近年きんねんでは香港ほんこん台湾たいわんひとし遊戯ゆうぎじゅうメーカーから大量たいりょう電動でんどうガンやブローバックガスガンのバリエーションが展開てんかいされている。

登場とうじょう作品さくひん

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AK74の登場とうじょう作品さくひん表示ひょうじするにはみぎの [表示ひょうじ] をクリックしてください。

映画えいが

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007シリーズ
007 ゴールデンアイ
冒頭ぼうとうにて、主人公しゅじんこうのジェームズ・ボンドがソ連それん化学かがく工場こうじょう潜入せんにゅうしたさいてきからAKS74Uをうばって使用しよう。また、ゼニア・オナトップがゼヴェルナヤのコントロールルームでAKS74Uを使用しようするほか、冒頭ぼうとうソ連それんぐんロシアぐん将兵しょうへいがAK74とAKS74・AKS74U・AK74ふう改造かいぞうされた56しき自動じどうやり使用しようする。
007 ダイ・アナザー・デイ
冒頭ぼうとう戦闘せんとうにて、ザオと北朝鮮きたちょうせんぐん兵士へいしがAKS74Uを使用しよう
REDリターンズ
カーチャ・ペトロコヴィッチとその護衛ごえいがAKS74Uを所持しょじする。
THE NEXT GENERATION -パトレイバー-
太田おおた莉菜りなえんじるカーシャがAK74を使用しようする。ケースにはFSB紋章もんしょうがついている。
ザ・ラストシップ
シーズン1にてロシア海軍かいぐん兵士へいし使用しよう
PMC:ザ・バンカー
民間みんかん軍事ぐんじ会社かいしゃ「ブラックリザード」の傭兵ようへい使用しようする。また、朝鮮人民軍ちょうせんじんみんぐんがヘリカルマガジンを装着そうちゃくした88しき使用しようする。
ブラックホーク・ダウン
ソマリア民兵みんぺい前線ぜんせん指揮しきかんであるモアリムが、AKS74Uを使用しようする。
ミッドナイト・イーグル
日本にっぽんアルプス墜落ついらくしたステルスばくげき搭載とうさいされていた核兵器かくへいき爆破ばくはしようとする某国ぼうこく工作こうさくいんたちが、AK74を使用しようする。一部いちぶはスコープがけられている。
ランボー3/いかりのアフガン
スペツナズ隊員たいいんたちがAKS74を使用しようする。撮影さつえい使用しようされたのはAKMSを改造かいぞうしてつくられただい用品ようひんで、マズルブレーキの形状けいじょうなどは実物じつぶつしているが、弾倉だんそう銃床じゅうしょうなどの形状けいじょう実物じつぶつことなっている。

