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ワードプロセッサ - Wikipedia コンテンツにスキップ

ワードプロセッサ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ワープロ専用せんようから転送てんそう
東芝とうしばRupo JW05H(1992ねん11月発売はつばい
東芝とうしばRupo JW05Hの上面うわつら

ワードプロセッサえい: Word processor)または文書ぶんしょ作成さくせい編集へんしゅう(ぶんしょさくせいへんしゅうき)は、コンピュータ文章ぶんしょう入力にゅうりょく編集へんしゅう印刷いんさつできるシステムである。一般いっぱんてき略称りゃくしょうは「ワープロ」。ワープロ機能きのう専用せんようコンピュータとして商品しょうひん開発かいはつされた「ワープロ専用せんよう」と、汎用はんようてきパーソナルコンピュータ動作どうさする「ワープロソフト」(Microsoft Word一太郎いちたろうなど)がある。この記事きじではおも前者ぜんしゃの「ワープロ専用せんよう」をあつかう。

ワープロ専用せんよう歴史れきし[編集へんしゅう]

英語用ワープロ専用機「Brother WP-1400D」
英語えいごようワープロ専用せんよう「Brother WP-1400D」

日本語にほんご処理しょり問題もんだい[編集へんしゅう]

かな漢字かんじ変換へんかんもちいない日本語にほんご入力にゅうりょくようキーボードいちれいひとつのキーが漢字かんじ12文字もじ対応たいおうしており、複数ふくすう種類しゅるいのシフト(多段ただんシフト)で選択せんたくする。写植しゃしょくなどで採用さいようされていた。

文章ぶんしょう入力にゅうりょくし、活字かつじ印字いんじするシステムとして、マ字まじもちいる地域ちいきではタイプライター利用りようされていたが、日本語にほんごではアルファベットだけでなくかな漢字かんじ使つかうため、欧文おうぶんタイプライターのように個別こべつのキーの押下おうか印字いんじヘッドの運動うんどう変換へんかんされる機構きこうでは文字数もじすう大幅おおはば不足ふそくしていた。日本語にほんごよう和文わぶんタイプライター存在そんざいしたが、1000以上いじょう文字もじならんだ盤面ばんめんから目的もくてき文字もじをひとつずつ検索けんさくしてひろげる必要ひつようがあり、操作そうさ方法ほうほう煩雑はんざつ熟練じゅくれん技能ぎのう必要ひつようとした。このため小規模しょうきぼ印刷いんさつにはタイプライターではなくガリ版がりばん多用たようされた。

20世紀せいきなかばにコンピュータが発明はつめいされ、小型こがたてい価格かかくすす過程かていで、文章ぶんしょう作成さくせいへの応用おうようおこなわれた。手書てがきやガリ版がりばんたいして字体じたい統一とういつされており、タイプライターにくらべても修正しゅうせい推敲すいこう容易よういであることが利点りてんとなる。マ字まじけんでは使用しようされる文字もじ英数字えいすうじ若干じゃっかん記号きごうくわえた程度ていど処理しょり可能かのうなため、比較的ひかくてき容易よういにワードプロセッサがつくられた。世界せかいはつのワードプロセッサは、1964ねん昭和しょうわ39ねん)のIBM MT/STで、そのワング・ラボラトリーズしゃなどからいくつか英文えいぶんワープロ専用せんよう登場とうじょうした。しかしマ字まじけんではタイプライターでうことから高価こうかなワープロ専用せんよう必要ひつようせいすくないため、タイプライターからじかにパソコンのワープロソフトへ短期間たんきかん移行いこうしたことがおおく、ワープロ専用せんようはそれほど普及ふきゅうしなかった。

一方いっぽう日本にっぽんでは、アルファベットより複雑ふくざつ字形じけい印刷いんさつ漢字かんじ入力にゅうりょく方式ほうしき策定さくていという課題かだいがあったため、開発かいはつ困難こんなんであったが、登場とうじょうするとたちまちれられた。そのため20世紀せいき日本にっぽんではおおくの場合ばあい手書てがき・ガリ版がりばん→ワープロ専用せんよう→パソコンでのワープロソフトとタイプライターをないで移行いこうおこなわれた。

さらに、インターネットが普及ふきゅうしていない時代じだいであったためにかみ印刷いんさつする必要ひつようがあり、印刷いんさつ歴史れきしもこれに追随ついずいすることとなる。

日本語にほんごワープロ専用せんよう誕生たんじょう[編集へんしゅう]

