トータルステーション を使用 しよう する測量 そくりょう 技師 ぎし
1728年 ねん 刊 かん "Cyclopaedia" より、測量 そくりょう 機器 きき と測量 そくりょう 手法 しゅほう の図 ず
測量 そくりょう (そくりょう、英 えい : surveying )は、地球 ちきゅう 表面 ひょうめん 上 じょう の点 てん の位置 いち ・関係 かんけい を決定 けってい するための技術 ぎじゅつ ・作業 さぎょう の総称 そうしょう 。地図 ちず の作成 さくせい 、土地 とち の位置 いち ・状態 じょうたい 調査 ちょうさ などを行 おこな う。ポイントの二 に 次元 じげん 的 てき または三 さん 次元 じげん 的 てき な位置 いち ならびにそれらの間 あいだ の距離 きょり および角度 かくど を決定 けってい する職業 しょくぎょう 、技芸 ぎげい 、学術 がくじゅつ 。
日本 にっぽん では高度 こうど の精度 せいど を必要 ひつよう としない測量 そくりょう は基本 きほん 的 てき に誰 だれ でも行 おこな うことができるが、国 くに または地方 ちほう 公共 こうきょう 団体 だんたい の実施 じっし する基本 きほん 測量 そくりょう 、公共 こうきょう 測量 そくりょう 等 ひとし は測量 そくりょう 法 ほう に従 したが って登録 とうろく された測量 そくりょう 士 し 又 また は測量 そくりょう 士 し 補 ほ でなければ技術 ぎじゅつ 者 しゃ として従事 じゅうじ することはできず、またこうした測量 そくりょう は測量 そくりょう 法 ほう に従 したが って登録 とうろく された、営業 えいぎょう 所 しょ ごとに測量 そくりょう 士 し が一人 ひとり 以上 いじょう 置 お かれた測量 そくりょう 業者 ぎょうしゃ でなければ請 う け負 お うことはできない。一方 いっぽう 、不動産 ふどうさん 登記 とうき を目的 もくてき とした測量 そくりょう は土地 とち 家屋 かおく 調査 ちょうさ 士 し でなければ行 おこな うことはできない。
測量 そくりょう の歴史 れきし は古 ふる く、古代 こだい エジプト の時代 じだい から行 おこな われてきた。また、アジアでも古代 こだい から測量 そくりょう が行 おこな われていた。もともとは「測 はか 天 てん 」と「量 りょう 地 ち 」という熟語 じゅくご があり、「測 はか 天 てん 量 りょう 地 ち 」と併称 へいしょう され、時代 じだい が下 くだ り「測量 そくりょう 」の熟語 じゅくご が使用 しよう されるようになった[ 1] 。日本 にっぽん で本格 ほんかく 的 てき な測量 そくりょう の始 はじ まりは、1800年 ねん に伊能 いのう 忠敬 ちゅうけい が日本 にっぽん 地図 ちず 作成 さくせい のため、蝦夷 えぞ 地 ち (現在 げんざい の北海道 ほっかいどう )で実施 じっし したものとされる。1871年 ねん 12月9日 にち (明治 めいじ 4年 ねん 10月 がつ 27日 にち )、測量 そくりょう 司 し は、皇居 こうきょ の富士見 ふじみ 櫓 ろ に測量 そくりょう 標識 ひょうしき を立 た て、測量 そくりょう を開始 かいし した[ 2] 。
これら測量 そくりょう のポイントは通常 つうじょう 、建物 たてもの の角 かく などの場所 ばしょ 、地下 ちか 地物 ちぶつ 表面 ひょうめん の場所 ばしょ など地球 ちきゅう の表面 ひょうめん 上 じょう にあり、所有 しょゆう 権 けん 、不動産 ふどうさん 販売 はんばい または政府 せいふ や民法 みんぽう が必要 ひつよう とするその他 た の目的 もくてき のための地図 ちず と境界 きょうかい を確立 かくりつ するためによく使用 しよう されるSurveying と区分 くぶん して土地 とち の測量 そくりょう を land surveying、 土地 とち 測量 そくりょう の専門 せんもん 家 か はland surveyor と呼 よ ばれる。
測量 そくりょう は、幾何 きか 学 がく 、三角 さんかく 法 ほう 、回帰 かいき 分析 ぶんせき 、計量 けいりょう 学 がく 、物理 ぶつり 学 がく 、工学 こうがく 、プログラミング言語 げんご およびそれらの関連 かんれん 法規 ほうき を扱 あつか い、またトータルステーション 、ロボットトータルステーション、セオドライト 、GNSS 受信 じゅしん 機 き 、レトロリフレクター 、3Dスキャナー 、ラジオ、傾斜 けいしゃ 計 けい 、ハンドヘルドタブレット、デジタルレベル、地下 ちか 探知 たんち 機 き 、ドローン 、GIS 、測量 そくりょう ソフトウェアなどの機器 きき を利用 りよう して行 おこな う。
測量 そくりょう は、人類 じんるい 史 し における「記録 きろく 」の始 はじ まり以来 いらい 、人類 じんるい 社会 しゃかい の発展 はってん にとって重要 じゅうよう な要素 ようそ の一角 いっかく を担 にな い続 つづ け、特 とく に建設 けんせつ 行為 こうい については、ほとんどの場合 ばあい において計画 けいかく および実行 じっこう をするにあたって測量 そくりょう は欠 か かせない。また、運輸 うんゆ 、通信 つうしん 、マッピングおよび土地 とち 所有 しょゆう 権 けん の法的 ほうてき 境界 きょうかい の定義 ていぎ にも使用 しよう されるなど、他 た の多 おお くの学術 がくじゅつ 分野 ぶんや の研究 けんきゅう にとっても重要 じゅうよう なツールである。
測量 そくりょう の国際 こくさい 連盟 れんめい は、測量 そくりょう の機能 きのう を次 つぎ のように定義 ていぎ している: [ 3]
土地 とち 、3次元 じげん オブジェクト、ポイントフィールド、および軌道 きどう を決定 けってい 、測定 そくてい 、表現 ひょうげん する
土地 とち および地理 ちり 的 てき に関連 かんれん する情報 じょうほう を集 あつ めて解釈 かいしゃく するため
その情報 じょうほう を使用 しよう して、土地 とち 、海 うみ 、およびその上 うえ の構造 こうぞう 物 ぶつ の計画 けいかく と効率 こうりつ 的 てき な管理 かんり を行 おこな う
上記 じょうき の慣行 かんこう に関 かん する調査 ちょうさ を実施 じっし し、それらを開発 かいはつ する
測量 そくりょう 士 し は、次 つぎ の活動 かつどう の1つ以上 いじょう を実施 じっし するための学歴 がくれき と技術 ぎじゅつ 的 てき 専門 せんもん 知識 ちしき を持 も つ専門 せんもん 家 か 。
離島 りとう の道路 どうろ にてトプコン 製 せい 電子 でんし 式 しき セオドライト(ソキア ・ノンプリズム トータルステーション Series50RX 2010)を使用 しよう し測量 そくりょう をする様子 ようす (加計呂麻島 かけろまとう )
分類 ぶんるい の仕方 しかた によっていくつかの種類 しゅるい にまとめることができる。
RED-tech II EDM搭載 とうさい
規模 きぼ による分類 ぶんるい
計算 けいさん の仕方 しかた による分類 ぶんるい
測量 そくりょう 士 し 補 ほ 試験 しけん 科目 かもく による分類 ぶんるい
この他 ほか にも様々 さまざま な測量 そくりょう がある。
広範 こうはん なグループ分 わ けは次 つぎ のとおり。
建設 けんせつ 時 じ 測量 そくりょう :建設 けんせつ プロジェクトの最近 さいきん 建設 けんせつ された要素 ようそ の場所 ばしょ を文書 ぶんしょ 化 か する調査 ちょうさ 測量 そくりょう 。記録 きろく 、完了 かんりょう の評価 ひょうか 、および支払 しはら いの目的 もくてき で、現状 げんじょう 調査 ちょうさ が行 おこな われます。完成 かんせい した調査 ちょうさ は、「実行 じっこう された調査 ちょうさ として動作 どうさ する」とも呼 よ ばれます。構築 こうちく された調査 ちょうさ は、多 おお くの場合 ばあい 、赤 あか または赤 あか 線 せん で表示 ひょうじ され、設計 せっけい 情報 じょうほう と比較 ひかく するために既存 きそん の計画 けいかく に重 かさ ねられる
地籍 ちせき 調査 ちょうさ または地籍 ちせき 境界 きょうかい 測量 そくりょう : 法的 ほうてき 記述 きじゅつ を使用 しよう して区画 くかく の境界 きょうかい を確立 かくりつ または再 さい 確立 かくりつ する測量 そくりょう 。それは、小包 こづつみ の角 かく または線 せん に沿 そ った記念碑 きねんひ またはマーカーの設置 せっち または修復 しゅうふく を伴 ともな います。これらは、地面 じめん に鉄 てつ の棒 ぼう 、パイプ 、コンクリートのモニュメント、またはコンクリートやアスファルトに取 と り付 つ けられた釘 くぎ の形 かたち をとる。ALTA / ACSM 土地 とち 所有 しょゆう 権 けん 調査 ちょうさ は、米国 べいこく 土地 とち 所有 しょゆう 権 けん 協会 きょうかい および測量 そくりょう とマッピングに関 かん する米国 べいこく 議会 ぎかい によって提案 ていあん された標準 ひょうじゅん で 境界 きょうかい 調査 ちょうさ 、住宅 じゅうたく ローン調査 ちょうさ 、地形 ちけい 調査 ちょうさ の要素 ようそ が組 く み込 こ まれている
コントロール測量 そくりょう : コントロール測量 そくりょう は 、将来 しょうらい の測量 そくりょう の開始 かいし 位置 いち として使用 しよう する基準 きじゅん 点 てん を確立 かくりつ 。測量 そくりょう の他 ほか のほとんどの形式 けいしき には、制御 せいぎょ 測量 そくりょう の要素 ようそ が含 ふく まれる
建設 けんせつ 測量 そくりょう
変形 へんけい 調査 ちょうさ :構造 こうぞう またはオブジェクトが形状 けいじょう を変 か えているか、移動 いどう しているかどうかを判断 はんだん するための調査 ちょうさ 。最初 さいしょ に、オブジェクト上 じょう のポイントの位置 いち が検出 けんしゅつ されます。一定 いってい の時間 じかん が経過 けいか すると、位置 いち が再 さい 測定 そくてい および計算 けいさん されます。次 つぎ に、2組 くみ の位置 いち の比較 ひかく が行 おこな われる
寸法 すんぽう 管理 かんり 測量 そくりょう : これは、非 ひ 水平面 すいへいめん 内 うち または水平面 すいへいめん 上 じょう で実施 じっし される一種 いっしゅ の測量 そくりょう 。石油 せきゆ およびガス産業 さんぎょう では、古 ふる いパイプまたは損傷 そんしょう したパイプを同 おな じように交換 こうかん するのが一般 いっぱん 的 てき であるが、寸法 すんぽう 管理 かんり 調査 ちょうさ の利点 りてん は、調査 ちょうさ の実施 じっし に使用 しよう する機器 きき が水平 すいへい である必要 ひつよう がないことである。すべてのプラットフォームが固定 こてい されているわけではいので、したがって移動 いどう する可能 かのう 性 せい があるため、これはオフショア業界 ぎょうかい で役立 やくだ つ
