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BMX

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
BMX

BMX(ビーエムエックス、ビメックス)は、BMXとはBicycle Motocross(バイシクルモトクロス)のりゃく自転車じてんしゃ競技きょうぎ一種いっしゅである。また、その競技きょうぎ使つかわれる自転車じてんしゃのことである。

短距離たんきょりレースやスタント使用しようされる車体しゃたいは、構造こうぞう単純たんじゅん頑丈がんじょう快適かいてきせい無視むしされ変速へんそく機能きのうたないため長距離ちょうきょり走行そうこうにはかない。どろよけやスタンド、ライトなど競技きょうぎ関係かんけいない部品ぶひん装備そうびしない。国際こくさい自転車じてんしゃ競技きょうぎ連合れんごう規定きていでは標準ひょうじゅんでは20"ホイールクルーザーでは24"ホイールさだめられている。

ちなみに、類似るいじ車両しゃりょうとして20"ホイールを競技きょうぎよう自転車じてんしゃとしてトライアルバイク(バイクトライアル参照さんしょう)があるが、国際こくさい自転車じてんしゃ競技きょうぎ連合れんごうではべつあつかわれ、トライアルバイクをBMXとぶことはい。

歴史れきし

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1970年代ねんだい初期しょきアメリカカリフォルニアしゅう子供こどもたちが20インチクルーザーバイク(自転車じてんしゃ)でモトクロス真似まねことからはじまり、70年代ねんだいなかばには専用せんようのバイクを使つかったレースが全米ぜんべいおこなわれるようになる。英語えいごけんでもひろまり、1982ねんにははつ世界せかい選手権せんしゅけんひらかれる。

1978ねん、アメリカ・インディアナポリスではつ世界せかい大会たいかい 1978 WORLD JAG CHAMPIONSHIPS が開催かいさいされ日本にっぽんからは 佐々木ささきじゅん益子ましこ和男かずお斉藤さいとうりょうの3めい(HOT STAFF 横須賀よこすか)が TEAM JAGのメンバーとして参加さんかした。

どう82ねん映画えいがE.T.』でBMXが重要じゅうよう小道具こどうぐとして登場とうじょう[ちゅう 1]、1983ねんにはニコール・キッドマン主演しゅえんの『BMX Bandits』(邦題ほうだい:BMXアドベンチャー)という映画えいががオーストラリアで制作せいさくされている。これら作品さくひん影響えいきょうもあり、80年代ねんだい日本にっぽんでも手頃てごろくるまかくきることもあって、BMXないし外観がいかんをそれふう仕立したてたルックしゃ少年しょうねんよう自転車じてんしゃとして一時いちじ流行りゅうこうした。

1982ねん日本にっぽんはじめてのBMX FREESTYLE TEAM KOMAZAWA FACE DOGSが駒沢公園こまざわこうえん結成けっせいされた。

2008ねん北京ぺきんオリンピックにて正式せいしき種目しゅもく採用さいようされ日本にっぽんからは阪本さかもとあきらがただ一人ひとり代表だいひょう選出せんしゅつされ出場しゅつじょうした。その経験けいけんから、2017ねん日本にっぽんはつのプロBMXチームGANTRIGGERをげ、次世代じせだい選手せんしゅたち環境かんきょうととの活動かつどう支援しえんしている。

2015ねん池田いけだ貴広たかひろ世界せかいてきサーカス『シルク・ドゥ・ソレイユ』のアーティストに抜擢ばってきされ渡米とべい。2017ねんからはワールドツアー公演こうえんにも参加さんか

2020ねん東京とうきょうオリンピックのしん種目しゅもくとしてBMXフリースタイル・パークが追加ついかされた。

競技きょうぎ分類ぶんるい

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BMXレースの様子ようす
BMXフリースタイル(パーク)
BMX エアートリック・ショーケース
2017ねんレッドブル・エアレース・ワールドシリーズ 千葉ちば
2020ねん東京とうきょうオリンピックBMX競技きょうぎ

BMXの競技きょうぎはレースとフリースタイルの2系統けいとうかれている。簡単かんたんえばレースははやさをきそうもの、フリースタイルはわざきそうものである。フリースタイルが誕生たんじょうした当時とうじはレースよう車体しゃたい使用しようしていたが、次第しだい競技きょうぎごとにとくしていき、現在げんざいではいちだいのBMXをレースとフリースタイル両方りょうほう使用しようすることはない。さらにフリースタイルのなかでもかく競技きょうぎごとに車体しゃたい特徴とくちょうがある。

レース Race

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様々さまざま形状けいじょうのジャンプだいやコーナーをふくむ400 mほどのダートコースを最大さいだい8にんのレーサーが一斉いっせいはしり、予選よせん準決勝じゅんけっしょう決勝けっしょうちゃくじゅんあらそう。さら年間ねんかん成績せいせきでランキングがまり、よく年度ねんどのプレートナンバーとなる。自転車じてんしゃ競技きょうぎくらべて、おさな子供こどもでもおこなうことができるため、自転車じてんしゃ競技きょうぎ出発しゅっぱつてんとなることもおおく、ロードレースやマウンテンバイクのレーサーはBMXレース経験けいけんしゃであることもおおい。国際こくさい自転車じてんしゃ競技きょうぎ連合れんごう(UCI)の管理かんり種目しゅもくであり、オリンピック競技きょうぎであるが、オリンピックでは、従来じゅうらいのレースのスタイルとはことなりSupercrossとばれる。Supercrossでは、15 mをえるジャンプがもうけられていることもある。レースちゅう接触せっしょく転倒てんとうなにこるかからないはげしさから「自転車じてんしゃ格闘技かくとうぎ」ともばれている。

