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小田急おだきゅう多摩線たません

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
小田急電鉄 多摩線たません
シンボルマーク
多摩線を走行する5000形による急行 (2021年11月 黒川駅)
多摩たません走行そうこうする5000かたちによる急行きゅうこう
(2021ねん11月 黒川くろかわえき
基本きほん情報じょうほう
くに 日本の旗 日本にっぽん
所在地しょざいち 神奈川かながわけん東京とうきょう
起点きてん しんひゃくごうおかえき
終点しゅうてん 唐木田からきだえき
えきすう 8えき
路線ろせん記号きごう OT
開業かいぎょう 1974ねん6月1にち
所有しょゆうしゃ 小田急電鉄おだきゅうでんてつ
運営うんえいしゃ 小田急電鉄おだきゅうでんてつ
使用しよう車両しゃりょう 小田急電鉄おだきゅうでんてつ#車両しゃりょう参照さんしょう
路線ろせんしょもと
路線ろせん距離きょり 10.6 km
軌間きかん 1,067 mm
線路せんろすう 複線ふくせん
電化でんか方式ほうしき 直流ちょくりゅう1,500 V
架空かくう電車でんしゃせん方式ほうしき
最大さいだい勾配こうばい 25 [1][2]
最小さいしょう曲線きょくせん半径はんけい 555 m[1][2]
閉塞へいそく方式ほうしき 自動じどう閉塞へいそくしき
保安ほあん装置そうち D-ATS-P
最高さいこう速度そくど 110 km/h[3][4]
路線ろせん
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多摩線たません(たません)は、神奈川かながわけん川崎かわさき麻生あそうしんひゃくごうおかえきから東京とうきょう多摩たま唐木田からきだえきまでをむすぶ、小田急電鉄おだきゅうでんてつ鉄道てつどう路線ろせんである。えきナンバリング使つかわれる路線ろせん記号きごうOT

概要がいよう

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停車場ていしゃじょう施設しせつ接続せつぞく路線ろせん
KHSTa
OH01 新宿しんじゅくえき
LSTR
↑↓ 小田原線おだわらせん
BHF
0.0 OH23 しんひゃくごうおかえき
STR+l ABZgr
STR LSTR
hKRZWae
麻生あそうがわ
BHF
1.5 OT01 五月台さつきだいえき
BHF
2.8 OT02 栗平くりひらえき
STR+r STR
京王けいおう相模原さがみはらせん
HST BHF
4.1 OT03 黒川くろかわえき
STR TUNNEL2
若葉台わかばだいえき
STRl STR+r BHF
4.9 OT04 はるひえき
神奈川かながわけん東京とうきょう
TUNNEL1 TUNNEL1
京王けいおう永山ながやまえき
6.8 OT05 小田急おだきゅう永山ながやまえき
STR STR
hSTRa hSTRa
京王けいおう多摩たまセンターえき
HUBlg
9.1 OT06 小田急おだきゅう多摩たまセンターえき
hSTRq hKRZhu hKRZhu
多摩たまセンターえき
hSTR hSTR
多摩たま都市としモノレールせん
hSTR hSTR
hKRZW hKRZWe
乞田こったがわ
hSTRq hSTRr STR
京王けいおう相模原さがみはらせん
STR+l ABZgr
喜多見きたみ電車でんしゃ唐木田からきだ出張所しゅっちょうしょ
KDSTe KBHFe
10.6 OT07 唐木田からきだえき

多摩線たません1974ねん開通かいつうで、小田急おだきゅう一番いちばんあたらしい路線ろせんであり、京王けいおう相模原さがみはらせん以下いか相模原線さがみはらせん」)とともに多摩たまニュータウン東京とうきょう都心としん方面ほうめんむすんでいる。開通かいつうから30ねんちかくはしんひゃくごうおかえき小田原線おだわらせんとのえが不便ふべんなどの理由りゆうで、多摩たまニュータウンから東京とうきょう都心としんへのアクセスには京王線けいおうせん直通ちょくつうして新宿しんじゅくえき - 多摩たまセンターえきあいだむす競合きょうごう路線ろせんで、永山ながやまえき - 多摩たまセンターえきあいだとうせん併走へいそうする相模原さがみはらせん利用りようする乗客じょうきゃくおおく、京王けいおう電鉄でんてつおおきなをつけられていた。

2000ねんから2018ねんまでは、小田原おだわらせん東京とうきょうメトロ千代田ちよだせん・JR常磐ときわ緩行かんこうせん直通ちょくつう多摩たま急行きゅうこう急行きゅうこう運行うんこうされていたが、現在げんざい新宿しんじゅく急行きゅうこうよりも運行うんこう本数ほんすうすくなかった。しかし、小田急おだきゅう主体しゅたい沿線えんせん開発かいはつ進展しんてんともな年々ねんねん利用りようきゃく増加ぞうかし、小田原おだわらせん複々線ふくふくせん完成かんせい代々木上原よよぎうえはらえき - 登戸のぶとえきあいだ)による2018ねんのダイヤ改正かいせいでは、小田急おだきゅう多摩たまセンターえき - 新宿しんじゅくえきあいだ最短さいたん33ふん[5]むす快速かいそく急行きゅうこうや、通勤つうきん時間じかんたい通勤つうきん急行きゅうこう新宿しんじゅく方面ほうめんへのにちちゅう急行きゅうこう帰宅きたく時間じかんおびおよ休日きゅうじつ快速かいそく急行きゅうこう新設しんせつされ、新宿しんじゅく方面ほうめんとの直通ちょくつう強化きょうかされている。あさラッシュ時間じかんたいかんしては、明大前めいだいまええき付近ふきん速度そくどちる京王けいおうせんたいしてとう路線ろせんほう速達そくたつせいまさる。全線ぜんせん高架こうかされており、踏切ふみきり存在そんざいしない。

唐木田からきだえきからは相模原さがみはらえき、およびそのさき上溝うわみぞえき方面ほうめんへの延伸えんしん計画けいかくがある(後述こうじゅつ)。

路線ろせんデータ

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全線ぜんせん立体りったい交差こうさ踏切ふみきり存在そんざいせず。

路線ろせん概要がいよう

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3めん6せんしんひゃくごうおかえき発車はっしゃすると、多摩たません高架こうかのぼみぎカーブで北西ほくせい小田原おだわらせんから分岐ぶんきする。この曲線きょくせん半径はんけい555 mで、多摩線たません最小さいしょう曲線きょくせんとなる[1][2]。そのさき麻生あそうがわ東京とうきょう都道とどう神奈川かながわけんどう3ごう世田谷せたがや町田まちだせん津久井つくいみち)をまたぎ、切通きりどおしにはい五月台さつきだいえきへ。そのさき住宅じゅうたくがい築堤ちくていけ2めん2せん栗平くりひらえき到着とうちゃく。このさきから徐々じょじょ本来ほんらい多摩丘陵たまきゅうりょう様相ようそうえてきてやまえてくるようになり、つぎ黒川くろかわえき発車はっしゃすると東京とうきょう都道とどう神奈川かながわけんどう19ごう町田まちだ調ちょう布線ふせん鶴川つるかわ街道かいどう)をまた黒川くろかわトンネルをける。黒川くろかわトンネルをけると新興しんこう住宅じゅうたくがいはるひ左手ひだりて小田急おだきゅうもっとあたらしいはるひえきへ。この付近ふきんから北側きたがわ相模原さがみはらせんえてくるようになり、このさき諏訪すわトンネルをけて同線どうせん合流ごうりゅうして東京とうきょう多摩たま)にはいる。しばらく多摩たまニュータウン両側りょうがわながらふたた永山ながやまトンネルをけると2めん2せん小田急おだきゅう永山ながやまえき到着とうちゃくする[6]

小田急おだきゅう永山ながやまえき発車はっしゃすると相模原さがみはらせんなみそうし、東京とうきょう都道とどう18ごう府中ふちゅう町田まちだせん鎌倉かまくら街道かいどうなど)をまたぎ、ひだりカーブで西にしく。切通きりどおしであった線路せんろもなく高架こうかわり、多摩たまニュータウンの中心ちゅうしんがいはいると2めん2せん小田急おだきゅう多摩たまセンターえき到着とうちゃくする。

小田急おだきゅう多摩たまセンターえき発車はっしゃするとすぐに多摩たま都市としモノレールせんまたぎ、相模原さがみはらせんわかれる。そのさき右側みぎがわ多摩丘陵たまきゅうりょうやまを、左側ひだりがわ多摩たまニュータウンをながら東京とうきょう都道とどう158ごう小山おやま乞田こったせんなみはし右手みぎて府中ふちゅうカントリークラブゴルフじょうえるともなく2めん3せん唐木田からきだえきへ。唐木田からきだえきさき喜多見きたみ電車でんしゃ唐木田からきだ出張所しゅっちょうしょひろがり、また将来しょうらい延伸えんしんそなえて町田まちだ北西ほくせい方面ほうめん線路せんろびている。

歴史れきし

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前史ぜんし城山しろやません計画けいかく

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1958ねん小田急おだきゅう鶴川つるかわえき起点きてんとし、町田まちだ図師ずし淵野辺ふちのべえき上溝うわみぞえき相模原さがみはら田名たなおよ大島おおしま経由けいゆし、城山じょうざんまちげん相模原さがみはらみどり)へいたる「城山しろやません」の免許めんきょ申請しんせいおこなった[注釈ちゅうしゃく 1][7]。これを契機けいきに、町田まちだ相模原さがみはら城山じょうざんまち同年どうねんがつに「小田急おだきゅうしん路線ろせん建設けんせつ促進そくしん協議きょうぎかい」を設置せっちし、しんせん建設けんせつ促進そくしんけた取組とりくみ開始かいしした。開業かいぎょう目標もくひょうを1961ねんとした同線どうせん資金しきんめん問題もんだい多摩たまニュータウン開発かいはつ構想こうそう提起ていきにより着工ちゃっこういたらなかったが、小田急おだきゅう小田原おだわらせんから国鉄こくてつ(そののJR東日本ひがしにっぽん横浜よこはません相模さがみせん愛川あいかわまち方面ほうめんへの鉄道てつどう延伸えんしん計画けいかく端緒たんしょになったと、町田まちだ相模原さがみはらでは評価ひょうかしている[注釈ちゅうしゃく 2]