エンジニアリング測量 そくりょう :エンジニアリング設計 せっけい に関連 かんれん する地形 ちけい 、レイアウト、および完成 かんせい 時 じ の測量 そくりょう 。多 おお くの場合 ばあい 、通常 つうじょう の土木 どぼく 工学 こうがく の実践 じっせん を超 こ える測地 そくち 計算 けいさん が必要 ひつよう
基礎 きそ 調査 ちょうさ :注入 ちゅうにゅう され、修復 しゅうふく された基礎 きそ の位置 いち データを収集 しゅうしゅう するために行 おこな われる調査 ちょうさ 。これは、プロットプラン 、サイトプラン 、またはサブディビジョンプラン で許可 きょか された場所 ばしょ および標高 ひょうこう に基礎 きそ が建設 けんせつ されたことを確認 かくにん するために行 おこな われる
水路 すいろ 測量 そくりょう :水域 すいいき の海岸 かいがん 線 せん と河床 かしょう をマッピングする目的 もくてき で実施 じっし される測量 そくりょう 。ナビゲーション、エンジニアリング、またはリソース管理 かんり の目的 もくてき で使用 しよう される
レベリング :特定 とくてい のポイントの標高 ひょうこう を見 み つけるか、特定 とくてい の標高 ひょうこう でポイントを確立 かくりつ する
LOMA調査 ちょうさ : SFHA 特別 とくべつ 洪水 こうずい 危険 きけん 区域 くいき から資産 しさん を除去 じょきょ して、ベース洪水 こうずい ラインを変更 へんこう する調査 ちょうさ
測定 そくてい 調査 ちょうさ :建物 たてもの の計画 けいかく を作成 さくせい するための建物 たてもの 調査 ちょうさ 。このような調査 ちょうさ は、改修 かいしゅう 工事 こうじ の前 まえ 、商業 しょうぎょう 目的 もくてき 、または建設 けんせつ プロセスの最後 さいご に実施 じっし することができる
マイニング調査 ちょうさ :マイニング調査 ちょうさ には、坑道 こうどう と坑道 こうどう の掘削 くっさく と岩石 がんせき の体積 たいせき の計算 けいさん が含 ふく まれます。垂直 すいちょく シャフトや狭 せま い通路 つうろ などの形状 けいじょう を調査 ちょうさ するための拘束 こうそく のため、特殊 とくしゅ な技術 ぎじゅつ を活用 かつよう
住宅 じゅうたく ローン調査 ちょうさ : 住宅 じゅうたく ローン調査 ちょうさ または物理 ぶつり 的 てき な調査 ちょうさ は、土地 とち の境界 きょうかい と建物 たてもの の場所 ばしょ を線引 せんひ きする単純 たんじゅん な調査 ちょうさ です。侵入 しんにゅう を チェックし、セットバック制限 せいげん を構築 こうちく し、近 ちか くの洪水 こうずい ゾーンを示 しめ します。多 おお くの場所 ばしょ で、住宅 じゅうたく ローン調査 ちょうさ は住宅 じゅうたく ローンの前提 ぜんてい 条件 じょうけん
写真 しゃしん 管理 かんり 調査 ちょうさ : 航空 こうくう 写真 しゃしん を修正 しゅうせい できるように、空 そら から見 み える基準 きじゅん マークを作成 さくせい する調査 ちょうさ
杭 くい 打 う ち、レイアウト、またはセットアウト :計算 けいさん または提案 ていあん されたオブジェクトの位置 いち が地面 じめん にマークされている他 ほか の多 おお くの調査 ちょうさ の要素 ようそ 。これは一時 いちじ 的 てき でも永続 えいぞく 的 てき でもかまいません。これは、エンジニアリングおよび地籍 ちせき 測量 そくりょう の重要 じゅうよう な要素 ようそ
構造 こうぞう 調査 ちょうさ :建物 たてもの または構造 こうぞう の物理 ぶつり 的 てき 状態 じょうたい と構造 こうぞう 的 てき 安定 あんてい 性 せい を報告 ほうこく する詳細 しょうさい な検査 けんさ 測量 そくりょう 。良好 りょうこう な修復 しゅうふく 状態 じょうたい で維持 いじ するために必要 ひつよう な作業 さぎょう が強調 きょうちょう 表示 ひょうじ される
サブディビジョン :プロパティを2つ以上 いじょう の小 ちい さなプロパティに分割 ぶんかつ する境界 きょうかい 測量 そくりょう
地形 ちけい 調査 ちょうさ :特定 とくてい の土地 とち のポイントの標高 ひょうこう を測定 そくてい し、プロット上 じょう の等高線 とうこうせん として表示 ひょうじ する
平面 へいめん 測量 そくりょう と測地 そくち 測量 そくりょう での分類 ぶんるい
地球 ちきゅう の考慮 こうりょ 事項 じこう と実際 じっさい の形状 けいじょう に基 もと づいて、大 おお きく2つのタイプに分類 ぶんるい されるもの。
平面 へいめん 測量 そくりょう で は、地球 ちきゅう が平 たい らであると仮定 かてい し 地球 ちきゅう の曲 きょく 率 りつ と回転 かいてん 楕円 だえん 体 たい の形状 けいじょう は無視 むし される。このタイプの測量 そくりょう では、測量 そくりょう 線 せん を結合 けつごう して形成 けいせい されたすべての三角形 さんかっけい は平面 へいめん 三角形 さんかっけい と見 み なされます。地球 ちきゅう の形状 けいじょう による誤差 ごさ が小 ちい さすぎて問題 もんだい にならない小規模 しょうきぼ な調査 ちょうさ 作業 さぎょう に使用 しよう される。[ 4]
測地 そくち 測量 そくりょう で は、減少 げんしょう したレベル、角度 かくど 、方位 ほうい 、距離 きょり を計算 けいさん する際 さい に、地球 ちきゅう の曲 きょく 率 りつ が考慮 こうりょ される。このタイプの測量 そくりょう は通常 つうじょう 、大 だい 規模 きぼ な調査 ちょうさ 作業 さぎょう に使用 しよう され 測量 そくりょう は最大 さいだい 100平方 へいほう マイル(260平方 へいほう キロメートル)まで機能 きのう し、平面 へいめん として扱 あつか われ、それを超 こ えると測地 そくち として扱 あつか われる[ 5] 。測地 そくち 測量 そくりょう では、レベル、方位 ほうい 、その他 た の観測 かんそく 値 ち の減少 げんしょう に必要 ひつよう な修正 しゅうせい がなされる。[ 6]
本 ほん 「カッセルの大工 だいく 仕事 しごと と建具 たてぐ 」より
測地 そくち 測量 そくりょう (基準 きじゅん 点 てん 測量 そくりょう )[ 編集 へんしゅう ]
国土 こくど など広 こう 地域 ちいき を対象 たいしょう とする測量 そくりょう 。基準 きじゅん 点 てん ・水準 すいじゅん 点 てん を求 もと める。最終 さいしゅう 相対 そうたい 誤差 ごさ は100万 まん 分 ぶん の1程度 ていど 。広大 こうだい な面積 めんせき を扱 あつか うため、地球 ちきゅう 表面 ひょうめん が平面 へいめん でない事 こと を考慮 こうりょ して行 おこな う。
1870年 ねん に作成 さくせい された大 だい 三角 さんかく 測量 そくりょう を示 しめ すインドの地図 ちず
位置 いち 、高 たか さを求 もと める測量 そくりょう 。基準 きじゅん 点 てん と各 かく 測 はか 点 てん を結 むす んで測量 そくりょう 区域 くいき を三角形 さんかっけい の組 く み合 あ わせで示 しめ し、三角 さんかく 法 ほう により三角形 さんかっけい の内角 ないかく ・辺 あたり 長 ちょう を用 もち いて位置 いち 関係 かんけい を求 もと める。
片方 かたがた の測 はか 点 てん 上 じょう にトランシット を設置 せっち 、もう片方 かたがた の測 はか 点 てん では作業 さぎょう 員 いん が測 はか 点 てん 上 じょう に目標 もくひょう となる棒 ぼう (スタッフ)を立 た てる。トランシットからスタッフを目 め 視 し し、角度 かくど を調 しら べる。測 はか 点 てん 間 あいだ の距離 きょり は角度 かくど 、一辺 いっぺん の長 なが さを元 もと に数値 すうち 計算 けいさん で算出 さんしゅつ する。
基準 きじゅん 点 てん -測 はか 点 てん 間 あいだ の視界 しかい を確保 かくほ する必要 ひつよう があるため、建築 けんちく 物 ぶつ など障害 しょうがい 物 ぶつ の多 おお い場所 ばしょ での三角 さんかく 測量 そくりょう は測 はか 点 てん が多 おお くなるなど手間 てま が多 おお くなる
位置 いち 、高 たか さを求 もと める測量 そくりょう 。トラバース 測量 そくりょう とも呼 よ ばれる。測 はか 点 てん 間 あいだ の測定 そくてい 方法 ほうほう は三角 さんかく 測量 そくりょう と同一 どういつ 。基準 きじゅん 点 てん から測 はか 点 てん A、測 はか 点 てん Aから測 はか 点 てん B、測 はか 点 てん Bから測 はか 点 てん Cという具合 ぐあい に測 はか 点 てん を結 むす んで測量 そくりょう 区域 くいき を多角 たかく 形 がた で示 しめ し、多角 たかく 形 がた の各 かく 辺 あたり の長 なが さ・角度 かくど で位置 いち 関係 かんけい を求 もと める。
描 えが く多角 たかく 形 がた にはいくつかの種類 しゅるい があり、多角 たかく 形 がた の辺 あたり が最終 さいしゅう 的 てき に基準 きじゅん 点 てん に戻 もど ってきて閉 と じた状態 じょうたい になるものを「閉合トラバース」、戻 もど ることなく開放 かいほう された状態 じょうたい になるものを「開放 かいほう トラバース」と呼 よ び、三角 さんかく 点 てん などの高 たか い精度 せいど を持 も つ二 ふた つの基準 きじゅん 点 てん を結 むす ぶものを「結合 けつごう トラバース」と呼 よ ぶ。
最 もっと も精度 せいど が高 たか いのが結合 けつごう トラバースだが、これには基準 きじゅん 点 てん に(ほとんど)誤差 ごさ が無 な い事 こと が前提 ぜんてい となる。閉合トラバースは精度 せいど が高 たか いので一般 いっぱん 的 てき によく使 つか われるが、計測 けいそく した距離 きょり に定 てい 誤差 ごさ がある場合 ばあい 、その誤差 ごさ を検知 けんち 、解消 かいしょう 出来 でき ない。開放 かいほう トラバースは計測 けいそく した測 はか 点 てん の誤差 ごさ を検知 けんち 、解消 かいしょう できないことから精度 せいど が低 ひく く、あまり使 つか われない。
