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機関きかんじゅう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
もっと生産せいさんされたじゅう機関きかんじゅう: ブローニングM2
もっと生産せいさんされた汎用はんよう機関きかんじゅう: PK
もっと生産せいさんされたけい機関きかんじゅうの1つ: ブルーノZB26

機関きかんじゅう(きかんじゅう、英語えいご: Machine gun)は、弾薬だんやく自動的じどうてき装填そうてんしながら連続れんぞく発射はっしゃするじゅうである。りゃくして機銃きじゅうともいう。

定義ていぎ

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ルイスけい機関きかんじゅうのガスしき自動じどう機構きこうしめしたアニメーション。かく部品ぶひん位置いち関係かんけい実際じっさいのものとはことなる

機関きかんじゅうは「じゅう」であるが、同様どうよう機能きのうそなえたほうである機関きかんほうとのちがいは曖昧あいまいであり、組織そしき時代じだいによりことなる。現在げんざい自衛隊じえいたいでは、明確めいかく区分くぶんはないものの、基本きほんてきには口径こうけいが20mm未満みまんのものを機関きかんじゅうい、20mm以上いじょうのものを機関きかんほうとして運用うんようしている[1]日本にっぽん陸軍りくぐんでは、当初とうしょすべてを機関きかんほうしょうしていたが、1907ねん明治めいじ40ねん)6がつ以降いこう従来じゅうらい機関きかんほううち11mm以下いかのものは機関きかんじゅう改称かいしょう昭和しょうわ11ねん1がつ以降いこうはこの区分くぶん廃止はいししてじゅうほうかは制式せいしき制定せいていごと決定けっていすることとなった[2]一方いっぽう日本にっぽん海軍かいぐんでは、当初とうしょすべてをほうしょうし、1921ねん大正たいしょう10ねん)より機銃きじゅう改称かいしょうした[3]。これ以降いこう口径こうけいとは無関係むかんけい火薬かやくガスなどを利用りようして連続れんぞく発射はっしゃ可能かのうなものは機銃きじゅうんでおり、口径こうけい40mmでも機銃きじゅうしょうされた[4]

日本にっぽん防衛ぼうえいしょうでは「あしじゅうなどをもちいて、安定あんていした連続れんぞく射撃しゃげきおこなうもので、小銃しょうじゅう射程しゃていおよ持続じぞく発射はっしゃ能力のうりょくまさじゅう」と定義ていぎしている[5]

こうした定義ていぎしたが場合ばあい、フルオート射撃しゃげき可能かのうであっても、たん機関きかんじゅうアサルトライフルなどはふくまれない[6][7]

アメリカぐんだいいち世界せかい大戦たいせんころさだめた自動じどう火器かき区分くぶんにおいては、陣地じんちけるような大型おおがた重量じゅうりょうのあるものを機関きかんじゅう(Machine gun)、運搬うんぱん容易ようい歩兵ほへいとも前進ぜんしんできるものを自動じどう小銃しょうじゅう(Automatic rifle)とした[8]。この場合ばあい一般いっぱんけい機関きかんじゅうしょうされるじゅう一部いちぶ自動じどう小銃しょうじゅうふくまれうる。

軍隊ぐんたい以外いがい組織そしきでは、よりひろ範囲はんい自動じどう火器かき機関きかんじゅう範疇はんちゅうふくめる場合ばあいもある。アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく連邦れんぽう銃器じゅうきほう英語えいごばん(National Firearms Act, NFA)では、機能きのうつぎのように説明せつめいし、これを構成こうせいする部品ぶひんわせなどもわせ、規制きせい対象たいしょうとなる機関きかんじゅう(Machinegun)と定義ていぎする。この場合ばあい、アサルトライフルやたん機関きかんじゅうなども機関きかんじゅうふくまれる[9]

がねを1操作そうさするだけで、手動しゅどうでのさい装填そうてん必要ひつようとせず、自動的じどうてきに1はつよりおおくの射撃しゃげきおこなえるように設計せっけいされた、あるいはその機能きのう容易ようい復元ふくげんできる火器かき
Any weapon which shoots, is designed to shoot, or can be readily restored to shoot, automatically more than one shot without manual reloading, by a single function of the trigger

日本にっぽん税関ぜいかんでは、機関きかんじゅうについて、「がねいているあいだは、自動的じどうてき連続れんぞくして弾丸だんがん発射はっしゃ機能きのうゆうし、短時間たんじかん多数たすう弾丸だんがん発射はっしゃし、戦闘せんとうてきするように製造せいぞうされたもので、口径こうけいが 20mm 未満みまんのもの。」という定義ていぎもちいている[10]

分類ぶんるい

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連射れんしゃ可能かのう銃器じゅうき下記かきのように分類ぶんるいされる。

