TOP1 PDBに登録 とうろく されている構造 こうぞう PDB オルソログ検索 けんさく : RCSB PDBe PDBj PDBのIDコード一覧 いちらん 1A31 , 1A35 , 1A36 , 1EJ9 , 1K4S , 1K4T , 1LPQ , 1NH3 , 1R49 , 1RR8 , 1RRJ , 1SC7 , 1SEU , 1T8I , 1TL8
識別子 しきべつし 記号 きごう TOP1 , TOPI, topoisomerase (DNA) I, DNA topoisomerase I外部 がいぶ IDOMIM: 126420 MGI: 98788 HomoloGene: 2467 GeneCards: TOP1 オルソログ 種 たね ヒト マウス Entrez Ensembl UniProt RefSeq (mRNA) RefSeq (タンパク質 たんぱくしつ ) 場所 ばしょ (UCSC)Chr 20: 41.03 – 41.12 Mb Chr 20: 160.49 – 160.56 Mb PubMed 検索 けんさく [ 3] [ 4] ウィキデータ
TOP1 またはDNAトポイソメラーゼI (英 えい : DNA topoisomerase I )は、ヒトではTOP1 遺伝子 いでんし にコードされる酵素 こうそ である。DNAトポイソメラーゼ であり、DNA 一本 いっぽん 鎖 くさり の一過 いっか 的 てき な切断 せつだん と再 さい 結合 けつごう を触媒 しょくばい する。
TOP1 遺伝子 いでんし は、転写 てんしゃ 時 どき のDNAのトポロジーを制御 せいぎょ し変化 へんか させる酵素 こうそ である、DNAトポイソメラーゼをコードする。この酵素 こうそ はDNA一本 いっぽん 鎖 くさり の一過 いっか 的 てき な切断 せつだん と再 さい 結合 けつごう を触媒 しょくばい し、切断 せつだん 鎖 くさり を非 ひ 切断 せつだん 鎖 くさり の周 まわ りに回転 かいてん させ[ 5] 、それによってDNAのトポロジーを変化 へんか させる。この遺伝子 いでんし は20番 ばん 染色 せんしょく 体 たい (英語 えいご 版 ばん ) に位置 いち し、1番 ばん 染色 せんしょく 体 たい と22番 ばん 染色 せんしょく 体 たい に偽 にせ 遺伝子 いでんし が存在 そんざい する[ 6] 。
TOP1を含 ふく むIB型 がた トポイソメラーゼは、活性 かっせい 部位 ぶい のチロシン が切断 せつだん 鎖 くさり の3'リン酸 さん 末端 まったん に結合 けつごう した共有 きょうゆう 結合 けつごう 中 ちゅう 間 あいだ 体 たい を形成 けいせい する[ 7] 。
真 ま 核 かく 生物 せいぶつ のI型 がた トポイソメラーゼ (英語 えいご 版 ばん ) は、-4位 い から-1位 い の配列 はいれつ が5'-(A/T)(G/C)(A/T)T-3'となる地点 ちてん を好 この んでDNAにニック を入 い れる。酵素 こうそ は-1位 い のT残 ざん 基 もと と共有 きょうゆう 結合 けつごう 的 てき に結合 けつごう するが、-1位 い はC残 ざん 基 もと であることもある[ 7] 。
ヒトのTOP1タンパク質 たんぱくしつ は4つの領域 りょういき に分割 ぶんかつ される。N末端 まったん の214アミノ酸 あみのさん はin vitro でのスーパーコイル 構造 こうぞう の緩和 かんわ 活性 かっせい には不要 ふよう であり、4つの核 かく 局在 きょくざい 化 か シグナル と他 た のタンパク質 たんぱくしつ との相互 そうご 作用 さよう 部位 ぶい が存在 そんざい する。N末端 まったん ドメインに続 つづ いて高度 こうど に保存 ほぞん された421アミノ酸 あみのさん からなるコアドメインが存在 そんざい し、活性 かっせい 部位 ぶい のチロシン残 ざん 基 もと を除 のぞ くすべての触媒 しょくばい 残 ざん 基 もと はこの領域 りょういき に含 ふく まれている。これに続 つづ いて77アミノ酸 あみのさん からなる保存 ほぞん 性 せい の低 ひく いリンカードメインが存在 そんざい する。53アミノ酸 あみのさん からなるC末端 まったん ドメインには活性 かっせい 部位 ぶい となるTyr723が存在 そんざい する[ 7] 。
