小牛田 運輸 区
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歴史 [編集 ]
- 1913
年 (大正 2年 )4月 20日 -小牛田 機関 庫 開設 。 - 1936
年 (昭和 11年 )9月1日 -小牛田 機関 区 に改称 。 - 1959
年 (昭和 34年 )11月1日 -仙台 車掌 区 小牛田 支 区 を小牛田 車掌 区 に改称 。 - 1960
年 (昭和 35年 )3月1日 -陸 東 ・石巻 線 管理 所 発足 に伴 い、小牛田 機関 区 、小牛田 車掌 区 、小牛田 客 貨車 区 を編入 。 - 1971
年 (昭和 46年 )3月 1日 -陸 東 ・石巻 線 管理 所 廃止 に伴 い、小牛田 機関 区 、小牛田 車掌 区 を再 設置 。 - 1985
年 (昭和 60年 )3月14日 -小牛田 車掌 区 を仙台 車掌 区 小牛田 派出 に改称 。 - 1987
年 (昭和 62年 )4月 1日 -東日本旅客鉄道 に継承 。 - 1989
年 (平成 元年 )3月 11日 -小牛田 運転 区 ・仙台 車掌 区 小牛田 派出 を統合 し、小牛田 運輸 区 発足 [3]。 - 1998
年 (平成 10年 ) - キハ58系 の置 き換 え用 として、キハ110系 200番台 を配置 。 - 1999
年 (平成 11年 ) - キハ58系 がキハ110系 200番台 へ完全 置 き換 え。 - 2011
年 (平成 23年 )7月 16日 -運転 を再開 した仙石線 矢本 -石巻 間 で当 区 のキハ110系 が使用 開始 。 - 2013
年 (平成 25年 ) -創立 100周年 。 - 2015
年 (平成 27年 ) -同年 開業 の仙石 東北 ライン用 として、HB-E210系 を配置 。 - 2015
年 (平成 27年 )5月30日 -仙石線 復旧 ・仙石 東北 ライン開業 に伴 い、仙石線 から当 区 のキハ110系 が撤退 すると同時 に、石巻線 全線 で運転 を開始 し、当 区 のキハ40系 (一般 用 )を置 き換 え。 - 2023
年 (令 和 5年 ) 6月1日 -小牛田 運輸 区 廃止 。運輸 部門 (運転 士 ・車掌 )を小牛田 統括 センターに[2]、検 修 部門 を仙台 車両 センター小牛田 派出所 に分離 。
配置 車両 の車体 に記 される略号 [編集 ]
- 「
北 ココ」…東北 本部 (旧 仙台 支社 )を意味 する「北 」と、小牛田 を意味 する「ココ」から構成 される。
配置 車両 [編集 ]
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気動車 [編集 ]
一般 車 [編集 ]
- キハ48
形 (2両 )- 500
番台 1両 、1500番台 1両 が配置 されている。波動 用 の「びゅうコースター風 っこ」である。 - 2015
年度 4月 1日 時点 では一般 用 として500番台 6両 と1500番台 6両 も配置 されていたが、前述 の通 り仙石線 復旧 ・仙石 東北 ライン開業 によるダイヤ改正 に伴 い、同 年度内 に4両 が廃車 され、8両 が新津 運輸 区 へ転属 となり、一般 用 の配置 はなくなった。 一般 用 は2両 (545, 1533) を除 き、500番台 +1500番台 の2両 編成 を組成 し、連結 面 間 の貫通 路 拡大 や座席 配置 の変更 (キハ110系 などと同様 にクロスシート部 は2列 +1列 化 )、行先 表示 器 の交換 などを実施 しているほか、冷房 装置 の搭載 も進 められた。基本 的 にはこれらの編成 のみが石巻線 のワンマン運転 に充当 された。なお、車内 に運賃 表示 器 は設置 されていない代 わりに、三角 運賃 表 が掲示 されていた。この一般 用 の500番台 と1500番台 12両 は東北 地域 本社 色 となっていた(「石巻線 マンガッタンライナー」色 となった車両 を除 く -後述 )。- 2011
