豊崎とよさき (大阪おおさか市し)

豊崎とよさき町まち
とよさきちょう; 豊崎とよさき町まち
廃止はいし日び	1925年ねん4月がつ1日にち
廃止はいし理由りゆう	編入へんにゅう合併がっぺい; 西成にしなり郡ぐん・東成ひがしなり郡ぐん計けい17町まち27村むら→大阪おおさか市し; （大阪おおさか市し第だい二に次じ市域しいき拡張かくちょう）
現在げんざいの自治体じちたい	大阪おおさか市し
廃止はいし時点じてんのデータ
国くに	日本にっぽん
地方ちほう	近畿きんき地方ちほう
都道府県とどうふけん	大阪おおさか府ふ
郡ぐん	西成にしなり郡ぐん
市町村しちょうそんコード	なし（導入どうにゅう前まえに廃止はいし）
総そう人口じんこう	56,110人ひと; （国勢調査こくせいちょうさ、1920年ねん）
隣接りんせつ自治体じちたい	大阪おおさか市し（北きた区く）; 西成にしなり郡ぐん中津なかつ町まち・西中島にしなかじま町まち; 東成ひがしなり郡ぐん城北しろきた村むら
豊崎とよさき町まち役場やくば
所在地しょざいち	大阪おおさか府ふ西成にしなり郡ぐん豊崎とよさき町まち大字だいじ本庄ほんじょう
座標ざひょう	北緯ほくい34度ど42分ふん44.3秒びょう東経とうけい135度ど30分ふん6.3秒びょう / 北緯ほくい34.712306度ど東経とうけい135.501750度ど
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豊崎とよさき
豊崎とよさき
	町まち丁ひのと
	ピアスタワー
	豊崎とよさき豊崎とよさきの位置いち豊崎とよさき豊崎とよさき (大阪おおさか府ふ)
	北緯ほくい34度ど42分ふん49.86秒びょう東経とうけい135度ど30分ふん1.8秒びょう / 北緯ほくい34.7138500度ど東経とうけい135.500500度ど
国くに	日本にっぽん
都道府県とどうふけん	大阪おおさか府ふ
市町村しちょうそん	大阪おおさか市し
区く	北きた区く
町名ちょうめい制定せいてい	1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん）
面積めんせき
• 合計ごうけい	0.643061711 km2
人口じんこう（2019年ねん（平成へいせい31年ねん）3月31日にち現在げんざい）
• 合計ごうけい	6,030人にん
• 密度みつど	9,400人にん/km2
等ひとし時とき帯おび	UTC+9 (日本にっぽん標準時ひょうじゅんじ)
郵便ゆうびん番号ばんごう	531-0072
市外しがい局番きょくばん	06（大阪おおさかMA）
ナンバープレート	なにわ

日本にっぽん > 大阪おおさか府ふ > 大阪おおさか市し > 北きた区く > 豊崎とよさき

豊崎とよさき（とよさき）は、大阪おおさか府ふ大阪おおさか市し北きた区くの町名ちょうめい。現行げんこう行政ぎょうせい地名ちめいは豊崎とよさき一いち丁目ちょうめから豊崎とよさき七なな丁目ちょうめ。

本ほん項こうでは町名ちょうめいの由来ゆらいとなった、かつての西成にしなり郡ぐん豊崎とよさき町まち（とよさきちょう）についても述のべる。

地理ちり[編集へんしゅう]

東ひがしは本庄西ほんじょうにし、南東なんとうに中崎なかざき、南みなみに中崎西なかざきにし、鶴野つるの町まち、茶屋ちゃや町まち、芝田しばた、西にしに中津なかつ、北きたに西中島にしなかじまと隣接りんせつしている。

河川かせん[編集へんしゅう]

淀川よどがわ

歴史れきし[編集へんしゅう]

