登米とよね郡ぐん

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登米とよね郡ぐん（とめぐん）は、宮城みやぎ県けん（陸奥みちのく国こく・陸前りくぜん国こく）にあった郡ぐん。

郡ぐん域いき

1878年ねん（明治めいじ11年ねん）に行政ぎょうせい区画くかくとして発足ほっそくした当時とうじの郡ぐん域いきは、登米とよね市しの大だい部分ぶぶん（津山つやま町まち各かく町まちを除のぞく）にあたる。なお、登米とよね市し石越いしこし町まち各かく町まちが1877年ねん、登米とよね市し南方なんぽう町まち各かく町まちおよび迫はさま町まち新田にった、迫はさま町まち北方ほっぽうが1878年ねんまで栗原くりはら郡ぐんに所属しょぞくした。

歴史れきし

登米とよね郡ぐん域いきが葛西かさい氏しの領地りょうちとなった鎌倉かまくら時代じだいから1873年ねん（明治めいじ6年ねん）まで登米とよね郡ぐんは登米とよね郡ぐん・寺池てらいけ郡ぐんの二に通とおりの呼よび方かたがあったとされる^[1]^[2]。

近代きんだい以降いこうの沿革えんかく

幕末ばくまつ時点じてんでは陸奥みちのく国こくに所属しょぞくし、全域ぜんいきが仙台せんだい藩はん領りょうであった。当時とうじの郡ぐん名めいの読よみは「とよま」。「旧きゅう高こう旧領きゅうりょう取調とりしらべ帳ちょう」に記載きさいされている明治めいじ初年しょねん時点じてんでの村むらは以下いかの通とおり。（24村むら）

吉田よしだ村むら、寺池てらいけ村むら、森村もりむら、小島こじま村むら、日野渡ひのと村むら、日根牛ひねうし村むら、楼台ろうだい村むら、米谷まいたに村むら、狼おおかみ河原かわはら村むら、西郡にしごおり村むら、浅あさ部ぶ村むら、嵯峨さが立たて村むら、水越みずこし村むら、加賀野かがの村むら、大泉おおいずみ村むら、石森いしのもり村むら、弥勒寺みろくじ村むら、黒沼くろぬま村むら、桜さくら場じょう村むら、上沼うわぬま村むら、新井田にいだ村むら、鱒ます淵ふち村むら、鴇とき波なみ村むら、赤あか生津なまづ村むら

明治めいじ元年がんねん
- 9月24日にち（1868年ねん 11月8日にち） - 戊辰戦争ぼしんせんそうで仙台せんだい藩主はんしゅ伊達だて慶けい邦くにが薩長さっちょう軍ぐんに降伏ごうぶくし、全ぜん領土りょうど62万まん石せきを没収ぼっしゅうされる。
- 12月7日にち（1869年ねん1月がつ19日にち）
  - 陸奥みちのく国こくが分割ぶんかつされ、本郡ほんぐは陸前りくぜん国こくの所属しょぞくとなる。
  - 登米とよね郡ぐんは常陸ひたち土浦つちうら藩はん取締とりしまり地ちとなる。
明治めいじ2年ねん
- 3月22日にち（1869年ねん5月3日にち） - 土浦つちうら藩はん取締とりしまり地ちが涌谷わくや県けんを称しょうする^[3]。
- 8月がつ7日にち（1869年ねん9月12日にち） - 登米とよね県けん（とめけん）の管轄かんかつとなる。
明治めいじ4年ねん
- 11月2日にち（1871年ねん 12月13日にち） - 第だい1次じ府県ふけん統合とうごうにより一関いちのせき県けん（第だい2次じ）の管轄かんかつとなる。
- 12月13日にち（1872年ねん 1月がつ22日にち） - 一関いちのせき県けん（第だい2次じ）が水沢すいざわ県けんに改称かいしょう。
明治めいじ8年ねん（1875年ねん）
- 10月17日にち - 以下いかの各かく村むらの統合とうごうが行おこなわれる。（13村むら）
  - 登米とよね村むら（とよまむら） ← 寺池てらいけ村むら、小島こじま村むら、日野渡ひのと村むら、日根牛ひねうし村むら
  - 米川よねかわ村むら ← 狼おおかみ河原かわはら村むら、鱒ます淵ふち村むら
  - 錦織にしきおり村むら ← 西郡にしごおり村むら、嵯峨さが立たて村むら
  - 浅水あさみず村むら ← 浅あさ部ぶ村むら、水越みずこし村むら
  - 田沼たぬま村むら ← 新井田にいだ村むら、黒沼くろぬま村むら
  - 潤じゅん沼ぬま村むら ← 赤あか生津なまづ村むら、鴇とき波なみ村むら
  - 上沼うわぬま村むら ← 上沼うわぬま村むら、大泉おおいずみ村むら、弥勒寺みろくじ村むら
  - 米谷まいたに村むら ← 米谷まいたに村むら、楼台ろうだい村むら
- 11月22日にち - 水沢すいざわ県けんが磐井いわい県けんに改称かいしょう。
明治めいじ9年ねん（1876年ねん）
- 4月がつ18日にち - 第だい2次じ府県ふけん統合とうごうにより宮城みやぎ県けんの管轄かんかつとなる。
- 11月 - 区くの再編さいへんにより、栗原くりはら郡ぐんと共ともに宮城みやぎ県けん第だい4大だい区くとなる。