1977ねん昭和しょうわ52ねん)、シャープ試作しさく開発かいはつ、5月のビジネスシヨウ出品しゅっぴんした[1][2]。なお、のち商品しょうひんしたモデル(WD-3000)ではかな漢字かんじ変換へんかん実装じっそうされていなかった。

世界せかいはつ日本語にほんごワープロ、東芝とうしば JW-10(1979ねん2がつ発売はつばい 東芝とうしば未来みらい科学かがくかん所蔵しょぞう

1978ねん昭和しょうわ53ねん)、東芝とうしばはつ日本語にほんごワードプロセッサJW-10発表はっぴょうした[3]。これはワープロ専用せんようで、発売はつばい価格かかくは630まんえんであった[4]。この発明はつめい電気でんき電子でんし技術ぎじゅつにおける歴史れきしてき業績ぎょうせきとして、2008ねんIEEEマイルストーン認定にんていされた[5]

日本語にほんごばん実現じつげんには、かな文字もじ入力にゅうりょくし、そのみから候補こうほとなる漢字かんじ選択せんたくする、コンピュータによるかな漢字かんじ変換へんかん仕組しくみが開発かいはつされたことがあった[注釈ちゅうしゃく 1]当初とうしょから構文こうぶん解析かいせきおこない、文節ぶんせつ単位たんい熟語じゅくご単位たんい変換へんかん可能かのうとなっており、同音どうおん学習がくしゅう機能きのうそなえていた[6][7]。かな漢字かんじ変換へんかん機構きこうは、たん日本語にほんごワードプロセッサ専用せんよう実用じつようだけではなく、汎用はんようコンピュータにかぎらず電子でんし手帳てちょう携帯けいたい電話でんわとう電子でんし機器ききふくめた、ひろ意味いみでのコンピュータによる日本語にほんご利用りよう普及ふきゅうさせるための核心かくしんとなる技術ぎじゅつであった。

1979ねん昭和しょうわ54ねん3がつ沖電気おきでんきが OKI WORD EDITOR-200 を発表はっぴょう。キーボード入力にゅうりょく採用さいようし、漢字かんじ入力にゅうりょくは1ごとに変換へんかんする方式ほうしきであった。音読おんよみでかな入力にゅうりょくするとおなみの漢字かんじがリスト表示ひょうじされ、そのなかから入力にゅうりょくしたい文字もじ選択せんたくするかたちである[8][9]

同年どうねん9月、シャープが書院しょいんWD-3000を発表はっぴょう。キーボード入力にゅうりょく・かな漢字かんじ変換へんかんではなく、タッチペン方式ほうしきであった[10]。キーボードのほう能率のうりつがいいのはわかっていたが、「キーボードアレルギー」対策たいさくだとのことである[11]

「ワープロ」の普及ふきゅう[編集へんしゅう]

よく1980ねん昭和しょうわ55ねん)より電機でんきメーカー、事務じむメーカーなどが次々つぎつぎ日本語にほんごワープロ市場いちば参入さんにゅうし、競争きょうそうにより価格かかくがり、大手おおて企業きぎょうへの導入どうにゅうすすんだ。同年どうねん平均へいきん単価たんか200まんえんだったワープロの価格かかくは、1985ねん昭和しょうわ60ねん)には16.4まんえん劇的げきてきがった[12]。なお古瀬ふるせ幸広ゆきひろによれば「ワープロ」の略称りゃくしょう一般いっぱん普及ふきゅうしたのは、1982ねん関取せきとり高見山たかみやま起用きようした富士通ふじつうのワープロ「マイオアシス」のコマーシャルとしている[13]同年どうねん5がつ6にち(NEC文豪ぶんごうNWP-11N発表はっぴょうの4にちまえ)に富士通ふじつう発表はっぴょうしたマイオアシスの価格かかくは75まんえんであった[14]

パーソナルワープロブーム[編集へんしゅう]

1985ねん昭和しょうわ60ねん)のビジネスシヨウカシオが59,800えんのカシオワードHW-100を披露ひろう衝撃しょうげきあたえ、それにたいしてキヤノンが49,800えんのPW-10Eをして追随ついずいするなどワープロは一気いっきてい価格かかくし、マスコミには「電卓でんたく戦争せんそう再現さいげん」としてげられるようになった。ソニーセイコーエプソンなどの企業きぎょう参入さんにゅうし、パーソナルワープロブームとなった[15]

1980年代ねんだい後半こうはんには、ワープロ専用せんようは、はこびが可能かのうおおきさまで小型こがたされたパーソナルワープロとして、中小ちゅうしょう企業きぎょう個人こじんへの導入どうにゅうはじまった[16]

