(Translated by https://www.hiragana.jp/)
竜星戦 - Wikipedia コンテンツにスキップ

りゅうほしせん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
りゅうほしせん
公式こうしきせん
概要がいよう
主催しゅさい 株式会社かぶしきがいしゃ囲碁いご将棋しょうぎチャンネル日本棋院にほんきいん
協力きょうりょく 関西棋院かんさいきいん
優勝ゆうしょう賞金しょうきん 600まんえん
決勝けっしょう 一番いちばん勝負しょうぶ
棋戦きせん形式けいしき 96めいによるせんのち、16めいによるトーナメントせん
時間じかん 決勝けっしょうT・ブロックせん:
予選よせん: 1あいだ
秒読びょうよ 決勝けっしょうT・ブロックせん: 130びょう、1ぶん考慮こうりょ時間じかん10かい
予選よせん: 使つかったのち160びょう
創設そうせつねん 1990ねん
開催かいさい時期じき 通年つうねん決勝けっしょうは10月収録しゅうろく、12月放送ほうそう
公式こうしきサイト 囲碁いご将棋しょうぎチャンネル りゅうほしせん
日本棋院にほんきいん りゅうほしせん
記録きろく
げんりゅうぼし 井山いやまひろしふとしだい32
最多さいた優勝ゆうしょう 井山いやまひろしふとし(5
最長さいちょう連覇れんぱ いちりょくりょう(3連覇れんぱ
テンプレートを表示ひょうじ

りゅうほしせん(りゅうせいせん)は、囲碁いごテレビ棋戦きせん囲碁いごチャンネル開局かいきょく1990ねん創設そうせつ1997ねんから公式こうしきせんとなる。

また2006ねんより、中国ちゅうごく棋院囲碁いご将棋しょうぎチャンネル共催きょうさい中国ちゅうごくりゅうほしせんが、2018ねんより、韓国かんこく棋院との共催きょうさいで「韓国かんこくりゅうほしせん」がおこなわれている。

りゅうほしせん日本棋院にほんきいん会館かいかんないりゅうぼしスタジオで収録しゅうろくされ、CS放送ほうそう囲碁いご将棋しょうぎチャンネル』で、毎週まいしゅう月曜日げつようび水曜日すいようび放映ほうえいされている(くわしくはテレビ放送ほうそうこう参照さんしょう) 。また、動画どうが配信はいしんサービス「囲碁いご将棋しょうぎプラス」での配信はいしんおこなわれている。

予選よせん・ブロックせん決勝けっしょうトーナメントからなり、テレビ放映ほうえいはブロックせんからである。優勝ゆうしょうしゃは、次回じかい優勝ゆうしょうしゃ決定けっていする対局たいきょく放送ほうそうされるまで、りゅうぼし名乗なのることができる。棋戦きせんシステムは囲碁いご将棋しょうぎチャンネルでおなじく放送ほうそうされている将棋しょうぎ銀河ぎんがせんとほぼ同様どうようである。

予選よせん

[編集へんしゅう]

ブロックせん出場しゅつじょうする棋士きし決定けっていするもので、非公開ひこうかいおこなわれる。

時間じかんは1あいだで、秒読びょうよみは時計とけいにより60びょうとなっている。

なお、前期ぜんき決勝けっしょうトーナメント進出しんしゅつしゃ無条件むじょうけん予選よせん免除めんじょとなる[よう出典しゅってん]

ブロックせん

[編集へんしゅう]

A~Hの8ブロックに、かく12めい棋士きしおよびアマ(合計ごうけい96めい)がパラマストーナメントたたかう。

20までは前期ぜんき決勝けっしょうトーナメント進出しんしゅつしゃのうち1回戦かいせんやぶれたもの無条件むじょうけんかくブロックの序列じょれつ2、2回戦かいせん以上いじょう進出しんしゅつしたもの序列じょれつ1かれていたのだが、21よりルールがわった。23よりアマりゅうほしおよじゅん優勝ゆうしょうしゃ予選よせん出場しゅつじょうできるようになり、がれば本戦ほんせん出場しゅつじょう可能かのうとなった。これにより、ひろし爽義アマりゅうぼしが23本戦ほんせんAトーナメントの最下位さいかい出場しゅつじょうたしている。

