燃費ねんぴ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

燃費ねんぴ(ねんぴ)は、燃料ねんりょうガソリン軽油けいゆなど)の単位たんい容量ようりょうあたりの走行そうこう距離きょり、もしくは一定いってい距離きょりをどれだけの燃料ねんりょうはしれるかをしめ指標しひょうである。

使用しようする燃料ねんりょうタイヤ空気圧くうきあつ路面ろめん状況じょうきょうエンジンオイル種類しゅるい積載せきさい重量じゅうりょう走行そうこうパターンなどで変化へんかする。

自動車じどうしゃのメーターに表示ひょうじされた燃費ねんぴ
ECUからられた燃料ねんりょう噴射ふんしゃ信号しんごうもとにしており、瞬間しゅんかん平均へいきん表示ひょうじができるものがおおい。

単位たんい[編集へんしゅう]

MPGとL/100kmの換算かんさんひょうあおべいガロン、あかえいガロン

燃料ねんりょうあたりの走行そうこう距離きょり[編集へんしゅう]

km/L
トル法とるほう採用さいようしている日本にっぽんをはじめ、アジアオセアニア北欧ほくおうラテンアメリカアフリカなどで使用しようされている。
MPG(miles per gallon)
ヤード・ポンドほう採用さいようしているイギリスカナダアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく使用しようされている。イギリスとカナダでは、えいガロンもちいられるため、えいガロン(4.5リットル)かべいガロン(3.785リットル)かに注意ちゅうい必要ひつよう

一定いってい距離きょり走行そうこう必要ひつよう燃料ねんりょう[編集へんしゅう]

L/100km
欧州おうしゅうみなみアフリカオーストラリアニュージーランド中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくなどで使用しようされている。イギリスカナダでは[1][2][3]「mpg」での表記ひょうき法律ほうりつゆるされている。
GPM(gallons per 100 mile)
アメリカでは2013ねんモデル以降いこう新車しんしゃられる燃費ねんぴステッカーに表記ひょうきされるようになっている[4]

みぎのグラフにもあるとおり、mpgやkm/Lは数値すうちおおきくなるのに反比例はんぴれいして、一定いってい距離きょり走行そうこう必要ひつよう燃料ねんりょうらなくなっていく。このため消費しょうひしゃ燃費ねんぴくるまえるときに、どれだけ燃料ねんりょうだい節約せつやくできるかが直感ちょっかんてき把握はあくしにくい欠点けってんがある[5]たとえば燃費ねんぴ10km/Lのくるまから燃費ねんぴ15km/Lのくるまえるケース(燃費ねんぴは2/3になる)と、15km/Lのくるまから燃費ねんぴ20kml/Lのくるまえるケース(燃費ねんぴは3/4になる)では、前者ぜんしゃのほうが節約せつやくできる燃料ねんりょうだいおおきい。

換算かんさん方法ほうほう[編集へんしゅう]

  • 235/mpgUS=L/100km
  • 282/mpgImp.=L/100km
  • 0.425×mpgUS=km/L
  • 0.354×mpgImp.=km/L
  • 100/km/L=L/100km

測定そくてい表記ひょうき方法ほうほう[編集へんしゅう]

日本にっぽんでは平地ひらち一定いってい速度そくど走行そうこうした場合ばあいの「じょう走行そうこう燃費ねんぴ」と、実際じっさい公道こうどう走行そうこう想定そうていして、発進はっしん停止ていしアイドリングふくめた「モード走行そうこう燃費ねんぴ」とがある。

2018ねん平成へいせい30ねん10月から、新型しんがたしゃ燃費ねんぴについては、市街地しがいち郊外こうがい高速こうそく道路どうろの3つの走行そうこうモードを平均へいきんてき仕様しよう時間じかん配分はいぶん構成こうせいした、国際こくさいてきなWLTCモードでの測定そくてい義務ぎむされる。それに先立さきだち、2017ねん平成へいせい29ねん)7がつには、WLTCモードくわえ、3つそれぞれの試験しけんモードカタログ併記へいきすることが義務ぎむされた[6][7]。なお、2018ねん平成へいせい30ねん)9がつ以前いぜん型式けいしき認定にんていけた継続けいぞく生産せいさんしゃにおいても、2021ねんれい3ねん1がつ以降いこう[ちゅう 1]、WLTCモードのみでの測定そくていおよび表記ひょうき義務ぎむにより、新型しんがたしゃ同様どうようJC08モードでの型式けいしき審査しんさ表記ひょうき廃止はいしされる。

