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杉狂児 - Wikipedia コンテンツにスキップ

すぎきょう

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すぎ きょうじ
すぎ きょう
杉 狂児
黒白くろしろ双紙ぞうし』(1926ねん鈴木すずき澄子すみこ
本名ほんみょう すぎ ただし
べつ名義めいぎ すぎ きょう
生年月日せいねんがっぴ (1903-07-08) 1903ねん7がつ8にち
ぼつ年月日ねんがっぴ (1975-09-01) 1975ねん9月1にち(72さいぼつ
出生しゅっしょう 日本の旗 日本にっぽん福岡ふくおかけん福岡ふくおか地行じぎょう東町あずままち[1]
死没しぼつ 日本の旗 日本にっぽん東京とうきょう世田谷せたがや
職業しょくぎょう 俳優はいゆう歌手かしゅ
ジャンル 演劇えんげき劇映画げきえいが時代じだいげき現代げんだいげきサイレント映画えいがトーキー)、テレビ映画えいが
活動かつどう期間きかん 1923ねん - 1975ねん
配偶はいぐうしゃ 金谷かなや種子たね女優じょゆう
著名ちょめい家族かぞく 長男ちょうなん:すぎ義一ぎいち
次男じなん:すぎ裕之ひろゆき
四男よつお:すぎ幸彦さちひこ
まご:すぎ欣也きんや
曾孫そうそん:すぎ莉々
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すぎ きょう(すぎ きょうじ、1903ねん7がつ8にち - 1975ねん9月1にち)は、日本にっぽん俳優はいゆう歌手かしゅ本名ほんみょうすぎ ただし輔。きゅう芸名げいめいすぎ きょう

戦前せんぜんから戦後せんごにかけての映画えいがかい活躍かつやくしたコメディアンで、戦前せんぜんマキノ・プロダクション河合かわい映画えいが日活にっかつなどに出演しゅつえんし、歌手かしゅとして「うちの女房にょうぼうにゃひげがある」など映画えいが主題歌しゅだいかうたっている。戦後せんご脇役わきやくとして東映とうえい時代じだいげきひとし出演しゅつえんした。たからうつテレビプロダクション創立そうりつしゃでもある。つま女優じょゆう金谷かなや種子たね長男ちょうなんすぎ義一ぎいち次男じなんすぎ裕之ひろゆきよんなんすぎ幸彦さちひこ俳優はいゆうである。

来歴らいれき[編集へんしゅう]

1903ねん明治めいじ36ねん7がつ8にち福岡ふくおかけん福岡ふくおか地行じぎょう東町あずままちに、農林省のうりんしょう職員しょくいんちち天野あまのふじ三郎さぶろうはは・さつきの3なん2じょ次男じなんとしてまれる[2]中学ちゅうがく中退ちゅうたい上京じょうきょうし、新聞しんぶん配達はいたつ給仕きゅうじをしながら東京とうきょう音楽おんがく学校がっこう神田かんだ一ツ橋ひとつばし分教場ぶんきょうじょう声楽せいがくまなぶが、同校どうこう中退ちゅうたいして松旭斎天勝しょうきょくさいてんかつ一座いちざくわわり、ゆう楽座らくざはつ舞台ぶたい[2]

1923ねん大正たいしょう12ねん)、マキノ映画えいが製作所せいさくしょ等持院とうじいん撮影さつえいしょ入社にゅうしゃし、たまき歌子うたこびととなる[2]よく1924ねん大正たいしょう13ねん)、マキノが東亜とうあキネマ吸収きゅうしゅう合併がっぺいされたため、東亜とうあきのえよう撮影さつえいしょはいり、すぎきょう芸名げいめいで『おどる』に映画えいがデビュー。同年どうねん公開こうかいの『おど若者わかもの』ではつ主演しゅえんする。1926ねん大正たいしょう15ねん)、東亜とうあから独立どくりつしたマキノ・プロダクション御室おむろ撮影さつえいしょ月給げっきゅう30えんはいり、すぎきょう改名かいめい[2]同社どうしゃ出演しゅつえんだい1さくの『ある仇討あだうち以降いこう大男おおおとこ中根なかね龍太郎りゅうたろうとチビのすぎのコンビで『いとれた風船ふうせんだま』などに出演しゅつえんし、コメディアンとして注目ちゅうもくされる。その井上いのうえ金太郎きんたろう監督かんとく『おりゃんこ半次はんじ』や小石こいし栄一えいいち監督かんとく光線こうせんへたおとこ』などに主演しゅえんする。