位置 いち 、高 たか さを求 もと める測量 そくりょう 。三 みっ つの測 はか 点 てん で描 えが く三角形 さんかっけい 各 かく 辺 あたり の距離 きょり を調 しら べ、測量 そくりょう する。かつては精度 せいど が悪 わる いため使 つか われなかったが、近年 きんねん は光波 こうは 測 はか 距儀 などの高 こう 精度 せいど で距離 きょり を測 はか れる機器 きき が登場 とうじょう 、それにより可能 かのう となった。
GNSS測量 そくりょう (旧 きゅう GPS測量 そくりょう )[ 編集 へんしゅう ]
GPS 、GLONASS 、ガリレオ などのGNSS (全 ぜん 地球 ちきゅう 航法 こうほう 衛星 えいせい システム、または汎 ひろし 地球 ちきゅう 航法 こうほう 衛星 えいせい システム)を用 もち いて、位置 いち 、高 たか さを求 もと める測量 そくりょう 。基準 きじゅん 点 てん 、測 はか 点 てん の2ヶ所 かしょ にGNSS 観測 かんそく 機 き を設置 せっち 、GPS衛星 えいせい などから発信 はっしん される電波 でんぱ を受信 じゅしん して測定 そくてい する。
2011年 ねん 4月 がつ に、従来 じゅうらい の「GPS測量 そくりょう 」から名称 めいしょう が変更 へんこう された[ 7] 。これは、アメリカのGPSだけでなく、ロシアのGLONASSなど複数 ふくすう のGNSSが運用 うんよう されるようになったことから、それらを組 く み合 あ わせて測量 そくりょう するようになったためである。
従来 じゅうらい の測量 そくりょう に比 くら べると人手 ひとで ・時間 じかん が少 すく なくて済 す むが、機器 きき のコストが高 たか い、近 ちか くにトタン屋根 やね や金属 きんぞく 製 せい の看板 かんばん があると、電波 でんぱ が多重 たじゅう 反射 はんしゃ してしまうなどの問題 もんだい がある。
高 たか さを求 もと める測量 そくりょう 。2測 はか 点 てん 間 あいだ に「標 しるべ 尺 じゃく 」を設置 せっち 、レベルと呼 よ ばれる機器 きき により測定 そくてい する。これを繰 く り返 かえ して各 かく 測 はか 点 てん の高 たか さを算出 さんしゅつ する。明治 めいじ 16年 ねん 以降 いこう 、国 くに は水準 すいじゅん 測量 そくりょう で土地 とち の標高 ひょうこう を決 き めてきたが、2018年 ねん に、人工 じんこう 衛星 えいせい などを使 つか ってより早 はや くデータが得 え られる衛星 えいせい 測量 そくりょう に変 か えることを決定 けってい した[ 8] 。
地形 ちけい 測量 そくりょう (細部 さいぶ 測量 そくりょう )[ 編集 へんしゅう ]
測地 そくち 測量 そくりょう で得 え た数値 すうち データや、写真 しゃしん を元 もと に地図 ちず を作成 さくせい する測量 そくりょう 。
測量 そくりょう 法 ほう で定 さだ めた地形 ちけい 測量 そくりょう の範囲 はんい は、公共 こうきょう 測量 そくりょう -作業 さぎょう 規程 きてい の準則 じゅんそく における現地 げんち 測量 そくりょう 及 およ び車載 しゃさい 写真 しゃしん レーザ測量 そくりょう のことを指 さ しているが実際 じっさい の地形 ちけい 測量 そくりょう は トータルシステム 等 とう や GNSS 測量 そくりょう 機 き により基準 きじゅん 点 てん を設 もう け、それを基準 きじゅん として トータルシステム 等 とう や GNSS 測量 そくりょう 機 き による地形 ちけい と地物 ちぶつ の細部 さいぶ 調 ちょう 量 りょう を行 おこな い数値 すうち 地形 ちけい 図 ず データを作成 さくせい することになる。車載 しゃさい 写真 しゃしん レーザ測量 そくりょう は準則 じゅんそく では自動車 じどうしゃ に自 じ 車 くるま 位置 いち 姿勢 しせい データ取得 しゅとく 装置 そうち 及 およ び数値 すうち 図 ず 化 か 用 よう データ取得 しゅとく 装置 そうち を搭載 とうさい して一般 いっぱん 車両 しゃりょう と同等 どうとう の速度 そくど で走行 そうこう しながら道路 どうろ 及 およ び道路 どうろ 周辺 しゅうへん の地形 ちけい 、地物 ちぶつ 等 とう を測定 そくてい すると定 さだ めている、新 あたら しい測量 そくりょう 技術 ぎじゅつ 。
この地形 ちけい 測量 そくりょう の分野 ぶんや において GIS は 地形 ちけい 測量 そくりょう を実施 じっし することで得 え た点 てん ・線 せん (道路 どうろ )・面 めん (街 まち 区 く ) というものの位置 いち 関係 かんけい をコンピュータが認識 にんしき して、データベースとして用 もち いることができるように、データを整理 せいり して構築 こうちく するための位相 いそう 構造 こうぞう に関 かん するものである。
狭 せま い地域 ちいき の等高線 とうこうせん 地図 ちず を作成 さくせい するための測量 そくりょう 。三脚 さんきゃく の上 うえ に平板 へいばん ・図面 ずめん を設置 せっち 、アリダード を用 もち いて測 はか 点 てん を目 め 視 し し、図面 ずめん 上 じょう に実際 じっさい の地形 ちけい を記述 きじゅつ する。雨 あめ や風 ふう に弱 よわ いが、内 うち 業 ぎょう を行 おこな う必要 ひつよう がない。最近 さいきん ではトータルステーション の普及 ふきゅう により、あまり使 つか われることがなく、測量 そくりょう 士 し 試験 しけん ・測量 そくりょう 士 し 補 ほ 試験 しけん では平成 へいせい 20年度 ねんど より問題 もんだい から削除 さくじょ されているが、高校 こうこう 等 ひとし の実習 じっしゅう で放射 ほうしゃ 法 ほう などの基礎 きそ を学 まな ぶために使用 しよう されることは多 おお い。
1860年代 ねんだい のアリゾナ州 しゅう ラッセルのタンクでの鉄道 てつどう 測量 そくりょう 隊 たい
局地 きょくち 的 てき な狭 せま い地域 ちいき の平面 へいめん 測量 そくりょう には、器具 きぐ も操作 そうさ も簡単 かんたん な平板 へいばん 測量 そくりょう が便利 べんり である。現地 げんち の地形 ちけい を対象 たいしょう としながら、直接 ちょくせつ 紙上 しじょう に図 ず 化 か していくために必要 ひつよう な測量 そくりょう を忘 わす れることがなく、また測定 そくてい に誤 あやま りがあればすぐに発見 はっけん でき図面 ずめん の正確 せいかく さを確 たし かめながら作業 さぎょう ができる。欠点 けってん としては見通 みとお しのきかない場所 ばしょ では効力 こうりょく が発揮 はっき できず、外 そと 業 ぎょう が多 おお いため天候 てんこう 条件 じょうけん に大 おお きく左右 さゆう され、また結果 けっか も精密 せいみつ さに欠 か けるところがある。
補助 ほじょ 用具 ようぐ としては測量 そくりょう 針 はり (マチ針 はり )、その他 た 、作図 さくず 用具 ようぐ の三角 さんかく 定規 じょうぎ 、三角 さんかく スケール、鉛筆 えんぴつ 、消 けし ゴム、ナイフ、メモ用 よう ノートなどがいる。
測量 そくりょう 作業 さぎょう を始 はじ めるにあたっては、準備 じゅんび 作業 さぎょう が必要 ひつよう である。区域 くいき 全体 ぜんたい について境界 きょうかい や地形 ちけい を調査 ちょうさ して、現地 げんち の概略 がいりゃく の見取図 みとりず を描 えが く、最 もっと も能率 のうりつ よく実施 じっし できる測 はか 点 てん の位置 いち を選定 せんてい し、測量 そくりょう 杭 くい (鋲 びょう )を打 う つ、作業 さぎょう の手順 てじゅん を計画 けいかく する、など。その他 た 、土地 とち 所有 しょゆう 者 しゃ の了承 りょうしょう を得 え たり、必要 ひつよう な手続 てつづ きがあれば済 す ませる。
平板 へいばん の据付 すえつけ けについて、平板 へいばん 据付 すえつ けの3条件 じょうけん というのがあり、一般 いっぱん に定 てい 向 むかい 、致心、整 せい 準 じゅん の順 じゅん に誤差 ごさ の影響 えいきょう が大 おお きい。
1918年 ねん の第 だい 一 いち 次 じ 世界 せかい 大戦 たいせん 中 なか に調査 ちょうさ したドイツのエンジニア
致心(求心 きゅうしん )は、他 た 上 うえ の測 はか 点 てん と平板 へいばん 上 じょう の測 はか 点 てん とが同 どう 一 いち 鉛直線 えんちょくせん 中 ちゅう にあるようにする操作 そうさ で、前述 ぜんじゅつ の求心 きゅうしん 器 き および錘 おもり 球 だま によって行 おこな う。実際 じっさい の作業 さぎょう では、次 つぎ の定 てい 向 こう 操作 そうさ とは互 たが いに影響 えいきょう し合 あ うので、この2つの条件 じょうけん を同時 どうじ に満足 まんぞく させるためには、何 なん 回 かい か並行 へいこう して操作 そうさ を繰 く り返 かえ すことになる。
平板 へいばん を何 なん 回 かい も据 す え替 か えて測 はか 点 てん を移動 いどう する間 あいだ 、常 つね に平板 へいばん の方向 ほうこう は最初 さいしょ に据 す え付 つ けた方向 ほうこう と同一 どういつ でなければならな。その方法 ほうほう としては、磁針 じしん によってもよいが、精度 せいど を考 かんが えると、据 す え替 か える前 まえ の測 はか 点 てん とを結 むす ぶ方向 ほうこう 線 せん に沿 そ わせてアリダードの定規 じょうぎ 縁 えん を合 あ わせ、視 み 準 じゅん 板 いた の見 み 透 とおる 線 せん を利用 りよう してその測 はか 点 てん に立 た てたポールを視 み 準 じゅん しながら平板 へいばん を回転 かいてん させて方向 ほうこう を正 ただ す方法 ほうほう が確実 かくじつ である。
整 せい 準 じゅん は、平板 へいばん を水平 すいへい にする操作 そうさ である。脚 あし 頭 あたま の3本 ほん ある整 せい 準 じゅん ネジのうち底辺 ていへん に当 とう する2本 ほん のネジを結 むす ぶ方向 ほうこう と平行 へいこう にアリダードを置 お き、この2本 ほん の多 た 準 じゅん ネジを操作 そうさ して気泡 きほう を中央 ちゅうおう に導 みちび き左右 さゆう 方向 ほうこう の水平 すいへい を正 ただ す。左右 さゆう のネジは互 たが いに反対 はんたい の方向 ほうこう に回 まわ し、気泡 きほう は左手 ひだりて 親指 おやゆび の回 まわ す方向 ほうこう に動 うご く。次 つぎ にアリダードを今 いま の方向 ほうこう と直角 ちょっかく に置 お きかえ、残 のこ りの整 せい 準 じゅん ネジ1つを用 もち いて縦 たて 方向 ほうこう の水平 すいへい を正 ただ す。以上 いじょう の操作 そうさ を数 すう 回 かい 繰 く り返 かえ し調整 ちょうせい する。整 せい 準 じゅん は標高 ひょうこう 差 さ のある区域 くいき を何 なん 回 かい も据 す え替 か えて移動 いどう するとき、影響 えいきょう が大 おお きく現 あら われる。