かつて日本にっぽんしゃのカタログに燃費ねんぴ性能せいのうしるされた当初とうしょは60 km/hじょう燃費ねんぴ採用さいようされており、1973ねん昭和しょうわ48ねん)から東京とうきょう甲州こうしゅう街道かいどうでの市街地しがいち走行そうこう想定そうていした「10モード燃費ねんぴ」が導入どうにゅうされ、1991ねん平成へいせい3ねん)には首都高しゅとこうそく道路どうろなど都市とし高速こうそく道路どうろ走行そうこうくわえた「10・15モード燃費ねんぴ」が策定さくていされた。10・15モードは自動車じどうしゃ専用せんよう道路どうろ走行そうこうくわわり、10モードよりやや(1わり程度ていど燃費ねんぴい。

2011ねん平成へいせい23ねん4がつ以降いこう型式けいしき認定にんていしゃについては、JC08モードによる燃費ねんぴ表示ひょうじ義務付ぎむづけられ、2013ねん平成へいせい25ねん3がつ以降いこうはすべてのくるまについてJC08モードでの表記ひょうきとなった。JC08モードは試験しけん時間じかんをこれまでの2ばいとし、平均へいきん車速しゃそくたかめたうえ加速かそく時間じかん短縮たんしゅく、さらにはじめてひやあいだ始動しどう(コールドスタート)試験しけん対象たいしょうとなるなど、実情じつじょうとの乖離かいりすくなく、かつ、よりきびしい内容ないようとなるなどの特徴とくちょうつ。乗用車じょうようしゃ場合ばあいはJC08モードで測定そくていした燃費ねんぴを、二輪車にりんしゃ場合ばあいは30 km/h(原付げんつき自転車じてんしゃ)および60 km/h(自動じどうりんしゃ)でのじょう走行そうこう燃費ねんぴしめすことが義務付ぎむづけられている。

また、二輪車にりんしゃメーカーによる自主じしゅてきみとして2013ねん7がつより「WMTCモード」による表示ひょうじ併記へいき順次じゅんじおこなわれている。 二輪車にりんしゃ導入どうにゅうされたWMTCモードは、元々もともと2012ねん平成へいせい24ねん)10がつより日本にっぽんでも導入どうにゅうされた「国連こくれん車両しゃりょうとう世界せかい技術ぎじゅつ規則きそく協定きょうてい」における排出はいしゅつガス規制きせい排出はいしゅつガス数値すうち測定そくていほうであるが、その測定そくてい試験しけんにおいて燃費ねんぴ算出さんしゅつしていたことから、燃費ねんぴ数値すうち公表こうひょうすることにしたものである。

いずれもテストコースシャシダイナモでの状態じょうたい車両しゃりょうとプロドライバーのわせによる測定そくていである[8] [9]。カタログデータはその車両しゃりょう機械きかいとして実現じつげん可能かのう最良さいりょうちかく、市中しちゅうでの一般いっぱんてきなドライバーの運転うんてんよりはおおむとなる。また、測定そくてい時期じきのばらつきによる気温きおん湿度しつど気圧きあつなどの補正ほせいされている。

なお燃費ねんぴ測定そくていさいしては、電装でんそうしなエアコン、ランプ[ちゅう 2]ワイパーひとし)が消費しょうひする燃料ねんりょうぶん考慮こうりょされていない。このため、じつ燃費ねんぴとの乖離かいりりつてい燃費ねんぴしゃほどおおきくなる傾向けいこうがある[10]

カタログ燃費ねんぴじつ燃費ねんぴ乖離かいり[編集へんしゅう]

