東城とうじょう駅えき

東城とうじょう駅えき
	駅舎えきしゃ（2007年ねん9月がつ）
	とうじょう; Tōjō;
	◄野の馳はせ (5.2 km) (6.5 km) 備後八幡びんごやわた►
所在地しょざいち	広島ひろしま県けん庄原しょうばら市し東城とうじょう町まち川東かわひがし160-3 北緯ほくい34度ど54分ふん5.68秒びょう東経とうけい133度ど16分ふん25.71秒びょう / 北緯ほくい34.9015778度ど東経とうけい133.2738083度ど座標ざひょう: 北緯ほくい34度ど54分ふん5.68秒びょう東経とうけい133度ど16分ふん25.71秒びょう / 北緯ほくい34.9015778度ど東経とうけい133.2738083度ど
所属しょぞく事業じぎょう者しゃ	西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう（JR西日本にしにほん）
所属しょぞく路線ろせん	芸備線げいびせん
キロ程ほど	18.8km（備中神代びっちゅうこうじろ起点きてん）; 新見にいみから25.2 km
電報でんぽう略号りゃくごう	トセ
駅えき構造こうぞう	地上ちじょう駅えき
ホーム	1面めん1線せん
乗車じょうしゃ人員じんいん; -統計とうけい年度ねんど-	8人にん/日ひ（降車こうしゃ客きゃく含ふくまず）; -2021年ねん-
開業かいぎょう年月日ねんがっぴ	1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）11月25日にち
備考びこう	簡易かんい委託いたく駅えき
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東城とうじょう駅えき（とうじょうえき）は、広島ひろしま県けん庄原しょうばら市し東城とうじょう町まち川東かわひがしにある、西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう（JR西日本にしにほん）芸備線げいびせんの駅えきである。

概要がいよう[編集へんしゅう]

野の馳はせ駅えきとの間あいだに岡山おかやま県けんと広島ひろしま県けんとの県境けんきょうが走はしり、旅客りょかく流動りゅうどうも当とう駅えきを境さかいに分わかれている。新見にいみ駅えき発はつの芸備線げいびせんのうち、半分はんぶんは当とう駅えきで折おり返かえす。当とう駅えきから備後びんご落合おちあい方面ほうめんへ向むかう列車れっしゃは1日にちに3往復おうふくのみであり（いずれも新見にいみ駅えきからの直通ちょくつう）、全国ぜんこくでも有数ゆうすうの閑散かんさん路線ろせんとなっている。

鉄道てつどうよりも駅前えきまえにあるバス停ばすていから発着はっちゃくするバスの発着はっちゃくの方ほうが賑にぎやかで、広島ひろしま方面ほうめんへ向むかう高速こうそくバス（後述こうじゅつ）は1日にち6往復おうふく（うち広島ひろしま行いき4往復おうふく、庄原しょうばら行いき2往復おうふく）運行うんこうされているほか、福山ふくやま行いき路線ろせんバスや、庄原しょうばら市し東城とうじょう地区ちく内うちを走はしる路線ろせんバスも運行うんこうされている。

歴史れきし[編集へんしゅう]

1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）11月25日にち：国有こくゆう鉄道てつどう三神線さんしんせん（当時とうじ）が矢神やがみ駅えきから延伸えんしんし、その終着駅しゅうちゃくえきとして開業かいぎょう^[1]。
1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）6月15日にち：三神線さんしんせんが小奴可おぬか駅えきまで延伸えんしんし、途中とちゅう駅えきとなる。
1937年ねん（昭和しょうわ12年ねん）7月がつ1日にち：三神線さんしんせんが芸備線げいびせんの一部いちぶとなり、当とう駅えきもその所属しょぞくとなる。
1983年ねん（昭和しょうわ58年ねん）12月25日にち：貨物かもつ取扱とりあつかい廃止はいし^[1]。
1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）4月がつ1日にち：国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かにより、西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどうの駅えきとなる^[1]。
2001年ねん（平成へいせい13年ねん）3月3日にち：駅員えきいん配置はいちを廃止はいし、簡易かんい委託いたく駅えきになる。
2006年ねん（平成へいせい18年ねん）3月18日にち - それまで当とう駅えき始発しはつの新見にいみ行いきの始発しはつ列車れっしゃは6時じ過すぎであったが、このダイヤ改正かいせいで5時半じはんに繰くり上あげになった。それに伴ともない、当とう駅えきでの行いき違ちがいがなくなる。
時期じき不明ふめい：旧きゅう上のぼりホーム（1番線ばんせん）の使用しようを廃止はいし。これにより、新見にいみ - 備後びんご落合おちあいの区間くかんでは、矢神やがみ駅えきより西側にしがわでの行いき違ちがいはできなくなった。

駅えき構造こうぞう[編集へんしゅう]