宮城みやぎ県けん第だい4大だい区く（全ぜん16小しょう区く。栗原くりはら郡ぐん・登米とよね郡ぐん13～16）
小お区く	所属しょぞく村むら
小しょう13区く	吉田よしだ村むら、潤じゅん沼ぬま村むら
小しょう14区く	登米とよね村むら、浅水あさみず村むら、田沼たぬま村むら
小しょう15区く	石森いしのもり村むら、上沼うわぬま村むら、桜さくら場じょう村むら、森村もりむら
小しょう16区く	米谷まいたに村むら、米川よねかわ村むら、錦織にしきおり村むら

明治めいじ10年ねん（1877年ねん） - 栗原くりはら郡ぐん石越いしこし村むらの所属しょぞく郡ぐんが当とう郡ぐんに変更へんこう。
明治めいじ11年ねん（1878年ねん）
- 潤じゅん沼ぬま村むらを赤あか生津なまづ村むら・鴇とき波なみ村むらに分割ぶんかつ。
- 10月21日にち - 郡こおり区く町村ちょうそん編制へんせい法ほうの宮城みやぎ県けんでの施行しこうにより、行政ぎょうせい区画くかくとしての登米とよね郡ぐんが発足ほっそく。郡ぐん役所やくしょが北方きたかた村むらの佐沼さぬま城下町じょうかまちに設置せっち。同時どうじに郡ぐん名めいの読よみを「とよま」から「とめ」に改あらためる。同どう日大にちだい区く小お区く制せいを廃止はいし。
明治めいじ12年ねん（1879年ねん）
- 登米とよね村むらから日根牛ひねうし村むらが分立ぶんりつ。
- 米川よねかわ村むらが狼おおかみ河原かわはら村むら・鱒ます淵ふち村むらに分割ぶんかつ。
- 錦織にしきおり村むらが西郡にしごおり村むら・嵯峨さが立たて村むらに分割ぶんかつ。
- 栗原くりはら郡ぐん北方きたかた村むら・南方なんぽう村むら・新田にった村むらの所属しょぞく郡ぐんが登米とよね郡ぐんに変更へんこう。
明治めいじ13年ねん（1880年ねん）1月がつ17日にち - 遠田えんた郡ぐん西野にしの村むら・中津山なかつやま村むらの所属しょぞく郡ぐんがを登米とよね郡ぐんに変更へんこう^[4]。

町村ちょうそん制せい以降いこうの沿革えんかく

1.佐沼さぬま町まち 2.北方きたかた村むら 3.南方なんぽう村むら 4.米山よねやま村むら 5.吉田よしだ村むら 6.豊里とよさと村むら 7.登米とよね町まち 8.浅水あさみず村むら 9.米谷まいたに村むら 10.米川よねかわ村むら 11.錦織にしきおり村むら 12.上沼うわぬま村むら 13.宝江ほうえ村むら 14.石森いしのもり村むら 15.石越いしこし村むら 16.新田にった村むら（赤あか：登米とよね市し）

