ヒット'76〜'79

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ヒット'76〜'79
ジャンル 恋愛れんあいバラエティ番組ばんぐみ歌謡かよう番組ばんぐみ
ディレクター 吉岡よしおか正敏まさとし
製作せいさく
制作せいさく 中村なかむら公一こういち
製作せいさく 日本にほんテレビ
放送ほうそう
放送ほうそうこく地域ちいき日本の旗 日本にっぽん
ヒット'76〜'79 ショッキング!ドッキング!
プロデューサーむかいりゅう正夫まさお
司会しかいしゃ海原うなばら千里せんり万里ばんり
レツゴーさんひき
はるやすこ・けいこ
出演しゅつえんしゃ一般いっぱん女性じょせい1めい(または女性じょせいゲスト歌手かしゅ
一般いっぱん男性だんせい12めい
ゲスト歌手かしゅ4くみ(または3くみ
ナレーター松永まつなが二三男ふみお
放送ほうそう期間きかん1976ねん4がつ3にち - 1979ねん3がつ31にち
放送ほうそう時間じかん土曜どよう 18:00 - 18:30
放送ほうそうぶん30ふん
回数かいすう154かい
こいはショッキング!
司会しかいしゃ山田やまだ邦子くにこ
ツーツーレロレロ
出演しゅつえんしゃ一般いっぱん女性じょせい1めい(または女性じょせいゲスト歌手かしゅ
一般いっぱん男性だんせい10めい
ゲスト歌手かしゅ2くみ
放送ほうそう期間きかん1983ねん12月18にち - 1984ねん3がつ25にち
放送ほうそう時間じかん日曜にちよう 12:00 - 12:30
放送ほうそうぶん30ふん
回数かいすう12かい
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ヒット'76〜'79』(ヒットななじゅうろく〜ななじゅうきゅう)は、1976ねん4がつ3にちから1979ねん3がつ31にちまで日本にほんテレビ系列けいれつきょく放送ほうそうされていた日本にほんテレビ製作せいさく恋愛れんあいバラエティ番組ばんぐみ歌謡かよう番組ばんぐみである。日本にほんテレビ音楽おんがくさい協賛きょうさん番組ばんぐみぜん154かい放送ほうそう時間じかん毎週まいしゅう土曜日どようび18:00 - 18:30(JST)。

正式せいしき名称めいしょうは『ヒット'XX ショッキング!ドッキング!』で、XXには放送ほうそうねん西暦せいれき)のした2けたはいった。

概要がいよう[編集へんしゅう]

毎回まいかい12にん一般いっぱん男性だんせいが、「今週こんしゅうのプリンセス」とばれる1人ひとり一般いっぱん女性じょせいもしくは女性じょせいゲスト歌手かしゅ目指めざして[よう説明せつめい]さまざまな質問しつもんこたえ、らないこた[だれにとって?]した男性だんせい次々つぎつぎふるとし[だれが?]最後さいごのこった1人ひとり男性だんせい女性じょせいとのデートけんあた[だれが?]後半こうはんではデートの結果けっか女性じょせいとのカップルを成立せいりつかをめる公開こうかい番組ばんぐみ。このほかに毎回まいかい4くみまれに3くみ)のゲスト歌手かしゅまねき、かれらにうた披露ひろうしてもらっていた。とく日本にほんテレビ音楽おんがくさいにノミネートあるいは受賞じゅしょうした歌手かしゅには優先ゆうせんてきうたってもらっていた。

男性だんせい椅子いすすべだい変型へんけいして男性だんせいとされる」という、それまでの恋愛れんあいバラエティ番組ばんぐみにはかった斬新ざんしん奇抜きばつ演出えんしゅつ若者わかもの[よう出典しゅってん]番組ばんぐみは3ねんにわたって放送ほうそうされた。しかし、土曜どよう20:00わく放送ほうそうされていた『全日本ぜんにほんプロレス中継ちゅうけい』が1979ねん4がつ改編かいへん土曜どよう18:00わく移動いどうすることになり、直前ちょくぜん時間じかんたい放送ほうそうされていた『時間じかんだヨ!アイドル登場とうじょう』とともに同年どうねん3がつ31にち放送ほうそうぶんをもって終了しゅうりょうした。なお、『時間じかんだヨ!アイドル登場とうじょう』もほん番組ばんぐみPT番組ばんぐみであり、ともにスポンサーしの状態じょうたい放送ほうそうされていた。