  • 序列じょれつ1資格しかくしゃ(このじゅん資格しかくがある)
  1. 前期ぜんき優勝ゆうしょうしゃ
  2. 前期ぜんきじゅん優勝ゆうしょうしゃ
  3. タイトルホルダー[1]
  4. 前期ぜんき決勝けっしょうトーナメント準決勝じゅんけっしょう敗退はいたいしゃ
  5. 前期ぜんき決勝けっしょうトーナメント2回戦かいせん敗退はいたいしゃ
  • 序列じょれつ2資格しかくしゃ
  1. 前期ぜんき決勝けっしょうトーナメント1回戦かいせん敗退はいたいしゃ(タイトルホルダーをのぞく)

序列じょれつ1定員ていいんオーバーになった場合ばあい資格しかく順位じゅんい下位かい棋士きし複数ふくすういるときはそのなか棋士きし序列じょれつ下位かいもの)が序列じょれつ2へとされ、そのぶん序列じょれつ2資格しかくしゃのうち棋士きし序列じょれつ下位かいのものが序列じょれつ3へとされる。

かくブロックの優勝ゆうしょうしゃ最終さいしゅうせんったもの)と、優勝ゆうしょうしゃのぞ最多さいたしゃ複数ふくすういる場合ばあい序列じょれつ上位じょういもの)が決勝けっしょうトーナメントに出場しゅつじょうする。

なお、かくブロックのだい1回戦かいせん登場とうじょうしたもの序列じょれつ11または12もの)がブロック優勝ゆうしょう(11にんき)をした場合ばあいは、そのブロックからは優勝ゆうしょうしゃのみが決勝けっしょうトーナメントに出場しゅつじょうし、欠員けついんのブロックで決勝けっしょうトーナメント出場しゅつじょう資格しかくられなかったもののうち最多さいたしゃ補充ほじゅうされる[2]

時間じかんはなく、初手しょてから30びょう秒読びょうよみ。ただし考慮こうりょ時間じかん(1ふん単位たんいで10かい)あり。決勝けっしょうトーナメントも同様どうようのルール。

なお、現在げんざいのように8ブロックにかれたのはだい11からで、それまでは1ブロック24めい[3]の4ブロックせいだった。

決勝けっしょうトーナメント

[編集へんしゅう]

16めいによる通常つうじょうのトーナメントである。初戦しょせんは、ブロックの優勝ゆうしょうしゃのブロックの最多さいたしゃたるようにまれる。だい10までは8めいあらそわれていた。

歴代れきだい決勝けっしょう結果けっか

[編集へんしゅう]