明治めいじ22年ねん（1889年ねん）4月がつ1日にち - 町村ちょうそん制せいの施行しこうにより、以下いかの町村ちょうそんが発足ほっそく^[5]。全域ぜんいきが現げん・登米とよね市し。（2町まち14村むら）
- 佐沼さぬま町まち （北方きたかた村むらの一部いちぶ^[6]が単独たんどく町制ちょうせい）
- 北方きたかた村むら （北方きたかた村むらの一部いちぶ^[7]が単独たんどく村むら制せい）
- 南方なんぽう村むら （単独たんどく村むら制せい）
- 米山よねやま村むら ← 西野にしの村むら、中津山なかつやま村むら
- 吉田よしだ村むら （単独たんどく村むら制せい）
- 豊里とよさと村むら ← 赤あか生津なまづ村むら、鴇とき波なみ村むら
- 登米とよね町まち ← 登米とよね村むら、日根牛ひねうし村むら
- 浅水あさみず村むら、米谷まいたに村むら（それぞれ単独たんどく村むら制せい）
- 米川よねかわ村むら ← 狼おおかみ河原かわはら村むら、鱒ます淵ふち村むら
- 錦織にしきおり村むら ← 西郡にしごおり村むら、嵯峨さが立たて村むら
- 上沼うわぬま村むら ← 上沼うわぬま村むら、桜さくら場じょう村むら
- 宝江ほうえ村むら ← 田沼たぬま村むら、森村もりむら
- 石森いしのもり村むら ← 石森いしのもり村むら、加賀野かがの村むら
- 石越いしこし村むら、新田にった村むら（それぞれ単独たんどく村むら制せい）
明治めいじ27年ねん（1894年ねん）4月がつ1日にち - 郡ぐん制せいを施行しこう。
明治めいじ36年ねん（1903年ねん）12月11日にち - 米谷まいたに村むらが町制ちょうせい施行しこうして米谷まいたに町まちとなる。（3町まち13村むら）
明治めいじ45年ねん（1912年ねん）5月15日にち - 石森いしのもり村むらが町制ちょうせい施行しこうして石森いしのもり町まちとなる。（4町まち12村むら）
大正たいしょう12年ねん（1923年ねん）4月がつ1日にち - 郡ぐん会かいを廃止はいし。郡ぐん役所やくしょは存続そんぞく。
大正たいしょう15年ねん（1926年ねん）7月がつ1日にち - 郡ぐん役所やくしょが廃止はいし。以降いこうは地理ちり区分くぶん名称めいしょうとなる。
昭和しょうわ11年ねん（1936年ねん）1月がつ20日はつか - 米山よねやま村むらの一部いちぶ（西野にしのの一部いちぶ）が吉田よしだ村むらに編入へんにゅう^[8]。（6町まち2村むら）
昭和しょうわ17年ねん（1942年ねん）7月がつ1日にち - 「登米とよね地方ちほう事務所じむしょ」が佐沼さぬま町まちに設置せっちし、登米とよね郡ぐん全域ぜんいきを管轄かんかつする。
昭和しょうわ25年ねん（1950年ねん）4月がつ1日にち - 豊里とよさと村むらが町制ちょうせい施行しこうして豊里とよさと町まちとなる。（5町まち11村むら）
昭和しょうわ30年ねん（1955年ねん）4月がつ1日にち - 佐沼さぬま町まち・北方きたかた村むら・新田にった村むらが合併がっぺいして迫はさま町まちが発足ほっそく。（5町まち9村むら）
昭和しょうわ31年ねん（1956年ねん）
- 4月がつ1日にち - 石森いしのもり町まち・上沼うわぬま村むら・浅水あさみず村むら・宝江ほうえ村むらが合併がっぺいして中田なかだ町まちが発足ほっそく。（5町まち6村むら）
- 9月30日にち - 錦織にしきおり村むら・米川よねかわ村むらが合併がっぺいして日高ひだか村むらが発足ほっそく。（5町まち5村むら）
昭和しょうわ32年ねん（1957年ねん）
- 4月がつ1日にち - 中田なかだ町まちの一部いちぶ（森もりの大だい部分ぶぶん）が迫はさま町まちに編入へんにゅう。
- 5月1日にち - 米谷まいたに町まち・日高ひだか村むらが合併がっぺいして東和とうわ町まちが発足ほっそく。（5町まち4村むら）
- 12月25日にち - 米山よねやま村むら・吉田よしだ村むらが合併がっぺいして米山よねやま町まちが発足ほっそく。（6町まち2村むら）
昭和しょうわ34年ねん（1959年ねん）4月がつ1日にち - 石越いしこし村むらが町制ちょうせい施行しこうして石越いしこし町まちとなる。（7町まち1村むら）
昭和しょうわ39年ねん（1964年ねん）4月がつ1日にち - 南方なんぽう村むらが町制ちょうせい施行しこうして南方なんぽう町まちとなる。（8町まち）
平成へいせい17年ねん（2005年ねん）4月がつ1日にち - 登米とよね町まち・豊里とよさと町まち・中田なかだ町まち・東和とうわ町まち・迫はさま町まち・南方なんぽう町まち・石越いしこし町まち・米山よねやま町まちが本吉もとよし郡ぐん津山つやま町まちと合併がっぺいして登米とよね市しが発足ほっそく。同日どうじつ登米とよね郡ぐん消滅しょうめつ。