東芝とうしばRupo JW-P22(K)(1986ねん3がつ発売はつばい)と、別売べつばいのマイクロフロッピーディスクユニット JW-F201

このころ個人こじんけパーソナルワープロは、本体ほんたいにキーボードに一体化いったいかされたプリンタとすうぎょう程度ていど液晶えきしょう表示ひょうじパネルをそなえる専用せんようであり、文章ぶんしょう作成さくせい校正こうせい編集へんしゅう印刷いんさつなどの機能きのうつだけであった。機械きかい性能せいのう向上こうじょうするにれて、液晶えきしょう表示ひょうじパネルの表示ひょうじぎょうすう増加ぞうか文書ぶんしょ全体ぜんたいのレイアウトを把握はあくしやすくなり、また印字いんじ機能きのう発達はったつにより明朝体みんちょうたいのみだった印刷いんさつフォントゴシックたい毛筆もうひつたいなど種類しゅるいえ、写植しゃしょく匹敵ひってきするようなこう精細せいさい印字いんじ可能かのうとなった。さらには図形ずけい描画びょうが絵文字えもじ・はがき印刷いんさつ表面ひょうめん裏面りめん)や、カードがたデータベース住所じゅうしょろくおもて計算けいさんパソコン通信つうしんなどの付加ふか機能きのう搭載とうさいされているものがえ、テキストの処理しょりかんしては当時とうじパーソナルコンピュータ(パソコン)と同等どうとう以上いじょう高機能こうきのうとなった。

また、1980年代ねんだいにはこれら個人こじん製品せいひんながれとはべつに、ビジネス用途ようととしてワークステーションに漢字かんじ処理しょり機能きのう搭載とうさいされパーソナルワープロ同様どうよう機能きのうくわ様々さまざま組版くみはん機能きのうまれたもの登場とうじょうする。これらのおおくは企業きぎょうないでの文書ぶんしょ作成さくせい写植しゃしょくシステムとして活用かつようされ、パーソナルワープロとはべつみちあゆむこととなった。

その一方いっぽうでパーソナルコンピュータには漢字かんじROMが搭載とうさいされ、BASIC当時とうじオペレーティングシステム (OS) もねていた)でも漢字かんじ使用しようすることができるようになり、安価あんかなワープロソフトやプリンタが登場とうじょうするにいたった。こののち、パソコンの代表だいひょう機種きしゅであるPC/AT互換ごかん漢字かんじROMしに漢字かんじ処理しょりができるようになり、パソコンの普及ふきゅう加速かそくするにいたる。1988ねんDIME紙面しめん企画きかくとしてメーカー各社かくしゃ(NEC、キヤノン、シャープ、東芝とうしば富士通ふじつう松下電器まつしたでんき)にワープロ専用せんようとパソコンの関係かんけいについて質問しつもんじょうおくったが、全社ぜんしゃ併存へいそんするのこるという回答かいとうをしている[17]。なおパソコンも生産せいさんしていたNECは、ハードウェアなどの共通きょうつうせいから片方かたがたえても名称めいしょうわっただけ、という趣旨しゅし回答かいとうもしている[17]

ワープロ専用せんよう生産せいさん終了しゅうりょう[編集へんしゅう]

1990年代ねんだいはいると画面がめん白黒しろくろからカラー液晶えきしょうへと進化しんかせる部分ぶぶんがあるものの、パソコンやワープロソフトのてい価格かかく安価あんかなパソコンよう高性能こうせいのうプリンター登場とうじょうなどによりシェアをうばわれ、普及ふきゅうはじめたインターネットへのアクセスもわるかったため、そのきはちた。出荷しゅっか台数だいすう1989ねん平成へいせい元年がんねん)、出荷しゅっか金額きんがく1991ねん平成へいせい3ねん)をピークに漸減ぜんげんし、ワープロ専用せんよう世帯せたい普及ふきゅうりつ1998ねん平成へいせい10ねん)をピークにきゅう低下ていか1999ねん平成へいせい11ねん)にはついにパソコンの売上うりあげがワープロ専用せんよう売上うりあげ逆転ぎゃくてんした。

2000ねん平成へいせい12ねん2がつにシャープが「書院しょいん」シリーズの「WD-CP2」を発表はっぴょうしたのを最後さいごしん機種きしゅなくなり、2003ねん平成へいせい15ねん9月すえどう機種きしゅと「WD-VP3」「WD-MF01」の3機種きしゅ生産せいさん中止ちゅうしとなったことにより、ワープロ専用せんよう全社ぜんしゃ製造せいぞう終了しゅうりょうした。企業きぎょうないでの文書ぶんしょ作成さくせいも、一般いっぱんのビジネスソフトと市販しはんプリンタで代替だいたいされていき姿すがたした。