日本 にっぽん 初 はつ の平板 へいばん 測量 そくりょう 図 ず は、第 だい 2次 じ フランス軍事 ぐんじ 顧問 こもん 団 だん のヴィエイヤール指導 しどう による、1875年 ねん の日本 にっぽん 陸軍 りくぐん による『習志野 ならしの 原 げん 及周回 しゅうかい 邨落圖 ず 』であるとされている[ 9] [ 10] [ 11] [ 12] 。
写真 しゃしん 撮影 さつえい によって記録 きろく された写真 しゃしん データに基 もと づき地物 ちぶつ の大 おお きさ・形状 けいじょう ・位置 いち 等 とう 、空間 くうかん を測定 そくてい する技術 ぎじゅつ [ 13] 。
狭 せま い地域 ちいき を対象 たいしょう とする測量 そくりょう 。地球 ちきゅう が球 たま (曲 きょく 平面 へいめん )である事 こと は考慮 こうりょ せず、土地 とち を平面 へいめん と仮定 かてい しておこなう。
基準 きじゅん 点 てん 測量 そくりょう 、水準 すいじゅん 測量 そくりょう 、地形 ちけい 測量 そくりょう 及 およ び写真 しゃしん 測量 そくりょう などの基本 きほん となる測量 そくりょう 方法 ほうほう を活用 かつよう し、目的 もくてき に応 おう じて組 く み合 あ わせて行 おこな う測量 そくりょう 。公共 こうきょう 事物 じぶつ の道路 どうろ 、河川 かせん 、公園 こうえん 等 とう の計画 けいかく 、調査 ちょうさ 、実施 じっし 設計 せっけい 、用地 ようち 取得 しゅとく 、管理 かんり 等 とう に用 もち いられる測量 そくりょう であり、目的 もくてき に応 おう じてそれぞれ以下 いか の測量 そくりょう が定 さだ められている。
路線 ろせん 測量 そくりょう - 公共 こうきょう 道路 どうろ 施設 しせつ の測量 そくりょう
河川 かせん 測量 そくりょう
定期 ていき 縦断 じゅうだん 測量 そくりょう
定期 ていき 横断 おうだん 測量 そくりょう
深浅 しんせん 測量 そくりょう
法線 ほうせん 測量 そくりょう
海浜 かいひん 測量 そくりょう 及 およ び汀線 ていせん 測量 そくりょう
流量 りゅうりょう 測定 そくてい - 詳細 しょうさい は「流量 りゅうりょう #流量 りゅうりょう 測定 そくてい 」を参照 さんしょう
用地 ようち 測量 そくりょう - 境界 きょうかい 測量 そくりょう を含 ふく む
その他 た の応用 おうよう 測量 そくりょう (主題 しゅだい 図 ず データ作成 さくせい など)
工事 こうじ 測量 そくりょう - 丁 ちょう 張 は り (遣方 やりかた )など、工事 こうじ のための測量 そくりょう も応用 おうよう 測量 そくりょう に含 ふく まれる。
また応用 おうよう 測量 そくりょう は、基本 きほん 測量 そくりょう 成果 せいか 、基準 きじゅん 点 てん 測量 そくりょう 、水準 すいじゅん 測量 そくりょう 、地形 ちけい 測量 そくりょう の成果 せいか を使用 しよう して行 おこな われる。[ 14]
なお日本 にっぽん 測量 そくりょう 協会 きょうかい では毎年 まいとし 応用 おうよう 測量 そくりょう 技術 ぎじゅつ 研究 けんきゅう 発表 はっぴょう 会 かい を開催 かいさい している。
測量 そくりょう 機器 きき 。左上 ひだりうえ から時計 とけい 回 まわ り:光学 こうがく セオドライト、ロボットトータルステーション、RTK GPSベースステーション、光学 こうがく レベル
地理 ちり 学者 がくしゃ 、地質 ちしつ 学者 がくしゃ 、測量 そくりょう 士 し がフィールドベースの測定 そくてい のために今日 きょう でも一般 いっぱん 的 てき に使用 しよう している標準 ひょうじゅん のBrunton Geo コンパス
測量 そくりょう は角度 かくど と距離 きょり を測定 そくてい することで物体 ぶったい の位置 いち を決定 けってい している。観測 かんそく の精度 せいど に影響 えいきょう を与 あた える可能 かのう 性 せい のある要因 よういん も測定 そくてい しておき、その次 つぎ にこのデータを使用 しよう して、ベクトル、方位 ほうい 、座標 ざひょう 、標高 ひょうこう 、面積 めんせき 、体積 たいせき 、計画 けいかく 、地図 ちず を作成 さくせい している。
多 おお くの場合 ばあい 、測定 そくてい は計算 けいさん を簡単 かんたん にするために水平 すいへい 成分 せいぶん と垂直 すいちょく 成分 せいぶん に分割 ぶんかつ がなされる。GPSおよび天文 てんもん 測定 そくてい では、時間 じかん 成分 せいぶん の測定 そくてい も必要 ひつよう である。
測量 そくりょう 用 よう の最新 さいしん 機器 きき の例 れい ( Field-Map テクノロジー): GPS 、レーザー距離 きょり 計 けい 、およびフィールドコンピューターにより、測量 そくりょう ( 地図 ちず 作成 さくせい (リアルタイムでのマップの作成 さくせい )およびフィールドデータ収集 しゅうしゅう )が可能 かのう に
EDMデバイスの前 まえ は、さまざまな手段 しゅだん を利用 りよう した距離 きょり の測定 そくてい がなされていた。たとえば測定 そくてい 方法 ほうほう には ガンターチェーン などの既知 きち の長 なが さのリンク付 つ きチェーン またはスチールまたはインバー で作 つく られた測定 そくてい テープなどがあった。
水平 すいへい 距離 きょり を測定 そくてい するためにこうしたチェーンまたはテープをぴんと張 は って引 ひ っ張 ぱ り、たるみとたるみを減 へ らした。熱 ねつ 膨張 ぼうちょう のために距離 きょり を調整 ちょうせい する必要 ひつよう があったのである。
測定 そくてい 器 き レベルを保持 ほじ する試 こころ みも様々 さまざま な試 こころ みが行 おこな われてきた。傾斜 けいしゃ を測定 そくてい するとき、測量 そくりょう 者 しゃ は測定 そくてい を「中断 ちゅうだん 」する必要 ひつよう があって(チェーンの中断 ちゅうだん )チェーンの全長 ぜんちょう より短 みじか い増分 ぞうぶん を使用 しよう した。
Perambulators または測定 そくてい ホイールは長距離 ちょうきょり を測定 そくてい するために使用 しよう されたが、高 こう レベルの精度 せいど ではなかった。
タキオメトリー は、既知 きち のサイズの物体 ぶったい の両 りょう 端 はし 間 あいだ の角度 かくど を測定 そくてい することにより距離 きょり を測定 そくてい する学術 がくじゅつ 分野 ぶんや であるが、EDMの発明 はつめい 以前 いぜん に使用 しよう されていたため、粗 あら い地面 じめん でチェーン測定 そくてい を実行 じっこう することができなかった。
歴史 れきし 的 てき に、水平 すいへい 方向 ほうこう の角度 かくど はコンパス を使用 しよう して磁気 じき ベアリングまたは方位 ほうい 角 かく などを測定 そくてい したが、後 のち により正確 せいかく なスクライブされたディスクは、角度 かくど 分解能 ぶんかいのう を改善 かいぜん した。ディスク上 じょう にレチクル を取 と り付 つ けた望遠鏡 ぼうえんきょう を使用 しよう すると、より正確 せいかく な照準 しょうじゅん が可能 かのう とした( セオドライト を参照 さんしょう )。レベルとキャリブレーションされた円 えん により、垂直 すいちょく 角 かく を測定 そくてい 。
バーニア では、世紀 せいき の変 か わり目 め のトランジット などで、ある程度 ていど の測定 そくてい が可能 かのう となった。平面 へいめん テーブルは、角度 かくど を記録 きろく および測定 そくてい するグラフィカルな方法 ほうほう を提供 ていきょう し、必要 ひつよう な数学 すうがく の分量 ぶんりょう を減 へ らしてきた。
1829年 ねん にフランシス・ロナルズ (英語 えいご 版 ばん ) はオクタント を変更 へんこう することで角度 かくど をグラフィカルに記録 きろく するための反射 はんしゃ 計器 けいき を発明 はつめい 。[ 15] 図 ず のすべての頂点 ちょうてん から方位 ほうい を観察 かんさつ することにより、測量 そくりょう 者 しゃ は図 ず の周 まわ りを測定 そくてい でき最終 さいしゅう 的 てき な観測 かんそく は180°の違 ちが いを除 のぞ いて、最初 さいしょ に観測 かんそく された2つのポイントの間 あいだ に入 はい る。これはclose と呼 よ ばれ最初 さいしょ のベアリングと最後 さいご のベアリングが異 こと なる場合 ばあい 、測 はか 角 すみ 誤差 ごさ と呼 よ ばれる測量 そくりょう のエラーを示 しめ した。
測量 そくりょう 者 しゃ はこの情報 じょうほう を駆使 くし して、作業 さぎょう が期待 きたい される基準 きじゅん を満 み たしていることを証明 しょうめい するのである。
光学 こうがく 水準 すいじゅん 器 き を設営 せつえい 中 ちゅう の測量 そくりょう スタッフ。メーン州 しゅう リッチモンドの陸軍 りくぐん 工兵 こうへい 隊 たい を支援 しえん 中 ちゅう のアメリカ海洋 かいよう 大気 たいき 庁 ちょう CO-OPSセンター
高 たか さを測定 そくてい する最 もっと も簡単 かんたん な方法 ほうほう は 高度 こうど 計 けい を使用 しよう することで 空気圧 くうきあつ を利用 りよう して高 たか さを見 み つけることであるが、より正確 せいかく な測定 そくてい が必要 ひつよう な場合 ばあい は、正確 せいかく なレベル(微分 びぶん レベリングとも呼 よ ばれる)などの手段 しゅだん が使用 しよう される。
正確 せいかく な水平 すいへい 調整 ちょうせい を行 おこな う場合 ばあい 、機器 きき と測定 そくてい ロッドを使用 しよう して、2点 てん 間 あいだ の一連 いちれん の測定 そくてい が行 おこな われるが、2つのエンドポイント間 あいだ の標高 ひょうこう の正味 しょうみ の差 さ を取得 しゅとく するために、測定 そくてい 値 ち 間 あいだ の高 たか さの差 さ が連続 れんぞく して加算 かさん および減算 げんざん されている。
全 ぜん 地球 ちきゅう 測位 そくい システム (GPS)を使用 しよう すると、衛星 えいせい 受信 じゅしん 機 き で高度 こうど も測定 そくてい できるが、通常 つうじょう 、GPSは従来 じゅうらい の正確 せいかく なレベリングよりもやや精度 せいど が劣 おと る。これは長距離 ちょうきょり でも同様 どうよう の場合 ばあい が生 しょう じる。