とし決勝けっしょうトーナメントが実施じっしされた時点じてん。ブロックせん前年ぜんねん10がつからおこなわれている。

段位だんい称号しょうごう対局たいきょく当時とうじのもの。
年度ねんど 優勝ゆうしょう じゅん優勝ゆうしょう ベスト4 ブロックせん 最多さいた連勝れんしょう
1 1991 ちょう治勲ちくん 石田いしだ芳夫よしお
2 1992 大竹おおたけ英雄ひでお ちょう治勲ちくんりゅうぼし
3 1993 ちょう治勲ちくん やなぎ
4 1994 森田もりたみちはく はやし海峰みほ
5 1996 小林こばやしさとし 中小ちゅうしょう野田のださとしおのれ
6 1997 小林こばやし光一こういち 小松こまつ英樹ひでき
7 1998 加藤かとう正夫まさお ちょう治勲ちくん
8 1999 山田やまだただしさんせい 森田もりたみちはく
9 2000 高尾たかおしん 高木たかぎ祥一しょういち
10 2001 加藤かとう正夫まさお 張栩ちょうう
11 2002 小林こばやし光一こういち おうめい
12 2003 小林こばやし光一こういちりゅうぼし 羽根はね直樹なおき
13 2004 高尾たかおしん 山田やまだただしさんせい
14 2005 結城ゆうきさとし 張栩ちょうう
15 2006 張栩ちょうう 結城ゆうきさとしりゅうぼし
16 2007 張栩ちょううりゅうぼし 結城ゆうきさとし
17 2008 河野こうの 張栩ちょううりゅうぼし
18 2009 井山いやまひろしふとし 張栩ちょうう
19 2010 山下やました敬吾けいご 中野なかのひろし
20 2011 井山いやまひろしふとし 結城ゆうきさとし
21 2012 井山いやまひろしふとしりゅうぼし はやしかんすぐる
22 2013 山下やました敬吾けいごきゅうだん 河野こうの[ちゅう 1]
23 2014 河野こうの せい
24 2015 結城ゆうきさとしきゅうだん ちょう治勲ちくん名誉めいよ名人めいじん[ちゅう 2]
25 2016 いちりょくりょう 井山いやまひろしふとし棋聖きせい
26 2017 芝野しばの虎丸とらまるさんだん せい
27 2018 いちりょくりょう 本木もとぎかつわたる
28 2019 一力遼竜星 上野うえの愛咲あいざきよし女流じょりゅう棋聖きせい[ちゅう 3] もと家元いえもとはちだん 鈴木すずき伸二しんじななだん
29 2020 一力遼竜星 井山いやまひろしふとし棋聖きせい 芝野しばの虎丸とらまる名人めいじん 富士田ふじた明彦あきひこななだん
30 2021 芝野しばの虎丸とらまる王座おうざ もと家元いえもとじゅうだん 瀬戸せと大樹だいきはちだん 平田ひらた智也ともやななだん
31 2022 井山いやまひろしふとし名人めいじん 結城ゆうきさとしきゅうだん 本木もとぎかつ弥八やはちだん 大西おおにし竜平りゅうへいななだん
32 2023 井山いやまひろしふとしりゅうぼし 芝野しばの虎丸とらまる名人めいじん 張栩ちょううきゅうだん 酒井さかいたすくぶんまわしよんだん
010連勝れんしょう (C/ちょうみずほすぐる)=最終さいしゅう勝者しょうしゃ

06連勝れんしょう (D/横塚よこつか)
33 2024 12月23にち放映ほうえい
09連勝れんしょう+ (F/福岡ふくおか)

テレビ放送ほうそう

[編集へんしゅう]

1週間しゅうかんに2きょくずつ放送ほうそうされる。時刻じこくはいずれも日本にっぽん時間じかん

  • つき水曜すいよう21:00 初回しょかい放送ほうそう なお初回しょかい放送ほうそう先立さきだって囲碁いご将棋しょうぎプラス(ゴールドプラス)で前週ぜんしゅう木曜日もくようび先行せんこう配信はいしん

※なおいずれも対局たいきょくはやわりきょく検討けんとうなどをふくめても時間じかんあまった場合ばあいは、「つめTV」「つぎいちTV」などのさい放送ほうそう穴埋あなうめする。また、だい22からは将棋しょうぎ銀河ぎんがせんおなじくりょう対局たいきょくしゃ記録きろくがかりわせて棋譜きふがかり登場とうじょうしており、NHKはいおなじように着手ちゃくしゅ棋譜きふげをおこなうようになった。よくだい23からは、これも銀河ぎんがせん同様どうようばん表示ひょうじおこなうようになっている。いずれもどうチャンネルで放送ほうそうされる女流じょりゅう棋聖きせいせんでも同様どうよう措置そちる。

2020年度ねんどだい29)より囲碁いごAIによる形勢けいせい判断はんだん表示ひょうじされる仕組しくみが導入どうにゅうされている。

関連かんれん番組ばんぐみ

[編集へんしゅう]
  • 情報じょうほう番組ばんぐみ囲碁いごまるナビ」で結果けっか紹介しょうかい

関連かんれん番組ばんぐみ(終了しゅうりょう)