多摩たまニュータウン開発かいはつ多摩たません建設けんせつ

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1981ねんごろの黒川くろかわ - 小田急おだきゅう永山ながやまあいだ現在げんざいのはるひえき付近ふきん)をはし列車れっしゃ沿線えんせん開発かいはつすすんでいなかった

1963ねん7がつ11にちしん住宅じゅうたく市街地しがいち開発かいはつほう公布こうふされ、それにもとづき東京とうきょう多摩たまニュータウン開発かいはつする計画けいかくてた。そして、居住きょじゅうしゃおおくが都心としん通勤つうきんすることを考慮こうりょし、小田急おだきゅう京王帝都電鉄けいおうていとでんてつげん京王けいおう電鉄でんてつ)の2しゃニュータウン鉄道てつどうとしてしんせん建設けんせつ要請ようせいした(計画けいかく段階だんかいでは西武鉄道せいぶてつどう多摩川線たまがわせん延長えんちょうあんもあった)。これに先立さきだ1962ねんには運輸省うんゆしょう都市とし交通こうつう審議しんぎかい答申とうしんだい6ごうで「喜多見きたみ方面ほうめんより原宿はらじゅく永田町ながたちょう日比谷ひびや池ノ端いけのはたおよび日暮里にっぽりかく方面ほうめん松戸まつど方面ほうめんかう路線ろせん」として「東京とうきょう8号線ごうせん」の整備せいび提案ていあんされており、1964ねんにはどう区間くかんが「東京とうきょう9号線ごうせん」として確定かくていしたうえで、1972ねんどう審議しんぎかい答申とうしんだい15ごう[注釈ちゅうしゃく 3] では「橋本はしもと-喜多見きたみあいだ追加ついかされて、多摩たまニュータウンから都心としんへの整備せいびすすめられることになった。

小田急おだきゅう当初とうしょ都心としんから多摩たまニュータウンへ最短さいたん距離きょりむすぶべく、喜多見きたみえきから分岐ぶんきして中野島なかのしまえきよみうりランド付近ふきんおよび稲城いなぎうち[注釈ちゅうしゃく 4]経由けいゆして多摩たま中央ちゅうおう現在げんざいの「多摩たまセンターえき」のことをす)、そして「東京とうきょう9号線ごうせん計画けいかく起点きてんえき策定さくていされた橋本はしもとえきからさらに西進せいしんして城山じょうざんまち[注釈ちゅうしゃく 5]いた経路けいろ検討けんとうし、1964ねん喜多見きたみ - 城山しろやまあいだ30.5kmの路線ろせん免許めんきょ申請しんせいしたが[8]宅地たくち急速きゅうそくすすみ、地価ちか高騰こうとうしていくなか市街地しがいちのどなかつらぬしんせん歓迎かんげいされなかったことなどから、経由けいゆとなる狛江こまえうち稲城いなぎ市内しない地域ちいきぐるみの反対はんたい運動うんどう[8]あらたに多摩川たまがわ架橋かきょうする必要ひつようしょうじるじょう相模原さがみはらせん経路けいろとなることから、そのひゃくごうおかえき付近ふきんから分岐ぶんきすることに計画けいかく変更へんこうした[9]。しかし、ひゃくごうおか付近ふきんにはSカーブがあり、輸送ゆそうのネックがしょうずることが予想よそうされたことから、路線ろせんえをおこない、その途中とちゅう分岐ぶんきえきとなるしんひゃくごうおかえき設置せっちすることとし、上記じょうき答申とうしんだい15ごうどうえきでの分岐ぶんき明記めいきされた。そして小田急おだきゅうは1967ねんしんひゃくごうおか - 城山しろやまあいだ路線ろせん免許めんきょ取得しゅとくした。

こうして1974ねん6月1にちしんひゃくごうおか - 小田急おだきゅう永山ながやまあいだつづいて1975ねん4がつ23にちには小田急おだきゅう永山ながやま - 小田急おだきゅう多摩たまセンターあいだ開業かいぎょうした。しかし、小田原おだわらせん線路せんろ容量ようりょう逼迫ひっぱくしていることもあって、多摩たませんのほとんどの列車れっしゃせんないかえしで運転うんてんせざるをず、あさラッシュのわずかのかくとまのぞき、新宿しんじゅく方面ほうめんへはしんひゃくごうおかえきえが必要ひつようとなった。一方いっぽう多摩たまニュータウンに並行へいこうしてれている相模原さがみはらせん開業かいぎょう当初とうしょから都心としん方面ほうめん新宿しんじゅくえき都営とえい新宿しんじゅくせん)への直通ちょくつう列車れっしゃ運転うんてんしていたことと、さらに2005ねん3がつ20日はつか小田急おだきゅうせん運賃うんちん改定かいていまで小田急おだきゅう多摩たまセンター - 小田急おだきゅう永山ながやまあいだ運賃うんちん京王けいおう多摩たまセンター - 京王けいおう永山ながやまあいだ運賃うんちん差異さいもある(大人おとな初乗はつの運賃うんちん京王けいおうが130えんたいして小田急おだきゅうは140えんであった)ことから、小田急おだきゅう多摩たません相模原さがみはらせん相当そうとうすう乗客じょうきゃくうばわれていた。そのため、にちちゅうはあたかも地方ちほうカル線かるせんのようなせんない列車れっしゃ(2りょう編成へんせいおもだった1980年代ねんだいには15ふん間隔かんかくで4りょう編成へんせい運転うんてんされた)のみがする閑散かんさん路線ろせんしていた。小田急おだきゅう最後さいご開業かいぎょうした路線ろせんにもかかわらず、車両しゃりょうは1980年代ねんだいまで18mきゅうの2400がたなどが主力しゅりょくで、それでじゅうぶん輸送ゆそうりょうしかなかったのである。

小田急おだきゅうによる多摩線たません沿線えんせん開発かいはつ

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沿線えんせん開発かいはつすすんだ2007ねん黒川くろかわ - はるひ野間のまはしる5200がた

一方いっぽう小田急おだきゅう多摩たません開発かいはつ関連かんれんしてその沿線えんせん住宅じゅうたく都市とし建設けんせつする構想こうそうをたて、1970ねんごろから具体ぐたいうごしていた。ちょうどそのころ多摩たまニュータウンではごく一部いちぶながら入居にゅうきょはじまり、周辺しゅうへんにはひゃくごうおか鶴川つるかわ平尾ひらおなどの開発かいはつわっただい規模きぼ住宅じゅうたくがあったことから、多摩たません建設けんせつあいまって多摩丘陵たまきゅうりょう開発かいはつ促進そくしんされるのは必至ひっしであった。これをそのまま放置ほうちすればスプロールにより、将来しょうらい近代きんだいてき市街地しがいちとして発展はってんするうえでおおきな障害しょうがいとなることが予想よそうされた。これを未然みぜんふせぐため、小田急おだきゅう地元じもと一体いったいとなり土地とち区画くかく整理せいり事業じぎょうおこない、広範囲こうはんいにわたりインフラ整備せいび宅地たくち利用りよう増進ぞうしんをはかり、理想りそうてきまちづくりをしようと計画けいかくしたのである[10]

計画けいかく区域くいきしんひゃくごうおかえき周辺しゅうへんから、多摩たません沿った黒川くろかわえき付近ふきんまでの東西とうざいやく6km・南北なんぼくやく1kmが設定せっていされた。このエリアを黒川くろかわだいいち栗木くりきだいいち柿生かきおだいいち柿生かきおだい西にしひゃくごうおか黒川くろかわだい真光寺しんこうじ栗木くりきだいの8ブロックにけ、それぞれのブロックで地元じもと地権ちけんしゃ協力きょうりょくして組合くみあい設立せつりつし、土地とち区画くかく整理せいり事業じぎょう施工しこうするというかたち開発かいはつおこなわれた。この手法しゅほうは、おな鉄道てつどう会社かいしゃのものとしては1960年代ねんだいはじまった東京急行電鉄とうきょうきゅうこうでんてつげん東急とうきゅうおよび東急とうきゅう電鉄でんてつ)の「多摩たま田園でんえん都市とし」でももちいられたものであるが、小田急おだきゅうとしてははじめてのことだった。ただし、このうちしんひゃくごうおかえき周辺しゅうへん西にしひゃくごうおかブロックは川崎かわさきが、多摩たまニュータウンに隣接りんせつする黒川くろかわだい真光寺しんこうじブロックは日本にっぽん住宅じゅうたく公団こうだんUR都市とし機構きこう)がそれぞれ施行しこうすることになり、これらのブロックで小田急おだきゅういち組合くみあいいんとしての参加さんかになった[10]

こうして1971ねん8がつ柿生かきおだいブロックにおいて組合くみあい設立せつりつされ、着工ちゃっこうしたのを皮切かわきりに、のブロックにおいても次々つぎつぎ組合くみあい設立せつりつ着工ちゃっこうした。柿生かきおだいブロックでは、小田急おだきゅう取得しゅとくした保留ほりゅうにおいて「栗平くりひら邸宅ていたくがい」の分譲ぶんじょう1977ねんおこなわれ、ぜん139区画くかく即日そくじつ完売かんばいするという好評こうひょうさであった[10]最後さいごまでのこった黒川くろかわだい真光寺しんこうじブロックにおいてもUR都市とし機構きこうにより「黒川くろかわ特定とくてい土地とち区画くかく整理せいり事業じぎょう」が施行しこうされ、そのまちびらきにわせた2004ねん12月11にちはるひえき開業かいぎょうした。このような開発かいはつ進展しんてんとともに沿線えんせん人口じんこう増加ぞうかし、かつてのカル線かるせんのイメージは払拭ふっしょくされつつある。

唐木田からきだへの延伸えんしん

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多摩たまニュータウン唐木田からきだ地区ちく建設けんせつされた車両しゃりょう基地きち