地上ちじょう駅えき。元々もともとは相対そうたい式しきホーム2面めん2線せんを有ゆうする駅えきであり、駅舎えきしゃ側がわのホームが2番線ばんせん、向むかい側がわのホームが1番線ばんせんと、一般いっぱん的てきな付つけ方かたとは逆ぎゃくに番線ばんせん番号ばんごうが付つけられていたが、旧きゅう1番線ばんせんへの跨線橋こせんきょうは老朽ろうきゅう化かに伴ともない使用しようできなくなっており、立たち入いることができない。そのため現在げんざいは単式たんしきホーム1面めん1線せんのみで運用うんようされ、備後びんご落合おちあい方面ほうめん・新見にいみ方面ほうめんとも2番線ばんせんに停車ていしゃする。ただし、使つかわれなくなった1番線ばんせんは現在げんざいも場内じょうない・出発しゅっぱつ信号しんごう機きが残のこっているため上のぼり本線ほんせんとして扱あつかわれており、上のぼり列車れっしゃは下くだり本線ほんせん（2番線ばんせん）に逆ぎゃく線せん停車ていしゃする扱あつかいとなっている。なお、夜間やかん時間じかん帯たいには1本ほん列車れっしゃが留置とめおきされる。当とう駅えきは岡山おかやま支社ししゃ所属しょぞくのキハ120系けいが夜間やかん留置りゅうちされる駅えきで、唯一ゆいいつ岡山おかやま県けん外がいにある駅えきである（備後びんご落合おちあい駅えき、鳥取とっとり県けん内うちの智頭ちず駅えき、兵庫ひょうご県けん内うちの上月こうづき駅えき・佐用さよう駅えきは折おり返かえしのみである）。

新見にいみ駅えき管理かんりの簡易かんい委託いたく駅えきであり、窓口まどぐちで乗車じょうしゃ券けんを販売はんばいしている。

急行きゅうこう列車れっしゃが運転うんてんされていた時期じきは、急行きゅうこう列車れっしゃも停車ていしゃしており、ホームには1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）から1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん）まで運行うんこうされた急行きゅうこう「やまのゆ」の号車ごうしゃ案内あんないがいまだに残のこっている。

利用りよう状じょう況きょう[編集へんしゅう]

「広島ひろしま県けん統計とうけい年鑑ねんかん」によると、1日にち平均へいきん乗車じょうしゃ人員じんいんは以下いかの通とおりである。

年度ねんど	1日にち平均へいきん乗車じょうしゃ人員じんいん
1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん）	250

1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）	257
1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）	382
1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）	242
1990年ねん（平成へいせい02年ねん）	224
1991年ねん（平成へいせい03年ねん）	149
1992年ねん（平成へいせい04年ねん）	153
1993年ねん（平成へいせい05年ねん）	141
1994年ねん（平成へいせい06年ねん）	144
1995年ねん（平成へいせい07年ねん）	121
1996年ねん（平成へいせい08年ねん）	108
1997年ねん（平成へいせい09年ねん）	96
1998年ねん（平成へいせい10年ねん）	93
1999年ねん（平成へいせい11年ねん）	76
2000年ねん（平成へいせい12年ねん）	68
2001年ねん（平成へいせい13年ねん）	43
2002年ねん（平成へいせい14年ねん）	30
2003年ねん（平成へいせい15年ねん）	32
2004年ねん（平成へいせい16年ねん）	33
2005年ねん（平成へいせい17年ねん）	28
2006年ねん（平成へいせい18年ねん）	17
2007年ねん（平成へいせい19年ねん）	16
2008年ねん（平成へいせい20年ねん）	14
2009年ねん（平成へいせい21年ねん）	12
2010年ねん（平成へいせい22年ねん）	11
2011年ねん（平成へいせい23年ねん）	11
2012年ねん（平成へいせい24年ねん）	12
2013年ねん（平成へいせい25年ねん）	12
2014年ねん（平成へいせい26年ねん）	9
2015年ねん（平成へいせい27年ねん）	10
2016年ねん（平成へいせい28年ねん）	10
2017年ねん（平成へいせい29年ねん）	12
2018年ねん（平成へいせい30年ねん）	11
2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）	11
2020年ねん（令れい和わ02年ねん）	9
2021年ねん（令れい和わ03年ねん）	8

駅えき周辺しゅうへん[編集へんしゅう]

バス路線ろせん[編集へんしゅう]