1928ねん昭和しょうわ3ねん2がつ1にち鈴木すずき澄子すみことともにマキノをはなれて河合かわい映画えいが入社にゅうしゃ[3]。その帝国ていこくキネマはいり、高津たかつ慶子けいこ共演きょうえんの『おど幻影げんえい』、もり静子しずこ共演きょうえんの『なげきの』といったメロドラマにも出演しゅつえん1931ねん昭和しょうわ6ねん)9がつからは新興しんこうキネマ所属しょぞくした[4]が、1932ねん昭和しょうわ7ねん)には日活にっかつ太秦うずまさ撮影さつえいしょ現代げんだいげき入社にゅうしゃ。やがて新設しんせつ多摩川たまがわ撮影さつえいしょうつり、どう撮影さつえいしょだい1さくの『おっとそうへば』に主演しゅえん。そのほし玲子れいことのコンビで『わたしがおよめったなら』『うらがい交響楽こうきょうがく』などに主演しゅえん1935ねん昭和しょうわ10ねん)には『のぞかれた花嫁はなよめ』で題名だいめい主題歌しゅだいかうたい、人気にんきスターとなった[4]。さらに同名どうめい映画えいが主題歌しゅだいかうちの女房にょうぼうにゃひげがある」と、『ジャズ忠臣蔵ちゅうしんぐら』の主題歌しゅだいか道行みちゆきシャンソン」をやつともテイチクみ、だいヒットした。1938ねん昭和しょうわ13ねん以降いこう千葉ちば泰樹やすき監督かんとくや、監督かんとく転向てんこうしたしまこう作品さくひん主演しゅえん起用きようされた。1942ねん昭和しょうわ17ねん)の戦時せんじ統合とうごう日活にっかつ大映だいえい統合とうごうされてからは、大映だいえい所属しょぞくし、千葉ちば監督かんとくの『青空あおぞら交響楽こうきょうがく』に主演しゅえんする。どうさく主題歌しゅだいかである『あお牧場ぼくじょう』をあさくも照代てるよとのデュエットでむが、検閲けんえつ発売はつばい禁止きんしとなった(のち藤山ふじやま一郎いちろう奈良なら光枝みつえのデュオでさい発売はつばい)。戦時せんじちゅう1943ねん昭和しょうわ18ねん)10がつすぎきょう一座いちざ結成けっせい[5][6]邦楽ほうがく旗揚はたあ以降いこう終戦しゅうせんまで軍隊ぐんたい工場こうじょう慰問いもん巡業じゅんぎょうした[4]

戦後せんご1946ねん昭和しょうわ21ねん)、マキノ正博まさひろ監督かんとくの『いき風来坊ふうらいぼう』で映画えいがかい復帰ふっきし、1947ねん昭和しょうわ22ねん)7がつ東横映画とうよこえいが入社にゅうしゃ[4]1952ねん昭和しょうわ27ねん)4がつからは東横ひがしよこ合併がっぺいしてできた東映とうえい所属しょぞくとなり、とぼけた家老がろうやくなど、全盛期ぜんせいき東映とうえい時代じだいげきコメディリリーフとして出演しゅつえんした。一方いっぽうたからうつテレビプロダクション設立せつりつして社長しゃちょうとなり、後進こうしん指導しどう劇団げきだんフジ育成いくせいつとめた[7]。また、晩年ばんねんなつメロブームにって、なつメロ番組ばんぐみわらぬ歌声うたごえ披露ひろうしていた。

