細島線ほそしません

細島線ほそしません
概要がいよう
現況げんきょう	廃止はいし
起おこり終点しゅうてん	起点きてん：日向ひなた市し駅えき; 終点しゅうてん：細島ほそしま駅えき
駅えき数すう	3駅えき（旅客りょかく廃止はいし後ごは2駅えき）
運営うんえい
開業かいぎょう	1921年ねん10月がつ11日にち
旅客りょかく営業えいぎょう廃止はいし	1972年ねん2月がつ1日にち
休止きゅうし	1989年ねん12月1日にち
廃止はいし	1993年ねん12月1日にち
所有しょゆう者しゃ	鉄道てつどう省しょう→; 運輸うんゆ通信つうしん省しょう→運輸省うんゆしょう→; 日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう（国鉄こくてつ）; →日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう（JR貨物かもつ）
路線ろせん諸しょ元もと
路線ろせん総そう延長えんちょう	3.5 km (2.2 mi)
軌間きかん	1,067 mm (3 ft 6 in)
電化でんか	全線ぜんせん非ひ電化でんか
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停車場ていしゃじょう・施設しせつ・接続せつぞく路線ろせん
（旅客りょかく営業えいぎょう廃止はいし当時とうじ）

凡例はんれい

日豊本線にっぽうほんせん

0.0

日向ひなた市し駅えき

1.8

伊勢いせヶ浜はま駅えき

3.5

細島ほそしま駅えき

細島線ほそしません（ほそしません）は、宮崎みやざき県けん日向ひなた市しの日向ひなた市し駅えきから細島ほそしま駅えきの間あいだを結むすんでいた、日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう（国鉄こくてつ）の鉄道てつどう路線ろせんである。

概要がいよう

日向ひなた市し駅えき（当とう線せん開業かいぎょう当時とうじは富高とみたか駅えき）から東進とうしんし、現在げんざいの日向ひなた市し東端ひがしばた部ぶの海沿うみぞいにある細島ほそしま港こうへ至いたる路線ろせんとして建設けんせつされ、宮崎みやざき本線ほんせん（現げん・日豊本線にっぽうほんせん）美々津みみつ - 富高とみたか間あいだと同時どうじに開業かいぎょうした。戦後せんごには区間くかん内ないに新駅しんえき（伊勢いせヶ浜はま駅えき）の設置せっちも行おこなわれたが、1972年ねんに旅客りょかく営業えいぎょうを廃止はいしして日豊本線にっぽうほんせんの貨物かもつ支線しせんとなった。

晩年ばんねんは細島ほそしま港こうに陸揚りくあげされた飼料しりょう等とうの輸送ゆそうのため南延岡みなみのべおか機関きかん区く配置はいちのDE10形かたちディーゼル機関きかん車しゃを使用しようした貨物かもつ列車れっしゃが1日にち1往復おうふく運転うんてんされていた。国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かにより日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう（JR貨物かもつ）に承継しょうけいされたが、1989年ねんに休止きゅうしされたのち廃止はいしとなった。廃はい線せん後ご、軌道きどうは撤去てっきょされ、線路せんろ跡地あとちは市道しどう細島ほそしま通どおり線せんとして整備せいびされた。

路線ろせんデータ

管轄かんかつ：日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう（細島線ほそしませんとして旅客りょかく営業えいぎょう時じ）
路線ろせん距離きょり（営業えいぎょうキロ）：3.5km
軌間きかん：1067mm
駅えき数すう：3駅えき（起おこり終点しゅうてん駅えき、伊勢いせヶ浜はま駅えき含ふくむ）
複線ふくせん区間くかん：なし（全線ぜんせん単線たんせん）
電化でんか区間くかん：なし（全線ぜんせん非ひ電化でんか）
閉塞へいそく方式ほうしき：票ひょう券けん閉塞へいそく式しき

歴史れきし

1921年ねん（大正たいしょう10年ねん）10月11日にち富とみ高だか - 細島ほそじま間あいだを細島ほそじま軽便けいべん線せんとして開業かいぎょう。細島ほそしま駅えきを新設しんせつ^[1]。
1922年ねん（大正たいしょう11年ねん）9月2日にち 細島線ほそしませんと改称かいしょう^[2]。
1928年ねん（昭和しょうわ3年ねん）8月がつ4日にち蒸ふけ気動車きどうしゃ運行うんこう開始かいし（延岡のべおか-細島ほそじま間あいだ）^[3]。
1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）2月がつ1日にち伊勢いせヶ浜はま駅えきを新設しんせつ。
1963年ねん（昭和しょうわ38年ねん）5月25日にち富高とみたか駅えきを日向ひなた市し駅えきと改称かいしょう^[4]。
1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）2月がつ1日にち全線ぜんせんの旅客りょかく営業えいぎょうを廃止はいし。同時どうじに日豊本線にっぽうほんせんに編入へんにゅうされ同線どうせんの貨物かもつ支線しせんとなる。伊勢いせヶ浜はま駅えきを廃止はいし。
1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）4月がつ1日にち国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かに伴ともないJR貨物かもつが第だい1種しゅ鉄道てつどう事業じぎょうとして承継しょうけい。
1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）12月1日にち全線ぜんせん休止きゅうし。（貨）細島ほそしま駅えきを休止きゅうし。
1993年ねん（平成へいせい5年ねん）12月1日にち全線ぜんせん廃止はいし。（貨）細島ほそしま駅えきを廃止はいし。

