第だい3次じ長期ちょうき滞在たいざい

第だい3次じ長期ちょうき滞在たいざい

徽章きしょう
コールサイン	Expedition 3
乗組のりくみ員数いんずう	3名めい
打上うちあげ日び	2001年ねん8月がつ10日とおか 21:10:15(UTC)
打上うちあげ地点ちてん	ケネディ宇宙うちゅうセンター
打上うちあげ機き	ディスカバリー(STS-105)
帰還きかん日び	2001年ねん12月17日にち 17:56:13(UTC)
帰還きかん機き	エンデバー(STS-108)
帰還きかん地点ちてん	ケネディ宇宙うちゅうセンター
ドッキング時間じかん	124日にち22時じ間あいだ46分ふん14秒びょう
宇宙うちゅう遊泳ゆうえい時間じかん	18時じ間あいだ40分ふん
ミッション期間きかん	128日にち20時じ間あいだ45分ふん58秒びょう
軌道きどう周回しゅうかい数すう	2,020回かい
総そう距離きょり	〜85,860,485 km
質量しつりょう	104,018 kg
第だい3次じ長期ちょうき滞在たいざいの乗組のりくみ員いん。左ひだりからチューリン、カルバートソン、デジュロフ
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第だい3次じ長期ちょうき滞在たいざい（だい3じちょうきたいざい、Expedition 3）は、国際こくさい宇宙うちゅうステーション（ISS）での3度目どめの長期ちょうき滞在たいざいである。

乗組のりくみ員いん

機長きちょう	フライトエンジニア1	フライトエンジニア2
フランク・カルバートソン, アメリカ航空こうくう宇宙うちゅう局きょく 3度目どめ	ミハイル・チューリン, ロシア連邦れんぽう宇宙うちゅう局きょく 1度目どめ	ウラジーミル・デジュロフ,ロシア連邦れんぽう宇宙うちゅう局きょく 2度目どめ

ミッションパラメータ

• 近きん点てん：384km
• 遠とお点てん：396km
• 軌道きどう傾斜けいしゃ角かく：51.6°
• 公転こうてん周期しゅうき：92分ふん

• ドッキング：2001年ねん8月がつ12日にち18時じ41分ふん46秒びょう（UTC）
• ドッキング解除かいじょ：2001年ねん12月15日にち17時じ28分ふん（UTC）
• ドッキング時間じかん：124日にち22時じ間あいだ46分ふん14秒びょう

ミッションの目的もくてき

第だい3次じ長期ちょうき滞在たいざいの乗組のりくみ員いんによって撮影さつえいされた、アメリカ同時どうじ多発たはつテロ事件じけん後のちに煙けむりを上あげるマンハッタン

第だい3次じ長期ちょうき滞在たいざいの期間きかん中ちゅうに、前任ぜんにんの2人ふたりのISS乗組のりくみ員いんによって宇宙うちゅう空間くうかんでの実験じっけんが始はじめられた。第だい3次じ長期ちょうき滞在たいざいの乗組のりくみ員いんは、STS-105のミッションで、ディスカバリーによって2001年ねん8月がつ10日とおかに宇宙うちゅうに行いき、2001円えん8月がつ13日にちにISSに到着とうちゃくした。乗組のりくみ員いんはISSでいくつかの科学かがく実験じっけんと4度どの宇宙うちゅう遊泳ゆうえいを行おこなった。117日にちのISSでの生活せいかつを終おえ、2001年ねん12月8日にちにSTS-108で帰還きかんした。