ワープロ専用せんようつくられたおおくの文書ぶんしょ資産しさんをどうパソコンに移行いこうさせるかは、おおくの企業きぎょうにとってなやみのたねだった。とりわけ専用せんよう罫線けいせん仮名がななどで各社かくしゃ独自どくじ工夫くふうでデータ処理しょりしていた。パソコンがわのソフトウェアでも変換へんかん機能きのう搭載とうさいしたものもあるが、罫線けいせん各社かくしゃ絵文字えもじ記号きごうなどは変換へんかんすることはできず、またおなじメーカーでも機能きのう多様たよう処理しょり方法ほうほう変化へんかしたりしており、本文ほんぶんのテキストがせいぜいといった程度ていどであった。このため、各社かくしゃともにワープロの終焉しゅうえんとともにパソコンでの再現さいげんせいたかめ、データを移行いこうさせるためのソフトウェアの開発かいはつもとめられた。それはかならずしも完全かんぜん復元ふくげん約束やくそくしたものではなかったが、それなりに再現さいげんでき、一定いってい役割やくわりたした。

「Power書院しょいん[18][19]・「Rupo Writer」[20]・「キヤノワードJ for Windows」[21]、またIMEとして「Rupo ACE」[22]発売はつばいされていたが、いずれも販売はんばい終了しゅうりょうしている。2018ねん時点じてんでもいまだ「OASYS V10」[23]のみ開発かいはつ販売はんばいつづけられていたが、2020ねん9がつ30にちもっ個人こじんけの販売はんばい終了しゅうりょうし、法人ほうじんけもそれにつづく。サポートは2023ねんまで継続けいぞくされる。リコーでは2009ねんにワープロ専用せんようのシステムFDコピーおよび文書ぶんしょコンバートサービスが、さらに 2017ねんにはおわせ窓口まどぐち対応たいおう終了しゅうりょうした。

生産せいさん終了しゅうりょうしょ問題もんだい[編集へんしゅう]

ワープロ専用せんよう支持しじする熱心ねっしんなユーザーもおおく、中古ちゅうこ市場いちばでの相場そうば上昇じょうしょうしたこともある。21世紀せいきはいってからもオークションなどでは連日れんじつのように状態じょうたいわず取引とりひきされている。その反面はんめん、ワープロ専用せんよう利用りようしゃ積極せっきょくてきにインターネットでの情報じょうほう交換こうかんおこなわない傾向けいこうつよい。レトロゲームや万年筆まんねんひつのような骨董こっとうひんてき価値かち見出みいだうごきもそれほどいため、すで動態どうたい状態じょうたいかつ付属ふぞくひんすべそろっている資料しりょうてき価値かちたかいのものが絶滅ぜつめつしてしまったとおもわれる機種きしゅはじめている。

ワープロ専用せんようのユーザーが根強ねづよくいる理由りゆうには、1960年代ねんだい中期ちゅうきまでにまれた世代せだいにはしたしんだワープロ専用せんようへの愛着あいちゃくつよいこと、小説しょうせつ翻訳ほんやくなど文筆ぶんぴつぎょうなどで連続れんぞく稼働かどうをしてもクラッシュをこさない作業さぎょう環境かんきょうたか安定あんていせい快適かいてき[注釈ちゅうしゃく 2]、キーボードの品質ひんしつたかさ、ネットワーク経由けいゆでの情報じょうほう漏洩ろうえい懸念けねんしている現場げんば昭和しょうわ~バブル家電かでん収集しゅうしゅう愛好あいこうからの支持しじなどである。

さらに、ワープロ専用せんよう必要ひつよう機能きのう本体ほんたいハードウエアに一体化いったいかされており電源でんげんれるだけですぐ使つかえること、パソコンのような色々いろいろ操作そうさやパッチ(フィックス)適用てきようなどがほぼ不要ふようなことがげられる(ぎゃくえば7けた郵便ゆうびん番号ばんごうへの対応たいおうなどがほとんどの機種きしゅおこなえない)。