番組ばんぐみ終了しゅうりょうから4ねん9かげつの1983ねん12月18にち番組ばんぐみは『こいはショッキング!』というタイトルで復活ふっかつたした。こちらは毎週まいしゅう日曜にちよう1200ふん - 1230ぶん放送ほうそうで、司会しかい山田やまだ邦子くにこ、インタビュアーにツーツーレロレロ大森おおもりうたえもんそのまんまひがし)をむかえておこなわれていたが、それから3かげつの1984ねん3がつ25にち終了しゅうりょうした。ぜん12かい

出演しゅつえんしゃ[編集へんしゅう]

司会しかい[編集へんしゅう]

番組ばんぐみ開始かいしからしばらくは海原うなばら千里せんり万里ばんり司会しかいつとめていたが、結婚けっこんおよび引退いんたい海原うなばら千里せんりのち上沼かみぬま恵美子えみこ名義めいぎ復帰ふっき)のために1977ねん3がつ降板こうばん同年どうねん4がつからはレツゴーさんひき[1]が、そして1978ねん4がつから最終さいしゅうかいまでははるやすこ・けいこ担当たんとうした。

3くみとも本業ほんぎょう漫才まんざいであるため、1かいのCMけにはミニ漫才まんざいをしていた(やすこ・けいこは1978ねん9がつまで)。

インタビュアー[編集へんしゅう]

上記じょうき司会しかいしゃとはべつに、出場しゅつじょう男性だんせいにマイクをけるかかりがいた。

上記じょうきのうち、おりも・福留ふくとめ池田いけだ・くずは千里せんり万里ばんりとはべつ行動こうどうっていたため、司会しかいとアシスタントのなかあいだてき存在そんざいであったが、ジョージ・ケンジ(→ジョージ・シロー)はやすこ・けいこと同行どうこうすることがおおく、司会しかいちか存在そんざいであった[独自どくじ研究けんきゅう?]

なお、レツゴー時代じだいには専任せんにんのインタビュアーはおらず、司会しかいのじゅんと長作ながさくがインタビュアーを兼任けんにんしていた(正児まさる進行しんこう担当たんとう)。

アシスタント[編集へんしゅう]

番組ばんぐみ開始かいしからしばらくはJOHNNYS' ジュニア・スペシャル (JJS) とザ・バーズがアシスタントをつとめていたが、1976ねん10がつにJJSにわってアパッチ加入かにゅうし、以後いご最終さいしゅうかいまでアパッチとザ・バーズが担当たんとうした。JJSとアパッチは、出演しゅつえん歌手かしゅが3くみとき自分じぶんうた披露ひろうすることがあった。

クロージング[よう検証けんしょう]ナレーター[編集へんしゅう]

一貫いっかんして松永まつなが二三男ふみお当時とうじ日本にほんテレビアナウンサー)が担当たんとうした。松永まつながは、後述こうじゅつの「今週こんしゅうのヒット3」と不定期ふていきおこなわれる「『日本にほんテレビ音楽おんがくさい情報じょうほうコーナー」の司会しかい兼任けんにんしていた。

コーラス[編集へんしゅう]

  • ミンクス

演奏えんそう[編集へんしゅう]


変遷へんせん
期間きかん 司会しかい インタビュアー アシスタント ナレーター
『ヒット'76〜'79』時代じだい
1976.4 1976.9 海原うなばら千里せんり万里ばんり おりも政夫まさお 福留ふくとめ功男いさお JJS ザ・バーズ 松永まつなが二三男ふみお
1976.10 1977.3 池田いけだまさる くず哲也てつや アパッチ
1977.4 1978.3 レツゴーさんひき (なし)
1978.4 1978.5 はるやすこ・けいこ 浮世うきよていジョージ・ケンジ
1978.6 1979.3 ジョージ・シロー
こいはショッキング!』時代じだい
1983.12 1984.3 山田やまだ邦子くにこ ツーツーレロレロ (なし)