光学 こうがく レベルを使用 しよう している場合 ばあい 、エンドポイントが機器 きき の有効 ゆうこう 範囲 はんい 外 がい にある可能 かのう 性 せい 、エンドポイント間 あいだ で障害 しょうがい 物 ぶつ または高度 こうど の大 おお きな変化 へんか がある場合 ばあい がある。こうした状況 じょうきょう では追加 ついか のセットアップが必要 ひつよう である。
ターニング はレベルを移動 いどう して別 べつ の場所 ばしょ から標高 ひょうこう を撮影 さつえい することを指 さ すときに使用 しよう される用語 ようご 。レベルを「回 まわ す」ためには、まず測定 そくてい 値 ち を取得 しゅとく し、ロッドが置 お かれているポイントの標高 ひょうこう を記録 きろく する必要 ひつよう がある。ロッドがまったく同 おな じ場所 ばしょ に保持 ほじ されている間 あいだ 、レベルはロッドがまだ見 み える新 あたら しい場所 ばしょ に移動 いどう 。
水準 すいじゅん 器 き の新 あたら しい位置 いち から読 よ み取 と り値 ち が取得 しゅとく され、高 たか さの差 さ を使用 しよう して水準 すいじゅん 器 き で新 あたら しい標高 ひょうこう を検出 けんしゅつ 。この一連 いちれん の測定 そくてい が完了 かんりょう するまで繰 く り返 かえ される。
有効 ゆうこう な測定 そくてい 値 ち を取得 しゅとく するには、レベルが水平 すいへい でなければならず このため、機器 きき の水平 すいへい 十 じゅう 字 じ 線 せん がロッドの基部 きぶ よりも低 ひく い場合 ばあい 、測量 そくりょう 者 しゃ はロッドを確認 かくにん しての測定 そくてい 値 ち の取得 しゅとく ができない。
ロッドは通常 つうじょう 、最大 さいだい 25フィートの高 たか さまで上 あ げることができ、レベルをロッドのベースよりもはるかに高 たか く設定 せってい することは可能 かのう 。
既知 きち の位置 いち が近 ちか くにない場合 ばあい に地球 ちきゅう の表面 ひょうめん 上 じょう の自分 じぶん の位置 いち を決定 けってい する主 おも な方法 ほうほう は、天体 てんたい 観測 かんそく によるもので 太陽 たいよう 、月 つき 、星 ほし の観測 かんそく はすべて航法 こうほう 技術 ぎじゅつ を使用 しよう して行 おこな うことが可能 かのう である。
機器 きき の位置 いち と星 ほし への方位 ほうい が決定 けってい されると、方位 ほうい を地球 ちきゅう 上 じょう の基準 きじゅん 点 てん に移動 いどう が可能 かのう であるが、このポイントはその後 ご の観測 かんそく のベースとして使用 しよう できる。
測量 そくりょう 精度 せいど の天文学 てんもんがく 的 てき な位置 いち は観測 かんそく や計算 けいさん が難 むずか しく、そのため多 おお くの測定 そくてい が行 おこな われ、それがデータベースになる傾向 けいこう があったりした。
GPSシステムの出現 しゅつげん 以来 いらい 、GPSは地球 ちきゅう のほとんどの表面 ひょうめん で適切 てきせつ な位置 いち を決定 けってい できるため、天体 てんたい 観測 かんそく はまれとなった。
詳細 しょうさい は「測地 そくち ネットワーク」を参照 さんしょう
青 あお で示 しめ された海岸 かいがん 線 せん の位置 いち を記録 きろく するためにトラバースおよびオフセット測定 そくてい を使用 しよう した測量 そくりょう 。黒 くろ い破線 はせん は、基準 きじゅん 点 てん (黒 くろ い円 えん )間 あいだ のトラバース測定 そくてい 。赤 あか い線 せん は、トラバース線 せん に直角 ちょっかく に測定 そくてい されたオフセット
最初 さいしょ の測量 そくりょう から導 みちび き出 だ される観測 かんそく 位置 いち はほとんどない代 か わりに、ほとんどの観測 かんそく ポイントは、以前 いぜん の測定 そくてい ポイントと比較 ひかく して測定 そくてい がなされる。
これにより、測量 そくりょう 技師 ぎし らが各 かく ポイントを使用 しよう して、新 あたら しい測量 そくりょう を開始 かいし するときに自分 じぶん の位置 いち を決定 けってい できる参照 さんしょう または制御 せいぎょ ネットワークが形成 けいせい される。
調査 ちょうさ ポイントは通常 つうじょう 、地表 ちひょう に打 う ち込 こ まれた小 ちい さな鋲 びょう から、遠 とお くから見 み ることができる大 おお きな標識 ひょうしき まで、さまざまな物体 ぶったい によって地表 ちひょう にマークされている。測量 そくりょう 者 しゃ はこの位置 いち に器具 きぐ を設置 せっち して、近 ちか くの物体 ぶったい を測定 そくてい が可能 かのう となる。時 とき には尖塔 せんとう や無線 むせん アンテナ などの高 たか くて特徴 とくちょう 的 てき な物体 ぶったい の位置 いち が、角度 かくど を測定 そくてい できる基準 きじゅん 点 てん として計算 けいさん される。
三角 さんかく 測量 そくりょう は、EDMおよびGPS測定 そくてい の出現 しゅつげん 前 まえ に好 この まれていた水平 すいへい 位置 いち の方法 ほうほう で、遠 とお くのオブジェクト間 あいだ の距離 きょり 、標高 ひょうこう 、方向 ほうこう を決定 けってい でき、当初 とうしょ から大 だい 面積 めんせき の地形 ちけい 図 ず のオブジェクトの正確 せいかく な位置 いち を決定 けってい する方法 ほうほう では主 おも なものであった。
測量 そくりょう 者 しゃ はまず、ベースライン と呼 よ ばれる2つのオブジェクト間 あいだ の水平 すいへい 距離 きょり を知 し る必要 ひつよう があり、次 つぎ に元 もと のオブジェクトのいずれかから見 み える限 かぎ り、他 た のオブジェクトの高 たか さ、距離 きょり 、角度 かくど 位置 いち を導出 どうしゅつ 。高 こう 精度 せいど のトランジットまたはセオドライトを使用 しよう し、角度 かくど 測定 そくてい を繰 く り返 かえ して精度 せいど を高 たか めていた。3次元 じげん の三角形 さんかっけい 分割 ぶんかつ も参照 さんしょう 。
オフセット は、オブジェクトの位置 いち を決定 けってい する代替 だいたい 方法 ほうほう であり、川岸 かわぎし などの不正確 ふせいかく な特徴 とくちょう を測定 そくてい するためによく使用 しよう されていた。
測量 そくりょう 者 しゃ は、地物 ちぶつ 上 じょう の2つの既知 きち の位置 いち を特徴 とくちょう にほぼ平行 へいこう にマークして測定 そくてい し、それらの間 あいだ のベースラインをマーク。そして一定 いってい の間隔 かんかく で、最初 さいしょ のラインからフィーチャまでの距離 きょり を直角 ちょっかく に測定 そくてい 。その後 ご 、測定 そくてい 値 ち を平面 へいめん 図 ず または地図 ちず にプロットし、オフセットラインの端 はし のポイントを結合 けつごう してフィーチャを表示 ひょうじ 可能 かのう とする。
トラバース は、より小 ちい さいエリアを調査 ちょうさ する一般 いっぱん 的 てき な方法 ほうほう 。測量 そくりょう 者 しゃ は、古 ふる い基準 きじゅん マークまたは既知 きち の位置 いち から開始 かいし し、エリアをカバーする基準 きじゅん マークのネットワークを配置 はいち 。次 つぎ に、基準 きじゅん マークとターゲットフィーチャ間 あいだ の方位 ほうい と距離 きょり を測定 そくてい する。
ほとんどのトラバースは、測量 そくりょう 者 しゃ が測定 そくてい 値 ち を確認 かくにん できるように、2つの以前 いぜん からの基準 きじゅん マーク間 あいだ のループパターンまたはリンク形成 けいせい がなされている。
多 おお くの測量 そくりょう では地表 ちひょう 上 じょう の位置 いち を計算 けいさん するのではなく、オブジェクトの相対 そうたい 位置 いち を測定 そくてい していた。ただし、多 おお くの場合 ばあい に対象 たいしょう のアイテムは、境界 きょうかい 線 せん や以前 いぜん の測量 そくりょう 時 じ のオブジェクトなどの外部 がいぶ データと比較 ひかく する必要 ひつよう がある。位置 いち を記述 きじゅつ する方法 ほうほう で最 もっと も古 ふる くからの方法 ほうほう は、緯度 いど と経度 けいど によるもの。また多 おお くの場合 ばあい 、高度 こうど は海抜 かいばつ 高度 こうど である。測量 そくりょう の専門 せんもん 職 しょく が成長 せいちょう するにつれて、デカルト座標 ざひょう 系 けい が作成 さくせい され、地球 ちきゅう の小 ちい さな部分 ぶぶん の測量 そくりょう の数学 すうがく が単純 たんじゅん 化 か されていった。最 もっと も単純 たんじゅん な座標 ざひょう 系 けい は、地球 ちきゅう が平 たい らであり、「データム」(データの特異 とくい 形式 けいしき )として知 し られる任意 にんい の点 てん から測定 そくてい されることを前提 ぜんてい としているものである。座標 ざひょう 系 けい により、小 ちい さな領域 りょういき でのオブジェクト間 あいだ の距離 きょり と方向 ほうこう を、簡単 かんたん に計算 けいさん が可能 かのう となる。なお広 ひろ い領域 りょういき は、地球 ちきゅう の曲 きょく 率 りつ により歪 いが んでいる。より大 おお きな地域 ちいき では、楕円 だえん 体 たい またはジオイド を使用 しよう して地球 ちきゅう の形状 けいじょう をモデル化 か する必要 ひつよう がある。このため、多 おお くの国 くに では誤差 ごさ を減 へ らすためにカスタマイズされた座標 ざひょう グリッドを作成 さくせい している。
ドローンの測量 そくりょう では、3次元 じげん 点 てん 群 ぐん データとオルソ画像 がぞう の2種類 しゅるい のデータを得 え られます[ 16] 。
3次元 じげん 点 てん 群 ぐん データとは、ドローンで空中 くうちゅう から取得 しゅとく する3次元 じげん の情報 じょうほう です。数学 すうがく の言葉 ことば で表現 ひょうげん すると、X軸 じく ・Y軸 じく ・Z軸 じく の情報 じょうほう となります。
取得 しゅとく 方法 ほうほう としてはまずドローンに搭載 とうさい された気圧 きあつ 計 けい から高度 こうど に関 かん する情報 じょうほう を、そしてGPSなどの人工 じんこう 衛星 えいせい から位置 いち 情報 じょうほう を取得 しゅとく します。これらを光学 こうがく カメラやレーザー測 はか 距装置 そうち により得 え られるデータと組 く み合 あ わせることで、位置 いち 情報 じょうほう を点 てん の群 む れという形 かたち で表現 ひょうげん できるのです。
