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携帯けいたいしき防空ぼうくうミサイルシステム

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
使用しよう状態じょうたい9K32

携帯けいたいしき防空ぼうくうミサイルシステム英語えいご: man-portable air-defense systems, MANPADS/MPADS[注釈ちゅうしゃく 1]携帯けいたいしき対空たいくうミサイルシステムとも)は、1人ひとり携行けいこう可能かのうman-portable)な対空たいくうミサイル・システムのこと。個人こじんかたせて射撃しゃげきする形態けいたいであることがおおい。低空ていくう航空機こうくうきとくヘリコプター脅威きょういとなる誘導ゆうどう兵器へいきである。

概要がいよう

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MANPADSの原型げんけいは、1940年代ねんだいに、地上ちじょう部隊ぶたいてき航空機こうくうきから防護ぼうごするために開発かいはつされたフリーガーファウストである。現代げんだいにおいては、テロリストにより民間みんかん航空機こうくうき標的ひょうてきとして使つかわれる可能かのうせいがあるため、つよ警戒けいかいされている。こうしたミサイル供給きょうきゅうげんおおく、用途ようとおおいため、正規せいきせんであるとテロ組織そしき戦闘せんとうであるとをわず30ねん以上いじょうにわたって使用しようされ、成果せいかげてきた[注釈ちゅうしゃく 2]

アメリカふくむ25のくに生産せいさんされている[1][2]。こうした兵器へいき所持しょじ輸出ゆしゅつおよび取引とりひきは、民間みんかん航空こうくうたいするおおきな脅威きょういとなることから公的こうてききびしく管理かんりされている[3][4]

型式けいしきにもよるが、全長ぜんちょうやく150cmから180cm、重量じゅうりょうは16kgから18kg程度ていどである。おおくの場合ばあいは、標的ひょうてき探知たんち距離きょりやく10km、交戦こうせん可能かのう距離きょりは6km程度ていどである。このことから航空機こうくうき高度こうど6,100m以上いじょうぶことでMANPADSの脅威きょういけることができる[5]

ミサイルの形式けいしき

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ドイツぐんのフリーガーファウスト
発射はっしゃ直後ちょくごFIM-43Cレッドアイミサイル。航続こうぞくようモーターが点火てんかするまえ状態じょうたい
9K38ミサイルおよび発射はっしゃかんとグリップスティック(上方かみがた)、9K310ミサイルおよび発射はっしゃかん下方かほう
航空こうくう自衛隊じえいたい隊員たいいん模擬もぎ空中くうちゅう標的ひょうてきたいして個人こじん携帯けいたい対空たいくう誘導ゆうどうだん(あらため)を照準しょうじゅんしているところ。合同ごうどう軍事ぐんじ演習えんしゅう、レッドフラッグ・アラスカにて撮影さつえい
アベンジャー防空ぼうくうシステムから発射はっしゃされたスターストリークSAM

誘導ゆうどう

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1944ねんナチス・ドイツ単純たんじゅんだが対戦たいせんしゃ兵器へいきとして効果こうかてきであったパンツァーファウスト設計せっけい概念がいねん借用しゃくようし、誘導ゆうどう砲身ほうしん20mmロケットだん発射はっしゃであるフリーガーファウスト開発かいはつした。だい世界せかい大戦たいせん終結しゅうけつにより、この兵器へいき量産りょうさん段階だんかいたっすることはなかった。

だい大戦たいせんのちソ連それん設計せっけいしゃたちもまた、誘導ゆうどう砲身ほうしんロケットだん発射はっしゃ試験しけんしていたものの[6]、この設計せっけい概念がいねん赤外線せきがいせんセンサーを装備そうびした誘導ゆうどうしきミサイルこのまれたことから放棄ほうきされた。