TOP1は、活性 かっせい 部位 ぶい のチロシンをDNAのホスホジエステル 骨格 こっかく を攻撃 こうげき する求 もとめ 核 かく 剤 ざい として用 もち いるエステル交換 こうかん 反応 はんのう によって、DNAを切断 せつだん する。TOP1は切断 せつだん 鎖 くさり の3'末端 まったん に共有 きょうゆう 結合 けつごう 的 てき に結合 けつごう した後 のち 、DNAを非 ひ 切断 せつだん 鎖 くさり の周 まわ りに回転 かいてん させることによってDNAのスーパーコイル構造 こうぞう を緩和 かんわ する。その後 ご 、切断 せつだん 鎖 くさり の5'ヒドロキシル 末端 まったん はリン酸 さん -チロシン結合 けつごう を切断 せつだん し、TOP1の遊離 ゆうり とDNAの再 さい ライゲーション を行 おこな う。ニックを形成 けいせい して閉 と じる反応 はんのう は速 はや く、1秒間 びょうかん に約 やく 100サイクルの反応 はんのう が行 おこな われる[ 5] [ 8] 。
切断 せつだん された一本 いっぽん 鎖 くさり DNAの3'末端 まったん に対 たい しTOP1が一過 いっか 的 てき に共有 きょうゆう 結合 けつごう 的 てき に結合 けつごう した構造 こうぞう は、TOP1-DNA cleavage complex(TOP1cc)と呼 よ ばれる。TOP1ccはTOP1阻害 そがい 剤 ざい の特異 とくい 的 てき 標的 ひょうてき である。TOP1を標的 ひょうてき とすることが最初 さいしょ に示 しめ された阻害 そがい 剤 ざい の1つが、イリノテカン である。イリノテカンは、細胞 さいぼう 毒性 どくせい を持 も つ天然 てんねん アルカロイド であるカンプトテシン のアナログ である。カンプトテシンはカンレンボク Camptotheca acuminata から得 え られる[ 9] 。イリノテカンはその代謝 たいしゃ 産物 さんぶつ であるSN-38 を介 かい して特 とく に有効 ゆうこう 性 せい を示 しめ す。イリノテカンとSN-38はTOP1ccの一部 いちぶ 、+1位 い のDNA配列 はいれつ がグアニン である複 ふく 合体 がったい を捕捉 ほそく することで作用 さよう する[ 5] 。イリノテカンまたはSN-38は、トポイソメラーゼによって誘導 ゆうどう された切断 せつだん 部位 ぶい に隣接 りんせつ する塩基 えんき 対 たい に対 たい してスタッキング し、TOP1酵素 こうそ を不 ふ 活性 かっせい 化 か する[ 5] 。
TOP1は1985年 ねん からヒトのがんの治療 ちりょう 標的 ひょうてき として知 し られている[ 9] 。カンプトテシンのアナログであるイリノテカンやトポテカン はTOP1を阻害 そがい し、FDAに承認 しょうにん され、臨床 りんしょう 現場 げんば で用 もち いられている抗 こう がん化学 かがく 療法 りょうほう 剤 ざい の中 なか で最 もっと も効果 こうか が高 たか い。TOP1はKRAS変異 へんい 非 ひ 小 しょう 細胞 さいぼう 肺 はい がんで高 こう 発現 はつげん しており、また生存 せいぞん と相関 そうかん していることから、TOP1阻害 そがい 剤 ざい はKRAS変異 へんい 腫瘍 しゅよう の患者 かんじゃ に対 たい して投与 とうよ することでより高 たか い効果 こうか が得 え られることが示唆 しさ される[ 10] 。
合成 ごうせい 致死 ちし 性 せい とは、2つまたはそれ以上 いじょう の遺伝子 いでんし の発現 はつげん の欠乏 けつぼう が組 く み合 あ わさることで細胞 さいぼう 死 し が引 ひ き起 お こされるが、これらの遺伝子 いでんし のうちの1つだけが欠 か けた場合 ばあい には引 ひ き起 お こされない、という現象 げんしょう である。欠乏 けつぼう は変異 へんい 、エピジェネティック な変化 へんか 、または遺伝子 いでんし 発現 はつげん の阻害 そがい によって生 しょう じる。イリノテカンによるTOP1の不 ふ 活性 かっせい 化 か は、一部 いちぶ の特定 とくてい のDNA修復 しゅうふく 遺伝子 いでんし の発現 はつげん の欠乏 けつぼう との組 く み合 あ わせによって合成 ごうせい 致死 ちし となるようである。