こうして得 え られた点 てん 群 ぐん のデータは、専用 せんよう のソフトで加工 かこう すれば、ある地点 ちてん とある地点 ちてん の距離 きょり の計測 けいそく 、図面 ずめん の作成 さくせい 、3Dモデルの作成 さくせい などを行 おこな えます。
オルソ画像 がぞう とはドローンにより空 そら 撮 うつ した複 ふく 数 すう 枚 まい の写真 しゃしん を組 く み合 あ わせ、傾 かたむ きや歪 ゆが みを取 と り除 のぞ いて補正 ほせい したものを意味 いみ します。補正 ほせい 作業 さぎょう により位置 いち 関係 かんけい や大 おお きさを正確 せいかく に表現 ひょうげん できるようになるため、画像 がぞう 上 じょう で面積 めんせき や距離 きょり などの計測 けいそく が可能 かのう です。
オルソ画像 がぞう を3次元 じげん 点 てん 群 ぐん データと併 あわ せて活用 かつよう することで、ドローンにより撮影 さつえい された場所 ばしょ の様子 ようす を正確 せいかく に把握 はあく できるようになります。例 たと えば工事 こうじ 現場 げんば では作業 さぎょう の効率 こうりつ 化 か を図 はか れるでしょう。結果 けっか 的 てき に工期 こうき を短縮 たんしゅく でき、それに伴 ともな ってコスト削減 さくげん につながる可能 かのう 性 せい があります。
以下 いか 、3点 てん のメリットがドローン測量 そくりょう では挙 あ げられる。
①広範囲 こうはんい をカバーできる②人 じん が立 た ち入 い れない場所 ばしょ にも行 い ける③点 てん 群 ぐん データの密度 みつど が高 たか い
測量 そくりょう の基本 きほん 的 てき な考 かんが え方 かた は、完璧 かんぺき な測定 そくてい はなく、常 つね にわずかな誤差 ごさ があるということである[ 17] 。調査 ちょうさ エラーには3つのクラスがある。
重大 じゅうだい なエラーまたは失策 しっさく :調査 ちょうさ 中 ちゅう に調査 ちょうさ 員 いん が行 おこな ったエラー。機器 きき の動揺 どうよう 、ターゲットの誤用 ごよう 、または誤 あやま った測定 そくてい 値 ち の書 か き留 と めなどは、すべて重大 じゅうだい なエラー。総 そう 誤差 ごさ が大 おお きいと、精度 せいど が許容 きょよう できないレベルに低下 ていか する可能 かのう 性 せい もある。したがって調査 ちょうさ 員 いん は冗長 じょうちょう な測定 そくてい と第三者 だいさんしゃ チェックをして、早 はや い段階 だんかい でこれらのエラーを検出 けんしゅつ する必要 ひつよう がある
体系 たいけい 的 てき :一貫 いっかん したパターンに従 したが うエラー。いち例 れい には、チェーンまたはEDM測定 そくてい 時 じ に生 しょう じる温度 おんど の影響 えいきょう 、または機器 きき またはターゲットポールの傾 かたむ きなどで引 ひ き起 お こすものなど、不十分 ふじゅうぶん な調整 ちょうせい ものや精神 せいしん レベルなものも含 ふく まれる。既知 きち の効果 こうか がある系統 けいとう 誤差 ごさ は、補正 ほせい または修正 しゅうせい 可能 かのう
ランダム: ランダムエラーは、避 さ けられない小 ちい さな変動 へんどう 。それらは測定 そくてい 機器 きき 、視力 しりょく 、および状態 じょうたい の欠陥 けっかん によって引 ひ き起 お こされるが、測定 そくてい の冗長 じょうちょう 性 せい と不安定 ふあんてい な条件 じょうけん の回避 かいひ により、これらを最小限 さいしょうげん に抑 おさ えることが可能 かのう 。ランダムエラーは互 たが いに打 う ち消 け し合 あ う傾向 けいこう があるが、ある測定 そくてい から次 つぎ の測定 そくてい に伝播 でんぱ しないように確認 かくにん する必要 ひつよう がある
測量 そくりょう 技師 ぎし が機器 きき の較正 こうせい 、一貫 いっかん した方法 ほうほう の使用 しよう 、および参照 さんしょう ネットワークの適切 てきせつ な設計 せっけい により、これらのエラーを回避 かいひ している。
繰 く り返 かえ される測定 そくてい 値 ち は平均 へいきん 化 か され、外 はず れ値 ち の測定 そくてい 値 ち は破棄 はき されます。2つ以上 いじょう の場所 ばしょ からポイントを測定 そくてい する、または2つの異 こと なる方法 ほうほう を使用 しよう するなどの独立 どくりつ したチェックが使用 しよう される。
エラーは、2つの測定 そくてい 結果 けっか を比較 ひかく することで検出 けんしゅつ できる。
測量 そくりょう 技師 ぎし が作業 さぎょう のエラーのレベルを計算 けいさん すると、観測 かんそく の調整 ちょうせい がなされる。これは、すべての測定 そくてい 間 あいだ でエラーを分配 ぶんぱい するプロセス。各 かく 観測 かんそく は、発生 はっせい した可能 かのう 性 せい のある合計 ごうけい エラーの量 りょう に応 おう じて重 おも み付 づ けされ、そのエラーの一部 いちぶ が比例 ひれい 的 てき に割 わ り当 あ てられる。
最 もっと も一般 いっぱん 的 てき な調整 ちょうせい 方法 ほうほう は、コンパスルールとしても知 し られるボウディッチ 法 ほう と最小 さいしょう 二 に 乗 じょう 法 ほう の原理 げんり 。したがって測量 そくりょう 技師 ぎし は 精度 せいど と精度 せいど を区別 くべつ できなければならない。
米国 べいこく では、測量 そくりょう 士 し と土木 どぼく 技師 ぎし はフィート単位 たんい を使用 しよう しており、調査 ちょうさ フィートは10分 ぶん の1と100分 ぶん の1に分類 ぶんるい される。距離 きょり を含 ふく む多 おお くの行為 こうい 記述 きじゅつ は、これらの単位 たんい (125.25 ft)。測量 そくりょう 者 しゃ は正確 せいかく さの観点 かんてん から、多 おお くの場合 ばあい 、100分 ぶん の1フィートの基準 きじゅん 約 やく 1/8 インチに拘束 こうそく される。計算 けいさん とマッピングの公差 こうさ は、ほぼ完全 かんぜん な閉包 へいほう を達成 たっせい することが望 のぞ まれる場合 ばあい なら、はるかに小 ちい さくなる。
公差 こうさ はプロジェクトごとに異 こと なるが、現場 げんば や日常 にちじょう 的 てき に、100分 ぶん の1フィートを超 こ える使用 しよう は実用 じつよう 的 てき ではない。
(survey(ing) equipment and instruments)
アリダード 、アリダード表 ひょう
求心 きゅうしん 器 き と鍾球 - 平板 へいばん が水平 すいへい なとき、求心 きゅうしん 器 き の尖端 せんたん を図上 ずじょう の測 はか 点 てん に合 あ わせれば、求心 きゅうしん 器 き の他 た 端 はし に吊 つる された錘 おもり 球 だま によって図上 ずじょう の点 てん を通 とお る鉛直線 えんちょくせん がつくられる。錘 おもり 球 だま の先端 せんたん を見 み ながら地上 ちじょう の点 てん と一致 いっち させる作業 さぎょう を行 おこな うときに使用 しよう する
磁針 じしん 箱 ばこ - 長 なが さ10cm内外 ないがい 、磁針 じしん を納 おさ めた長方形 ちょうほうけい の箱 はこ で、磁北の方向 ほうこう を知 し る。打撃 だげき を受 う けると急速 きゅうそく に帯磁 たいじ が劣化 れっか するので、不用 ふよう のときは必 かなら ずネジを締 し めて磁針 じしん を固定 こてい しておくことが必要 ひつよう
平板 へいばん 、平面 へいめん テーブル - 測 はか 板 いた 、または図 ず 板 ばん で、一般 いっぱん 用 よう として40cm×50cm、厚 あつ さ2cm程度 ていど の合板 ごうはん 製 せい が多 おお い。表面 ひょうめん は反 そ ったり割 わ れ目 め のない平滑 へいかつ なものであることが条件 じょうけん である。図 ず 紙 し を張 は って使用 しよう する
ダンプレベル (Dumpy level )
メジャー (測定 そくてい 機器 きき )
テープ (調査 ちょうさ 用 よう )
巻 ま き尺 じゃく - 布巻 ぬのまき 尺 じゃく は、乾湿 かんしつ に弱 よわ く耐久 たいきゅう 性 せい に欠 か けるので、現在 げんざい はガラス繊維 せんい を芯 しん にして塩化 えんか ビニルで被覆 ひふく したものが用 もち いられる。この巻尺 まきじゃく は軽 かる くて水中 すいちゅう にも使用 しよう でき取扱 とりあつか いが簡単 かんたん である
鋼 はがね 尺 じゃく (スチールテープ) - 薄 うす い帯 おび 鋼 こう (ステンレス)にmm単位 たんい の目盛 めもり をつけたもので、温度 おんど や張力 ちょうりょく によって、多少 たしょう 伸縮 しんしゅく するが、計算 けいさん で補正 ほせい できるので精密 せいみつ を要 よう する測量 そくりょう に用 もち いられる。ただし、折損 せっそん しやすく通電 つうでん するので取扱 とりあつか いに注意 ちゅうい を要 よう する
インバールテープ - ニッケル合金 ごうきん でつくられたテープまたはワイヤー形 がた の巻尺 まきじゃく であって、温度 おんど 膨張 ぼうちょう 係数 けいすう が非常 ひじょう に小 ちい さく、また10~15kgの張力 ちょうりょく では、ほとんど伸 の びないので、特 とく に三角 さんかく 測量 そくりょう の測定 そくてい のような高 たか い精度 せいど の距離 きょり 測量 そくりょう に使用 しよう される
ポール (調査 ちょうさ )
ガンター氏 し 測 はか 鎖 くさり
エンジニアのチェーン
レベル 水準儀 すいじゅんぎ
水平 すいへい 器 き - 簡単 かんたん な水平 すいへい を出 だ す器具 きぐ で、これには結 むす ばれた静水 せいすい 面 めん の高 たか さが等 ひと しいことを利用 りよう したゴム管 かん 、水平 すいへい 器 き や気泡 きほう 管 かん を埋 う め込 こ んだ木製 もくせい 水平 すいへい 器 き などがある
ハンドレベル - 長 なが さ15cm、径 みち 3cmほどの金属 きんぞく 製 せい 円筒 えんとう の上部 じょうぶ に小 ちい さな気泡 きほう 管 かん を取 と り付 つ けたもので、使 つか うときはこの円筒 えんとう を片手 かたて で握 にぎ り、ほぼ水平 すいへい にして視 み 準 じゅん 孔 あな からのぞくと、水平 すいへい 器 き の気泡 きほう が眼 め にうつる。鏡 かがみ 筒 とう を上下 じょうげ に傾 かたむ けて気泡 きほう が中心 ちゅうしん にある横線 おうせん で二 に 等分 とうぶん されたとき、目的 もくてき 地 ち に立 た てた箱 はこ 尺 じゃく の目盛 めもり を横線 おうせん で読 よ む