年 3月 11日 、東北 地方 太平洋 沖 地震 による津波 で、気仙沼線 松岩 -最知 間 を走行 していた2両 (キハ48-1544・552)が流 され脱線 。同年 5月 末 に現地 にて解体 作業 が行 われた [4]。また、石巻線 女川 駅 に停車 中 の2両 (キハ48-502・1512)が津波 に流 され脱線 、同年 4月 末 に現地 にて解体 作業 が行 われた[5]。これら4両 は2011年 3月 12日 付 けで廃車 となった。 - 2013
年 3月 23日 から2015年 5月 31日 までワンマン運転 対応 編成 のうち2本 (キハ48-503・1513、538・1535)が「石巻線 マンガッタンライナー」として、石ノ森 章太郎 のマンガキャラクターをラッピングされたデザインとなった。なお、この両 編成 は土 ・日曜日 には運行 ダイヤを限定 して運用 された[6][7]。 - お
座敷 列車 「ふるさと」のキハ48 2501,2502の2両 は、2016年 9月 7日 に廃車 となった[8]。
- 500
-
「
石巻線 マンガッタンライナー」第 1編成 (キハ48-503・1513) -
同 第 2編成 (キハ48-538・1535)
- キハ110
系 (42両 )両 運転 台 のキハ110形 100番台 9両 、200番台 9両 、片 運転 台 のキハ111形 ・キハ112形 0番台 2両 編成 1本 (2両 )、100番台 2両 編成 1本 (2両 )、150番台 2両 編成 1本 (2両 )、200番台 2両 編成 9本 (18両 )が配置 されている。100番台 と200番台 は原則 として運用 が分 けられている。2012年度 に気仙沼線 BRTへの接続 改善 および小牛田 経由 仙台 -石巻 間 ノンストップ直通 快速 増発 、2013年 秋 より八戸 線 で運転 開始 の観光 列車 「TOHOKU EMOTION」の改造 種 車 となる盛岡 車両 センター配置 のキハ111・112形 0番台 2両 編成 1本 (キハ111-2・112-2)を捻出 するため、郡山 総合 車両 センターからキハ110-104が、小海線 営業 所 からキハ110-106・107・108の3両 が小牛田 運輸 区 に転入 、入 れ替 わりにキハ110形 0番台 2両 (キハ110-4・5)が盛岡 車両 センターへ再 転属 した[9]。- 0
番台 は盛岡 車両 センター(旧 ・快速 「はまゆり」用 、上述 の理由 により盛岡 へ再 転属 )から、100番台 は水郡線 営業 所 からそれぞれ2007年 に転入 した。東日本 大震災 が起 こる前 は快速 「南 三陸 」関連 の運用 に充当 されていた。100番台 はワンマン運転 に対応 し、運賃 表示 器 は石巻 線 ・気仙沼 線 に対応 したものが設置 されている。震災 前 までは本吉 始発 気仙沼 行 きの列車 (平日 ・土曜日 に運転 )が設定 されており、その列車 は2009年 3月 改正 まではワンマン運転 を実施 していた(3両 編成 中 の前 1両 のみで、後 2両 は回送 扱 い)が、2010年 3月 改正 で後 運用 となる「南 三陸 2・3号 」が4両 編成 化 されたことに伴 い、下 り始発 列車 も4両 編成 で運行 されることになりワンマン運転 は中止 された。0番台 ・100番台 とも側面 行先 表示 器 はLED式 に改造 されている。0番台 は一時 配置 が無 かったが、2021年 3月 29日 付 でキハ111・112形 0番台 2両 編成 1本 (キハ111-3・112-3)が盛岡 車両 センターから転入 している[10]。 - 150
番台 は盛岡 車両 センターから2011年 に転入 した。ワンマン機器 搭載 車 で盛岡 車両 センターから小牛田 運輸 区 へ転入 時 は機器 が水郡線 営業 所 時代 のままで陸羽東線 ・陸羽西線 ・石巻 線 ・気仙沼 線 対応 となっていなかった(運賃 表示 器 は灰色 のカバーで覆 われていた)ため当初 は車掌 乗務 列車 に運用 されていたが後 に盛岡 転入 時 に取 り付 けた運転 台 部分 の転落 防止 幌 および衛星 携帯 電話 の撤去 ,ワンマン機器 再 取付 が実施 され現在 は100・200番台 と陸羽東線 ・陸羽西線 ・石巻 線 ・気仙沼 線 で共通 運用 されている。 - 200
