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あいだのう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
のう: あいだのう
のうじょうだん黄色おうしょくあいだのう
あいだのうのう表面ひょうめん関係かんけいしめしたしき
赤色あかいろしめ領域りょういきあいだのう
名称めいしょう
日本語にほんご あいだのう
英語えいご Interbrain
ラテン語らてんご Diencephalon
略号りゃくごう DiE, IBr
関連かんれん構造こうぞう
上位じょうい構造こうぞう ぜんのう
構成こうせい要素ようそ 視床ししょう視床ししょう下部かぶ脳下垂体のうかすいたいまつはてたい乳頭にゅうとうたい
画像がぞう
アナトモグラフィー さん次元じげんCG
関連かんれん情報じょうほう
Brede Database 階層かいそう関係かんけい座標ざひょう情報じょうほう
NeuroNames 関連かんれん情報じょうほう一覧いちらん
NeuroLex birnlex_1503
NIF 総合そうごう検索けんさく
MeSH Diencephalon
グレイ解剖かいぼうがく 書籍しょせきちゅう説明せつめい英語えいご
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あいだのう(かんのう、えい: interbrain)は、大脳だいのう半球はんきゅうちゅうのうあいだにある自律じりつ神経しんけい中枢ちゅうすう

解剖かいぼう

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ヒトのうのfMRI画像がぞう 円弧えんこえがしろ帯状おびじょうのうはりかこまれた部分ぶぶんあいだのう。カリフラワーじょう小脳しょうのう左上ひだりうえ位置いちする

のう大脳だいのう脳幹のうかん小脳しょうのうから構成こうせいされ、あいだのう脳幹のうかん一部いちぶである。また、あいだのう大脳だいのう半球はんきゅうちゅうのうあいだにある。2つの大脳だいのう半球はんきゅうつつまれるようにしてひとつのあいだのうがあり、2つの大脳だいのう半球はんきゅうひとつのあいだのうつながっている。あいだのうちゅうのうつながっている。あいだのう自律じりつ神経しんけい中枢ちゅうすうである視床ししょう下部かぶ種々しゅじゅのホルモンを分泌ぶんぴつする脳下垂体のうかすいたいからだせい感覚かんかくなどの大半たいはん感覚かんかくつかさど視床ししょうなどに区分くぶんされる。

はたら

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あいだのう大脳だいのう半球はんきゅうのほぼすべての入力にゅうりょく出力しゅつりょく下位かい中枢ちゅうすう中継ちゅうけいする信号しんごう交差点こうさてんとなっている。ヒト大脳だいのうもっと発達はったつしていることから、あいだのう最大さいだいである。

入力にゅうりょく

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視床ししょう嗅覚きゅうかくのぞぜん感覚かんかく中継ちゅうけいにあたる。視覚しかく関係かんけいがあるとかんがえられていたのでこの名称めいしょうがついている。

出力しゅつりょく

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ちゅうのうあたま頚部けいぶ筋肉きんにく直接ちょくせつ制御せいぎょするのにたいし、あいだのう自律じりつ神経しんけいホルモンひとしかいして内臓ないぞう全体ぜんたい制御せいぎょする。

自律じりつ神経しんけい

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あいだのう視床ししょう下部かぶにある自律じりつ神経しんけいかくによって自律じりつ神経しんけいである交感神経こうかんしんけいふく交感神経こうかんしんけい制御せいぎょしている。交感神経こうかんしんけい獲物えものらえる闘争とうそう反応はんのうてきからのがれる逃走とうそう反応はんのうひとし制御せいぎょし、ふく交感神経こうかんしんけい消化しょうか睡眠すいみんひとしリラクゼーション反応はんのうひとし制御せいぎょする。

ホルモン

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あいだのう視床ししょう下部かぶによって脳下垂体のうかすいたい支配しはいして食欲しょくよく性欲せいよく睡眠すいみんほしひとし制御せいぎょしている。また、免疫めんえきひとし制御せいぎょする。あいだのう体温たいおん調節ちょうせつ機能きのうはたらきかけ熱発ねっぱつさせるサイトカインにIL-1やTNFがある。これらは炎症えんしょう直接ちょくせつあいだのうはたらきかけることにより生体せいたい体温たいおん上昇じょうしょうさせ、感染かんせんからまもる。

画像がぞう

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外部がいぶリンク

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