変遷へんせん表ひょう

自治体じちたいの変遷へんせん

藩政はんせい期き		明治めいじ8年ねん10月がつ17日にち	明治めいじ9年ねん - 明治めいじ21年ねん	明治めいじ22年ねん4月がつ1日にち町村ちょうそん制せい施行しこう	明治めいじ22年ねん - 昭和しょうわ29年ねん	昭和しょうわ30年ねん - 昭和しょうわ64年ねん		平成へいせい元年がんねん - 現在げんざい	現在げんざい
栗原くりはら郡ぐん石越いしこし村むら		栗原くりはら郡ぐん石越いしこし村むら	明治めいじ10年ねん石越いしこし村むら	石越いしこし村むら	石越いしこし村むら	昭和しょうわ34年ねん4月がつ1日にち町制ちょうせい石越いしこし町まち		平成へいせい17年ねん4月がつ1日にち登米とよね市し	登米とよね市し
栗原くりはら郡ぐん南方なんぽう村むら		栗原くりはら郡ぐん南方なんぽう村むら	明治めいじ12年ねん南方なんぽう村むら	南方なんぽう村むら	南方なんぽう村むら	昭和しょうわ39年ねん4月がつ1日にち町制ちょうせい南方なんぽう町まち
栗原くりはら郡ぐん北方きたかた村むら	^[6]	栗原くりはら郡ぐん北方きたかた村むら	明治めいじ12年ねん北方きたかた村むら	佐沼さぬま町まち	佐沼さぬま町まち	昭和しょうわ30年ねん4月がつ1日にち迫はさま町まち	迫はさま町まち
栗原くりはら郡ぐん北方きたかた村むら	^[7]	栗原くりはら郡ぐん北方きたかた村むら	明治めいじ12年ねん北方きたかた村むら	北方きたかた村むら	北方きたかた村むら
栗原くりはら郡ぐん新田にった村むら		栗原くりはら郡ぐん新田にった村むら	明治めいじ12年ねん新田にった村むら	新田にった村むら	新田にった村むら
森村もりむら	大だい部分ぶぶん	森村もりむら	森村もりむら	宝江ほうえ村むら	宝江ほうえ村むら	昭和しょうわ31年ねん4月がつ1日にち石森いしのもり町まち	昭和しょうわ32年ねん4月がつ1日にち迫はさま町まちに編入へんにゅう
森村もりむら	一部いちぶ	森村もりむら	森村もりむら				中田なかだ町まち
新井田にいだ村むら		田沼たぬま村むら	田沼たぬま村むら
黒沼くろぬま村むら		田沼たぬま村むら	田沼たぬま村むら
石森いしのもり村むら		石森いしのもり村むら	石森いしのもり村むら	石森いしのもり村むら	明治めいじ45年ねん5月がつ15日にち町制ちょうせい石森いしのもり町まち
加賀野かがの村むら		石森いしのもり村むら	石森いしのもり村むら	石森いしのもり村むら	明治めいじ45年ねん5月がつ15日にち町制ちょうせい石森いしのもり町まち
上沼うわぬま村むら		上沼うわぬま村むら	上沼うわぬま村むら	上沼うわぬま村むら	上沼うわぬま村むら
大泉おおいずみ村むら
弥勒寺みろくじ村むら
桜さくら場じょう村むら		桜さくら場じょう村むら	桜さくら場じょう村むら