しんひゃくごうおか - 小田急おだきゅう多摩たまセンターあいだ開通かいつう多摩たまニュータウンでは、関係かんけい自治体じちたいからの要求ようきゅうオイルショックあいまって、人口じんこう密度みつど大幅おおはばらす決定けっていがなされていた。かつての住宅じゅうたく不足ふそく解決かいけつ目的もくてきとした団地だんちのような画一かくいつてき中高層ちゅうこうそう住宅じゅうたく大量たいりょう建設けんせつではなく、定住ていじゅうせい重視じゅうししたゆったりとした住宅じゅうたく建設けんせつ志向しこうされるようになり、実際じっさい1980年代ねんだいはいると戸建こだてのような低層ていそう集合しゅうごう住宅じゅうたくタウンハウス」が次々つぎつぎてられていった。こうしたことから当初とうしょ計画けいかくにおける輸送ゆそうりょう見込みこめず、なおかつ京王けいおう競合きょうごうする多摩たまセンター - 橋本はしもとあいだ延伸えんしんには小田急おだきゅう着手ちゃくしゅしなかった。そして1987ねん城山しろやままで所持しょじしていた路線ろせん免許めんきょ失効しっこうをもって、この区間くかんへの延伸えんしん正式せいしき断念だんねんされた。

一方いっぽう多摩たまニュータウン開発かいはつ進展しんてんするなか、京王けいおう競合きょうごうしない唐木田からきだ地区ちくへと多摩たません延伸えんしんされることになった。唐木田からきだ地区ちく既存きそん住民じゅうみんが、清掃せいそう工場こうじょう建設けんせつれることとのえに、唐木田からきだへの多摩たません延伸えんしん要求ようきゅうしたからともいわれる。この工事こうじ1987ねん12月に着手ちゃくしゅされ、小田急おだきゅう多摩たまセンター - 唐木田からきだあいだ延伸えんしん工事こうじとともに、車両しゃりょう基地きち工事こうじおこなわれた。車両しゃりょう基地きち建設けんせつたっては、建設けんせつがもともと丘陵きゅうりょうであり全体ぜんたいとして標高ひょうこうたかいことから、ふかさ25メートルのげがおこなわれた。ここで発生はっせいしたりょうやく76まん立方りっぽうメートルで、10tダンプやく14まんだいぶんにもおよぶ。最初さいしょやく15メートルをげ、ようかべとして機能きのうさせる円柱えんちゅうくい車庫しゃことなる場所ばしょ周囲しゅういに329ほん設置せっちしたのち、その内側うちがわさらに10メートルげるという手法しゅほうおこなわれた[11]

こうして、多摩たまニュータウン唐木田からきだ地区ちくまちびらきにわせた1990ねん3月27にち唐木田からきだえき開業かいぎょうした。開業かいぎょう当初とうしょ利用りようきゃくは、同線どうせん開業かいぎょう先立さきだつ1988ねんどうえき付近ふきんひらけがくした大妻女子大学おおつまじょしだいがく多摩たまキャンパスの学生がくせいおおかったが、唐木田からきだ地区ちく入居にゅうきょすすむにつれ徐々じょじょ乗降じょうこう客数きゃくすうえた。同時どうじ車両しゃりょう基地きち稼働かどう開始かいしされ、小田急おだきゅうせん車両しゃりょう運用うんようじょうでも重要じゅうよう役割やくわりたすようになった。また、車両しゃりょう基地きちない配線はいせんはさらに南西なんせい町田まちだ西部せいぶ相模原さがみはら方面ほうめんへの延長えんちょう可能かのうなように設定せっていされた[11]

都心としん方面ほうめんへの直通ちょくつう運転うんてん開始かいし

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2000ねん12月2にち営団えいだん地下鉄ちかてつげん東京とうきょう地下鉄ちかてつ千代田ちよだせんへの相互そうごれをおこな急行きゅうこう新設しんせつされ、当初とうしょの「東京とうきょう9号線ごうせん構想こうそう実現じつげんした。その小田原おだわらせんでの複々線ふくふくせんなどの改良かいりょうすすむなか、2002ねん3月23にちには千代田ちよだせん直通ちょくつう多摩たま急行きゅうこう新設しんせつ2004ねん12月11にちにははるひえき開業かいぎょう同時どうじ新宿しんじゅく方面ほうめんとをむす区間くかん準急じゅんきゅう設定せっていされた。先述せんじゅつした運賃うんちんについても加算かさん運賃うんちん廃止はいし旅客りょかく運賃うんちん値下ねさげから大人おとな初乗はつの運賃うんちん京王けいおうよりやすい120えんとなった[注釈ちゅうしゃく 6]。このように相模原さがみはらせんたいする多摩線たません競争きょうそうりょくすことで、多摩たません劣勢れっせい鮮明せんめいだった多摩たまセンターえきにおいても、多摩たません乗降じょうこう客数きゃくすう相模原さがみはらせんのそれの半数はんすう程度ていどまでげる結果けっかとなっている。

東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい影響えいきょう

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2011ねん3月11にち発生はっせいした東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいによる福島ふくしまだいいち原子力げんしりょく発電はつでんしょなどの停止ていしにともない実施じっしされた輪番りんばん停電ていでん計画けいかく停電ていでん)では、小田急電鉄おだきゅうでんてつのほかおおくの鉄道てつどう路線ろせんでも運休うんきゅうなどの対応たいおうられたが、多摩たませんでは小田原おだわらせんくら利用りようしゃすくないことなどから、初日しょにち3月14にち終日しゅうじつ運休うんきゅう小田原おだわらせん新宿しんじゅく-経堂きょうどう以外いがい終日しゅうじつ運休うんきゅう)。2にち3月15にちは11:30 - 22:30のあいだ運休うんきゅう路線ろせんは19:30には運転うんてん開始かいし)となった[注釈ちゅうしゃく 7]運休うんきゅう路線ろせんことなり都心としん通勤つうきん通学つうがく圏内けんないである多摩たません利用りようきゃく軽視けいししたとられる対応たいおうたいしておおくの質問しつもん(クレーム)がよせられたようで、3にち3月16にちからは多摩たません終日しゅうじつ運行うんこう路線ろせん3月18にちまで運休うんきゅうあり)とし、同日どうじつ小田急電鉄おだきゅうでんてつのホームページに、運休うんきゅう区間くかんなどもあわせ理解りかいもとめる文章ぶんしょう掲載けいさいした[12]

千代田ちよだせん直通ちょくつうから新宿しんじゅく方面ほうめん直通ちょくつうへの転換てんかん

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2016ねん3月26にちには新宿しんじゅく方面ほうめんとをむす区間くかん準急じゅんきゅう廃止はいしするとともに千代田ちよだせん直通ちょくつう急行きゅうこう増発ぞうはつされ、多摩たません千代田ちよだせんとのむすびつきはよりつよいものとなっていたが、小田原おだわらせん複々線ふくふくせん完成かんせいともな2018ねん3月のダイヤ改正かいせい一変いっぺんする。この改正かいせいで、あさ通勤つうきん時間じかんたいにおいて小田急おだきゅう多摩たまセンター - 新宿しんじゅくあいだ最短さいたん33ふん、ラッシュピークでも40ふんむす通勤つうきん急行きゅうこう新設しんせつや、帰宅きたく時間じかんたいにおける新宿しんじゅくはつ快速かいそく急行きゅうこう新設しんせつしんひゃくごうおかえきにおける小田原線おだわらせん優等ゆうとう列車れっしゃとの接続せつぞく強化きょうか[13] など、多摩たません大幅おおはば利便りべんせい向上こうじょうしたものとされたが、その一方いっぽう千代田ちよだせん直通ちょくつうについては急行きゅうこうおよび多摩たま急行きゅうこう廃止はいしされ(にちちゅう急行きゅうこう新宿しんじゅく方面ほうめん変更へんこう)、千代田ちよだせん直通ちょくつう列車れっしゃ平日へいじつあさくだ各駅かくえき停車ていしゃ1ほんのみをのこして全廃ぜんぱいとなり、多摩たません優等ゆうとう列車れっしゃ千代田ちよだせん直通ちょくつうから新宿しんじゅく方面ほうめん直通ちょくつう転換てんかんされることとなった。ただし、2020ねん3月のダイヤ改正かいせいから2022ねん3がつまで、平日へいじつあさ直通ちょくつう列車れっしゃわって、常磐ときわ緩行かんこうせんはつ唐木田からきだ急行きゅうこう休日きゅうじつあさ1ほんのみ設定せっていされていた。2022ねん3がつのダイヤ変更へんこうにより、千代田ちよだせん直通ちょくつう列車れっしゃ完全かんぜん消滅しょうめつしたことからしんひゃくごうおか発着はっちゃく列車れっしゃのぞき、すべての列車れっしゃ新宿しんじゅく方面ほうめん直通ちょくつう列車れっしゃとなった。