1975ねん昭和しょうわ50ねん9月1にち午前ごぜん3心筋梗塞しんきんこうそくのため世田谷せたがや中央ちゅうおう病院びょういん死去しきょ[7]。72さいぼつ

人物じんぶつ・エピソード[編集へんしゅう]

稲垣いながきひろしすぎきょうについて、「日本にっぽん映画えいがのこ喜劇きげき役者やくしゃだと、わたしおもう。いや、おもうではなく是非ぜひとも日本にっぽん映画えいがのこさねばならぬ喜劇きげき役者やくしゃである」とし、「ばんあつしもりしげる個人こじんちからはあるとしても、すぎきょうつくったレールをわすれてはならない。日活にっかつ時代じだい小唄こうた映画えいが数々かずかずは、いま人々ひとびとしんのなかにのこっている」と喜劇きげきじんとしてのすぎたか評価ひょうかしている[8]

稲垣いながきばんつまプロったとき、すぎはマキノ映画えいがから河合かわい映画えいがてんじたときであり、もと役者やくしゃだった稲垣いながきは「すぎきょう穴埋あなうめならできそうだ」とかんがえ、マキノにみにったのだが、その途上とじょう友人ゆうじんい、さそわれて衣笠きぬがさ映画えいが聯盟れんめい助監督じょかんとくとなったのだという。この意味いみすぎ稲垣いながきにとっておも出深でぶかひととなった。日活にっかつともはたらくようになったすぎは、いつも「酒席しゅせきいしれてワケのわからぬ冗談じょうだんや、手品てじなや、うたうたっていた」という[8]

1941ねん昭和しょうわ16ねん)、『江戸えど最後さいご』を準備じゅんびちゅうに、すぎめずらしく稲垣いながきところへやってきて、「わたし師匠ししょうたまき歌子うたこさんを使つかってもらえまいか」とった。たまきだい先輩せんぱい女優じょゆうということで、稲垣いながきばんつまかつ海舟かいしゅう夫人ふじんやくならうってつけだとこれを承知しょうちした。このとき、すぎ日活にっかつのスターということをわすれ、たまきびととして終始しゅうしっていた。これがえんで、すぎばんつまの『無法むほうまつ一生いっしょう』(1943ねん)に、はじめての禿頭はげあたま出演しゅつえんしてくれたが、このときも「小宮こみや一晃かずあきをおねがいします」と口添くちぞえしたといい、このようにすぎひとのためにちからとなった苦労人くろうにんだった[8]

すぎってあそんでいるときも、喜劇きげきわらわせてくれるときもきだったという稲垣いながきだが、「ひと世話せわをするすぎくんはとてもよかった」とかたっている。すぎ劇団げきだんフジの社長しゃちょうとなってからは個人こじんてきうようになった。すぎ突然とつぜんくなったとき劇団げきだんフジから社長しゃちょう代役だいやくはなしたが、稲垣いながき社長しゃちょうではないと会長かいちょうやくけた。マキノでのすぎ代役だいやくおもいついたのがこのじゅうねんまえのことで、稲垣いながきは「じゅうねんかれ代役だいやくけるとは、まったく不思議ふしぎ因縁いんねんである」とすぎしのんでいる[8]

出演しゅつえん作品さくひん[編集へんしゅう]

映画えいが[編集へんしゅう]