フリースタイル Free Style

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様々さまざまわざ披露ひろうし、その難易なんい独創どくそうせいきそう。フリースタイルはエクストリームスポーツのひとつであり、X Gamesいち種目しゅもくとしてもられる。大会たいかいフィギュアスケートのような形態けいたいをとり、制限せいげん時間じかんない自由じゆうわざれていき、ジャッジによるポイントで順位じゅんいめる。また、ストリートカルチャーのひとつでもあるため、競技きょうぎせい度外視どがいしして創造そうぞうてきなライドをたのしむという側面そくめんもある。

フリースタイルは、さらに以下いかの5種目しゅもく分類ぶんるいされる。ただし、フラットランドをのぞく4種目しゅもくについては、競技きょうぎ場所ばしょこそちがうもののわざ性質せいしつはかなりちかいため、複数ふくすう種目しゅもくにまたがって参加さんかするひとめずらしくない。さらにストリートとパークはとくているので、しばしば単一たんいつ競技きょうぎ「ストリート」としてあつかわれる。

フラットランド Flat Land

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舗装ほそうされたたいらな地面じめん舞台ぶたいとする種目しゅもく比較的ひかくてきせま面積めんせきないをゆっくりと走行そうこうしながら、バランスをとりつつ様々さまざまわざ連続れんぞくしてれていく。車輪しゃりん左右さゆう装備そうびされた4ほんペグり、ハンドルやシートをさまざまな体制たいせい保持ほじし、タイヤをくつそここするなどして、あたかも自転車じてんしゃとダンスをしているかのようにたくみにりこなす。X Gamesいち種目しゅもくだったが現在げんざい廃止はいし

パーク Park

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スケートパークという専用せんよう施設しせつおこなわれる。名前なまえとおり、もともとはスケート(sk8、インライン)よう施設しせつであるが、BMXのフリースタイルライディングでも使用しようされるようになる。クォーター、ピラミッドなどのおおきなセクションでダイナミックにエアをめる。コンクリートパークでのライディングも人気にんきがある。BMXはスケートボードにくらべておもく、金属きんぞく突起とっきおおいため、セクションの破損はそんきらってBMX禁止きんしとするパークもある。現在げんざいX Gamesのいち種目しゅもく。また2016ねんよりUCIの管理かんり種目しゅもくとなっている[2]

ストリート Street

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パークと区別くべつするためにリアルストリートばれることがある。フリースタイルの元祖がんそはクォーターとう使つかったスタントてきなものだったが、BMXがストリートカルチャーのかたち大衆たいしゅうひろまったことでまれたライディングスタイルである。パークセクションのわりにまちちゅうにある縁石えんせきすり・かべなどの地形ちけい構造こうぞうぶつ利用りようし、おもいつくままにわざをしていく。具体ぐたいてきには、段差だんさ利用りようしてんだり、かべはしったり、階段かいだんすりにペグをっかけてすべったりする(注意ちゅうい建造けんぞうぶつ汚損おそん破壊はかいした場合ばあい器物きぶつ損壊そんかいざいわれることがある)。現在げんざいX Gamesのいち種目しゅもく

トレイル Trail

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ダートジャンプともばれる。地面じめんこしておおきなこぶを多数たすうつくったのコース「トレイル」で、連続れんぞくしてジャンプし空中くうちゅうわざ披露ひろうする競技きょうぎのコースを使用しようするてんはレースと共通きょうつうであるが、レースのこぶは障害しょうがいぶつひとつであるのにたいし、トレイルのこぶは空中くうちゅうたかすためのジャンプだいであり角度かくどきゅうである。X Gamesのいち種目しゅもくだったが現在げんざい廃止はいし

ヴァートVert

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ヴァートランプとばれる巨大きょだいハーフパイプ(Uがたまれたおおきなだい)のなかを、ブランコのように往復おうふくしてそのいきおいでだいから上空じょうくうし、そのとき空中くうちゅうわざ競技きょうぎ。おそらくフリースタイルのなかでも一番いちばん危険きけん恐怖きょうふかんおおきいために、世界せかいてきても競技きょうぎ人口じんこうすくない[よう出典しゅってん]現在げんざいX Gamesのいち種目しゅもく

ビッグエア Big Air

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10mにもなる巨大きょだいなジャンプで、様々さまざまわざ披露ひろうし、その難易なんい独創どくそうせいきそ競技きょうぎ現在げんざいX Gamesのいち種目しゅもく

オールドスクール

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フリースタイルBMXの黎明れいめい1980年代ねんだい車体しゃたいとトリックを模倣もほうしたスタイル。競技きょうぎではないが一定いってい支持しじそうがいる。当時とうじ本物ほんもののパーツを収集しゅうしゅうしてたのしむBMXマニアだけでなく、一部いちぶ若者わかものあいだでファッションとして人気にんきがある。

車体しゃたい

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BMXバイク(BMX bike)には強度きょうどもとめられ、マウンテンバイクならもっと頑丈がんじょう自転車じてんしゃである。車体しゃたい特徴とくちょうべつにレース、フラットランド、ストリートけい分別ふんべつでき、一般いっぱん後者こうしゃほど頑丈がんじょうである。その独特どくとく操作そうさほうゆえ、ペグ、ジャイロ、フリーコースターハブとう自転車じてんしゃにない独自どくじのパーツが複数ふくすう存在そんざいする。どのジャンルでも車体しゃたい軽量けいりょうさがもとめられ、強度きょうどとさずに軽量けいりょうするためにかくパーツのかたち材質ざいしつにさまざまな工夫くふうらされている。

