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エレコム

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
（ELECOMから転送てんそう）
エレコム株式会社かぶしきがいしゃ
ELECOM CO.,LTD.
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
〒541-8765
大阪おおさか府ふ大阪おおさか市し中央ちゅうおう区く伏見ふしみ町まち4-1-1
明治めいじ安田やすだ生命せいめい大阪おおさか御堂筋みどうすじビル9F[注ちゅう 1]
設立せつりつ 1986年ねん5月28日にち
業種ぎょうしゅ 電気でんき機器きき
法人ほうじん番号ばんごう 5120001094974
事業じぎょう内容ないよう PC及およびデジタル機器きき関連かんれん製品せいひんの開発かいはつ・製造せいぞう・販売はんばい
代表だいひょう者しゃ 葉は田でん順治じゅんじ（代表だいひょう取締役とりしまりやく会長かいちょう）
柴田しばた幸生さちお（代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう）
資本しほん金きん 125億おく77百ひゃく万まん円えん
（2022年ねん3月がつ31日にち現在げんざい）
発行済はっこうずみ株式かぶしき総数そうすう 9,222万まん1420株かぶ
（2022年ねん3月がつ31日にち現在げんざい）
売上うりあげ高だか 連結れんけつ：1,073億おく58百ひゃく万まん円えん
単独たんどく：836億おく89百ひゃく万まん円えん
（2022年ねん3月がつ期き）
営業えいぎょう利益りえき 連結れんけつ：139億おく45百ひゃく万まん円えん
単独たんどく：96億おく34百ひゃく万まん円えん
（2022年ねん3月がつ期き）
経常けいじょう利益りえき 連結れんけつ：143億おく98百ひゃく万まん円えん
単独たんどく：115億おく28百ひゃく万まん円えん
（2022年ねん3月がつ期き）
純じゅん利益りえき 連結れんけつ：103億おく98百ひゃく万まん円えん
単独たんどく：84億おく05百ひゃく万まん円えん
（2022年ねん3月がつ期き）
純資産じゅんしさん 連結れんけつ：814億おく01百ひゃく万まん円えん
単独たんどく：674億おく75百ひゃく万まん円えん
（2022年ねん3月がつ期き）
総そう資産しさん 連結れんけつ：1,106億おく21百ひゃく万まん円えん
単独たんどく：964億おく71百ひゃく万まん円えん
（2022年ねん3月がつ期き）
従業じゅうぎょう員数いんずう 連結れんけつ：1,462名めい、単独たんどく：672名めい
（2022年ねん3月がつ31日にち現在げんざい）
決算けっさん期き 3月31日にち
会計かいけい監査かんさ人じん EY新しん日本にっぽん有限ゆうげん責任せきにん監査かんさ法人ほうじん
主要しゅよう株主かぶぬし 葉は田でん順治じゅんじ(28.51%)
有限ゆうげん会社かいしゃサンズ(15.84%)
株式会社かぶしきがいしゃジャスティン(7.79%)
（2018年ねん3月がつ31日にち現在げんざい）
主要しゅよう子会社こがいしゃ ロジテック株式会社かぶしきがいしゃ
DXアンテナ株式会社かぶしきがいしゃ
外部がいぶリンク エレコム株式会社かぶしきがいしゃ
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エレコム株式会社かぶしきがいしゃ（ELECOM CO.,LTD.）は、大阪おおさか市し中央ちゅうおう区くに本社ほんしゃを置おく大手おおてコンピュータ周辺しゅうへん機器ききメーカーである。東証とうしょうプライム上場じょうじょう。

概要がいよう

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創業そうぎょう者しゃの葉は田でん順治じゅんじは大学だいがく卒業そつぎょう後ごに家業かぎょうである製材せいざい所しょを継ついだが、主力しゅりょく製品せいひんとなった矢板やいたの需要じゅようが新しん工法こうほうの登場とうじょうにより激減げきげんし倒産とうさんに追おい込こまれた後のちに起業きぎょうした[1]。