現行げんこう住居じゅうきょ表示ひょうじの豊崎とよさきは、かつて存在そんざいした西成にしなり郡ぐん豊崎とよさき町まちの西部せいぶに当あたる。孝徳天皇こうとくてんのうの難波なんば長柄ながら豊ゆたか碕宮の比定ひてい地ちであったことに由来ゆらいするが、後年こうねんの発掘はっくつ調査ちょうさにより、比定ひてい地ちは中央ちゅうおう区く法円坂ほうえんざかが有力ゆうりょくになっている。

沿革えんかく[編集へんしゅう]

1889年ねん（明治めいじ22年ねん）4月がつ1日にち - 町村ちょうそん制せいの施行しこうにより、西成にしなり郡ぐん南浜みなみはま村むら・本庄ほんじょう村むら・北長柄きたながえ村むら・南長柄みなみながえ村むら・国分寺こくぶんじ村むらが合併がっぺいして豊崎とよさき村むらが発足ほっそく。
1897年ねん（明治めいじ30年ねん）4月がつ1日にち - 大阪おおさか市し第だい一いち次じ市域しいき拡張かくちょうにより、豊崎とよさき村むら大字だいじ南浜みなみはま・本庄ほんじょうのそれぞれ一部いちぶと国分寺こくぶんじの全域ぜんいきが大阪おおさか市しへ編入へんにゅうされ、北きた区く豊崎とよさき大字だいじ南浜みなみはま・本庄ほんじょう・国分寺こくぶんじとなる。同おなじく一部いちぶが大阪おおさか市しへ編入へんにゅうされた西成にしなり郡ぐん川崎かわさき村むらの残余ざんよを編入へんにゅうし、大字だいじ川崎かわさきを追加ついか。
1900年ねん（明治めいじ33年ねん） - 北きた区くへ編入へんにゅうされた豊崎とよさき村むら・川崎かわさき村むらの旧きゅう村むら域いきに以下いかの町名ちょうめいが成立せいりつ（一部いちぶは天神橋てんじんばし筋すじ・天満橋てんまばし筋すじに編入へんにゅう）。
- 南浜みなみはま町まち・本庄ほんじょう西権現にしごんげん町まち・本庄ほんじょう東権現ひがしごんげん町まち・本庄ほんじょう葉よう村そん町まち・本庄ほんじょう横道よこみち町まち・本庄ほんじょう中野なかの町まち・本庄ほんじょう黒崎くろさき町まち・本庄ほんじょう浮田うきた町まち・天神橋てんじんばし筋すじ西にし・天神橋てんじんばし筋すじ東ひがし・天満橋てんまばし筋すじ西にし・樋之口てのくち上之うえの町まち・樋之口てのくち下之したの町まち
1912年ねん（明治めいじ45年ねん）1月がつ1日にち - 豊崎とよさき村むらが町制ちょうせいを施行しこうし、西成にしなり郡ぐん豊崎とよさき町まちとなる。
1924年ねん（大正たいしょう13年ねん） - 北きた区くが以下いかの町名ちょうめいに改編かいへん。
- 浜崎はまさき町まち・鶴野つるの町まち・舟場ふなば町まち・道本どうほん町まち・葉は村そん町まち・万歳ばんざい町まち・山崎やまざき町まち・中崎なかさき町まち・黒崎くろさき町まち・浮田うきた町まち・浪花なにわ町まち・天神橋てんじんばし筋すじ・吉山よしやま町まち・池田いけだ町まち・北きた錦にしき町まち・南錦みなみにしき町まち・国分寺こくぶんじ町まち・天満橋てんまばし筋すじ・樋之口てのくち町まち。
1925年ねん（大正たいしょう14年ねん）4月がつ1日にち - 大阪おおさか市し第だい二に次じ市域しいき拡張かくちょうにより、西成にしなり郡ぐん豊崎とよさき町まちが大阪おおさか市しへ編入へんにゅうされ、東淀川ひがしよどがわ区く南浜みなみはま町まち・本庄ほんじょう町まち・川崎かわさき町まち・北長柄きたながえ町まち・南長柄みなみながえ町まちとなる。
1927年ねん（昭和しょうわ2年ねん） - 東淀川ひがしよどがわ区くが以下いかの町名ちょうめいに改編かいへん。
- 豊崎とよさき西通にしどおり・豊崎とよさき東通ひがしどおり・南浜みなみはま町まち・本庄西ほんじょうにし通どおり・本庄中ほんじょうなか通どおり・本庄東ほんじょうひがし通どおり・本庄ほんじょう川崎かわさき町まち・天神橋てんじんばし筋すじ・長柄西ながらにし通どおり・長柄中ながらなか通どおり・長柄東ながらひがし通どおり・長柄ながら浜はま通どおり。
1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）4月がつ1日にち - 東淀川ひがしよどがわ区くへ編入へんにゅうされた豊崎とよさき町まちの旧きゅう町まち域いきが大淀おおよど区くへ転属てんぞく。同時どうじに北きた区くとの境界きょうかいが変更へんこうされ、境界きょうかい付近ふきんの町名ちょうめいが両りょう区くにまたがる。
1944年ねん（昭和しょうわ19年ねん） - 北きた区くが両りょう区くにまたがる町名ちょうめいの一部いちぶを改編かいへんし、以下いかの町名ちょうめいが成立せいりつ。
- 東和とうわ町まち（もと豊崎とよさき西通にしどおりの北きた区く側がわ）・豊宮とよみや町まち（もと豊崎とよさき東通ひがしどおりの北きた区く側がわ）・豊島としま町まち（もと南浜みなみはま町まちの北きた区く側がわ）・菅栄かんえい町まち（もと国分寺こくぶんじ町まちの北きた区く側がわ）。
1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん） - 大淀おおよど区くが現行げんこう住居じゅうきょ表示ひょうじを実施じっしし、以下いかの町名ちょうめいが成立せいりつ。
- 豊崎とよさき・本庄西ほんじょうにし・本庄東ほんじょうひがし・天神橋てんじんばし・長柄西ながらにし・長柄中ながらなか・長柄東ながらひがし・国分寺こくぶんじ。
- 現行げんこう住居じゅうきょ表示ひょうじの豊崎とよさきは旧きゅう町名ちょうめいの豊崎とよさき西通にしどおり・豊崎とよさき東通ひがしどおり・南浜みなみはま町まちにおおむね該当がいとうする。
1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん） - 北きた区くが現行げんこう住居じゅうきょ表示ひょうじを実施じっしし、以下いかの町名ちょうめいが成立せいりつ。
- 中崎西なかざきにし・中崎なかざき・浮田うきた・天神橋てんじんばし・錦にしき町まち・天満橋てんまばし。
1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）2月がつ13日にち - 北きた区くと大淀おおよど区くの合ごう区くにより、全域ぜんいき北きた区くに所属しょぞく。