BMX競技きょうぎしゃはメーカーによる完成かんせいしゃではなくフレームからげた車体しゃたいっていることがおおい。これはより自分じぶんからだにあった車体しゃたいることで技術ぎじゅつ向上こうじょうさせたり、個性こせい強調きょうちょうしたりするためである。また、BMXはその使用しようほうはげしさから消耗しょうもうパーツがおおく、また消耗しょうもうひんでない本体ほんたいのパーツがこわれることもおおい。

フレーム

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オーソドックスなダイヤモンド形状けいじょうフレーム採用さいようしている。ただし、フラットランドようのフレームはダウンチューブが内側うちがわ湾曲わんきょくしたり、複数ふくすうのパイプを溶接ようせつしたりといった独特どくとく形状けいじょうおおい。これはダウンチューブとぜんタイヤのあいだやトップチューブじょうにスペースを確保かくほするためのフラットランド特有とくゆう形状けいじょうである。ヘッドセットはオーバーサイズのインテグラルタイプ(41.8X45)がほとんどである。BMXは変速へんそくたないシングルスピードが基本きほんであるため、リアエンドはトラックエンドである。エンドはばは110 mm。ハブ軸受じくう開口かいこうはばは14 mmと3/8インチ(やく10 mm)がある。フレーム素材そざい強度きょうど重視じゅうしクロモリこう主流しゅりゅうだが、レーサーではアルミ合金ごうきんカーボンチタンもある。やす完成かんせいしゃにはハイテンがよく使つかわれるが、強度きょうど重量じゅうりょうでクロモリにおとっている。

フレームのジオメトリはおもトップチューブちょう(TTL)、チェーンステーちょう(CSL)、ヘッドかく(HA)、シートかく(SCA)、BBハイト、スタックハイトで決定けっていされる。レースフレームやストリートフレームとフラットフレームの決定的けっていてきちがいはTTLとCSLであり、レースはTTL20.5 - 21.75、CSL14.5 - 15.5とながく、ストリートはTTL20 - 21.5"、CSL13 - 14.5"程度ていどなのにたいしてフラットはTTL18 - 19.5"、CSL12 - 13.5"程度ていど小型こがたである。フレームのサイズは基本きほんてきにTTLでかんがえ、身長しんちょう比例ひれいしてながいTTをえらぶのが一般いっぱんてきで、そののジオメトリはこのみでえらばれる。

フロントフォーク

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BMXのフロントフォークはすべてサスペンションのいリジッドフォークである。コラムみち1-1/8インチ(やく28.6 mm)のスレッドレスタイプ。エンドはばのほとんどの自転車じてんしゃ共通きょうつうの100 mm。ハブ軸受じくう開口かいこうはばはフレームのリアエンド同様どうよう14 mmと3/8インチの2種類しゅるいがある。レースよう一部いちぶのフリースタイルようフォークでは、ぜんブレーキのけを想定そうていしておらず、はじめからブレーキ台座だいざいていない。素材そざいはフリースタイルではクロモリこうのみ。レーサーではクロモリこうくわえ、カーボンのブレードをアルミのクラウンでささえたものもよくもちいられる。フォークオフセットはフラットが0 - 20 mm程度ていど、そのフリースタイルとレースでは25 - 35 mm程度ていど一般いっぱんてき

ハンドル

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BMXはくるまだかひくいため、いちじるしいライズにクロスバーとばれるささぼうはいった独自どくじ形状けいじょうのハンドルバーが使用しようされる。素材そざいはクロモリこう一般いっぱんてきであるが、アルミやチタンなどもある。ハンドルバーを構成こうせいするパイプの本数ほんすうによって2ピース、4ピース、8ピースなどがある。フラットランドではハンドルはばをよりせばめられる4ピースや8ピース、そのほかの競技きょうぎでは2ピースがこのまれる。ピースすうおおいとかたく、すくないほどしなりがる。パイプの直径ちょっけいは22.2 mmで統一とういつされている。

グリップは伝統でんとうてきにフランジ(えりまき)のいた独特どくとく形状けいじょうのものを使用しようする。BMXようグリップはたいてい両側りょうがわあなひらいており、ハンドルバーはし保護ほごのためにプラスチック、または金属きんぞくせいのエンドキャップ(バーエンド)をかぶせる。

ステムはハンドルクランプみち22.2 mm、コラムクランプみち1-1/8インチ(やく28.6 mm)のアヘッドステム。BMXようステムにもとめられるのは頑丈がんじょうさとつよいクランプ、ある程度ていど軽量けいりょうさである。しはフラットで25 - 35 mm程度ていど、そのフリースタイルとレースでは45 - 55 mm程度ていど一般いっぱんてきで、フラット専用せんように0オフセットステムやステムとバーを一体化いったいかしてオフセットをちいさくったバーもある。ステムの形状けいじょうとしてフロントロード、トップロードとうがあり、ステムの選択せんたくによるハンドルのたかさの調節ちょうせつ可能かのうだが、ハンドルのたかさはハンドル自体じたいのライズとヘッドスペーサーで調節ちょうせつすることがおおく、ステムのかたちこのみでえらばれることがおおい。素材そざいすべてアルミ。