番組ばんぐみなが[編集へんしゅう]

番組ばんぐみつぎよう進行しんこうとなる。

  1. 出場しゅつじょう女性じょせい自己じこ紹介しょうかい
  2. 前半ぜんはんせんだい1の質問しつもん
  3. オープニング
    • 1978ねん10がつ(やすこ・けいこ時代じだい後期こうき)からは、後述こうじゅつ短縮たんしゅくバージョンとなる。
    • オープニングでのテロップは、出演しゅつえんしゃ・バンド・コーラスのみだったが、まれにスタッフのテロップもれることがあった。そのとき出演しゅつえんしゃなどのテロップは、だい1もん脱落だつらくしゃまるころから口上こうじょうまえまでっていた。
  4. CM
  5. 司会しかいしゃ紹介しょうかい漫才まんざい→ゲストのうた
    • やすこ・けいこ時代じだい後期こうきからはゲストのうたはOP直後ちょくごとなり、そのCMをながしてから、司会しかいしゃ紹介しょうかい廃止はいしして、いきなり前半ぜんはんせんつづきとなった。またやすこ・けいこ時代じだい前期ぜんきまでは、うたまえにゲストと司会しかいしゃのやりりがったが、それも廃止はいしされた。
  6. 前半ぜんはんせんつづ
    • はい直後ちょくごには、画面がめん下部かぶに「プリンセス」のプロフィールや心境しんきょうなどのテロップがされた。
  7. ゲストのうた
  8. CM
  9. 後半こうはんせん(デートコーナー)
  10. 賞品しょうひん
  11. ゲストのうた
    • ゲストが3くみときにはJJSやアパッチのうた披露ひろうしたが、場合ばあいによっては端折はしょられることもあった。
    • やすこ・けいこ時代じだい後期こうきからは、こののちに「今週こんしゅうのヒット3」がもうけられた。
  12. CM
  13. ゲストのうた
    • これのみ一貫いっかんして、うたまえ司会しかいしゃとのやりりがあった。
    • 「プリンセス」になった女性じょせいゲスト歌手かしゅうたうのは、このときおおかった。
  14. エンディング
    • 出演しゅつえんしゃ全員ぜんいんがステージひだり集合しゅうごうしたところで、女性じょせいへのインタビュー(カップルが成立せいりつしたら男性だんせいにも)をおこなったのち、「次回じかいの『プリンセス』の紹介しょうかい」と「参加さんか希望きぼう告知こくち」(1979ねん2がつまで)をおこない、口上こうじょう→テーマソングとなる。なおこのときおどりはおどらず、たん手拍子てびょうしのみだった。またテロップはスタッフのみだったが、OPにすべてのテロップがときはテロップしになったが、まれにテーマソングを端折はしょときった。なおやすこ・けいこ時代じだい後期こうきからは、出演しゅつえんしゃやスタッフなどのすべてがテロップされた。
  15. CM
  16. クロージング
    • 女性じょせいへの参加さんかしょう手渡てわたされた映像えいぞううつしながら、松永まつながのナレーションで参加さんかしょう説明せつめいおこなわれ、「『ヒット'XX』、来週らいしゅうもおたのしみに!」のナレーションでわる。

口上こうじょう[編集へんしゅう]

やすこ・けいこ時代じだい前期ぜんきまでは、だい1もん脱落だつらくしゃまったのちつぎ口上こうじょうはじまる。

  • いやな(きらいな)おとこはドンドンてて」[2]素敵すてきかれとドッキング」「女性じょせい天国てんごく」「男性だんせい地獄じごく」「ヒットXX」「ショッキング!ドッキング!」

こののち、ステージひだりからザ・バーズ、みぎからJJS(→アパッチ)が登場とうじょうし、文部省もんぶしょう唱歌しょうかちゃつま」のうたであるテーマソングにっておどるのがパターンである。

口上こうじょううちいやな(きらいな)…」から「ヒットXX」までは、司会しかい時期じきによって、ローテーションがまっている(どの時期じきも「ショッキング!ドッキング!」は全員ぜんいん)。つぎとおり。

