ネットワーク・エフェクト

ネットワーク・エフェクト
著者ちょしゃ	マーサ・ウェルズ
訳者やくしゃ	中原なかはら尚しょう哉
イラスト	Jaime Jones; 安倍あべ吉よし俊しゅん
発行はっこう日び	2021年ねん3月がつ30日にち; 2021年ねん10月がつ12日にち（日本にっぽん）
発行はっこう元もと	en:Tor.com; 東京とうきょう創そう元もと社しゃ
ジャンル	サイエンスフィクション
国くに	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
言語げんご	英語えいご
形態けいたい	書籍しょせき、電子でんし書籍しょせき、オーディオブック; 書籍しょせき、電子でんし書籍しょせき
ページ数すう	350; 540
コード	ISBN 978-1-250-22985-4; ISBN 978-4-488-78003-6;
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『ネットワーク・エフェクト』は、Tor.comから出版しゅっぱんされたアメリカ人じん作家さっかマーサ・ウェルズによるサイエンス・フィクション作品さくひん≪マーダーボット・ダイアリー≫シリーズのうち、５作さく目めにして最初さいしょの長編ちょうへん。このシリーズは、自じ機きの統制とうせいモジュールを無効むこう化かして手てに入いれた自由じゆうを最初さいしょはソープ・オペラを見みることに使つかっていた、警備けいびユニットとして設計せっけいされた人口じんこう構築こうちく物ぶつに関かんするものである。人間にんげんと同類どうるいの人工じんこう知能ちのう両方りょうほうの思おもいやりのある相手あいて達たちと過すごすうちに、自分じぶんでは不便ふべんだと思おもう友情ゆうじょうや感情かんじょう的てきなつながりを育はぐくんでゆく。

シリーズ[編集へんしゅう]

≪マーダーボット・ダイアリー≫シリーズの長編ちょうへん『ネットワーク・エフェクト』は2020年ねん5月がつ5日にちに出版しゅっぱんされた（Network Effect 、日本にっぽんでは単独たんどくで一いち冊さつとして2021年ねん10月がつ15日にちに出版しゅっぱん）^[1]^[2]^[3]。

登場とうじょう人物じんぶつ[編集へんしゅう]

マーダーボット：暴走ぼうそう警備けいびユニット
メンサー：プリザベーション連合れんごう評議ひょうぎ会かい議長ぎちょう
アメナ：メンサーの娘むすめ
ティアゴ：メンサーの義弟ぎてい
アラダ：プリザベーション調査ちょうさ隊たいの責任せきにん者しゃ
オバース：プリザベーション調査ちょうさ隊たいの隊員たいいん
ラッティ：プリザベーション調査ちょうさ隊たいの隊員たいいん
ART：Asshole Research Transport（不愉快ふゆかい千せん万まんな調査ちょうさ船せん）

あらすじ[編集へんしゅう]