上述じょうじゅつのように、実際じっさいにドライバーが走行そうこうした場合ばあい燃費ねんぴじつ走行そうこう燃費ねんぴ)は、カタログに掲載けいさいされている燃費ねんぴくらべておとる(燃料ねんりょう単位たんいりょうあたりで走行そうこうできる距離きょりがカタログよりみじかい)場合ばあいほとんどで、このことが各種かくしゅメディアで報道ほうどうされることがある[11][12]

燃費ねんぴのカタログ各国かっこくかく地域ちいき制定せいていした走行そうこうパターン(テストサイクル)にもとづき、テストドライバーが走行そうこうさせて計測けいそくされているが、実際じっさい走行そうこうではおな距離きょりでも天候てんこう道路どうろ状況じょうきょう交通こうつう状況じょうきょうことなること、運転うんてんする一般いっぱん運転うんてんしゅは、テストドライバーほどたか運転うんてん技術ぎじゅつたないこと、エアコンやランプるいなどの各種かくしゅ電装でんそうひん作動さどうさせるためにも、オルタネーター負荷ふか燃料ねんりょう消費しょうひされることなどにより、燃料ねんりょう消費しょうひりょう変化へんかする[11]

カタログ燃費ねんぴを、じつ走行そうこう燃費ねんぴちかづけるためのテストサイクルの改定かいてい各国かっこくおこなわれており、日本にっぽんでは先述せんじゅつのように10モードから10・15モード、そしてJC08モードへとえられているほか、欧州おうしゅう連合れんごう中心ちゅうしんとなり、世界せかい導入どうにゅうすすめているWLTPなどのれいがある[13]。なおWLTPは、2018ねん10月1にちより日本にっぽんでもWTLCモードとして導入どうにゅうされた[14]

日本にっぽん自動車じどうしゃ工業こうぎょうかいが2013ねん平成へいせい25ねん)5がつ8にち作成さくせいした冊子さっしになる乗用車じょうようしゃ燃費ねんぴ〜カタログとあなたのクルマの燃費ねんぴちがいは?〜」では、日本にっぽんしゃ平均へいきんてきとして、じつ走行そうこう燃費ねんぴは10・15モードのカタログよりやく3わり、JC08モードのカタログよりやく2わり程度ていどひくいと説明せつめいしている[15]

燃費ねんぴ表示ひょうじ傾向けいこう[編集へんしゅう]

  • じょう燃費ねんぴ平坦へいたんかつ水平すいへい直線ちょくせん舗装ほそうじょうそく走行そうこう)は、走行そうこうちゅう加速かそくによる燃料ねんりょう消費しょうひく(部分ぶぶん負荷ふか=パーシャルスロットルの状態じょうたい)、実質じっしつてき走行そうこうより数値すうちとなる。
    • これは車両しゃりょうそう重量じゅうりょうたいし、トルクちいさいエンジンを搭載とうさいする場合ばあい顕著けんちょであり、普通ふつう自動車じどうしゃおおきくてもすうわりぞう程度ていどであるのにたいし、原付げんつき50 ccオートバイではすうばい程度ていどにもなる。
  • モード燃費ねんぴは、じょう燃費ねんぴよりじつはし燃費ねんぴちかいが、モード燃費ねんぴ測定そくていモードにあわせたチューニング(エンジン特性とくせい変速へんそくタイミングなどの設定せってい)をすることで、じつ走行そうこうより不自然ふしぜんによいとなる車両しゃりょうがあることが指摘してきされている。また、測定そくていモードにちか走行そうこう(メーカー推奨すいしょうしょう燃費ねんぴ運転うんてん)ができないドライバーの場合ばあいも、この数値すうちからかけはなれてわるくなる。
  • てい燃費ねんぴ」とは「ていもえりょうけしりつ」のりゃくで、仕事しごとたいして燃料ねんりょう消費しょうひりょうすくない(=燃費ねんぴ)という意味いみであるが、しょう資源しげん/しょうエネはかられているという意味いみで「しょう燃費ねんぴ」としたり、単純たんじゅん燃費ねんぴいという表現ひょうげんおこなわれる。「こう性能せいのう」「こう効率こうりつ」といった言葉ことばからの類推るいすいによるものか、燃費ねんぴい」「燃費ねんぴくする」ことをあやまって「こう燃費ねんぴ」「燃費ねんぴ向上こうじょう」などと表現ひょうげんしていることもあり、注意ちゅうい必要ひつようである。
  • 日本にっぽんおよ米国べいこくとうでは燃費ねんぴ表示ひょうじするのに、「km/liter」や「mile/gallon」といった単位たんい燃料ねんりょうりょうあたりの走行そうこう距離きょりもちいるのにたいし、欧州おうしゅう各国かっこくでは「l iter/100 km」のように一定いってい距離きょり走行そうこうするのに必要ひつよう燃料ねんりょうりょうもちいる。前者ぜんしゃはその数値すうちが「おおきいほど燃費ねんぴい」ことになるが、後者こうしゃでは「ちいさいほうが燃費ねんぴい」ことになる。
  • アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくでは、2012ねん韓国かんこく現代げんだい自動車じどうしゃ傘下さんか起亜きあ自動車じどうしゃ販売はんばいした自動車じどうしゃ燃費ねんぴ性能せいのう過大かだい表示ひょうじした問題もんだい大気たいき浄化じょうかほう違反いはん民事みんじ制裁せいさいきんとして1おくドルを支払しはらうことで和解わかいしたと発表はっぴょうした[16]