年表ねんぴょう

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  • 1967ねん昭和しょうわ42ねん)12月:しんひゃくごうおか - 小田急おだきゅう多摩たまセンターあいだ地方ちほう鉄道てつどう敷設ふせつ免許めんきょ取得しゅとく[2]
  • 1970ねん昭和しょうわ45ねん)6がつ自社じしゃ工事こうじとして、多摩たません建設けんせつ工事こうじ着手ちゃくしゅ[2]
  • 1972ねん昭和しょうわ47ねん):日本鉄道建設公団にほんてつどうけんせつこうだんみん鉄線てっせん方式ほうしき建設けんせつ路線ろせんとなる[2]
  • 1974ねん昭和しょうわ49ねん6月1にち小田急電鉄おだきゅうでんてつ多摩たませんとしてしんひゃくごうおか - 小田急おだきゅう永山ながやまあいだ開業かいぎょう[14]各駅かくえき停車ていしゃのみの運行うんこう当時とうじ小田原おだわらせん江ノ島線えのしませんではたいキロせい運賃うんちん採用さいようされていたが、多摩たませんにおいては独自どくじたいキロ区間くかんせい運賃うんちん採用さいようされた[15]
    • 開業かいぎょう記念きねん列車れっしゃとして、当時とうじ新鋭しんえい9000かたちの9701x6が使用しようされた。よく2にちからせんない運行うんこう列車れっしゃ2100かたち使用しようとなった。その、さらにせんない運行うんこう列車れっしゃは2れん運転うんてん可能かのうだった1900かたち2200かたちえた。
  • 1975ねん昭和しょうわ50ねん4がつ23にち小田急おだきゅう永山ながやま - 小田急おだきゅう多摩たまセンターあいだ開業かいぎょう[16]
  • 1979ねん昭和しょうわ54ねん
    • 1がつ8にち 運賃うんちん改定かいてい。1975ねん12月13にちたいキロ区間くかんせい運賃うんちん移行いこうしていた小田原おだわらせん江ノ島線えのしませんわせ、小田急おだきゅう全線ぜんせんについて同一どういつたいキロ区間くかんせい運賃うんちん適用てきようしたうえ多摩たません加算かさん運賃うんちん設定せっていする形態けいたい移行いこう[15]
    • 3月26にち:ダイヤ改正かいせい実施じっしされ、ぜん列車れっしゃが4りょう編成へんせいでの運転うんてんとなる。
  • 1986ねん昭和しょうわ61ねん)8がつ小田急おだきゅう多摩たまセンター - 唐木田からきだあいだ地方ちほう鉄道てつどう敷設ふせつ免許めんきょ申請しんせい[2]
  • 1987ねん昭和しょうわ62ねん)3がつ前述ぜんじゅつ区間くかん敷設ふせつ免許めんきょ取得しゅとく同年どうねん12がつから建設けんせつ工事こうじ着手ちゃくしゅ[2]
  • 1990ねん平成へいせい2ねん3月27にち小田急おだきゅう多摩たまセンター - 唐木田からきだあいだ開業かいぎょう[17]唐木田からきだえき南西なんせいがわで「経堂きょうどう検車けんしゃ唐木田からきだ出張所しゅっちょうしょ」が運用うんよう開始かいし
  • 1991ねん平成へいせい3ねん10月11にち台風たいふう影響えいきょうにより黒川くろかわ - 小田急おだきゅう永山ながやまあいだにて土砂崩どしゃくずれが発生はっせい10月13にちまで不通ふつうとなる。この事故じこ2600かたち初代しょだい2671x6のクハ2871、サハ2771が廃車はいしゃとなった。
  • 1994ねん平成へいせい6ねん)3がつ27にち唐木田からきだ車両しゃりょう基地きちが「喜多見きたみ検車けんしゃ唐木田からきだ出張所しゅっちょうしょ」に改称かいしょう
  • 1998ねん平成へいせい10ねん9月16にち台風たいふう影響えいきょうにより黒川くろかわ - 小田急おだきゅう永山ながやまあいだにて土砂崩どしゃくずれが発生はっせい
  • 2000ねん平成へいせい12ねん12月2にち夕方ゆうがたのラッシュ限定げんてい新宿しんじゅくえきはつ特急とっきゅうロマンスカー「ホームウェイ」運行うんこう開始かいし多摩線たません特急とっきゅうロマンスカーが毎日まいにち運行うんこうとなる)。また同時どうじ小田原おだわらせん経由けいゆして営団えいだん地下鉄ちかてつげん東京とうきょう地下鉄ちかてつ千代田ちよだせんれる急行きゅうこう運行うんこう開始かいし停車駅ていしゃえき特急とっきゅう急行きゅうこうどもしんひゃくごうおかえき小田急おだきゅう永山ながやまえき小田急おだきゅう多摩たまセンターえき唐木田からきだえき
  • 2002ねん平成へいせい14ねん3月23にち小田原おだわらせん経由けいゆして営団えいだん地下鉄ちかてつげん東京とうきょう地下鉄ちかてつ千代田ちよだせんれる多摩たま急行きゅうこう運行うんこう開始かいし停車駅ていしゃえきしんひゃくごうおかえき栗平くりひらえき小田急おだきゅう永山ながやまえき小田急おだきゅう多摩たまセンターえき唐木田からきだえき
  • 2003ねん平成へいせい15ねん3月29にち栗平くりひらえき急行きゅうこう停車駅ていしゃえきくわえられる。これにより、多摩線たませんない急行きゅうこう多摩たま急行きゅうこう停車駅ていしゃえきおなじとなる。
  • 2004ねん平成へいせい16ねん
    • 10月:五月台さつきだい栗平くりひら黒川くろかわ小田急おだきゅう永山ながやま小田急おだきゅう多摩たまセンターえき各駅かくえきにて、リニューアル工事こうじ2006ねん平成へいせい18ねん)3がつにかけて実施じっしされる[18]
    • 12月11にち黒川くろかわえき - 小田急おだきゅう永山ながやまえきあいだにはるひえき開業かいぎょう。また同時どうじ新宿しんじゅく発着はっちゃく区間くかん準急じゅんきゅう運行うんこう開始かいし
  • 2005ねん平成へいせい17ねん3がつ20日はつか運賃うんちん改定かいていともな多摩線たません加算かさん運賃うんちん同日どうじつ利用りようぶんから廃止はいし定期ていき運賃うんちん加算かさん運賃うんちんは4がつ1にち以降いこう利用りようぶんから廃止はいし)。
  • 2006ねん平成へいせい18ねん1がつ31にち五月台さつきだい栗平くりひら黒川くろかわ小田急おだきゅう永山ながやま小田急おだきゅう多摩たまセンターの各駅かくえきのホームの屋根やね太陽光たいようこう発電はつでん装置そうち設置せっちされ、「しょう電力でんりょく開始かいしされる。
  • 2008ねん平成へいせい20ねん3月15にち平日へいじつ夕方ゆうがたのラッシュ限定げんてい千代田ちよだせん北千住きたせんじゅはつ特急とっきゅうロマンスカー「メトロホームウェイ」の運行うんこう開始かいし
  • 2011ねん平成へいせい23ねん
  • 2014ねん平成へいせい26ねん
    • 3月15にち:ダイヤ改正かいせいにより準急じゅんきゅうと10りょう編成へんせい各駅かくえき停車ていしゃ、8りょう編成へんせい急行きゅうこう設定せっていされる[19][20][注釈ちゅうしゃく 8]
    • 5月26にち唐木田からきだえき以西いせい延伸えんしん計画けいかく覚書おぼえがき町田まちだ相模原さがみはらとのあいだ締結ていけつ。2027ねんまでにJR横浜よこはません相模原さがみはらえき経由けいゆしJR相模さがみせん上溝うわみぞえきまでいた路線ろせん敷設ふせつおよび営業えいぎょう開始かいし目指めざ[21]
  • 2016ねん平成へいせい28ねん3月26にち:ダイヤ改正かいせいにちちゅう千代田ちよだせん常磐線じょうばんせん直通ちょくつう列車れっしゃ多摩たま急行きゅうこうから急行きゅうこう変更へんこうされるとともに、毎時まいじ2ほん→3ほん増強ぞうきょうされた[22]同時どうじに、東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう(JR東日本ひがしにっぽん)のE233けい2000番台ばんだいとうせんれ、ぎゃく小田急おだきゅうの4000かたち常磐ときわせんれる。また、休日きゅうじつ早朝そうちょうに1ほんだけ多摩たませんでは、史上しじょうはつとなる新宿しんじゅくきの急行きゅうこう新設しんせつされた一方いっぽう新宿しんじゅく発着はっちゃく区間くかん準急じゅんきゅう唐木田からきだきの特急とっきゅうロマンスカー「ホームウェイ」・「メトロホームウェイ」は廃止はいしとなった。なお、平日へいじつの「ホームウェイ」・「メトロホームウェイ」はしんひゃくごうおかえき3番線ばんせん着発ちゃくはつし、多摩たません列車れっしゃ同一どういつホームじょうえができるよう配慮はいりょはされている。
  • 2018ねん平成へいせい30ねん3月17にち:ダイヤ改正かいせい[23][24]快速かいそく急行きゅうこう通勤つうきん急行きゅうこう新設しんせつ多摩たま急行きゅうこう準急じゅんきゅう廃止はいしされ、優等ゆうとう列車れっしゃがすべて千代田ちよだせん直通ちょくつうから新宿しんじゅく方面ほうめん直通ちょくつうへと変更へんこう通勤つうきん急行きゅうこう唐木田からきだ始発しはつのほか、小田急おだきゅう多摩たまセンター始発しはつ設定せっていされる。
  • 2020ねんれい2ねん3月14にち:ダイヤ改正かいせい[25]しんひゃくごうおかえき種別しゅべつ変更へんこうし、しんひゃくごうおかえき - 唐木田からきだえきあいだ各駅かくえき停車ていしゃとして運転うんてんする急行きゅうこう設定せっていされた。
  • 2022ねんれい4ねん3月12にち:ダイヤ変更へんこうにより、しんひゃくごうおか発着はっちゃく列車れっしゃのぞき、すべ千代田ちよだせん直通ちょくつう列車れっしゃから新宿しんじゅく方面ほうめん直通ちょくつう列車れっしゃへと変更へんこう

列車れっしゃ種別しゅべつ

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2018ねん3月17にちのダイヤ改正かいせい時点じてんで、快速かいそく急行きゅうこう通勤つうきん急行きゅうこう急行きゅうこう各駅かくえき停車ていしゃの4種類しゅるい列車れっしゃ種別しゅべつ存在そんざいする。途中とちゅうえき待避たいひかえしの設備せつびがないため、せんない先行せんこう列車れっしゃ列車れっしゃ途中とちゅうえきかえ列車れっしゃ設定せっていされていない。2018ねん3がつ17にちより快速かいそく急行きゅうこう通勤つうきん急行きゅうこうおよ小田急おだきゅう多摩たまセンター始発しはつ列車れっしゃ設定せっていされている[23][24]

快速かいそく急行きゅうこう

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2022ねん3がつ12にち現在げんざい平日へいじつあさくだり3ほん平日へいじつよるくだり1ほん休日きゅうじつあさのぼり2ほんのみ設定せっていされている。新宿しんじゅくえき - 唐木田からきだえきあいだ途中とちゅう停車駅ていしゃえきは、代々木上原よよぎうえはらえき下北沢しもきたざわえき登戸のぶとえきしんひゃくごうおかえき栗平くりひらえき小田急おだきゅう永山ながやまえき小田急おだきゅう多摩たまセンターえき列車れっしゃ番号ばんごうは3700番台ばんだいである[26]

2018ねん3月17にちのダイヤ改正かいせい新宿しんじゅくえき発着はっちゃくとして平日へいじつ朝夕ちょうせきくだり、休日きゅうじつあさくだり・のぼりとよるくだりに設定せっていされた[23][24][27]が、2022ねん3がつ12にちのダイヤ変更へんこう前述ぜんじゅつの6ほんのぞいて急行きゅうこうえられた。