イリノテカンによるTOP1の不 ふ 活性 かっせい 化 か は、結腸 けっちょう がん患者 かんじゃ において、DNA修復 しゅうふく 遺伝子 いでんし WRN の発現 はつげん の欠乏 けつぼう とともに合成 ごうせい 致死 ちし となる[ 11] 。2006年 ねん の研究 けんきゅう では、WRN 遺伝子 いでんし のプロモーター が高 こう メチル化 か (WRN の発現 はつげん がサイレンシング )された45人 にん の大腸 だいちょう がん患者 かんじゃ と、メチル化 か されておらずWRN の発現 はつげん が高 たか い43人 にん の患者 かんじゃ の比較 ひかく が行 おこな われ、イリノテカンは非 ひ メチル化 か 群 ぐん (20.7ヶ月 かげつ 生存 せいぞん )よりも高 こう メチル化 か 群 ぐん (39.4ヶ月 かげつ 生存 せいぞん )に対 たい してより強 つよ い効果 こうか を示 しめ した[ 11] 。WRN 遺伝子 いでんし プロモーターの高 こう メチル化 か は大腸 だいちょう がんの約 やく 38%でみられる[ 11] 。
イリノテカンによるTOP1の不 ふ 活性 かっせい 化 か は、DNA修復 しゅうふく 遺伝子 いでんし MRE11 の発現 はつげん の欠乏 けつぼう と合成 ごうせい 致死 ちし となる可能 かのう 性 せい がある。ステージIII結腸 けっちょう がんの1264人 にん の患者 かんじゃ に対 たい して行 おこな われた近年 きんねん の研究 けんきゅう では、術後 じゅつご の補助 ほじょ 療法 りょうほう として5-フルオロウラシル /ロイコボリン (FU/LV)の毎週 まいしゅう ボーラス投与 とうよ またはイリノテカン+FU/LVの投与 とうよ が行 おこな われ、8年間 ねんかん の追跡 ついせき が行 おこな われた[ 12] 。腫瘍 しゅよう の11%では、MRE11 遺伝子 いでんし のDNA配列 はいれつ 中 ちゅう の一連 いちれん のチミジン 配列 はいれつ の欠 かけ 失 しつ のためにDNA修復 しゅうふく 酵素 こうそ MRE11が欠乏 けつぼう していた。治療 ちりょう プロトコルのFU/LVにイリノテカンを加 くわ えることで、MRE11 欠乏 けつぼう 患者 かんじゃ では野生 やせい 型 がた MRE11 患者 かんじゃ よりも(効果 こうか は小 ちい さいものの)良 よ い長期 ちょうき 無病 むびょう 生存 せいぞん 率 りつ がみられ、イリノテカンによるTOP1の不 ふ 活性 かっせい 化 か とMRE11 の欠乏 けつぼう との間 あいだ にはある程度 ていど の合成 ごうせい 致死 ちし 性 せい が存在 そんざい することが示唆 しさ されている[ 12] 。
多数 たすう の臨床 りんしょう 前 ぜん 段階 だんかい の研究 けんきゅう により、がんで一般 いっぱん 的 てき な他 ほか の遺伝 いでん 的 てき またはエピジェネティックなDNA修復 しゅうふく の欠乏 けつぼう とイリノテカンとの合成 ごうせい 致死 ちし 性 せい も示唆 しさ されている。例 たと えば、DNA修復 しゅうふく 遺伝子 いでんし ATM は多 おお くのがんで高 こう 頻度 ひんど で高 こう メチル化 か (サイレンシング)されている。2016年 ねん の研究 けんきゅう では、胃 い がん細胞 さいぼう (in vitro )またはマウスモデルでのATMの発現 はつげん 低下 ていか は、ATMが高 こう 発現 はつげん している細胞 さいぼう と比較 ひかく して、イリノテカンによる不 ふ 活性 かっせい 化 か に対 たい する感受性 かんじゅせい の増大 ぞうだい を引 ひ き起 お こすことが示 しめ されている[ 13] 。このことは、ATMの欠乏 けつぼう とイリノテカンを介 かい したTOP1の欠乏 けつぼう との合成 ごうせい 致死 ちし 性 せい を示唆 しさ している[ 13] 。
NDRG1 遺伝子 いでんし の発現 はつげん の欠乏 けつぼう との合成 ごうせい 致死 ちし 性 せい を示 しめ す化合 かごう 物 ぶつ を探索 たんさく するスクリーニング研究 けんきゅう では、3360の化合 かごう 物 ぶつ のスクリーニングから、イリノテカンを介 かい したTOP1の欠乏 けつぼう (もう1つの化合 かごう 物 ぶつ は臭 におい 化 か セトリモニウム )が前立腺 ぜんりつせん がん細胞 さいぼう でのNDRG1の欠乏 けつぼう との合成 ごうせい 致死 ちし 性 せい を示 しめ すことが明 あき らかにされた[ 14] 。NDRG1 は前立腺 ぜんりつせん がんにおける転移 てんい 抑制 よくせい 遺伝子 いでんし であり[ 14] 、DNA修復 しゅうふく に関与 かんよ しているようである[ 15] 。