シートとシートポスト

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BMXのシート(サドル)の用途ようと

  • でつかむ
  • りょうひざはさ車体しゃたいをコントロールする
  • わざ失敗しっぱい臀部でんぶ保護ほごする
  • やすむときに腰掛こしかける

ひとしである。長時間ちょうじかんすわつづけることはまずないので、快適かいてきせいはあまりかんがえられていないかためのものがおおく、それよりも転倒てんとう想定そうていした強度きょうどたい摩耗まもうせいとシートうらのつかみやす形状けいじょう重視じゅうしされている。やぶれにくいように表面ひょうめんケブラーおおったものや、クッションもかわりもまったくないプラスチックボディだけのシートなどもある。

シートの固定こてい方法ほうほう伝統でんとうてきなレールとやぐらをもちいるものとピボタル方式ほうしきのものが主流しゅりゅう。ピボタル(pivotal)とはMacneilしゃ開発かいはつした固定こてい方式ほうしきで、構造こうぞうのシンプルさと軽量けいりょうさゆえ発売はつばい急速きゅうそく普及ふきゅうした。ピボタル方式ほうしきのサドルは専用せんようのシートポストとわせる必要ひつようがあり、レールしきのものとは互換ごかんしていない。サドルとポスト上端じょうたんにある波状はじょうめんわせ、サドル上面うわつらあなから内部ないぶ貫通かんつうした1ほんのボルトによってポストに固定こていする。

シートポストのみちはストリートでは25.4 mmで、アルミせいのものがほとんどである。フラットではシートをつかむことがおおいので、シートポストをながくとっていることがおおい。そののフリースタイルではわざ最中さいちゅうひざとうがシートにたることをきらいシートを非常ひじょうひくくするスタイルがおおい。

クランクとフロントスプロケット(通常つうじょう自転車じてんしゃではチェーンリングに相当そうとう)

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クランクはクロモリこうかアルミの3ピースが主流しゅりゅう以前いぜんは1ピースもおおかったが現在げんざいはほとんどられなくなった。クランクのじく(スピンドル)のふとさは19 mmと22 mmの2規格きかくしぼられており、このスピンドルみちさえおなじならばメーカーでも互換ごかんせいがある場合ばあいおおい。レーサーではマウンテンバイクのクランクもよく流用りゅうようされる。クランクちょうはフラットランドでは135 - 165 mm程度ていどからこのみでえらばれる。そののフリースタイルとレースでは170 - 180 mm程度ていど一般いっぱんてきである。

通常つうじょう自転車じてんしゃ(MTBやロードバイク)ではクランクが一体いったいになった「チェーンリング」という部品ぶひんがあるが、BMXではクランクとフロントスプロケットは完全かんぜん個別こべつ部品ぶひんになっている。PCDも統一とういつされており、互換ごかんせい非常ひじょうたかい。フロントスプロケットはBMXのかおともいえる部分ぶぶんで、趣向しゅこうらした様々さまざまなデザインの製品せいひんがある。1990年代ねんだいまではレース、ストリートどもすうは40T前後ぜんご巨大きょだいで、鉄板てっぱんそのもののきわめておももの使用しようされていた。2000年代ねんだいはいると車体しゃたい軽量けいりょうすすみ、素材そざいはアルミに、ストリートではスペースてき利点りてんからもより小径しょうけいのスプロケットがこのまれるようになる。フリースタイルでは9Tのリアコグドライバーが一般いっぱんし、フラットでは18 - 25T程度ていど、そのフリースタイルでは23 - 28T程度ていどのスプロケットをわせることがおおい。レースではペダリングのスムーズさを重視じゅうしおおきなスプロケットがこのまれている。

ボトムブラケット

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BMXのボトムブラケット(BB)は現在げんざい以下いかの4種類しゅるい存在そんざいする。またBMXのクランクじくふとさは19 mmと22 mmの2種類しゅるいがあり、かくBBのベアリング内径ないけいもこれにわせて2種類しゅるい用意よういされている。

  • アメリカンBB - 現在げんざいでは安価あんか完成かんせいしゃのみにられる旧式きゅうしきのBB。強度きょうどがあるがおおきくおもい。アルミのカップにベアリングが圧入あつにゅうしてあり、それをボトムブラケットシェルへ圧入あつにゅうする。ベアリングがいみち41 mm、カップがいみち51 mm。
  • ユーロBB - カップをネジしきでフレームに固定こていする。マウンテンバイクなどと互換ごかんせいのある規格きかく。そのかるさとあつかいやすさ一時期いちじきストリート、フラットども主流しゅりゅうとなったが、そとみちちいささによる強度きょうど不足ふそくからストリートではほとんどられなくなった。レースでは主流しゅりゅうであり、フラットでもスパニッシュととも主流しゅりゅうである。ベアリングがいみち30 mm。
  • スパニッシュBB - flyバイクが考案こうあんした独自どくじ規格きかくのBMX専用せんようBB。従来じゅうらいのカップをはいし、2のベアリングとそのあいだはさむチューブスペーサーだけのシンプルな構造こうぞうとなった。ベアリングがいみちはアメリカンBBとユーロBBの中間ちゅうかんで、強度きょうどかるさのバランスが考慮こうりょされている。発売はつばい以来いらいスパニッシュBBを採用さいようするメーカーは増加ぞうかしているが、他社たしゃ規格きかくきらうメーカーはミッドBBを採用さいようする傾向けいこうがある。ベアリングそのものを万力まんりきのような工具こうぐ直接ちょくせつフレームに圧入あつにゅうする。そとみち37 mm。
  • ミッドBB - もっとあたらしいタイプで現在げんざいストリートの主流しゅりゅうとなっている。スパニッシュBBとおなじく、ベアリングを直接ちょくせつボトムブラケットシェルへ圧入あつにゅうする。ベアリングはアメリカンBBとおなじサイズ。つまり、ミッドBBはアメリカンBBのベアリングそのものである。そとみち41 mm。