番台 は陸羽東線 ・陸羽西線 を中心 に運用 される。震災 前 はまれに快速 「南 三陸 」の運用 に充当 されることもあった。全 車両 がワンマン運転 に対応 している。当 区 の200番台 は独自 の塗装 で、キハ110形 は窓 下 に黄色 のライン、キハ111・112形 は窓 下 に赤 のラインをそれぞれ配 しているのが特徴 (標準 色 で導入 された車両 も後 に変更 された)である。キハ110-243・244・245の3両 は、沿線 の景色 を楽 しめるように1人 掛 けクロスシートが回転 可能 であり、窓側 に向 けて固定 することも可能 な構造 となっている。200番台 も側面 行先 表示 器 はLED式 に改造 されている。東日本 大震災 以降 、キハ110系 200番台 の一部 車両 は客 用 扉 付近 のステップを埋 めた上 で仙石線 の陸前小野 -石巻 間 でも運用 されていた。 - 2015
年 5月 30日 の仙石線 復旧 ・仙石 東北 ライン開業 に伴 うダイヤ改正 以降 、本 区 に新 製 配置 されるHB-E210系 に代替 されることにより、東北 本線 仙台 -石巻 線 の直通 快速 2往復 を廃止 して、石巻 線 のキハ48系 をキハ110系 に置 き換 えるため、石巻線 全線 で運用 開始 の一方 で、仙石線 陸前小野 -石巻 間 では撤退 した[11]。 - 2016
年 11月15日 付 でキハ110-103が郡山 総合 車両 センターから転属 (転入 )した[8]。 - 2016
年 11月26日 付 でキハ110-108が小海線 営業 所 へ転属 (転出 )した[8]。
- 0
-
キハ110
系 気動車 (200番台 、陸羽東線 色 ) -
キハ110
系 気動車 (200番台 、陸羽西線 色 ) -
キハ110
系 気動車 (0番台 、旧 快速 「南 三陸 」用 ) -
キハ110
系 気動車 (100番台 、旧 快速 「南 三陸 」用 ) -
仙石線 石巻 口 で暫定 使用 中 のキハ110。
ドアステップが埋 められている。
- HB-E210
系 (16両 )- 2
両 編成 8本 (16両 )が配置 されている。- 2015
年 5月 30日 の仙石線 復旧 ・仙石 東北 ライン開業 に伴 うダイヤ改正 以降 、仙台 (東北本線 ) -松島 -高城 町 -石巻 間 を直通 運転 している。交流 電化 区間 と直流 電化 区間 を通 して運転 するため、ハイブリッド方式 が採用 された。さらに2016年 8月 6日 からは、女川 (石巻線 )への直通 運転 を開始 (1往復 /1日 )。これにより、従来 の交流 電化 区間 と直流 電化 区間 に加 え、非 電化 区間 も直通 して運用 されることとなった。
- 2015
- 2
事業 用 車 [編集 ]
- キヤE195
系 0番台 ・100番台 (11両 )
- キヤE195
系 1000番台 ・1100番台 (12両 )
過去 の配置 車両 [編集 ]
- キハ23
形 気動車 - 1999
年 末 にキハ110系 気動車 が増 備され、その後 代替 廃車 された。
- 1999
- キハ58
系 気動車 座席 をリクライニングシートに更新 されたグループのうち、最後 まで配置 されていたキハ58 414とキハ28 2174の2両 は修学旅行 色 に変更 され、臨時 列車 などに運用 されたが、2008年 12月のさよなら運転 を最後 に運転 を終了 し、2009年 1月 に廃車 となった。
- キハ40
形 - お
座敷 列車 「ふるさと」の2500番台 1両 (2501) が配置 されていた。後述 のキハ48形 2500番台 と編成 を組 む波動 用 車両 。 - 2015
年度 4月 1日 時点 では一般 用 として500番台 2両 、2000番台 5両 も配置 されていたが、同 年度内 に郡山 総合 車両 センターへ5両 、新津 運輸 区 へ2両 転属 となり、一般 用 の配置 はなくなった。 一般 用 は塗装 が東北 地域 本社 色 で、東北 本線 仙台 -小牛田 間 ・石巻 線 などで運用 されていた。2000年代 に入 ってから冷房 装置 搭載 工事 が施工 され、一部 車両 はセミクロスシートからロングシートに改造 されている。一部 の車両 はワンマン運転 に対応 していた。2010年 時点 では単行 運転 でのワンマン運用 はないが、過去 に東北本線 利府 支線 (岩切 -利府 間 )で仙台 地区 にワンマン対応 の車両 がなかったため、同 区間 の単行 ワンマン列車 に充当 されていた時期 がある。その後 ワンマン対応 の701系 電車 が投入 されたために利府 支線 での運用 は終了 した。- キハ48