インクリボンや印字いんじ用紙ようし生産せいさん終了しゅうりょう(TYPE-Wがたのインクリボン採用さいようなど)、押入おしいれや屋根裏やねうら部屋へや、ロフト、床下ゆかした収納しゅうのう車庫しゃこ物置ものおきなど高温こうおん多湿たしつ劣悪れつあく保管ほかん環境かんきょうによる液晶えきしょうパネルの画面がめんけ(ビネガーシンドローム、システムディスクの破損はそん)、システムディスク原本げんぽん破損はそん紛失ふんしつ劣化れっかやカビ、著作ちょさくけんほう制約せいやくによる修理しゅうり不能ふのう問題もんだい)、乾電池かんでんちかずに保管ほかんした結果けっかとして電池でんちえきれによるメイン基板きばん破損はそん、メーカーからの一部いちぶ修理しゅうり業者ぎょうしゃたいする訴訟そしょうリスクによる廃業はいぎょう[注釈ちゅうしゃく 3]、ベルトドライブ方式ほうしきのフロッピーディスクドライブの補修ほしゅう部品ぶひん供給きょうきゅう終了しゅうりょう、フロッピーディスク媒体ばいたい入手にゅうしゅせい低下ていか[注釈ちゅうしゃく 4]用紙送ようしおくりノブの破損はそん、プリンタのローラのゴムの劣化れっか修理しゅうり高騰こうとうなどにより年々ねんねん維持いじむずかしくなりつつあるのが実状じつじょうである[注釈ちゅうしゃく 5]

ワープロの製造せいぞう修理しゅうりサポートが終了しゅうりょう以後いごは、修理しゅうりせんもん業者ぎょうしゃ既存きそんのこった製品せいひん部品ぶひんから使つかえるものをえらし、こわれた製品せいひんのそれと交換こうかんするかたち(いわゆるニコイチ修理しゅうり)でしのいでいる[24]

なお、大昔おおむかしのワープロでインターネットサイトを閲覧えつらんしようとしてもその登場とうじょうした技術ぎじゅつ規格きかく対応たいおうしていないため、しっかり表示ひょうじできるのはインターネット黎明れいめい誕生たんじょうしたサイトやテキストサイト程度ていどである。2018ねんねとらぼが1997ねんのワープロでインターネットに接続せつぞくしたところ、Googleの通常つうじょう検索けんさく画像がぞう検索けんさく使つかえるが地図ちず検索けんさく使用しよう不能ふのう、ニュースサイトは閲覧えつらんできるがレイアウトがおおきくずれる、さらにニコニコ動画どうがなどの動画どうがサイトは動画どうがウィンドウが表示ひょうじされないなど、実用じつようこたえず、「まともなブラウジングはできません」「あいだ地獄じごく」とひょうしている[25]。なお当時とうじ一般いっぱんてきなワープロでは、CPUが現代げんだいのものとくらべると圧倒的あっとうてきてい性能せいのうであるため、液晶えきしょうディスプレイはモノクロ16かい調ちょうで、画面がめん解像度かいぞうどはVGA(640×480)以下いか処理しょり速度そくど問題もんだいからの動画どうが再生さいせいには対応たいおうできず、インターネット閲覧えつらん機能きのうっている機種きしゅ一部いちぶ高級こうきゅうかぎられていた。

そののワープロ[編集へんしゅう]

21世紀せいきはいってからも、いた文書ぶんしょをそのですぐサーマルプリンターで印刷いんさつして利用りようできる、場所ばしょえらばずに印刷いんさつして相手あいて手渡てわたしたり推敲すいこうができる、ラベルシールプリンターとして手軽てがる使用しようできるなどの部分ぶぶんがあるため、2000年代ねんだい後半こうはんからスマートフォンタブレット技術ぎじゅつ応用おうようしてつくられた、年賀状ねんがじょう印刷いんさつとくした液晶えきしょう・キーボードきのフォトプリンタ(CASIO プリンうつしル・EPSON 年賀状ねんがじょう 宛名あてな達人たつじんとう)や、プレーンテキストの入力にゅうりょくとくしたポメラなど、ワープロのコンセプトをれた製品せいひん発売はつばいされた。

ワープロ専用せんよう特徴とくちょう[編集へんしゅう]

ビットマップフォントのギザギザをななめに自動じどう補完ほかんする、ワープロ専用せんよう特徴とくちょうてき印刷いんさつイメージ

1980年代ねんだい、デジタル文房具ぶんぼうぐとして急速きゅうそく普及ふきゅうせたワープロは、従来じゅうらい手書てがき、あるいは和文わぶんタイプによる文書ぶんしょ作成さくせいにはない特長とくちょうそなえていた。また、パーソナルコンピュータの普及ふきゅうはじまっていた時代じだいであったが、専用せんようとしての利点りてんによって一定いってい商品しょうひんせいがあった。以下いかにそれらをあげる。