駅えき一覧いちらん

全ぜん駅えき宮崎みやざき県けん日向ひなた市しに所在しょざい。事業じぎょう者しゃ名めい・路線ろせん名めい等とうは廃止はいし時点じてんのもの。

駅名えきめい	駅えき間あいだキロ	営業えいぎょうキロ	接続せつぞく路線ろせん
日向ひなた市し駅えき	-	0.0	日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう：日豊本線にっぽうほんせん
伊勢いせヶ浜はま駅えき	1.8	1.8
細島ほそしま駅えき	1.7	3.5

脚注きゃくちゅう

^ 「鉄道てつどう省しょう告示こくじ第だい140号ごう」『官報かんぽう』第だい2756号ごう（1921年ねん10月がつ7日にち）（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション）
^ 「鉄道てつどう省しょう告示こくじ第だい109号ごう」『官報かんぽう』1922年ねん9月がつ2日にち（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション）
^ 『鉄道てつどう省しょう年報ねんぽう. 昭和しょうわ9年度ねんど』（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション）
^ 広報こうほうひゅうが（昭和しょうわ38年ねん6月がつ号ごう） (PDF) 、1ページ

表ひょう話はなし編へん歴れき赤字あかじ83線せん
北海道ほっかいどう	相生線あいおいせん岩内線いわないせん江差線えさしせん（一部いちぶ）興浜南線こうひんなんせん興浜北線こうひんほくせん根北線こんぽくせん札沼線さっしょうせん（一部いちぶ）標津線しべつせん渚滑線しょこつせん白糠線しらぬかせん深名線しんめいせん瀬棚線せたなせん富内線とみうちせん美幸線びこうせん湧ゆう網もう線せん
東北とうほく	会津線あいづせん（一部いちぶ）^{[※ 1]} 阿仁合線あにあいせん大畑線おおはたせん大湊線おおみなとせん小本線おもとせん *川俣線かわまたせん気仙沼線けせんぬません黒石線くろいしせん長井線ながいせん日にち中ちゅう線せん八戸はちのへ線せん（一部いちぶ）矢島線やしません
関東かんとう・甲信越こうしんえつ	赤谷線あかたにせん魚沼線うおぬません烏山線からすやません木原線きはらせん只見線ただみせん真岡線もおかせん弥彦線やひこせん（一部いちぶ）
北陸ほくりく・東海とうかい	明知線あけちせん越美南線えつみなんせん越美北線えつみほくせん参宮さんぐう線せん（一部いちぶ）能登線のとせん *三国線みくにせん名松線めいしょうせん
近畿きんき	鍛冶屋線かじやせん *篠山線ささやません信楽線しがらきせん北条線ほうじょうせん三木線みきせん
中国ちゅうごく・四国しこく	宇品線うじなせん内子線うちこせん宇和島うわじま線せん鍛冶屋原線かじやばらせん可部線かべせん（一部いちぶ）岩日線がんにちせん倉吉線くらよしせん小松島線こまつじません三江北線さんこうほくせん三江南線さんこうなんせん大社線たいしゃせん中村なかむら線せん鳴門線なるとせん牟岐線むぎせん（一部いちぶ）若桜線わかさせん
九州きゅうしゅう	指宿枕崎線いぶすきまくらざきせん（一部いちぶ）臼ノ浦線うすのうらせん香椎線かしいせん（一部いちぶ）香月線かつきせん勝田線かつたせん唐津線からつせん（岸嶽きしだけ支線しせん）幸袋線こうぶくろせん佐賀さが線せん世知原線せちばるせん添田線そえだせん高森線たかもりせん妻つま線せん日南線にちなんせん日ノ影線ひのかげせん古江線ふるえせん *細島線ほそしません^{[※ 2]} 宮之城線みやのじょうせん宮原線みやのはるせん室木線むろきせん矢部線やべせん山野線やまのせん湯前線ゆのまえせん
路線ろせん名称めいしょうは指定してい当時とうじ。この取とり組くみにより廃止はいしされた路線ろせんには、「*」を付ふした。 ^ 現在げんざいの只見線ただみせんの一部いちぶを含ふくむ。 ^ 旅客りょかく営業えいぎょうのみ廃止はいしし、路線ろせん自体じたいは日豊本線にっぽうほんせんの貨物かもつ支線しせんとして存続そんぞくしたのち1989年ねん廃止はいし。