浅あさ部ぶ村むら		浅水あさみず村むら	浅水あさみず村むら	浅水あさみず村むら	浅水あさみず村むら
水越みずこし村むら		浅水あさみず村むら	浅水あさみず村むら	浅水あさみず村むら	浅水あさみず村むら
寺池てらいけ村むら		登米とよね村むら	登米とよね村むら	登米とよね町まち	登米とよね町まち	登米とよね町まち
小島こじま村むら
日野渡ひのと村むら
日根牛ひねうし村むら			明治めいじ12年ねん分立ぶんりつ日根牛ひねうし村むら
米谷まいたに村むら		米谷まいたに村むら	米谷まいたに村むら	米谷まいたに村むら	明治めいじ36年ねん12月11日にち町制ちょうせい米谷まいたに町まち	米谷まいたに町まち	昭和しょうわ32年ねん5月がつ1日にち東和とうわ町まち
楼台ろうだい村むら		米谷まいたに村むら	米谷まいたに村むら	米谷まいたに村むら	明治めいじ36年ねん12月11日にち町制ちょうせい米谷まいたに町まち	米谷まいたに町まち
狼おおかみ河原かわはら村むら		米川よねかわ村むら	明治めいじ12年ねん狼おおかみ河原かわはら村むら	米川よねかわ村むら	米川よねかわ村むら	昭和しょうわ31年ねん9月がつ30日にち日高ひだか村むら
鱒ます淵ふち村むら		米川よねかわ村むら	明治めいじ12年ねん鱒ます淵ふち村むら	米川よねかわ村むら	米川よねかわ村むら
西郡にしごおり村むら		錦織にしきおり村むら	明治めいじ12年ねん西郡にしごおり村むら	錦織にしきおり村むら	錦織にしきおり村むら
嵯峨さが立たて村むら		錦織にしきおり村むら	明治めいじ12年ねん嵯峨さが立たて村むら	錦織にしきおり村むら	錦織にしきおり村むら
赤あか生津なまづ村むら		潤じゅん沼ぬま村むら	明治めいじ11年ねん赤あか生津なまづ村むら	豊里とよさと村むら	昭和しょうわ25年ねん4月がつ1日にち町制ちょうせい豊里とよさと町まち	豊里とよさと町まち
鴇とき波なみ村むら		潤じゅん沼ぬま村むら	明治めいじ11年ねん鴇とき波なみ村むら	豊里とよさと村むら	昭和しょうわ25年ねん4月がつ1日にち町制ちょうせい豊里とよさと町まち	豊里とよさと町まち
吉田よしだ村むら		吉田よしだ村むら	吉田よしだ村むら	吉田よしだ村むら	吉田よしだ村むら	昭和しょうわ32年ねん12月25日にち米山よねやま町まち
遠田えんた郡ぐん西野にしの村むら	一部いちぶ	遠田えんた郡ぐん西野にしの村むら	明治めいじ13年ねん西野にしの村むら	米山よねやま村むら	昭和しょうわ11年ねん1月がつ20日はつか吉田よしだ村むらに編入へんにゅう
遠田えんた郡ぐん西野にしの村むら	一部いちぶ	遠田えんた郡ぐん西野にしの村むら	明治めいじ13年ねん西野にしの村むら		米山よねやま村むら
遠田えんた郡ぐん中津山なかつやま村むら		遠田えんた郡ぐん中津山なかつやま村むら	明治めいじ13年ねん中津山なかつやま村むら		米山よねやま村むら

