君きみ

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漢字かんじ

君きみ

字源じげん

甲骨文字こうこつもじ 金文きんぶん

金文きんぶん

小篆しょうてん

流伝りゅうでんの古こ文字もじ
殷いん 西にし周あまね 春秋しゅんじゅう時代じだい

《説せつ文ぶん》
（漢かん） 		《六書りくしょ通どおり》
（明あきら）

意義いぎ

  1. 国くにの首長しゅちょう。王おう。
  2. 二人称ににんしょう。古来こらい（古代こだい中国ちゅうごくを含ふくむ）は、相手あいてを尊たっとんだ言葉ことば、時代じだいが下くだるにつれ敬意けいいが低ひくくなる。
    • 如其不才ふさい、君きみ可か自じ取と。
    • もし、それ不才ふさいならば、君きみ、自みずから取とるべし。

日本語にほんご

発音はつおん

名詞めいし

  1. （きみ）同輩どうはい又または目下もっかの者ものに対たいする二人称ににんしょう。主おもに男性だんせいが会話かいわにおいて用もちいる。「あなた」よりぞんざいだが、「おまえ」より丁寧ていねい。
  2. 古典こてん日本語にほんご
    1. 君主くんしゅ。
    2. 夫おっと。

接尾せつび辞じ

  1. （クン）同輩どうはい又または目下もっかの者ものに付ふす敬称けいしょうで、主おもに男性だんせいに対たいして用もちいるもの。「様よう」、「さん」よりぞんざい。(ポリティカル・コレクトネスも参照さんしょうされたい)。
  2. （クン）（やや古いにしえ）同輩どうはい又または目下めしたの者ものに付ふす敬称けいしょうで、主おもに男性だんせいが男性だんせい・女性じょせいに対たいして用もちいるもの。
    • 「山岡やまおかくん、究極きゅうきょくのメニュー作づくりは君きみと栗田くりたくんだけで思おもい通どおりにやりたまえ」（テレビアニメ『美味おいしんぼ』第だい1話わ「究極きゅうきょくのメニュー」。話者わしゃの大原おおはらは男性だんせい。山岡やまおかは男性だんせい、栗田くりたは女性じょせい）
  3. （クン）国会こっかいの議院ぎいん内うちにおいて議員ぎいんに対たいして用もちいられる伝統でんとう的てき敬称けいしょう。
  4. （クン）（明治めいじ時代じだい末まつ頃ごろまで）同輩どうはい以上いじょうの相手あいてに付ふす敬称けいしょう。
  5. （クン）（主おもに仮名書かながきで）親したしみやすさを狙ねらって、商品しょうひんの名称めいしょうの一部いちぶに用もちいる。商品しょうひんの機能きのうや特徴とくちょうを表あらわす言葉ことばに付つけることが多おおい。
    • 辞書じしょの編集へんしゅう作業さぎょうが簡単かんたんにできる「編集へんしゅうくん」[1]

熟語じゅくご

中国ちゅうごく語ご

君きみ *

熟語じゅくご

朝鮮ちょうせん語ご

君きみ *

依存いぞん名詞めいし

  1. 同輩どうはい又または目下めしたの男性だんせいに対たいし付つける語かたり。〜君くん。

代名詞だいめいし

  1. 君きみ（きみ）。

人名じんめい

  1. 朝鮮ちょうせん人じんの姓せいの一ひとつ。

熟語じゅくご

ベトナム語ご

君きみ *

コード等とう

点字てんじ

註

  1. ↑ 例示れいじのための架空かくうの商品しょうひん名めい
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