バッファローやアイ・オあいおー・デでータ機器たききと並ならぶ日本にっぽんにおけるIT機器きき大手おおて。マウス、キーボードをはじめとする13部門ぶもんにおいて業界ぎょうかいトップシェアを誇ほこっており、スマホ関連かんれんにも強つよい。近年きんねんはBtoCからBtoBへ大おおきく経営けいえいの舵かじを切きっており、M&A巧者こうしゃで法人ほうじん向むけを強化きょうか。中国ちゅうごく、東南とうなんアジアを中心ちゅうしんに海外かいがい展開てんかいも積極せっきょく的てきに行いっている。

当社とうしゃグループは自社じしゃで生産せいさん設備せつびを持もたないファブレスメーカーである。国内外こくないがいから7,000点てん以上いじょうの製品せいひんを調達ちょうたつし、特とくに海外かいがい調達ちょうたつを積極せっきょく的てきに推進すいしんしている。仕入しいれ先さきの選定せんていにおいては、品質ひんしつ、コスト、供給きょうきゅう体制たいせいを総合そうごう的てきに勘案かんあんして選定せんていし、特とくに品質ひんしつに厳きびしい基準きじゅんを設もうけ、一定いっていのレベル以上いじょうの「売うれる商品しょうひん」を供給きょうきゅうし続つづけている。

販売はんばいしている商品しょうひん数すうは、型番かたばんベースで約やく1万まん7000点てん。年間ねんかんで4200～4300点てんが新規しんき開発かいはつされ、3～4年ねんでほぼ全ぜん商品しょうひんが入いれ替かわる。これは「市場いちばの変化へんかに合あわせてビジネスモデルを作つくっていく」という考かんがえによるものである[1]。

2010年代ねんだい後半こうはんからは直営店ちょくえいてん「Elecom Design Shop」を本社ほんしゃのある大阪おおさか市内しないをはじめとする日本にっぽん各地かくちに展開てんかいしており、2020年ねん7月がつ現在げんざいでは以下いかのような店舗てんぽ展開てんかいを行おこなっている。