赤外線せきがいせん誘導ゆうどう

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赤外線せきがいせん使用しようし、航空機こうくうき熱源ねつげん追尾ついびするよう設計せっけいされるものがある。典型てんけいてきにはジェットエンジン排気はいきりゅう標的ひょうてきとし、熱源ねつげん内部ないぶまたは付近ふきん弾頭だんとう起爆きばくさせて航空機こうくうき無力むりょくする。また、パッシブ誘導ゆうどう方式ほうしき採用さいようにより熱源ねつげん探知たんちさいしてミサイルのがわからは信号しんごうはっさないため、標的ひょうてきとされた航空機こうくうき妨害ぼうがいシステムを使用しようして防御ぼうぎょすることは困難こんなんである[7]

だいいち世代せだい

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かたしきSAMのだいいち世代せだいは、1960年代ねんだい制式せいしきされた、アメリカFIM-43レッドアイや、ソ連それん9K32初期しょきがた、そして中国ちゅうごくHN-5などの赤外線せきがいせん誘導ゆうどうミサイルである。だい1世代せだい赤外線せきがいせんホーミング誘導ゆうどう方式ほうしきでは、シーカーこう効率こうりつ捕捉ほそくおこな交戦こうせん可能かのうとなるのは航空機こうくうき後方こうほうからのみ、すなわちミサイルの射撃しゃげき位置いち通過つうかのみであったため、この世代せだいでは「追尾ついび」(文字通もじどおり「後方こうほうからいかける」こと)のみ可能かのうであった。後方こうほうからであれば、航空機こうくうきのエンジンがミサイルのシーカーに完全かんぜん露出ろしゅつしており、かつ追尾ついびするに充分じゅうぶんねつ信号しんごうあたえるからである。だいいち世代せだいは、太陽たいようなどの背景はいけい熱源ねつげんからねつ信号しんごう干渉かんしょうしたさいつよ影響えいきょうけやすいもので、精度せいどはやや不正確ふせいかくだった[8]

だい世代せだい

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だい世代せだい赤外線せきがいせん誘導ゆうどうミサイルは、だい2世代せだい赤外線せきがいせんホーミング誘導ゆうどう方式ほうしき採用さいようしており、アメリカFIM-92 スティンガーソ連それん9K34中国ちゅうごくFN-6などがげられる。この世代せだいシーカーは、背景はいけいちゅう熱源ねつげんからの干渉かんしょうだい部分ぶぶん除外じょがいでき、ヘッドオン(真正面ましょうめん)やがわかたからでも照準しょうじゅん可能かのうとなった。

また、この世代せだいではフレア標的ひょうてきとなる航空機こうくうき搭載とうさいすることのある対抗たいこう手段しゅだん)に対抗たいこうするための技術ぎじゅつ(IRCCM)がもちいられたとされる。また、にスティンガーでは紫外線しがいせんモードのような予備よび目標もくひょう探知たんちモードが搭載とうさいされた[5][8]

だいさん世代せだい

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だいさん世代せだい赤外線せきがいせん誘導ゆうどうかたしきSAMには、アメリカPOSTがたスティンガーフランスミストラルロシア9K38 イグラ、また、日本にっぽん91しき携帯けいたい対空たいくう誘導ゆうどうだん(SAM-2)がある。これらは、フレアなどの赤外線せきがいせん妨害ぼうがい技術ぎじゅつ対抗たいこうするため、波長はちょう光波こうはホーミングなどのあらたな技術ぎじゅつ導入どうにゅうしている[5][8]

だいよん世代せだい

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だいよん世代せだいのミサイルは、赤外線せきがいせん画像がぞう誘導ゆうどう(IIR)方式ほうしきのような先進せんしんてきなセンサー・システムを導入どうにゅうしたものである。日本にっぽん個人こじん携帯けいたい対空たいくう誘導ゆうどうだん(あらため)(SAM-2B)はIIR方式ほうしき採用さいようしたが、これはMANPADSとしてははつこころみであった。アメリカも同様どうよう誘導ゆうどうシステムを採用さいようしたRMPがたスティンガー ブロックII開発かいはつすすめていたが、これは2002ねん断念だんねんされた。また、さらにロシアフランスイスラエルでも開発かいはつちゅうかんがえられている[9]