小説しょうせつ

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征途せいと
日本にっぽん民主みんしゅ主義しゅぎ人民じんみん共和きょうわこく北日本きたにっぽんあか日本にっぽん)の装備そうびとして登場とうじょう人民じんみん空軍くうぐん特殊とくしゅ部隊ぶたい首相しゅしょう護衛ごえい師団しだん特務とくむ警護けいご部隊ぶたい統一とういつ戦争せんそう使用しようする。このうち空軍くうぐん特殊とくしゅ部隊ぶたいは「AKS74J」という架空かくう仕様しよう使用しようしている。
6ステイン
「いまできる最善さいぜんのこと」にてもと北朝鮮きたちょうせん工作こうさくいん使用しよう。「りたたみしき」「みじかめた銃身じゅうしん」からAKS74Uだとおもわれる。さんてん連射れんしゃ主人公しゅじんこうめる。
メトロ2033
主人公しゅじんこうのアルチョムとブルボンがAKS74Uを使用しようする。「カラシニコフじゅうだったが(りゃく銃床じゅうしょうりたたみしきみじかいタイプ」、「(ブルボンのリュックをあさったさいに)自動じどう小銃しょうじゅうななろく口径こうけいよう実弾じつだんは、結局けっきょくつからなかった」とあり、AKS74Uだとおもわれる。平和通へいわどおえきからとなりのスハレフスカヤえきへのトンネルの道中どうちゅうにブルボンがかい現象げんしょうに斃れ、アルチョムはかれがリュックのなかかくっていたAKS74Uをる。その、プーシキンスカヤえきでファシストに拘束こうそくされるまで使用しようしている。
Alliance of Valiant Arms
ライフルマンのメインウェポンとして AK74M、AKS74U、AK200などが登場とうじょう。ショップない購入こうにゅう可能かのう通常つうじょうタイプのほか、ガチャ景品けいひんとして入手にゅうしゅ可能かのうな、特別とくべつ装飾そうしょくやカスタマイズがほどこされたタイプがある。
コール オブ デューティシリーズ
CoD4
CoD:BO
CoD:MW3
CoD:BO2
CoD:BO3
CoD:BOCW
CoD:MWII
「Kastov 74u」の名称めいしょうでAKS74UNが登場とうじょう。アタッチメントのレシーバーを変更へんこうすることで、AK103、AK105、RPD、PP19-01 ヴィーチシ、PP19 ビゾーンとうまったちがべつ武器ぶきへと改造かいぞうすること可能かのう
Escape from Tarkov
AK74、AKS74U、AK74M、AK101など、すうおおくのバリエーションが登場とうじょうする。それぞれグリップをはじめ、ハンドガード、レシーバー、マズルなど細部さいぶいたるまでカスタマイズが可能かのう
アリーナブレイクアウト
AK74N、AKS74U、AK102などが登場とうじょう。AK74NはハンドガードがAK74Mの黒色こくしょくポリマーであったり、AK102はダストカバーにリブがあったりとじつじゅうとの相違そういてんもある。
ドールズフロントライン
AK-9の最初さいしょ試作しさくほし3AR戦術せんじゅつ人形にんぎょう「OTs-12」、AKS74Uがほし5SMG戦術せんじゅつ人形にんぎょう「AK74U」の名称めいしょう擬人ぎじんされて登場とうじょう。また、NPC人間にんげんのキャラクターである「カリーナ」も大型おおがたイベント「秩序ちつじょらんりゅう」にてAKS74Uを使用しようしている。
バトルフィールド』シリーズ
Project Reality(BF2)
ハマース自由じゆうシリアぐんターリバーンなどの民兵みんぺいよう装備そうびとして登場とうじょう登場とうじょうバリエーションはAK74、AKS74、AKS74U。また、ロシア連邦れんぽうぐん正規せいきへい装備そうびとしてAK74Mが1P29スコープを装備そうびして登場とうじょうする。
BF3
突撃とつげきへいのメインウェポンとして、AK74Mが登場とうじょう様々さまざまなカスタマイズが可能かのう
BF4
突撃とつげきへい最初さいしょのメインウェポンとしてAK-12登場とうじょう初期しょき状態じょうたいではカスタムパーツとしてKOBRA(RDS)、エルゴノミック フォアグリップ、レーザーサイトが装着そうちゃくされている。様々さまざまなカスタマイズが可能かのう
BFH
オペレータークラスのメインウェポンとしてAKS74Uが登場とうじょう
メトロ』シリーズ
メトロ2033
メトロ ラストライト
メトロ リダックス
メトロ エクソダス
シリーズをとおしてAK74またはAK74Mが「Kalash」(日本語にほんごばんでは「カラシニコフ」)という名称めいしょう登場とうじょう。ハンドガードやストックとうことなり、弾倉だんそう側面そくめんにはざんだん確認かくにんようあなもうけられている。また、ラストライトおよびリダックスでは、RPK74とAKS74Uがそれぞれ「RPK」と「AKSU」という名称めいしょう登場とうじょうしている。
レインボーシックス シージ
NOMADのメインウェポンとしてAK74Mが登場とうじょう
メタルギアシリーズ
MGS2
AKS74Uが登場とうじょう。サプレッサーの装着そうちゃく可能かのう
MGS4
AK102が登場とうじょう。アンダーバレルグレネードランチャーの装着そうちゃく可能かのう
『BIOHAZARD 5』
AK-74が登場とうじょう。CHAPTER5-1のモニターしつのケースからはいる。