燃費ねんぴ速度そくど[編集へんしゅう]

自動車じどうしゃ教習所きょうしゅうじょ教本きょうほんエコドライブのガイドでは、燃費ねんぴもっともよい速度そくど一般いっぱんどうでは40 - 50 km/h高速こうそく道路どうろでは80km/hと記載きさいされている。日本にっぽん国内こくないけに生産せいさんされた国産こくさんしゃは、エンジンのトルク特性とくせい変速へんそくトランスミッションデフ歯車はぐるま、タイヤみち)、さらに、AT場合ばあい変速へんそくタイミングをこれらにわせてあるものがおおく(排気はいきりょうにより速度そくどいきことなることがある)これらがてはまるが、パワートレインに日本にっぽんけの変更へんこうほどこされていない欧州おうしゅうしゃは、一般いっぱんどう高速こうそくどうともに、ややたか速度そくどいき燃費ねんぴがよくなる傾向けいこうにある。

これは、日本にっぽん採用さいようされている燃費ねんぴ測定そくていほう10・15モード燃費ねんぴにおける走行そうこう速度そくど市街地しがいちで20 - 40km/h、郊外こうがい自動車じどうしゃ専用せんよう道路どうろで50 - 70km/hであるのにたいし、欧州おうしゅうにおける燃費ねんぴ測定そくていほう欧州おうしゅうふくあいモード燃費ねんぴでは市街地しがいち40 - 60km/h、郊外こうがい70 - 90km/h、高速こうそく道路どうろ120km/hという速度そくど測定そくていされるためである。欧州おうしゅう各国かっこく規制きせい速度そくど日本にっぽんより全般ぜんぱんてきたかく、実際じっさい交通こうつうながれもはやい。また欧州おうしゅう仕様しようディーゼルしゃにおいては、それらのガソリンしゃより、さらに高速こうそく燃費ねんぴすぐれている。

近年きんねんはATの多段ただんにより80km/hをえる速度そくどいき燃費ねんぴ重視じゅうししたくるま登場とうじょうしている。たとえば、LS460燃費ねんぴは100km/h走行そうこうでも80km/h走行そうこうのそれとわらない。

実際じっさいに、日本にっぽんの10・15モード走行そうこう良好りょうこう結果けっかしたくるまがECE15では欧州おうしゅうメーカーの小型車こがたしゃより燃費ねんぴ大幅おおはばおとるといったこともおおい(ホンダ・フィットは10・15モードで24km/LだがECE15では17.5km/Lである)。

市販しはんしゃ世界せかい最低さいてい燃費ねんぴ[編集へんしゅう]

じつ走行そうこう[編集へんしゅう]