沿革えんかく

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  • 1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）
  • 1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）
    • 3月 - OAアクセサリとしてフロッピーディスクケース等とうの販売はんばいを開始かいし。
    • 11月 - 名古屋なごや営業えいぎょう所しょ、福岡ふくおか営業えいぎょう所しょをそれぞれ開設かいせつ
  • 1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）
    • 10月 - マウスを発売はつばい。
    • 12月 - 東京とうきょう配送はいそうセンターを開設かいせつ。
  • 1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）9月がつ - 入力にゅうりょく機器ききテンキーボードを発売はつばい。
  • 1990年ねん（平成へいせい2年ねん）9月がつ - フロッピーディスクドライブの発売はつばい開始かいし。ハードウェアに参入さんにゅう。札幌さっぽろ営業えいぎょう所しょを開設かいせつ。
  • 1991年ねん（平成へいせい3年ねん）
    • 2月がつ - 仙台せんだい営業えいぎょう所しょに仙台せんだい配送はいそうセンターを併設へいせつ。
    • 7月がつ - 販売はんばい会社かいしゃとして大阪おおさか府ふ南河内みなみかわち郡ぐんにエレコム販売はんばい株式会社かぶしきがいしゃを設立せつりつ。
  • 1992年ねん（平成へいせい4年ねん）9月がつ - 米国べいこくにELECOM COMPUTER PRODUCT INC.を設立せつりつ。
  • 1993年ねん（平成へいせい5年ねん）12月 - 通信つうしん販売はんばい事業じぎょうを目的もくてきとして、東京とうきょう都と豊島としま区くに株式会社かぶしきがいしゃホームダイレクトを設立せつりつ。
  • 1994年ねん（平成へいせい6年ねん）
    • 3月 - 東京とうきょう･仙台せんだいの配送はいそうセンターを統合とうごうし、埼玉さいたま県けん草加そうか市しに東日本ひがしにっぽん配送はいそうセンターを開設かいせつ。
    • 4月がつ - LANEEDブランドでLAN事業じぎょうに参入さんにゅう。
    • 6月がつ - フロッグデザインのエスリンガーのデザインによるルナリスシリーズを発売はつばい。
    • 10月 - エレコム販売はんばいと合併がっぺい。資本しほん金きんを5,140万まん円えんに増資ぞうし。本社ほんしゃを大阪おおさか市し中央ちゅうおう区く瓦かわら町まちに移転いてん。
    • 12月 - 物流ぶつりゅう業務ぎょうむに特とく化かし業務ぎょうむ効率こうりつを高たかめることを目的もくてきに、大阪おおさか府ふ岸和田きしわだ市しにエレコム物流ぶつりゅう株式会社かぶしきがいしゃを設立せつりつ。
  • 1996年ねん（平成へいせい8年ねん）8月がつ - 埼玉さいたま県けん越谷こしがや市しに物流ぶつりゅうセンターを開設かいせつ。
  • 2000年ねん（平成へいせい12年ねん）7月がつ - 無線むせんLAN「エア・ホーク」シリーズを発売はつばい。
  • 2001年ねん（平成へいせい13年ねん）5月がつ - 物流ぶつりゅう拠点きょてんを統合とうごうし、東京とうきょう都と江東こうとう区く青海あおみに新しん物流ぶつりゅうセンターを開設かいせつ。
  • 2003年ねん（平成へいせい15年ねん）
  • 2004年ねん（平成へいせい16年ねん）
  • 2006年ねん（平成へいせい18年ねん）
    • 2月がつ - 大阪おおさか本社ほんしゃにおいてISO 14001（環境かんきょうマネジメントシステム）認証にんしょうを取得しゅとく。
    • 5月 - ELECOM ITALY s.r.lを清算せいさん。
    • 7月がつ - 大阪おおさか市し西淀川にしよどがわ区くに西日本にしにほん物流ぶつりゅうセンターを開設かいせつ。青海あおみ物流ぶつりゅうセンターを東日本ひがしにっぽん物流ぶつりゅうセンターに改称かいしょう。ELECOM EUROPE B.V.（オランダ）を設立せつりつ。
    • 11月 - ジャスダック証券しょうけん取引とりひき所しょに上場じょうじょう[注ちゅう 2]。
  • 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）