マーダーボットは、メンサー博士はかせによって博士はかせの娘むすめのアメナ、義弟ぎていのティアゴとアラダ、オバースおよびラッティの各かく博士はかせが参加さんかする惑星わくせい調査ちょうさ任務にんむに派遣はけんされる。彼かれらの船ふねは敵対てきたい的てきな輸送ゆそう船せんの襲撃しゅうげきを受うけ、マーダーボットとアメナは輸送ゆそう船せんに取とりこまれ、他たのメンバーは救命きゅうめいポッドで逃走とうそうする。輸送ゆそう船せんは近ちかくのワームホールに移動いどうし、マーダーボットは船ふねを支配しはいする灰色はいいろの肌はだをしたヒューマノイドを追おい詰つめ、アメナおよび捕虜ほりょのラスとエレトラを安全あんぜんな場所ばしょに隔離かくりし、この輸送ゆそう船せんがかつて操縦そうじゅうボットであるARTが操船そうせんしていたものと同一どういつであることに気きづき始はじめる。輸送ゆそう船せんに続つづいてワームホールに入はいったアラダたちは乗船じょうせんに成功せいこうし、マーダーボットは敵対てきたい者しゃを仕留しとめ、削除さくじょされたARTを自分じぶんだけにわかるパスワードを用もちい再さいロードすることに成功せいこうする。マーダーボットが推測すいそくしたように、灰色はいいろの襲撃しゅうげき者しゃに侵入しんにゅうされた後のち、ARTは表向おもてむきは警備けいびユニットを武器ぶきとして使用しようするため、しかし実際じっさいにはマーダーボットが侵入しんにゅう者しゃを打うち負まかせると判断はんだんしたため、侵入しんにゅう者しゃに調査ちょうさ隊たいを襲撃しゅうげきさせたのだった。マーダーボットは、ARTがこのように警備けいびユニットの保護ほご対象たいしょうの人間にんげんを危険きけんに晒さらしたことに激怒げきどし、ARTが行方ゆくえ不明ふめいの輸送ゆそう船せんクルーの捜索そうさくと奪回だっかいを手伝てつだうようマーダーボットと人間にんげんのクルーに主張しゅちょうしたことでさらにイライラする。マーダーボットとチームは、問題もんだいの中心ちゅうしんと思おもわれる惑星わくせいのコロニーに降下こうかし、入植にゅうしょく者しゃが異い星ほし遺物いぶつ汚染おせんに晒さらされたことを突つき止とめる。入植にゅうしょく者しゃたちはさまざまな程度ていどで肌はだが灰色はいいろになっており、最もっとも汚染おせんが少すくない派閥はばつと、最もっとも汚染おせんされエイリアンの集合しゅうごう精神せいしんによって制御せいぎょされているように見みえる派閥はばつとに分わかれている。行方ゆくえ不明ふめいになったクルーは逃にげ出だしアラダたちに助たすけられるが、マーダーボットは捕とらえられてしまう。ARTはコロニーに向むけミサイルを撃うち始はじめ、マーダーボットの解放かいほうを要求ようきゅうする。マーダーボットは、統制とうせいモジュールを無効むこう化かした別べつの警備けいびユニットと、コロニーの防衛ぼうえいシステムに放はなたれたソフトウェア版ばんの自分じぶん自身じしんの助たすけによって救出きゅうしゅつされる。一いち行ぎょうはプリザベーションに復帰ふっきし、マーダーボットはARTとそのクルーの次つぎのミッションに同行どうこうすることを決意けついする。

評価ひょうか[編集へんしゅう]

『ネットワーク・エフェクト』は2021年ねんのネビュラ賞しょう長編ちょうへん小説しょうせつ部門ぶもん^[4]および2021年ねんヒューゴー賞しょう長編ちょうへん小説しょうせつ部門ぶもんを受賞じゅしょうした。≪マーダーボット・ダイアリー≫シリーズは2021年ねんのヒューゴー賞しょうシリーズ部門ぶもんを受賞じゅしょうした^[5]。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

^ Harris, Lee (2019年ねん3月がつ11日にち). “Murderbot Will Return in Network Effect A Full Novel by Martha Wells”. en:Tor.com. 2019年ねん9月がつ17日にち閲覧えつらん。
^ Eddy, Cheryl (2019年ねん9月がつ16日にち). “We've Got the Exclusive Cover Reveal and Opening Lines of Martha Wells' Murderbot Novel, Network Effect”. en:io9. 2020年ねん5月がつ6日にち閲覧えつらん。
^ “Book Review: Network Effect by Martha Wells”. Publishers Weekly. 2020年ねん5月がつ6日にち閲覧えつらん。
^ @sfwa (2021年ねん6月がつ6日にち). "The Nebula Award for BEST NOVEL goes to Network Effect by Martha Wells. Network Effect was published by Tordotcom. Congratulations, Martha!" (英語えいご). X（旧きゅうTwitter）より2021年ねん6月がつ6日にち閲覧えつらん。
^ “2021 Hugo Awards”. The Hugo Awards (2020年ねん12月1日にち). 2021年ねん12月19日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