アメリカ海兵かいへいたいでは、機関きかんじゅうけい機関きかんじゅう/自動じどう小銃しょうじゅう(Light Machine Guns/Automatic Rifles)、ちゅう機関きかんじゅう(Medium Machine Guns)、じゅう機関きかんじゅう(Heavy Machine Guns)の3つにけ、それぞれをつぎのように定義ていぎし、れいとしてM249けい機関きかんじゅうけい機関きかんじゅう)、M240G機関きかんじゅうちゅう機関きかんじゅう)、M2HBじゅう機関きかんじゅう/Mk.19 MOD 3擲弾じゅうじゅう機関きかんじゅう)をげている[11]

けい機関きかんじゅう(LMG)の分類ぶんるいには、一般いっぱんてきに.22 - .250(5.45mm - 6mm)口径こうけい自動じどう火器かきふくまれる。典型てんけいてきけい機関きかんじゅうぜん重量じゅうりょうは15 - 30ポンド程度ていどである。通常つうじょう使用しようする付属ふぞくひんおうじて、1めいないし2めい兵士へいしによって運用うんようされる。通常つうじょう、1めい人員じんいん運用うんようする場合ばあい三脚さんきゃく予備よび銃身じゅうしん使用しようしない。通常つうじょうけい機関きかんじゅうもちいる弾頭だんとう重量じゅうりょうは45 - 72グレイン程度ていどである。曝露ばくろあるいはかる保護ほごされた人員じんいんを1,000m以内いないから攻撃こうげきすることにてきしている。

The light machine gun (LMG) classification generally includes .22 to .250 caliber (5.45mm to 6mm) automatic weapons. An LMG typically weighs between 15 and 30 pounds, complete. An LMG is normally manned by a crew of one or two individuals depending on the accessories being used. Neither a tripod nor a spare barrel is normally used with an LMG when it is manned by a single individual. Bullet weights for LMGs normally range from 45 to 72 grains. They are optimally employed against exposed and lightly protected personnel at ranges less than 1,000 meters.

ちゅう機関きかんじゅう(MMG)の分類ぶんるいには、一般いっぱんてきに.264 - .33(6.5mm - 8mm)口径こうけい自動じどう火器かきふくまれる。典型てんけいてきなか機関きかんじゅう重量じゅうりょうは、弾薬だんやく50はつ装填そうてんした状態じょうたいで、25ポンド以上いじょうである。予備よび弾薬だんやく地上ちじょうようさんきゃく予備よび銃身じゅうしん、そののアクセサリーをふくめると、ちゅう機関きかんじゅうシステム全体ぜんたい重量じゅうりょうはさらに25ポンドほどおもくなることがある。通常つうじょうちゅう機関きかんじゅうは3めい兵士へいしによって運用うんようされる。通常つうじょうちゅう機関きかんじゅうもちいる弾頭だんとう重量じゅうりょうは140 - 220グレイン程度ていどである。人員じんいんあるいはけい目標もくひょう自動車じどうしゃなど)を1,500m以内いないから攻撃こうげきすることにてきしている。

This medium machinegun (MMG) classification generally includes .264 to .33 caliber (6.5mm to 8mm) automatic weapons. Typical MMG weights are 25 pounds or more when loaded with 50 rounds of ammunition. Remaining ammunition, ground tripod, spare barrel, and other accessories can add another 25 pounds or more to the overall weight of MMG systems. The MMG is generally employed by a crew of three. A MMG generally uses bullets that weigh between 140 and 220 grains. Optimally, they are employed against personnel and light materials (e.g., motor vehicles) at ranges of1500 meters or less.

じゅう機関きかんじゅう(HMG)の分類ぶんるいには、一般いっぱんてきに.50口径こうけい以上いじょう(12.7mm -15mm)の自動じどう火器かきふくまれる。じゅう機関きかんじゅうのシステムの重量じゅうりょう非常ひじょうおもい。地上ちじょうようさんきゃく射撃しゃげき可能かのう状態じょうたいとしたじゅう機関きかんじゅう重量じゅうりょうは、弾薬だんやくのぞいて125ポンド以上いじょうになりうる。通常つうじょうじゅう機関きかんじゅうは4にん以上いじょう兵士へいしによって運用うんようされる(ただし、自動車じどうしゃや輓獣を輸送ゆそう利用りようする場合ばあい、3にん兵士へいしでも運用うんようしうる)。通常つうじょうじゅう機関きかんじゅうもちいる重量じゅうりょうは700グレイン以上いじょうである。じゅう機関きかんじゅうは、おも野戦やせん築城ちくじょう車両しゃりょう航空機こうくうきたいもちいる。一般いっぱんてきに、これらの標的ひょうてきを1,000m以遠いえんから攻撃こうげきすることにてきしている。

The heavy machine gun (HMG) classification generally includes .50 caliber or larger (12.7mm to 15mm) automatic weapons. The system weight of a heavy machine gun is substantial. In a ready to fire configuration using a ground tripod, an HMG without ammunition can weigh more than 125 pounds. An HMG is normally manned by a crew of four or more personnel (although a crew of three may be sufficient if motor vehicles or draft animals are employed for transportation over distance). The common bullet weight of an HMG is 700 grains or larger. HMGs are primarily employed against field fortifications, vehicles, and aircraft. They are generally effective against these types of targets at ranges of 1,000 meters or greater.