3人にんは2001年ねんに、宇宙うちゅうからのしし座ざ流星りゅうせい群ぐんという珍めずらしい光景こうけいを目撃もくげきした。カルバートソンは、「一いち度どに3体たいか4体たいの編成へんせいを組くんで、地球ちきゅうに接近せっきんするUFOを見みているようだった」と述懐じゅっかいしている。2001年ねん11月18日にち、専門せんもん家かは、地球ちきゅうはテンペル・タットル彗星すいせいの残のこした塵ちりの地雷原じらいげんの中なかを進すすむことになると警告けいこくした。無数むすうの彗星すいせいの塵ちりが秒速びょうそく64kmで地球ちきゅうの大気たいきに衝突しょうとつして流星りゅうせいとなり、忘わすれられない光景こうけいになると予測よそくされた。数かず百ひゃく万まん人にんの人々ひとびとがその光景こうけいを目撃もくげきしたが、そのうち3人にんはこの光景こうけいを宇宙うちゅうから見みることができた。「流星りゅうせいが現あらわれる地球ちきゅうの大気たいきはステーションの下したにあるため、我々われわれは流星りゅうせいを見みるために視線しせんを下さげなければならなかった。」とカルバートソンは語かたった。

3人にんはISSで生活せいかつする3番目ばんめの乗組のりくみ員いんで、アメリカ人じんの機長きちょうとロシア人じんのフライトエンジニアからなる国際こくさい的てきなチームであった。4ヶ月かげつの滞在たいざい中ちゅう、彼かれらはISSの拡張かくちょうや様々さまざまな実験じっけんを行おこなった。

宇宙うちゅう遊泳ゆうえい

第だい3次じ長期ちょうき滞在たいざいでは、ISSの維持いじと拡張かくちょうのために4度どの宇宙うちゅう遊泳ゆうえいが行おこなわれた。最初さいしょの3回かいは、ピアースと呼よばれるロシア製せいのモジュールをISSに取とり付つけるために行おこなわれた。4回かい目めはプログレス6号ごうのドッキングを妨害ぼうがいしていた障害しょうがい物ぶつを取とり除のぞくために行おこなわれた。4回かいの宇宙うちゅう遊泳ゆうえいは全すべてピアースから行おこなわれた。これによって、ISSからの宇宙うちゅう遊泳ゆうえいは合計ごうけい6回かいになり、ISSの組くみ立たて、維持いじのための宇宙うちゅう遊泳ゆうえいは合計ごうけい30回かいになった。

宇宙うちゅう遊泳ゆうえい1

• 宇宙うちゅう飛行ひこう士し：デジュロフ、チューリン
• 時間じかん：4時じ間あいだ58分ふん
• 開始かいし：2001年ねん10月がつ8日にち14時じ23分ふん（GMT）
• 終了しゅうりょう：2001年ねん10月がつ8日にち19時じ21分ふん（GMT）

宇宙うちゅう遊泳ゆうえい2

• 宇宙うちゅう飛行ひこう士し：デジュロフ、チューリン
• 時間じかん：5時じ間あいだ52分ふん
• 開始かいし：2001年ねん10月がつ15日にち9時じ17分ふん（GMT）
• 終了しゅうりょう：2001年ねん10月がつ15日にち15時じ9分ふん（GMT）

宇宙うちゅう遊泳ゆうえい3

• 宇宙うちゅう飛行ひこう士し：デジュロフ、カルバートソン
• 時間じかん：5時じ間あいだ4分ふん
• 開始かいし：2001年ねん11月12日にち21時じ41分ふん（GMT）
• 終了しゅうりょう：2001年ねん11月12日にち2時じ45分ふん（GMT）

宇宙うちゅう遊泳ゆうえい4

• 宇宙うちゅう飛行ひこう士し：デジュロフ、チューリン
• 時間じかん：2時じ間あいだ46分ふん
• 開始かいし：2001年ねん12月3日にち13時じ20分ふん（GMT）
• 終了しゅうりょう：2001年ねん12月3日にち16時じ6分ふん（GMT）

徽章きしょう

第だい3次じ長期ちょうき滞在たいざいの徽章きしょうには、宇宙うちゅうの歴史れきしの本ほんが描えがかれている。この本ほんは、ミールの章しょうが終おわり、スペースシャトルの章しょうが始はじまる頁ぺーじが開ひらかれている。本ほんの上うえには、スペースシャトルとドッキングしたISSの完成かんせい図ずが描えがかれている。