指令しれい照準しょうじゅんせん一致いっち誘導ゆうどう方式ほうしき

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指令しれい照準しょうじゅんせん一致いっち(CLOS)誘導ゆうどう方式ほうしきでは、熱源ねつげん無線むせん、レーダーなどではなく、ミサイルの操縦そうじゅうしゅまたは砲手ほうしゅ拡大かくだい可能かのう光学こうがく照準しょうじゅん使用しようし、目視もくし標的ひょうてき捕捉ほそくつづけることにより誘導ゆうどうする。この方式ほうしき利点りてんの1つは、おもにIRミサイルを無力むりょくするフレアひとし基本きほんてき対抗たいこうシステムに実質じっしつじょう免疫めんえきつことである。CLOSミサイルのおおきな欠点けってんは、高度こうど訓練くんれんされて熟練じゅくれんした操作そうさしゅ必要ひつようとすることだった。1980年代ねんだいアフガニスタン紛争ふんそうにおけるすうおおくの報告ほうこくしょでは、アフガンのムジャーヒディーンが、イギリス供給きょうきゅうするブロウパイプ英語えいごばんCLOSミサイルに失望しつぼうしたことを言及げんきゅうしている。その理由りゆうはこの兵器へいき習熟しゅうじゅく非常ひじょう困難こんなんであったこと、また、高速こうそく飛行ひこうするジェット航空機こうくうきたいしてもちいたときは精度せいどとくちたことだった[10]赤外線せきがいせん誘導ゆうどうミサイルはしばしばファイア・アンド・フォーゲットちっぱなし)方式ほうしきばれるのにたいし、CLOSミサイルは習熟しゅうじゅくひく兵員へいいんが「ちっぱなし」のように使用しようするのにはかない[11]

後期こうきのCLOSミサイル、たとえばイギリスのジャベリンのような製品せいひん砲手ほうしゅ任務にんむをより簡易かんいするため、光学こうがくてき追尾ついび装置そうちわりに固体こたい素子そしテレビカメラをもちいる。ジャベリンの製造元せいぞうもとであるタレス・エア・ディフェンス英語えいごばんしゃは、このミサイルは対抗たいこう手段しゅだんから実質じっしつてき影響えいきょうけないと主張しゅちょうしている[12]。より先進せんしんてきなCLOSミサイル、たとえばイギリスのスターバーストでは、初期しょき無線むせん誘導ゆうどうリンクにわってレーザー・データリンクをもちいる[13]

レーザー誘導ゆうどう

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レーザー誘導ゆうどう方式ほうしきでは、目標もくひょうへの誘導ゆうどうのためにレーザー使用しようする。ミサイルは操作そうさしゅまたは砲手ほうしゅがレーザーで照準しょうじゅんした対象たいしょうかって飛翔ひしょうする。スウェーデンせいRBS 70イギリスせいスターストリークのようなミサイルはぜん方位ほういから航空機こうくうき交戦こうせん可能かのうであり、操作そうさしゅ要求ようきゅうされることは、ジョイスティックをもちいてレーザー照準しょうじゅんてん標的ひょうてきつづけることだけである。地上ちじょうとミサイルのあいだにはデータリンクが存在そんざいせず、ミサイルは発射はっしゃ実質じっしつてき妨害ぼうがいけない。この技術ぎじゅつビームライディングとしてられる。将来しょうらいてきには、操作そうさしゅ目標もくひょう指示しじする必要ひつようがあるのはいちのみとなり、手動しゅどうでレーザー照準しょうじゅんてん標的ひょうてきつづける必要ひつようはなくなる可能かのうせいもある。操作そうさ技量ぎりょう必要ひつようであり、必要ひつようとなる訓練くんれん項目こうもく比較的ひかくてきおおくなるものの、21世紀せいきにおいてもちいられる対抗たいこう手段しゅだん大半たいはんによる欺瞞ぎまんつよいことから、レーザー誘導ゆうどうミサイルはとく脅威きょういとなりうるとかんがえている[13][14]

軍用ぐんようたいする著名ちょめい使用しようれい

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民間みんかんたいする著名ちょめい使用しようれい

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対策たいさく

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連装れんそうミサイル発射はっしゃ搭載とうさいされた9K38 イグラ。メキシコ海軍かいぐん所属しょぞく車輌しゃりょう、メルセデス・ベンツしゃせいウニモグ車載しゃさいされている。メキシコぐんのパレードにおいて撮影さつえい