  • おどる(1924ねんマキノ
  • おど若者わかもの(1925ねん東亜とうあキネマ
  • ばくだん(1925ねん東亜とうあキネマ) - 俥夫
  • 転落てんらく(1926ねんマキノ) - 子分こぶんかんふとし
  • 佐平次さへいじ捕物とりものじょう 新釈しんしゃくむらさき頭巾ずきん(1926ねん、マキノ) - よりゆきたつ
  • 心中しんちゅうの雲母うんもばん(1927ねん、マキノ) - とみ目明めあか
  • 道中どうちゅう悲記(1927ねん、マキノ) - 仲間なかまみなもとふとし
  • いろは仮名がな四谷よつや怪談かいだん 前後ぜんこうへん(1927ねん、マキノ) - 秋山あきやま長兵衛ちょうべえ
  • 藩士はんし河原かわはら乞食こじき(1928ねん、マキノ) - 市川いちかわ海老えびはち
  • 忠魂ちゅうこん義烈ぎれつ 実録じつろく忠臣蔵ちゅうしんぐら(1928ねん、マキノ) - ただ拳固げんこのおみなもと
  • 毒草どくそう(1931ねん新興しんこうキネマ
  • 受難じゅなんはな(1932ねん日活にっかつ) - はやし
  • ひろったおんな(1933ねん日活にっかつ) - 親分おやぶん
  • 結婚けっこん適齢てきれい(1933ねん日活にっかつ) - 和田わだ忠男ただお
  • 真珠しんじゅ夫人ふじん(1933ねん日活にっかつ
  • さん家庭かてい(1934ねん日活にっかつ) - 和田わだ工学こうがく博士はかせ
  • 愛憎あいぞうとうげ(1934ねん日活にっかつ) - さきじょう仙吉せんきち
  • 花嫁はなよめ日記にっき(1934ねん日活にっかつ) - 細井ほそい
  • うらがい交響楽こうきょうがく(1935ねん日活にっかつ) - 杉山すぎやま
  • のぞかれた花嫁はなよめ(1935ねん日活にっかつ) - 山下やました隆太郎りゅうたろう
  • あなたとべば(1936ねん日活にっかつ) - 金子かねこ三四郎さんしろう
  • からくり歌劇かげき(1936ねん日活にっかつ) - 客人きゃくじん
  • うちの女房にょうぼうにゃひげがある(1936ねん日活にっかつ) - 浅井あさいしん
  • 細君さいくんさんにち天下でんか(1936ねん日活にっかつ) - 吉沢よしざわ庄吉しょうきち
  • はだかの合唱がっしょう(1936ねん日活にっかつ
  • 母校ぼこう花形はながた(1937ねん日活にっかつ) - 桶川おけがわ
  • ジャズ忠臣蔵ちゅうしんぐら(1937ねん日活にっかつ) - 大井おおい
  • すぎきょう催眠さいみんじゅつ(1938ねん日活にっかつ) - 斎藤さいとう八郎はちろう
  • 忠臣蔵ちゅうしんぐら てんまきまき(1938ねん日活にっかつ) - そばや久兵衛きゅうべえ
  • 弥次やじ㐂夛道中どうちゅう(1938ねん日活にっかつ) - 鼡小そう次郎吉じろきち
  • 地上ちじょう日記にっき(1939ねん日活にっかつ) - 吉村よしむら満男みつお
  • 道化どうけまち(1939ねん日活にっかつ
  • まち唱歌しょうかたい(1940ねん日活にっかつ) - けいふと
  • 暢気のんき眼鏡めがね(1940ねん日活にっかつ) - 眞木まき太郎たろう
  • 次郎じろう物語ものがたり(1941ねん日活にっかつ) - 直吉なおきち
  • 微笑びしょうくに(1942ねん日活にっかつ) - 杉村すぎむら京平きょうへい
  • 無法むほうまつ一生いっしょう(1943ねん大映だいえい) - 宇和島うわじま
  • いき風来坊ふうらいぼう(1946ねん松竹しょうちく) - 文助ぶんすけ
  • 満月まんげつじょう歌合戦うたがっせん(1946ねん松竹しょうちく) - だいさめくろみぎ衛門えもん
