ルノー・4
ルノー・4(Renault 4,R4)は、フランスの
概要 [編集 ]
ルノー・4 | |
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フランス アルジェリア モロッコ メキシコ コロンビア ポルトガル オーストラリア スロベニア アルゼンチン | |
1961–1992 | |
ボディ | |
ボディタイプ |
5ドアハッチバック 2ドアバン 2ドアピックアップトラック |
パワートレイン | |
エンジン | 0.7/0.8/1.0/1.1L I4 |
3,665mm | |
1,485mm | |
1,470 mm | |
600–750kg | |
ルノー・4CV | |
ルノー・トゥインゴ |
1950
4CVは1946
このため
ルノーのベーシックモデルとして
このモデルの
特徴 [編集 ]
車体 [編集 ]
架 装 されるボディは、4ドアとテールゲート(ハッチバック)を組 み合 わせたものだが、この2ボックス型 の貨物 車 風 ボディ形式 は、後 のフォルクスワーゲン・ゴルフなど、多 くのハッチバック車 の先駆 けとなった。ライバル車 シトロエン・2CV同様 、コストダウンのため、全 ての窓 には平面 ガラスを使用 している。四 枚 あるドアウインドウはいわゆる引 き違 い式 で、2CVの跳 ね上 げ式 よりは使 いやすかったが、注意 しないと外 れて室内 に落 ちることがある。室内 からのドアの開閉 は、ちょうど手 が入 るサイズに開 いている穴 に、手 を差 し込 んで操作 する簡素 な方式 である。換気 はフロントウインドシールド下 のフラップ式 ベンチレーターを利用 した簡易 構造 で、この点 もシトロエン・2CVと同 じであり、古 い時代 のクーラー[要 曖昧 さ回避 ]搭載 を考慮 していない大衆 車 ではごく標準 的 な方法 である。日本 など各国 の気候 に合 わせ、後 付 クーラーを搭載 する車 も存在 したが、プーリーのベルトが緩 むトラブルを多発 させる原因 になった。内装 はドアにかろうじて布 が貼 ってあるものの、基本 的 に鉄板 が剥 きだしであった。座席 は布 張 りにスプリングを組 み合 わせた簡易 な構造 ながら良好 な座 り心地 であった[2]。- ウインドウウォッシャーは
電動 式 ではなく、床 のペダルを踏 むことにより、水鉄砲 方式 で拭 きかけられる。慣 れるとペダルを踏 む強 さを調節 して好 きな位置 に吹 くことができた。 他 のラテン車 同様 キャンバストップ車 が多 く、純正 のWサンルーフの他 、後 付 けのキャンバストップ仕様 も多 く存在 する。
サスペンション・ドライブトレーン[編集 ]
- サスペンションは
前 が縦 置 きトーションバー・スプリングによるダブルウィッシュボーン式 、後 ろは横 置 きトーションバー・スプリングで支 えられたフル・トレーリングアーム式 だが、後部 サスペンションのトーションバーは左右 輪 とも車体 全幅 近 い長 さを持 つ、柔 らかでストロークの大 きな設定 である。長 いトーションバー・スプリング2本 はどうしてもずらして配置 せざるを得 ないが、上下 並行 では室内 空間 が圧迫 されることから、前後 に平行 に配置 した。その結果 、左右 のホイールベースに50 mmのずれが生 じることとなったが、後 輪 にこの程度 のわずかなずれがあっても大 きな問題 にはならないという、前輪 駆動 車 ならではのユニークな割 り切 りによる手法 である。この結果 荷 室 の床 を平 らにでき、サスペンションセッティングの自由 度 を高 めて、優 れた悪 路 走破 性 も確保 できた。ただしサスペンション・ストロークを大 きく取 っているため、空車 状態 では車体 後部 が大 きく持 ち上 がった前 のめりの格好 となる。
- エンジンは
当初 4CVのものをそのまま活用 し、搭載 位置 もトランスミッションが先頭 で、その直後 にディファレンシャルとエンジンが縦 置 きされた。リアエンジン車 用 のドライブトレーンを、そのままの向 きで車体 前方 に移植 したような体裁 である。- シフトレバーはトランスミッションから
長 い棒 を介 し、エンジンを乗 り越 え、車 室 前方 隔壁 を貫 いて、運転 席 のダッシュボードに直接 繋 がっている構造 で、シトロエンのトラクシオン・アバンや2CVと同 じ手法 である。変速 操作 もシトロエン・2CVと似 た、ダッシュボードから生 えたレバーを回 したり、押 し引 きする方式 で、前進 4速 、後進 1速 である。ちなみに1速 と後進 はカウンターギアを出 し入 れして同 じギアを使用 するが、この方式 は初期 の5(サンク)も同様 である。
- シフトレバーはトランスミッションから
-
エンジンの
上 を通 るシフト&セレクトロッド -
エンジン
付 きシャシ
関連 項目 [編集 ]
脚注 [編集 ]
- ^ 2CVはラゲッジスペースとなる
車体 後部 が大 きく傾斜 しているため、かさばる大 荷物 を積 む場合 、トランク蓋 や屋根 のキャンバストップを外 して、荷物 を車外 に露出 させる必要 があった。 - ^
廃車 から座席 を抜 き取 って自宅 のソファーとして使 っているマニアも存在 した。
外部 リンク[編集 ]
- ルノージャポン
- Club RENAULT 4 JAPON(ルノー4ファンクラブ)
- 4LR6 CLUB DE FRANCE !(ルノー4ファンクラブ・
仏語 ) - La Quatrelle(ルノー4ファンクラブ・
仏語 ) - Club RENAULT 4 SERBIA(ルノー4ファンクラブ・セルビア)
- Argentina Renault 4 Motor Club(ルノー4ファンクラブ・アルゼンチン)
- Renault(
英語 )