ヒトHeLa細胞 さいぼう に対 たい するUVB 照射 しょうしゃ は、トポイソメラーゼIとDNAとの間 あいだ の共有 きょうゆう 結合 けつごう 型 がた 複 ふく 合体 がったい の形成 けいせい を特異 とくい 的 てき に促進 そくしん する[ 16] 。トポイソメラーゼIは、UVB照射 しょうしゃ や他 た の要因 よういん によるDNA損傷 そんしょう を除去 じょきょ する過程 かてい である、ヌクレオチド除去 じょきょ 修復 しゅうふく に直接的 ちょくせつてき に関与 かんよ しているようである[ 16] 。
TOP1は次 つぎ に挙 あ げる因子 いんし と相互 そうご 作用 さよう することが示 しめ されている。
^ a b c GRCh38: Ensembl release 89: ENSG00000198900 - Ensembl , May 2017
^ a b c GRCm38: Ensembl release 89: ENSMUSG00000070544 - Ensembl , May 2017
^ Human PubMed Reference:
^ Mouse PubMed Reference:
^ a b c d “Drugging topoisomerases: lessons and challenges” . ACS Chem. Biol. 8 (1): 82–95. (2013). doi :10.1021/cb300648v . PMC 3549721 . PMID 23259582 . https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3549721/ .
^ “Entrez Gene: TOP1 topoisomerase (DNA) I ”. 2020年 ねん 12月14日 にち 閲覧 えつらん 。
^ a b c “DNA topoisomerases: structure, function, and mechanism”. Annu. Rev. Biochem. 70 : 369–413. (2001). doi :10.1146/annurev.biochem.70.1.369 . PMID 11395412 .
^ “A kinetic clutch governs religation by type IB topoisomerases and determines camptothecin sensitivity” . Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 109 (40): 16125–30. (2012). doi :10.1073/pnas.1206480109 . PMC 3479559 . PMID 22991469 . https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3479559/ .
^ a b “Perspectives on biologically active camptothecin derivatives” . Med Res Rev 35 (4): 753–89. (2015). doi :10.1002/med.21342 . PMC 4465867 . PMID 25808858 . https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4465867/ .
^ Nagy, Ádám; Pongor, Lőrinc Sándor; Szabó, András; Santarpia, Mariacarmela; Győrffy, Balázs (2017-02-15). “KRAS driven expression signature has prognostic power superior to mutation status in non-small cell lung cancer” . International Journal of Cancer 140 (4): 930–937. doi :10.1002/ijc.30509 . ISSN 1097-0215 . PMC 5299512 . PMID 27859136 . https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5299512/ .