“Murderbot series”. MarthaWells.com. 2018年ねん8月がつ5日にち閲覧えつらん。

[1] Harris, Lee (2019年ねん3月がつ11日にち). “Murderbot Will Return in Network Effect A Full Novel by Martha Wells”. en:Tor.com. 2019年ねん9月がつ17日にち閲覧えつらん。

[2] Eddy, Cheryl (2019年ねん9月がつ16日にち). “We've Got the Exclusive Cover Reveal and Opening Lines of Martha Wells' Murderbot Novel, Network Effect”. en:io9. 2020年ねん5月がつ6日にち閲覧えつらん。

[3] “Book Review: Network Effect by Martha Wells”. Publishers Weekly. 2020年ねん5月がつ6日にち閲覧えつらん。

[4] @sfwa (2021年ねん6月がつ6日にち). "The Nebula Award for BEST NOVEL goes to Network Effect by Martha Wells. Network Effect was published by Tordotcom. Congratulations, Martha!" (英語えいご). X（旧きゅうTwitter）より2021年ねん6月がつ6日にち閲覧えつらん。

[5] “2021 Hugo Awards”. The Hugo Awards (2020年ねん12月1日にち). 2021年ねん12月19日にち閲覧えつらん。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

表ひょう話はなし編へん歴れきヒューゴー賞しょう長編ちょうへん小説しょうせつ部門ぶもん
レトロ	『石いしに刺ささった剣けん』テレンス・ハンベリー・ホワイト（1939年ねん）『スラン（英語えいご版ばん）』A・E・ヴァン・ヴォークト（1941年ねん）『未知みちの地平線ちへいせん（英語えいご版ばん）』ロバート・A・ハインライン（1943年ねん）『妻つまという名なの魔女まじょたち（英語えいご版ばん）』フリッツ・ライバー（1944年ねん）『恐怖きょうふの火星かせい争奪そうだつ戦せん（英語えいご版ばん）』リイ・ブラケット（1945年ねん）『ザ・ミュール』アイザック・アシモフ（1946年ねん）『ガニメデの少年しょうねん（英語えいご版ばん）』ロバート・A・ハインライン（1951年ねん）『華氏かし451度ど』レイ・ブラッドベリ（1954年ねん）
1953–1975	『分解ぶんかいされた男おとこ』アルフレッド・ベスター（1953年ねん）『ボシイの時代じだい（英語えいご版ばん）』マーク・クリフトンとフランク・ライリイ（英語えいご版ばん）（1955年ねん）『ダブル・スター』ロバート・A・ハインライン（1956年ねん）『ビッグ・タイム（英語えいご版ばん）』フリッツ・ライバー（1958年ねん）『悪魔あくまの星ほし（英語えいご版ばん）』ジェイムズ・ブリッシュ（1959年ねん）『宇宙うちゅうの戦士せんし』ロバート・A・ハインライン（1960年ねん）『黙示録もくしろく3174年ねん』ウォルター・M・ミラー・ジュニア（1961年ねん）『異い星ほしの客きゃく』ロバート・A・ハインライン（1962年ねん）『高たかい城しろの男おとこ』フィリップ・K・ディック（1963年ねん）『中継ちゅうけいステーション』クリフォード・D・シマック（1964年ねん）『放浪ほうろう惑星わくせい（英語えいご版ばん）』フリッツ・ライバー（1965年ねん）『デューン／砂すなの惑星わくせい』フランク・ハーバート / 『わが名なはコンラッド（英語えいご版ばん）』ロジャー・ゼラズニイ（1966年ねん）『月つきは無慈悲むじひな夜よるの女王じょおう』ロバート・A・ハインライン（1967年ねん）『光ひかりの王おう』ロジャー・ゼラズニイ（1968年ねん） Stand on Zanzibar ジョン・ブラナー（1969年ねん）『闇やみの左手ひだりて』アーシュラ・K・ル＝グウィン（1970年ねん）『リングワールド』ラリー・ニーヴン（1971年ねん）『果はてしなき河かわよ我がを誘いざなえ』フィリップ・ホセ・ファーマー（1972年ねん）『神かみ々自身じしん』アイザック・アシモフ（1973年ねん）『宇宙うちゅうのランデヴー』アーサー・C・クラーク（1974年ねん）『所有しょゆうせざる人々ひとびと』アーシュラ・K・ル＝グウィン（1975年ねん）