産業さんぎょう[編集へんしゅう]

農業のうぎょう

『大だい日本にっぽん篤農とくのう家か名鑑めいかん』によれば豊崎とよさき村むらの篤農とくのう家かは「平野ひらの照あきら五郎ごろう、足立あだち元次もとつぐ郎ろう、横江よこえ安次郎やすじろう、木下きのした重次郎しげじろう」などがいた^[5]。

世帯せたい数すうと人口じんこう[編集へんしゅう]

2019年ねん（平成へいせい31年ねん）3月31日にち現在げんざいの世帯せたい数すうと人口じんこうは以下いかの通とおりである^[2]。

丁ひのと目め	世帯せたい数すう	人口じんこう
豊崎とよさき一いち丁目ちょうめ	712世帯せたい	1,046人にん
豊崎とよさき二に丁目ちょうめ	437世帯せたい	560人にん
豊崎とよさき三さん丁目ちょうめ	372世帯せたい	541人にん
豊崎とよさき四よん丁目ちょうめ	963世帯せたい	1,542人にん
豊崎とよさき五ご丁目ちょうめ	476世帯せたい	680人にん
豊崎とよさき六ろく丁目ちょうめ	491世帯せたい	823人にん
豊崎とよさき七なな丁目ちょうめ	517世帯せたい	838人にん
計けい	3,968世帯せたい	6,030人にん

