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ビデオ・ゲーム・グラフィティ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

ビデオ・ゲーム・グラフィティ』(VIDEO GAME GRAFFITI)は、ビクター音楽おんがく産業さんぎょうげん:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)から発売はつばいされた、ナムコゲームミュージックアルバム、またはそのシリーズの総称そうしょう

ここでは、同社どうしゃから発売はつばいされた『ナムコット・ゲーム・ア・ラ・モード』『ナムコット ゲーム ア・ラ・モード』(NAMCOT GAME A LA MODE)シリーズについても説明せつめいする。

ビデオ・ゲーム・グラフィティ[編集へんしゅう]

『ビデオ・ゲーム・グラフィティ』
ナムコスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ゲームミュージック
レーベル ビクター音楽おんがく産業さんぎょう
ナムコ アルバム 年表ねんぴょう
ザ・リターン・オブ・ビデオ・ゲーム・ミュージック
1985ねん
ビデオ・ゲーム・グラフィティ
(1986ねん
ナムコット・ゲーム・ア・ラ・モード
(1986ねん
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1986ねん3月21にち発売はつばい内容ないよう全編ぜんぺんアレンジバージョンで構成こうせいされており、サウンドトラックとしての要素ようそはほとんどない。

収録しゅうろく内容ないよう[編集へんしゅう]

Aめん NAMCO FRESH GAMES[編集へんしゅう]

かくタイトルごとに、オリジナルきょくすうびょうながれたあと、アレンジきょく収録しゅうろくされている。

  1. モトス[注釈ちゅうしゃく 1]
  2. スカイキッド
  3. バラデューク
  4. スターラスター
  5. 源平げんぺい討魔でん

Bめん PAC-MAN'S "WONDER DRIVE"[編集へんしゅう]

パックマン仲間なかまたちによるミニドラマと、アレンジきょく交互こうご収録しゅうろくされている。アレンジきょくすべてボーカルり。

  1. かっとびラリーX!(『ニューラリーX』のロックふうアレンジ。うたえんかいちゅう
  2. ちょっとマッピーおとこ(『マッピー』のおニャンふうアレンジ。うた:ツベルクリン)
  3. こいのディグダグ(『ディグダグ』のアイドルソングふうアレンジ。うたまさごろ
  4. 目蒲線めかませんおんな―リブルとラブルのおはなし―(『リブルラブル』の演歌えんかふうアレンジ。うた日吉ひよしミミ

こえ出演しゅつえん[編集へんしゅう]

ビデオ・ゲーム・グラフィティVol.2以降いこう[編集へんしゅう]

『ビデオ・ゲーム・グラフィティVol.2』
ナムコサウンドトラック
リリース
ジャンル ゲームミュージック
レーベル ビクター音楽おんがく産業さんぎょう
ナムコ アルバム 年表ねんぴょう
ナムコ・ゲーム・ミュージックVOL.2
(1987ねん
ビデオ・ゲーム・グラフィティVol.2
(1987ねん
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前作ぜんさくにはオリジナルきょくがほとんど収録しゅうろくされていなかったが、いまさくではゲーム3さくのオリジナルバージョンと、べつゲームのアレンジバージョン3きょく収録しゅうろく

以後いごどうシリーズはオリジナルきょくとアレンジきょくすうタイトルずつ収録しゅうろくされ、サウンドトラックとしての役割やくわりにな構成こうせいになった。

シリーズの収録しゅうろく内容ないよう[編集へんしゅう]

ナムコット・ゲーム・ア・ラ・モード[編集へんしゅう]

『ナムコット・ゲーム・ア・ラ・モード』
ナムコサウンドトラック
リリース
ジャンル ゲームミュージック
レーベル ビクター音楽おんがく産業さんぎょう
ナムコ アルバム 年表ねんぴょう
ビデオ・ゲーム・グラフィティ
(1986ねん
ナムコット・ゲーム・ア・ラ・モード
(1986ねん
ナムコ・ゲーム・ミュージックVOL.1
(1987ねん
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1986ねん9月21にち発売はつばいされた、ナムコット(ナムコの家庭かていようゲームようソフトのレーベル)のゲームミュージックを収録しゅうろくした作品さくひん厳密げんみつには、ファミリーコンピュータようソフトのみ対象たいしょうとなっている。

1988ねん8がつ21にちにはだい2だんもリリースされた。こちらは収録しゅうろくきょくのアレンジばんとボーカルアレンジばん同時どうじ収録しゅうろくされている。

だい1だんだい2だんいずれもかくトラック、ゲームプレイちゅう効果こうかおんふくめたメドレー形式けいしきで1トラックずつの収録しゅうろく

シリーズの収録しゅうろく内容ないよう[編集へんしゅう]

ナムコット・ゲーム・ア・ラ・モード[編集へんしゅう]

  1. ワルキューレの冒険ぼうけん
  2. マッピー
  3. ワープマン
  4. スペース ファンタジー(ギャラクシアンVSギャラガ スターラスター)
  5. ゼビウス
  6. バベルばべるとう
  7. バトルシティー
  8. ヒットゲームスクランブル(パックマン/ディグダグ/スカイキッド)
  9. リブルラブル[注釈ちゅうしゃく 6]