[編集へんしゅう]

だい21以降いこう下記かき関連かんれん番組ばんぐみ放送ほうそうされていない。

  • りゅうぼしクラブ
最新さいしん2きょく棋譜きふ解説かいせつと、次週じしゅう対局たいきょく見所みどころなどを紹介しょうかい
  • りゅうほしせんダイジェスト
上記じょうき同様どうよう出演しゅつえん進行しんこうやく女性じょせい観戦かんせん記者きしゃ解説かいせつやく男性だんせい棋士きしの2めいによるコンビ。解説かいせつやく棋士きし鶴山つるやま淳志あつしななだん高梨たかなしきよしけんはちだん大盤おおばんによる解説かいせつでなく、パソコンによる棋譜きふ再現さいげんもちいて解説かいせつするのが特徴とくちょう

しんりゅうほしせん

[編集へんしゅう]
しんりゅうほしせん
非公式ひこうしきせん
概要がいよう
主催しゅさい 囲碁いご将棋しょうぎチャンネル
優勝ゆうしょう賞金しょうきん 200まんえん
決勝けっしょう さんばん勝負しょうぶ
棋戦きせん形式けいしき 32めいによるトーナメントせん
時間じかん フィッシャールール:初期しょき時間じかん1ふん、1ごとに5びょう加算かさん
創設そうせつねん 2021ねん
公式こうしきサイト 囲碁いご将棋しょうぎチャンネル しんりゅうほしせん
記録きろく
げんしんりゅうぼし 芝野しばの虎丸とらまる
テンプレートを表示ひょうじ

2021年度ねんどより非公式ひこうしき棋戦きせんしんりゅうほしせんおこなわれている。だい1前期ぜんきりゅうほしせん決勝けっしょうT進出しんしゅつしゃおよび歴代れきだいりゅうほしせん優勝ゆうしょう女流じょりゅう棋戦きせん優勝ゆうしょうしゃ囲碁いご将棋しょうぎチャンネル推薦すいせんけい32めいおこなわれた。決勝けっしょうさんばん勝負しょうぶりゅうほしせんとはことなり1ごと5びょうのフィッシャー方式ほうしきというちょう早碁はやごとなっており、スリリングな展開てんかいになってる。

開催かいさいねん 優勝ゆうしょう 決勝けっしょう勝敗しょうはい じゅん優勝ゆうしょう 準決勝じゅんけっしょう敗退はいたい
1 2021ねん いちりょくりょうきゅうだん ○○ もと家元いえもとじゅうだん 張栩ちょううきゅうだん 井山いやまひろしふとし棋聖きせい
2 2022ねん 芝野しばの虎丸とらまる名人めいじん ○○ せきわたる太郎たろう天元てんげん 上野うえの愛咲あいざきよし女流じょりゅう立葵たちあおいはい もと家元いえもとじゅうだん

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく

[編集へんしゅう]
  1. ^ さんコウ勝負しょうぶにより再戦さいせん
  2. ^ ちょう一身上いっしんじょう都合つごうともな対局たいきょく辞退じたいのため結城ゆうき不戦勝ふせんしょう
  3. ^ 9月23にち決勝けっしょう生放送なまほうそう上野うえのじゅん優勝ゆうしょう一般いっぱん棋戦きせん女性じょせい史上しじょう最高さいこう

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
  1. ^ 20までは、決勝けっしょうトーナメント進出しんしゅつのがした場合ばあい序列じょれつ3かれた。
  2. ^ 直近ちょっきんでは、だい27にてもと家元いえもとがブロックせんで11連勝れんしょうして優勝ゆうしょうしたため、のブロックから藤沢ふじさわ里菜りな決勝けっしょうトーナメント出場しゅつじょうめたれいがある。
  3. ^ 5および6のみ12めいであった。

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]