行政ぎょうせい

歴代れきだい郡ぐん長ちょう

代だい	氏名しめい	就任しゅうにん年月日ねんがっぴ	退任たいにん年月日ねんがっぴ
1	河田かわた安あん照あきら	明治めいじ12年ねん（1879年ねん）3月がつ17日にち	明治めいじ19年ねん（1886年ねん）12月7日にち
2	佐伯さえき真しん満みつる	明治めいじ19年ねん（1886年ねん）12月8日にち	明治めいじ27年ねん（1894年ねん）2月がつ17日にち死去しきょ^[9]
3	八乙女やおとめ盛もり次じ	明治めいじ27年ねん（1894年ねん）2月がつ20日はつか	明治めいじ29年ねん（1896年ねん）7月がつ23日にち
4	浜田はまだ盛もり禎ただし	明治めいじ29年ねん（1896年ねん）7月がつ23日にち	明治めいじ32年ねん（1899年ねん）6月がつ14日にち
5	秋山あきやま峻たかし	明治めいじ32年ねん（1899年ねん）6月がつ14日にち	明治めいじ36年ねん（1903年ねん）2月がつ10日とおか
6	武たけ市郎いちろう	明治めいじ36年ねん（1903年ねん）2月がつ10日とおか	明治めいじ37年ねん（1904年ねん）12月13日にち
7	黒田くろだ良正よしまさ	明治めいじ37年ねん（1904年ねん）12月24日にち	明治めいじ39年ねん（1906年ねん）2月がつ28日にち
8	河野こうの通とおる久ひさ	明治めいじ39年ねん（1906年ねん）2月がつ28日にち	明治めいじ40年ねん（1907年ねん）8月がつ10日とおか
9	本木もとぎ房吉ふさきち	明治めいじ40年ねん（1907年ねん）8月がつ10日とおか	明治めいじ41年ねん（1908年ねん）3月がつ5日にち
10	半田はんだ卯しげる内ない	明治めいじ41年ねん（1908年ねん）3月がつ9日にち	大正たいしょう11年ねん（1922年ねん）4月がつ12日にち
11	森田もりた専せん七なな郎ろう	大正たいしょう11年ねん（1922年ねん）4月がつ12日にち	大正たいしょう12年ねん（1923年ねん）2月がつ17日にち
12	須田すだ丙へい子こ郎ろう	大正たいしょう12年ねん（1923年ねん）2月がつ17日にち

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

^ 登米とよね町まち誌し第だい1巻かん 1990, p. 12.
^ 登米とよね町まち誌し第だい1巻かん 1990, p. 13.
^ 明治めいじ元年がんねん12月23日にち（1869年ねん2月がつ4日にち）の「諸しょ藩はん取締とりしまり奥羽おうう各かく県けん当分とうぶん御ご規則きそく」（法令ほうれい全書ぜんしょ通番つうばん明治めいじ元年がんねん太政官だじょうかん布告ふこく第だい1129）に従したがって設置せっちされた県けんだが、明治めいじ政府せいふが権けん知ち県けん事ごとを任命にんめいしたわけではなく、そのため明治めいじ政府せいふの公文書こうぶんしょには全まったく記録きろくが残のこっておらず、正式せいしきな県けんとは認みとめられていない。
^ 同日どうじつ付づけ、宮城みやぎ県けん令れい甲かぶと第だい7号ごう
^ 町村ちょうそんの統合とうごう自体じたいは前日ぜんじつの3月31日にち付づけで実施じっしされている。（明治めいじ22年ねん〈1889年ねん〉2月がつ9日にち付づけ、宮城みやぎ県けん令れい第だい8号ごう）
^ ^a ^b 佐沼さぬま城下町じょうかまち（字じ本郷ほんごう）
^ ^a ^b 佐沼さぬま城下町じょうかまちを除のぞく区域くいき（字じ日向ひなた・字じ北浦きたうら・字じ三さん方ぽう嶋しま）
^ “第だい四よん市町村しちょうそん変遷へんせん等とうの状況じょうきょう”. 公益こうえき財団ざいだん法人ほうじん宮城みやぎ県けん市町村しちょうそん振興しんこう協会きょうかい. 2021年ねん7月がつ28日にち閲覧えつらん。
^ 『官報かんぽう』第だい3192号ごう、明治めいじ27年ねん2月がつ21日にち。

参考さんこう文献ぶんけん

「角川かどかわ日本にっぽん地名ちめい大だい辞典じてん」編纂へんさん委員いいん会かい編へん『角川かどかわ日本にっぽん地名ちめい大だい辞典じてん』 4 宮城みやぎ県けん、角川書店かどかわしょてん、1979年ねん12月1日にち。ISBN 4040010302。
旧きゅう高こう旧領きゅうりょう取調とりしらべ帳ちょうデータベース
『迫はさま町まち史し』（宮城みやぎ県けん登米とよね郡ぐん迫はさま町まち、1981年ねん）
登米とよね町まち誌し編纂へんさん委員いいん会かい編へん『登米とよね町まち誌し』 1巻かん、登米とよね町まち、1990年ねん3月がつ31日にち。