オートバイ(イギリス1しゅうてい燃費ねんぴ記録きろく走行そうこう
ディーゼルエンジン搭載とうさいオートバイ - エンフィールド=ロビン・D-R400D(66.7km/リットル、1995ねん現在げんざい製造せいぞう中止ちゅうし
ガソリンエンジン搭載とうさいオートバイ - ホンダ・CG125(74.44km/リットル、2001ねん
よんりんしゃ
フォルクスワーゲン・XL1 (プロトタイプ) 0.89 L/100km (112 km/L) [17]

カタログ[編集へんしゅう]

オートバイ(30 km/hにおけるじょう燃費ねんぴ
ガソリンエンジン搭載とうさいオートバイ - ホンダ・カブ(180 km/リットル、1983ねん当時とうじ 50スーパーカスタムにおいて)
自動車じどうしゃ
ハイブリッドカー
トヨタ・プリウス発売はつばい・40.8 km/L JC08モード審査しんさ
フォルクスワーゲン・XL1 (ディーゼルPHEV・限定げんてい販売はんばいしゃ・115.5 km/L) [18]
ガソリンエンジン単独たんどくしゃ - スズキ・アルト(37.0km/L JC08モード審査しんさ

モータースポーツ[編集へんしゅう]

てい燃費ねんぴ競技きょうぎとは特別とくべつ製作せいさくされた車両しゃりょう改造かいぞうされた車両しゃりょうもちいておこなてい燃費ねんぴきそ競技きょうぎである。

また一般いっぱんてきはやさをきそうタイプのレースでも、耐久たいきゅうしょくつよいレースでは燃費ねんぴがものをうこともおおい。れいとしてインディ500記念きねんすべきだい100かい大会たいかい(2016ねん)では、チームメイトのスリップストリーム最大限さいだいげん活用かつようするなど燃費ねんぴ走行そうこうてっし、ライバルよりピットイン回数かいすうらしたアレクサンダー・ロッシがルーキーながらだい逆転ぎゃくてん優勝ゆうしょうたしている。

おも大会たいかい[編集へんしゅう]

エコカーカップ
とし2かい富士ふじスピードウェイ開催かいさいされる。トヨタ自動車とよたじどうしゃ協賛きょうさんであるが、マシンはどのメーカーのものでもく、クラスけがこまかくされている。
プリウスカップ
トヨタ・プリウスで、ガソリン1Lどれだけの距離きょりはしれるかをきそうディーラー対抗たいこうせん
Honda エコ マイレッジ チャレンジ
ホンダのエンジンを使用しようする。参加さんかしゃおお参加さんかしゃ同士どうし交流こうりゅうでもある。
シェル エコマラソン
シェル世界せかい各国かっこく開催かいさいしている。1939ねんはつ開催かいさいされ、すでに70ねん以上いじょう歴史れきしがある。日本にっぽん国内こくないでは2000ねんまで開催かいさいされた。また、ガソリンエンジン部門ぶもんのほか、燃料ねんりょう電池でんち部門ぶもん太陽たいよう電池でんち部門ぶもん液化えきか石油せきゆガス部門ぶもん、ディーゼル部門ぶもんもうけられている。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく

  1. ^ 当初とうしょのWLTCモードの完全かんぜん移行いこう予定よてい年月としつきは2020ねん9がつであったものの、2020ねん上半期かみはんき時点じてんでの日本にっぽん国内こくないにおけるCOVID-19の感染かんせんじょうきょうかんがみ、国土こくど交通省こうつうしょう特例とくれい措置そちとして4ヶ月かげつあいだ延長えんちょうみとめたため
  2. ^ ぜんあきらとう尾灯びとう方向ほうこう指示しじなど。