人口じんこうの変遷へんせん[編集へんしゅう]

国勢調査こくせいちょうさによる人口じんこうの推移すいい。

1995年ねん（平成へいせい7年ねん）	4,447人にん	^[6]
2000年ねん（平成へいせい12年ねん）	4,400人にん	^[7]
2005年ねん（平成へいせい17年ねん）	4,638人にん	^[8]
2010年ねん（平成へいせい22年ねん）	5,311人にん	^[9]
2015年ねん（平成へいせい27年ねん）	6,146人にん	^[10]

世帯せたい数すうの変遷へんせん[編集へんしゅう]

国勢調査こくせいちょうさによる世帯せたい数すうの推移すいい。

1995年ねん（平成へいせい7年ねん）	2,030世帯せたい	^[6]
2000年ねん（平成へいせい12年ねん）	2,310世帯せたい	^[7]
2005年ねん（平成へいせい17年ねん）	2,556世帯せたい	^[8]
2010年ねん（平成へいせい22年ねん）	3,219世帯せたい	^[9]
2015年ねん（平成へいせい27年ねん）	3,783世帯せたい	^[10]

学区がっく[編集へんしゅう]

市立しりつ小・中学校しょうちゅうがっこうに通かよう場合ばあい、学区がっくは以下いかの通とおりとなる^[11]。北きた区内くないの全すべての市立しりつ中学校ちゅうがっこうと、大阪おおさか市内しないの小中しょうちゅう一貫いっかん校こうが対象たいしょうで学校がっこう選択せんたくが可能かのう（抽選ちゅうせんを実施じっし）。

丁ひのと目め	番ばん	小学校しょうがっこう	中学校ちゅうがっこう
豊崎とよさき一いち丁目ちょうめ	全域ぜんいき	大阪おおさか市立しりつ豊崎とよさき小学校しょうがっこう	大阪おおさか市立しりつ豊崎とよさき中学校ちゅうがっこう
豊崎とよさき二に丁目ちょうめ	全域ぜんいき
豊崎とよさき三さん丁目ちょうめ	全域ぜんいき
豊崎とよさき四よん丁目ちょうめ	全域ぜんいき
豊崎とよさき五ご丁目ちょうめ	全域ぜんいき
豊崎とよさき六ろく丁目ちょうめ	全域ぜんいき
豊崎とよさき七なな丁目ちょうめ	全域ぜんいき

事業じぎょう所しょ[編集へんしゅう]

2016年ねん（平成へいせい28年ねん）現在げんざいの経済けいざいセンサス調査ちょうさによる事業じぎょう所しょ数すうと従業じゅうぎょう員数いんずうは以下いかの通とおりである^[12]。

丁ひのと目め	事業じぎょう所しょ数すう	従業じゅうぎょう員数いんずう
豊崎とよさき一いち丁目ちょうめ	58事業じぎょう所しょ	339人にん
豊崎とよさき二に丁目ちょうめ	119事業じぎょう所しょ	1,123人にん
豊崎とよさき三さん丁目ちょうめ	471事業じぎょう所しょ	8,105人にん
豊崎とよさき四よん丁目ちょうめ	68事業じぎょう所しょ	1,052人にん
豊崎とよさき五ご丁目ちょうめ	166事業じぎょう所しょ	3,219人にん
豊崎とよさき六ろく丁目ちょうめ	51事業じぎょう所しょ	1,004人にん
豊崎とよさき七なな丁目ちょうめ	39事業じぎょう所しょ	240人にん
計けい	972事業じぎょう所しょ	15,082人にん