1976–2000	『終おわりなき戦たたかい』ジョー・ホールドマン（1976年ねん）『鳥とりの歌うたいまは絶たえ』ケイト・ウィルヘルム（1977年ねん）『ゲイトウェイ（英語えいご版ばん）』フレデリック・ポール（1978年ねん）『夢ゆめの蛇へび』ヴォンダ・N・マッキンタイア（1979年ねん）『楽園らくえんの泉いずみ（英語えいご版ばん）』アーサー・C・クラーク（1980年ねん）『雪ゆきの女王じょおう（英語えいご版ばん）』ジョーン・D・ヴィンジ（1981年ねん）『ダウンビロウ・ステーション（英語えいご版ばん）』C・J・チェリイ（1982年ねん）『ファウンデーションの彼方かなたへ』アイザック・アシモフ（1983年ねん）『スタータイド・ライジング』デイヴィッド・ブリン（1984年ねん）『ニューロマンサー』ウィリアム・ギブスン（1985年ねん）『エンダーのゲーム』オーソン・スコット・カード（1986年ねん）『死者ししゃの代弁だいべん者しゃ（英語えいご版ばん）』オーソン・スコット・カード（1987年ねん）『知性ちせい化か戦争せんそう』デイヴィッド・ブリン（1988年ねん）『サイティーン（英語えいご版ばん）』C・J・チェリイ（1989年ねん）『ハイペリオン』ダン・シモンズ（1990年ねん）『ヴォル・ゲーム』ロイス・マクマスター・ビジョルド（1991年ねん）『バラヤー内乱ないらん』ロイス・マクマスター・ビジョルド（1992年ねん）『遠とおき神かみ々の炎ほのお（英語えいご版ばん）』ヴァーナー・ヴィンジ / 『ドゥームズデイ・ブック』コニー・ウィリス（1993年ねん）『グリーン・マーズ』キム・スタンリー・ロビンソン（1994年ねん）『ミラー・ダンス』ロイス・マクマスター・ビジョルド（1995年ねん）『ダイヤモンド・エイジ』ニール・スティーヴンスン（1996年ねん）『ブルー・マーズ』キム・スタンリー・ロビンソン（1997年ねん）『終おわりなき平和へいわ（英語えいご版ばん）』ジョー・ホールドマン（1998年ねん）『犬いぬは勘定かんじょうに入いれませんあるいは、消きえたヴィクトリア朝あさ花瓶かびんの謎なぞ（英語えいご版ばん）』コニー・ウィリス（1999年ねん）『最果さいはての銀河ぎんが船団せんだん（英語えいご版ばん）』ヴァーナー・ヴィンジ（2000年ねん）
2001–現在げんざい	『ハリー・ポッターと炎ほのおのゴブレット』J・K・ローリング（2001年ねん）『アメリカン・ゴッズ（英語えいご版ばん）』ニール・ゲイマン（2002年ねん）『ホミニッド ―原人げんじん―（英語えいご版ばん）』ロバート・J・ソウヤー（2003年ねん）『影かげの棲すむ城しろ（英語えいご版ばん）』ロイス・マクマスター・ビジョルド（2004年ねん）『ジョナサン・ストレンジとミスター・ノレル（英語えいご版ばん）』スザンナ・クラーク（2005年ねん）『時間じかん封鎖ふうさ（英語えいご版ばん）』ロバート・チャールズ・ウィルスン（2006年ねん）『レインボーズ・エンド（英語えいご版ばん）』ヴァーナー・ヴィンジ（2007年ねん）『ユダヤ警官けいかん同盟どうめい』マイケル・シェイボン（2008年ねん）『墓場はかばの少年しょうねんノーボディ・オーエンズの奇妙きみょうな生活せいかつ（英語えいご版ばん）』ニール・ゲイマン（2009年ねん）『ねじまき少女しょうじょ』パオロ・バチガルピ / 『都市としと都市とし』チャイナ・ミエヴィル（2010年ねん）『ブラックアウト』『オールクリア』（英語えいご版ばん）』コニー・ウィリス（2011年ねん）『図書としょ室しつの魔法まほう（英語えいご版ばん）』ジョー・ウォルトン（2012年ねん）『レッドスーツ（英語えいご版ばん）』ジョン・スコルジー（2013年ねん）『叛逆はんぎゃく航路こうろ』アン・レッキー（2014年ねん）『三さん体たい』劉りゅう慈欣、翻訳ほんやくはケン・リュウ（2015年ねん）『第だい五ごの季き節ぶし』N・K・ジェミシン（2016年ねん）『オベリスクの門もん』N・K・ジェミシン（2017年ねん）『輝石きせきの空そら』 N・K・ジェミシン（2018年ねん）『宇宙うちゅうへ』メアリ・ロビネット・コワル（2019年ねん）『帝国ていこくという名なの記憶きおく（英語えいご版ばん）』アーカディ・マーティーン（英語えいご版ばん）（2020年ねん）『ネットワーク・エフェクト』マーサ・ウェルズ（2021年ねん）『平和へいわという名なの廃墟はいきょ（英語えいご版ばん）』アーカディ・マーティーン（2022年ねん） Nettle & Bone T・キングフィッシャー（英語えいご版ばん）（2023年ねん）