    • 2月がつ - ednet AG（現げん・ednet GmbH）の株式かぶしき1,000,000株かぶを取得しゅとくし、子会社こがいしゃ化か。
    • 3月 - ELECOM Deutschland GmbH を清算せいさん。
    • 12月 - ELECOM EUROPE B.V. を清算せいさん。
  • 2008年ねん（平成へいせい20年ねん）3月がつ - ELECOM UK LIMITED を清算せいさん。
  • 2010年ねん（平成へいせい22年ねん）
    • 6月がつ - フォースメディアと協業きょうぎょうし、同社どうしゃが発売はつばいする「J-Force」ブランドの販売はんばいを開始かいし。
    • 10月 - ロジテックINAソリューションズ株式会社かぶしきがいしゃを設立せつりつ。
  • 2011年ねん（平成へいせい23年ねん）
    • 7月がつ - ハギワラソリューションズ株式会社かぶしきがいしゃを設立せつりつ。
    • 8月がつ - 民事みんじ再生さいせい法ほうを申請しんせいしていた株式会社かぶしきがいしゃハギワラシスコムから事業じぎょうの一部いちぶを譲受じょうじゅ。
    • 9月 - エレコムサポート&サービス株式会社かぶしきがいしゃを設立せつりつ。
    • 11月 - Elecom India Private Limited（インド）を設立せつりつ。
    • 12月 - 新しん宜よろし麗うらら客きゃく民みん台だい(上海しゃんはい)商しょう貿有限げん公司こうし（中国ちゅうごく）を設立せつりつ。
  • 2012年ねん（平成へいせい24年ねん）
    • 4月がつ - ELECOM Europe GmbHを設立せつりつ。
    • 5月 - ELECOM SALES HONG KONG LIMITEDを設立せつりつ。
  • 2013年ねん（平成へいせい25年ねん）
    • 3月 - 東京とうきょう証券しょうけん取引とりひき所しょ市場いちば第だい一部いちぶに上場じょうじょう。
    • 4月がつ - 大阪おおさか証券しょうけん取引とりひき所しょJASDAQ（スタンダード）における株式かぶしき上場じょうじょうを廃止はいし。
  • 2014年ねん（平成へいせい26年ねん）
    • 3月 - エレコムサポート＆サービス株式会社かぶしきがいしゃを清算せいさん。
    • 5月 - 日本にっぽんデータシステム株式会社かぶしきがいしゃを取得しゅとく、子会社こがいしゃ化か。
    • 7月がつ - 米べいシーゲイト社しゃと国内こくない代理だいり店てん契約けいやくを締結ていけつ。
    • 9月 - MVNO事業じぎょうを開始かいし。デでータ通信たつうしん専用せんようSIMカード「SkyLinkMobile」の販売はんばいを開始かいし[2]。
    • 11月 - 宜むべ麗うらら客きゃく（上海しゃんはい）貿易ぼうえき有限ゆうげん公司こうしを清算せいさん。
  • 2015年ねん（平成へいせい27年ねん）
    • 2月がつ - エレコムヘルスケア株式会社かぶしきがいしゃを設立せつりつ。
    • 4月がつ - エレコムサポート＆サービス株式会社かぶしきがいしゃを設立せつりつ。
  • 2016年ねん（平成へいせい28年ねん）
    • 3月 - ELECOM Europe GmbHを清算せいさん。
    • 9月 - 株式会社かぶしきがいしゃワークビットの事業じぎょうを譲受ゆずりうけ、大和やまと技術ぎじゅつ開発かいはつセンターを設置せっち。
  • 2017年ねん（平成へいせい29年ねん）2月がつ - DXアンテナの発行はっこう済ずみ株式かぶしき96%を取得しゅとくし、子会社こがいしゃ化かすると発表はっぴょう。
  • 2018年ねん（平成へいせい30年ねん）7月がつ - MVNO事業じぎょうから撤退てったい。撤退てったいに伴ともない、「SkyLinkMobile／SkyLinkPhone」のサービスをアイキューブ・マーケティングへ移管いかん。
  • 2023年ねん（令れい和わ5年ねん）5月がつ - テスコム電機でんきの株式かぶしきを保有ほゆうする株式会社かぶしきがいしゃティーエスシーから株式かぶしき譲渡じょうとを受うけ、テスコム電機でんきをエレコムのグループ会社かいしゃとした[3]。
  • 2024年ねん（令れい和わ6年ねん）4月がつ25日にち - 同年どうねん秋あき頃ごろを目処めどに日本にっぽんアンテナの完全かんぜん子会社こがいしゃ化か並ならびにDXアンテナとの経営けいえい統合とうごうを行おこなうことを発表はっぴょう[4]。

