第だい9次じ長期ちょうき滞在たいざい

第だい9次じ長期ちょうき滞在たいざい

徽章きしょう
コールサイン	Expedition 9
乗組のりくみ員数いんずう	2名めい
打上うちあげ日び	2004年ねん4月がつ19日にち 03:19:00(UTC)
打上うちあげ地点ちてん	バイコヌール宇宙うちゅう基地きち
打上うちあげ機き	ソユーズTMA-4
帰還きかん日び	2004年ねん10月24日にち 00:35:00(UTC)
帰還きかん機き	ソユーズTMA-4
帰還きかん地点ちてん	アルカルイク北きた90km
ドッキング時間じかん	185日にち16時じ間あいだ4分ふん
宇宙うちゅう遊泳ゆうえい時間じかん	15時じ間あいだ45分ふん
ミッション期間きかん	187日にち21時じ間あいだ16分ふん
軌道きどう周回しゅうかい数すう	2,940回かい
総そう距離きょり	〜121,802,083 km
質量しつりょう	187,016 kg
第だい4次じ長期ちょうき滞在たいざいの乗組のりくみ員いん。左ひだりからフィンク、パダルカ
前回ぜんかい 次回じかい 第だい8次じ長期ちょうき滞在たいざい 第だい10次じ長期ちょうき滞在たいざい

第だい9次じ長期ちょうき滞在たいざい（だい9じちょうきたいざい、Expedition 9）は、国際こくさい宇宙うちゅうステーション（ISS）での9度目どめの長期ちょうき滞在たいざいである。

乗組のりくみ員いん

機長きちょう	フライトエンジニア1
ゲンナジー・パダルカ, ロシア連邦れんぽう宇宙うちゅう局きょく 1度目どめ	マイケル・フィンク, アメリカ航空こうくう宇宙うちゅう局きょく 2度目どめ

ミッションパラメータ

• 近きん点てん：384km
• 遠とお点てん：396km
• 軌道きどう傾斜けいしゃ角かく：51.6°
• 公転こうてん周期しゅうき：92分ふん

• ドッキング：2004年ねん4月がつ21日にち5時じ1分ふん（UTC）
• ドッキング解除かいじょ：2004年ねん 10月がつ23日にち21時じ5分ふん（UTC）
• ドッキング時間じかん：185日にち16時じ間あいだ4分ふん

ミッションの目的もくてき

パダルカとフィンクは、欧州おうしゅう宇宙うちゅう機関きかんのアンドレ・カイパースとともに、2004年ねん4月がつ21日にちにソユーズTMA-4でISSを訪おとずれた。数すう週間しゅうかん後ご、第だい8次じ長期ちょうき滞在たいざいの乗組のりくみ員いんがISSを離はなれた4月がつ29日にちから、2人ふたりは公式こうしきにISSの指揮しきを執とることになった。

第だい8次じ長期ちょうき滞在たいざいの乗組のりくみ員いんとカイパースは、ソユーズTMA-3で地球ちきゅうに帰還きかんした。カイパースの11日間にちかんのISSへの滞在たいざいは、ロシア連邦れんぽう宇宙うちゅう局きょくと欧州おうしゅう宇宙うちゅう機関きかんの商業しょうぎょう的てきな契約けいやくによるものだった。

宇宙うちゅう遊泳ゆうえい

第だい9次じ長期ちょうき滞在たいざいでは、ISSの組くみ立たてと維持いじのため、ピアースから4度どの宇宙うちゅう遊泳ゆうえいが行おこなわれた。

これ以前いぜんには52回かいの宇宙うちゅう遊泳ゆうえいが行おこなわれており、そのうち27回かいはISSからのものであった。

宇宙うちゅう遊泳ゆうえい1

• 宇宙うちゅう飛行ひこう士し：パダルカ、フィンク
• 時間じかん：14分ふん22秒びょう
• 開始かいし：2004年ねん1月がつ24日にち21時じ56分ふん（GMT）
• 終了しゅうりょう：2004年ねん1月がつ24日にち22時じ10分ふん（GMT）

フィンクの宇宙うちゅう服ふくの酸素さんそタンクの故障こしょうにより、途中とちゅうで打うち切きられた。

宇宙うちゅう遊泳ゆうえい2

• 宇宙うちゅう飛行ひこう士し：パダルカ、フィンク
• 時間じかん：5時じ間あいだ40分ふん
• 開始かいし：2004年ねん6月がつ29日にち21時じ19分ふん（GMT）
• 終了しゅうりょう：2004年ねん6月がつ30日にち2時じ59分ふん（GMT）

宇宙うちゅう遊泳ゆうえい3

• 宇宙うちゅう飛行ひこう士し：パダルカ、フィンク
• 時間じかん：4時じ間あいだ30分ふん
• 開始かいし：2004年ねん8月がつ3日にち6時じ58分ふん（GMT）
• 終了しゅうりょう：2004年ねん8月がつ3日にち11時じ28分ふん（GMT）

宇宙うちゅう遊泳ゆうえい4

• 宇宙うちゅう飛行ひこう士し：パダルカ、フィンク
• 時間じかん：5時じ間あいだ20分ふん
• 開始かいし：2004年ねん9月がつ3日にち16時じ43分ふん（GMT）
• 終了しゅうりょう：2004年ねん9月がつ3日にち22時じ4分ふん（GMT）

徽章きしょう

第だい9次じ長期ちょうき滞在たいざいの徽章きしょうは、宇宙うちゅうで命いのちを落おとした宇宙うちゅう飛行ひこう士しに捧ささげられている。鷲わしの翼つばさには16個この星ほしと1個いっこのダビデの星ほしが描えがかれ、それぞれ、アポロ1号ごうのガス・グリソム、エドワード・ホワイト、ロジャー・チャフィー、STS-51-Lのフランシス・ディック・スコビー、クリスタ・マコーリフ、ロナルド・マクネイア、マイケル・J・スミス、エリソン・オニヅカ、ジュディス・レズニック、グレゴリー・ジャービス、STS-107のリック・ハズバンド、ウィリアム・マッコール、マイケル・フィリップ・アンダーソン、イラン・ラモーン、カルパナ・チャウラ、デイビッド・ブラウン、ローレル・クラークを表あらわしている。ワシの首くびの回まわりには4つの小ちいさな赤あかい星ほしと1つの大おおきな赤あかい星ほしが描えがかれている。大おおきな星ほしは、ソユーズ3号ごうの訓練くんれん中ちゅうに死亡しぼうしたユーリイ・ガガーリン、4つの星ほしはソユーズ1号ごうのウラジーミル・コマロフ、ソユーズ11号ごうのゲオルギー・ドブロボルスキー、ウラディスラフ・ボルコフ、ビクトル・パツァーエフを表あらわしている。