いやな(きらいな)…』 素敵すてきな…』 女性じょせい天国てんごく 男性だんせい地獄じごく 『ヒットXX』
千里せんり万里まり時代ときよ 千里せんり 万里ばんり 千里せんり 万里ばんり 千里せんり
レツゴー時代じだい 正児まさる じゅん 長作ちょうさく 正児まさる
やすこ・けいこ時代じだい けいこ やすこ ケンジ
(→シロー)
ジョージ やすこ
けいこ

1978ねん10がつからは、脱落だつらくしゃまった直後ちょくごに、男女だんじょ人形にんぎょうがキスしている場面ばめんわり、そのシーンに口上こうじょうはやまわしでかぶさり、テーマソングは廃止はいしされた。ただしEDでは司会しかいしゃ口上こうじょうとテーマソングは継続けいぞくされた。

前半ぜんはんせん[編集へんしゅう]

出場しゅつじょうしゃは、「今週こんしゅうのプリンセス」とばれる一般いっぱん女性じょせい(または女性じょせいゲスト歌手かしゅ)が1めいさら一般いっぱん男性だんせいが12めい女性じょせいはステージみぎもうけられたつくえまえ椅子いすに、あたまインカム装着そうちゃくして着席ちゃくせき男性だんせいさかじょうのセットのうえもうけられた椅子いす(「デートルーム」と階段かいだんはさんで左右さゆうに6きゃくずつ)に、1人ひとり1きゃくずつすわる。

  • 18:00の時報じほうのち、バンド演奏えんそうの「ジャーン!」というおとともに、女性じょせいかおがアップでうつされる。その司会しかいしゃの「今週こんしゅうのプリンセスはこのほうです!名前なまえ年齢ねんれい出身しゅっしんをどうぞ!」[3]のかけごえたいし、女性じょせい名前なまえ年齢ねんれい出身しゅっしんべる。そして出場しゅつじょう男性だんせいへのだい1の質問しつもんとして、男性だんせいは1ばんから順番じゅんばん自己じこ紹介しょうかいをする。
  • 自己じこ紹介しょうかいわったら、女性じょせい司会しかいしゃの「スイッチオン!」のごえとともに、だい1印象いんしょうらない男性だんせい数字すうじいてあるスイッチ(まえつくえ装備そうび)をし、男性だんせいすわっている椅子いすすべだい変型へんけいさせてとしてしまう(したにはマットがいてある)。とされた男性だんせいは、ステージひだりから退場たいじょうしていく。
    • とす男性だんせいは1もんにつき最高さいこう3めいまで(ラストをのぞき)。またらない男性だんせいがいないからといって、パスすること出来できない。1もんたいかなら最低さいてい1めいとす。
    • 男性だんせいちるときには、バンド演奏えんそうで「ジャジャン!」とおと演出えんしゅつがあった。複数ふくすう男性だんせい一斉いっせいちるさいには「ジャジャン!」、1人ひとりずつちるときには「ジャジャン!ジャジャン!」とっていた。
  • CMなどをいて、だい2もんからは、「あなたのきなものは」「あなたのきな動物どうぶつは」などのように、男性だんせい様々さまざま質問しつもんし、男性だんせいはそれにこたえていく。わったら、女性じょせいらないこたえした男性だんせいとしていく。
  • 男性だんせいのこり2〜3めいになったら、最後さいご質問しつもんとして、男性だんせいは1にんずつ女性じょせいにプロポーズをべる。わったら、女性じょせいった男性だんせいのこし、男性だんせいすべとす。最終さいしゅうてきのこった1めい男性だんせいが、女性じょせいとのデートけん獲得かくとく

後半こうはんせん(デート・コーナー)[編集へんしゅう]