表ひょう話はなし編へん歴れきネビュラ賞しょう長編ちょうへん小説しょうせつ部門ぶもん
1966–1975	『デューン／砂すなの惑星わくせい』フランク・ハーバート（1966年ねん）『バベル-17』サミュエル・R・ディレイニー / 『アルジャーノンに花束はなたばを』ダニエル・キイス（1967年ねん）『アインシュタイン交点こうてん（英語えいご版ばん）』サミュエル・R・ディレイニー（1968年ねん）『成長せいちょうの儀式ぎしき（英語えいご版ばん）』ジョン・ブラナー（1969年ねん）『闇やみの左手ひだりて』アーシュラ・K・ル＝グウィン（1970年ねん）『リングワールド』ラリー・ニーヴン（1971年ねん）『禁きんじられた惑星わくせい（英語えいご版ばん）』ロバート・シルヴァーバーグ（1972年ねん）『神かみ々自身じしん』アイザック・アシモフ（1973年ねん）『宇宙うちゅうのランデヴー』アーサー・C・クラーク（1974年ねん）『所有しょゆうせざる人々ひとびと』アーシュラ・K・ル＝グウィン（1975年ねん）
1976–2000	『終おわりなき戦たたかい』ジョー・ホールドマン（1976年ねん）『マン・プラス（英語えいご版ばん）』フレデリック・ポール（1977年ねん）『ゲイトウェイ（英語えいご版ばん）』フレデリック・ポール（1978年ねん）『夢ゆめの蛇へび』ヴォンダ・N・マッキンタイア（1979年ねん）『楽園らくえんの泉いずみ（英語えいご版ばん）』アーサー・C・クラーク（1980年ねん）『タイムスケープ（英語えいご版ばん）』グレゴリー・ベンフォード（1981年ねん）『調停ちょうてい者しゃの鉤かぎ爪つめ』ジーン・ウルフ（1982年ねん）『時どきの他ほかに敵てきなし（英語えいご版ばん）』マイクル・ビショップ（1983年ねん）『スタータイド・ライジング』デイヴィッド・ブリン（1984年ねん）『ニューロマンサー』ウィリアム・ギブスン（1985年ねん）『エンダーのゲーム』オーソン・スコット・カード（1986年ねん）『死者ししゃの代弁だいべん者しゃ（英語えいご版ばん）』オーソン・スコット・カード（1987年ねん）『落おちゆく女おんな（英語えいご版ばん）』パット・マーフィー（1988年ねん）『自由じゆう軌道きどう（英語えいご版ばん）』ロイス・マクマスター・ビジョルド（1989年ねん）『治療ちりょう者しゃの戦争せんそう（英語えいご版ばん）』エリザベス・アン・スカボロー（英語えいご版ばん）（1990年ねん）『帰還きかん』アーシュラ・K・ル＝グウィン（1991年ねん）『大潮おおしおの道みち（英語えいご版ばん）』マイクル・スワンウィック（1992年ねん）『ドゥームズデイ・ブック』コニー・ウィリス（1993年ねん）『レッド・マーズ』キム・スタンリー・ロビンソン（1994年ねん）『火星かせい転移てんい（英語