基本きほん構造こうぞう

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機関きかんじゅう代表だいひょうてき基本きほん構造こうぞうは、とう銃身じゅうしんゆうそこゆら底部ていぶげきはつ機構きこうじゅうおよび照準しょうじゅんける構造こうぞうである[12]

とうじゅう

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自動じどう機構きこう

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機関きかんじゅうでは、引金ひきがねくことでおくたまからげきはつげきはつ準備じゅんびいたるまでの一連いちれん作動さどう工程こうてい自動的じどうてきおこなわれる。このための機構きこう自動じどう機構きこう)には下記かきのようなものがあり[13]とく反動はんどう利用りようしきとガス利用りようしきおおもちいられる[12]。またオープンボルトクローズドボルト選択せんたくがある。

反動はんどう利用りようしき
発射はっしゃじゅう作用さようするはん動力どうりょくもちいて、まずゆうそこ銃身じゅうしんとが結合けつごうした状態じょうたい一定いってい距離きょりだけさせたのちに、ゆうそこ銃身じゅうしんとの結合けつごうき、ゆうそこのみをさらうごかす(ショートリコイル方式ほうしき[14]あるいはさき銃身じゅうしんふくおくれてゆうそこふくする(ロングリコイル方式ほうしき)ことによって、くすりしつ開放かいほう遅延ちえんじゅう機構きこう作動さどうさせる方式ほうしき
ガス利用りようしき
銃身じゅうしんにガスあなもうけて、発射はっしゃやくガスの一部いちぶし、そのあつりょくによってじゅう機構きこう作動さどうさせる方式ほうしき[14]
ブローバックしき
薬莢やっきょうくわわるガスあつつつみそこあつ)によって、直接ちょくせつゆうそこ後退こうたいさせ、じゅう機構きこう作動さどうさせる方式ほうしき[14]機関きかんじゅう使用しようする場合ばあい強力きょうりょく小銃しょうじゅうだん使用しようする必要ひつようじょうゆうそこ開放かいほう時期じきおくらせるための遅延ちえん機構きこうんだ方式ほうしきとなる[14]
外部がいぶ動力どうりょく利用りようしき
じゅう機構きこう作動さどうさせるためのエネルギーを外部がいぶかられる方式ほうしきであり、電気でんきモータまたは油圧ゆあつモータによって駆動くどうされるれいおお[14]代表だいひょうてき方式ほうしきとしてはガトリングしきチェーン駆動くどうしきがある[14]

おくたま機構きこう

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M13 リンクたまたい装着そうちゃくしたM60機関きかんじゅう

機関きかんじゅうはリンクベルトづけ弾薬だんやくたまたい)を射撃しゃげきするものがおおいが、小銃しょうじゅうよう同様どうよう弾倉だんそう使用しようできるものもある[12]

げきはつ機構きこう

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通常つうじょう機関きかんじゅうでは、じゅう引金ひきがねとともに、肩付かたつき射撃しゃげきのための銃床じゅうしょうそなえることおお[15]一方いっぽう車載しゃさい機関きかんじゅうドアガンでは、これらのわりににぎのみをゆうするものおお[12]にぎりによって射撃しゃげき方向ほうこう操作そうさおこない、引金ひきがねくのではなく押金をすことによってげきはっさせるものである[12]

銃身じゅうしん

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機関きかんじゅうでは連射れんしゃ多用たようすることから、銃身じゅうしん加熱かねつ問題もんだいになる。このため、だいいち世界せかい大戦たいせん以前いぜん機関きかんじゅう水冷すいれいされているものがおおかったが、重量じゅうりょうがかさむために、のちには空冷くうれい主流しゅりゅうとなった[16]

一般いっぱんに、発射はっしゃだんすうえると銃身じゅうしん内面ないめん摩耗まもう進行しんこうしてじゅう腔などの寸法すんぽうおおきくなり、初速しょそく低下ていかするため、その進行しんこう抑制よくせいする手段しゅだんとして、銃身じゅうしん内面ないめんクロムメッキほどこすなどの対策たいさくもちいられている[12]機関きかんじゅうではとく連射れんしゃ性能せいのうたかめるためにしょう火器かきよりもあつにく銃身じゅうしん使用しようすることおおく、また放熱ほうねつフィンなどの構造こうぞうゆうする場合ばあいもある[12]