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ a b c イジェフスク造兵ぞうへいしょう後身こうしんであるイズマッシュしゃげんカラシニコフ・コンツェルン)では、「AK-◯◯」のように「"-"(ハイフン)」をけた名称めいしょうと、「AK◯◯」のよう制式せいしき略称りゃくしょうじゅんじた「ハイフン」をけない名称めいしょう混在こんざいしてもちいられていた[13][14]が、2001ねん以降いこうのイズマッシュしゃおよび現在げんざいのカラシニコフ・コンツェルンでは、制式せいしき略称りゃくしょうじゅんじた「ハイフン」をけない名称めいしょうおももちいられている[15][16][17]。ただし、カラシニコフ・コンツェルン広報こうほうのカラシニコフ・メディアは現在げんざいでも「ハイフン」をけた名称めいしょうもちいることがあり[18][19]、それらの情報じょうほう引用いんようした他社たしゃメディアでも「ハイフン」きの名称めいしょうもちいられることがある。なお、カラシニコフ・コンツェルンは近年きんねんAK-12をはじめとするRatnikシリーズひとしあたらしいじゅうたいして、数字すうじまえに「ハイフン」をけた名称めいしょうふたたもちいるようになっている[17]
  2. ^ 開発かいはつ担当たんとうしたイジェフスク造兵ぞうへいしょうでは、「A-3」(ロシア: А-3)というハイフンきの名称めいしょうもちいていた[10]
  3. ^ 軍用ぐんようとしての製造せいぞう終了しゅうりょうしたのちもしばらくは輸出ゆしゅつ民間みんかんよう製造せいぞうおこなっていた。また、一般いっぱん販売はんばいようのデコガン(可動かどうじつじゅう)は現在げんざいでも少数しょうすうながら製造せいぞうしている。
  4. ^ ヴァラクニートとは、フェノール-ホルムアルデヒド樹脂じゅし含浸がんしんさせたセルロースとう充填じゅうてんざいおおくは繊維状せんいじょう)からなる成形せいけい材料ざいりょう[24]し、特定とくてい物質ぶっしつすものではない。フェノプラストが一般いっぱんにヴァラクニートとばれる[25]が、広義こうぎにはAG-4プレスざいとうふくまれる[26]
  5. ^ ポーランドルーマニア北朝鮮きたちょうせんではAK系列けいれつのようなデザインの金属きんぞくせい弾倉だんそう採用さいようしていた。
  6. ^ 「カプラゾーリ・カリーチニヴィイ 4K(カプロゾール・ブラウン 4K)」とばれる粉末ふんまつ染料せんりょうまたはこれをベースとしたポリエチレン濃縮のうしゅくぶつにより染色せんしょくされていた。
  7. ^ AKSB74U(AKS74UB)には2つの照尺しょうしゃくそなえられており、前方ぜんぽう照尺しょうしゃく音速おんそくだんよう射距離しゃきょり設定せってい・エレベーション調整ちょうせい(リアサイトベース前方ぜんぽう右側みぎがわめんに「УС」(US(たま):音速おんそくだん)と表記ひょうき)をになっており、後方こうほう照尺しょうしゃく通常つうじょうだんよう射距離しゃきょり設定せっていおよび音速おんそくだんようのウィンデージ調整ちょうせいになっている。また、後方こうほう照尺しょうしゃくには2つのあきらもんそなえられており、照尺しょうしゃく最後さいごはしのウィンデージ調整ちょうせい機構きこう一体化いったいかしたあきらもん音速おんそくだんよう照尺しょうしゃく前方ぜんぽうゆうしるべけんあきらもん通常つうじょうだんよう(リアサイトベース中央ちゅうおう右側みぎがわめんに「БОЕВОЙ」(たま):通常つうじょうだん)と表記ひょうきされ、そのうえちいさく「П」(「постоянная」(定数ていすう)のりゃく射距離しゃきょり350 m未満みまん)および「4-5」(射距離しゃきょり400 - 500 m、厳密げんみつには350 m以上いじょう)と表記ひょうき)である。なお、後述こうじゅつ消音しょうおんグレネードランチャー6G17専用せんようリアサイトをふくめ、AKSB74U(AKS74UB)の照尺しょうしゃくにはいくつかのバリエーションが存在そんざいしており、上述じょうじゅつした機能きのうとはことなる可能かのうせいがある。
  8. ^ 銃身じゅうしん後部こうぶ消音しょうおんグレネードランチャーようラグに6G17後端こうたん着脱ちゃくだつ装置そうちがアクセスできるように、専用せんようロアハンドガード下部かぶにはおおきなあなけられている。また、6G17をはずしたさいにもロアハンドガードを保持ほじできるように、専用せんようロアハンドガード下部かぶあなおおうことができるかわせいカバーおよびカバー固定こていよう金具かなぐそなえられている。
  9. ^ 発想はっそうキャリコM100のヘリカルマガジンにちかい。
  10. ^ a b c 3RTs83Kh(5RTs83Kh)とは、RTs83Khを3(5)直列ちょくれつつないだ電池でんちという意味いみである。また、RTsは水銀すいぎん亜鉛あえん電気でんき化学かがくシステムをもちいている電池でんち水銀すいぎん電池でんち)であること、つづく2けた数字すうじはそれぞれセルの規格きかくじょう直径ちょっけいたかさ(83なら直径ちょっけい30.1 mm、たかさ9.4 mm)、最後さいごのKhは耐寒たいかんせい(-40 - +50 ℃まで使用しよう可能かのう)であることをしめ[94]
  11. ^ 全体ぜんたいとして、電圧でんあつ6.0 V、容量ようりょう0.55 Ahの蓄電池ちくでんち1個いっこ見做みなせる。なお、1PN58取扱とりあつかい説明せつめいしょにはこの蓄電池ちくでんちたいする名称めいしょうないが、これは現在げんざいの5D-0.55Sに相当そうとうする。
  12. ^ おな銃身じゅうしんちょう(415 mm)でも、しょう口径こうけいだん(5.45mmだん)はだい口径こうけいだん(7.62mmだん)にくらべて相対そうたいてき銃身じゅうしんながくなる。つまり、銃身じゅうしんちょう/口径こうけい比率ひりつおおきくなり、音速おんそくだんでは弾道だんどう不安定ふあんていになる[57]

出典しゅってん

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参考さんこう文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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