  • いわゆるオールインワン製品せいひんであること。とく出力しゅつりょく印刷いんさつ)にかんして、パソコンようプリンタで漢字かんじあつかうには当時とうじ色々いろいろむずかしさがありコストだかであったが、ワープロからの出力しゅつりょくとくしたスペックを内蔵ないぞうプリンタをっていることはたか利点りてんであった。
  • 専用せんよう電源でんげん投入とうにゅうしてそく文章ぶんしょうはじめられるものがおおい。(ある程度ていど起動きどう時間じかん必要ひつようもの、メニューでワープロ機能きのうえらぶものもある)。
  • キーボード入力にゅうりょく熟達じゅくたつすればかなり高速こうそくかつすくない労力ろうりょく文書ぶんしょ作成さくせい可能かのう
  • 五十音ごじゅうおん入力にゅうりょくキーボード提供ていきょう
  • カナから漢字かんじ変換へんかんすることが出来できるため、むずかしい漢字かんじ辞書じしょたよることなく使用しようできる。
  • 文字もじくだり段落だんらく挿入そうにゅう削除さくじょ複写ふくしゃ移動いどう容易ようい出来できる。また、くだり段落だんらく依存いぞんせず、指定していした範囲はんいおもて計算けいさんソフトの範囲はんい指定していにあたる機能きのう文字もじ単位たんい実行じっこう)の操作そうさ可能かのう
  • 文章ぶんしょうフロッピーディスクなどの記憶きおく媒体ばいたい保存ほぞんし、さい編集へんしゅう可能かのう
  • ねつ溶融ようゆうがた熱転写ねつてんしゃプリンタ[注釈ちゅうしゃく 6]内蔵ないぞうし、だれにでもみやすい活字かつじ書体しょたい明朝体みんちょうたいのビットマップフォント)での出力しゅつりょく可能かのう。(手書てがきと比較ひかくして)
  • 仮名遣かなづかいの間違まちがいや漢字かんじ誤字ごじらせる。
  • 任意にんい単語たんご変換へんかん辞書じしょ登録とうろくできる。
  • デフォルトでは使用しようできない文字もじ記号きごうさくでき、またそれを外字がいじとして登録とうろくできる。
  • 長文ちょうぶんなかから任意にんい文字もじれつ検索けんさく置換ちかんできる。
  • フォント指定していかざり、文字もじおおきさなどの修飾しゅうしょく強調きょうちょう可能かのう(ただし、80年代ねんだい初期しょき機種きしゅにはほとんど搭載とうさいされていなかった機能きのうではある)。
  • 簡易かんい図形ずけい描画びょうがができる。
  • 単色たんしょくのインクリボン(くろあかあおしろきむぎんなど)を複数ふくすう使用しようした、多色たしょくりのカラー印刷いんさつができる。
  • OHPシート官製かんせいはがきなどの特殊とくしゅ印刷いんさつできる。

これらのほか、さらにつぎのような機能きのうをもつ機種きしゅもあった。

以上いじょうのような特長とくちょういまとなってはワープロ独自どくじ機能きのうとはいえないが、そのおおくはワープロ専用せんようつちかわれた機能きのうであり、パソコンでの文書ぶんしょ作成さくせい主流しゅりゅうとなった現在げんざいでも、日本語にほんご文書ぶんしょ編集へんしゅうにまつわるおおくの機能きのうは、ワープロ専用せんようをベースにしたものとなっている。

ワープロ専用せんようおも機種きしゅ[編集へんしゅう]

ワープロ文書ぶんしょ変換へんかん保存ほぞん[編集へんしゅう]

ワープロソフト、ワープロ専用せんよう作成さくせいした文書ぶんしょはファイルとして保存ほぞんする。ワープロ専用せんようはファイルを2DD、2HDなどのフロッピーディスク、オーディオカセットテープ(初期しょきのパーソナルのみ)、ハードディスク(一部いちぶ機種きしゅ)、S-RAMカードに保存ほぞんするが、各社かくしゃのワープロ専用せんようのフロッピーディスクの文書ぶんしょフォーマットも統一とういつされていない状態じょうたい普及ふきゅうした。唯一ゆいいつNECのみはフロッピーディスクのフォーマットを、パソコンのPC-9800シリーズMS-DOS使用しよう)と共通きょうつうしていた。