通勤つうきん急行きゅうこう

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2018ねん3月17にちのダイヤ改正かいせいから新設しんせつされた(運転うんてん開始かいしは3がつ19にち[23][24]朝方あさがたのぼ方面ほうめんのみの運行うんこう唐木田からきだえき - 新宿しんじゅくえきあいだ途中とちゅう停車駅ていしゃえきは、小田急おだきゅう多摩たまセンターえき小田急おだきゅう永山ながやまえき栗平くりひらえきしんひゃくごうおかえき向ヶ丘むこうがおか遊園ゆうえんえき成城せいじょう学園前がくえんまええき下北沢しもきたざわえき代々木上原よよぎうえはらえき快速かいそく急行きゅうこう停車駅ていしゃえきのうち登戸のぶとえき通過つうかし、快速かいそく急行きゅうこう通過つうかえきである向ヶ丘むこうがおか遊園ゆうえんえき成城せいじょう学園前がくえんまええきとままる千鳥ちどり停車ていしゃ採用さいようしている。6ほん小田急おだきゅう多摩たまセンター始発しはつ、3ほん唐木田からきだ始発しはつである。列車れっしゃ番号ばんごう唐木田からきだはつおよび小田原線おだわらせんないぜん列車れっしゃが3800番台ばんだい小田急おだきゅう多摩たまセンターはつ多摩線たませんないは3900番台ばんだいである[26]

急行きゅうこう

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2000ねん12月2にちのダイヤ改正かいせいから多摩線たませんでの定期ていき運行うんこうはじまった。新宿しんじゅくえき - 唐木田からきだえきあいだ運転うんてん中心ちゅうしんとなっている。

にちちゅう上下じょうげともにしんひゃくごうおかえき各駅かくえき停車ていしゃ種別しゅべつ変更へんこうおこなしんひゃくごうおかえき - 唐木田からきだえきあいだ各駅かくえき停車ていしゃ運転うんてんする。2022ねん3がつ11にちまでは、平日へいじつあさのぼり・よるあいだくだりと休日きゅうじつにちちゅうのぼりのみこのような列車れっしゃ設定せっていされていた。

列車れっしゃ番号ばんごう新宿しんじゅく発着はっちゃく列車れっしゃが2700番台ばんだい、それ以外いがい列車れっしゃが2900番台ばんだいである[26]新宿しんじゅくえき - 唐木田からきだえきあいだ途中とちゅう停車駅ていしゃえきは、代々木上原よよぎうえはらえき下北沢しもきたざわえき経堂きょうどうえき成城せいじょう学園前がくえんまええき登戸のぶとえき向ヶ丘むこうがおか遊園ゆうえんえきしんひゃくごうおかえき栗平くりひらえき小田急おだきゅう永山ながやまえき小田急おだきゅう多摩たまセンターえき基本きほんてきに10りょう編成へんせい運行うんこうされるが、せんない完結かんけつ列車れっしゃでは6りょう編成へんせいでの運行うんこうもある。

2000ねん12月2にち運行うんこう開始かいしは、あさ千代田ちよだせん直通ちょくつう綾瀬あやせえきき1ほん設定せっていされるのみだったが、その千代田ちよだせん直通ちょくつう列車れっしゃ多摩線たません発着はっちゃく主体しゅたいとしたことで順次じゅんじ増発ぞうはつされた。2016ねん3月26にちのダイヤ改正かいせいにちちゅう時間じかんたい多摩たま急行きゅうこうえるかたち大幅おおはば増発ぞうはつされたほか、休日きゅうじつ新宿しんじゅくきの列車れっしゃ設定せっていされた。

2018ねん3月17にちのダイヤ改正かいせい運行うんこう形態けいたい変更へんこうされ、千代田ちよだせん常磐線じょうばんせん直通ちょくつう列車れっしゃ廃止はいしされたが[23][24]2020ねん3月14にちのダイヤ改正かいせいで、休日きゅうじつくだり1ほんのみながら常磐ときわせん千代田ちよだせんから直通ちょくつうする列車れっしゃさい設定せっていされたが[注釈ちゅうしゃく 9]、2022ねん3がつ12にちのダイヤ変更へんこう廃止はいしされた。

2020ねん3がつ14にちのダイヤ改正かいせいで、平日へいじつ夜間やかんおよ休日きゅうじつちゅうに、多摩線たませんない各駅かくえき停車ていしゃ種別しゅべつ変更へんこうする列車れっしゃ設定せっていされた[25]

2022ねん3がつ12にちのダイヤ変更へんこうで、にちちゅうぜん列車れっしゃ多摩線たませんない各駅かくえき停車ていしゃ種別しゅべつ変更へんこうされるようになった。

各駅かくえき停車ていしゃ

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せんないかえしの列車れっしゃ基本きほんだが、2022ねん3がつ12にち現在げんざい新宿しんじゅくえき - 唐木田からきだえきあいだとおして各駅かくえき停車ていしゃ運転うんてんされる列車れっしゃくだりは深夜しんやたい平日へいじつ5ほん休日きゅうじつに4ほんのぼりは毎日まいにち早朝そうちょうに3ほん休日きゅうじつの11だいに1ほんそれぞれ設定せっていされている。またしんひゃくごうおかえき急行きゅうこうから種別しゅべつ変更へんこう各駅かくえき停車ていしゃとなる列車れっしゃおおい(急行きゅうこう項目こうもく参照さんしょう)。6 - 10りょう編成へんせい運転うんてんされる。

2018ねん3がつ17にちのダイヤ改正かいせいでラッシュ時間じかんたいおよびにちちゅう各駅かくえき停車ていしゃ本数ほんすう減少げんしょうした。

2020ねん3がつ14にちのダイヤ改正かいせいで、平日へいじつ夜間やかんおよ休日きゅうじつちゅう一部いちぶ列車れっしゃが、小田原線おだわらせんない急行きゅうこうとなる新宿しんじゅくえき発着はっちゃく列車れっしゃえられたため、当該とうがい時間じかんたい本数ほんすう減少げんしょうした。

2022ねん3がつ12にちのダイヤ変更へんこうで、平日へいじつちゅう一部いちぶ列車れっしゃが、小田原線おだわらせんない急行きゅうこうとなる新宿しんじゅくえき発着はっちゃく列車れっしゃえられたため、当該とうがい時間じかんたい本数ほんすう減少げんしょうした。

列車れっしゃ番号ばんごう多摩線たません完結かんけつ列車れっしゃが7600番台ばんだい小田原おだわらせん直通ちょくつう列車れっしゃが7900番台ばんだいとなる[28]

運行うんこう本数ほんすう

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にちちゅうの1あいだごとの運行うんこう本数ほんすうをまとめると、以下いかのとおりになる(2022ねん3がつ12にちダイヤ変更へんこう時点じてん)。

種別しゅべつ駅名えきめい 新宿しんじゅく しんひゃくごうおか 唐木田からきだ 備考びこう
運行うんこう本数ほんすう 急行きゅうこう 3ほん 3ほん しんひゃくごうおかえき - 唐木田からきだえきあいだ各駅かくえき停車ていしゃとして運転うんてん
各駅かくえき停車ていしゃ 3ほん

過去かこ列車れっしゃ種別しゅべつ

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特急とっきゅうロマンスカー

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2000ねん12月2にちのダイヤ改正かいせいより、多摩線たませんない新宿しんじゅくはつくだホームウェイ運行うんこう開始かいしした。当初とうしょは1にち1ほんのみであったが、2002ねん3月23にちのダイヤ改正かいせいで1にち2ほんとなり、2003ねん3月29にちのダイヤ改正かいせいから平日へいじつ3ほん休日きゅうじつ2ほん設定せっていされた。さらに2008ねん3月15にちからは平日へいじつのみ東京とうきょうメトロ千代田ちよだせんきた千住せんじゅえき始発しはつ「メトロホームウェイ」が1ほん運転うんてんされ、新宿しんじゅくはつえた(3ほん→2ほん)。

その、2012ねん3がつ17にちのダイヤ改正かいせいで、多摩線たません方面ほうめんのホームウェイ・メトロホームウェイは平日へいじつのみの運行うんこうとなり、さらに2016ねん3がつ26にちのダイヤ改正かいせいで、多摩線たませんない運行うんこうする列車れっしゃはすべて廃止はいしされた[注釈ちゅうしゃく 10]

なお、唐木田からきだはつのぼ列車れっしゃ定期ていき運行うんこうされたことはい。また、せんないでは登場とうじょう時点じてんでの急行きゅうこうおな停車駅ていしゃえきであったが、2003ねん急行きゅうこう栗平くりひらえき停車ていしゃするようになっても登場とうじょう当時とうじのまま停車駅ていしゃえきわらなかったため、定期ていき列車れっしゃ栗平くりひらえき通過つうかした最後さいご種別しゅべつである。

区間くかん準急じゅんきゅう

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2004ねん12月11にちのダイヤ改正かいせいより従来じゅうらい各駅かくえき停車ていしゃ一部いちぶえて登場とうじょうした種別しゅべつで、多摩線たませんないはすべてのえき停車ていしゃ新宿しんじゅくえきまで運行うんこうされた。平日へいじつのぼり14ほんくだり13ほん土曜どよう休日きゅうじつのぼり17ほんくだり18ほん運転うんてんされていた。8りょう編成へんせいでの運転うんてん基本きほんだが、くだり3ほんのぼり1ほんは6りょう編成へんせい運転うんてんされた。2016ねん3がつ26にちのダイヤ改正かいせいをもって廃止はいしされた。

準急じゅんきゅう

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2014ねん3月15にちダイヤ改正かいせいより、平日へいじつあさくだり1ほん新宿しんじゅくはつ準急じゅんきゅう設定せっていされ、多摩線たませんないはすべてのえき停車ていしゃした[19][20]。2018ねん3がつ17にちダイヤ改正かいせい多摩たませんでの運転うんてん廃止はいしされた[23][24]

多摩たま急行きゅうこう

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2002ねん3がつ23にちのダイヤ改正かいせいより運行うんこう開始かいしした種別しゅべつである。唐木田からきだえきから小田原おだわらせん経由けいゆして、東京とうきょうメトロ千代田ちよだせん直通ちょくつうし、千代田ちよだせん綾瀬あやせえき発着はっちゃくとJR東日本ひがしにっぽん常磐線じょうばんせん松戸まつどえきかしわえき我孫子あびこえき発着はっちゃくおよ取手とってはつ列車れっしゃがあった。多摩線たませんない停車駅ていしゃえき急行きゅうこう同一どういつであったが、小田原線おだわらせんない通過つうかえきことなり、向ヶ丘むこうがおか遊園ゆうえんえき通過つうかし、経堂きょうどうえき停車ていしゃしていた。