また予備よび銃身じゅうしん交換こうかん可能かのう構造こうぞうになっていることもおお[12]、200-500はつ程度ていど連射れんしゃ交換こうかんするのが目安めやすとされている[17]

照準しょうじゅん

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機関きかんじゅうとくけい機関きかんじゅう)では目標もくひょう直接ちょくせつ捕捉ほそくして照準しょうじゅんすることがおおいため、標準ひょうじゅんてきにはあきらもん照星しょうせいしき照準しょうじゅん装備そうびされている。汎用はんよう機関きかんじゅう場合ばあいけい機関きかんじゅうとして使用しようするときには近距離きんきょり射撃しゃげきのためにあきらもんたおし、じゅう機関きかんじゅうとして使用しようするときには遠距離えんきょり射撃しゃげきのためにあきらもんてて使用しようする[18]。また遠距離えんきょり射撃しゃげきのために望遠ぼうえん機能きのう全天候ぜんてんこうでの交戦こうせんのためにくら機能きのうそなえた光学こうがく照準しょうじゅんもちいられることもある[19]

じゅう機関きかんじゅう(あるいは汎用はんよう機関きかんじゅうじゅう機関きかんじゅうとして使用しようしているとき)であれば間接かんせつ射撃しゃげき可能かのうであり[19]迫撃はくげきほう使つかうのとおな照準しょうじゅん使つかうことで、目標もくひょう直接ちょくせつ視認しにんできなくとも、所定しょてい地域ちいきたいする射撃しゃげきおこなうことができる[18]一方いっぽう対空たいくう機関きかんじゅうとして直接ちょくせつ照準しょうじゅんおこなうために、たまきがた照準しょうじゅん装着そうちゃくされることもある[12]

あし

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けい機関きかんじゅう汎用はんよう機関きかんじゅうなどでは、とう前方ぜんぽうなどにきゃくまれており、必要ひつようおうじてこれを使用しようして射撃しゃげき姿勢しせい安定あんていさせる[12]きゃくにはたか調整ちょうせいができるものがおお[12]

一方いっぽうじゅう機関きかんじゅうや、汎用はんよう機関きかんじゅうをこれにじゅんじて使用しようする場合ばあいには、三脚さんきゃく使用しようされる[12]。これにはかくおよびむかい調整ちょうせいする機能きのうゆうするものもある[12]たとえばMG42をじゅう機関きかんじゅうとして運用うんようする場合ばあいもちいられたラフェッテ42では、射撃しゃげき反動はんどうによるじゅう後退こうたい利用りようして銃身じゅうしん上下じょうげ機構きこうまれており、前後ぜんごたまをばらまくことで、たてふかふか扇型おうぎがた弾幕だんまく地帯ちたい形成けいせいして、疎開そかい隊形たいけいをとるてき歩兵ほへいをその弾幕だんまく捕捉ほそくできるようにした[20]

歴史れきし

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外部がいぶ動力どうりょく利用りようしき機関きかんじゅう登場とうじょう

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火器かき誕生たんじょう同時どうじに、その連発れんぱつ志向しこうされるようになった[21]最初さいしょには複数ふくすう銃砲じゅうほうたばねたり並列へいれつならべたりした火縄銃ひなわじゅうこころみられた[21]。これを発展はってんさせたのがオルガンじゅうほうで、1339ねんにはすで文献ぶんけん登場とうじょうし、1382ねんにはヘント軍隊ぐんたいにより実戦じっせん投入とうにゅうされたとされている[22]レオナルド・ダ・ヴィンチもこのたねじゅう着想ちゃくそうしている[23]。しかし当時とうじぜんそうしき時代じだいであり、銃身じゅうしん全部ぜんぶから上手うま発射はっしゃできたとしても、銃砲じゅうほうすべてに弾丸だんがん発射はっしゃやく装填そうてんするのに時間じかんがかかるため、あまり実用じつようてきではなかった[22]

イギリスでは、パルマーが1663ねん王立おうりつ協会きょうかい投稿とうこうした論文ろんぶん反動はんどうやガスを利用りようした自動じどう射撃しゃげき可能かのうせいについてべているが、あくまで理論りろんじょう考察こうさつであり、試作しさくひん製作せいさくにはいたらなかった[22]。その1718ねんにはロンドン法律ほうりつであるジェームズ・パックル口径こうけい25.4mmのフリントロックしきリボルバーはずしたくすりしつへの銃弾じゅうだん火薬かやく装填そうてんくすりしつ交換こうかんくすりしつ回転かいてんげきてつこしはぜん手作業てさぎょう)であるパックルガン特許とっきょ取得しゅとくした[22][ちゅう 1]

