出典 しゅってん : フリー百科 ひゃっか 事典 じてん 『ウィキペディア(Wikipedia)』
この記事 きじ は検証 けんしょう 可能 かのう な参考 さんこう 文献 ぶんけん や出典 しゅってん が全 まった く示 しめ されていないか、不十分 ふじゅうぶん です。 出典 しゅってん を追加 ついか して記事 きじ の信頼 しんらい 性 せい 向上 こうじょう にご協力 きょうりょく ください。(このテンプレートの使 つか い方 かた ) 出典 しゅってん 検索 けんさく ? : "マカロン" – ニュース · 書籍 しょせき · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2012年 ねん 1月 がつ )
マカロン
パリの店先 みせさき のマカロン
フォントヴロー・ラバイのマカロン・ド・フォントヴロー
マカロン (仏 ふつ : macaron [1] [2] )は、卵白 らんぱく と砂糖 さとう とアーモンド を使 つか った焼 や き菓子 かし の一種 いっしゅ 。形状 けいじょう は、直径 ちょっけい 数 すう センチメートルの円盤 えんばん を2枚 まい 重 かさ ねた形 かたち をしている[3] 。フランス を代表 だいひょう する洋菓子 ようがし であるが、発祥 はっしょう 地 ち には諸説 しょせつ があり、イタリア発祥 はっしょう 説 せつ [4] のほか、8世紀 せいき フランスのコルムリー修道院 しゅうどういん で初 はじ めて考案 こうあん されたとの説 せつ もある[5] 。
語源 ごげん はマカロニ と同 おな じものであり、「マコロン 」[6] や「マキャロン 」[7] とも称 しょう されるが、「マコロン」(macaroon )は厳密 げんみつ には別 べつ の菓子 かし を指 さ す。
マカロンは保存 ほぞん の効 き く菓子 かし ではなく、(食品 しょくひん 衛生 えいせい 法 ほう では定義 ていぎ されていないが)取扱 とりあつかい は、どちらかというと生菓子 なまがし に近 ちか く、特 とく に高温 こうおん には弱 よわ く15 ℃以下 いか の環境 かんきょう 、もしくは冷蔵庫 れいぞうこ に保管 ほかん することが求 もと められ、賞味 しょうみ 期限 きげん も5日 にち 以内 いない ほどである。
マカロンと名 な の付 つ く菓子 かし には色々 いろいろ な種類 しゅるい がある。単 たん にマカロンと言 い えば、通常 つうじょう は固 かた く泡立 あわだ てたメレンゲ に砂糖 さとう 、アーモンドプードル(パウダー)等 とう を加 くわ えて焼 や き上 あ げた柔 やわ らかな2枚 まい の生地 きじ にクリーム やジャム 、ガナッシュ をはさんだパリ風 ふう マカロン(マカロン・パリジャン 、macaron parisien)のことを指 さ す。正式 せいしき にはマカロン・ムー (macaron mou、「柔 やわ らかいマカロン」)という。彩 いろど りも豊富 ほうふ で贈 おく り物 もの としても人気 にんき がある。アーモンド粉末 ふんまつ の代 か わりにココナッツ を使 つか う場合 ばあい もある[8] 。
パリ風 ふう マカロンは、パリにある「ラデュレ 」菓子 かし 店 てん の経営 けいえい 者 しゃ ピエール・デフォンテーヌが、1930年 ねん に2枚 まい のマカロンにジャムやクリームをはさんで売 う り出 だ したのが始 はじ まりである。日本 にっぽん では、生地 きじ を小 ちい さく絞 しぼ ったまま焼 や いたものもマカロンとして売 う られていることがある(下記 かき 関連 かんれん 項目 こうもく 「まころん 」も参照 さんしょう のこと)。バニラ 以外 いがい には、チョコレート ・ローズ ・ピスタチオ 味 あじ が有名 ゆうめい だが、梅 うめ や抹茶 まっちゃ 、小豆 あずき 、黒 くろ ごま などの和風 わふう マカロンも作 つく られている。ラデュレでは期間 きかん 限定 げんてい で山椒 さんしょう 味 あじ のマカロンが販売 はんばい されていた。