2016ねん3がつ26にちのダイヤ改正かいせいで、向ヶ丘むこうがおか遊園ゆうえんえき停車ていしゃのため急行きゅうこう運転うんてん変更へんこうされた影響えいきょうにちちゅう時間じかんたい設定せっていくなり、これ以外いがい時間じかんたいかぎられた。このため大幅おおはば本数ほんすうり、平日へいじつくだり17ほんのぼり12ほん休日きゅうじつくだり12ほんのぼり10ほんとなった。

2016ねん3がつ26にちのダイヤ改正かいせいまではにちちゅう唯一ゆいいつ速達そくたつ列車れっしゃであり、平日へいじつのぼり26ほんくだり32ほん土曜どよう休日きゅうじつのぼり24ほんくだり26ほん運転うんてんされていた。平日へいじつあさラッシュのぼりは運転うんてんせず、急行きゅうこう運転うんてんしていた。

2018ねん3がつ17にちのダイヤ改正かいせい廃止はいしされた[23][24]

ダイヤがみだれたさい多摩たま急行きゅうこう新宿しんじゅくえききとなる場合ばあいがあった。

臨時りんじ列車れっしゃ

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特急とっきゅうロマンスカー

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しま鎌倉かまくらエクスプレス

湘南しょうなんマリンエクスプレス

  • 1990ねん7がつ - 8がつ唐木田からきだえき - 片瀬かたせ江ノ島えのしまえきあいだ運行うんこう

湘南しょうなんマリン

  • 2008ねん7がつ - 8がつ唐木田からきだえき - 片瀬かたせ江ノ島えのしまえきあいだ運行うんこう車両しゃりょう60000かたちMSE(7がつ25にちのみ20000かたちRSE使用しよう

多摩たま大山おおやまもみじごう

  • 2014ねん11月29にち - 11月30にち唐木田からきだえき - 小田原おだわらえきあいだ運行うんこう車両しゃりょうは60000かたちMSEを使用しよう

千代田ちよだせん直通ちょくつう臨時りんじ列車れっしゃ

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初詣はつもうで&初日はつひごう

  • 毎年まいとし12がつ31にち唐木田からきだえき千代田ちよだせん綾瀬あやせえきあいだ運行うんこうされる。停車駅ていしゃえきは、多摩たま急行きゅうこうおなじ。

ドラゴンごう

車両しゃりょう

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自社じしゃ車両しゃりょう

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通勤つうきんがた

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過去かこ自社じしゃ車両しゃりょう

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特急とっきゅうがた

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定期ていきてきれはない。

過去かこ車両しゃりょう

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すべ通勤つうきんがたである。2018ねん3がつ16にちをもって多摩たませんへのれは終了しゅうりょうした。

東京とうきょう地下鉄ちかてつ

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東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう

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女性じょせい専用せんようしゃ

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女性じょせい専用せんようしゃは、平日へいじつあさ7:30 - 9:30に新宿しんじゅくえき到着とうちゃくするのぼ通勤つうきん急行きゅうこう急行きゅうこう進行しんこう方向ほうこうさい後尾こうび1号車ごうしゃ設定せっていされている。

えき一覧いちらん

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  • えき番号ばんごうは、2014ねん1がつより順次じゅんじ導入どうにゅう[29]
  • 各駅かくえき停車ていしゃ各駅かくえき停車ていしゃするため省略しょうりゃく
凡例はんれい
  • 停車駅ていしゃえき - ●:停車ていしゃ、|:通過つうか、↑:のぼ方向ほうこう通過つうか通勤つうきん急行きゅうこうのみ)
  • 待避たいひ設備せつび - ◇:あり、空欄くうらん:なし
えき番号ばんごう 駅名えきめい 改札かいさつやっとこ
[30]
えきあいだ
キロ
累計るいけいキロ 急行きゅうこう 通勤つうきん急行きゅうこう 快速かいそく急行きゅうこう 接続せつぞく路線ろせん 待避たいひ設備せつび 所在地しょざいち
しんひゃくごうおか
から
新宿しんじゅく
から
OH23 しんひゃくごうおかえき - 0.0 21.5 小田急電鉄おだきゅうでんてつOH 小田原線おだわらせん新宿しんじゅくえきまで直通ちょくつう運転うんてん 神奈川かながわけん
川崎かわさき
麻生あそう
OT01 五月台さつきだいえき 1.5 1.5 23.0  
OT02 栗平くりひらえき 1.3 2.8 24.3  
OT03 黒川くろかわえき 1.3 4.1 25.6  
OT04 はるひえき 0.8 4.9 26.4  
OT05 小田急おだきゅう永山ながやまえき 1.9 6.8 28.3 京王けいおう電鉄でんてつKO 相模原さがみはらせん京王けいおう永山ながやまえき:KO40)   東京とうきょう
多摩たま
OT06 小田急おだきゅう多摩たまセンターえき 2.3 9.1 30.6 京王けいおう電鉄でんてつKO 相模原さがみはらせん京王けいおう多摩たまセンターえき:KO41)
多摩たま都市としモノレールTT 多摩たま都市としモノレールせん多摩たまセンターえき:TT01)
 
OT07 唐木田からきだえき 1.5 10.6 32.1    

多摩線たません沿線えんせん土地とち区画くかく整理せいり事業じぎょう一覧いちらん

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川崎かわさき土地とち区画くかく整理せいり事業じぎょう完了かんりょう地区ちく概要がいよう[31] による。多摩たまニュータウンにおける土地とち区画くかく整理せいり事業じぎょうは「多摩たまニュータウン#施行しこう事業じぎょう一覧いちらん」を参照さんしょうのこと。

柿生かきおだい土地とち区画くかく整理せいり事業じぎょう
施行しこうしゃ柿生かきおだい土地とち区画くかく整理せいり組合くみあい
施行しこう面積めんせきやく32.8ha
事業じぎょう期間きかん:1971ねん - 1976年度ねんど
そう事業じぎょう:2,890,000せんえん
合算がっさんげんりつ:40.2%
公共こうきょうげんりつ:18.5%
栗木くりきだいいち土地とち区画くかく整理せいり事業じぎょう
施行しこうしゃ栗木くりきだいいち土地とち区画くかく整理せいり組合くみあい
施行しこう面積めんせきやく63.8ha
事業じぎょう期間きかん:1972ねん - 1982年度ねんど
そう事業じぎょう:8,790,605せんえん
合算がっさんげんりつ:46.5%
公共こうきょうげんりつ:19.4%
黒川くろかわだいいち土地とち区画くかく整理せいり事業じぎょう
施行しこうしゃ黒川くろかわだいいち土地とち区画くかく整理せいり組合くみあい
施行しこう面積めんせきやく9.4ha
事業じぎょう期間きかん:1974ねん - 1979年度ねんど
そう事業じぎょう:1,584,500せんえん
合算がっさんげんりつ:50.1%
公共こうきょうげんりつ:26.5%
川崎かわさき都市とし計画けいかくしん百合丘駅周辺特定土地区画整理事業
施行しこうしゃしん百合丘駅周辺特定土地区画整理組合
施行しこう面積めんせきやく46.4ha
事業じぎょう期間きかん:1977ねん - 1984年度ねんど
そう事業じぎょう:13,610,065せんえん
合算がっさんげんりつ:38.2%
公共こうきょうげんりつ:24.1%
柿生かきおだいいち土地とち区画くかく整理せいり事業じぎょう
施行しこうしゃ柿生かきおだいいち土地とち区画くかく整理せいり組合くみあい
施行しこう面積めんせきやく45.7ha
事業じぎょう期間きかん:1977ねん - 1982年度ねんど
そう事業じぎょう:8,616,163せんえん
合算がっさんげんりつ:49.1%
公共こうきょうげんりつ:25.0%
栗木くりきだい土地とち区画くかく整理せいり事業じぎょう
施行しこうしゃ栗木くりきだい土地とち区画くかく整理せいり組合くみあい
施行しこう面積めんせきやく44.2ha
事業じぎょう期間きかん:1986ねん - 2001年度ねんど
そう事業じぎょう:22,690,000せんえん
合算がっさんげんりつ:41.0%
公共こうきょうげんりつ:15.1%
黒川くろかわ特定とくてい土地とち区画くかく整理せいり事業じぎょう
施行しこうしゃ:UR都市とし機構きこう
施行しこう面積めんせきやく80.5ha
事業じぎょう期間きかん:1991ねん - 2010年度ねんど換地かんち処分しょぶん公告こうこくは2006ねん3がつ12にち
そう事業じぎょう:42,162,503せんえん
合算がっさんげんりつ:52.9%
公共こうきょうげんりつ:31.5%

その

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相模原さがみはら延伸えんしん計画けいかく

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<20>が交通政策審議会答申第198号で示された小田急多摩線延伸部(唐木田駅 - 上溝駅)である。<12>は同答申で示された多摩モノレール延伸部であり、小田急多摩線延伸部ではない。
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<20>が交通こうつう政策せいさく審議しんぎかい答申とうしんだい198ごうしめされた小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしん唐木田からきだえき - 上溝うわみぞえき)である。<12>はどう答申とうしんしめされた多摩たまモノレール延伸えんしんであり、小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしんではない。

唐木田からきだから横浜よこはません相模さがみせん方面ほうめんへの延伸えんしんが、2000ねん運輸うんゆ政策せいさく審議しんぎかい答申とうしんだい18ごうげん交通こうつう政策せいさく審議しんぎかい)で今後こんご整備せいび検討けんとうすべき路線ろせんとして位置いちづけられている[32]2006ねん5月神奈川かながわけん相模原さがみはらにあるざい日米にちべいぐん相模さがみ総合そうごう補給ほきゅうしょう一部いちぶ返還へんかんまったことにより、相模原さがみはら町田まちだ延伸えんしん実現じつげんけた具体ぐたいてき検討けんとうおこなうため、同年どうねん11月に「小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしん検討けんとうかい」を設置せっちした[33]。そして2014ねん5月26にち両市りょうし多摩線たません延伸えんしん推進すいしんかんする覚書おぼえがきわし、中央ちゅうおう新幹線しんかんせん開業かいぎょう予定よていされる2027ねんまでの実現じつげん目指めざすとした[21]

