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トウキササゲ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
トウキササゲ
開花かいかしたトウキササゲ
分類ぶんるいAPG III
さかい : 植物しょくぶつかい Plantae
階級かいきゅうなし : 被子植物ひししょくぶつ angiosperms
階級かいきゅうなし : 真正しんしょうそう子葉しようるい eudicots
階級かいきゅうなし : キクるい asterids
階級かいきゅうなし : シソるい lamiids
: シソ Lamiales
: ノウゼンカズラ Bignoniaceae
ぞく : キササゲぞく Catalpa
たね : トウキササゲ C. bungei
学名がくめい
Catalpa bungei
C.A.Mey.
和名わみょう
トウキササゲ(からひさぎ
英名えいめい
Manchurian catalpa

トウキササゲからひさぎCatalpa bungei)は、ノウゼンカズラ落葉らくよう高木たかぎの1しゅ

名称めいしょう[編集へんしゅう]

あずさ」は本来ほんらいアズサではなくほんしゅ同属どうぞくキササゲ Catalpa ovata であるとされるが、牧野まきの富太郎とみたろう正確せいかくにはほんたねトウキササゲであるとする[1]。ただし、現代げんだい中国ちゅうごくでは、「あずさ」はキササゲのことで、おなじ「きささげ」のくんのある「ひさぎ」がほんたねのことである[2][3]

たね小名しょうみょう bungei は、ほんしゅ標本ひょうほん採取さいしゅしたロシア植物しょくぶつ学者がくしゃアレクサンドル・ブンゲ Alexander Bunge へのけんじめいである。

分布ぶんぷ[編集へんしゅう]

中国ちゅうごく原産げんさん

利用りよう[編集へんしゅう]

中国ちゅうごくではキササゲとともに、街路がいろじゅ木材もくざいとして利用りようされる。

生薬きぐすりとなる。日本にっぽん薬局方やっきょくほうは、ほんたねとキササゲをともに生薬きぐすり「キササゲ」としてみとめる[4]。これはまた「あずさみのる(しじつ)」ともばれる。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 牧野まきの富太郎とみたろう選集せんしゅう 2』東京とうきょう美術びじゅつ、1970、「万葉集まんようしゅうまきいち草木くさき解釈かいしゃく アズサ」
  2. ^ 中日ちゅうにち辞典じてん小学館しょうがくかん、1992ねん
  3. ^ Jingyun Fang, Zhiheng Wang and Zhiyao Tang, ed (2011). Atlas of Woody Plants in China: Distribution and Climate. 1. Beijing and Berlin: Higher Education Press and Springer-Verlag. p. 1604. https://books.google.co.jp/books?id=rXTGyOlDjdoC&pg=PA1604&dq=%E6%A5%B8+Catalpa&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwiZ_PbZ7JLtAhVKyYsBHRPbC1sQ6AEwAHoECAYQAg#v=onepage&q=%E6%A5%B8%20Catalpa&f=false 
  4. ^ 日本にっぽん薬局方やっきょくほう だいじゅうろく改正かいせい

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]