主おもな製品せいひん

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メモリ

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  • メモリ
  • SSD
  • USBメモリ
  • SDメモリーカード
  • メモリリーダライタ
    • 55+1メディア対応たいおう MR-A007シリーズ
    • 縦たてに挿させるキューブ型がた
      • 45+2メディア対応たいおう MR-C14シリーズ
      • 40+6メディア対応たいおう・USBハブ機能きのう付づけ MR-C26シリーズ
      • 19+10メディア対応たいおう・4枚まい差さし可能かのう MR-C27シリーズ

入力にゅうりょく機器きき

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  • マウス
    • ワイヤレスIR LEDマウス - 可視かし光線こうせんよりも波長はちょうが長ながい赤外線せきがいせんLEDを使用しようし、約やく1年ねん（1日にち8時じ間あいだのパソコン操作そうさ中ちゅう20%をマウス操作そうさに割わり当あてた場合ばあい）の長寿ちょうじゅ命いのちを実現じつげんしたワイヤレスマウス。1円えん硬貨こうか程ほどの超ちょう小型こがたレシーバを採用さいよう。
      • M-IR01DRシリーズ（3ボタンタイプ）
      • M-IR02DRシリーズ（5ボタンタイプ）
      • M-IR05DRシリーズ（5ボタンタイプ） - センサー部ぶに指先ゆびさきがふれているときだけ電源でんげんが入はいり、指先ゆびさきを離はなすと電源でんげんが切きれる「Touch&Goセンサー」搭載とうさいタイプ
    • 3ボタンレーザーマウス"SCOPE NODE（スコープ ノード）" - ペンを持もつ感覚かんかくで操作そうさできる新しんコンセプトマウス
      • M-SN1ULシリーズ（有線ゆうせんタイプ）
      • M-SN2DLシリーズ（ワイヤレスタイプ）
    • 3ボタンマイクロレシーバワイヤレスレーザーマウス"MICRO GRAST SWITCH（マイクロ グラスト スイッチ）" - 1円えん硬貨こうか程ほどの超ちょう小型こがたレシーバを採用さいようし、こまめに電源でんげんON/OFFができる「エコボタン」を搭載とうさいしたワイヤレスマウス
      • M-BG3DLシリーズ（Sサイズ）
      • M-PG3DLシリーズ（Mサイズ）
    • 5ボタンマイクロレシーバワイヤレスレーザーマウス"MICRO GRAST（マイクロ グラスト）" - 1円えん硬貨こうか程ほどの超ちょう小型こがたレシーバを採用さいようしたワイヤレスマウス。前述ぜんじゅつの「MICRO GRAST SWITCH」へ移行いこうのため、現行げんこうのモデルは以下いかの1機種きしゅのみ。
      • M-PG2DLシリーズ（Mサイズ）
    • 5ボタンマイクロレシーバワイヤレスレーザーマウス"OBSIDIAN（オブシディアン）" M-GE3DLシリーズ - "MICRO GRAST"等とうの超ちょう小型こがたレシーバよりもさらに薄うすい超ちょう薄型うすがたレシーバを採用さいようした高性能こうせいのうワイヤレスレーザーマウス
    • 3ボタン光学こうがく式しきマウス"EGG MOUSE（エッグマウス）" - タマゴのフォルムを取とり入いれた丸まるみのあるマウス
      • "EGG MOUSE" M-EGURシリーズ（有線ゆうせんタイプ）
      • "EGG MOUSE mini" M-EG2URシリーズ（有線ゆうせんタイプ）
      • "EGG MOUSE mini" M-EG3DRシリーズ（ワイヤレスタイプ）
  • キーボード
以前いぜんは[要よう出典しゅってん]ギアドライブ式しきという独自どくじのシステムを開発かいはつし、TK-U09FGというキーボードを発売はつばいしていたが、現在げんざいは販売はんばい終了しゅうりょうしており、同どう方式ほうしきのキーボードは市場いちばから姿すがたを消けしている。また、iPhone/iPad、スマートフォンに対応たいおうしたBluetooth折おりたたみキーボード（iPadやスマートフォンを立たたせるためのスタンドを内蔵ないぞう）も発売はつばいされている。

ケーブル

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  • LANケーブル
  • USBケーブル
  • USBハブ
    • バスパワー専用せんよう USBハブ"ToyBrick（トイブリック）" U2H-BL2Bシリーズ
    • バスパワー専用せんよう USBハブ"cioco（ショコ）" U2H-CH4Bシリーズ

など

アクセサリ

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  • キャリングバッグ
  • インナーバッグ
  • カバー
    • キーボードカバー"ピタッとシートSUPER" PKU-FREEシリーズ - キーボードの形状けいじょうを問とわないフリーカットタイプのキーボードカバー
    • ディスプレイカバー
  • 液晶えきしょうフィルター
  • マウスパッド

など

ファニチャ

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  • パソコンデスク
  • パソコンラック/プリンタラック
  • チェア

など

ルーター

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インク・トナー

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  • 詰つめ替かえインク
  • リサイクルトナー
エプソン、キヤノン、HPなどのプリンタ用ようの安価あんかな詰つめ替かえインクやリサイクルトナーカートリッジを販売はんばいしている。2000年ねん9月がつ、セイコーエプソンは、エレコムが販売はんばいするインクジェットプリンター用ようインクカートリッジが同社どうしゃの保有ほゆうする特許とっきょに抵触ていしょくしているとし、エレコムとエステー産業さんぎょうを提訴ていそした。結果けっかとしては、エプソンが訴訟そしょうを取とり下さげたため、実質じっしつ的てきにエレコム・エステー産業さんぎょうの勝訴しょうそとなった。