レベルスタッフ (Level staff )
箱 はこ 尺 じゃく (スタッフ) 標 しるべ 尺 じゃく - 幅 はば 9cmの木 き 箱 ばこ (または軽 けい 合金 ごうきん 製 せい )の面 めん 上 じょう 5mmごとに目盛 めも りを付 つ けたもので、普通 ふつう は3段 だん に引 ひ き伸 の ばすと5mとなる。望遠鏡 ぼうえんきょう の付 つ いた水準儀 すいじゅんぎ で読 よ むときは、箱 はこ 尺 じゃく の目盛 めもり の一部分 いちぶぶん が拡大 かくだい されて視野 しや にうつるので、5mm以下 いか の端 はし 数 すう 目盛 めもり は目測 もくそく で1mm刻 きざ みで読 よ み取 と る。箱 はこ 尺 じゃく はすでに高 たか さの与 あた えられている測 はか 点 てん や、これから高 たか さを求 もと めようとする地点 ちてん に立 た てる測 はか 器 うつわ である
量水 りょうすい 標 しるべ
測 はか 距棒 (Prism (surveying) )
プリズム (コーナーキューブ・レトロリフレクター)
三脚 さんきゃく
角柱 かくちゅう コンパス (角度 かくど 測定 そくてい )
縄 なわ - 古代 こだい から土地 とち の測量 そくりょう に利用 りよう されていた[ 18] 。シュルバ・スートラ は祭壇 さいだん の寸法 すんぽう を縄 なわ で測 はか ることから「縄 なわ の経典 きょうてん 」とも呼 よ ばれる[ 18] 。日本 にっぽん では所有 しょゆう 権 けん を示 しめ すために縄 なわ を張 は っていたことから「縄張 なわば り 」という言葉 ことば が生 う まれた。
測量 そくりょう としての地図 ちず 編集 へんしゅう とは、各種 かくしゅ 縮尺 しゅくしゃく の地図 ちず や実測 じっそく 図 ず 、基 もと 図 ず などの地図 ちず 作成 さくせい に必要 ひつよう な資料 しりょう を編集 へんしゅう し、必要 ひつよう に応 おう じて現地 げんち 調査 ちょうさ を行 おこな い、目的 もくてき の地図 ちず を編集 へんしゅう して作成 さくせい する作業 さぎょう を指 さ す。
一般 いっぱん には既存 きそん の数値 すうち 地形 ちけい 図 ず データを基 もと 図 ず として写真 しゃしん 測量 そくりょう で作 つく った実測 じっそく 図 ず や基 もと 図 ず 、各種 かくしゅ 測量 そくりょう 成果 せいか や空中 くうちゅう 写真 しゃしん 等 とう といったさまざまな参考 さんこう 資料 しりょう を活用 かつよう し、縮尺 しゅくしゃく のより大 おお きく新 あたら しい地図 ちず を作成 さくせい したり編集 へんしゅう して別 べつ の地図 ちず を作 つく るという測量 そくりょう 。
またここでの実測 じっそく 図 ず とは写真 しゃしん 測量 そくりょう または平板 へいばん 測量 そくりょう で測量 そくりょう して作製 さくせい された地図 ちず を指 さ し、その実測 じっそく 図 ず や基 もと 図 ず を編集 へんしゅう して作 つく った地図 ちず を編集 へんしゅう 図 ず と呼 よ んでいる。
各種 かくしゅ ある国土 こくど 地理 ちり 院 いん 発行 はっこう の地図 ちず は実測 じっそく 図 ず や基 もと 図 ず から編集 へんしゅう 図 ず を作 つく る測量 そくりょう を必要 ひつよう とし、またこれは国土 こくど 地理 ちり 院 いん 発行 はっこう の地図 ちず から市販 しはん の道路 どうろ 地図 ちず などの特殊 とくしゅ 地図 ちず を作 つく る作業 さぎょう も含 ふく まれている。
なお、基 もと 図 ず とは編集 へんしゅう の基 もと になる地図 ちず のことを指 さ す[ 注釈 ちゅうしゃく 1] 。また、縮尺 しゅくしゃく の大 おお きい地図 ちず を編集 へんしゅう して縮尺 しゅくしゃく の小 ちい さい地図 ちず を作 つく る場合 ばあい 、同 おな じ面積 めんせき を表現 ひょうげん するのに使 つか える紙面 しめん はごく少 すく ないものになるため、そのまま縮小 しゅくしょう して同 おな じ情報 じょうほう 量 りょう を載 の せてしまうと地図 ちず が分 わ かりにくいものになってしまうことから、取捨選択 しゅしゃせんたく といった重要 じゅうよう な情報 じょうほう に整理 せいり し、不 ふ 必要 ひつよう な情報 じょうほう を捨 す て記号 きごう 図形 ずけい を簡略 かんりゃく 化 か する作業 さぎょう 行為 こうい を経 へ て制作 せいさく している。
パンディット の地図 ちず 製作 せいさく 者 しゃ 、Nain Singh Rawat (19世紀 せいき )は、1876年 ねん に英国 えいこく のためにヒマラヤ山脈 ひまらやさんみゃく を探索 たんさく した。その功績 こうせき により、王立 おうりつ 地理 ちり 学会 がっかい の金 きん メダルを受賞 じゅしょう 。
1918年 ねん 、アイダホ州 しゅう の全 ぜん 女性 じょせい 調査 ちょうさ 員 いん
測量 そくりょう の基本 きほん 原理 げんり は古 ふる くからほとんど変化 へんか がないが、測量 そくりょう 技師 ぎし が使用 しよう するツールは進化 しんか している。エンジニアリング、特 とく に土木 どぼく 工学 こうがく では、しばしば測量 そくりょう 技術 ぎじゅつ 者 しゃ が不可欠 ふかけつ である。
古代 こだい エジプト では縄 なわ を使 つか って測量 そくりょう を行 おこな う「縄張 なわばり 師 し 」と呼 よ ばれる技術 ぎじゅつ 者 しゃ が存在 そんざい していた[ 18] 。
測量 そくりょう は道路 どうろ 、鉄道 てつどう 、貯水池 ちょすいち 、ダム、パイプライン 、擁 よう 壁 かべ 、橋 はし 、建物 たてもの の配置 はいち を決定 けってい するのに役立 やくだ ちだけでなく法的 ほうてき 裏付 うらづけ や政治 せいじ 的 てき に分断 ぶんだん がなされた境界 きょうかい を確定 かくてい させ、また土地 とち の特徴 とくちょう と境界 きょうかい を記録 きろく する地理 ちり 情報 じょうほう システム (GIS)のアドバイスとデータも提供 ていきょう することが可能 かのう 。
測量 そくりょう 従事 じゅうじ 者 しゃ は、代数 だいすう 、基本 きほん 的 てき な微積分 びせきぶん 、幾何 きか 学 がく 、および三角 さんかく 法 ほう の完全 かんぜん な知識 ちしき を持 も たなければならない。また土地 とち 家屋 かおく 調査 ちょうさ 士 し ならば土地 とち 家屋 かおく 調査 ちょうさ 、不動産 ふどうさん の契約 けいやく を扱 あつか う法律 ほうりつ を知 し っている必要 ひつよう がある。
従事 じゅうじ 者 しゃ のレベルは世界 せかい 各国 かっこく ほとんどで、以下 いか の通 とお り3つの異 こと なるレベルの区分 くぶん を認識 にんしき している。
測量 そくりょう 助手 じょしゅ またはチェーンマン は、通常 つうじょう 、調査 ちょうさ 員 いん を補助 ほじょ 支援 しえん する未 み 熟練 じゅくれん 労働 ろうどう 者 しゃ 。ターゲットリフレクタを配置 はいち し、古 ふる い基準 きじゅん マークを見 み つけ、地面 じめん にポイントをマークする役目 やくめ 。「チェーンマン」という用語 ようご は、以前 いぜん は測量 そくりょう に 測定 そくてい チェーン を使用 しよう していたことに由来 ゆらい する。アシスタントは、測量 そくりょう 技師 ぎし の指示 しじ の下 した でチェーンの遠 とお 端 はし を移動 いどう させる役目 やくめ 。
測量 そくりょう 技師 ぎし 補 ほ は多 おお くの場合 ばあい 、測量 そくりょう 機器 きき の操作 そうさ 、現場 げんば での測量 そくりょう の実施 じっし 、結果 けっか の計算 けいさん 、実施 じっし 計画 けいかく の立案 りつあん を行 おこな う。技師 ぎし 補 ほ は通常 つうじょう 、法的 ほうてき 権限 けんげん を持 も たず、自分 じぶん の作業 さぎょう を証明 しょうめい することはできないレベル、すべての技師 ぎし 補 ほ が資格 しかく を持 も っているわけではない。しかし証明 しょうめい 書 しょ または卒業 そつぎょう 証書 しょうしょ レベルのスキルが備 そな わる。
免許 めんきょ 登録 とうろく または公認 こうにん の測量 そくりょう 技師 ぎし つまり測量 そくりょう 士 し は通常 つうじょう 、学位 がくい 以上 いじょう の実力 じつりょく を保持 ほじ している。多 おお くの場合 ばあい 、専門 せんもん 家 か 協会 きょうかい への参加 さんか や認定 にんてい 資格 しかく の取得 しゅとく には、さらに試験 しけん に合格 ごうかく する必要 ひつよう がある。測量 そくりょう 士 し は法的 ほうてき に調査 ちょうさ の計画 けいかく と管理 かんり に責任 せきにん を負 お う。彼 かれ らは自分 じぶん の実施 じっし の測量 そくりょう 、または監督 かんとく 下 か で実施 じっし される測量 そくりょう が法的 ほうてき 基準 きじゅん を満 み たしていることを確認 かくにん する必要 ひつよう がある。測量 そくりょう 業者 ぎょうしゃ の多 おお くのプリンシパルがこのステータスを保持 ほじ している。
ライセンス要件 ようけん は国 くに や管轄 かんかつ によって異 こと なり、一般 いっぱん 的 てき に各国 かっこく 内 ない で一貫 いっかん している。将来 しょうらい の測量 そくりょう 士 し は通常 つうじょう 、測量 そくりょう の学業 がくぎょう を修 おさ め、その後 ご 測量 そくりょう 法 ほう に関 かん する知識 ちしき と実践 じっせん したい地域 ちいき 固有 こゆう の原則 げんそく を詳細 しょうさい に検査 けんさ し、実地 じっち 訓練 くんれん またはポートフォリオ構築 こうちく の期間 きかん を経 へ る必要 ひつよう がある。そして所定 しょてい の実務 じつむ の年数 ねんすう を経 へ てライセンスが授与 じゅよ される。資格 しかく のある測量 そくりょう 士 し は通常 つうじょう 、ポスト・ノミナル・レターズ を受 う け取 と る。ただし、これは資格 しかく の所轄 しょかつ によって違 ちが いがある。こうしたシステムは、古 ふる い見習 みなら いシステムに取 と って代 か わることになる。