  • こころがつごとく(1947ねん東横映画とうよこえいが) - 佐藤さとう食客しょっきゃく下田しもだ
  • 淑女しゅくじょとサーカス(1947ねん松竹しょうちく) - ホテルのボーイ
  • おしどりかさ(1948ねん大映だいえい) - くさあいだ金助きんすけ
  • 金色きんいろ夜叉やしゃ 前後ぜんこうへん(1948ねん東横映画とうよこえいが) - 風早かざはや
  • はる爛漫らんまんたぬきさい(1948ねん大映だいえい) - 家老がろうたぬき左衛門さえもん
  • 野球やきゅうきょう時代じだい(1948ねん東横映画とうよこえいが) - ろくさん
  • にっぽんGメン(1948ねん東横映画とうよこえいが) - 甲野こうの金治郎きんじろう
  • ばんだけ江戸えど(1949ねんしん東宝とうほう) - 阿部あべ相模さがみもり
  • のど自慢じまんきょう時代じだい(1949ねん東横映画とうよこえいが) - 八木やぎ医師いし
  • 不良ふりょう少女しょうじょ(1949ねん東横映画とうよこえいが) - ぼたんの主人しゅじん
  • はなくらべたぬき御殿ごてん(1949ねん大映だいえい) - 右大臣うだいじん
  • 弥次喜多やじきたねこ道中どうちゅう(1949ねん東横映画とうよこえいが) - 弥次郎兵衛やじろべえ
  • ホームランきょう時代じだい(1949ねん東横映画とうよこえいが) - 敬三けいぞう
  • おれ用心棒ようじんぼう(1950ねん東横映画とうよこえいが) - 乞食こじき
  • まどから(1950ねんしん東宝とうほう) - 古道具ふるどうぐ
  • 殺陣師たてし段平だんびら(1950ねん東横映画とうよこえいが) - 兵庫ひょうご
  • みだぼし荒神山こうじんやま(1950ねん東横映画とうよこえいが) - 講釈こうしゃくりゅうたま
  • ゆめかいせんりょうみやげ 春風しゅんぷうかたなりゅう(1951ねん東横映画とうよこえいが) - そう太郎たろう
  • 豪快ごうかいさんにんおとこ(1951ねん東映とうえい) - ひとにゅう宿やど主人しゅじん
  • きぬれた人形にんぎょう(1951ねん松竹しょうちく) - 山田やまだ老人ろうじん
  • ひばりの子守こもりうた(1951ねん大映だいえい) - 兼吉けんきち
  • おんなろうちょうワクワク道中どうちゅう(1951ねん大映だいえい) - 船頭せんどう金助きんすけ
  • 馬喰ばくろういちだい(1951ねん大映だいえい) - シャッポの孫八まごはち
  • 浅草あさくさべにだん(1952ねん大映だいえい) - とめさん
  • 離婚りこん(1952ねん東京とうきょうプロ) - 相馬そうま正直まさなお
  • のこった弁天べんてんさま(1952ねん大映だいえい) - まつりゅうとき天仙てんせん
  • 今日きょう会社かいしゃ月給げっきゅう(1952ねん東映とうえい) - 月賦げっぷてん主人しゅじん
  • 紺屋こんや高尾たかお(1951ねん東映とうえい) - たけあん先生せんせい
  • 人生じんせい劇場げきじょう東映とうえい) - 極楽ごくらく新聞しんぶんしゃ社長しゃちょう
    • だい一部いちぶ 青春せいしゅん愛欲あいよくへん(1953ねん
    • だい ざん侠風くもへん(1953ねん
  • 大菩薩峠だいぼさつとうげ東映とうえい) - みちあん
    • 大菩薩峠だいぼさつとうげ かぶとげん一刀いっとうりゅう(1953ねん
    • 大菩薩峠だいぼさつとうげ だい(1953ねん
  • たびはそよかぜ(1953ねん宝塚たからづか映画えいが) - 飴屋あめや伊之助いのすけ
  • 江戸えど花道かどう(1953ねん東映とうえい) - 易者えきしゃ三伯さんぱく