携帯けいたいしき防空ぼうくうミサイルシステムは、正規せいき軍事ぐんじ組織そしきのためのブラックマーケット人気にんきのある商品しょうひんである[18]

こうした組織そしきへの拡散かくさん論議ろんぎび、ワッセナー・アレンジメント(WA)22 Elements for Export Controls of MANPADS議題ぎだいとした。2003ねん6がつ2にちだい29かい主要しゅようこく首脳しゅのう会議かいぎにおいて「交通こうつう保安ほあんおよ携帯けいたいしき対空たいくうミサイル(MANPADS)の管理かんり強化きょうか」にかんする行動こうどう計画けいかく[19]採択さいたくされた[20]。2003ねん10がつアジア太平洋たいへいよう経済けいざい協力きょうりょく(APEC)の会議かいぎではBangkok Declaration on Partnership for the Futureひらかれ、また2003ねん7がつには欧州おうしゅう安全あんぜん保障ほしょう協力きょうりょく機構きこう(OSCE)が安全あんぜん保障ほしょう協力きょうりょくのフォーラムにおいてDecision No. 7/03: Man-portable Air Defense Systemsひらいた[21]

2003ねんには、コリン・パウエルミサイルは「航空こうくうたいするもっと深刻しんこく脅威きょういである」とべている[22]。このミサイルはヘリコプター民間みんかん旅客機りょかくき撃墜げきつい使用しようでき、わずかすうひゃくドルで不法ふほう販売はんばいされる。

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくはこうした兵器へいき解体かいたいする世界せかいてき活動かつどう主導しゅどうし、2003ねん以降いこう、30,000以上いじょう自発じはつてき破壊はかいされたものの、おそらくすうじゅうまんがいまだに武装ぶそう勢力せいりょく手中しゅちゅうにある。とくイラクではもと独裁どくさいしゃサッダーム・フセイン所有しょゆうしたぐん工場こうじょうから兵器へいき流出りゅうしゅつ[23][24]アフガニスタンでも同様どうようである。

2010ねん8がつアメリカ科学かがくしゃ連盟れんめい(FAS)による報告ほうこくしょでは、2009ねんのメディアのレポートとぐん関係かんけいしゃへインタビューした結果けっか、イラクのレジスタンスの隠匿いんとくしょから「いちにぎりの」違法いほうなMANPADSを回収かいしゅうしたことが確認かくにんされた[25]

ぐん妨害ぼうがい装置そうち

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MANPADSによる民間みんかん旅客機りょかくきへの攻撃こうげき事例じれい増加ぞうかし、数種類すうしゅるい対抗たいこう手段しゅだん開発かいはつされている。これらは航空機こうくうきミサイルから防護ぼうごすることにとくしている。

民間みんかん妨害ぼうがい装置そうち

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ミサイル

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M55 20mm機関きかんほう3もんくわえ、9K32 8はつ搭載とうさいしたHS M09防空ぼうくうシステムを搭載とうさいするBOV-3対空たいくう装甲車そうこうしゃ

中華人民共和国の旗 中国ちゅうごく

フランスの旗 フランス

イギリスの旗 イギリス

イランの旗 イラン

日本の旗 日本にっぽん

大韓民国の旗 韓国かんこく

パキスタンの旗 パキスタン

ポーランドの旗 ポーランド

ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦れんぽう/ロシアの旗 ロシア

 スウェーデン

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 英語えいごけんではMANPADSのアクロニムが「MANPAD」との単数たんすうがた誤用ごようされることもおおいが、このたね兵器へいきは1であっても1くみのシステムであり、最後さいごのSは必要ひつようである。
  2. ^ かたしきSAMは、中東ちゅうとう戦争せんそう、ベトナム戦争せんそう、イラン・イラク戦争せんそうからフォークランド紛争ふんそう、ニカラグア、イェメン、アンゴラ、ウガンダ、チャド・リビア戦争せんそう、また1990年代ねんだいのバルカン紛争ふんそういたるまでのおおくの戦闘せんとうにおいて効果こうかてき使用しようされている。いくにんかのアナリストが主張しゅちょうするところによれば、ソビエト・アフガンの紛争ふんそうにおいて、アフガンのムジャヒディンは、340かたしきSAMをもちいて269のソビエトがわ航空機こうくうき撃墜げきついしたという。また、1991ねん湾岸わんがん戦争せんそう撃墜げきついされた連合れんごうぐん航空機こうくうきの29ちゅう12はMANPADSによる。