さらに文書ぶんしょファイルの内部ないぶはワープロソフトによってそれぞれ独自どくじ形式けいしきになっている。このようなことからワープロソフトあいだ、ワープロ専用せんようとパソコンのワープロあいだでファイルを交換こうかんするには専用せんよう文書ぶんしょファイル・コンバータが必要ひつようである。そのために、「リッチテキスト・コンバータ」などのソフトも発売はつばいされていた[注釈ちゅうしゃく 9]。また、OASYS LX-9000 など後期こうき機種きしゅには文章ぶんしょうコンバータが標準ひょうじゅん搭載とうさいされているため、そちらを利用りようすることで各社かくしゃ形式けいしきから一太郎いちたろう形式けいしきなどへ変換へんかんすることも可能かのうである。ただし、カセットテープで記録きろくされたものにかんしては当時とうじじつ機材きざい専用せんようオプションが必要ひつようになる。また、リコー・マイリポート JPシリーズでは変換へんかんようのソフトが存在そんざいせず、メーカー公式こうしきのデータ変換へんかんサービスも終了しゅうりょうしているためあらたに中古ちゅうこ入手にゅうしゅする場合ばあい注意ちゅうい必要ひつようである。変換へんかん方法ほうほう存在そんざいしない機種きしゅでの文書ぶんしょ変換へんかんには実機じっきでの印刷いんさつOCR処理しょりPDFまたはテキストへ変換へんかんする必要ひつようがある。

つぎのようなうらわざもある。ワープロ専用せんよう全盛ぜんせい時代じだいには、パソコンようワープロソフト市場いちばは、ジャストシステム一太郎いちたろうシリーズやマイクロソフトワード存在そんざいかんをみせていた。このため、ワープロ専用せんようでは、一太郎いちたろう形式けいしきやワード形式けいしきには対応たいおうするものもおおい。そこで、たとえば、書院しょいん形式けいしきからオアシス形式けいしき変換へんかんする場合ばあい書院しょいんで「書院しょいん形式けいしき」→「一太郎いちたろう形式けいしき」でMS-DOSフロッピーディスクに文書ぶんしょ保存ほぞんし、このFDを今度こんどはオアシスで「一太郎いちたろう形式けいしき」→「オアシス形式けいしき」にめば、ある程度ていど書式しょしき罫線けいせん維持いじしたまま、ことなるワープロ専用せんようあいだわたしをできた。

利用りよう環境かんきょう限定げんていされるが、FAXモデム搭載とうさい[注釈ちゅうしゃく 10]であれば、 変換へんかんソフトがくてもISDNターミナルアダプタなど内線ないせん接続せつぞくようアダプタ[注釈ちゅうしゃく 11]あいだはさむことで、内線ないせん接続せつぞくされているFAXまたはふくごう経由けいゆでの印刷いんさつや PDF, jpeg, png などの汎用はんよう画像がぞう形式けいしきへの変換へんかん(テキストにはOCR処理しょり修正しゅうせい作業さぎょう必要ひつよう)、さらにふくごう機種きしゅによってはePub形式けいしきによる電子でんし書籍しょせき、メールでの送信そうしん、スマートフォンでの閲覧えつらんやネットへの公開こうかい可能かのうである。内線ないせんであるため通話つうわりょうからない。