  • えらばれた男性だんせいは、女性じょせいともにセット中央ちゅうおう上部じょうぶもうけられたデートルームにすわり、合図あいず同時どうじに1ふんはんあいだデートをする(この時点じてんではデートルームのみライトがけられている)。
  • 時間じかんたら、司会しかいしゃの「スイッチオン!」とともに、女性じょせいはこの男性だんせいうかかをめるべく、まえにある「YES」と「NO」のどれかのスイッチをす。「YES」をすと、セットのうしろのカキワリから男女だんじょ天使てんし人形にんぎょうし、ステージやセットのでんかざりひかり、ファンファーレがす。ぎゃくに「NO」のスイッチをすと、男性だんせいすわっている椅子いすもろとも、したがってしまう(ABCラブアタック!』の「奈落ならくそこ」とおなじ)。
  • カップルが成立せいりつしたら、中期ちゅうき以後いご男性だんせい女性じょせいにキスをする(前期ぜんきではやらず)。やりかたつぎとおり。
中期ちゅうき
  • 女性じょせいはそのち、男性だんせいひざまずいて、女性じょせい右手みぎてにキスをする。
  • このときのみアパッチのヤッチンが、コダックから当時とうじ発売はつばいされていたインスタントカメラでキスの瞬間しゅんかんうつす。この写真しゃしんどうカメラとともにカップルにおくられる。
後期こうき
  • カップルがステージにりると、中央ちゅうおうにハートがたのガラスが仕込しこんだ衝立ついたててくる。カップルは衝立ついたてはさんでりょうわきち、ガラスしにくちづけをする。

賞品しょうひん[編集へんしゅう]

カップルが成立せいりつしたら、そのカップルには平和堂へいわどう貿易ぼうえきから腕時計うでどけいウォルサム」をペアでおくられた。また参加さんかしゃには、参加さんかしょうあたえられる(女性じょせいにはウェディングドレス男性だんせい不明ふめい)。

カップルへの賞品しょうひんは、カップルが成立せいりつかぎらず、げられることとなっている。

  • 千里せんり万里ばんり時代じだいはインタビュアーが担当たんとう(おりも・福留ふくとめ時代じだいはJJSも)。まず女性じょせいやカップルにたいする批評ひひょう会話かいわしたのち賞品しょうひんげる。
  • レツゴー時代じだいとやすこ・けいこ時代じだいはアパッチが担当たんとう。キスシーンが中期ちゅうき時代じだいはミッチーとアコがそろい、ミッチーがげる。後期こうき時代じだいは3にんそろい、まずアコが「おめでとうございます」(あるいは「残念ざんねんでした」)とったのちげ、成立せいりつときは(3にん)「おめでとうございます!」、不成立ふせいりつときは(アコ)「本当ほんとうに、」(3にんあたまげて)「残念ざんねんでした!」とめる。

プリンセスになった女性じょせいゲスト歌手かしゅ[編集へんしゅう]

おおむね2かげついち割合わりあい女性じょせいゲスト歌手かしゅが「今週こんしゅうのプリンセス」になっていた。

補足ほそく[編集へんしゅう]

  • ピンク・レディーが2人ふたり登場とうじょうした1977ねん7がつ9にち放送ほうそうぶん番組ばんぐみ唯一ゆいいつのWプリンセス)は、前半ぜんはんせん構成こうせいやルールが一部いちぶわっていた。つぎとおり。
    • 男性だんせい2人ふたり1くみ参加さんか(「1」と「2」、「3」と「4」…)。そして奇数きすう番号ばんごうがミーファン、偶数ぐうすう番号ばんごうがケイファンという構成こうせいだった。
    • 男性だんせいとすときはバラバラにとさず、1くみとす。つまり「1」と「2」はいいが、「1」と「3」などのようとすのはダメ。また1人ひとりだけとすのもダメ。
    • 進行しんこう関係かんけいじょうとすのは1もんにつき1くみ2人ふたり)だけ。したがって男性だんせいたいする問題もんだいも、自己じこ紹介しょうかいやプロポーズをふくめてぜん5もんとなった。
  • 千里せんり万里ばんり時代じだいにおいては、女性じょせい歌手かしゅがプリンセスのときであっても新聞しんぶんテレビらん予告よこく掲載けいさいされなかったが、レツゴー時代じだいからは1977ねん4がつ2にちと4がつ9にちの「ピンク・レディー特集とくしゅう[4]皮切かわきりに、女性じょせい歌手かしゅのプリンセスかい放送ほうそうには「○○ちゃんの恋人こいびとだれ?」の予告よこくるようになった。これはやすこ・けいこ時代じだい後期こうきには廃止はいしされていたが、番組ばんぐみ最終さいしゅうかい当日とうじつには久々ひさびさに「最終さいしゅうかいだい爆笑ばくしょうけんナオコ特集とくしゅう」という予告よこく掲載けいさいされた。