その装填そうてん方式ほうしきこうそうしき移行いこうし、またとく薬莢やっきょう導入どうにゅうされると、連発れんぱつじゅう発明はつめい相次あいつぐようになった[21]初期しょき発明はつめいひん外部がいぶ動力どうりょく利用りようしき主流しゅりゅうであり、1834ねんにはデンマーク発明はつめいN・J・レイプニッツがまいぶん80はつ連射れんしゃ可能かのう空気圧くうきあつ機関きかんじゅう発明はつめいしたものの、非常ひじょう大掛おおがかりな装置そうちであったため、実用じつようされることはなかった[22]。また1854ねんにはイギリスのヘンリー・ベッセマーきょう蒸気じょうき機関きかん利用りようした自動じどう機構きこう特許とっきょ取得しゅとくしたものの、こちらも製品せいひんにはいたらなかった[22]

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくではこれらのあたらしい兵器へいき技術ぎじゅつたいして多少たしょう進取しんしゅてきであり、南北戦争なんぼくせんそうなか1861ねん10月には、リンカーン大統領だいとうりょうまえでのデモンストレーションののちユニオン・リピーティング・ガン10てい購入こうにゅう契約けいやく締結ていけつされた[26]。これは機関きかんじゅう販売はんばいされたはじめての記録きろくであった[26]。またその翌年よくねん1862ねんにはガトリングほう発明はつめいされ、1866ねんにはアメリカぐん採用さいようされたほか、イギリスや日本にっぽんにも輸出ゆしゅつされた[26]すで南北戦争なんぼくせんそう終結しゅうけつちかづいており、1898ねんべい西にし戦争せんそうでは効果こうか発揮はっきしたものの、ぐん内部ないぶでの評価ひょうかたかいものではなかった[27]

一方いっぽうフランス開発かいはつされたミトラィユーズは、従来じゅうらい火砲かほう設計せっけいをベースとして、砲身ほうしんから多数たすう小銃しょうじゅうだん同時どうじ射撃しゃげきするものであった[21]。これは1870ねんひろしふつ戦争せんそう実戦じっせん投入とうにゅうされ、一定いってい効果こうかげた[27]。またオルガンじゅう機構きこう自動じどうしたようなノルデンフェルトしき機銃きじゅう開発かいはつされた[21]

自己じこ動力どうりょく利用りようしき機関きかんじゅう登場とうじょう

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上記じょうきのように、初期しょき機関きかんじゅう外部がいぶ動力どうりょく利用りようしき主流しゅりゅうであったが、当時とうじの「動力どうりょく」とはりょくではなく、兵士へいし人力じんりきクランクなどをまわすものであったため、外力がいりょく必要ひつようとしない自動じどう機構きこう開発かいはつもとめられた[28]。まず実用じつようされたのが反動はんどう利用りようしきで、イギリスのハイラム・マキシムによって1884ねん最初さいしょ製品せいひんマキシム機関きかんじゅう)が完成かんせいされた[29]一方いっぽう1892ねんにはアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくジョン・ブローニングガス利用りようしき機関きかんじゅう試作しさくし、1895ねんにはコルトM1895じゅう機関きかんじゅうとしてアメリカぐん採用さいようされたほか、1893ねんにはオーストリア陸軍りくぐんアドルフ・フォン・オドコレック大尉たいいがより先進せんしんてきなガス利用りようしき機関きかんじゅう発明はつめいし、その特許とっきょ購入こうにゅうしたオチキスしゃ開発かいはつしたオチキス機関きかんじゅうは1895ねんフランス陸軍りくぐんのトライアルに提出ていしゅつされた[30]

これらの機関きかんじゅうは、ヨーロッパ帝国ていこく主義しゅぎ列強れっきょうによるアフリカしょ地域ちいき植民しょくみんアフリカ分割ぶんかつ)の過程かていで、少数しょうすうのヨーロッパぐん部隊ぶたい多数たすうアフリカじん抵抗ていこう鎮圧ちんあつするために非常ひじょう威力いりょく発揮はっきした[30]。しかし一方いっぽうで、人種じんしゅ差別さべつによる先入観せんにゅうかんや、あたらしい兵器へいき技術ぎじゅつへの忌避きひかん騎士きしどうとうと精神せいしんせいのためもあって[31]、これらの機関きかんじゅうをヨーロッパ諸国しょこく同士どうし使用しようするという発想はっそうとぼしく、本国ほんごく部隊ぶたいでの装備そうびはなかなかすすまなかった[32]