  • 風雲ふううんはちまん(1953ねん東映とうえい) - 笹尾ささお喜内きない
  • おんなあいだしゃ赤穂あこう浪士ろうし(1953ねん東映とうえい) - そばやきたきち
  • 鞍馬あんば天狗てんぐシリーズ(東映とうえい) - 吉兵衛きちべえ
    • あやうし!鞍馬あんば天狗てんぐ(1953ねん
    • 逆襲ぎゃくしゅう!鞍馬あんば天狗てんぐ(1953ねん
  • 真田さなだじゅう勇士ゆうし(1954ねん東映とうえい) - きりかくれ才蔵さいぞう
  • 水戸黄門みとこうもん漫遊まんゆうシリーズ(東映とうえい
    • 水戸黄門みとこうもん漫遊まんゆう(1954ねん) - あらし三徳みつのり
    • ぞく水戸黄門みとこうもん漫遊まんゆう ふく将軍しょうぐんはつのぼり(1954ねん) - あらし三徳みつのり
    • 水戸黄門みとこうもん漫遊まんゆう うしざか悪鬼あっき(1955ねん) - あらし三徳みつのり
    • 水戸黄門みとこうもん漫遊まんゆう 怪力かいりき類人猿るいじんえん(1956ねん) - にせ老公ろうこう
    • 水戸黄門みとこうもん(1957ねん) - きむ兵衛ひょうえ
    • 水戸黄門みとこうもん 天下でんかふく将軍しょうぐん(1959ねん) - 「かぶと番頭ばんがしら
    • 水戸黄門みとこうもん(1960ねん) - けん
  • 学生がくせいにんおとこシリーズだい探偵たんてい出動しゅつどう(1954ねん東映とうえい) - 成沢なりさわひろしぞう
  • いれずみ判官ほうがんシリーズ(東映とうえい
    • ざくら判官ほうがん(1954ねん) - 按摩あんま徳市とくいち
    • 長脇差ながわきざし奉行ぶぎょう(1956ねん) - けん
  • 放浪ほうろう(1954ねん東映とうえい) - 仙吉せんきち
  • なつかしのメロディー(1954ねん東映とうえい) - 西郷さいごう社長しゃちょう
  • 竜虎りゅうこはち天狗てんぐ東映とうえい) - 鳴海なるみげんひとし
    • だい一部いちぶ みずとらまき(1954ねん
    • だい りゅうまき(1954ねん
    • だいさん 鳳凰ほうおうまき(1954ねん
    • 完結かんけつへん 追撃ついげきまき(1954ねん
  • さいざんす二刀流にとうりゅう(1954ねん東映とうえい) - たけ阿弥あみ
  • 大岡おおおか政談せいだん 血煙ちけむり地蔵じぞう(1954ねん東映とうえい) - 茂作しげさく
  • やり富士ふじ(1955ねん東映とうえい) - 殿様とのさま
  • 彦佐と太助たすけシリーズ(東映とうえい) - 笹尾ささお喜内きない
  • サラリーマン目白めじろ三平さんぺいシリーズ(東映とうえい
    • サラリーマン目白めじろ三平さんぺい(1955ねん) - 佐々木ささきくつてん主人しゅじん
    • ぞくサラリーマン目白めじろ三平さんぺい(1955ねん) - 敏子としこちち
  • 旗本はたもと退屈たいくつおとこシリーズ(東映とうえい
  • りゅう無双むそう(1955ねん東映とうえい) - 恵心えしんぼう
  • 薩摩さつま飛脚びきゃく(1955ねん東映とうえい) - ふねあたまちくきち
  • 赤穂あこう浪士ろうし てんまきまき(1956ねん東映とうえい) - 松原まつばらなか
  • ほまれの美丈夫びじょうふ(1956ねん東映とうえい) - 魚屋うおや金太きんた
  • はなろく兵衛ひょうえ(1956ねん東映とうえい) - 番頭ばんがしら嘉七かしち
  • 大学だいがく石松ひかげのかずらシリーズ東映とうえい) - もぬけのたつ
    • 大学だいがく石松ひかげのかずら(1956ねん