マカロン生地 きじ を焼成 しょうせい する際 さい にできる下部 かぶ からはみ出 だ している部分 ぶぶん は、フランス語 ふらんすご で「足 あし 」を意味 いみ する「ピエ 」と呼 よ ばれている。
サンテミリオンマカロン店 てん (2018年 ねん 1月 がつ 現地 げんち にて撮影 さつえい )
現在 げんざい でもフランスの各地 かくち で、さまざまなマカロンが作 つく られている。13世紀 せいき から作 つく られているサン=テミリオン のマカロン・クラックレ (macaron craquelé)や16世紀 せいき から作 つく られているアミアン のマカロン・ダミアン (macaron d'Amiens)、18世紀 せいき から作 つく られているナンシー のスール・マカロン (sœur macaron)などが有名 ゆうめい である。最 もっと も古 ふる いマカロンは、791年 ねん から現在 げんざい まで製造 せいぞう されているロワール 地方 ちほう のコルムリー 修道院 しゅうどういん の物 もの である。この他 ほか 、ピレネー=アトランティック県 けん サン=ジャン=ド=リュズ などにも名物 めいぶつ のマカロンが存在 そんざい する。
サンテミリオンのマカロン。日本 にっぽん におけるマカロンというよりも、むしろココナッツクッキーのような味 あじ わい。2018年 ねん 1月 がつ 現地 げんち にて
16世紀 せいき にカトリーヌ・ド・メディシス がアンリ2世 せい のもとへ輿入 こしい れする際 さい にイタリア から持 も っていった菓子 かし も古典 こてん 的 てき なマカロンの一 ひと つで、イタリアではアマレッティ と呼 よ ばれる。そのアマレッティを柔 やわ らかくしたのがバーチ・ディ・ダーマ (Baci di dama)であり、特 とく にパリ風 ふう マカロンはバーチ・ディ・ダーマを発展 はってん させたものだと言 い われている。
中日 ちゅうにち ドラゴンズ がマスコット人気 にんき にあやかって販売 はんばい している「どあろん」も知 し られている(名前 なまえ はマカロンにドアラ ・シャオロン ・パオロン のそれぞれの名前 なまえ を引 ひ っ掛 か けて命名 めいめい )。
^ フランス語 ふらんすご 発音 はつおん : [makaʁɔ̃] マカロン(パリ 発音 はつおん :マキャホン)
^ 英語 えいご 発音 はつおん : [ˌmækə ˈrɑːn] マキャロ ーン
^ "マカロン" . 精選 せいせん 版 ばん 日本 にっぽん 国語 こくご 大 だい 辞典 じてん 、日本 にっぽん 大 だい 百科全書 ひゃっかぜんしょ 、和 かず ・洋 よう ・中 なか ・エスニック 世界 せかい の料理 りょうり がわかる辞典 じてん 、栄養 えいよう ・生化学 せいかがく 辞典 じてん . コトバンク より2024年 ねん 7月 がつ 1日 にち 閲覧 えつらん 。
^ 大森 おおもり 由紀子 ゆきこ 『フランス菓子 かし 図鑑 ずかん お菓子 かし の名前 なまえ と由来 ゆらい 』世界文化社 せかいぶんかしゃ 、119頁 ぺーじ
^ 日 にち 仏 ふつ 料理 りょうり 協会 きょうかい 『フランス・食 しょく の辞典 じてん 』白水 しろみず 社 しゃ [要 よう ページ番号 ばんごう ]
^ "マコロン" . デジタル大辞泉 だいじせん . コトバンク より2024年 ねん 7月 がつ 1日 にち 閲覧 えつらん 。
^ 岸 きし 朝子 あさこ 『新 しん 訂 てい 版 ばん 全国 ぜんこく 五 いつ つ星 ぼし の手 て みやげ【四国 しこく /九州 きゅうしゅう /沖縄 おきなわ 編 へん 】』東京書籍 とうきょうしょせき 、711頁 ぺーじ
^ 『小学館 しょうがくかん ランダムハウス英和大 えいわだい 辞典 じてん 』
ウィキメディア・コモンズには、
マカロン に
関連 かんれん するカテゴリがあります。
種類 しゅるい シュー皮 かわ パート・ フィユテ ポピーシード(英語 えいご 版 ばん ) その他 た 地域 ちいき 別 べつ
イタリア イラン インドネシア ギリシャ スイス 北欧 ほくおう 台湾 たいわん 中国 ちゅうごく トルコ フィリピン フランス ルーマニア
関連 かんれん 項目 こうもく