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Hi・Me・Go・To

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
Hi・Me・Go・To
ジャンル アダルトアニメ
OVA
原作げんさく うたたねひろゆき
監督かんとく かつら栗毛くりげ
キャラクターデザイン かつらえだ
アニメーション制作せいさく カオスプロジェクト
製作せいさく pinkpineapple
発売はつばい 2001ねん8がつ13にち
ソフトガレージ通販つうはんやく販売はんばい
#発売はつばいれき参照さんしょう
はなしすう DVDぜん1かん、30ふん
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

Hi・Me・Go・To』(ひ め ご と)は、2001ねん8がつ13にちピンクパイナップルより発売はつばいされたアダルトアニメ

概要がいよう[編集へんしゅう]

かつて成人せいじん漫画まんがでも人気にんきていた漫画まんがうたたねひろゆきと、当時とうじアダルトアニメ業界ぎょうかいゆうとされていたピンクパイナップルが共同きょうどう企画きかくキャラクターデザインには、当時とうじすでにアダルトゲームVIPER』シリーズなどでひろられていたかつらえだむかえた。

うたたねの成人せいじん漫画まんがにおける作風さくふう前面ぜんめんしており、アダルトアニメのりであるセックスの行為こういそのものよりも、むしろ痴漢ちかん行為こういにおけるくちびるしたゆびやそれらによる愛撫あいぶけてもだえる陰部いんぶなどのフェティシズム追求ついきゅうした描写びょうしゃと、主人公しゅじんこうタカシとヒロインの1人ひとりトモミ物語ものがたり序盤じょばんせる未成年みせいねんしゃ同士どうしのセックスにおける不慣ふなれぶりの描写びょうしゃなどに重点じゅうてんかれている。しかし、セックスをかるんじているわけではなく、タカシともう1人ひとりのヒロイン・ミサキおこなぶんかんしては1かいだけにわらずなんかいも、そしてそれをなんにち断続だんぞくてきっていることを描写びょうしゃ。そのてに大胆だいたん性格せいかくとなったタカシが終盤しゅうばんでトモミをリードしながらおこなぶんわせれば、アダルトアニメにもとめられるセックスシーンのボリュームはそれなりにたされるものとなっている。

なお、陰部いんぶ修正しゅうせいについてはモザイク処理しょりではなく、その周囲しゅういごとおおかく円形えんけいぼかしもちいられている。

あらすじ[編集へんしゅう]

ある早朝そうちょう主人公しゅじんこうタカシおなブラスバンド部員ぶいんかつ恋人こいびとトモミともに、通学つうがく電車でんしゃないた。

時間じかん時間じかんだけに、車内しゃないはほぼ満員まんいん身動みうごきもままならない。かい位置いちにはトモミがおり、時折ときおりはなけてきてはいたが、タカシ自身じしん退屈たいくつでしかなく、ふと彼女かのじょから視線しせんはずす。するとそのさきには、痴漢ちかんっている女性じょせい姿すがたが。よくるとそれは、自分じぶんたち学校がっこう図書としょしつ司書ししょつとめているミサキであった。痴漢ちかんはらけようとせず、むしろよろこんでまかせているようなミサキの姿すがたと、途中とちゅうから自分じぶんけられたようにえる視線しせんに、タカシは動揺どうようしながらもはげしい昂奮こうふんおぼえてしまう。

タカシの昂奮こうふんによる影響えいきょうは、かれ密着みっちゃくしていたトモミへもすぐつたわった。タカシが痴漢ちかんよろこぶミサキのなまめかしい姿すがた勃起ぼっきしたともらず、制服せいふくしにかんじるかれあつたぎり…それは先日せんじつ自分じぶんからさそって肉体にくたい関係かんけいむすぼうとしたばかりのトモミが期待きたいほおあからめひとみうるませるには、充分じゅうぶんすぎるほどの刺激しげきであった。

つぎ国分寺こくぶんじえきのホームには朝練あされんのためにあくびをしながら、電車でんしゃつタカシの姿すがたがあった。そこへミサキがあらわれ、とも電車でんしゃむ。車内しゃないはやはりほぼ満員まんいん。ミサキは、昨日きのうのことに動揺どうようかくれないタカシの耳元みみもとかお近付ちかづけ、ごく自然しぜんつぶやく。

てたわね、昨日きのう…どうだった? わたし姿すがた……昂奮こうふんしたでしょ」

タカシがおどろいた直後ちょくご、ミサキの身体しんたい昨日きのうおな痴漢ちかんびてきた。太腿ふとももいじくるだけにまらず、パンティーストッキングパンティーしの股間こかんにまで…しかし、ミサキはそれを察知さっちしたタカシをさりなくせいしながら痴漢ちかんゆだねたうえまわりにこえないようひそめた嬌声きょうせいをタカシの耳元みみもとひびかせる。尋常じんじょうならざる雰囲気ふんいきに、タカシはけっしてミサキのると、電車でんしゃえき到着とうちゃくした直後ちょくご彼女かのじょれてホームりるのだった。

電車でんしゃ乗客じょうきゃくったホームで、タカシは車内しゃないでのミサキの態度たいどにやりいかりをおぼえ、かたふるわせる。そんなタカシにミサキはあやしく微笑ほほえむと、それに戸惑とまどかれ耳元みみもとかお近付ちかづけ、「やさしいタカシくん責任せきにんってね」とささやく。一方いっぽう部室ぶしつにはまだないタカシをつづけている、トモミの姿すがたがあった。

それからまもなく、タカシはミサキによってあたりのブラインドろされた薄暗うすぐら場所ばしょまれ、くちびるうばわれていた。ミサキは戸惑とまどうタカシの学生がくせいふくはださせながら、キス首筋くびすじ胸板むないた、そして下腹部かふくぶろしていく。ミサキのすがままのタカシがりかかっているつくえうえには、彼女かのじょせまられたさいくずれてしまった、なんさつものほんころがっていた。