今週こんしゅうのヒット3[編集へんしゅう]

やすこ・けいこ時代じだい後期こうき(1978ねん10がつ以降いこう)から登場とうじょうしたコーナーで、あるテーマに沿った3きょくを、ゲスト歌手かしゅがメドレー形式けいしきうたう。このコーナーのみ、進行しんこうはやすこ・けいことジョージ・シローではなく松永まつながとアパッチが担当たんとうした。

収録しゅうろく場所ばしょ[編集へんしゅう]

1977年に片平なぎさがプリンセスになった回の収録が行われた愛知県勤労会館(2013年取り壊し)
1977ねん片平かたひらなぎさがプリンセスになったかい収録しゅうろくおこなわれた愛知あいちけん勤労きんろう会館かいかん(2013ねんこわし)
『恋はショッキング!』の収録が行われた後楽園ホール
こいはショッキング!』の収録しゅうろくおこなわれた後楽園こうらくえんホール

通常つうじょう代々木よよぎ山野やまのホールおこなわれていたが(地方ちほう公会堂こうかいどうでの収録しゅうろくもあり)、なつ(7がつ)には野外やがいプールでおこなわれていた。野外やがいプールでおこなわれたかいにおいては、構成こうせいその通常つうじょうとはことなる場合ばあいがあった。

  • セットはプールのわき設置せっちされたため、さかしたがマットやステージではなく、プールになっていた。そのためプールにとされた男性だんせいは、およいで退場たいじょうしていった。
  • 後半こうはんせん、カップル不成立ふせいりつとき通常つうじょうどお男性だんせい椅子いすもろともがっていったが、成立せいりつとき天使てんし人形にんぎょうわりに、セット後方こうほうのプールから噴水ふんすいがる演出えんしゅつとなった。

なお『こいはショッキング!』時代じだい後楽園こうらくえんホールおこなわれた。

備考びこう[編集へんしゅう]

  • 番組ばんぐみ放送ほうそう開始かいし1ねんまえの1975ねん4がつからは日曜にちよう12:15わくで『ヒット'75』、それよりさらに5ねんまえの1970ねん1がつからはおな時間じかんたいに『ヒット'70』というよくたタイトルの音楽おんがく番組ばんぐみ放送ほうそうされていたが、どちらも内容ないようまったくの別物べつものである。後者こうしゃいたっては日本にほんテレビ音楽おんがくさい協賛きょうさん番組ばんぐみですらない。
  • 1976ねん4がつ3にちづけ東京とうきょう新聞しんぶん14めんには本番ほんばんぐみ宣伝せんでん広告こうこく掲載けいさいされており、ゲストはこのかいのプリンセスである岡田おかだ奈々なな、そして和田わだアキ子あきこと、インタビュアーのおりも政夫まさお所属しょぞくし、『ヒット'75』の司会しかいつとめたフォーリーブスだった。この広告こうこく掲載けいさいされていたキャッチフレーズは「テレビはじまって以来いらいのソーレツなしごきゲーム!」「だがきみにも運命うんめい女神めがみはほほむかもしれない!」と、恋愛れんあいバラエティ番組ばんぐみであることをおもわせない文面ぶんめんであった。
  • 番組ばんぐみスタートからしばらくのあいだは、さかじょうセットのうえにゴンドラじょうのセットがもうけられ、そのなか男性だんせいよう椅子いす仕込しこまれていた。これは3かげつほどで撤廃てっぱいされ、椅子いすはむきしになった。
  • 男性だんせい質問しつもんしたのち司会しかいしゃが「いま質問しつもんとは関係かんけいしに、きらいな○○のひととしてください」などといながらけにとす理由りゆう変更へんこうさせ、女性じょせい男性だんせいをアタフタさせることがなんもあった。とくにレツゴー時代じだいには頻繁ひんぱんおこなわれていた。
  • レツゴー時代じだい以降いこう、12にん男性だんせいのうち、1人ひとりから2人ふたりがお性格せいかくにインパクトのあるものれるようになった[独自どくじ研究けんきゅう?]。そしてその男性だんせいちたら、司会しかいしゃが「さよならー」「またなー」とさけびながら見送みおくった。
  • 女性じょせいゲスト歌手かしゅがプリンセスのときは、ファンを大事だいじにする歌手かしゅのためか、とす前後ぜんごに「ごめんねー」あるいは「ごめんなさーい」とあやま歌手かしゅおおかった(桜田さくらだ淳子じゅんこ高田たかだみづえなど)、またその歌手かしゅがカップル成立せいりつして、キスシーン(後期こうき)になると、司会しかいしゃが「○○ファンのほう、すみません。○○さんはこれからこのほうとキスをします。でもご安心あんしんください。(衝立ついたてのガラスをゆびさし)ここに防弾ぼうだんガラス仕込しこんであります」とってからっていた。
  • 1983ねん12月18にちづけ読売新聞よみうりしんぶん日曜にちようばんには、『こいはショッキング!』の広告こうこく掲載けいさいされていた。このかいのゲストはもり昌子まさこと、前身ぜんしん番組ばんぐみ最終さいしゅうかいでプリンセスとなったけんナオコであった。ただし、掲載けいさいされた写真しゃしん前身ぜんしん番組ばんぐみのであり、さかじょうのセットにかれている文字もじかってひだりが「シ」「ョッ」「キ」「ン」「グ」「!」、おなじくみぎが「ド」「ッ」「キ」「ン」「グ」「!」)がマスク[よう説明せつめい]されていた。ちなみに『こいはショッキング』では文字もじかれていなかった。

