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ミヌシンスク盆地ぼんち

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ミヌシンスク盆地ぼんち
座標ざひょう 北緯ほくい5400ふん 東経とうけい9130ふん / 北緯ほくい54 東経とうけい91.5 / 54; 91.5座標ざひょう: 北緯ほくい5400ふん 東経とうけい9130ふん / 北緯ほくい54 東経とうけい91.5 / 54; 91.5
地質ちしつ 盆地ぼんち

ミヌシンスク盆地ぼんち(ミヌシンスクぼんち、ロシア: Минусинская котловина)は、ロシア連邦れんぽうシベリア南部なんぶエニセイがわ上流じょうりゅうにある盆地ぼんちかわをはさんでひがしクラスノヤルスク地方ちほう西にしハカス共和きょうわこくにまたがり、みち200キロメートルほどある。

きたクズネツク・アラタウ山脈さんみゃく英語えいごばん西にしアバカン山脈さんみゃく英語えいごばんみなみひがし東西とうざいサヤン山脈さんみゃくかこまれる。高度こうどは200-700mほどで、平野へいや丘陵きゅうりょう散在さんざいしている。おも都市としとしては、最大さいだい都市としアバカン(ハカス共和きょうわこく首都しゅと)と、そのひがしにエニセイがわをはさんで隣接りんせつするミヌシンスク(クラスノヤルスク地方ちほう)がある。

多数たすうみずうみがあり、なかには塩水えんすいみずうみもある。エニセイがわアバカンがわオヤかわ(Oja)、トゥバがわ英語えいごばんなどの支流しりゅう合流ごうりゅうする。シベリアのなかでは比較的ひかくてきらしやすい気候きこうで、のうまきぎょうさかん。また石炭せきたん生産せいさんもある(ミヌシンスク炭田たんでん)。

しん石器せっき時代じだいから鉄器てっき時代じだいにかけオクネフ文化ぶんかアファナシェヴォ文化ぶんかアンドロノヴォ文化ぶんかタガール文化ぶんか(ミヌシンスク・クルガン文化ぶんか)など様々さまざま先史せんし文化ぶんかさかえ、遺跡いせき多数たすうある。

先住民せんじゅうみんテュルクけい遊牧ゆうぼく民族みんぞくハカスじんアルタイじんのひとつ)で、ふるくはエニセイキルギスじんまたはみなみサモイェードじんウラル語族ごぞく)などがんでいた。18世紀せいきからロシアじん入植にゅうしょくした。