2014ねん5がつに「小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしん計画けいかくかんする研究けんきゅうかい」から発表はっぴょうされた経路けいろつぎとおりである[33]唐木田からきだえきから東京とうきょう都道とどう158ごう小山おやま乞田こったせん尾根おね幹線かんせん道路どうろ)と交差こうさし、町田まちだはいる。そして小山田おやまだ常盤ひたち地区ちくけ、東京とうきょう都道とどう47ごう八王子はちおうじ町田まちだせん町田まちだ街道かいどう)と交差こうさ相模さがみ総合そうごう補給ほきゅうしょう経路けいろじょう返還へんかんされる予定よてい)を縦断じゅうだんし、相模原さがみはらえき横浜よこはません交差こうさ、そのさき相模原さがみはら中心ちゅうしんけ、相模さがみせん上溝うわみぞえきかう。そのうち、相模原さがみはらえき上溝うわみぞえきえき増設ぞうせつ、さらに町田まちだ市内しない新駅しんえきひと設置せっちされることになっており、費用ひようなどの観点かんてんから小山田おやまだ地区ちくへの設置せっち想定そうていされている。この計画けいかくでは事業じぎょう費用ひようを1,080おくえん試算しさんしており、開業かいぎょう40ねん以内いない黒字くろじできるとしている。

しかし、2019ねん5月に開催かいさいされた「小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしんかんする関係かんけいしゃ会議かいぎ」では、独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん鉄道てつどう建設けんせつ運輸うんゆ施設しせつ整備せいび支援しえん機構きこうくに地方自治体ちほうじちたいから整備せいびの3ぶんの2の補助ほじょけて路線ろせん整備せいびし、小田急おだきゅう使用しようりょうはらって路線ろせんりて列車れっしゃ運行うんこうする都市とし鉄道てつどう利便りべん増進ぞうしん事業じぎょう制度せいど採用さいよう前提ぜんていに、概算がいさん建設けんせつが1,300おくえん黒字くろじ達成たっせいは42ねん試算しさんされたことが公表こうひょうされた[34]。これでは都市とし鉄道てつどう利便りべん増進ぞうしん事業じぎょう制度せいど適用てきようできる目安めやすである30ねんえてしまうため、だい1整備せいび区間くかんとして相模原さがみはらえきまで部分ぶぶん開業かいぎょうして、概算がいさん建設けんせつを870おくえんおさ黒字くろじ達成たっせいを26ねん短縮たんしゅくしてから、だい2整備せいび区間くかんとして上溝うわみぞえきまで開業かいぎょうするよう変更へんこうされた[35][36]

相模原さがみはら厚木あつぎ愛川あいかわまち清川きよかわむらからは、さらに愛川あいかわまち厚木あつぎ経由けいゆしてほん厚木あつぎえきいた路線ろせん建設けんせつ要望ようぼうされている[37]神奈川かながわけん鉄道てつどう輸送ゆそうりょく増強ぞうきょう促進そくしん会議かいぎでも2016年度ねんど小田急電鉄おだきゅうでんてつ要望ようぼうしょにて上溝うわみぞえき方面ほうめんへの延伸えんしん早期そうき実現じつげんとともに、本厚木ほんあつぎえきいた路線ろせん建設けんせつ要望ようぼうしている[38] が、小田急おだきゅう現在げんざい唐木田からきだえき以遠いえんへの延伸えんしん建設けんせつ採算さいさんめんなどで難色なんしょくしめしている[38]

年表ねんぴょう

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  • 2000ねん平成へいせい12ねん)1がつ - 運輸うんゆ政策せいさく審議しんぎかい答申とうしんだい18ごうにおいて、「唐木田からきだえきから横浜よこはません相模さがみせん方面ほうめんへの延伸えんしんについて、今後こんご整備せいびについて検討けんとうすべき路線ろせん」に位置いちづけ
  • 2005ねん平成へいせい17ねん)8がつ - 都市とし鉄道てつどうとう利便りべん増進ぞうしんほう施行しこう
  • 2006ねん平成へいせい18ねん)5がつ - ざい日米にちべいぐん再編さいへん協議きょうぎにおいて相模さがみ総合そうごう補給ほきゅうしょう一部いちぶ返還へんかん基本きほん合意ごうい
  • 2006ねん平成へいせい18ねん)11月 - 「小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしん検討けんとうかい発足ほっそく
  • 2008ねん平成へいせい20ねん)6がつ - 日米にちべい合同ごうどう委員いいんかいにおいて相模さがみ総合そうごう補給ほきゅうしょう一部いちぶ返還へんかん正式せいしき合意ごうい
  • 2012ねん平成へいせい24ねん)7がつ - 「小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしん計画けいかくかんする研究けんきゅうかい発足ほっそく
  • 2014ねん平成へいせい26ねん)5がつ - 「小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしん計画けいかくかんする研究けんきゅうかい報告ほうこくしょ公表こうひょう小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしん推進すいしんかんする覚書おぼえがき締結ていけつ町田まちだ相模原さがみはら
  • 2014ねん平成へいせい26ねん)9がつ - 相模さがみ総合そうごう補給ほきゅうしょう一部いちぶくに返還へんかん
  • 2016ねん平成へいせい28ねん)4がつ - 交通こうつう政策せいさく審議しんぎかい答申とうしんだい198ごうにおいて、「地域ちいき成長せいちょうおうじた鉄道てつどうネットワークの充実じゅうじつするプロジェクト」のひとつに位置いちづけ
  • 2016ねん平成へいせい28ねん)8がつ - 「小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしんかんする関係かんけいしゃ会議かいぎ発足ほっそく
  • 2019ねんれい元年がんねん)5がつ - 「小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしんかんする関係かんけいしゃ会議かいぎ報告ほうこくしょ公表こうひょう

川崎かわさき縦貫じゅうかん高速こうそく鉄道てつどうとの直通ちょくつう運転うんてん計画けいかく

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運輸うんゆ政策せいさく審議しんぎかい答申とうしんだい18ごうにて「目標もくひょう年次ねんじ(2015ねん)までに開業かいぎょうすることが適当てきとうである路線ろせん」(A1) に位置付いちづけられた[32]川崎かわさき縦貫じゅうかん高速こうそく鉄道てつどう川崎かわさき市営しえい地下鉄ちかてつ、2018ねん計画けいかく廃止はいし)が、しんひゃくごうおかかられし、相互そうご直通ちょくつう運転うんてんするという計画けいかく川崎かわさきから提示ていじされたことがある。実現じつげんは、川崎かわさき広域こういき拠点きょてん都市とし位置付いちづけられている武蔵むさし小杉こすぎえきや、宮前みやまえにもダイレクトにアクセスすることが可能かのうとなるため、かわさきマイコンシティなどをゆうする沿線えんせん市域しいき一体化いったいかおよび発展はってん重要じゅうよう役割やくわりたす構想こうそうであった。一方いっぽう直通ちょくつう運転うんてんにあたって川崎かわさきがわ車庫しゃこ保有ほゆうせず、喜多見きたみ検車けんしゃ唐木田からきだ出張所しゅっちょうしょ利用りよう前提ぜんていとしていたが、これらをふくめた計画けいかくたいしての小田急おだきゅうがわとの合意ごういおこなわれていなかった[39]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ どうルートはおおむ鶴川つるかわがわから神奈川かながわけんどう東京とうきょう都道とどう57ごう相模原さがみはら大蔵おおくらまちせんしばみぞ街道かいどう)、神奈川かながわけんどう54ごう相模原さがみはら愛川あいかわせん神奈川かながわけんどう48ごう鍛冶たんやだに相模原さがみはらせんかくけん都道とどう沿い、現在げんざい小田急おだきゅう多摩たませんおよびその延伸えんしん計画けいかく区間くかん小田急おだきゅう小田原おだわらせんなかあいだはしる。 予定よていせん全域ぜんいき神奈川中央交通かながわちゅうおうこうつう定期ていきバスを運行うんこうしており、鶴川つるかわえき - 淵野辺ふちのべえき北口きたぐちあいだ町田まちだ営業えいぎょうしょ管轄かんかつの「ふち23」系統けいとうと「づる37」系統けいとうおよび橋本はしもと営業えいぎょうしょ管轄かんかつの「ふち24」系統けいとう相当そうとうする。淵野辺ふちのべえき南口みなみぐち) - 田名たなバスターミナルあいだ橋本はしもと営業えいぎょうしょの「ふち53」、田名たなバスターミナル - 橋本はしもとえき南口みなみぐちあいだどうはし06」系統けいとう相当そうとうする。
  2. ^ 町田まちだ相模原さがみはら (2019ねん5がつ28にち). “小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしんかんする関係かんけいしゃ会議かいぎ 調査ちょうさのまとめ”. 相模原さがみはら. p. 4. 2024ねん4がつ28にち閲覧えつらん。 “この路線ろせん実現じつげんにはいたらなかったが、この路線ろせん計画けいかく存在そんざい後々あとあとまで、小田急電鉄おだきゅうでんてつによる横浜線よこはません沿線えんせんから上溝かみみぞ田名たなとお愛川あいかわ方面ほうめんかう鉄道てつどう計画けいかく端緒たんしょとなった。”
  3. ^ どう答申とうしんでは「東京とうきょう10号線ごうせん」の西側にしがわ起点きてん橋本はしもとまで延長えんちょうされ、現在げんざい相模原さがみはらせんから都営とえい新宿しんじゅくせんにかけての整備せいび同時どうじもとめられた。
  4. ^ 稲城いなぎは1971ねん4がつ1にち市制しせい施行しこう、それまでは稲城いなぎまち
  5. ^ 城山じょうざんまちは2007ねん3がつ11にち相模原さがみはら合併がっぺい。2010ねん4がつ1にち相模原さがみはら政令せいれい指定してい都市としともな同市どうしみどり区域くいきとなる。
  6. ^ 相模原さがみはらせん建設けんせつ償還しょうかん目的もくてきとした加算かさん運賃うんちん設定せっていされているため、隣接りんせつする相模原さがみはらせんえきから乗車じょうしゃする場合ばあい大人おとな初乗はつの運賃うんちんは130えんだが、それ以外いがい路線ろせんでは120えんである
  7. ^ 実際じっさい同日どうじつ22:31ごろに静岡しずおかけん富士宮ふじのみや震源しんげんとした地震じしん影響えいきょうにより運転うんてん開始かいしはさらに1あいだ程度ていどおくれた。
  8. ^ 2014ねん3がつ15にちのダイヤ改正かいせい設定せっていされた多摩たません準急じゅんきゅう平日へいじつあさくだり1ほんのみである。
  9. ^ 当初とうしょ松戸まつどえき始発しはつ。2021ねんダイヤ改正かいせいから我孫子あびこえき始発しはつ
  10. ^ なお京王けいおう相模原さがみはらせんでは2018ねん2がつ22にちより土曜どよう休日きゅうじつに、2019ねん2がつ22にちよりは平日へいじつにも「京王けいおうライナー」の運行うんこう開始かいしされ、新宿しんじゅく - 多摩たまセンターあいだ特別とくべつ料金りょうきんせい着席ちゃくせき保証ほしょう列車れっしゃサービスは小田急おだきゅうから京王けいおう移行いこうした。