アメリカンBBがアルミのカップを採用さいようしているのは、圧入あつにゅう変形へんけいをカップで吸収きゅうしゅうするためである。ベアリングを直接ちょくせつBBシェルに圧入あつにゅうするタイプは、BBシェルにたいしてたか加工かこう精度せいど要求ようきゅうする。しかし、実際じっさいにそのような精度せいど加工かこうされたフレームはすくなく、新品しんぴんのBBでも圧入あつにゅう直後ちょくごから回転かいてんわるくなってしまうことがあるため、BB圧入あつにゅうさい専門せんもん工具こうぐによるBBシェルのリーマ加工かこうおこない、精度せいど確保かくほすることがある。

チェーン

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チェーンシングルスピード固定こていギアようの1/2×1/8サイズを使用しようする。軽快けいかいしゃよう安価あんかなチェーンが使用しようできるが、カラーチェーンやはげしいライディングでのダメージを考慮こうりょしたこう強度きょうどチェーンもおおている。トラックエンドつBMXでは、こうじく前後ぜんごうごかすことによって車体しゃたいあつかいやすいようにリアセンターちょうBB - こうじく距離きょり)を調節ちょうせつする。このときはんコマや1.5コマとばれる特殊とくしゅなコマをチェーンにむことがある。これらの部品ぶひん使つかうと、奇数きすうのリンクすう選択せんたくすることが出来でき微妙びみょうなリアセンターちょう調整ちょうせい可能かのうになる(はんコマを使つかわない場合ばあい、チェーンのリンクすう偶数ぐうすうのみ選択せんたくできる。)。またすべてのコマがはんコマからなるチェーンも存在そんざいする。

BMXのペダルにはグリップりょく耐久たいきゅうせいかるとう要求ようきゅうされる。素材そざいにはアルミ、プラスチック(ポリカーボネートとうがある。ベアリングは安価あんかなボールベアリングとメンテナンスフリーなシールドがある。かたちはフラットペダルで、グリップりょく耐久たいきゅうせいるためさまざまな形状けいじょうをしており、めんひろい。クランクに固定こていするネジのみちは、9/16インチと1/2インチの2種類しゅるいがある。前者ぜんしゃは3ピースクランクよう後者こうしゃは1ピースクランクようだが、1ピースクランクの衰退すいたいともない1/2はあまり生産せいさんされなくなった。

フラットではペグのうえっていることがほとんどなので、ペダルは軽量けいりょうなプラスチックせいこのまれる。ストリートでは強度きょうど、グリップりょく価格かかくとうのバランスがいいアルミせい主流しゅりゅうであったが、ODYSSEYしゃのTwisted pc pedalの流行りゅうこうをきっかけにプラスチックペダルが主流しゅりゅうになった。プラスチックペダルの特徴とくちょうとして

  • かる
  • ぶつけてもからだへのダメージがすくない
  • やす
  • 消耗しょうもうはげしい
  • くつにやさしい

ひとしがあり、金属きんぞくペダルの場合ばあい

  • いつきがいい
  • 耐久たいきゅうせいたか
  • ピンの交換こうかん可能かのう

ひとし特徴とくちょうがある。トレイルでのライディングではどろによるグリップの低下ていかふせぐため金属きんぞくペダルを使用しようするのが一般いっぱんてきである。レースにおいてはスピードをきそうためシマノしゃのSPDに代表だいひょうされるクリップレス・ペダルが主流しゅりゅうである。

ホイール

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BMXのホイール(車輪しゃりん)は20インチである。24・26インチホイールのBMX(MTBMX)もあるが、これは「クルーザー」とばれ区別くべつされる。だい部分ぶぶんみによるスポークホイールである。コンポジット(成型せいけいプラスチック)ホイールも少数しょうすうあるが、これはファッションせい重視じゅうししたもので、おもいため競技きょうぎにはかない。スポークのかた強度きょうどたもたれる6ほんぐみ、8ほんぐみ普通ふつう。フラットランドではたわみのすくないラジアルぐみ選択せんたくすることもある。スポークすうは36ほんもっとおおく、テンションを重視じゅうしするフラットランドで48ほん使つかわれたり、軽量けいりょうのためにフロントに32ほんや28ほん選択せんたくする場合ばあいもある。ロードバイクMTBのようにメーカーが自社じしゃ部品ぶひんのみで完成かんせいしたホイールは一般いっぱんてきではなく、ユーザーがハブ・リム・スポーク・ニップルを自由じゆうえらんでわせる。