はじまったばかりのごと嬌声きょうせいひびく、校内こうない図書としょしつおく。そこは、いま時間じかんたいにはミサキ以外いがいだれおとずれることのい、彼女かのじょだけの場所ばしょであった。

登場とうじょう人物じんぶつ[編集へんしゅう]

声優せいゆう非公開ひこうかい

タカシ
来年らいねん受験じゅけんひかえた男子だんし学生がくせい[1]で、つね眼鏡めがねけている。ブラスバンド所属しょぞくしており、担当たんとうピアノ同級生どうきゅうせいおな部員ぶいんのトモミに告白こくはくされってはいるが、それは彼女かのじょおもいにこたえたのではなく、日常にちじょう退屈たいくつしのぎ。また、トモミにさそわれて肉体にくたい関係かんけいいち手前てまえにまでいたるも躊躇ちゅうちょし、最後さいご一線いっせんえられずにいる。
ある通学つうがく電車でんしゃなかでミサキが痴漢ちかんいながらもよろこんでいる痴態ちたい目撃もくげき昂奮こうふんしたことがきっかけで、彼女かのじょさそわれるまま校内こうない図書としょしつおく肉体にくたい関係かんけいむすんでしまう。以後いごなんにちものあいだ早朝そうちょう通学つうがく電車でんしゃない図書としょしつおくせい手解てほどきをけることに。日々ひびミサキをよろこばせながら、やがて自分じぶんからリードするほど大胆だいたん性格せいかくわっていく。
ミサキ
タカシとトモミがかよっている学校がっこう司書ししょ衣服いふくした抜群ばつぐんプロポーションほこ肢体したいくわえ、アップスタイルまとめたなが黒髪くろかみ銀色ぎんいろ眼鏡めがねえる美女びじょいたひょうかおはんしてうらかお淫乱いんらんであり、痴漢ちかんうことも内心ないしんでははげしくよろこび、性欲せいよくおさえられなくなるタイプ。セックスにまでいたったさいには最後さいごまで存分ぞんぶんたのしめるよう、めの避妊ひにんかりはい。
通勤つうきんには自家用車じかようしゃ[2]使つかっているが、オーバーホールちゅう電車でんしゃ電車でんしゃ通勤つうきんちゅう自分じぶん痴態ちたい目撃もくげき昂奮こうふんしていたタカシにつうじるものをかんじたことから、自分じぶんだけの場所ばしょである図書としょしつおくつくえまわりをベッドわりに、かれなか強引ごういん肉体にくたい関係かんけいむすぶ。以後いごなんにちものあいだ早朝そうちょう通勤つうきん電車でんしゃない図書としょしつおくさらなるせい手解てほどきをおこないながら、その上達じょうたつぶりに全身ぜんしんよろこびでふるわせていく。
トモミ
タカシの同級生どうきゅうせいであり、かれおなじくブラスバンド所属しょぞくしている少女しょうじょツインテールぐりかみ華奢きゃしゃなプロポーション、そして同級生どうきゅうせいであるにもかかわらずタカシのことを「先輩せんぱい」とぶなど、あいらしさがめる身体しんたいにまだおさなさをのこしており、女性じょせいとしての成熟せいじゅく当然とうぜんながらミサキ以下いか。タカシに告白こくはくしてはじめた以降いこういち自分じぶんからさそって肉体にくたい関係かんけいむすぼうとするなど大胆だいたんところもあるが、かれ躊躇ちゅうちょしたことをけて未遂みすいわっている。
タカシがミサキとのごといそしんでいるとはゆめにもおもわないまま、自分じぶんとの時間じかんおろかにしていくかれ不安ふあんおぼえる日々ひびごす。

発売はつばいれき[編集へんしゅう]

以上いじょうほか2009ねん2がつ27にちにオリジナルテレホンカード3まいポストカード5まいけた『ゴールドディスク豪華ごうかとくそうばん』の発売はつばい予定よていされていたが、中止ちゅうしとなった。理由りゆう不明ふめい

スタッフ[編集へんしゅう]

  • 企画きかく - うたたねひろゆき望月もちづき雄太郎ゆうたろう
  • 監督かんとくコンテ・演出えんしゅつ - かつら栗毛くりげ
  • 脚本きゃくほん - 石野いしの正雄まさお
  • キャラクターデザイン・作画さくが監督かんとく・エンディングイラスト - かつらえだ
  • 美術びじゅつ監督かんとく背景はいけい - みなみひろ
  • 色彩しきさい設定せっていいろ指定してい仕上しあげ検査けんさ - 西脇にしわき好美よしみ
  • 撮影さつえい監督かんとく - 大貫おおぬき昌男まさお
  • 編集へんしゅう - 嶋田しまだ太郎たろう
  • 音響おんきょう監督かんとく - 渡辺わたなべあつし
  • 音楽おんがく - 上田うえだえき
  • 企画きかく協力きょうりょく - UROBOROS
  • プロデューサー - 望月もちづき雄太郎ゆうたろう
  • アニメーションプロデューサー - しんぎょう愛理あいり
  • アニメーション制作せいさく - カオスプロジェクト
  • 製作せいさく - ピンクパイナップル

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ 中学生ちゅうがくせい高校生こうこうせいうかがえる描写びょうしゃ散見さんけんされるが、そのままだと日本にっぽんビデオ倫理りんり協会きょうかい規定きてい抵触ていしょくするため、明確めいかくにはえがかれていない。
  2. ^ 形状けいじょうひだりハンドル・エンディングの背景はいけい画面がめんなどから、プジョー・106であることがうかがえる。

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]