大日本帝国だいにっぽんていこく陸軍りくぐんにちしん戦争せんそうのためにマキシム機関きかんじゅうやく100てい購入こうにゅうしており、台湾たいわん征討せいとうさい実戦じっせん投入とうにゅうしていたが、構造こうぞう複雑ふくざつ故障こしょうおおく、評価ひょうかたかくなかった[33]。その、オチキス機関きかんじゅうさんじゅうねんしき実包じっぽう仕様しようしき機関きかんほう)が導入どうにゅうされており、歩兵ほへいでは防御ぼうぎょようとして兵站へいたん部隊ぶたい使用しようする程度ていどであったが、騎兵きへいでは火力かりょく不足ふそくおぎな火器かきとして活用かつよう熱心ねっしんであった[33]1904ねん開戦かいせんにち戦争せんそうにおいてこれらと対峙たいじしたロシアぐんマキシムPM1905じゅう機関きかんじゅう使用しようしており、いずれもその威力いりょくただちに理解りかいした[27]

このせんくんけて、フランスやドイツは機関きかんじゅう装備そうび積極せっきょくてき推進すいしんしはじめたものの[27]結局けっきょく1914ねんだいいち世界せかい大戦たいせん勃発ぼっぱつした時点じてんでは、機関きかんじゅう装備そうび消極しょうきょくてきだったイギリスぐんくらべても、保有ほゆうりつおおきなしょうじるにはいたらなかった[34]

だいいち大戦たいせんでの猛威もういけい機関きかんじゅう登場とうじょう

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だいいち世界せかい大戦たいせん初期しょき時点じてんでは、歩兵ほへい部隊ぶたい装備そうび火器かき基本きほんてき小銃しょうじゅうのみで、中隊ちゅうたいよこ一線いっせん密集みっしゅう隊形たいけい行動こうどうして、小銃しょうじゅう弾幕だんまく射撃しゃげきてき制圧せいあつしながら肉薄にくはくし、最終さいしゅうてきには密集みっしゅうした歩兵ほへい銃剣じゅうけんによる突進とっしんりょくてき圧倒あっとうすることをむねとしていた[35]

戦争せんそうはじまった直後ちょくご西部せいぶ戦線せんせんにおいて戦線せんせん膠着こうちゃくし、たたかいが塹壕ざんごう鉄条てつじょうもう代表だいひょうされる陣地じんちせん移行いこうすると、このような歩兵ほへいたたかかた編成へんせい装備そうび問題もんだい露呈ろていされることになった[35]陣地じんち攻撃こうげき先立さきだ入念にゅうねん準備じゅんび砲撃ほうげきでも防御ぼうぎょがわ機関きかんじゅう完全かんぜん撲滅ぼくめつすることは困難こんなんであり、そして機関きかんじゅうたいして従来じゅうらいのように密集みっしゅう隊形たいけい突撃とつげきすることは自殺じさつ行為こうい同然どうぜんで、たった1てい機関きかんじゅうでも旅団りょだん規模きぼ突撃とつげきをもめることができた[20]

しかし各国かっこくぐんともに上層じょうそうはこのような実態じったい認識にんしきできず、旧態きゅうたい依然いぜんとした戦術せんじゅつのままで作戦さくせん続行ぞっこうした結果けっか甚大じんだい損害そんがいしょうじた[36]。1917ねん4がつニヴェル攻勢こうせいにおいて、フランスぐん初日しょにちだけで4まん死者ししゃし、さらに6週間しゅうかんわたって無益むえき突撃とつげきかえされた結果けっか、ついに部隊ぶたい反乱はんらん発生はっせいし、ぜん112師団しだんのうち68暴動ぼうどう発生はっせいする事態じたいいたった(フランスぐん反乱はんらん[37]

機関きかんじゅう火線かせんのなかでの陣地じんち攻撃こうげきにおいて、このような犠牲ぎせいけるためには、部隊ぶたい細分さいぶんして散開さんかいし、地形ちけい地物ちぶつ利用りようしながら前進ぜんしんする必要ひつようがあった[20]。このような疎開そかい隊形たいけいでは、歩兵ほへい突撃とつげきによる戦闘せんとうりょくいちじるしく低下ていかすることから、歩兵ほへい部隊ぶたいにも機関きかんじゅう配備はいびしてこれをおぎなうことが構想こうそうされるようになった[20]。これにおうじて登場とうじょうしたのがけい機関きかんじゅうで、従来じゅうらい機関きかんじゅうじゅう機関きかんじゅうしょうされるようになった[20]。またこれとはぎゃくに、装甲そうこう戦闘せんとう車両しゃりょう航空機こうくうき対抗たいこうするため、小銃しょうじゅうだんよりも強力きょうりょくだい口径こうけいだん使用しようするじゅう機関きかんじゅう登場とうじょうした[38]