    • 大学だいがく石松ひかげのかずら ぐれんたい征伐せいばつ太陽たいようぞく挑戦ちょうせんす(1956ねん
    • 大学だいがく石松ひかげのかずら おんなぐん突破とっぱ(1957ねん
  • 隠密おんみつじょう まぼろしじょう(1956ねん東映とうえい) - 雉六
  • おこれ!力道山りきどうざん(1956ねん東映とうえい) - 杉野すぎのきょう次郎じろう
  • 鞍馬あんば天狗てんぐ 白馬はくば密使みっし(1956ねん東映とうえい) - 吉兵衛きちべえ
  • べい(1957ねん東映とうえい) - 問屋とんや親方おやかた
  • 喧嘩けんか社員しゃいん(1957ねん東映とうえい) - 内野ないやスカウト
  • ふりそで捕物とりものじょう ちりめん駕篭かご(1957ねん東映とうえい) - 寺尾てらお十内じゅうない
  • 花嫁はなよめシリーズ(東映とうえい
  • 少年しょうねん探偵たんていだん かぶとむしの妖奇(1957ねん東映とうえい) - 司法しほう長官ちょうかん
  • べに蜥蜴とかげ(1957ねん東映とうえい) - 朝顔あさがお小僧こぞうしんすけ
  • 青空あおぞら特急とっきゅう(1957ねん東映とうえい) - 源助げんすけ老人ろうじん
  • 満月まんげつ乙女おとめかさ(1957ねん東映とうえい) - 亀屋かめや五平ごへい
  • 夕凪ゆうなぎ(1957ねん東京とうきょう映画えいが) - 書店しょてんのマネージャー
  • どたんば(1957ねん東映とうえい) - アイスキャンディー
  • 赤穂あこう義士ぎし(1957ねん東映とうえい) - そばや久兵衛きゅうべえ
  • おしどり駕篭かご(1958ねん東映とうえい) - 松坂まつさかよし兵衛ひょうえ
  • ざくら大名だいみょう(1958ねん東映とうえい) - 丹波たんば内蔵助くらのすけ
  • 一心いっしん太助たすけシリーズ東映とうえい) - みなもと兵衛ひょうえ
  • 源氏げんじ九郎くろう颯爽さっそう 白狐びゃっこ二刀流にとうりゅう(1958ねん東映とうえい) - 富田とみた牛生ぎゅう
  • ひばり捕物とりものじょうシリーズ(東映とうえい) - 寺尾てらお十内じゅうない
  • 大江戸おおえどななにんしゅ(1958ねん東映とうえい) - 左衛門さえもん
  • デンじょシリーズ(東映とうえい) - ためきち
    • デンすけ陽気ようきくつみがき(1958ねん
    • デンすけ陽気ようき拳闘けんとうおう(1958ねん
  • 殿とのさま弥次喜多やじきたシリーズ(東映とうえい) - かがみ兵部ひょうぶ
  • わかさまさむらい捕物とりものじょう べにづる屋敷やしき(1958ねん東映とうえい) - 十手じって甚兵衛じんべえ
  • 丹下たんげひだりぜんシリーズ(東映とうえい
    • 丹下たんげひだりぜん 怒濤どとうへん(1959ねん) - 三吉みよし
    • 丹下たんげひだりぜん つばめ一刀いっとうりゅう(1961ねん) - 高大こうだいすすむ
  • 忠臣蔵ちゅうしんぐら 櫻花おうかまき菊花きっかまき(1959ねん東映とうえい) - 久兵衛きゅうべえ
  • しんわれじゅうばん勝負しょうぶ(1959ねん東映とうえい) - 嘉平かへい
  • べにだすき喧嘩けんかじょう(1959ねん東映とうえい) - 堀部ほりべ弥兵衛やへえ
  • うたごよみ出世しゅっせ双六すごろく(1959ねん東映とうえい) - 大家たいか源兵衛げんべえ
  • しみ久松ひさまつ そよかぜ日傘ひがさ(1959ねん東映とうえい) - 善助ぜんすけ
  • すい滸伝 怒涛どとう対決たいけつ(1959ねん東映とうえい) - はね忠吉ただよし