出典しゅってん

  1. ^ Fuel Consumption Ratings”. Natural Resources Canada(カナダ天然てんねん資源しげんしょう) (2011ねん1がつ). 2011ねん7がつ6にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2011ねん6がつ8にち閲覧えつらん
  2. ^ FAQs”. Transport Canada(カナダ運輸省うんゆしょう. 2012ねん9がつ3にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2012ねん11月6にち閲覧えつらん
  3. ^ The Passenger Car(Fuel Consumption and CO2 Emissions Information) Regulations 2001” (2001ねん). 2014ねん11月11にち閲覧えつらん
  4. ^ Learn More About the Fuel Economy Label for Gasoline Vehicles 2015-09-27閲覧えつらん
  5. ^ Not All Fuel Efficiency Is Equal: Understanding the Miles-Per-Gallon Illusion - Businessweek 2015-09-27閲覧えつらん
  6. ^ WLTCモード - 国土こくど交通省こうつうしょう平成へいせい29ねん7がつ4にち発表はっぴょう)2018ねん7がつ10日とおか閲覧えつらん
  7. ^ 燃費ねんぴ表示ひょうじ内容ないようわります!” (PDF). 国土こくど交通こうつうしょう (更新こうしん不明ふめい). 2018ねん7がつ13にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2018ねん7がつ10日とおか閲覧えつらん
  8. ^ 国沢くにさわ光宏みつひろ (2016ねん4がつ28にち). “三菱自みつびしじ燃費ねんぴ不正ふせい問題もんだい測定そくてい方法ほうほう『惰行ほう』と『高速こうそく惰行ほう』のちがいとは”. MOTA. 2024ねん4がつ5にち閲覧えつらん
  9. ^ Avanti Yasunori (2016ねん5がつ22にち). “スズキの報告ほうこくからえてくる燃費ねんぴ試験しけん「惰行ほう」の課題かだいとは?”. clicccar. 2024ねん4がつ5にち閲覧えつらん
  10. ^ 丸山まるやま 尚文なおふみ東洋とうよう経済けいざい記者きしゃ (2013ねん5がつ8にち). “燃費ねんぴはカタログの4わりち、エコカーの実状じつじょう”. 東洋とうよう経済けいざい. 2013ねん5がつ9にち閲覧えつらん
  11. ^ a b 浅島あさじま亮子あきこ (2014ねん1がつ20日はつか). “エコカー苛烈かれつ競争きょうそう浮上ふじょうするられざる“燃費ねんぴ偽装ぎそう問題もんだい. 週刊しゅうかんダイヤモンド (ダイヤモンド社だいやもんどしゃ). http://diamond.jp/articles/-/47340 2016ねん7がつ29にち閲覧えつらん 
  12. ^ 村沢むらさわ義久よしひさ (2016ねん6がつ2にち). 三菱みつびし不正ふせい事件じけんうら不都合ふつごう日本にっぽん燃費ねんぴ基準きじゅん. 日経にっけいビジネス (日経にっけいBP). http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/225434/053100008/ 2017ねん6がつ29にち閲覧えつらん 
  13. ^ JC08モードでもまだまだあまい:カタログ燃費ねんぴじつ燃費ねんぴをなくせ! 欧州おうしゅう燃費ねんぴ計測けいそく世界せかい標準ひょうじゅん策定さくていうご - ぼくしょう洙、@IT MONOist、2012ねん6がつ28にち
  14. ^ 国交こっこうしょうけいさんしょう乗用車じょうようしゃとう燃費ねんぴ試験しけんほう国際こくさい基準きじゅん「WLTP」を導入どうにゅう - インプレスCar Watch・2016ねん3がつ28にち
  15. ^ もうめないか? 実態じったいちがう、日本にっぽん独自どくじ燃費ねんぴ規格きかく - ITmedia(2013ねん5がつ30にち 82ふん 更新こうしん/2016ねん10がつ23にち閲覧えつらん
  16. ^ 共同通信社きょうどうつうしんしゃ (2014ねん11月4にち). 現代げんだい起亜きあ 燃費ねんぴ過大かだい表示ひょうじ巨額きょがく制裁せいさいきん まい当局とうきょくに”. zakzak (夕刊ゆうかんフジ). オリジナルの2014ねん11月11にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141111180824/zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141104/frn1411040937002-n1.htm 2014ねん11月11にち閲覧えつらん 
  17. ^ Piëch im 1-Liter-Auto: Am Anfang war der Pinguin”. DER STANDARD (2013ねん4がつ5にち). 2024ねん2がつ5にち閲覧えつらん
  18. ^ Volkswagen XL1 revealed”. Auto Press. 2013ねん2がつ24にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2024ねん2がつ5にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]