AVD関連かんれん

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  • ヘッドホン・イヤホン - 販路はんろの違ちがいにより、携帯けいたい電話でんわ向むけは「MP」、パソコン向むけは「PC」、AV機器ききのルートで販売はんばいされるものは「AV」がそれぞれ型番かたばんに入いれられている。
  • スピーカ
  • TVラック
  • ケース
  • 保護ほごフィルム

など

一部いちぶの商品しょうひんは、2004年ねんに子会社こがいしゃ化かしたロジテックから移管いかんされている。

不祥事ふしょうじ

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GPL違反いはん問題もんだい

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2004年ねん4月がつ、当社とうしゃが発売はつばいしたブロードバンドルータの一部いちぶで、WAN側がわからのroot権限けんげんでのコマンド実行じっこうが可能かのうなどの重大じゅうだいなセキュリティ問題もんだいとともに、ファームウェアにLinuxカーネルなどGPLにてライセンスされているソフトウェアを利用りよう・改変かいへんしているのに、GPLで義務ぎむづけられるソースファイルの公開こうかいをしていないことが発覚はっかく。この問題もんだいを発見はっけんしたユーザーの問とい合あわせに対たいしエレコムは、セキュリティ問題もんだいについて対策たいさくする意思いしがないこと、GPLの対象たいしょうとなるソースファイルを公開こうかいする必要ひつよう性せいがないと考かんがえている旨むねを回答かいとう。やりとりの一部始終いちぶしじゅうをユーザーが公開こうかいした[5]ため、掲示板けいじばんなどを中心ちゅうしんにエレコムに対たいする非難ひなんが殺到さっとうした[6]。

これを受うけて当社とうしゃは2004年ねん4月がつ27日にちに方針ほうしんを転換てんかんし、セキュリティ対策たいさくを施ほどこしたファームウェアの公開こうかいと、GPLに基もとづいてファームウェアのソースファイルを希望きぼう者しゃに送付そうふする見解けんかいを発表はっぴょうした[7]。

この問題もんだいは2004年ねん6月がつ22日にちの日経にっけい産業さんぎょう新聞しんぶん（10面めん）でも取とり上あげられ、当社とうしゃの商品しょうひん開発かいはつ責任せきにん者しゃ・梶浦かじうらブランド管理かんりマネージャーが、GPLについて「通信つうしん機器ききのようにセキュリティーが絡からむ製品せいひんではソースを開示かいじすると安全あんぜん性せいが低下ていかする恐おそれがある」、Linuxについて「金輪際こんりんざい使つかわない」と発言はつげんしたことも話題わだいとなった[8]。子会社こがいしゃのロジテックも含ふくめエレコムが次つぎにLinuxをベースとした商品しょうひんをリリースしたのは2014年ねんの2ベイNAS「NSR-MS」[9][10]となり、10年間ねんかんにわたって採用さいようを見送みおくっている。尚なお、NSR-MSに付ついてもソースコードの請求せいきゅうに付ついてはサポートに問とい合あわせるようになっていたが、ユーザーの問とい合あわせに対たいして問とい合あわせの二にヵ月かげつ後ごを目処めどに公開こうかいするという返答へんとう[11]をしており、現在げんざいでは、ファームウェアのアップデータと共ともにダウンロードが可能かのう[12]になっている。

リサイクル互換ごかんインクカートリッジ訴訟そしょう

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2021年ねんにエレコムは精密せいみつ機械きかい・ミシン・編あみ機きメーカーのブラザぶらざー工業こうぎょうを相手取あいてどり、ブラザー製せいインクジェットプリンターの設計せっけいを変かえて、純正じゅんせい品ひん以外いがいのインクカートリッジを使つかえないようにしたとして、設計せっけい変更へんこうの差さし止とめと損害そんがい賠償ばいしょう1500万まん円えんを求もとめる訴うったえを起おこした。