  • やり無双むそう(1959ねん東映とうえい) - 吉良きらてい門番もんばんA
  • 喧嘩けんかまつり 江戸えど野郎やろうむすめたち(1960ねん東映とうえい) - 忠兵衛ちゅうべえ
  • みぎもん捕物とりものじょう 南蛮なんばんさめ(1961ねん東映とうえい) - 堀尾ほりお喜内きない
  • 若殿わかとのせんりょうはだ(1961ねん東映とうえい) - ざいまご兵衛ひょうえ
  • 剣豪けんごう天狗てんぐまつり(1961ねん東映とうえい) - 笹尾ささお喜内きない
  • あおいあばれんぼう(1961ねん東映とうえい) - 吉村よしむらそと
  • まち気球ききゅうがあがるとき(1961ねん日活にっかつ) - 家具かぐ主人しゅじん
  • わか次郎じろうちょう 東海道とうかいどうのつむじかぜ(1962ねん東映とうえい) - 喜市きいち
  • 喜劇きげき 団地だんち親分おやぶん(1962ねん) - 菓子かしのおやじ
  • ちいさこべ(1962ねん東映とうえい) - 平助へいすけ
  • サラリーマン物語ものがたり 新入しんにゅう社員しゃいんだいいち(1962ねん日活にっかつ) - 井上いのうえ販売はんばい課長かちょう
  • 柳生やぎゅう武芸ぶげいちょう 独眼どくがん一刀いっとうりゅう(1962ねん東映とうえい) - 大久保おおくぼ彦左衛門ひこざえもん
  • こまどり姉妹しまい おけさわたどり(1962ねん東映とうえい) - 彦平ひこへい
  • 悪名あくめい波止場はとば(1963ねん大映だいえい) - 平造へいぞう
  • おかしなやつ(1963ねん東映とうえい
  • にっぽん泥棒どろぼう物語ものがたり(1965ねん東映とうえい) - 検問けんもんしょ巡査じゅんさ
  • 006は浮気うわき番号ばんごう(1965ねんおとうつ映画えいが) - 中西なかにしさとるごえ
  • ラーメン大使たいし(1967ねん大映だいえい) - 山川やまかわ老人ろうじん
  • せい犯罪はんざいほう入門にゅうもん(1969ねん大映だいえい) - 飯島いいじま茂吉しげよし

テレビドラマ[編集へんしゅう]

ディスコグラフィー[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ すぎきょうKINENOTE、2014ねん12月23にち閲覧えつらん
  2. ^ a b c d キネマ旬報きねまじゅんぽう1979、p.291
  3. ^ 日本にっぽん映画えいが事業じぎょう総覧そうらん 昭和しょうわ年版ねんばん』、国際こくさい映画えいが通信つうしんしゃ、1930ねん、p.88
  4. ^ a b c d キネマ旬報きねまじゅんぽう1979、p.292
  5. ^ 『クラシック映画えいがニュース だい241〜280ごう』、無声むせい映画えいが鑑賞かんしょうかい,、1978ねん、p.10
  6. ^ 演劇えんげき年報ねんぽう』、中和ちゅうわ出版しゅっぱん、1976ねん、p.100
  7. ^ a b キネマ旬報きねまじゅんぽう1979、p.293
  8. ^ a b c d 稲垣いながきひろし日本にっぽん映画えいがわか日々ひび』、毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ、1978ねん、p.168-170

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

  • くいだおれ大阪おおさか食堂しょくどう。マスコット人形にんぎょう「くいだおれ太郎たろう」のかおすぎがモデルであるという)

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]