スタッフ[編集へんしゅう]

  • 構成こうせい鈴木すずきしゅんじ
  • 音楽おんがく高見たかみひろし
  • 振付ふりつけ岩崎いわさきりゅうじ
  • ディレクター:吉岡よしおか正敏まさとし
  • プロデューサー:むかいりゅう正夫まさお
  • 協賛きょうさん日本にほんテレビ音楽おんがくさい実行じっこう委員いいんかい日本にほんテレビ音楽おんがくさい運営うんえい委員いいんかい
  • 制作せいさく中村なかむら公一こういち日本にほんテレビ

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ オープニングクレジットには「レッツゴーさんひき」とあやま表記ひょうきされていた。
  2. ^ いやな…」は千里せんり万里ばんり時代じだい。「きらいな…」はレツゴー時代じだいとやすこ・けいこ時代じだい
  3. ^ 千里せんり万里ばんり時代じだいのみ、「今週こんしゅう可愛かわいいプリンセスは…」と「可愛かわいい」がはいっていた。
  4. ^ 4がつ2にち放送ほうそうぶんではミーが、4がつ9にち放送ほうそうぶんではケイが挑戦ちょうせんした。なお、4がつ2にちはレツゴーさんひきはつ司会しかいでもあった。

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

日本にほんテレビ 土曜どよう18:00わく
ぜん番組ばんぐみ 番組ばんぐみめい 番組ばんぐみ
少年しょうねん探偵たんていだん
(1975ねん10がつ4にち - 1976ねん3がつ27にち
ヒット'76

ヒット'77

ヒット'78

ヒット'79
ショッキング!ドッキング!
(1976ねん4がつ3にち - 1979ねん3がつ31にち
全日本ぜんにほんプロレス中継ちゅうけい
(1979ねん4がつ7にち - 1985ねん9がつ
※17:30 - 18:24
土曜どよう20:00わくから移動いどう
ミニ番組ばんぐみ
※18:24 - 18:30
日本にほんテレビ 日曜にちよう12:00わく
日曜にちようわらいまちせきだい2
(1983ねん9がつ25にち - 1983ねん12月4にち
こいはショッキング!
(1983ねん12月18にち - 1984ねん3がつ25にち
洒落しゃれなニュースショー ワールドNOW
(1984ねん4がつ8にち - 1984ねん9がつ30にち