出典しゅってん

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  1. ^ CRS RL31741 page 1
  2. ^ Wade Bose, “Wassenaar Agreement Agrees on MANPADS Export Criteria”, Arms Control Today, January/February 2001, p. 1., quoted in CRS RL31741
  3. ^ MANPADS Proliferation - FAS
  4. ^ The proliferation of MANPADS - Jane's
  5. ^ a b c Marvin B. Schaffer, “Concerns About Terrorists With Manportable SAMS”, RAND Corporation Reports, October 1993, quoted in CRS RL31741
  6. ^ http://www.deol.ru/manclub/weap_y/txt/n397s1.htm Kolos groud-to air system
  7. ^ CRS RL31741 page 1-2
  8. ^ a b c CRS RL31741 page 2
  9. ^ “Raytheon Electronic Systems FIM-92 Stinger Low-Altitude Surface-to-Air Missile System Family”, Jane’s Defence, October 13, 2000, quoted in CRS RL31741
  10. ^ Timothy Gusinov, “Portable Weapons May Become the Next Weapon of Choice for Terrorists”, Washington Diplomat, January 2003, p. 2., quoted in CRS RL31741
  11. ^ CRS RL31741 page 2-3
  12. ^ “Land-Based Air Defence 2003-2004”, Jane’s, 2003, p. 37., quoted in CRS RL31741
  13. ^ a b CRS RL31741 page 3
  14. ^ Richardson, Mark, and Al-Jaberi, Mubarak, "The vulnerability of laser warning systems against guided weapons based on low power lasers", Cranfield University, April 28, 2006
  15. ^ "Russia's Strela and Igla portable killers" Archived 2008ねん10がつ7にち, at the Wayback Machine.. A digital copy of an article from the Journal of Electronic Defense, January, 2004 by Michal Fiszer and Jerzy Gruszczynski. Retrieved: 15 June 2009.
  16. ^ ROGER COHENPublished: 11 December 1995 (11 December 1995). “French Deadline Passes With No Word From Serbs on Pilots -- New York Times”. Nytimes.com. 2013ねん7がつ22にち閲覧えつらん
  17. ^ John Pike (1999ねん3がつ21にち). “SA-7 GRAIL”. FAS. 2009ねん2がつ9にち閲覧えつらん
  18. ^ "MANPADS at a Glance"
  19. ^ 交通こうつう保安ほあんおよ携帯けいたいしき対空たいくうミサイル(MANPADS)の管理かんり強化きょうか
  20. ^ "G-8 to Take Further Steps to Enhance Transportation Security"
  21. ^ "Man-Portable Air Defense System (MANPADS) Proliferation"
  22. ^ "Countering the MANPADS threat: strategies for success.(man-portable air defense systems)"
  23. ^ “U.S. Expands List of Lost Missiles” (英語えいご). The New York Times. (2004ねん11月6にち). http://www.nytimes.com/2004/11/06/politics/06weapons.html 
  24. ^ "Iraq’s Looted Arms Depots: What the GAO Didn’t Mention"
  25. ^ “Where Have All the MANPADS Gone?” (英語えいご). WIRED. (2010ねん2がつ22にち). http://www.wired.com/dangerroom/2010/02/where-have-all-the-manpads-gone/ 

参考さんこう文献ぶんけん

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Portions of this article were taken from Homeland Security: Protecting Airliners from Terrorist Missiles, CRS Report for Congress RL31741, February 16, 2006 by the Congressional Research Service, division of The Library of Congress which as a work of the Federal Government exists in the public domain.

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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