出典しゅってん

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  1. ^ a b c 交通こうつう協力きょうりょくかい交通こうつう技術ぎじゅつ』1969ねん7がつごうニュータウンと鉄道てつどう建設けんせつ計画けいかく小田急おだきゅう多摩たません概要がいよう」pp.38 - 41。
  2. ^ a b c d e f g h 日本にっぽん地下鉄ちかてつ協会きょうかい『SUBWAY』1990ねん5がつごうレポート2「小田急おだきゅう多摩たません小田急おだきゅう多摩たまセンター - 唐木田からきだあいだ)の延伸えんしん開業かいぎょうについて 」pp.31 - 36。
  3. ^ a b 寺田てらだ裕一ひろいち改訂かいてい新版しんぱん データブック日本にっぽん私鉄してつ』 - ネコ・パブリッシング
  4. ^ a b ただし、営業えいぎょう最高さいこう速度そくどが100km/hをえる車両しゃりょう定期ていき運用うんようはない。
  5. ^ ODAKYU VOICE station 3がつ17にち)、小田急おだきゅうは「しんダイヤ」へ。|小田急電鉄おだきゅうでんてつ
  6. ^ 交通こうつう協力きょうりょくかい交通こうつう技術ぎじゅつ』1974ねん8がつごう小田急おだきゅう多摩線たません開業かいぎょう」pp.28 - 30。
  7. ^ 小佐野おさのけい寿ことぶき (2024ねん1がつ19にち). “本当ほんとうにできる?小田急おだきゅう多摩線たません相模原さがみはら延伸えんしん」の現状げんじょう”. 東洋とうよう経済けいざいONLINE. 東洋経済新報社とうようけいざいしんぽうしゃ. 2024ねん4がつ28にち閲覧えつらん
  8. ^ a b 森口もりぐち誠之せいし (2023ねん1がつ19にち). “京王けいおう相模原さがみはらせんまぼろし延伸えんしん計画けいかく京王けいおう以外いがい目指めざしていた“終点しゅうてん”はいま”. りものニュース. 2024ねん4がつ28にち閲覧えつらん
  9. ^ 高松たかまつ良晴よしはる東京とうきょう鉄道てつどうネットワークはこうつくられた』、交通こうつう新聞しんぶんしゃ、2015ねん
  10. ^ a b c 小田急おだきゅうじゅうねん小田急電鉄おだきゅうでんてつ株式会社かぶしきがいしゃ昭和しょうわ55ねん、535ページ。
  11. ^ a b 中込なかごめ芳雄よしお横山よこやまよう小田急おだきゅう多摩線たません物語ものがたり」『多摩たまニュータウン研究けんきゅう No.15』多摩たまニュータウン学会がっかい、2013ねん、70-79ページ。
  12. ^ 計画けいかく停電ていでんともな実施じっしされた運転うんてん見合みあわせをおこなった日時にちじ区間くかん小田急おだきゅうHP) (PDF) [リンク]
  13. ^ 帰宅きたく時間じかんたいでの多摩線たませんプラットホーム停車ていしゃによる乗換のりかえの簡便かんべんなど
  14. ^ 小田急おだきゅう多摩たませんきょう開業かいぎょう しんひゃくごうおか-永山ながやまあいだ」『交通こうつう新聞しんぶん交通こうつう協力きょうりょくかい、1974ねん6がつ1にち、2めん
  15. ^ a b 小田急電鉄おだきゅうでんてつじゅうねん年表ねんぴょう
  16. ^ 関東かんとう私鉄してつふたつのしんせん」『交通こうつう新聞しんぶん交通こうつう協力きょうりょくかい、1975ねん4がつ23にち、2めん
  17. ^ 小田急おだきゅう多摩たません 多摩たまセンター~唐木田からきだあいだ きょう開業かいぎょう”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう新聞しんぶんしゃ): p. 1. (1990ねん3がつ27にち) 
  18. ^ 小田急おだきゅう多摩たませんの5えきでリニューアル工事こうじ実施じっしします。五月台さつきだい栗平くりひら黒川くろかわ小田急おだきゅう永山ながやま小田急おだきゅう多摩たまセンターの各駅かくえきあかるくスマートに小田急電鉄おだきゅうでんてつニュースリリース・インターネットアーカイブ・2004ねん時点じてんはん)。
  19. ^ a b 小田急おだきゅう停車駅ていしゃえき案内あんない”. 小田急電鉄おだきゅうでんてつ. 2014ねん3がつ15にち閲覧えつらん
  20. ^ a b 平日へいじつあさ休日きゅうじつ深夜しんや中心ちゅうしん輸送ゆそうサービスを向上こうじょうします 2014ねん3がつ15にち(土)小田急おだきゅうせんダイヤ改正かいせい実施じっし”. 小田急電鉄おだきゅうでんてつ. 2014ねん3がつ15にち閲覧えつらん
  21. ^ a b 町田まちだ相模原さがみはらりょう市長しちょう小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしん覚書おぼえがき締結ていけつ - レスポンス、2014ねん5がつ27にち
  22. ^ 日比谷線ひびやせん東西線とうざいせん千代田ちよだせん有楽町ゆうらくちょうせん半蔵門線はんぞうもんせんふく都心としんせんのダイヤを改正かいせいします (PDF) - 東京とうきょう地下鉄ちかてつ、2015ねん12月18にち
  23. ^ a b c d e f g 2018ねん3がつしんダイヤでの運行うんこう開始かいし』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄おだきゅうでんてつ、2017ねん11月1にちhttp://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8701_5820170_.pdf2017ねん11月2にち閲覧えつらん 
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  25. ^ a b 2020ねん3がつ14にち小田急おだきゅうせんダイヤ改正かいせい実施じっしします』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄おだきゅうでんてつ、2019ねん12月13にちhttps://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001nybm-att/o5oaa1000001nybt.pdf2020ねん3がつ15にち閲覧えつらん 
  26. ^ a b c 小田急おだきゅう時刻じこくひょう2018, 交通こうつう新聞しんぶんしゃ, (2018-3-13), http://shop.kotsu.co.jp/shopdetail/000000002313/025/O/page1/order/ 
  27. ^ 小田急電鉄おだきゅうでんてつとナビタイムジャパンが連携れんけいしんダイヤ対応たいおう乗換のりかえ案内あんない特設とくせつサイトを提供ていきょう開始かいし, ナビタイム, (2018-2-5), http://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/201802/05_4348.html 
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  29. ^ 小田急おだきゅうせん箱根はこね登山とざんせん箱根はこねロープウェイ・箱根はこね海賊かいぞくせんにて2014ねん1がつからえきナンバリングを順次じゅんじ導入どうにゅうします! (PDF) - 小田急電鉄おだきゅうでんてつ、2013ねん12月24にち
  30. ^ * 生方うぶかた良雄よしお小田急おだきゅうえき 今昔こんじゃく昭和しょうわ面影おもかげ』JTBパブリッシング、2009ねんISBN 9784533075629 掲載けいさい改札かいさつやっとこ照合しょうごう
  31. ^ 川崎かわさき土地とち区画くかく整理せいり事業じぎょう完了かんりょう地区ちく概要がいよう”. 川崎かわさき. 2017ねん2がつ1にち閲覧えつらん
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  33. ^ a b 小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしん計画けいかくかんする研究けんきゅうかい 報告ほうこくしょ (PDF)
  34. ^ 小田急おだきゅう多摩たません延伸えんしん構想こうそう加速かそく、まず相模原さがみはらへ リニア新幹線しんかんせん開業かいぎょう影響えいきょうする?”. りものニュース (2019ねん6がつ25にち). 2021ねん9がつ9にち閲覧えつらん
  35. ^ 小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしんかんする関係かんけいしゃ会議かいぎ 調査ちょうさのまとめ (PDF)
  36. ^ 小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしん相模原さがみはらえきまで先行せんこう整備せいび 相模原さがみはら市長しちょう方針ほうしん”. カナロコ (2019ねん5がつ29にち). 2019ねん6がつ2にち閲覧えつらん
  37. ^ 小田急おだきゅう多摩たません愛川あいかわ厚木あつぎ方面ほうめんへの延伸えんしんけてんでいます (「小田急おだきゅう多摩たません延伸えんしん促進そくしんかんする連絡れんらくかい」の取組とりくみ状況じょうきょう報告ほうこく (PDF)
  38. ^ a b 神奈川かながわけん鉄道てつどう輸送ゆそうりょく増強ぞうきょう促進そくしん会議かいぎ 平成へいせい28年度ねんど 要望ようぼう回答かいとう 小田急電鉄おだきゅうでんてつ (PDF)
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参考さんこう文献ぶんけん

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  • 交通こうつう協力きょうりょくかい交通こうつう技術ぎじゅつ』1969ねん7がつごうニュータウンと鉄道てつどう建設けんせつ計画けいかく小田急おだきゅう多摩たません概要がいよう」(山田やまだ たかし小田急電鉄おだきゅうでんてつ株式会社かぶしきがいしゃ建設けんせつ課長かちょう
  • 日本にっぽん地下鉄ちかてつ協会きょうかい『SUBWAY』1989ねん7がつごう現場げんばから2「小田急おだきゅう多摩線たません延伸えんしん工事こうじ小田急おだきゅう多摩たまセンター - 唐木田からきだあいだ) 」(小田急電鉄おだきゅうでんてつ株式会社かぶしきがいしゃ 多摩線たません工事こうじ事務所じむしょ 所長しょちょう 橋間はしま 千晴ちはる

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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