このように機関きかんじゅう発達はったつ体系たいけいすすんだことで、攻撃こうげきにはけい機関きかんじゅう火力かりょく中心ちゅうしんとなり、じゅう機関きかんじゅうがこれを支援しえんするのにたいし、防御ぼうぎょにはじゅう機関きかんじゅう火力かりょく骨幹こっかんとなり、けい機関きかんじゅうがその間隙かんげきめ、そして攻防こうぼうともに小銃しょうじゅうがこれら2種類しゅるい機関きかんじゅう援護えんごするという、現代げんだいまでつづ歩兵ほへいしょう部隊ぶたい戦闘せんとう基本きほん形成けいせいされることになった[20]大戦たいせん末期まっき戦場せんじょうは、防御ぼうぎょがわ機関きかんじゅう依然いぜんとして猛威もういふるってはいたものの、戦争せんそう前半ぜんはんほど盤石ばんじゃくなものではなく、けい機関きかんじゅう援護えんごのもとで散開さんかいした歩兵ほへい部隊ぶたいによって、防御ぼうぎょがわ機関きかんじゅうはしばしば撲滅ぼくめつされた[20]。ただしこのように機関きかんじゅうたい機関きかんじゅう構図こうずまれたこともあって、ロイド・ジョージによると、最終さいしゅうてき大戦たいせん全体ぜんたい死傷ししょうしゃのほぼ80パーセントが機関きかんじゅう犠牲ぎせいしゃだったとされる[39]

汎用はんよう機関きかんじゅう登場とうじょうけいじゅう機関きかんじゅう復権ふっけん

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MG34機関きかんじゅう: 手前てまえのものはけい機関きかんじゅうとしてきゃくされ、おくのものはちゅう機関きかんじゅうとして三脚さんきゃくされている

だいいち大戦たいせんちゅう登場とうじょうしただいいち世代せだいけい機関きかんじゅう応急おうきゅう措置そちとしての性格せいかくつよく、まもなく各国かっこく本格ほんかくてきけい機関きかんじゅう研究けんきゅう開発かいはつ開始かいしされて、1920年代ねんだい相次あいついで装備そうびされた。これらのうち、チェコスロバキア開発かいはつされたブルーノZB26けい機関きかんじゅうは「故障こしょう機関きかんじゅう」として定評ていひょうがあり、順次じゅんじ改良かいりょうされつつ各国かっこくライセンス生産せいさんされた[40]とくにイギリスばんブレンけい機関きかんじゅうは、ルイスけい機関きかんじゅうのほかにヴィッカースじゅう機関きかんじゅう代替だいたい部分ぶぶんてきねており、汎用はんよう機関きかんじゅうのコンセプトの先取さきどりでもあったが、完全かんぜん汎用はんようにはいたらなかった[41]

そのしん汎用はんよう機関きかんじゅう嚆矢こうしとなったのがドイツのMG34機関きかんじゅうであった[41]。これは、じゅう部品ぶひん一部いちぶ付属ふぞくひん変更へんこうすることで、けいちゅう機関きかんじゅうさらには対空たいくう機関きかんじゅう車載しゃさい機関きかんじゅうまで使つかけることができるというものであり、ヴェルサイユ条約じょうやくによるじゅう機関きかんじゅう保有ほゆう禁止きんしという制限せいげん回避かいひするとともに、きわめて効率こうりつてき設計せっけいでもあった[20]だい世界せかい大戦たいせんでのドイツ陸軍りくぐんは、MG34をけい機関きかんじゅうのかわりにかく歩兵ほへい分隊ぶんたいに1ていずつ配備はいびするとともに、じゅう機関きかんじゅうのかわりとしても歩兵ほへい大隊だいたいじゅう中隊ちゅうたいに12てい配備はいびしていた[20]。またその発展はってんがたMG42もMG34とともにひろもちいられたが、こちらはプレス加工かこう多用たようすることで生産せいさんコストの低減ていげん成功せいこうしており、用兵ようへいめんだけでなく生産せいさんめんでも画期的かっきてきじゅうであった[21]

大戦たいせん西側にしがわ諸国しょこくもドイツぐん方針ほうしん踏襲とうしゅうして、分隊ぶんたいよう機関きかんじゅうとして汎用はんよう機関きかんじゅうもちいるようになっていき、けい機関きかんじゅう廃止はいしされる方向ほうこうにあった[21]。これにたいし、東側ひがしがわ諸国しょこくでは汎用はんよう機関きかんじゅう中隊ちゅうたいレベルの装備そうびとされて[16]、これとはべつ分隊ぶんたいレベルのためのけい機関きかんじゅう維持いじしていた[21]。この結果けっかベトナム戦争せんそうでは、東側ひがしがわ武器ぶき体系たいけい採用さいようするベトナム人民じんみんぐん分隊ぶんたいようけい機関きかんじゅう装備そうびしていたのにたいし、アメリカぐん汎用はんよう機関きかんじゅうであるM60機関きかんじゅうのみを装備そうびした状態じょうたい戦争せんそう突入とつにゅうした[16]。しかしとく徒歩とほ行軍こうぐん機会きかいおお熱帯ねったい雨林うりん山岳さんがく地域ちいきでの戦闘せんとうにおいて、機関きかんじゅう本体ほんたい弾薬だんやくおも嵩張かさばるM60は輸送ゆそうのために労力ろうりょくようし、決定的けっていてき不利ふりであった[42]。この経験けいけんから、アメリカぐんでもけい機関きかんじゅう重要じゅうようせいさい認識にんしきされるようになり[16]1970年代ねんだいには分隊ぶんたい支援しえん火器かき(SAW)として正式せいしき計画けいかく発足ほっそく1986ねんにはベルギー開発かいはつされたミニミけい機関きかんじゅうM249けい機関きかんじゅうとして採用さいようされた[43]