形 ともども陸羽東線 ・陸羽西線 でも運用 されていたが、キハ110系 の導入 により朝 の石巻 線 からの直通 列車 とその折 り返 し列車 (小牛田 -古川 間 )を除 いて撤退 し、2013年 3月 16日 ダイヤ改正 で気仙沼 線 から、2015年 5月 30日 の仙石線 復旧 ・仙石 東北 ライン開業 に伴 うダイヤ改正 で石巻線 全線 のキハ48形 がキハ110系 に置 き換 えられたことにより、波動 用 を除 いて運用 を終了 した[11]。 - 2016
年 9月 7日 にキハ40 2501が廃車 となったことで全廃 となった[8]。
- お
運用 線区 [編集 ]
脚注 [編集 ]
- ^ a b
鉄道 ファン編集 部 、2023、「JR旅客 会社 の車両 配置 表 」、『鉄道 ファン』63巻 (通巻 747号 (2023年 7月 号 ))、交友 社 p. 14(東日本旅客鉄道 ・所属 分 、別冊 付録 ) - ^ a b “
業務 部 速報 【提案 ①】(仙台 支社 での現業 機関 における柔軟 な働 き方 の実現 について)”.東日本旅客鉄道 労働 組合 仙台 地方 本部 . 2023年 9月 8日 閲覧 。 - ^ “JR
東北 運輸 区 を新設 ”.交通 新聞 (交通 新聞 社 ): p. 1. (1989年 3月 10日 ) - ^ JR
気仙沼 線 :最知 駅 〜松岩 駅 フォトライブラリー、東日本 大震災 の記録 (日本 鉄道 旅行 地図 帳 )。 - ^
仙台 周辺 の鉄道 :[石巻線 ]女川 駅 フォトライブラリー、東日本 大震災 の記録 (日本 鉄道 旅行 地図 帳 )。 - ^ 『「
石巻線 マンガッタンライナー」運転 開始 !』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道 仙台 支社 、2013年 1月 24日 。 オリジナルの2013年 6月 19日 時点 におけるアーカイブ 。2017年 5月 27日 閲覧 。 - ^
山田 雄介 (2015年 6月 1日 ). “宮城 )勇気 をくれた石巻線 マンガッタンライナー引退 ”.朝日新聞 デジタル (朝日新聞社 ). オリジナルの2015年 6月 1日 時点 におけるアーカイブ。 2017年 5月 27日 閲覧 。 - ^ a b c d
鉄道 ファン編集 部 、2017、「JR旅客 会社 の車両 配置 表 」、『鉄道 ファン』57巻 (通巻 675号 (2017年 7月 号 ))、交友 社 p. 35(東日本旅客鉄道 ・廃車 および転属 分 、別冊 付録 ) - ^ レイルマガジン「JR
東日本 316日 ダイヤ改正 車輛 の動 き」[要 文献 特定 詳細 情報 ] - ^ a b c d
鉄道 ファン編集 部 、2021、「JR旅客 会社 の車両 配置 表 」、『鉄道 ファン』61巻 (通巻 723号 (2021年 7月 号 ))、交友 社 p. 33,34,35(東日本旅客鉄道 ・新 製 、廃車 および転属 分 、別冊 付録 ) - ^ a b 『「2015
年 5月 ダイヤ改正 について」』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道 仙台 支社 、2015年 2月 26日 。2017年 5月 27日 閲覧 。 - ^ 『
東北 地区 へのレール輸送 用 新型 気動車 の投入 について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道 、2017年 9月 5日 。2017年 11月6日 閲覧 。 - ^
鉄道 ファン編集 部 、2022、「JR旅客 会社 の車両 配置 表 」、『鉄道 ファン』62巻 (通巻 735号 (2022年 7月 号 ))、交友 社 p. 33(東日本旅客鉄道 ・新 製 分 、別冊 付録 ) - ^
東北 地方 太平洋 沖 地震 (東日本 大震災 )に伴 い、沿線 の変電 所 などが津波 被害 を受 けたために気動車 を運行 した。