ナムコット・ゲーム・ア・ラ・モード II[編集へんしゅう]

  1. ファミリースタジアム
  2. ファミリージョッキー
  3. ファミリーサーキット
  4. ナムコクラシック
  5. ファミリーボクシング
  6. ファミリーテニス
  7. ファミリースタジアム(アレンジバージョン)
  8. こいのダーク・ホース(『ファミリージョッキー』アレンジ うた飯田いいだひさ[注釈ちゅうしゃく 7]競馬けいば実況じっきょう高橋たかはし卓士たくし[注釈ちゅうしゃく 8]
  9. ファミリーサーキット(アレンジバージョン)
  10. ダンシング・ブービー(『ナムコクラシック』アレンジ うた金沢かなざわ明子あきこ
  11. ファミリーボクシング(アレンジバージョン)
  12. アドバンテージ・ラブ(『ファミリーテニス』アレンジ 貴家きかどう

関連かんれんタイトル[編集へんしゅう]

ナムコ・ベスト・ヒット・パレード!(1989ねん11月21にち発売はつばい
『ビデオ・ゲーム・グラフィティ』シリーズのだい1だんから6だんまでと『ナムコット・ゲーム・ア・ラ・モードII』に収録しゅうろくされたボーカルアレンジきょく収録しゅうろくしたベストアルバム。
追加ついか収録しゅうろくきょくとして、新曲しんきょく素敵すてきなオーダイン」とファミコンようゲーム『ラサらさル石井るいしいのチャイルズクエスト』のイメージソング「レベルUP!ときめいて」「はなのチャイクエ音頭おんど」(歌唱かしょうチャイルズ)が収録しゅうろくされている。
ナムコ・ゲームサウンド・エクスプレス
1989ねん以降いこうにリリースされたナムコのアーケードゲームをメインとしたゲームミュージックのサウンドトラックシリーズ。
ゲームの稼働かどう開始かいしからあいだもない時期じきのリリースを趣旨しゅしとしており、アルバム1まいにつき1タイトルの収録しゅうろく

備考びこう[編集へんしゅう]

  • アレンジきょくおおくは、米光よねみつあきらがけている(『ビデオ・ゲーム・グラフィティVol.5、6、8、9』はのぞく)。
  • 『ビデオ ゲーム グラフィティ』1さくにはvol.1とう表記ひょうきく、volがくのはvol.2以降いこうである。また、vol.1から一貫いっかんして表紙ひょうしには英語えいご表記ひょうきでnamco VIDEO GAME GRAFFITIと記載きさいされているが、vol.6までは表紙ひょうし部分ぶぶんのカタカナ記載きさいにはナムコの表記ひょうきく「ビデオ ゲーム グラフィティvol.」と表記ひょうきされていた。vol.7 - 10は「ナムコ ビデオ ゲーム グラフィティvol.」と表記ひょうきされている。なお、『ナムコット ゲーム ア・ラ・モード』の1さくにもvol.Iとう表記ひょうきく、volがいたのはvol.IIのみである。
  • 2004ねんすえ、『ビデオ・ゲーム・グラフィティ』『ナムコット・ゲーム・ア・ラ・モード』『ナムコ・ゲームサウンド・エクスプレス』のぜんタイトルをまとめた、39まいぐみボックスCD『ナムコ・ミュージック・ワンダー・ボックス』2005ねん3月23にち発売はつばいされると発表はっぴょうされた[1]様々さまざま特典とくてんきで限定げんてい2,000セット(完全かんぜんやく生産せいさん)、定価ていか76,500えんでの発売はつばい予定よていされ、予約よやくけられていたが、2005ねん2がつ21にち権利けんりじょう問題もんだいから、発売はつばい中止ちゅうしがアナウンスされた。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 途中とちゅうのオルガンのソロは、難波なんば弘之ひろゆきいている。
  2. ^ ミニドラマないで、ナムコ提供ていきょうのラジオ番組ばんぐみラジオはアメリカン」の宣伝せんでんをしている。
  3. ^ 一部いちぶのぞき、1タイトルにつきすうきょくずつ抜粋ばっすいして1トラックに収録しゅうろく
  4. ^ タイトルは『ベスト10』だが、オリジナルきょく・アレンジきょくとも10が2タイトルずつランクインしたため、11きょくずつの収録しゅうろくとなった。
  5. ^ 演奏えんそう時間じかんが3ふん以上いじょうきょくのみ。
  6. ^ ファミリーコンピュータへは移植いしょくされていないタイトルのため、「仮想かそう移植いしょくバージョン」が収録しゅうろくされている。
  7. ^ 当時とうじビクター音楽おんがく産業さんぎょう制作せいさく部長ぶちょうであり、『ビデオ・ゲーム・グラフィティ』のディレクターでもあった。
  8. ^ きょくちゅう飯田いいだのことを「うちのルイジアナ部長ぶちょう」としょうしている。なお、飯田いいだはかつて歌手かしゅで、「ルイジアナ・ママ」のカバーのヒットでられる。

出典しゅってん[編集へんしゅう]