一方いっぽう航空機こうくうき進歩しんぽともなって、対空たいくう兵器へいきとしてはじゅう機関きかんじゅうでも威力いりょく不足ふそくとなり、だい世界せかい大戦たいせんではよりだい口径こうけい機関きかんほうもちいられるようになっていた[38]とくに50口径こうけい機銃きじゅう歩兵ほへいようとしてはおおきくおもすぎるとの理由りゆうから、一時期いちじき装備そうびすうらしていた[44]。しかし1982ねんフォークランド紛争ふんそうにおいて、アルゼンチンぐんはしばしばブローニングM2じゅう機関きかんじゅう陣地じんち防衛ぼうえいもちいたが、イギリスぐん地上ちじょう部隊ぶたいどうクラスの機関きかんじゅう配備はいびしておらず、苦戦くせんいられたというせんくんもあり[45]、このようなてんけい装甲車そうこうしゃりょう長距離ちょうきょり交戦こうせんする場合ばあい有用ゆうようせいさい認識にんしきされるようになった[44]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ Ellis 2008, pp. 18–36では「実際じっさい製造せいぞうされることはなかった」とべているが、少数しょうすう製作せいさくされたともいわれ、北京ぺきんみや博物はくぶついんサンクトペテルブルク砲兵ほうへい博物館はくぶつかん保管ほかんされている[24][25]

出典しゅってん

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  1. ^ 機関きかんじゅう機関きかんほうはなにがちがうの? 射撃しゃげき様子ようす口径こうけいじゅんならべてみた”. りものニュース (2018ねん9がつ25にち). 2021ねん7がつ3にち閲覧えつらん
  2. ^ 機関きかんほう機関きかんじゅう称呼しょうこ区分くぶん廃止はいしけん」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C01005020700 
  3. ^ 高須たかす 1992.
  4. ^ 高須たかす 1979.
  5. ^ 防衛ぼうえいしょう 2009, p. 21.
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  12. ^ a b c d e f g h i j k l m 弾道だんどうがく研究けんきゅうかい 2012, pp. 791–799.
  13. ^ 弾道だんどうがく研究けんきゅうかい 2012, p. 760.
  14. ^ a b c d e f 弾道だんどうがく研究けんきゅうかい 2012, pp. 773–784.
  15. ^ 弾道だんどうがく研究けんきゅうかい 2012, pp. 771–772.
  16. ^ a b c d ゆか 2006, pp. 18–21.
  17. ^ 大波おおなみ 2008.
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  20. ^ a b c d e f g h i 樋口ひぐち 2008.
  21. ^ a b c d e f g h ゆか 2006, pp. 8–16.
  22. ^ a b c d e f Ellis 2008, pp. 18–36.
  23. ^ www.LeonardoDaVinci.net.. “Machine Gun by Leonardo Da Vinci”. 2021ねん5がつ25にち閲覧えつらん
  24. ^ 从前膛炮、はは炮到轮子炮” [From breech cannons, sub-cannons to wheeled cannons] (中国ちゅうごく). Palace Museum. 2024ねん6がつ16にち閲覧えつらん
  25. ^ Yefimov, Sergey Vladimirovich (2019). “Скорострельные Артиллерийские Орудия Первой Половины XVIII Века в Собрании Военно-Исторического Музея Артиллерии, Инженерных Войск и Войск Связи [Rapid-Fire Artillery Guns of the First Half of the 18th Century in the Collection of the Military Historical Museum of Artillery, Engineering and Signals Corps]” (ロシア). Military-Historical Journal (2). https://cyberleninka.ru/article/n/skorostrelnye-artilleriyskie-orudiya-pervoy-poloviny-xviii-veka-v-sobranii-voenno-istoricheskogo-muzeya-artillerii-inzhenernyh/viewer. 
  26. ^ a b c Ellis 2008, pp. 45–57.
  27. ^ a b c d Ellis 2008, pp. 111–138.
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  40. ^ ゆか 2006, pp. 113–115.
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  43. ^ ゆか 2006, p. 293.
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  45. ^ 防衛ぼうえい研究所けんきゅうじょ戦史せんし研究けんきゅうセンター 2014, pp. 299–318.

参考さんこう文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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