FAXを使用しようする方法ほうほう内蔵ないぞうプリンタの故障こしょう修理しゅうり不能ふのう消耗しょうもうひん供給きょうきゅう終了しゅうりょうおびえたり、故障こしょうたび高額こうがく修理しゅうり用意よういする必要ひつようがなく、豊富ほうふ流通りゅうつうしている入手にゅうしゅせい中古ちゅうこふくごうやFAX専用せんよう安価あんか活用かつようできる[注釈ちゅうしゃく 12]欠点けってんとして、はがきなど特殊とくしゅ用途ようと印刷いんさつ対応たいおうしていない[注釈ちゅうしゃく 13]解決かいけつさくとしては環境かんきょう構築こうちく煩雑はんざつであり、やや特殊とくしゅ機材きざい必要ひつようになるため、レガシー技術ぎじゅつについての知識ちしき経験けいけんのある技術ぎじゅつしゃ支援しえん指導しどう必要ひつようである。なお、ワープロ専用せんようがわのFAXソフトウェアによっては内線ないせん使用しよう不可能ふかのうであるため、事前じぜん説明せつめいしょなどで確認かくにん検証けんしょう必要ひつようである。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ かな漢字かんじ変換へんかん機構きこう開発かいはつ経緯けいいNHKのテレビ番組ばんぐみプロジェクトX〜挑戦ちょうせんしゃたち〜』(2002.9.3 だい95かい)がげている。また、2021ねん9がつ7にちプロジェクトX 挑戦ちょうせんしゃたち 4Kリストアばんとして放映ほうえいされている。プロジェクトXのなかで、かな漢字かんじ変換へんかんは、当時とうじの NHK も実用じつよう困難こんなんであるとして開発かいはつ断念だんねんしていたむね解説かいせつされている。
  2. ^ 初期しょきのパソコンは起動きどうおそくクラッシュもおおく、冷却れいきゃくようのファンなどの騒音そうおんはいねつおおきかった。
  3. ^ システムディスク、マニュアルのコピーひん修理しゅうりひん添付てんぷして許可きょか販売はんばい一部いちぶ横行おうこう
  4. ^ ワープロ専用せんようではフロッピーディスクエミュレータ HxC へのかわそう事例じれいはない。
  5. ^ 国内こくない液晶えきしょうパネルの修理しゅうりおよびフロッピーディスクドライブをせんもん修理しゅうりする業者ぎょうしゃ、さらにメイン基板きばんやカスタムLSIの解析かいせきおこな互換ごかんひん製造せいぞうおこなうことができる業者ぎょうしゃはあるが、いずれも企業きぎょう対象たいしょうであり個人こじん対象たいしょうとしていない場合ばあいがほとんどである。
  6. ^ 日立ひたち「with me」シリーズは、ワープロ専用せんようとしてはめずらしくプリンタが分離ぶんりされた機種きしゅ主流しゅりゅうだった。また、キヤノン「キヤノワード」は熱転写ねつてんしゃプリンタではなくインクジェット(バブルジェット)プリンタを内蔵ないぞうしていた機種きしゅがあり、日立ひたちにもプリンタ部分ぶぶんのみOEM供給きょうきゅうされて「with me」シリーズの一員いちいんとして発売はつばいされていた。さらに、日立ひたちではパソコンようのインクジェットプリンターを接続せつぞくして使用しようする機種きしゅ発売はつばいしていた。
  7. ^ SHARP 書院しょいん WD-A30 の OEM の子供こどもけワープロ専用せんようである。機種きしゅとしては Dear (ちびまるちゃん), Dear.2 (たあぼう), TV Dear, TV Dear 少女しょうじょマンガコレクションがある。
  8. ^ ゲームようワープロとしては唯一ゆいいつでありゲームをワープロ専用せんようとして使つかえるBJプリンターどうこりのセット商品しょうひんEGWORDベースであり PlayStation, SATURN ようがある。
  9. ^ OASYS の場合ばあいは OASYS Viewer で変換へんかん可能かのう
  10. ^ 機種きしゅによってはFAXモデムカード、アダプタやFAXソフトウェアはオプションである。なお現在げんざいでは、ほとんどの機種きしゅでこれらオプションひん入手にゅうしゅ困難こんなんとなっている。
  11. ^ 販売はんばい終了しゅうりょうひんではインターコネクトしゃせいPC・FAXアダプター。個人こじんによる自作じさくれいもある。
  12. ^ それだけではなくプリンターの故障こしょうしたジャンクひんのFAXモデム内蔵ないぞうワープロ専用せんよう本来ほんらい機能きのう文書ぶんしょ印刷いんさつができる程度ていどまで擬似ぎじてき復活ふっかつさせることができる。
  13. ^ ワープロ専用せんようをはがき印刷いんさつのみに使用しようしているのであれば、はがき印刷いんさつ専用せんようやネットブリントサービスへ移行いこうしたほうが維持いじ保守ほしゅめん経済けいざいてきではある。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

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  8. ^ 情報処理じょうほうしょり学会がっかい 歴史れきし特別とくべつ委員いいんかい日本にっぽんのコンピュータISBN 4274209334 p133
  9. ^ 沖電気おきでんき】 OKI WORD EDITOR-200”. IPSJコンピュータ博物館はくぶつかん. 2017ねん7がつ5にち閲覧えつらん
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  18. ^ 日本語にほんごワープロソフト Power書院しょいん プラチナパック CE-S50SY
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  21. ^ キヤノン、ワープロ専用せんよう互換ごかんせいをもつWindows 95ようのワープロソフトを発売はつばい」『PC Watch』 インプレス、1996ねん12月16にち
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  23. ^ 日本語にほんごワードプロセッサ FUJITSU Software OASYS - 富士通ふじつう
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参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 古瀬ふるせ幸広ゆきひろかんがえる道具どうぐ - ワープロの創造そうぞう挑戦ちょうせん青葉あおば出版しゅっぱん、1990ねん
  • YOMIURI PC編集へんしゅう『パソコンは日本語にほんごをどうえたか - 日本語にほんご処理しょり技術ぎじゅつ講談社こうだんしゃブルーバックス、2008ねん
  • 「ASCII 1982ねん9がつごうだい6かんだい9ごう株式会社かぶしきがいしゃアスキー出版しゅっぱん、1982ねん9がつ1にち 

関連かんれん文献ぶんけん[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]