判決はんけつによると、ブラザーは2018年ねん12月がつ以後いご製造せいぞうした一連いちれんのプリンターシリーズで、インクの読よみ取とり機能きのうの設計せっけいを変更へんこうし、リサイクルを含ふくむ互換ごかんインクを認識にんしきしないように作つくり替かえたとされており、2021年ねん9月がつ30日にちに東京とうきょう地方裁判所ちほうさいばんしょにて行おこなわれた判決はんけつの結果けっか、「設計せっけいの変更へんこうは独占どくせん禁止きんし法ほうの不ふ公正こうせいな取とり引ひき方法ほうほうの違反いはん行為こういに抵触ていしょくする」として、ブラザーに対たいして150万まん円えんの損害そんがい賠償ばいしょうを命めいずる判決はんけつをい渡いわたした[13]。

関連かんれん企業きぎょう

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  • ロジテック - 子会社こがいしゃ
    • ロジテックINAソリューションズ - ロジテックの子会社こがいしゃ
  • ハギワラソリューションズ - 子会社こがいしゃ。ハギワラシスコムから一部いちぶ事業じぎょうを引ひき継ついで設立せつりつ
  • DXアンテナ - 子会社こがいしゃ。船井ふない電機でんきより株式かぶしきの譲渡じょうとを受うけた。
  • ednet GmbH （ドイツ）
  • ELECOM KOREA CO., LTD. （韓国かんこく）
  • 新しん宜よろし麗うらら客きゃく民みん台だい（上海しゃんはい）商しょう貿有限げん公司こうし（中国ちゅうごく）

脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 大阪おおさか市し中央ちゅうおう区く瓦かわら町まち3丁目ちょうめ5番ばん7号ごう（長銀ちょうぎんビル7F）から移転いてん。
  2. ^ 証券しょうけん所しょの合併がっぺいに伴ともない、2010年ねん4月がつに大阪おおさか証券しょうけん取引とりひき所しょJASDAQ市場いちばへ上場じょうじょう。

出典しゅってん

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  1. ^ a b c 日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかい. “「わが社しゃの黒くろ歴史れきし」エレコム “コンピューターに雪辱せつじょくを””. NHKニュース. 2021年ねん3月がつ29日にち閲覧えつらん。
  2. ^ エレコムがMVNO事業じぎょうに参入さんにゅう 月額げつがく780円えんで300kbps無む制限せいげん、格安かくやすスマホのセット販売はんばいも
  3. ^ 株式会社かぶしきがいしゃインプレス (2023年ねん5月がつ31日にち). “エレコムがテスコム電機でんきグループを買収ばいしゅう。家電かでん事業じぎょうを強化きょうか”. 家電かでん Watch. 2024年ねん2月がつ28日にち閲覧えつらん。
  4. ^ 山崎やまざき健太郎けんたろう (2024年ねん4月がつ26日にち). “エレコム、日本にっぽんアンテナを子会社こがいしゃ化か。DXアンテナと経営けいえい統合とうごうへ”. AV Watch. 2024年ねん4月がつ27日にち閲覧えつらん。
  5. ^ LD-WBBR/Bについて | Tatsuyoshi tech diary
  6. ^ ELECOMのルータでGPL違反いはんとセキュリティ問題もんだいが発覚はっかく | スラド
  7. ^ 弊社へいしゃブロードバンドルータに関かんする重要じゅうようなお知しらせ | ELECOM
  8. ^ Re:盗人ぬすっと猛々たけだけしい (#575354) | エレコムは金輪際こんりんざいリナックスを使つかわない | スラド
  9. ^ ハイスペックながらコストパフォーマンスを重視じゅうし！導入どうにゅうから日常にちじょうの管理かんりまで簡単かんたんに使つかえる、小規模しょうきぼオフィスにお勧すすめのLinux搭載とうさいNASを発売はつばい | ELECOM
  10. ^ 【.biz】エレコム、Linux採用さいようでコストパフォーマンスと高たかめた小規模しょうきぼオフィス向むけNAS ～接続せつぞく台数だいすうが増ふえたときの速度そくど安定あんていも売うり - PC Watch
  11. ^ y_naka1988のツイート（936626671913811968）
  12. ^ NSB-3NR/3MSシリーズファームウェア
  13. ^ インク互換ごかん品ひん、使用しよう不可ふかの設計せっけい「違法いほう」ブラザーに賠償ばいしょう命令めいれい（朝日新聞あさひしんぶん）

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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