第だい11次じ長期ちょうき滞在たいざい

第だい11次じ長期ちょうき滞在たいざい

徽章きしょう
コールサイン	Expedition 11
乗組のりくみ員数いんずう	2名めい
打上うちあげ日び	2005年ねん4月がつ15日にち 00:46:00(UTC)
打上うちあげ地点ちてん	バイコヌール宇宙うちゅう基地きち
打上うちあげ機き	ソユーズTMA-6
帰還きかん日び	2005年ねん10月11日にち 01:09:00(UTC)
帰還きかん機き	ソユーズTMA-6
帰還きかん地点ちてん	TBD
ドッキング時間じかん	182日にち16時じ間あいだ20分ふん49秒びょう
宇宙うちゅう遊泳ゆうえい時間じかん	4時じ間あいだ58秒びょう
ミッション期間きかん	179日にち23分ふん
軌道きどう周回しゅうかい数すう	2,817回かい
質量しつりょう	187,016 kg
前回ぜんかい 次回じかい 第だい10次じ長期ちょうき滞在たいざい 第だい12次じ長期ちょうき滞在たいざい

第だい11次じ長期ちょうき滞在たいざい（だい11じちょうきたいざい、Expedition 11）は、国際こくさい宇宙うちゅうステーション（ISS）への11回かい目めの長期ちょうき滞在たいざいミッションである。ロシアのソユーズTMA-6で打うち上あげられ、同機どうきは緊急きんきゅう脱出だっしゅつ用ようとしてミッションの間あいだ中ちゅう、ISSに留とどまっていた。

欧州おうしゅう宇宙うちゅう機関きかんのイタリア人じん宇宙うちゅう飛行ひこう士しロベルト・ヴィットーリはソユーズTMA-6でISSを訪おとずれ、2005年ねん4月がつ24日にちに第だい10次じ長期ちょうき滞在たいざいの乗組のりくみ員いんとともにソユーズTMA-5で地球ちきゅうに帰還きかんした。

乗組のりくみ員いん

機長きちょう	フライトエンジニア1
セルゲイ・クリカレフ, RSA 6度目どめ	ジョン・フィリップス, NASA 2度目どめ

ミッションパラメータ

• 近きん点てん：〜384km
• 遠とお点てん：〜396km
• 軌道きどう傾斜けいしゃ角かく：〜51.6°
• 軌道きどう周期しゅうき：〜92分ふん
• ドッキング：2005年ねん4月がつ17日にち6時じ15分ふん（UTC）
• ドッキング解除かいじょ：2005年ねん10月がつ10日とおか21時じ49分ふん（UTC）
• ドッキング継続けいぞく時間じかん：〜176日にち

ミッションの目的もくてき

このミッションでは、様々さまざまな機会きかいにアメリカ製せいとロシア製せいの宇宙うちゅう服ふくを着きて数すう度どの宇宙うちゅう遊泳ゆうえいが行おこなわれた。

2005年ねん7月がつ28日にちにSTS-114のミッションでスペースシャトルがドッキングし、故障こしょうしていたコントロール・モーメント・ジャイロを交換こうかんした。またイタリア宇宙うちゅう機関きかんが製造せいぞうした多目的たもくてき補給ほきゅうモジュール「ラファエロ」が用もちいられ、ジャイロを含ふくむ約やく4100kgの物資ぶっしが運搬うんぱんされた。8月6日にちにはドッキングが解除かいじょされ、スペースシャトルはラファエロを持もって地球ちきゅうに帰還きかんした。

第だい11次じ長期ちょうき滞在たいざいの期間きかん中ちゅうに、ロシア人じん機長きちょうのセルゲイ・クリカレフは、セルゲイ・アヴデエフが持もっていた通算つうさん宇宙うちゅう滞在たいざい時間じかんの記録きろく747.593日間にちかんを更新こうしんした。打上うちあげ時じにクリカレフは624.387日間にちかんの記録きろくを持もっていたが、ミッションの123日にち目めである2005年ねん8月がつ16日にちにこの記録きろくを塗ぬり替かえた。彼かれの通算つうさん宇宙うちゅう滞在たいざい時間じかん記録きろくは、803日にちと9時じ間あいだ39分ふんに達たっした。

10月3日にち、ソユーズTMA-7がドッキングし、第だい12次じ長期ちょうき滞在たいざいの乗組のりくみ員いんを運はこんできた。

欧州おうしゅう宇宙うちゅう機関きかんのトーマス・ライターは2005年ねん10月がつにSTS-121でミッションに加くわわる予定よていだったが、2006年ねんまでミッションが延期えんきされたことで第だい13次じ長期ちょうき滞在たいざいに参加さんかすることとなった。

宇宙うちゅう遊泳ゆうえい

ISSから撮影さつえいされたススペースシャトル・ディスカバリー。(STS-114)初はじめてランデブー・ピッチ・マニューバが用もちいられた。

2005年ねん8月がつ、乗組のりくみ員いんは4時じ間あいだ58分ぶんの宇宙うちゅう遊泳ゆうえいを行おこなった。彼かれらはピアースから細菌さいきんを入いれたバイオリスク実験じっけん装置そうち、ズヴェズダからスペースデブリ収集しゅうしゅう機き、物質ぶっしつ曝露ばくろパネル等とうを取とり外はずして船内せんないに入いれた。また彼かれらはズヴェズダにテレビカメラを取とり付つけた。

外部がいぶリンク

• [1] - NASA's ISS site
• [2] - NASA's Expedition 11 site, with current event updates
• [3] - Energiya's official ISS-11 page
• [4] - An April 28, 2005 ESA article discussing how Thomas Reiter is scheduled to be the first ESA astronaut to stay long-term on the station
• [5] - An April 25, 2005 ESA article discussing ESA astronaut Roberto Vittori's (Italy) mission.