ハブ
BMXのハブは堅牢けんろうさを重視じゅうしした設計せっけいであり、クイックリリースは使用しようせずナットめである。こわれにくくメンテナンスフリーなシールドベアリング使用しようのものがおおくなっている。ハブじくみちは14 mmと3/8インチの2種類しゅるいがあるが、ぜんハブは3/8インチじく主流しゅりゅうである。OLD(オーバーロックナット寸法すんぽう)はぜんハブが100 mm、うしろハブが110 mm。
BMXのうしろハブには、フリーホイールを使用しようするハブ、カセットハブ、フリーコースターハブの3種類しゅるいがある。
  • フリーホイール - 内部ないぶにラチェット機構きこうったギア部品ぶひんのことで、ハブシェルにられたネジんでける。トラックレーサーひとしおなじもので、以前いぜんはすべてこのタイプだった。フリースタイルでは走行そうこう性能せいのう重視じゅうしされないため、軽量けいりょうやスペース確保かくほができる小型こがたのスプロケットのメリットはおおきい。しかし、フリーホイールではけネジの存在そんざいによりギアの小型こがた限界げんかいがあるため、主流しゅりゅうはカセットハブに移行いこうした。最小さいしょうすうは13T。
  • カセットハブ - ラチェット機構きこうをハブシェル内部ないぶ配置はいちし、コグの交換こうかんのみでギアすう変更へんこうでき、ストリートけには、専用せんようコグドライバーを使用しようすることによってギアの小型こがた対応たいおうしたハブ。レースやフラットランド以外いがいのフリースタイルでは現在げんざい主流しゅりゅうである。ギアすう変更へんこうはレースではコグのみ、ストリートではコグドライバーの交換こうかんにより対応たいおうする。現在げんざいレースけコグは最小さいしょうが11T、コグドライバーの最小さいしょうは8T。ストリートでは9Tがひろ普及ふきゅうしている。
  • フリーコースターハブ - ラチェット機構きこうたないBMX独自どくじ特殊とくしゅなハブ。バックスライドハブとも。BMX競技きょうぎには、うしきにすすむというめずらしい動作どうさふくまれるが、このときに通常つうじょうのハブではクランクがぎゃく回転かいてん邪魔じゃまになってしまう。フリーコースターハブは、ペダリングにギアと車輪しゃりん回転かいてんはなされるような機構きこう内蔵ないぞうしているため、後進こうしんしてもクランクはまわらない。フラットランド専用せんようのハブだったが、近年きんねんはストリートにもれられるようになった。フリーコースターの起源きげんはコースターブレーキハブ(うしろにぐとブレーキがかるハブ)のブレーキ機能きのうのぞいたもので、当時とうじのフリースタイラーたちはこの改造かいぞう自分じぶんおこないフリーコースターを実現じつげんしていた。
ストリートでは、うしろハブはみぎドライブかひだりドライブかを選択せんたくする。通常つうじょう自転車じてんしゃのスプロケットとチェーン(ドライブトレイン)は車体しゃたい右側みぎがわにあってこれをみぎドライブとぶが、ひだりドライブのハブを選択せんたくするとドライブトレインを左側ひだりがわ変更へんこうできる。メインでグラインドをするサイドのぎゃくにドライブトレインを配置はいちすることでグラインドにスプロケットやチェーンの破損はそんふせぐことが出来できる。また、グラインドにハブシェルとスポークの破損はそんふせぐためハブガードというパーツを装着そうちゃくすることがある。ひだりドライブハブもハブガードもBMX独自どくじのパーツである。
リム
リムはすべてアルミせいで、強度きょうど安定あんていせい重視じゅうしはばひろ独特どくとく形状けいじょうをしているものおおい。さらに、強度きょうどげるためにリムの内側うちがわ補強ほきょう断面だんめんはこがたのダブルウォール構造こうぞう主流しゅりゅうとなっている。
とくにブレーキ性能せいのう重視じゅうしする場合ばあいはメッキリム・CPリムとばれる鏡面きょうめんメッキにより制動せいどうりょくげた特殊とくしゅなリムが使用しようされる。近年きんねんはレース以外いがいかく競技きょうぎともブレーキレススタイルの普及ふきゅうなどによってメッキリムは衰退すいたいし、カラーアルマイト処理しょりされたものや通常つうじょう塗装とそうのカラフルなリムが人気にんきがある。
スポーク・ニップル
スポークはびないステンレスせい安価あんか鉄製てつせいがある。軽量けいりょう独特どくとくいろ魅力みりょくのチタンせい登場とうじょうしているが非常ひじょう高価こうかである。ふとさは14ばん主流しゅりゅう強度きょうど必要ひつようなフランジ付近ふきんとニップル付近ふきんふとく、重量じゅうりょうおさえるため中央ちゅうおうほそくしたバテッドスポークもある。ニップルはかた真鍮しんちゅうせい定番ていばんだったが、最近さいきん真鍮しんちゅうの3ぶんの1程度ていど軽量けいりょうでカラーの豊富ほうふなアルミせいえてきている。
タイヤ・チューブ
タイヤ競技きょうぎにより多様たようである。レース、トレイルといったのコースをはし競技きょうぎではブロックタイヤをもちいる。路面ろめんととのったフラットランド、パークではスムーズさを重視じゅうししてスリックけいなめらかなタイヤがこのまれる。リアルストリートではさまざまな路面ろめん対応たいおうするため、まえふとしのブロックタイヤ、うしろはスリックタイヤといったわせもみられる。タイヤのふとさは1.5 - 2.3"程度ていど(38 mm - 58 mm)。すべクリンチャータイヤ(HE規格きかく)であり、チューブには強度きょうどのあるべいしきバルブを採用さいようする。