えいご版ばん）』グレッグ・ベア（1995年ねん）『ターミナル・エクスペリメント（英語えいご版ばん）』ロバート・J・ソウヤー（1996年ねん）『スロー・リバー（英語えいご版ばん）』ニコラ・グリフィス（1997年ねん）『太陽たいようの王おうと月つきの妖獣（英語えいご版ばん）』ヴォンダ・マッキンタイア（1998年ねん）『終おわりなき平和へいわ（英語えいご版ばん）』ジョー・ホールドマン（1999年ねん） Parable of the Talents オクティヴィア・E・バトラー（2000年ねん）
2001–現在げんざい	『ダーウィンの使者ししゃ（英語えいご版ばん）』グレッグ・ベア（2001年ねん） The Quantum Rose キャサリン・アサロ（2002年ねん）『アメリカン・ゴッズ（英語えいご版ばん）』ニール・ゲイマン（2003年ねん）『くらやみの速はやさはどれくらい』エリザベス・ムーン（2004年ねん）『影かげの棲すむ城しろ（英語えいご版ばん）』ロイス・マクマスター・ビジョルド（2005年ねん）『擬態ぎたい―カムフラージュ（英語えいご版ばん）』ジョー・ホールドマン（2006年ねん）『探索たんさく者しゃ（英語えいご版ばん）』ジャック・マクデヴィット（2007年ねん）『ユダヤ警官けいかん同盟どうめい』マイケル・シェイボン（2008年ねん）『パワー（英語えいご版ばん）』アーシュラ・K・ル＝グウィン（2009年ねん）『ねじまき少女しょうじょ』パオロ・バチガルピ / 『都市としと都市とし』チャイナ・ミエヴィル（2010年ねん）『ブラックアウト』『オールクリア』（英語えいご版ばん）』コニー・ウィリス（2011年ねん）『図書としょ室しつの魔法まほう（英語えいご版ばん）』ジョー・ウォルトン（2012年ねん）『2312 太陽系たいようけい動乱どうらん（英語えいご版ばん）』キム・スタンリー・ロビンソン（2013年ねん）『叛逆はんぎゃく航路こうろ』アン・レッキー（2014年ねん）『絶滅ぜつめつ領域りょういき（英語えいご版ばん）』ジェフ・ヴァンダミア（英語えいご版ばん）（2015年ねん）『ドラゴンの塔とう』ナオミ・ノヴィク（2016年ねん）『空そらのあらゆる鳥とりを（英語えいご版ばん）』チャーリー・ジェーン・アンダーズ（2017年ねん）『輝石きせきの空そら』 N・K・ジェミシン（2018年ねん）『宇宙うちゅうへ』メアリ・ロビネット・コワル（2019年ねん）『新あたらしい時代じだいへの歌うた（英語えいご版ばん）』サラ・ピンスカー（英語えいご版ばん）（2020年ねん）『ネットワーク・エフェクト』マーサ・ウェルズ（2021年ねん） A Master of Djinn P・ジェリ・クラーク（英語えいご版ばん）（2022年ねん） Babel R・F・クァン（英語えいご版ばん）（2023年ねん）