アメリカでは州 しゅう などが形式 けいしき を決定 けってい し、一般 いっぱん にすべての計画 けいかく に署名 しょめい 封印 ふういん などをするには、認可 にんか された土地 とち 測量 そくりょう 士 し 資格 しかく が必要 ひつよう となり、名前 なまえ と登録 とうろく 番号 ばんごう を示 しめ す必要 ひつよう がある。
多 おお くの管轄 かんかつ 区域 くいき では測量 そくりょう 士 し は境界 きょうかい コーナーを設定 せってい するときに、測量 そくりょう 標 しるべ に登録 とうろく 番号 ばんごう をマークする必要 ひつよう がある。標 しるべ は、キャップの付 つ いた鉄 てつ の棒 ぼう 、コンクリートの記念 きねん 碑 ひ 、またはワッシャー付 つ きの釘 くぎ の形 かたち などをとる。
19世紀 せいき 後半 こうはん にヘルシンキ工科 こうか 大学 だいがく の教授 きょうじゅ と学生 がくせい の測量 そくりょう 風景 ふうけい
ほとんどの国 くに の政府 せいふ は、測量 そくりょう について少 すく なくとも何 なん らかの規制 きせい し、測量 そくりょう 管轄 かんかつ 機関 きかん は規制 きせい と基準 きじゅん を確立 かくりつ している。標準 ひょうじゅん は、精度 せいど 、測量 そくりょう 証明 しょうめい 書 しょ 、境界 きょうかい 標 しるべ 、測地 そくち ネットワークの保守 ほしゅ を制御 せいぎょ している。多 おお くの国 くに ではこうした権限 けんげん を地域 ちいき のエンティティまたは地方自治体 ちほうじちたい に委 ゆだ ねている。地籍 ちせき 調査 ちょうさ は特 とく に作業 さぎょう の永続 えいぞく 性 せい のために最 もっと も規制 きせい される傾向 けいこう がある。地籍 ちせき 調査 ちょうさ によって確立 かくりつ された多 おお くの境界 きょうかい 線 せん は、修正 しゅうせい せずに数 すう 百 ひゃく 年間 ねんかん 存在 そんざい する場合 ばあい がある。
管轄 かんかつ 区域 くいき によっては地元 じもと の測量 そくりょう 士 し が代表 だいひょう をつとめる専門 せんもん 機関 きかん の形態 けいたい もある。これらの機関 きかん は、しばしば潜在 せんざい 的 てき な測量 そくりょう 士 し を支持 しじ または認可 にんか し、倫理 りんり 基準 きじゅん を設定 せってい および実施 じっし している。最大 さいだい の機関 きかん は国際 こくさい 測量 そくりょう 連盟 れんめい (略称 りゃくしょう FIG、フランス語 ふらんすご : Fédération Internationale des Géomètres )で、世界中 せかいじゅう の測量 そくりょう 業界 ぎょうかい を代表 だいひょう している。
英語 えいご 圏 けん の国 くに ではほとんどが建築 けんちく 調査 ちょうさ 測量 そくりょう を明確 めいかく な職業 しょくぎょう と見 み なしている。独自 どくじ の専門 せんもん 家 か 協会 きょうかい とライセンス要件 ようけん がある。建物 たてもの 測量 そくりょう 技師 ぎし は、建物 たてもの の状態 じょうたい の調査 ちょうさ と法令 ほうれい 順守 じゅんしゅ 作業 さぎょう に重点 じゅうてん を置 お いている。
土地 とち 家屋 かおく 調査 ちょうさ の主 おも な役割 やくわり の1つは、地上 ちじょう の不動産 ふどうさん の境界 きょうかい を決定 けってい することである。測量 そくりょう で隣接 りんせつ する地主 じぬし が境界 きょうかい 線 せん を配置 はいち する場所 ばしょ を決定 けってい する必要 ひつよう がある。境界 きょうかい は通常 つうじょう 、弁護士 べんごし やサイトエンジニアおよび土地 とち 測量 そくりょう の技師 ぎし によって作成 さくせい された法的 ほうてき 文書 ぶんしょ および計画 けいかく で確立 かくりつ される。次 つぎ に、測量 そくりょう 技師 ぎし は、新 あたら しい境界 きょうかい の角 かく に境界 きょうかい 標 しるべ を設置 せっち する。また、以前 いぜん の調査 ちょうさ で設置 せっち された建物 たてもの の角 かく を見 み つけたり再 さい 調査 ちょうさ したりすることもある。
地籍 ちせき 測量 そくりょう 士 し は政府 せいふ によって認可 にんか されています。土地 とち 管理 かんり 局 きょく (BLM)の地籍 ちせき 調査 ちょうさ 部門 ぶもん は、米国 べいこく でほとんどの地籍 ちせき 調査 ちょうさ を実施 じっし しています[ 19] 。彼 かれ らは森林 しんりん 局 きょく 、国立 こくりつ 公園 こうえん 局 きょく 、陸軍 りくぐん 工兵 こうへい 隊 たい インディアン事務 じむ 局 きょく 、合衆国 がっしゅうこく 魚類 ぎょるい 野生 やせい 生物 せいぶつ 局 きょく 、開拓 かいたく 局 きょく 、その他 た に相談 そうだん 。BLMは、かつてGeneral Land Office (GLO)として知 し られていた。
Public Land Survey System (PLSS)に従 したが って組織 そしき された州 しゅう では、測量 そくりょう 士 し はそのシステムの下 した でBLM地籍 ちせき 調査 ちょうさ を実施 じっし しなければならない。
地籍 ちせき 測量 そくりょう 士 し は、しばしば境界 きょうかい モニュメントを破壊 はかい または損傷 そんしょう する地球 ちきゅう の変化 へんか に対処 たいしょ する必要 ひつよう がある。これが起 お こるとき、タイトル証書 しょうしょ に記録 きろく されていない証拠 しょうこ を考慮 こうりょ しなければならない。これは外部 がいぶ 証拠 しょうこ として知 し られている。[ 20]
ラシュモア山 さん の 4人 にん の米国 べいこく 大統領 だいとうりょう のうち3人 にん は土地 とち 測量 そくりょう 士 し であった。ジョージ・ワシントン 、トーマス・ジェファーソン 、およびエイブラハム・リンカーン は、就任 しゅうにん 前 まえ に植民 しょくみん 地 ち または辺境 へんきょう 地域 ちいき を踏査 とうさ した。
デビッド・T・アバクロンビーは、エクスカーション用品 ようひん のアウトフィッター店 てん を始 はじ める前 まえ に土地 とち 調査 ちょうさ に従事 じゅうじ 。事業 じぎょう は後 のち にアバクロンビー&フィッチ といったライフスタイル衣料 いりょう 品 ひん 店 てん に変 か わっていく。
パーシー・ハリソン・フォーセットは、失 うしな われた都市 とし Z を見 み つけようとして南 みなみ アメリカのジャングルを探検 たんけん した英国 えいこく の測量 そくりょう 士 し 。彼 かれ の伝記 でんき と探検 たんけん は「The Lost City of Z」で 詳述 しょうじゅつ され、後 あと で映画 えいが スクリーン にも映 うつ し出 だ された。
伊能 いのう 忠敬 ちゅうけい は、1800年 ねん 、55歳 さい から現代 げんだい の測量 そくりょう 技術 ぎじゅつ を使用 しよう して日本 にっぽん の地図 ちず を作成 さくせい した。
^ 縮尺 しゅくしゃく が大 おお きい順 じゅん からみて編集 へんしゅう として2万 まん 5千 せん 分 ぶん の1地形 ちけい 図 ず から5万 まん 分 ぶん の1地形 ちけい 図 ず を作 つく る。このとき基 もと になる2万 まん 5千 せん 分 ぶん の1地形 ちけい 図 ず は基 もと 図 ず であり、5万 まん 分 ぶん の1地形 ちけい 図 ず は編集 へんしゅう 図 ず ということになる。このようにして同 おな じ要領 ようりょう で、5万 まん 分 ぶん の1地形 ちけい 図 ず から20万 まん 分 ぶん の1地勢 ちせい 図 ず を作 つく る場合 ばあい 、5万 まん 分 ぶん の1地形 ちけい 図 ず を基 もと 図 ず とし、20万 まん 分 ぶん の1地勢 ちせい 図 ず が編集 へんしゅう 図 ず となる。
^ 測量 そくりょう 業 ぎょう の動向 どうこう と人材 じんざい 育成 いくせい (独立 どくりつ 行政 ぎょうせい 法人 ほうじん 高齢 こうれい ・障害 しょうがい ・求職 きゅうしょく 者 しゃ 雇用 こよう 支援 しえん 機構 きこう 職業 しょくぎょう 能力 のうりょく 開発 かいはつ 総合 そうごう 大 だい 学校 がっこう 基盤 きばん 整備 せいび センター『測量 そくりょう 業 ぎょう における「職業 しょくぎょう 能力 のうりょく の体系 たいけい 」の整備 せいび 等 とう に関 かん する調査 ちょうさ 研究 けんきゅう 』)
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^ 公共 こうきょう 測量 そくりょう 作業 さぎょう 規程 きてい の準則 じゅんそく では第 だい 4編 へん に応用 おうよう 測量 そくりょう があり、第 だい 339条 じょう の2により 「応用 おうよう 測量 そくりょう とは、道路 どうろ 、河川 かせん 、公園 こうえん 等 とう の計画 けいかく 、調査 ちょうさ 、実施 じっし 設計 せっけい 、用地 ようち 取得 しゅとく 、管理 かんり 等 とう に用 もち いられる測量 そくりょう をいう。」としている。応用 おうよう 測量 そくりょう の区分 くぶん は第 だい 340条 じょう で、目的 もくてき によって 一 いち 路線 ろせん 測量 そくりょう 、二 に 河川 かせん 測量 そくりょう 、三 さん 用地 ようち 測量 そくりょう 、四 よん その他 た の応用 おうよう 測量 そくりょう と区分 くぶん されている。そして同 どう 条 じょう の2によると応用 おうよう 測量 そくりょう は建設 けんせつ 事業 じぎょう に付随 ふずい する測量 そくりょう ごとに、必要 ひつよう に応 おう じて路線 ろせん 測量 そくりょう 、河川 かせん 測量 そくりょう 及 およ び用地 ようち 測量 そくりょう 並 なら びにその他 た の 測量 そくりょう を行 おこな うものとするとしており、使用 しよう する成果 せいか を第 だい 341条 じょう で、基本 きほん 測量 そくりょう 成果 せいか に加 くわ え、基準 きじゅん 点 てん 測量 そくりょう 、水準 すいじゅん 測量 そくりょう 、地形 ちけい 測量 そくりょう 及 およ び写真 しゃしん 測量 そくりょう の成果 せいか を使用 しよう して行 おこな うものとしているがただし、基準 きじゅん 点 てん 測量 そくりょう 成果 せいか 等 とう が必要 ひつよう な場合 ばあい には、当該 とうがい 測量 そくりょう を実施 じっし し、必要 ひつよう な成果 せいか を取得 しゅとく して行 おこな うものとするとしている。
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