ブレーキ

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BMXのブレーキはみぎうしろ、ひだりまえとするのが一般いっぱんてきで、JISSG基準きじゅんとはことなる。レースではVブレーキもちいられる。ぜんブレーキは必要ひつようないのでこうだけにいている。フリースタイルではUブレーキ(センタープルブレーキ)を採用さいようする。競技きょうぎ個人こじんのスタイルにより、前後ぜんごのブレーキの有無うむ様々さまざまである。車体しゃたいをより軽量けいりょうにするため、必要ひつよう場合ばあいはブレーキをはずすことがおおく、ブレーキレスのライダーもおおいが、一般いっぱんてき公道こうどう自転車じてんしゃとして使用しようする場合ばあいはブレーキをつけなければ道路どうろ交通こうつうほう違反いはんとなる[5]。フリースタイルでは、っかかってミスの原因げんいんとなりやすい車体しゃたい突起とっきぶつ極力きょくりょくらさなければならず、うしろブレーキはフレームのリアさんかく内側うちがわくという特徴とくちょうがある。

フリースタイル、とくにフラットランドではハンドルを自由じゆう回転かいてんさせる必要ひつようがあるため、フロントブレーキワイヤーはフォークのコラムのなかとお回転かいてんさいからまないようにする。リアブレーキを使用しようする場合ばあいはデタングラーとばれる機構きこうでケーブルのがらみをふせぐ。フラットランド以外いがい競技きょうぎでは、ハンドルはいち回転かいてんできればよしとするスタイルもおおく、その場合ばあいはリアのブレーキワイヤーを一本いっぽんきにし、ハンドル前方ぜんぽうすようにながる。

デタングラー(ジャイロ)

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ジャイロ(横から)
ジャイロ(前から)
ジャイロ(よこ、およびまえから)

フリースタイル専用せんよう部品ぶひん。『ジャイロ』はアメリカのBMXパーツメーカーODYSSEYしゃ開発かいはつしたシステム、およ同社どうしゃ登録とうろく商標しょうひょう一般いっぱん名称めいしょうは『デタングラー』。BMXといえばくるくるまわるハンドルをイメージするひとおおいが、このときにこうブレーキのワイヤーがからまないようにするための仕組しくみ。途中とちゅう二股ふたまたかれるブレーキワイヤーと、ステムにある2じゅうリングのわせで回転かいてん吸収きゅうしゅうする。うしろブレーキのワイヤーをながることでもハンドルの回転かいてん対応たいおうできることや、ブレーキレススタイルの流行りゅうこうによって、ジャイロは(とくにストリート・パークで)りつつある。またジャイロには、ブレーキの感度かんどにぶくなる、車体しゃたい重量じゅうりょうすというデメリットがある。

ペグ(ストリート)

フリースタイル専用せんよう部品ぶひんながさ10cmほどの金属きんぞくパイプで前後ぜんごハブじく左右さゆうける。フリースタイルのなかでもとくにストリートとフラットランドで使用しようするが、この2しゅでは使用しよう方法ほうほう材質ざいしつまったことなる。ストリートでは縁石えんせきやパイプなどにけてすべることを目的もくてきとしており、強度きょうど摩擦まさつ抵抗ていこうすくなさが重視じゅうしされる。材質ざいしつクロモリ一般いっぱんてきで、よりかるチタン使つかわれることもある。すべりをくするために表面ひょうめんなめらかにされている。フラットランドのペグは、足場あしばとしてんだり、でつかむことが目的もくてきなので、グリップとにぎりやすい形状けいじょうだいいちもとめられ強度きょうどはそれほど必要ひつようでない。ける本数ほんすうについては、フラットランドは4ほん、ストリートは左右さゆうどちらか片側かたがわのみ2ほんおおいが、スタイル次第しだいとくまりはない。公共こうきょう施設しせつのパークでは利用りようしゃとの接触せっしょくによる重大じゅうだい事故じこ施設しせついちじるしく損傷そんしょうさせるなどの事例じれいおお使用しよう禁止きんしされている。

著名ちょめいなBMX選手せんしゅ

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  • 阪本さかもとあきら - 2008ねん全日本ぜんにほん優勝ゆうしょう北京ぺきん五輪ごりん出場しゅつじょう世界せかいBMXレースかいメジャーリーグABAのAAPRO参戦さんせんライダー(アジアはつ日本にっぽんBMXかい第一人者だいいちにんしゃ。2017ねん日本にっぽんはつのプロBMXチーム【GAN TRIGGER】をげた。
  • 飯端いいばた美樹みき - 2007ねん全日本ぜんにほん優勝ゆうしょう。2013ねん、アジア選手権せんしゅけん日本にっぽん代表だいひょう。モデル・タレント活動かつどうおこなっている。
  • 黒田くろだあつし - 2007ねん全日本ぜんにほん優勝ゆうしょう現在げんざい競輪けいりん転向てんこう)。
  • ロビー・マキュアン現在げんざいはロードレースに転向てんこう
  • 三瓶さんべすすむひろ - 2009ねん全日本ぜんにほん大会たいかい阪本さかもとあきらやぶ優勝ゆうしょう。ビザを獲得かくとくしアメリカで活動かつどうちゅう
  • ジェミー・スタッフもとクルーザーきゅう世界せかいチャンピオン、そのトラックレースに転身てんしんし、北京ぺきん五輪ごりんきんメダル獲得かくとく