バスのりばは駅前えきまえにあり、それを示しめすポールが立たっている。なお、乗車じょうしゃ券けん・PASPYは駅えきで販売はんばいしている。

運行うんこう事業じぎょう者しゃ	路線ろせん・行先ゆくさき	備考びこう
高速こうそくバス
備北交通こうつう	広島ひろしま - 三さん次じ - 庄原しょうばら - 東城とうじょう線せん：庄原しょうばら駅えき・広島ひろしまBC・広島ひろしま駅えき新幹線しんかんせん口こう（北口きたぐち）	一部いちぶを除のぞき庄原しょうばら駅えきで乗のり換かえ
路線ろせんバス
中国ちゅうごくバス	1-3：福山ふくやま駅えき前まえ	平日へいじつ3往復おうふく・土曜どよう1往復おうふくのみ休日きゅうじつ運休うんきゅう
コミュニティバス
備北交通こうつう	東城とうじょう市街地しがいち循環じゅんかんバス東城とうじょう廃止はいし代替だいたいバス小奴可おぬか（粟田あわた）線せん：小奴可おぬか東城とうじょう廃止はいし代替だいたいバス小奴可おぬか（日野ひの原げん）線せん：日野ひの原げん東城とうじょう廃止はいし代替だいたいバス保田やすだ線せん：保田やすだ車庫しゃこ東城とうじょう廃止はいし代替だいたいバス始終しじゅう線せん^[2]：始終しじゅう車庫しゃこ	東城とうじょう市街地しがいち循環じゅんかんバスは水曜すいよう・日曜にちよう（休日きゅうじつを除のぞく）運休うんきゅう東城とうじょう廃止はいし代替だいたいバスは土曜どよう・休日きゅうじつ運休うんきゅう

なお、備北交通こうつう・中国ちゅうごくバスともPASPYを使用しようできる。

隣となりの駅えき[編集へんしゅう]

西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう（JR西日本にしにほん）

芸備線げいびせん^[4]

■快速かいそく（早朝そうちょう下くだり1本ほんのみ運転うんてん、当とう駅えきから備後八幡びんごやわた方かたの各駅かくえきに停車ていしゃ）

矢神やがみ駅えき → 東城とうじょう駅えき → 備後びんご八幡やはた駅えき

■普通ふつう

野の馳はせ駅えき - 東城とうじょう駅えき - 備後びんご八幡やはた駅えき

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

^ ^a ^b ^c ^d 石野いしの哲あきら編へん『停車場ていしゃじょう変遷へんせん大だい事典じてん国鉄こくてつ・JR編へん II』（初版しょはん）JTB、1998年ねん10月がつ1日にち、263-264頁ぺーじ。ISBN 978-4-533-02980-6。
^ トヨタ・ハイエース（3ナンバー）を使用しようするため、実質じっしつ的てきには乗合のりあいタクシーとなる。
^ “JR西日本にしにほん全域ぜんいき路線ろせん図ず” (PDF). JRおでかけネット. 2016年ねん4月がつ21日にち閲覧えつらん。 (PDF)
^ 本ほん項こうではJR西日本にしにほん公式こうしきサイトの全域ぜんいき路線ろせん図ず^[3]に従したがい路線ろせん記号きごう・ラインカラーを表記ひょうきしているが、実際じっさいの駅えき構内こうないの主おもだった旅客りょかく案内あんないには、2016年ねん3月がつのダイヤ改正かいせいの段階だんかいでは反映はんえいされていなかった。その後ご2023年ねん3月がつのダイヤ改正かいせいででデザインが変更へんこうされた時刻じこく表ひょうの見出みだしと停車駅ていしゃえき案内あんない図ずに反映はんえいされている。

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

東城とうじょう駅えき｜駅えき情報じょうほう：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう

この項目こうもくは、鉄道てつどう駅えきに関連かんれんした書かきかけの項目こうもくです。この項目こうもくを加筆かひつ・訂正ていせいなどしてくださる協力きょうりょく者しゃを求もとめています（P:鉄道てつどう/PJ鉄道てつどう）。

[停車場-1] 石野いしの哲あきら編へん『停車場ていしゃじょう変遷へんせん大だい事典じてん国鉄こくてつ・JR編へん II』（初版しょはん）JTB、1998年ねん10月がつ1日にち、263-264頁ぺーじ。ISBN 978-4-533-02980-6。

[2] トヨタ・ハイエース（3ナンバー）を使用しようするため、実質じっしつ的てきには乗合のりあいタクシーとなる。

[3] “JR西日本にしにほん全域ぜんいき路線ろせん図ず” (PDF). JRおでかけネット. 2016年ねん4月がつ21日にち閲覧えつらん。 (PDF)

[4] 本ほん項こうではJR西日本にしにほん公式こうしきサイトの全域ぜんいき路線ろせん図ず^[3]に従したがい路線ろせん記号きごう・ラインカラーを表記ひょうきしているが、実際じっさいの駅えき構内こうないの主おもだった旅客りょかく案内あんないには、2016年ねん3月がつのダイヤ改正かいせいの段階だんかいでは反映はんえいされていなかった。その後ご2023年ねん3月がつのダイヤ改正かいせいででデザインが変更へんこうされた時刻じこく表ひょうの見出みだしと停車駅ていしゃえき案内あんない図ずに反映はんえいされている。

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