^ a b c “Epigenetic inactivation of the premature aging Werner syndrome gene in human cancer” . Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 103 (23): 8822–7. (2006). doi :10.1073/pnas.0600645103 . PMC 1466544 . PMID 16723399 . https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1466544/ .
^ a b “MRE11-deficiency associated with improved long-term disease free survival and overall survival in a subset of stage III colon cancer patients in randomized CALGB 89803 trial” . PLOS ONE 9 (10): e108483. (2014). doi :10.1371/journal.pone.0108483 . PMC 4195600 . PMID 25310185 . https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4195600/ .
^ a b “ATM expression predicts Veliparib and Irinotecan sensitivity in gastric cancer by mediating P53 independent regulation of cell cycle and apoptosis”. Mol. Cancer Ther. 15 (12): 3087–3096. (2016). doi :10.1158/1535-7163.MCT-15-1002 . PMID 27638859 .
^ a b “Identification of cetrimonium bromide and irinotecan as compounds with synthetic lethality against NDRG1 deficient prostate cancer cells” . Cancer Biol. Ther. 14 (5): 401–10. (2013). doi :10.4161/cbt.23759 . PMC 3672184 . PMID 23377825 . https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3672184/ .
^ “mTOR regulates the expression of DNA damage response enzymes in long-lived Snell dwarf, GHRKO, and PAPPA-KO mice” . Aging Cell 16 (1): 52–60. (2016). doi :10.1111/acel.12525 . PMC 5242303 . PMID 27618784 . https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5242303/ .
^ a b Subramanian, D.; Rosenstein, B. S.; Muller, M. T. (1998-03-01). “Ultraviolet-induced DNA damage stimulates topoisomerase I-DNA complex formation in vivo: possible relationship with DNA repair” . Cancer Research 58 (5): 976–984. ISSN 0008-5472 . PMID 9500459 . https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9500459 .
^ “Interaction between the N-terminal domain of human DNA topoisomerase I and the arginine-serine domain of its substrate determines phosphorylation of SF2/ASF splicing factor” . Nucleic Acids Research 26 (12): 2955–62. (Jun 1998). doi :10.1093/nar/26.12.2955 . PMC 147637 . PMID 9611241 . https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC147637/ .
^ “The RNA splicing factor ASF/SF2 inhibits human topoisomerase I mediated DNA relaxation”. Journal of Molecular Biology 322 (4): 677–86. (Sep 2002). doi :10.1016/s0022-2836(02)00815-x . PMID 12270705 .
^ a b “Characterization of BTBD1 and BTBD2, two similar BTB-domain-containing Kelch-like proteins that interact with Topoisomerase I” . BMC Genomics 3 : 1. (2002). doi :10.1186/1471-2164-3-1 . PMC 64781 . PMID 11818025 . https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC64781/ .
^ “Interaction between the N-terminus of human topoisomerase I and SV40 large T antigen” . Nucleic Acids Research 26 (7): 1841–7. (Apr 1998). doi :10.1093/nar/26.7.1841 . PMC 147454 . PMID 9512561 . https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC147454/ .
^ “Identification of a nucleolin binding site in human topoisomerase I”. The Journal of Biological Chemistry 271 (4): 1993–7. (Jan 1996). doi :10.1074/jbc.271.4.1993 . PMID 8567649 .
^ “The interaction between p53 and DNA topoisomerase I is regulated differently in cells with wild-type and mutant p53” . Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 96 (18): 10355–60. (Aug 1999). doi :10.1073/pnas.96.18.10355 . PMC 17892 . PMID 10468612 . https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC17892/ .
^ “Subnuclear distribution of topoisomerase I is linked to ongoing transcription and p53 status” . Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 99 (3): 1235–40. (Feb 2002). doi :10.1073/pnas.022631899 . PMC 122173 . PMID 11805286 . https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC122173/ .
^ “SUMO-1 conjugation to topoisomerase I: A possible repair response to topoisomerase-mediated DNA damage” . Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 97 (8): 4046–51. (Apr 2000). doi :10.1073/pnas.080536597 . PMC 18143 . PMID 10759568 . https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC18143/ .