フラットランド・パーク

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  • 伊東いとう高志たかし
  • 森崎もりさきひろし
  • 山本やまもと亮二りょうじ
  • 宇野うの"YORK"陽介ようすけ
  • 岡村おかむらあさひ
  • 田中たなか光太郎こうたろう
  • 内野うちの洋平ようへい
  • 木場きば慎一しんいち
  • 森永もりなが智和ともかず
  • 北山きたやまつとむ
  • 佐々木ささき慶治けいじ
  • 倉谷くらたに太郎たろう
  • 田邉たなべ泰志やすし
  • 石嶋いしじまやすし
  • 井谷いたにみやび
  • 河村かわむらたく
  • 藤井ふじいしげるいち
  • 坂田さかた精二せいじ
  • 久家くが英和えいわ
  • 池田いけだ貴広たかひろ
  • 志賀しがいさむ
  • 佐々木ささきはじめ
  • 吉田よしだ尚生ひさお
  • 内野うちの良樹よしき
  • 中村なかむらはなわゆめ

ストリート・ヴァート

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代表だいひょうてき国内こくないのチーム

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  • GAN TRIGGER
  • NSSround
  • ZEN DISTRIBUTION
  • Addiction
  • K-ROCHE
  • SOUND$YSTEM
  • FICTION
  • BGM
  • HOLLY'S
  • HANGOUT
  • dirtnuts
  • MoyacyRiders
  • Senju Boyz
  • ShutChickers
  • Waltz bmx
  • T430
  • 930BMX
  • 男気おとこぎBIKES
  • KOMAZAWA FACE DOGS
  • TEAM DIG-IT
  • QEST BMX SHOW TEAM
  • KOASTAL

全国ぜんこくのBMXレースができるコース

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福島ふくしまけん
茨城いばらきけん
  • ひたち海浜かいひん公園こうえんBMXトラック(ひたちなか
静岡しずおかけん
岡山おかやまけん
  • 笠岡かさおか太陽たいよう広場ひろばBMXトラック(笠岡かさおか
広島ひろしまけん
新潟にいがたけん
  • きむ谷山たにやまBMXトラック(上越じょうえつ
大阪おおさか
神奈川かながわけん
  • 緑山みどりやまスタジオシティBMXコース(横浜よこはまみどり
埼玉さいたまけん
  • 秩父ちちぶ滝沢たきざわサイクルパークBMXコース(秩父ちちぶ
三重みえけん
  • GONZO track(桑名くわな

全国ぜんこくのBMXができるスケートパーク

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福島ふくしまけん
岩手いわてけん
  • コロッポックルランド(九戸くのへむら
宮城みやぎけん
  • 元気げんきフィールド仙台せんだい仙台せんだい新田東しんでんひがし総合そうごう運動うんどうじょう
山形やまがたけん
  • 最上川もがみがわふるさと総合そうごう公園こうえんない 寒河江さがえスケートパーク(寒河江さがえ
福島ふくしまけん
  • じゅうろくぬま運動公園うんどうこうえん福島ふくしま
神奈川かながわけん
  • うみかぜ公園こうえん横須賀よこすか
  • しん横浜公園よこはまこうえんスケボー広場ひろば横浜よこはま港北こうほく
  • 鵠沼くげぬま海浜かいひん公園こうえんスケートパーク(藤沢ふじさわ
兵庫ひょうごけん
  • みなとのもり公園こうえん神戸こうべ中央ちゅうおう
愛媛えひめけん

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 映画えいが使用しようされたバイクは、すべ大阪おおさか桑原くわばら商会しょうかいげんKUWAHARA BIKE WORKSしゃ)の製品せいひん当時とうじアメリカではクワハラワークスチームがだい活躍かつやくしており、出演しゅつえんしゃ子供こどもたちにどのバイクにりたいかとスピルバーグがいたところ、「KUWAHARA」との返答へんとうがあったといわれている[1]。なおげきちゅうでのBMXスタントは、ボブ・ハロをはじめとする当時とうじのスーパースターたちえんじている。大阪おおさかユニバーサル・スタジオ・ジャパンにはE.T.BMXのレプリカが展示てんじされている(厳密げんみつにはE.T.のグッズがられている店内てんないにディスプレイの1として)。

出典しゅってん

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  1. ^ 東洋経済新報社とうようけいざいしんぽうしゃかん野崎のさきつよし銀輪ぎんりん巨人きょじん』P151
  2. ^ 高木たかぎきよしゆう (2015ねん9がつ6にち). “UCIが2016ねんからBMX PARKワールドカップ開催かいさい発表はっぴょう. シクロチャンネル. http://www.cycloch.net/2015/09/06/19747/ 
  3. ^ 道路どうろ交通こうつうほう”. e-Gov法令ほうれい検索けんさく. 総務そうむしょう行政ぎょうせい管理かんりきょく. 2012ねん5がつ19にち閲覧えつらん
  4. ^ 道路どうろ交通こうつうほう施行しこう規則きそく”. e-Gov法令ほうれい検索けんさく. 総務そうむしょう行政ぎょうせい管理かんりきょく. 2012ねん5がつ19にち閲覧えつらん
  5. ^ 道路どうろ交通こうつうほう昭和しょうわさんじゅうねんろくがつじゅうにち法律ほうりつだいひゃくごう[3]だいろくじゅうさんじょうきゅうだいいちこうおよび道路どうろ交通こうつうほう施行しこう規則きそく昭和しょうわさんじゅうねん十二月じゅうにがつさんにち総理府そうりふれいだいろくじゅうごう[4]だいきゅうじょうさん

外部がいぶリンク

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